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    元スレP「誰だお前?」美希「そんな……ひどすぎるの!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - 星井美希 + - 春香 + - 美希 + - 雪歩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    お姫ちん来たか

    302 = 293 :

    困ったときのお姫ちん

    303 = 1 :


    貴音は同じ事務所の先輩だった。ほとんど一緒に仕事したこともないし、会話したこともなかったが、その美しい髪が印象的で、名前は憶えていた。


    貴音「美希……。あなたはこの運命に満足していますか?」

    美希「な、何言ってるの貴音。いきなりなんでこんなとこに」

    貴音「この運命に満足しているか、と聞いているのです」

    美希「えっと、その……してないの……」

    美希「こんなの、苦しすぎるの。悲しすぎるの。暗くて、寒くて、お腹減って、一人ぼっちで、寂しくて……。こんなのヤなの! 耐えられないの!」

    貴音「ではもし、もう一度人生をやり直せるとしたら、この運命を変えられると思いますか?」

    美希「……分からないの」

    貴音「そうですか……では……」


    貴音は少し残念そうな顔をして、背中を向けた。


    美希「でも!」

    304 = 40 :

    SFものでみんな大好きお姫ちん

    305 = 38 :

    みきなのにほむら

    307 = 249 :

    >>305
    だれうま

    308 = 73 :

    良かったこれで響とかが出てきたらちゃぶ台ひっくり返してた

    309 = 1 :

    >>303 投稿順間違えた……


    ザッ ザッ

    質問に答えず足音はどんどん迫ってくる。

    美希「ねぇ、誰なの! ねぇ!?」

    警察だろうか。もし警察だったらここで終わりだ。

    美希(に、にげなきゃっ)

    必死に後ずさるも、足が震えて上手く動かない。
    体が冷えすぎたのだろうか。すぐに追いつめられた。

    ザッ

    目の前まで人影が迫ってきたところでようやく、それが誰か認識することが出来た。
    雲間から射した月明かりに照らされるその姿はとても印象的で

    美希「貴音……」

    恐怖なんて感情は消えていた。

    310 = 1 :


    貴音は同じ事務所の先輩だった。ほとんど一緒に仕事したこともないし、会話したこともなかったが、その美しい髪が印象的で、名前は憶えていた。


    貴音「美希……。あなたはこの運命に満足していますか?」

    美希「な、何言ってるの貴音。いきなりなんでこんなとこに」

    貴音「この運命に満足しているか、と聞いているのです」

    美希「えっと、その……してないの……」

    美希「こんなの、苦しすぎるの。悲しすぎるの。暗くて、寒くて、お腹減って、一人ぼっちで、寂しくて……。こんなのヤなの! 耐えられないの!」

    貴音「ではもし、もう一度人生をやり直せるとしたら、この運命を変えられると思いますか?」

    美希「……分からないの」

    貴音「そうですか……では……」


    貴音は少し残念そうな顔をして、背中を向けた。


    美希「でも!」

    311 = 40 :

    >>305
    ミキってホントバカってかやかましいわ

    312 :

    この状況で最初から読み直したら辻褄合わな過ぎわろた

    313 = 1 :


    美希「でももし、すこしでも変えられる可能性があるなら、もう一度やり直したいの!」

    貴音がまた向き直る。

    貴音「いいのですか? それはつまり、この悲しみや苦しみをもう一度味わうことになるかもしれないということですよ」

    美希「それでも……」

    貴音「もしかしたら今よりひどい結末が、あなたを待っているかもしれないのですよ?」

    美希「それでもやり直したい。こんな、こんな悲しい結末のまま、終わりたくない。終われないの! みんなでトップアイドルになって笑いあうまで、絶対にあきらめたくないの!」

    貴音「そうですか。あなたはまだ、絶望していないのですね」


    貴音はそういってほほ笑むと、


    貴音「では、またいずれ会うこともあるでしょう。見せてもらいますよ、あなたの頑張り」


    闇の中へと消えて行った。
    まるでそれは、あまりの現実感のなさから、夢だと思い込んでしまうような出来事だった。

    314 = 40 :

    >>312
    みきは こんらん している!

    316 = 1 :


    翌朝

    朝の陽ざしで目が覚めた。
    結局少しだけ路地で寝ていたらしい。

    昨日の夜と打って変わって、とても暖かかった。

    美希(やっぱり、ハニーに謝ろう。ハニーなしじゃ、ミキは生きていけないの)

    美希(ハニーはきっと許してくれる。そうだよ。そして、きっとこの状況だってなんとかしてくれるの)

    ――――俺はお前のこと、絶対に許さない!

    美希(っ! いや、大丈夫なの! ちゃんと謝ればきっと、許してもらえる。ハニーはそういう人だ)

    夜は酔っぱらった人などでごった返していた通りも、今は閑散としていた。
    人目につかないようにささっと移動し、先を急ぐ。

    目指す場所は765プロの事務所だ。

    317 = 47 :

    >>312
    しーっ!

    318 = 213 :

    あれ?またスタートに戻るんじゃないのか

    319 :

    貴音に会ってからは全部妄想で本当は路地裏で凍死してる
    とかはやめてねやめてね

    320 :

    いや辻褄普通にあうだろ

    321 = 1 :


    タンタンタンッ

    事務所の階段を登る。通い慣れた階段だ。最初は長くて苦しかったこの階段も、今では軽快に登りきることが出来る。

    (今日はハニーに謝らなきゃいけないことがあるの。だから……)

    今日はそのために、朝早く来たのだ。心なしか、足に力が入る。
    扉の前で深呼吸。ちょっと緊張してしまう。

    (ハニー、許してくれるかな? 大丈夫だよね……。だってハニーだもん!)

