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元スレ向日葵「わたくしの計画」
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>>301
もうしてた
もうしてた
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ーー
ー
向日葵「…………」モクモク
向日葵(早く仕上げなければ……)
向日葵(夏休み中になんとかしないと、学校始まったらもう後はないですわ)
楓「おねえちゃん、楓もう寝るね?」
向日葵「あ、わかりましたわ。電気消しますわね」
楓「おねえちゃん、もうすぐ櫻子おねえちゃんの誕生日だよね?」
向日葵「あら……よく覚えてましたわね」
楓「そのドレス、お誕生日の日にあげるの?」
向日葵「そうしたいんですけど……間に合うでしょうか」
楓「がんばってね! おねえちゃんならできるの!」
向日葵「よ、よし! がんばりますわ!」
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向日葵「…………」モクモク
向日葵(早く仕上げなければ……)
向日葵(夏休み中になんとかしないと、学校始まったらもう後はないですわ)
楓「おねえちゃん、楓もう寝るね?」
向日葵「あ、わかりましたわ。電気消しますわね」
楓「おねえちゃん、もうすぐ櫻子おねえちゃんの誕生日だよね?」
向日葵「あら……よく覚えてましたわね」
楓「そのドレス、お誕生日の日にあげるの?」
向日葵「そうしたいんですけど……間に合うでしょうか」
楓「がんばってね! おねえちゃんならできるの!」
向日葵「よ、よし! がんばりますわ!」
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櫻子「もうちょっとで宿題終わりそうだねー。私こんなに早く宿題終わったことないかも」
櫻子「早めに終わらせるのも結構気持ちいいかもねー」
櫻子「向日葵は読書感想文終わりそう?」
櫻子「あれ、向日葵?」
向日葵「んぇっ!?///」びくっ
櫻子「え、寝てた……?」
向日葵「あ、ご、ごめんなさい……///」
櫻子「いや、眠かったら寝てもいいけど……珍しいね、向日葵がこんな時間に」
向日葵「え、ええまあ……」
櫻子「もうちょっとで宿題終わりそうだねー。私こんなに早く宿題終わったことないかも」
櫻子「早めに終わらせるのも結構気持ちいいかもねー」
櫻子「向日葵は読書感想文終わりそう?」
櫻子「あれ、向日葵?」
向日葵「んぇっ!?///」びくっ
櫻子「え、寝てた……?」
向日葵「あ、ご、ごめんなさい……///」
櫻子「いや、眠かったら寝てもいいけど……珍しいね、向日葵がこんな時間に」
向日葵「え、ええまあ……」
櫻子「夜遅かったの?」
向日葵「そ、そうですわね。遅くまで宿題やってて……私櫻子より宿題始めるの遅かったから」
櫻子「ふーん。でもまだ夏休み終わるまでは何日もあるし、夜更かししてまでやらなくてもいいのに」
向日葵「つい癖で早めに終わらせたくなっちゃうんですわ」
櫻子「なんじゃそりゃ」
櫻子「向日葵、なんか髪にゴミついてるよ?」
向日葵「え?」
櫻子「なんだこれ、糸だ」
向日葵「きゃーっ!///」
櫻子「な、なに!? 糸くらいでびっくりするなよ!」
向日葵「み、ミミズかと思ったんですわ!」
櫻子「どうみても白い糸だろ……」
向日葵「そ、そうですわね。遅くまで宿題やってて……私櫻子より宿題始めるの遅かったから」
櫻子「ふーん。でもまだ夏休み終わるまでは何日もあるし、夜更かししてまでやらなくてもいいのに」
向日葵「つい癖で早めに終わらせたくなっちゃうんですわ」
櫻子「なんじゃそりゃ」
櫻子「向日葵、なんか髪にゴミついてるよ?」
向日葵「え?」
櫻子「なんだこれ、糸だ」
向日葵「きゃーっ!///」
櫻子「な、なに!? 糸くらいでびっくりするなよ!」
向日葵「み、ミミズかと思ったんですわ!」
櫻子「どうみても白い糸だろ……」
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早乙女「あら……うまいじゃない」
向日葵「大丈夫でしょうか……」
早乙女「上手。初めてにしてはね。じゃあ次はスカート部分にとりかかるわよ」
弟子「ここがドレスの醍醐味ですよねー」
早乙女「細い上身と対象的に、でもスマートにふわっと広げてあげるような形にしようと思うの。Aラインのアレンジね」
向日葵「これは……家でもできますか?」
