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元スレ不良「女になった」
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不良「なっ!! そんなことしねぇーよ!! するわけない!! 大体、ファーストキスを奪った奴がそんなこと言うなッ!!」
男「え? 不良もファーストキスって俺なの?」
不良「そうだよ。神社の裏でイキナリ。……って言わせるなッ!!」カァー
男「俺は覚えてないんだよ、あんまりさ。ただキスしたことしかさ」
不良「」ジー
男「なんだよ」
不良「覚えとけよ、バカ。オレだけがバカみたいだろ? というか死ネッ!!」ドンッ
男「タックル……よわッ」
不良「ヌヌヌッ」
男「え? 不良もファーストキスって俺なの?」
不良「そうだよ。神社の裏でイキナリ。……って言わせるなッ!!」カァー
男「俺は覚えてないんだよ、あんまりさ。ただキスしたことしかさ」
不良「」ジー
男「なんだよ」
不良「覚えとけよ、バカ。オレだけがバカみたいだろ? というか死ネッ!!」ドンッ
男「タックル……よわッ」
不良「ヌヌヌッ」
男「どうした?」
不良「やっぱり女の特権なんか使わネッ!!」スタスタ
男「お、おい、待てよ」
不良「」ピタ
男「おっ本当に止まった。いきなりどうした?」
クルン
不良「えっと、その、言わないといけないから、その、言うだけだぞ
別にオレがどうとかアレだかな。その、うん」プイ
ギュウ
男「おい、また紙ぶ――――」
不良「――――ありがと、その男………クン」
男「…………」
不良「こ、こっち見んなッ!! …………オレもう行くッ!!」タタタタ
男(アイツ、俺のことクンづけだったな。そういえば)
不良「やっぱり女の特権なんか使わネッ!!」スタスタ
男「お、おい、待てよ」
不良「」ピタ
男「おっ本当に止まった。いきなりどうした?」
クルン
不良「えっと、その、言わないといけないから、その、言うだけだぞ
別にオレがどうとかアレだかな。その、うん」プイ
ギュウ
男「おい、また紙ぶ――――」
不良「――――ありがと、その男………クン」
男「…………」
不良「こ、こっち見んなッ!! …………オレもう行くッ!!」タタタタ
男(アイツ、俺のことクンづけだったな。そういえば)
男自宅玄関
ガチャ
男「ただいまぁ」ニヤニヤ
妹「何、ニヤニヤして気持ち悪いよ。ただいまなんていつも言わないのに」
男「そりゃいいことがあったからな。いや~友情って素晴らしいですねぇ~」
妹「ケインコスギと例の台詞を叫んだの?」
男「そうじゃないって。でも、胸が温かくなった。ぽかぽかさ」
妹「そうなんだ。いやそうじゃなくて、聞きたいんだけど私の服知ってる?」
男「へ?」
妹「ブラジャーとか下着がなくなってんの。お母さんのはあるんだけど私のだけないだよぉ~」
男「えっと、ちょっとコンビニに寄ってく――――」
ガシッ
妹「――――さて、家族会議だ。永田町は大荒れだけど、ウチは即刻可決だ」
ガチャ
男「ただいまぁ」ニヤニヤ
妹「何、ニヤニヤして気持ち悪いよ。ただいまなんていつも言わないのに」
男「そりゃいいことがあったからな。いや~友情って素晴らしいですねぇ~」
妹「ケインコスギと例の台詞を叫んだの?」
男「そうじゃないって。でも、胸が温かくなった。ぽかぽかさ」
妹「そうなんだ。いやそうじゃなくて、聞きたいんだけど私の服知ってる?」
男「へ?」
妹「ブラジャーとか下着がなくなってんの。お母さんのはあるんだけど私のだけないだよぉ~」
男「えっと、ちょっとコンビニに寄ってく――――」
ガシッ
妹「――――さて、家族会議だ。永田町は大荒れだけど、ウチは即刻可決だ」
次の日、学校
幼馴染「えっと、困ってるんなら私の下着貸すけど?」
男「いやいいです。というかなんで知ってるんだ?」
幼馴染「メール来たから。ホイッ」
『マジ、ウチの兄貴キモィ。死んだ方が良いとおもう。幼馴染ちゃんはどうおもう?』
男「はは、直接言われました。はぁ~」
幼馴染「まぁ落胆しなさんな。福が逃げるよ。願いば叶うって言うじゃん?
