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    元スレセーラ「白糸台高校に入学したで」

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    52 :

    俺の記憶が確かなら、たしか1年生から3年生になるまでをダラダラと続けるんだよな

    53 = 5 :

    セーラ「相変わらず弘世はメンタル弱いなぁ」

    「うるさい…だって試合に出れない2年や3年もいっぱいいるのに…」

    「実力主義なんだからそこは割り切らないと」

    セーラ「せやで、弘世。そんなん言うてるようでは勝てへん。
        せっかく3人選ばれたんやから、力合わせて頑張ろうや」

    「菫は1年生でランキング5位、立派な成績だよ。自信持って」

    「…そうだな、弱気なことを言ってすまなかった。
      白糸台の全国制覇のために、私も頑張るよ」

    セーラ「その意気やで~」

    54 = 5 :

    「でも私なんかが大将でいいのかな」

    セーラ「お前以外に大将できるやつおらんやろ」

    「先鋒の江口で稼いで私が守りつつ加点、
      中堅副将は固めて大将の照が試合を決める、理想的だな」

    「そうかなぁ、私は先鋒がよかったな」

    セーラ「先鋒でどこか飛ばして試合終わらせるためにか?」

    「さ、さすがにそんなことできないって!」

    「いや、照ならやりかねない」

    セーラ「せや、ありえへんとも言い切れへんのが怖いわ~」

    55 = 21 :

    マジで!?
    そうだったっけ?

    56 = 5 :

    「そ、そうじゃなくて…待ってる間緊張しそうだから…その、
      早く終わる先鋒がいいなぁって…」

    セーラ「なんやその可愛らしい理由は」

    「うぅ…まあ、我慢する…」

    「すぐに慣れるだろ、我慢だ我慢」

    セーラ「楽しみやなぁ、公式戦」

    「うん、私は初めてだし…」

    「そうか、お前ミドルは出てないんだったな」

    「学校単位で麻雀っていうのがどうもよくわからなくて」

    セーラ「ほな誰とやってたん?」

    「…家族」

    58 = 5 :

    「ほぉ、ご両親とサンマか?」

    「…いや、いも……うん、サンマしてた」

    セーラ「(ん?今なんか言いかけへんかったか?いも…妹?)」

    セーラ「サンマばっかりやっててその強さってどんだけや~」

    「家族でやってると自分が強いなんて思えなかったけど
      ここへ連れて来られて打ったら誰にも負けなかったからびっくりした」

    「…それはそれは、すごい家族だな」

    セーラ「なるほど、それで照はいつもちょっと自信なさそうなんやな」

    「え、そう見えるかな…?」

    59 = 5 :

    セーラ「ちょっとな、ちょっとだけやけど」

    「私にはそう思えないが」

    セーラ「ま、俺の印象やから気にすんなよ~」

    「あ、うん…」

    セーラ「(…あれ、なんか地雷踏んだか?)」

    セーラ「とにかく、絶対予選突破して全国制覇や!」

    「あぁ、頑張ろう」

    「うん、私たちなら出来る」

    セーラ・照・菫「「「おー!!」」」

    61 = 8 :

    追いついた
    しえん

    62 :

    戒能プロも出てくるのかなあ

    63 :

    咲さんの恐怖がこんなところにまで

    65 :

    ガラッ

    部長「あ、ごめん、江口さんちょっといい?」

    セーラ「はい?」

    部長「あのね…言いにくいんだけど」

    セーラ「なんですか?」

    部長「監督がね、…試合のときはスカートの夏服着用でって」

    「…プッ」

    セーラ「え、え、え、ど、どういうことで?」アセアセ

    部長「学校側からのお達しがあったみたいなの
       申し訳ないけど、これ、あなたの…置いとくね」

    セーラ「…い、いや!スカートはかんでええからっていう条件やったのに!」

    部長「ごめんね、そういうことだから…弘世さん、あとお願い。じゃあ、また明日」

    「任せてください、是が非でも着せます」

    66 = 65 :

    ガラッ


    「ははっ、セーラの夏服は可愛いだろうなぁ」

    セーラ「な、なんでや…!何で俺がこんなひらひらを!」

    「これ着ないと試合に出してもらえないぞ?」ニヤニヤ

    セーラ「くそう…こんなん詐欺や!」

    「詐欺って…」クスクス

    「あ、今着てみるか?」

    セーラ「き、着るわけないやろ!…くそ、くそぉ」

    「試合の間だけだよ、我慢して、セーラ」

    セーラ「うぅ」

    「安心しろ江口、私がたくさん写真撮影してやるから」ニヤニヤ



    セーラ「お前タチ悪いんじゃあー!」


    67 = 65 :

