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    元スレキリト「デモンズ・ソウル・オンライン?」

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    1 :

    『世界とは悲劇なのか』

    世界初、ナーブギアを利用したヴァーチャルMMORPG『デモンズソウル』
    その高価格にも関わらず発売日には長蛇の列ができ、1万本限定のソフトは瞬く間に完売した。

    ~桐ヶ谷家~

    「いってきまーす」

    「行ってらっしゃーい」

    ……

    「よし……準備OK」

    「俺も行くか。もう一度、あの世界に」

    キュイイイイイイイン……

    【Demon’s Souls】

        start

    2 :

    またか

    3 :

    4 :

    ローリング骸骨「」カシャコンカシャコン

    5 = 1 :

    キリト「ん……ここは……」

    キリト「はは……やった……!」

    キリト「俺は戻ったてきたんだ!この世界に!」

    奴隷兵「ウォォォォ……!」

    キリト「くらえっ!」ズシャア

    奴隷兵「グハッ!」シュウウウウ

    キリト「βテストから腕はなまってないな。よし」

    キリト「チュートリアルなんかさっさと終わらせて楔の神殿へ行こう」

    6 = 1 :

    青目騎士「グオオオオオ!」バッ

    キリト「ふんっ!」パリィィィィン

    キリト「『致命の一撃』だ!」

    ※致命の一撃
    相手の攻撃を盾などで弾いて、体勢を崩してから攻撃すると
    大ダメージを与えることができる。

    青目騎士「グアアアア……!」シュウウウ……

    キリト「よし……後少しでチュートリアルのボスだな」

    ズトッ

    キリト「いてっ」

    弓兵「ウウウゥ……」

    キリト「弓兵か……ふんっ!」ズシャッ

    弓兵「ウグゥ……」シュウウウ……

    7 = 1 :

    キリト「油断しすぎたな……回復は……まあ、いいかこのくらいなら」

    キリト「確かチュートリアルはボス戦まではHPが0になっても死なない仕様だったはず」

    キリト「回復アイテムはチュートリアル後のためにとっておこう」

    キリト「さて……いよいよボス部屋か」



    拡散の尖兵「グオオオオオオッ!!」

    ※拡散の尖兵
    巨大な黒い体のデーモン。右手の大斧で人間を叩き潰す。

    キリト「相変わらず大きいな」

    キリト「βテストでは油断して負けたけど……」

    ズゴオオオオッ!

    キリト「今度はそうは行かないっ!」

    ズバァッ

    8 :

    何でキリト半角?

    9 = 1 :

    拡散の尖兵「グオオオオオオオッ!!」シュウウウウウ…

    【THE DEAMON WAS DESTROYED】ギャンッ!

    キリト「いよっし!油断さえしなければ意外と楽勝だったな」

    キリト「おっ要石だ。ひょっとして隠しエリアかな?」

    ※要石
    エリアとエリアをつなぐ石。
    触れることで別のエリアに移動できる。

    ギュウウン……

    ~???~

    キリト「おおっ!アイテムいっぱい!ボス討伐のご褒美ってところか!」

    キリト「でも、ほとんど回復アイテムばっかだな。レアな武器でももらえると思ったけど」

    竜の神「オオオオオオ……」

    キリト「えっ?」

    ドゴオオオオオオオッ!!

    【YOU DIED】


    10 = 1 :

    ~楔の神殿~

    キリト「結局どちらにしろ死ぬのか……ドラゴンがグーパンチとか……」

    モブA「まさかチュートリアルであんな強いボスが出るとは思わなかったよ」

    モブB「あいつって頑張れば倒せるのかね?」

    キリト「もう結構人がいるな。みんな尖兵に殺されたのか」

    キリト(俺は倒したけど)ニヤッ

    キリト「とりあえず、第1エリアにさっさと行こう。他のエリアも見て周りたいし。」

    ※デモンズソウルのエリア構成
    ( )内は通称

        ○              ×
      塔のラトリア(ラトリア)    北の巨人(×)
      