早乙女「ここはちょっとねえ……とにかくたくさんの生地を使うし、オーガンジーもレースも、ちょっと埃がついたりするだけでひっかかっちゃうのよ。悪いけどここからの作業はアトリエでやってもらうわ」
向日葵「そ、そうですか……」
弟子「でも完成までもうちょっとですよ! 一気に仕上げちゃいましょう?」
向日葵「は、はい!」
早乙女「あら……うまいじゃない」
向日葵「大丈夫でしょうか……」
早乙女「上手。初めてにしてはね。じゃあ次はスカート部分にとりかかるわよ」
弟子「ここがドレスの醍醐味ですよねー」
早乙女「細い上身と対象的に、でもスマートにふわっと広げてあげるような形にしようと思うの。Aラインのアレンジね」
向日葵「これは……家でもできますか?」
早乙女「ここはちょっとねえ……とにかくたくさんの生地を使うし、オーガンジーもレースも、ちょっと埃がついたりするだけでひっかかっちゃうのよ。悪いけどここからの作業はアトリエでやってもらうわ」
向日葵「そ、そうですか……」
弟子「でも完成までもうちょっとですよ! 一気に仕上げちゃいましょう?」
向日葵「は、はい!」
早乙女「いい? フリルレースって適当につけてるように見えるかもしれないけど、ちゃんとバランスを考えてつけてんのよ」
早乙女「全体の仕上がりを意識して、広げながら、重くならないようにやっていくの。ここからは一枚一枚トルソーにかけてチェックしていってね」
弟子「早く終わらせるなら家にいるときにヘッドドレス作っちゃった方がいいんじゃないですか?」
向日葵「あ、できればそうしたいです!」
早乙女「じゃあパーツあげるから、家でやってみなさい。でも全部完成したときは合わせるからここにもってくるのよ?」
向日葵「わかりました。ありがとうございます」
早乙女「じゃ、アタシたちちょっと出るから」
向日葵「え……じゃあお手伝いを……」
弟子「いや、古谷さんは作業を続けてください。今はそっちの方が大切でしょう?」
早乙女「そういうこと。じゃ、留守番頼むわね」
向日葵「わかりました。ありがとうございます!」
早乙女「全体の仕上がりを意識して、広げながら、重くならないようにやっていくの。ここからは一枚一枚トルソーにかけてチェックしていってね」
弟子「早く終わらせるなら家にいるときにヘッドドレス作っちゃった方がいいんじゃないですか?」
向日葵「あ、できればそうしたいです!」
早乙女「じゃあパーツあげるから、家でやってみなさい。でも全部完成したときは合わせるからここにもってくるのよ?」
向日葵「わかりました。ありがとうございます」
早乙女「じゃ、アタシたちちょっと出るから」
向日葵「え……じゃあお手伝いを……」
弟子「いや、古谷さんは作業を続けてください。今はそっちの方が大切でしょう?」
早乙女「そういうこと。じゃ、留守番頼むわね」
向日葵「わかりました。ありがとうございます!」
~
櫻子「あれ? 楓、向日葵は?」
楓「今日もお出かけなの」
櫻子「えー、昨日もいなかったよね……どこ行ってるの?」
楓「ちょっとそれはわからないの……」
櫻子「…………」
楓「あ、で、でも! 夕方には帰ってくるの!」
櫻子「夕方って……誰にもなにも言わないで一日中出かけてちゃ危ないよ……」
楓「え、えっと……」
櫻子「あれ? 楓、向日葵は?」
楓「今日もお出かけなの」
櫻子「えー、昨日もいなかったよね……どこ行ってるの?」
楓「ちょっとそれはわからないの……」
櫻子「…………」
楓「あ、で、でも! 夕方には帰ってくるの!」
櫻子「夕方って……誰にもなにも言わないで一日中出かけてちゃ危ないよ……」
楓「え、えっと……」
ーーーーーー
向日葵「それじゃ楓、行ってきますわね」
楓「今日もいくの?」
向日葵「ええ、学校が始まってしまう前に、やることはやっておかないと……」
楓「でも、昨日も櫻子おねえちゃんが来て心配してたの……」
向日葵「……それでも行かないと。なるべく早く帰ってきますわ」
楓「がんばってね?」
パタン
向日葵「よし、急ぎませんと」
櫻子(来た。今日も出かけるんだ)
向日葵「それじゃ楓、行ってきますわね」
楓「今日もいくの?」
向日葵「ええ、学校が始まってしまう前に、やることはやっておかないと……」
楓「でも、昨日も櫻子おねえちゃんが来て心配してたの……」
向日葵「……それでも行かないと。なるべく早く帰ってきますわ」
楓「がんばってね?」
パタン
向日葵「よし、急ぎませんと」
櫻子(来た。今日も出かけるんだ)
~
向日葵「うぅ……今日も暑いですわね」
櫻子(バレないように後をつける! 向日葵がどこへいくか確かめてやらなきゃ!)