    同じ頃、千里山女子、麻雀部、部室


    ガラッ

    「お、竜華お疲れ様~」

    竜華「ごめんな、待たせてしもて」

    「ええよ、気にせんといて…で、どうやった?」

    竜華「レギュラーは逃したけど、1軍に入れることになったわ」

    「おぉ、竜華やったやん!」

    竜華「やっぱり千里山女子のレベル高いわぁ」

    「せやな、私は3軍確定やしな」

    竜華「そんなん、たった2ヶ月のこと気にしたらあかんで?」

    「ん、でも私は自分がっていうより竜華に頑張って欲しいわ」

    竜華「ありがとう、怜」

    「ううん、竜華頑張ってな」

    68 :

    セーラちゃんきゃわわ

    70 :

    藤白七実たそ~

    71 :

    ときたそ~

    72 = 65 :

    竜華「…セーラはどうなったやろ?」

    「あぁ、この間の電話ではもうすぐレギュラー発表やって言うてたけどな」

    竜華「部内ランキング3位って言うてたっけ?」

    「うん、確かそうやで」

    竜華「ほな、ほぼ間違いなくレギュラーやろうし…差がついてしもたな」

    「アホ、千里山は関西最強で全国ランキング3位なんやで?
      去年インハイにも出れんかった白糸台とはレベルがちゃう」

    「せやから竜華、そんな風に考えたらあかんって。
      それよりも、強豪校で1年やのに1軍に入れたことを喜んだらええやん?」

    竜華「…うん、怜、そうやな。うちは1軍に選ばれたんやー!」

    「はは、竜華、おめでと」

    73 = 65 :

    竜華「ありがとう怜ぃ~」ダキッ

    「も、もう恥ずかしいなぁ//」

    竜華「…怜、寂しくない?」

    「きゅ、急になんなん?」

    竜華「…セーラがおらんくて」

    「竜華がいてくれるから、寂しくないで」ダキッ

    竜華「そ、そうか、えへへ…//」



    「(セーラ…うちらも頑張ってるで?セーラも頑張ってるんやろ?)」

    「(…いつか、全国の舞台で…って3軍の私には無理やな…)」

    「(でも、絶対竜華が全国に連れて行ってくれる……その時は負けへんで?)」

    74 :

    この時の千里山って魔物クラスのが一人いたよな確か

    75 = 65 :

    ちょい休憩させてーな

    76 :

    最高やで

    77 :

    >>74
    藤白七実だなR2629という化け物がいた

    78 = 65 :

    予選を勝ち抜き…


    インターハイ、抽選会、会場


    セーラ「うぅ、さすがに緊張するで~」

    「…私も」

    「実は私も」

    部長「ふふ、あなたたちもこういうときは1年生ね」クスクス

    中堅「普段はもっとふてぶてしいのに」クスクス

    セーラ「そ、そんなことないですって」

    「ふてぶてしいのは江口だけです」

    セーラ「なんやとこら弘世」

    「ケンカしないの」

    「ケンカなどしてない」

    80 = 65 :

    「ふふ、菫はセーラ相手だとすぐにむきになるんだから」

    セーラ「俺のこと意識しすぎちゃうか~菫ちゃ~ん」

    「なっ!お前なぁ!」

    部長「ほら、始まるから静かに」

    「う、すいません…」

    セーラ「ププッ」

    「くそ、覚えてろよ江口…」ブツブツ

    「もう仲良しなんだから…」


    「は?」

    セーラ「は?」

    81 :

    挨拶とかいろいろのち、組み合わせ抽選会


    部長「それじゃあ行ってくるね」

    セーラ「部長!頑張ってください」

    「何を頑張るんだよ」

    セーラ「うっさい、こういうのは気持ちなんや」

    「そうだね、部長、頑張ってください」

    中堅「頑張って~」

    「…が、頑張ってください」

    部長「うん、任された」

    82 = 69 :

    結婚すればいいのに

    83 :

    ポンコツ化すればいいのに

    84 :

    2連覇してるんだから部長とかもそれなりなんだろうね

    85 = 65 :

    トーナメント表


    セーラ「…千里山は当然シードか」

    「友達がいるんだっけ?」

    セーラ「せや」

    「レギュラーなのか?」

    セーラ「いや…1人は1軍やけどベンチ、1人は3軍やわ」

    「1軍の子は、セーラくらい強いの?」

    セーラ「俺のが強いと思ってるけど、この数ヶ月でどうなってるかわからんわ」

    「ふむ…まぁ、千里山女子は名門中の名門だからな
      レギュラー競争は相当激しいだろうな」

    セーラ「ん、…あそこはほんまに強い」

    「…そう。対戦してみたいね」

    86 = 65 :

