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    元スレP「誰だお前?」美希「そんな……ひどすぎるの!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - 星井美希 + - 春香 + - 美希 + - 雪歩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 :

    みんな屑だな
    貴音が目的次第なぐらいか

    402 = 401 :

    >>395 改行うざいから死ねって事だろ

    403 = 354 :

    明日テストだがこのまま見続けるべきか寝るべきか

    406 = 365 :


    春香「これで……仲直りかな」

    雪歩「そうだね。でも私、まだやり残したことがあるの」

    春香「やり残したことって?」

    雪歩「ねぇ、春香ちゃん。一回落ちると途端周りが見えなくなって、友達関係まで悪くしちゃう穴って、なんだと思う?」

    春香「えと、恋?」

    雪歩「そう。恋。こんな穴に踊らされて、私たちは不安定になって、美希ちゃんはあんなことになっちゃって……」

    春香「そうだね。恋に盲目になって友達なくしちゃってたら馬鹿らしいよね。どっちも同じくらい大切なのに」

    雪歩「だから私、決着付けたいの」

    春香「……そっか。じゃあ私も。明日美希の目が覚めたら」

    雪歩「じゃああれやろっか」

    春香「そうだね。明日全部決着がつきますように。明日美希が目覚めますように」

    雪歩「いくよー! せーの!」

    二人「ファイト! おー!!」

    407 = 358 :

    今登場人物が漏れ無く印象悪いけどどう片付けるのか

    408 = 365 :


    ここはどこだろう。
    一人あてどない旅をしている。

    あてどない時間の旅だ。
    何度も何度も、やり直す。
    でもいつも同じ場所で失敗するのだ。

    必ず春香を失って、
    雪歩を呪って、
    ハニーに見放される。

    その繰り返し。


    何度やろうと、何度頑張ろうと、
    悲しい未来を繰り返すだけ。

    臨んだ未来は手に入らなくて
    悲劇はちっとも回避できなくて


    ついには絶望した。

    409 :

    アゲインしてるのか

    410 = 354 :

    >>408
    あてなどない?

    411 = 385 :

    >>410
    あてどないで合ってるよ

    412 :

    >>410うわ馬鹿が居る

    413 = 365 :


    「じゃあどうすればよかったの!?」


    返事は帰っては来ない。


    「ミキの何がいけなかったの!?」


    声は虚空に飲み込まれる。


    ――――俺はお前のこと、絶対許さない!


    帰ってきたのは罵声だった。


    ――――お前なんかプロデュースしなきゃよかった!


    一番聞きたくない言葉。大好きなハニーからの、大嫌いという言葉。

    414 = 412 :

    キモくなってきた

    415 = 365 :

    「やめて! 聞かせないで、そんな言葉!」

    ――――俺はお前のこと、絶対許さない!
    ――――お前なんかプロデュースしなきゃよかった!

    声はエコーして、何度も何度も彼女を責める。

    「聞きたくないの! そんなの聞きたくない……。そんなことハニーに言われたら……いきてけないよぉ……」ポロポロ


    ついには彼女は、奈落の底へ落ちて行った。

    416 = 393 :

    嫌われても構わないって紫色の魔法少女が言ってた

    417 :

    みきみき

    418 = 354 :

    >>406って何気にひどいな

    419 = 365 :


    真っ暗な、真っ暗な闇。自分のことさえ見えない。

    「なんだろう。ここ、落ち着くの」

    そのうちだんだん自分の形が分からなくなっていく。

    「安心できるの。あふぅ」

    自分が闇の中に溶けだしていく。

    (もう、ここで眠ってしまっていいかな)

    ついには自分の声も聞こえなくなり、自分と言う存在が思考だけになる。

    (そっか。ここが天国かぁ。なんだかさみしいんだね)

    (あ、でもミキは人を殺しちゃったから、天国じゃなくて地獄かぁ)

    (だったらさみしい訳だ)

    420 :