向日葵(明日あたり櫻子と一緒にいてあげた方がいいかしら……)トコトコ
櫻子(歩くの早いな……どこに向かってるんだ)
向日葵(あと2・3日で本体は終わりそうではあるんですけど……大変ですわね)
向日葵「?」クルッ
櫻子(あぶな!)ササッ
向日葵(……気のせいかしら。誰か後ろにいたような気がしたんですけど……)スタスタ
櫻子(ば、バレてないみたいだな)
向日葵「うぅ……今日も暑いですわね」
櫻子(バレないように後をつける! 向日葵がどこへいくか確かめてやらなきゃ!)
向日葵(明日あたり櫻子と一緒にいてあげた方がいいかしら……)トコトコ
櫻子(歩くの早いな……どこに向かってるんだ)
向日葵(あと2・3日で本体は終わりそうではあるんですけど……大変ですわね)
向日葵「?」クルッ
櫻子(あぶな!)ササッ
向日葵(……気のせいかしら。誰か後ろにいたような気がしたんですけど……)スタスタ
櫻子(ば、バレてないみたいだな)
スタスタ……
櫻子(あれ、こっちって……駅!?)
櫻子「電車乗るのかな……あ! 私お金無い!」
櫻子「わー行っちゃった!」
櫻子「どうしよう、向日葵行っちゃう……」わたわた
櫻子(電車乗って……どこまでいくんだ)
櫻子(なにか……すごい遠くに行ってそうな気がする……)
櫻子「向日葵……毎日電車で出かけてるのかな……」
櫻子(立派に隠し事してるじゃん……向日葵!!)
櫻子(あれ、こっちって……駅!?)
櫻子「電車乗るのかな……あ! 私お金無い!」
櫻子「わー行っちゃった!」
櫻子「どうしよう、向日葵行っちゃう……」わたわた
櫻子(電車乗って……どこまでいくんだ)
櫻子(なにか……すごい遠くに行ってそうな気がする……)
櫻子「向日葵……毎日電車で出かけてるのかな……」
櫻子(立派に隠し事してるじゃん……向日葵!!)
~
向日葵「すごい、形になってきた……!」
弟子「いよいよって感じですね。古谷さんヘアーアップもすごいうまくなったし、やっぱりセンスありますよ」
向日葵「そうですか?」
弟子「……これ言っちゃおうかなー」
弟子「古谷さん、完成したら、必ずここに来てくださいね。渡したいものがあります」
向日葵「私に?」
弟子「はい。私からのお礼です」
向日葵「なんですか?」
弟子「そ、それは言えませんよ!/// 完成したらのお楽しみです!」
向日葵「じゃあ早く終わらせないとですわね!」
弟子「そうです! 頑張ってください!」
向日葵「すごい、形になってきた……!」
弟子「いよいよって感じですね。古谷さんヘアーアップもすごいうまくなったし、やっぱりセンスありますよ」
向日葵「そうですか?」
弟子「……これ言っちゃおうかなー」
弟子「古谷さん、完成したら、必ずここに来てくださいね。渡したいものがあります」
向日葵「私に?」
弟子「はい。私からのお礼です」
向日葵「なんですか?」
弟子「そ、それは言えませんよ!/// 完成したらのお楽しみです!」
向日葵「じゃあ早く終わらせないとですわね!」
弟子「そうです! 頑張ってください!」
~
向日葵(ね、眠い……)
向日葵(細かい作業をしながらだとやっぱり眠くなってしまいますわ)
向日葵(でも早く完成させないと……)チマチマ
…………
向日葵「? 何か物音が……」
向日葵(はっ、まさか……!)シュババッ