    セーラ「おう、全国制覇するんやったら当然倒すべき相手やで」

    「うん、そうだね」

    中堅「(頼もしい1年生たちだなぁ…まあ宮永さんがいればそれも夢じゃないかも…)」

    「向こうも東京へ来てるんだろ?会わないのか?」

    セーラ「いや…大会が終わるまでは会わんって約束してん」

    「どうして?」

    セーラ「敵なわけやしな、それにあいつら…俺に気をつかってるんや」

    「お前がレギュラーだから?」

    セーラ「そうやろ、多分やけど…」

    87 :

    しえん

    88 = 65 :

    セーラ「ほんで、逆のブロックは姫松かい」

    「姫松?」

    「千里山に継ぐ大阪の強豪だ」

    セーラ「そうや、愛宕洋榎がおる。確か、あいつも1年からレギュラーや」

    「愛宕洋榎か、懐かしいな」

    「どんな子?」

    「セーラより強い、と言っておこうか」

    セーラ「あ、アホ!俺のが強いわ!」

    「ミドルでは同学年で唯一、セーラを上回ったやつだ」

    セーラ「俺のライバルっちゅーとこやな」

    「へぇ…そんな人がいるんだ」

    89 = 70 :

    せやろーさすがやろー

    90 = 65 :

    「一度、江口と愛宕と同卓したが…うるさくてかなわん」

    「うるさいんだ?」

    セーラ「あいつがトラッシュトークしてきよるからな
        負けてられへんやんっ!」

    「うるさいんだよ、それが。まったくもう」

    「…それもまた、楽しみだね」

    セーラ「あぁ…せやな」

    「…あぁ」

    91 :

    愛宕ネキの登場に期待

    92 = 81 :

    アナ「続いて、西東京代表の白糸台高校」

    セーラ「お、部長や」

    クジビキ ガサゴソ

    スッ

    セーラ「おっ!!」

    「ほう、これはこれは…」

    「ん…」

    セーラ「千里山と同ブロックか…」

    「さっきまで話していたところか」

    「いいね、楽しみになってきたよ」

    セーラ「せやな…これはめぐり合わせやで」

    「一回戦突破したら千里山と戦えるわけだな」

    「セーラ、菫、絶対勝とう」

    セーラ「当たり前やで~」

    「あぁ…私も楽しみだよ」ワクワク

    93 = 65 :

    >>91
    出す予定なかったけどちょっと書いてみる
    ので、ちょい間あけます

    94 = 69 :

    ふぅ~む

    95 = 70 :

    なるほど

    97 = 83 :

    アカン 4時に起きなあかんねん がんばってやー

    98 = 65 :

    一回戦突破後、会場、廊下


    セーラ「飲み物飲み物~っと」

    「照なに買う?」

    「ん、オレンジジュースがいい」

    セーラ「照はそれ好きやなぁ~」

    「い、いいでしょ別に//」

    セーラ「照が照れて」

    「それはもういい」

    セーラ「最後まで言わせてーや」

    洋榎「ハッ!お前相変わらずおもろないなぁ!」

    セーラ「あ、愛宕!!」

    「おぉ、愛宕洋榎だ」

    99 = 65 :

    「ほーこの人が?」

    洋榎「お、弘世菫やん!久しぶりやなぁ!また背ぇ伸びた?
       このアホの男女と一緒で大変やなぁ!」

    「多分、お前ほどじゃないな」

    洋榎「えぇ、そんなわけないやん!うちはこんなにおしとやかで
       とっても可愛らしいっちゅーのに!」

    「ふふ、面白い人」クスクス

    セーラ「…あかんあかん、無視して行こ」

    洋榎「おいこら待てやセーラ!」

    セーラ「ん?なんやねん」

    100 = 65 :

    洋榎「セーラ、なんで千里山に行かへんかったんや」

    セーラ「そんなんお前に関係ないやろ、ほっとけ」

    洋榎「東京なんかに行きよって…なにを考えてるんや」

    セーラ「…俺は白糸台で全国制覇するって決めたんや、ただそれだけ」

    洋榎「ふーん、まあええけど…ブロックが逆やから
       決勝までは当たれへんけど…負けんなよ?」

    セーラ「当たり前や!」

    洋榎「…ほな、決勝でな」

    セーラ「おう、またな」


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