      ○                  ○
    ストーンファング坑道(坑道)         嵐の祭祀場(嵐)

        ○               ○
     ボーレタリア王城(城)      腐れ谷(谷)

    デモンズソウルのゲーム中には5つのエリアがあり、それらはすべて楔の神殿と繋がっている。
    それぞれのエリアには3~4のステージがあり、それぞれのステージのボスであるデーモンをすべて倒すことがゲームの目的となる。
    ボーレタリア王城の1は最初にクリアしなければならず、城1クリア後に他のエリアが開放される。

    11 :

    キリトさんなら全撃パリィできるな

    12 = 1 :

    キリト「そいっ!」

    奴隷兵「ギャアアッ!」シュウウウ……

    キリト「ふう……結構ソウルも溜まったな」

    ※ソウル
    生物が持つ魂。デモンズソウルの世界では売買とレベルアップに必要となる。

    クライン「だ、誰か助けてくれ~!」

    キリト「? あれは!」

    クライン「こいつら雑魚のクセに強すぎィ!」

    キリト「大丈夫か!今行くぞ!」

    13 :

    ホモガキか
    解散

    14 :

    集合

    15 = 1 :

    シュウウウウウ……

    キリト「これで全部っと……」

    クライン「あぁ……ありがとよ。おかげで助かったぜ」

    キリト「ずいぶんと無茶な戦い方するんだな。あんな人数に突っ込むなんて」

    クライン「いやぁ……雑魚相手だったらこう……すぱすぱ~っとやれるんじゃないかと思ったんだけどよ」

    クライン「雑魚でも束になって囲まれるときつわアッハッハ!ところで……さっきの戦いすごい立ち回りだったな。ひょっとしてβテスターか?」

    キリト「ああ、そうだ」

    クライン「おおっ!そりゃいいや!なあ頼むよ!俺にデモンズソウルでの戦い方って奴を教えてくれよ!」

    キリト「……まぁ……別にいいけど……」ポリポリ

    16 :

    バグ技で虐められるのが一番面白かった
    サクサクは何か違う

    17 = 1 :

    ……

    キリト「一度に多数を相手にするんじゃなくて、ひとりひとりおびき寄せるんだ。それで攻撃の当たる一瞬、前にパリィ」

    クライン「よっ!ほっ!」パリィィィィン

    奴隷兵「グアッ!」

    クライン「で、できた!」

    キリト「そこですかさず『致命の一撃』!」

    クライン「あいよ!」ズドオオッ

    奴隷兵「オオオオ……」シュウウウウウ……

    クライン「よっしゃあ!ありがとな!だいぶとコツはつかんできたぜ!」

    キリト「いや、俺は基本を教えただけだよ」

    クライン「よし!それじゃあボス討伐しに行くか!」

    キリト「え?」

    クライン「βテスターなんだろ?1面のボスの攻略法くらい知ってるんじゃないか?」

    キリト「えっと。それってつまり俺とパーティ組むってことか?」

    クライン「なんだ?何か問題あるのか?あっ……一緒に組む約束がある奴がいるなら無理にとは言わねーが」

    18 = 1 :

    キリト「い、いや!大丈夫だ!問題はない!」

    クライン「そっか?じゃあ行くぜ!」

    ……

    キリト「そこ暗闇から奴隷兵が飛び出してくるから気をつけろ」

    クライン「うおっ!危ねえ!」

    ……

    キリト「この指輪が欲しかったんだ」

    クライン「『しがみつくものの指輪』に『盗人の指輪』?どんな効果なんだ?」

    ※しがみつくものの指輪……ソウル体(一度死んで肉体を失った状態)で最大HPが本来半分になるところを3/4にする。
    ※盗人の指輪……敵から発見されづらくなる。

    ……

    キリト「とにかく火炎だ。火炎壷と松脂を買い占めるんだ」

    クライン「了解ィ!」

    19 = 1 :

    キリト「ついに来たぞ。ボス部屋だ」

    クライン「とにかく火炎攻撃をすればいいんだな!」

    【ファランクス】
    本体は巨大な発光するスライム。全身に盾を模したような形状のスライム状のモンスターを纏い、
    本体にまで攻撃が届きづらくなっている。盾スライムは正面からの攻撃は防ぐが、背面からの攻撃と、
    炎攻撃には弱い。

    キリト「とにかく火炎壷を投げまくるんだ!」バッ

    ガシャアアン

    ファランクス「……」シュウウウウウ……

    クライン「本体が見えてきたぞ!」

    キリト「松脂で剣に炎を纏わせる!」

    キリト「おおおおおっ!」

    ズバアッ!