櫻子「向日葵ー!!」すぱん
向日葵「な、なんなんですの!? こんな夜遅くに……」
櫻子「なんなんですのじゃない!」
向日葵「楓が寝てるんだから静かに……!」
櫻子「あ、そっか……」
向日葵(ね、眠い……)
向日葵(細かい作業をしながらだとやっぱり眠くなってしまいますわ)
向日葵(でも早く完成させないと……)チマチマ
…………
向日葵「? 何か物音が……」
向日葵(はっ、まさか……!)シュババッ
櫻子「向日葵ー!!」すぱん
向日葵「な、なんなんですの!? こんな夜遅くに……」
櫻子「なんなんですのじゃない!」
向日葵「楓が寝てるんだから静かに……!」
櫻子「あ、そっか……」
向日葵「……どうしたんですの?」
櫻子「向日葵……」
櫻子「ほんとに、ほんとに、私に隠し事してないよね……?」
向日葵「……!」
櫻子「私、向日葵に隠し事したことないんだよ……」
櫻子「だって、向日葵のこと好きだから」
向日葵「…………」
櫻子「向日葵はそうじゃないの!?」
向日葵「私は……」
櫻子「向日葵……」
櫻子「ほんとに、ほんとに、私に隠し事してないよね……?」
向日葵「……!」
櫻子「私、向日葵に隠し事したことないんだよ……」
櫻子「だって、向日葵のこと好きだから」
向日葵「…………」
櫻子「向日葵はそうじゃないの!?」
向日葵「私は……」
向日葵「私も好きですわ。櫻子」
櫻子「だったらなんで……いつも電車でどこに行ってるの!? なんで私に何も言ってくれないの!?」
向日葵「そ、それは……」
櫻子「私の知らない向日葵なんて……嫌だよ……!」
向日葵「……櫻子、これはいつかちゃんと言いますわ」
向日葵「それは今は言えないけど、近いうちに、必ずあなたに伝えられますから」
向日葵「今日はもう……寝ましょう?」
櫻子「…………」
櫻子「だったらなんで……いつも電車でどこに行ってるの!? なんで私に何も言ってくれないの!?」
向日葵「そ、それは……」
櫻子「私の知らない向日葵なんて……嫌だよ……!」
向日葵「……櫻子、これはいつかちゃんと言いますわ」
向日葵「それは今は言えないけど、近いうちに、必ずあなたに伝えられますから」
向日葵「今日はもう……寝ましょう?」
櫻子「…………」
櫻子「……わかったよ」
向日葵「…………」
向日葵「じゃあ、櫻子の部屋で寝てもいいかしら?」
櫻子「……布団、干しちゃったよ」
向日葵「それでも」
櫻子「…………うん」
向日葵「…………」
向日葵「じゃあ、櫻子の部屋で寝てもいいかしら?」
櫻子「……布団、干しちゃったよ」
向日葵「それでも」
櫻子「…………うん」
~
あんなに眠かったのに、
せっかくベッドの上にいるのに、
この子が隣にいるだけで、眠さなんてどこかへ行ってしまった。
私があなたをおいてどこかへ行くとでも?
私が急にあなたを突き放すとでも?
そんなの絶対無いってことくらい、あなたが一番わかってるじゃない。
なのにこの手は、痛いほどに私を放さない。
そんな弱々しい顔は、あなたには似合いませんわ。
また、笑ってくださいな。櫻子。
あんなに眠かったのに、
せっかくベッドの上にいるのに、
この子が隣にいるだけで、眠さなんてどこかへ行ってしまった。
私があなたをおいてどこかへ行くとでも?
私が急にあなたを突き放すとでも?