    ここでパキシルですよ

    421 = 365 :


    (………………………………)

    (………………)

    (………)

    (…)




    「美希っ!」

    完全に思考を閉じようかとしたその時だった。

    遥か上方から、声が聞こえた。

    「美希っ! 死なないでくれ!」

    必死そうな声。あまりの必死さに聞いていて滑稽になる。
    だけどその声はとても暖かい。

    (ハニー……。でももういいんだよ……)

    (もうどうせ、臨んだハッピーエンドは来ないんだよ)

    「帰ってきてくれ!!」

    (もう、全部終わりだよ)

    422 = 354 :

    クソ・・・俺は・・・保守を抜ける・・・ッ
    あとは任せたぞお前ら

    425 :

    426 = 365 :


    「お前は……トップアイドルになるんじゃなかったのかよ!!!!!」

    (……っ!)

    「春香も雪歩も、お前が目覚めるのを待ってる!」

    真っ暗な暗闇の中に、小さな光が射す。

    「皆お前を待ってるんだ! 帰ってこいよ!」

    光はだんだんと少しずつ、大きくなっていく。

    「お前を大好きな皆が、お前が大好きな仲間が、お前を待ってるんだ!」

    確実に、着実に、光は暗闇を照らし出す。

    「お前、頑張ってたじゃないか!! トップアイドルになるために、誰よりも!」

    光はついに彼女を照らし出す。闇に溶けだしていた体は、急速に形を取り戻し始めた。

    「こんなところで諦めていいのかよ! こんなとこで終わりでいいのかよ」

    彼女は光に手を伸ばす。いきなりの眩しさに、目も眩むような光に。

    「俺は嫌だぞ! 俺は絶対にお前をトップアイドルにするの、諦めないぞ!!! だから……」

    「――――帰ってこい!!!!」

    428 :

    やっと追い付いた。支援

    429 = 360 :

    430 = 420 :

    432 = 365 :


    ……ゆっくりと目を開ける。

    いきなりの陽ざしに視界が霞む。

    そこにいるのは誰だろう。
    そこにいるのは……スーツを着て、冴えない顔つきで自分を見守っているのは。
    自分の手を、暖かくて大きな手で握っていてくれているのは。

    美希「……あふぅ。ハニー?」

    P「……っ! 美希っ! 目覚めたのか!」

    美希「ハニー、どうしたの?」

    P「よかった! よかった!! 本当に……よかった……」ポロポロ

    美希「どうして泣いてるの?」

    P「そりゃぁ、お前が……お前が目を覚ましてくれたからだよ」ボロボロ

    体を起こした美希に、プロデューサーはゆっくりと抱きかかる。
    そのぬくもりを感じて、

    美希「そっか。これは夢じゃないんだね。ミキ、生きてるんだね」

    433 = 428 :

    やばい。眠気が…
    ちょっとスピードあげて下さい。オナシャス!

    434 = 365 :


    P「ああ、そうだ! お前は生きてる!」ボロボロ

    美希「ミキ、一人ぼっちじゃないんだね」

    P「ああ。俺がずっとついてる」ボロボロ

    美希「ミキっ……、ミキ……」ポロポロ

    美希「まだみんなでトップアイドル目指せるんだね……!」ボロボロ

    P「……ああ!!!!」ボロボロ

    436 = 365 :


    美希「……あふぅなの」

    P「落ち着いたか?」

    美希「うん」

    P「お医者さんの話でも、もう大丈夫だってさ。目立った異常はないらしい。よかったな。」

    美希「なんか不思議なぐらいだね。ミキあんなに高いところから落ちたのに」

    P「そりゃ俺のおかげだろう」

    美希「そうなの?」

    P「いや、嘘だ。俺にライブ前にあんなこと言った美希のおかげだよ」

    美希「あれ? ミキ何か言ったっけ?」

    P「憶えてないのか?」

    437 :

    あ…ふぅ

    438 = 365 :