    ガチャ

    美希「おはようございますなの!」

    322 = 1 :


    美希「あれー? 誰もいないの……」キョロキョロ

    美希「おかしいなぁー。ハニーはいつもはこの時間にはもう来てるはずなのに。あ、給湯室に明かり……」

    ガチャ
    P「ふぅー。誰もいないと自分でお茶も淹れないといけないからなぁー」

    美希「あ、ハニー! おはようございますなの!」

    P「え? お、おう」

    美希「あのね、ハニー。実は今日ミキ、ハニーに謝らなきゃいけないことがあるの。聞いてくれるかな?」

    P「あ、っと」

    美希「あの、ミキさ、ハニーの気持ちも考えずに……」

    P「ちょっとまってくれ! なぁ、そんなことよりもまず」

    美希「ん?」

    P「君は……誰だ?」


    >>1へ至る

    323 = 107 :

    回想終わりか























    え?無限ループなの?

    324 :

    美希は知らない間に過去に遡っていたのか

    326 :

    私は何度でも繰り返す

    327 = 213 :

    エンドレスエイト

    328 = 40 :

    最後の行ダッシュでいいだろ
    >>326
    魔法少女はミタキハラに帰れ

    329 = 324 :

    なんだかんだ言って面白かった。

    330 :

    いや、>>189からずっとこれを話しているんだろ?
    早く続き書け

    331 = 1 :


    だから、誓ったのだ。
    ハニーに二回目に、アイドルに勧誘されたとき。

    ――――ミキ、やるの

    そう言った瞬間に。

    ――――絶対にトップアイドルになるの!!

    そう誓った瞬間に。

    今度こそ絶対に誰も死なせない。誰も不幸にさせない。
    皆が笑って、トップアイドルになれる、そんな結末を……


    絶対に掴み取る!!!!

    332 = 47 :

    乙とか言ってる人は読んでないのに適当なこと言ってるのか
    まあ確かにごちゃごちゃしてはいる

    333 = 324 :

    >>330
    そうだった。
    俺の勘違い。
    すんません

    334 = 58 :

    もうねなきゃ…

    335 = 1 :


    美希「だから! だから、明日だけは、絶対に仲直りして臨みたいの! そうじゃないと、またあの時みたいな悲劇が起こっちゃうの!」

    春香「そんなのいきなり言われても……」

    美希「信じてくれとは言わないの。バカみたいな話だってのはミキだってわかってるから」

    雪歩「じゃあどうしろっていうの?」

    美希「明日のライブで、気を付けてほしいの。この話を全部信じられなくても、明日もしかしたらそんなことが起きるかもしれない、って考えるだけで未来は変わるかもしれないから」

    雪歩「それくらいなら……」

    美希「ありがとうなの!」

    美希「そしてもしできるならなんだけど、仲直りして欲しいの。そうした方がきっと明日のライブで集中できて、事故も減ると思うから」

    雪歩「……それは……」

    春香「……」

    美希「……。そっか。それなら仕方ないね。でも明日のライブだけは、例え仲直りできてなくても、集中して、気を付けてほしいの……」

    336 = 73 :

    >>325
    ただでさえ書いても 頭の弱い糞文盲が勘違いしてるのに 書かなかったらもっと酷いことになるだろ

    337 = 73 :

    終わるまでは何もけちつけない方がいい 伏線とかブラフかもしれんし

    338 = 75 :

    まあこういう複雑そうなのはじっくり読んでた方が波風立たなくていいんじゃないかな

    339 = 1 :




    貴音「いよいよ明日ですね」

    美希「そうだね」

    貴音「上手くいくと思いますか?」

    美希「ミキにできることはやったの。きっとうまくいくの」

    貴音「そうですか」

    美希「ねぇ、貴音はなんでこんなことしてくれたの?」

    貴音「こんなこと、とは?」

    美希「なんでわざわざミキの前に現れて、チャンスをくれたの? 貴音に、貴音に何かメリットがあるの? それとも後で代価として魂を支払えとかいうの?」

    貴音「それは……、トップシークレットです」

    貴音「でも、強いて言うなら、あなたが悲壮すぎて見ていられなかった……からでしょうか」

    美希「そっか。やさしいんだね。……ありがとうなの」

    貴音「いえ。私も楽しいものを見させていただいてますので。それでは続きも期待していますよ。美希」ズズッ

    340 = 235 :

    お姫ちんマジ死神

    341 = 107 :

    ラーメン食ってんのか

    342 :

    >>336
    お前昨日カルーアで暴れてた奴か?

    344 = 293 :

    インキュベータカネ

    345 = 1 :


    ライブ会場

    美希「プロデューサー。ちょっと話が……」

    P「なんだ?」



    雪歩「あっ」

    雪歩(プロデューサーと美希ちゃん、なんだか楽しそうに……)

    346 = 38 :

    >>344
    自分を食べる貴音想像して吹いた

    347 = 107 :

    おい雪歩これで嫉妬とか止めろよ?(迫真)

    348 = 1 :


    美希「今日は、運命のライブなの。今日、悲劇が起きないように、気を引き締めていくの!」

    美希「じゃあ……みんな、行くよー!」

    三人「ファイト! おー!!」

    ダッ

    \スティールズー/ \キャーッ/ \ウオオオオオオ/

    349 = 38 :

    多分雪歩が押したとかは伏せて春香死ぬとだけ言ったんだろうな
    お前のせいで春香しんだからお前殺したんだとは15歳にはいえんだろ

    350 = 47 :

    まあ似たようなことになってすんでのところで助かるとかそんな感じだろうか


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