次のチャンスはあるよ。一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない、でしょ?」
男「なんのチャンスだよ。俺は今回で後悔先に立たずって言葉を知ったの。
大体、べつに妹のパンツを使って、俺の息子が羽化登仙したわけじゃないし」
飯を買ってきます。
幼馴染「えっと、困ってるんなら私の下着貸すけど?」
男「いやいいです。というかなんで知ってるんだ?」
幼馴染「メール来たから。ホイッ」
『マジ、ウチの兄貴キモィ。死んだ方が良いとおもう。幼馴染ちゃんはどうおもう?』
男「はは、直接言われました。はぁ~」
幼馴染「まぁ落胆しなさんな。福が逃げるよ。願いば叶うって言うじゃん?
次のチャンスはあるよ。一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない、でしょ?」
男「なんのチャンスだよ。俺は今回で後悔先に立たずって言葉を知ったの。
大体、べつに妹のパンツを使って、俺の息子が羽化登仙したわけじゃないし」
飯を買ってきます。
幼馴染「む~折角私のパンツ貸すって言ってるのにさぁ~」
男「紛うことなき痴女だな。パンツ売りの少女で名作童話入りですよ」
幼馴染「売るんじゃない、貸すの!!」
男「いやでも貸すって、何期待してるんだ? 俺のために貸すんだよな?
もしかして俺の滓の為に貸すのか? なら、唯々諾々と肯くことも能わないこともないが」
幼馴染「……だってさ、普通に考えて男が妹ちゃんの下着を盗らないでしょう?
なら、理由があるんじゃないかって。私は何年一緒にいるのよ。50年後に友達料金を請求してやる気だし」
男「ヤバい。昨日といい今日といい泣きそう……」
幼馴染「なに、大の高校生が中学生に泣かされたの?」
男「え、いや、そ、そうだよ。言葉責めがけっこうな。意外と興奮も相俟って」
友「――――うぃーす、幼馴染」
幼馴染「うっす、友君。今日は部活無いから一緒に帰れるねぇ~。女友も一緒だけどいい?」
友「全然OK!!」
男「あっ、俺用事あるから。ゴメン。いけないわ」
男「紛うことなき痴女だな。パンツ売りの少女で名作童話入りですよ」
幼馴染「売るんじゃない、貸すの!!」
男「いやでも貸すって、何期待してるんだ? 俺のために貸すんだよな?
もしかして俺の滓の為に貸すのか? なら、唯々諾々と肯くことも能わないこともないが」
幼馴染「……だってさ、普通に考えて男が妹ちゃんの下着を盗らないでしょう?
なら、理由があるんじゃないかって。私は何年一緒にいるのよ。50年後に友達料金を請求してやる気だし」
男「ヤバい。昨日といい今日といい泣きそう……」
幼馴染「なに、大の高校生が中学生に泣かされたの?」
男「え、いや、そ、そうだよ。言葉責めがけっこうな。意外と興奮も相俟って」
友「――――うぃーす、幼馴染」
幼馴染「うっす、友君。今日は部活無いから一緒に帰れるねぇ~。女友も一緒だけどいい?」
友「全然OK!!」
男「あっ、俺用事あるから。ゴメン。いけないわ」
不良宅 不良の部屋
不良「男クン、強すぎ。もう格げーやめようぜ」
男「お前が弱いんだよ。じゃあ次はマリオカートやるか? 赤甲羅でしずめてやんよ」
不良「もうやんない」ポイッ
男「おいおい、ベッドの上に寝転ぶなよ。あと、コントローラーもこんなに雑に扱うと壊れるだろう?」ガチャガチャ
不良「オレのなんだからいいじゃん、別に。昔ならそんなこと言わなかったヨ」
男(昔、昔って。ガキ大将なんてずっと前の話だろう。つーか寝るとおっぱいがやばいな。おっぱい界のアコンカグアだ)
不良「何見てんの? あっ、またオレの胸見てたろォー」
男「そんな凶器があれば誰だって見る。何カップだっつーの」
不良「Fカップ。オレだって好きでこんなもの」ムニュ
男「おい、やめろ。俺の理性がやばい」
不良「抜いてやろうか?」
不良「男クン、強すぎ。もう格げーやめようぜ」
男「お前が弱いんだよ。じゃあ次はマリオカートやるか? 赤甲羅でしずめてやんよ」
不良「もうやんない」ポイッ