    ライブ前

    美希「プロデューサー。ちょっと話が……」

    P「なんだ?」

    美希「もしかしたらだけど、今日のライブで事故が起こるかもしれないの」

    P「ええ! ホントか!?」

    美希「分からないの。証拠はないし、信じてくれとは言わないの」

    P「おお?」

    美希「でももし事故が起こるとしたら、曲の後半、ステージからの転落事故なの。だからもし叶うなら、ちょうどステージの真ん中あたりの下で待機していてほしいの」

    P「えらく具体的だな。なんで分かるんだ?」

    美希「ミキが未来から来たからだよ」

    439 = 365 :

    …………………………

    P「って言ってたじゃないか。アレを信じて一応舞台下に居たらホントに美希が落ちてきて吃驚したよ」

    美希「ハ、プロデューサー、アレ信じてくれたの!?」

    P「ああ。あんな真剣にいわれちゃあ不安になってな。結局いきなりで驚きすぎて、転落の衝撃を弱めることぐらいしか出来なかったけど。実際美希をこんな目に合わせちまったし」

    美希「それでもいいの! ミキが生きられたのは、プロデューサーのおかげなの!! 信じてくれてありがとうなの」ギュッ

    P「おいおい。くっつくなって。さっき連絡したし、もうすぐ春香や雪歩が来るぞ」

    美希「プロデューサーのケチー」パッ


    ガラッ

    雪歩「美希ちゃん!?」

    春香「目覚めたんだね!」

    P「ほら、ちょうど」

    美希「雪歩、春香!」

    440 = 437 :

    ぬるぬる

    441 :

    442 = 365 :


    春香「よかった……。よかった……。本当に、もう、美希が目覚めないかと思って心配したんだよ……」ウルウル

    美希「春香……。心配かけてごめんなの」

    春香「許さないよっ。助けてもらった分、恩返しさせてもらうまで絶対許さない! ありがと、美希っ!!」ダキッ

    美希「春香ぁ、いたいの! もう!」アハハ

    雪歩「……美希ちゃん…………、私」

    美希「雪歩も心配してくれてたんだよね。心配かけてごめんね」

    雪歩「謝るのは私だよ。私が美希ちゃんを押しちゃったから……。本当にごめん……。謝って許されるようなことじゃ……」

    美希「……いいよ。許したの」

    雪歩「そ、そんな簡単に……。私のせいでこんな目にあったんだよ? 散々気を付けてって言われてたのに、私何も聞いてなくて」

    美希「いいの。もう許しちゃったの。だからこの話はおしまいでいいの」

    雪歩「……美希ちゃん」グスッ

    美希「だから、雪歩も春香も泣くの止めて笑って欲しいの。笑って一緒にまた、トップアイドル目指そう?」



    雪歩&春香「うん!」ニコッ

    444 = 375 :

    泣くなおっさん

    445 = 365 :


    春香「そうだ。私たちね、昨日二人で話してきたんだよね」チラッ

    雪歩「うん。今日、全部決着をつけようと思うんだ」

    春香「喧嘩しちゃったのも、美希がこんな風になっちゃったのも全部、原因は一緒」

    雪歩「全部、プロデューサーへのモヤモヤした想いが原因なんです!」

    P「へ? お、俺?」

    雪歩「私にとっては美希ちゃんも春香ちゃんも大事な友達だから、こんなことで失いたくない」

    春香「だから、今日こそはっきりしてもらいますよ、プロデューサーさん!」

    P「ん? えっ?」

    雪歩「プロデューサー!」
    春香「プロデューサーさん!」

    雪歩「私と」

    春香「私」

    春香&雪歩「どっちと付き合いますか!?」

    446 :

    これはひどい

    447 = 375 :

    冬馬「お、俺も・・・・・・・・・・・・」

    448 = 359 :

    美希「」

    449 = 424 :

    わた春香さんの方が安全ですよ

    450 = 356 :

    雪歩も強くなったなぁ…(遠い目)


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