    【THE DEAMON WAS DESTROYED】(デーモンを倒した)

    【生身を取り戻した】

    【デモンズソウルを得た】

    クライン「よっしゃああ!」

    20 = 1 :

    クライン「いやあ、すごかったなぁ!おこぼれで俺まで生身取り戻しちまった。ありがとよ」

    キリト「いや、クラインがいたからほとんどダメージを受けずにすぐに倒せたんだ」

    クライン「あっ……そういえば俺ピザ注文してたの忘れてたわ……どうすっかな」

    キリト「ログアウトするしかないんじゃないか?」

    クライン「まあ、そうだな。このゲームの三日月草、味はイマイチだし、現実で腹も膨れないんじゃしょうがない」

    クライン「悪い、いったんログアウトするわ。また一緒にプレイしようぜ」

    キリト「ああ」

    クライン「…………あれ?」

    キリト「?……どうした?ログアウトしないのか?」

    クライン「ログアウトボタンがない」

    キリト「そんなはずは…………本当だ……βではあったはずなのに」

    クライン「発売初日でバグ発見ってことなのか?」

    キリト「そんな馬鹿な……ログアウトできないなんて致命的な不具合があったら大事に……」

    ギュウウン

    キリト「! なんだ?何もしてないのに転送された? ここは……楔の神殿?」

    21 = 1 :

    その後、楔の神殿に集められた俺たちの前にゲームマスターが現れ説明を開始した。

    ログアウトできないのはバグではなく仕様であること。

    このゲームの中でソウル体の状態で死ぬと現実の脳が破壊されること。

    また、ソウル体の状態で一定期間が経過してもやはり脳が破壊されること。

    ゲームをクリアしない限り、現実世界には戻れないこと。

    楔の神殿はパニックになった。泣き喚くもの。逃げ出そうとするもの。

    だが結局無駄なことだった。GMの言ったとおり、現実世界に戻る方法はなかった。

    多くのプレイヤーは楔の神殿にとどまり動こうとしなかった。

    だが、やがて、一部のプレイヤーたちが集まり、「攻略組」を組織した。

    俺とクラインもそのプレイヤーたちに加わった。

    始めに向かったのは城の2だった。



    22 = 1 :

    クライン「つまりまとめると、こういうことか?」

    ・生身の状態から一度死ぬと「ソウル体」(幽霊)になり、HPが半分になる。
    ・ソウル体の状態で死ぬと現実の体の脳も破壊される。
    ・ソウル体の状態のまま一週間経過してもやはり脳が破壊される。
    ・ソウル体から元に戻る最も単純な方法は各エリアのデーモンを倒すこと。
    ・このような状態になっているのは自分たちだけでなく他の世界(サーバー)でも同じことが起きている。

    キリト「ああ、そういうことになる。俺たちはファランクスを倒したから、今は生身の状態だ」

    クライン「他の連中は一度でも死ぬとアウトってことか」

    キリト「このことは隠しておいたほうがいいかもしれない」

    クライン「? どうして?」

    キリト「生身になっていることを理由に一番前線に立たされるかもしれない。死ぬかもしれないゲームでそんな危険は冒せない」

    クライン「だが……」

    キリト「何も悪いことじゃない。自分の身は自分で守らなきゃいけないってだけだ」

    クライン「確かにそうだけどよ……」

    23 = 1 :

    ディアベル「ストップ!ここから先は危険だ」

    クライン「? 何で止まるんだ?」

    キリト「ドラゴンだ」

    クライン「ドラゴン?」

    グオオオオオオオオオッ!