男「おいおい、ベッドの上に寝転ぶなよ。あと、コントローラーもこんなに雑に扱うと壊れるだろう?」ガチャガチャ
不良「オレのなんだからいいじゃん、別に。昔ならそんなこと言わなかったヨ」
男(昔、昔って。ガキ大将なんてずっと前の話だろう。つーか寝るとおっぱいがやばいな。おっぱい界のアコンカグアだ)
不良「何見てんの? あっ、またオレの胸見てたろォー」
男「そんな凶器があれば誰だって見る。何カップだっつーの」
不良「Fカップ。オレだって好きでこんなもの」ムニュ
男「おい、やめろ。俺の理性がやばい」
不良「抜いてやろうか?」
男「え?」
不良「その、お返しっつーか。その、オレだってやっぱり感謝してるしさ。だから胸を使って…………」
男「――――いいよ。大丈夫だ」
不良「なんでだ? オレは別にいいって言ってるのに」
男「だって男に戻るんだろ? ならさ、そんな過去はないほうがいいし。大体、家ではお前の痴態を思い出して抜かせてもらってるしさ
今は台所でイチャイチャセックスしてるし、あともう少しで臨月かな。はやく子供を見たい」
不良「なっ!! ――――」
男(枕を投げ……)
不良「もう死ね」ギュウ
男「枕を抱きしめるな。女みたいだぞ?」
不良「うっさい!! オレは男だ。つーか、なんか、帰れよ!! ……時間も時間だし」
男「もうそんな時間か。じゃあ行くな。今日は面白かったぞ、普通にさ。やっぱり女の子と居れる気持ちになれるからか?
まぁ、また誘ってくれよ」
不良「その、お返しっつーか。その、オレだってやっぱり感謝してるしさ。だから胸を使って…………」
男「――――いいよ。大丈夫だ」
不良「なんでだ? オレは別にいいって言ってるのに」
男「だって男に戻るんだろ? ならさ、そんな過去はないほうがいいし。大体、家ではお前の痴態を思い出して抜かせてもらってるしさ
今は台所でイチャイチャセックスしてるし、あともう少しで臨月かな。はやく子供を見たい」
不良「なっ!! ――――」
男(枕を投げ……)
不良「もう死ね」ギュウ
男「枕を抱きしめるな。女みたいだぞ?」
不良「うっさい!! オレは男だ。つーか、なんか、帰れよ!! ……時間も時間だし」
男「もうそんな時間か。じゃあ行くな。今日は面白かったぞ、普通にさ。やっぱり女の子と居れる気持ちになれるからか?
まぁ、また誘ってくれよ」
不良「…………」
男「じっと見て、顔に何か付いてるか?」
不良「明日も来てくれ」ボソ
男「ん?」
不良「明日も来いってこと!! だから明日も遊ぼうって。……それだけ」プイッ
エロないよ。いや希望有れば書くけど。ちょっとエロシーンにはトラウマがあるから
男「じっと見て、顔に何か付いてるか?」
不良「明日も来てくれ」ボソ
男「ん?」
不良「明日も来いってこと!! だから明日も遊ぼうって。……それだけ」プイッ
エロないよ。いや希望有れば書くけど。ちょっとエロシーンにはトラウマがあるから
次の日
友「帰ろうぜ?」
男「ゴメン。今日も」
さらに次の日
幼馴染「不良来ないね」
男「そうだな。ああ、あと友に用事があるから一緒に帰れないって言っておいて」
そして、6日後 病院
不良「はい、ちゃんと飲んでます」
医者「女性の身体はどうだい?」
不良「不便です。トイレとか下着を付けるのも大変で」
医者「それはそうだよね。座らないといけないし」
不良「あと、周りの目が気になるし」
医者「それは君がかわいいからだよ。アイドルなんて目じゃないね。普通の男性なら放っておかないよ」
不良「…………」
医者「そういえば、もう一人の子は?」
不良「男クンは家の用事でこれないって」
医者「だから元気ないんだね、不良君はさ」
医者「女性の身体はどうだい?」
不良「不便です。トイレとか下着を付けるのも大変で」
医者「それはそうだよね。座らないといけないし」
不良「あと、周りの目が気になるし」
医者「それは君がかわいいからだよ。アイドルなんて目じゃないね。普通の男性なら放っておかないよ」
不良「…………」
医者「そういえば、もう一人の子は?」