そんなの絶対無いってことくらい、あなたが一番わかってるじゃない。
なのにこの手は、痛いほどに私を放さない。
そんな弱々しい顔は、あなたには似合いませんわ。
また、笑ってくださいな。櫻子。
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ーーーー
ーー
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向日葵「や、やった……」
弟子「できました!?」
向日葵「ドレス本体は、これで完成です!///」
弟子「うわーすごーい!」
早乙女「……うん、いいじゃない! イメージ通りの物ができたんじゃない?」
向日葵「本当にありがとうございました。まさか自分にこんなに立派なものができるなんて……」
早乙女「はい、ここでアタシからプレゼント」
向日葵「?」
早乙女「知り合いに作ってもらったのよ。カットレース」
向日葵「え!?」
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向日葵「や、やった……」
弟子「できました!?」
向日葵「ドレス本体は、これで完成です!///」
弟子「うわーすごーい!」
早乙女「……うん、いいじゃない! イメージ通りの物ができたんじゃない?」
向日葵「本当にありがとうございました。まさか自分にこんなに立派なものができるなんて……」
早乙女「はい、ここでアタシからプレゼント」
向日葵「?」
早乙女「知り合いに作ってもらったのよ。カットレース」
向日葵「え!?」
早乙女「ヒマワリの花とサクラの花と。世界にひとつだけ、アンタたちのドレスってことでね」
弟子「ちょっとー可愛いじゃないですかー」
向日葵「ありがとうございます……!///」
早乙女「他にも渡したいものあるんだけど、それは本当に完成したときでいいわ。後は自分の満足のいくように工夫しなさい」
弟子「学校始まっちゃうんですか?」
向日葵「ええ。夏休みはもう終わりです」
弟子「ちょっとー可愛いじゃないですかー」
向日葵「ありがとうございます……!///」
早乙女「他にも渡したいものあるんだけど、それは本当に完成したときでいいわ。後は自分の満足のいくように工夫しなさい」
弟子「学校始まっちゃうんですか?」
向日葵「ええ。夏休みはもう終わりです」
早乙女「こっちが好きで手伝ってただけだけど、なんかちょっと寂しいわね」
弟子「夏休みだけといっても結構一緒にいましたからね……もう私このドレスと古谷さんが見れなくなるなんて嫌ですよ」
向日葵「そんな……また遊びにきていいですか?」
早乙女「毎日こんなバカな弟子と一緒じゃ疲れちゃうからさ、もうほんとに友達連れてきてほしいわよ。というかサクラコに会わせなさいよ」
弟子「私も会ってみたいです。サクラコさんに」
向日葵「ええ。私もドレスを渡せたらここを教えてあげたいですわ」
早乙女「じゃ、ヘッドパーツがんばりなさいね」
弟子「私からのプレザントもありますからね!」
向日葵「ありがとうございます、本当に……///」
弟子「夏休みだけといっても結構一緒にいましたからね……もう私このドレスと古谷さんが見れなくなるなんて嫌ですよ」
向日葵「そんな……また遊びにきていいですか?」
早乙女「毎日こんなバカな弟子と一緒じゃ疲れちゃうからさ、もうほんとに友達連れてきてほしいわよ。というかサクラコに会わせなさいよ」
弟子「私も会ってみたいです。サクラコさんに」
向日葵「ええ。私もドレスを渡せたらここを教えてあげたいですわ」
早乙女「じゃ、ヘッドパーツがんばりなさいね」
弟子「私からのプレザントもありますからね!」
向日葵「ありがとうございます、本当に……///」
~
向日葵「ほら楓、これが完成したドレスの写真ですわ」
楓「うわぁ……これおねえちゃんが作ったの?」
向日葵「これ見覚えあるでしょう? 私が家で作ってた部分ですわ」
楓「すごいの! 綺麗なの!///」
向日葵「もうすぐ持ってこれますわ。後はこれを作るだけですから」
楓「これはなに?」
向日葵「髪の毛につけてあげる飾りですわ。櫻子の髪をアップにして、そこにこれを……」
楓「楓に乗せてくれたやつ?」
向日葵「それに似たようなものですわ。楓の髪もアップにしてあげましょうか?」
楓「あっぷって?」
向日葵「こうやって髪をもちあげて……」
向日葵「ほら楓、これが完成したドレスの写真ですわ」
楓「うわぁ……これおねえちゃんが作ったの?」
向日葵「これ見覚えあるでしょう? 私が家で作ってた部分ですわ」
楓「すごいの! 綺麗なの!///」