不良「男クンは家の用事でこれないって」
医者「だから元気ないんだね、不良君はさ」
不良「べつに元気がないわけじゃないです。ただ不安で」
医者「毎日、いっしょに居るんだ」
不良「来てくれるんです。でも、オレ」
医者「負担になってると思ってるんだね、君は」
不良「だって―――」
医者「―――でも、薬を一気に飲まないようにね。たしかにあの薬を全部飲めば戻ると思うけど、ダメだよ。
君が倒れたら、彼だって悲しむだろう?」
不良「……わかりました」
医者「毎日、いっしょに居るんだ」
不良「来てくれるんです。でも、オレ」
医者「負担になってると思ってるんだね、君は」
不良「だって―――」
医者「―――でも、薬を一気に飲まないようにね。たしかにあの薬を全部飲めば戻ると思うけど、ダメだよ。
君が倒れたら、彼だって悲しむだろう?」
不良「……わかりました」
月曜日 学校 昼
幼馴染「1週間。不良のことを悪く言うのを聞くようになったね」
女友「だって嫌われてるじゃない。協調性がないっていうか。自分勝手というか」
幼馴染「昔の男を見てるみたい」
女友「男君って荒れてたの?」
幼馴染「ガキ大将ってやつよ。ちいさい頃、私と友と不良と、それと男の妹を引きつれて色んな所回ったんだ。
我がままで短気で、私が何か言ったらすぐに怒るし、掴み合いのケンカもした。でもね」
女友「でもね? 何、そのあと」
幼馴染「教えない。教えたら」チラ
幼馴染「1週間。不良のことを悪く言うのを聞くようになったね」
女友「だって嫌われてるじゃない。協調性がないっていうか。自分勝手というか」
幼馴染「昔の男を見てるみたい」
女友「男君って荒れてたの?」
幼馴染「ガキ大将ってやつよ。ちいさい頃、私と友と不良と、それと男の妹を引きつれて色んな所回ったんだ。
我がままで短気で、私が何か言ったらすぐに怒るし、掴み合いのケンカもした。でもね」
女友「でもね? 何、そのあと」
幼馴染「教えない。教えたら」チラ
男「おい、友ッ。お前、それじゃ都落ちするぞ」
幼馴染「ダメだと思うから」
女友「もしかして好きだったとか?」ニヤニヤ
幼馴染「違う、違う。そんなのありえないから」
幼馴染「ダメだと思うから」
女友「もしかして好きだったとか?」ニヤニヤ
幼馴染「違う、違う。そんなのありえないから」
放課後 不良宅 リビング
男「俺、そろそろ帰るな」
不良「……待って」
男「ん?」
不良「その、夕ごはん食べない? そのオレが作るから……さ」
男「え? あ、ああ。別にいいけど料理なんかできるのか?」
不良「うん。一応。えっと、TVつけて待ってて」
男「う~ん。わかった」
男「俺、そろそろ帰るな」
不良「……待って」
男「ん?」
不良「その、夕ごはん食べない? そのオレが作るから……さ」
男「え? あ、ああ。別にいいけど料理なんかできるのか?」
不良「うん。一応。えっと、TVつけて待ってて」
男「う~ん。わかった」
台所
不良「まずエプロンつけて……今日買ってきたビニール袋から、ひき肉を」ガサゴソ
(でもハンバーグなんてベタだったかな? でも初心者でも作れそうだし)
不良「とにかくやろう。男クンのためだ」
リビング
男「おっ、ハンバーグか。ベタだな」
不良「ダメだった?」
男「いや、楽しみ」
不良「そう、よかった。はい、これ」
男「悪いな」
不良「べつにオレが作りたかっただけだから」ストン
男「座るのにエプロン外さないのか?」
不良「え、あ。オ、オレは外さない主義だから」
男「そう、じゃあ食べるから」
不良「…………」ジー
>>85 百合子ちゃん可愛い
男「おっ、ハンバーグか。ベタだな」
不良「ダメだった?」
男「いや、楽しみ」
不良「そう、よかった。はい、これ」
男「悪いな」
不良「べつにオレが作りたかっただけだから」ストン
男「座るのにエプロン外さないのか?」
不良「え、あ。オ、オレは外さない主義だから」
男「そう、じゃあ食べるから」
不良「…………」ジー
>>85 百合子ちゃん可愛い
男「食べにくい。だいたい食べないのか、お前は?」
不良「オレは良いんだよ。だって今日は男クンのために作ったんだから」
男「それはわかるけど、でもお前は?」
不良「今までの感謝の証。気にするのはらしくないぞォ」
男「俺はべつにお前のためにやってるつもりはないって」
不良「ツンデレってやつ? 似合わねェー」
男「違うって。ただ女の子といれるから来てるんだよ」
不良「だからオレは――――」
男「――――少なくとも戻るまでは女だろ? なら、もし何かあったら大変だろ?」
不良「大変じゃない。だって、今までも無理なくやってきたし」
男「俺が一緒にいたからだろ? あとな、お前が気負う必要はないって。
もし何かあったら、友とか幼馴染とかを呼んで助けてもらえばいいじゃん
いや、俺が絶対に手伝わせるから。だから、その、えっと、もうすこし一緒にいようぜ?」
不良「オレは良いんだよ。だって今日は男クンのために作ったんだから」
男「それはわかるけど、でもお前は?」
不良「今までの感謝の証。気にするのはらしくないぞォ」
男「俺はべつにお前のためにやってるつもりはないって」
不良「ツンデレってやつ? 似合わねェー」
男「違うって。ただ女の子といれるから来てるんだよ」
不良「だからオレは――――」
男「――――少なくとも戻るまでは女だろ? なら、もし何かあったら大変だろ?」
不良「大変じゃない。だって、今までも無理なくやってきたし」
男「俺が一緒にいたからだろ? あとな、お前が気負う必要はないって。
もし何かあったら、友とか幼馴染とかを呼んで助けてもらえばいいじゃん
いや、俺が絶対に手伝わせるから。だから、その、えっと、もうすこし一緒にいようぜ?」
不良「昔の男クンみたいだ」
男「昔の俺? こんなだったか?」
不良「我がままで自己チューでそのくせ他人に介入する」
男「悪いな」
不良「いいよ。さて、じゃあ、オレも食べようかな。ハンバーグ」
男「作ったのか?」
不良「ううん。それを分けようって思っただけで」
男「昔の俺? こんなだったか?」
不良「我がままで自己チューでそのくせ他人に介入する」
男「悪いな」
不良「いいよ。さて、じゃあ、オレも食べようかな。ハンバーグ」
男「作ったのか?」
不良「ううん。それを分けようって思っただけで」
不良宅 玄関
不良「明日もオレの家にくるんでしょ? 男クン」
男「ああ」
不良「じゃあ、何がいい?」
男「作ってくれるのか? なら何でもいいや」
不良「え、ああ。じゃあ決めとく」
男「そう。なんか本当に付き合ってる気分」
不良「うるせぇー。ホモじゃん。はやく行けよ」ドン
不良「明日もオレの家にくるんでしょ? 男クン」
男「ああ」
不良「じゃあ、何がいい?」
男「作ってくれるのか? なら何でもいいや」
不良「え、ああ。じゃあ決めとく」
男「そう。なんか本当に付き合ってる気分」
不良「うるせぇー。ホモじゃん。はやく行けよ」ドン
不良「おう」
ガチャン
不良「また明日か。あっ、薬飲まないと」
タタタタタ
不良「この袋に……」
(けっこう少ない。あと2週間で終わる)
「今日はやめとくか。急ぐことはないし」
ガチャン
不良「また明日か。あっ、薬飲まないと」
タタタタタ
不良「この袋に……」
(けっこう少ない。あと2週間で終わる)
「今日はやめとくか。急ぐことはないし」
学校
幼馴染「不良が来なくなって二週間。何か事件の臭いがする」
男「唐突だな」
幼馴染「事件は学校で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!!
室井さん、聞こえるか? どうして現場に血が流れるんだ?」
男「流れてない。つーか影響され過ぎだと思う」
幼馴染「まぁ冗談は置いといてさ、マジで不良どうしたんだろ?」
男「わからん。まぁ、土日挟むし帰ってくるだろう?」
幼馴染「なぜベストを尽くさないのか!!」
男「…………」
幼馴染「不良が来なくなって二週間。何か事件の臭いがする」
男「唐突だな」
幼馴染「事件は学校で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!!