向日葵「もうすぐ持ってこれますわ。後はこれを作るだけですから」
楓「これはなに?」
向日葵「髪の毛につけてあげる飾りですわ。櫻子の髪をアップにして、そこにこれを……」
楓「楓に乗せてくれたやつ?」
向日葵「それに似たようなものですわ。楓の髪もアップにしてあげましょうか?」
楓「あっぷって?」
向日葵「こうやって髪をもちあげて……」
~
楓「な、なんか頭が重いのっ」
向日葵「うふふふっ、楓は髪型変えると可愛いですわね」
楓「おねえちゃんに作ってもらったやつ、とっといてあるよ?」
向日葵「あら、写真でも撮ります?」
楓「は、恥ずかしいからいいの……///」
向日葵「さ、今日はもう寝ましょうか」
楓「明日から学校?」
向日葵「ええ。夏休みは終わりですわ」
楓「じゃあ毎日櫻子おねえちゃんに会えるね!」
向日葵「櫻子……」
向日葵(明日から、毎日一緒に学校にいける……///)
楓「な、なんか頭が重いのっ」
向日葵「うふふふっ、楓は髪型変えると可愛いですわね」
楓「おねえちゃんに作ってもらったやつ、とっといてあるよ?」
向日葵「あら、写真でも撮ります?」
楓「は、恥ずかしいからいいの……///」
向日葵「さ、今日はもう寝ましょうか」
楓「明日から学校?」
向日葵「ええ。夏休みは終わりですわ」
楓「じゃあ毎日櫻子おねえちゃんに会えるね!」
向日葵「櫻子……」
向日葵(明日から、毎日一緒に学校にいける……///)
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向日葵「おはよう、櫻子」
櫻子「おはよう」
向日葵「…………?」
櫻子「行こっか」
向日葵「え、ええ……」
~
ちなつ「みんな久しぶりー♪」
あかり「ほんとだね~。結局お泊りの時から会ってないもんねぇ」
向日葵「えっ? 櫻子はお二人と会ったりしなかったんですの?」
櫻子「あってないよ」
向日葵「…………」
ちなつ「あかりちゃん宿題やったー?」
あかり「んん!? 一緒にやってたよね!?」
向日葵「おはよう、櫻子」
櫻子「おはよう」
向日葵「…………?」
櫻子「行こっか」
向日葵「え、ええ……」
~
ちなつ「みんな久しぶりー♪」
あかり「ほんとだね~。結局お泊りの時から会ってないもんねぇ」
向日葵「えっ? 櫻子はお二人と会ったりしなかったんですの?」
櫻子「あってないよ」
向日葵「…………」
ちなつ「あかりちゃん宿題やったー?」
あかり「んん!? 一緒にやってたよね!?」
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向日葵「櫻子……あら?」
あかり「どうしたの?」
向日葵「櫻子どこいったのかしら」
ちなつ「あれ、さっきまでいなかったっけ?」
あかり「帰っちゃったのかなぁ」
向日葵「でも今日は生徒会があるのに……」
ちなつ「……なんか櫻子ちゃん、今日どことなく元気なかったよね」
あかり「うん……ちょっとおとなしかった」
向日葵「…………」
向日葵「櫻子……あら?」
あかり「どうしたの?」
向日葵「櫻子どこいったのかしら」
ちなつ「あれ、さっきまでいなかったっけ?」
あかり「帰っちゃったのかなぁ」
向日葵「でも今日は生徒会があるのに……」
ちなつ「……なんか櫻子ちゃん、今日どことなく元気なかったよね」
あかり「うん……ちょっとおとなしかった」
向日葵「…………」
~
向日葵「遅くなりましたっ」
綾乃「あら、古谷さんお久しぶりねっ」
千歳「夏休みどうやった~?」
向日葵「ええ。充実していましたわ」
ガラッ
櫻子「おはようございまーす」
向日葵「さ、櫻子!」
綾乃「大室さん、お久し
向日葵「どこにいたんですの!? さっきまで私探していましたのよ……?」
櫻子「……別に?」
向日葵「別にって……」
千歳「大室さん宿題とか終わったん?」
櫻子「はい。がんばりました」
千歳「すごいやん。これからもちゃんとな~」
向日葵「遅くなりましたっ」
綾乃「あら、古谷さんお久しぶりねっ」
千歳「夏休みどうやった~?」
向日葵「ええ。充実していましたわ」
ガラッ
櫻子「おはようございまーす」
向日葵「さ、櫻子!」
綾乃「大室さん、お久し
向日葵「どこにいたんですの!? さっきまで私探していましたのよ……?」
櫻子「……別に?」
向日葵「別にって……」
千歳「大室さん宿題とか終わったん?」
櫻子「はい。がんばりました」
千歳「すごいやん。これからもちゃんとな~」
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