室井さん、聞こえるか? どうして現場に血が流れるんだ?」
男「流れてない。つーか影響され過ぎだと思う」
幼馴染「まぁ冗談は置いといてさ、マジで不良どうしたんだろ?」
男「わからん。まぁ、土日挟むし帰ってくるだろう?」
幼馴染「なぜベストを尽くさないのか!!」
男「…………」
土曜日 不良宅
男「遊びに……」
不良「…………」ウルウル
男「どうした、厚着なんかして」
不良「おっぱいがおっきくなった。ブラジャー小さい」
ランジェリーショップ
男「…………」
ジロジロ
男「…………」
コソコソ
男「……連れが試着中なんですよ。そうなんですよ。だから俺は悪くない
べつにうん。あれ。ですよね。はい。俺はね」ボソボソ
店員「終わりましたぁ~。ああ、彼氏さん」タタタ
男「あ、はい」チラッ
男「遊びに……」
不良「…………」ウルウル
男「どうした、厚着なんかして」
不良「おっぱいがおっきくなった。ブラジャー小さい」
ランジェリーショップ
男「…………」
ジロジロ
男「…………」
コソコソ
男「……連れが試着中なんですよ。そうなんですよ。だから俺は悪くない
べつにうん。あれ。ですよね。はい。俺はね」ボソボソ
店員「終わりましたぁ~。ああ、彼氏さん」タタタ
男「あ、はい」チラッ
不良「肩コル……おっぱい邪魔」
店員「凄いですね、彼女さん。綺麗だし、スタイルも良いし」
男「彼女じゃ――――」
店員「――――惚れ惚れします。ああ、彼女さんこちらへ。では会計は5250円となります」
男・不良「「へ?」」
店員「どうしました?」
不良「(高くない? そんなすんの?)」
男「(わからない。女装趣味ないし。ましてやブラジャーなんて買ったことなんて)」
店員「どうしましたぁ?」
不良「……仕方ない」
男「じゃあ、割り勘するか」
不良「え? マジで?」
店員「凄いですね、彼女さん。綺麗だし、スタイルも良いし」
男「彼女じゃ――――」
店員「――――惚れ惚れします。ああ、彼女さんこちらへ。では会計は5250円となります」
男・不良「「へ?」」
店員「どうしました?」
不良「(高くない? そんなすんの?)」
男「(わからない。女装趣味ないし。ましてやブラジャーなんて買ったことなんて)」
店員「どうしましたぁ?」
不良「……仕方ない」
男「じゃあ、割り勘するか」
不良「え? マジで?」
男「良心の呵責ってやつ。それを金銭に還元するのはどうかと思うけどさ、まぁ、俺が3000円出すから」
不良「計算できてないよ、それ」
男「いいんだよ、別に。そこはありがたく受け取っとけ。あんまり遠慮するとかえって、嫌味だぞ?」
不良「それを言ったら、身も蓋もないだろ。わかった、オレが」
店員「オレ?」
不良「わ、わたしが2000円」
不良「計算できてないよ、それ」
男「いいんだよ、別に。そこはありがたく受け取っとけ。あんまり遠慮するとかえって、嫌味だぞ?」
不良「それを言ったら、身も蓋もないだろ。わかった、オレが」
店員「オレ?」
不良「わ、わたしが2000円」
歩道
不良「なァー気持ち悪い。わたしなんて」
男「そうか、似合ってたぞ?」
不良「それは見た目が女だから――――」
男「――――服屋、あるぞ? 寄らないのか?」
不良「よ、寄りたいけどさァ。だって、可愛いとか言うの女みたいだし」
男「いいんじゃねぇーの? 女の特権だろ? そもそもお前も侃侃諤諤として言ってただろ?
女には特権があるってさ。それが今だろ」
不良「なァー気持ち悪い。わたしなんて」
男「そうか、似合ってたぞ?」
不良「それは見た目が女だから――――」
男「――――服屋、あるぞ? 寄らないのか?」
不良「よ、寄りたいけどさァ。だって、可愛いとか言うの女みたいだし」
男「いいんじゃねぇーの? 女の特権だろ? そもそもお前も侃侃諤諤として言ってただろ?
女には特権があるってさ。それが今だろ」
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