    キバオウ「うおっ!危なっ!」

    クライン「うかつに進めば空からのドラゴンのブレスで丸コゲってわけか……」

    ディアベル「いいか!タイミングを見計らって一息に駆け抜ければ焼かれることはない!何人かずつ慎重に、っておい!」

    アスナ「…………」タタタタッ

    クライン「あいつ鎧もつけずにあんな軽装で!」

    ドラゴン「グオオオオッ!」

    キリト「また来るぞ!」

    24 = 1 :

    アスナ「…………ッ」ダッ

    キバオウ「危なっ!あの女死ぬ気かいっ」

    キリト「軽装だったのが幸いしたんだ。スピードが遅くならす、焼かれる前に道の向こう側の拠点まで行けた」

    クライン「それにしても無茶すぎるだろ……命が惜しくないのかねあの女」

    ディアベル「まあ……あんな感じだ!ちゃんとタイミングを見計ればやられることはない!」

    ……

    クライン「最後は俺たちのグループか」

    キリト「鎧は脱いだな?行くぞ!」

    ダダダダダッ!

    キリト「スタミナの続く限り走り続ければ問題ない……!」

    25 = 1 :

    クライン「走れ走れ走れ!止まるなぁ!焼き殺されるぞ!」

    グオオオオオオオッ!

    キリト「! 来た!」

    キリト(大丈夫だ……かなり距離がある……炎が来る前に行ける……!)

    アッシュ「あっ……」ズコッ

    キリト「えっ……?」

    「一人転んだぞ!」「止まるな!走れ!」

    アッシュ「助けてくれええ!」

    オオオオオオオッ!!

    キリト「今、助けッ……!」

    クライン「キリト!?」

    26 = 1 :

    ドラゴン「オオオオオオッ!!」

    キリト「あ………」ゾクッ

    ダッ!

    アッシュ「待て!待ってくれ!!」

    キリト「ごめん……!」

    クライン「キリト!速く!すぐ後ろまで炎が!!」

    アッシュ「ギャアアアアアア!!」シュウウウウウウ……

    キリト「!」

    クライン「キリト!跳べ!!」

    キリト「おおおおっ!」

    27 :

    >>1と俺しかいないようだな

    28 :

    見てるぞ
    前のダクソSSも見てた

    30 = 1 :

    ゴロゴロ……

    クライン「間に合ったぁ!」

    キリト「はぁ……はぁ……!」

    キバオウ「い、今の燃やされた奴……セレブリティ・アッシュとかいうの……死んだんか……?確か……ソウル体の奴が死んだら現実でも死ぬって……!」

    キリト「………!」

    キリト(そうだ……これはデスゲームなんだ……!しょうがないじゃないか!)

    「お、俺……悪いけど戻るよ」「なんだよそれ!怖くなったのか?」「もういやだ!」

    ディアベル「お、おいみんな!」

    結局、セレブリティ・アッシュの死をきっかけに攻略組の半数は帰還していった……

    クライン「まあ気持ちは分かるけどよ……」

    キリト「残ったのは15人くらいか……」

    ディアベル「みんな行こう……私たちは進まないといけないんだ」

    アスナ「……」

    31 = 1 :

    ディアベル「頑張れ!後少しだ!!」

    グオオオオオオオッ!

    カリオン「よし!たどりついた……!」

    弓兵「……」バッ

    ズトズトズトッ!

    カリオン「グッ!そ、そんなのあり……!」

    青目騎士「ガアアアアッ!!」

    シュウウウウウウウッ……

    キバオウ「まずいで……ドラゴンの炎を抜けても向こう側で総攻撃を食らってまう……」

    アスナ「…………こんなところで止まっている暇はないの……!」ギリッ

    ダッ!

    ディアベル「お、おい君!」

    クライン「あいつまた!」

    キリト「一人で行くなんて無茶だ!」ダッ!

    33 :

    ヒント:ネトゲには好きなキャラの名前を自キャラにつける痛い人が相当数いる

    34 = 1 :

    アスナ「やあっ!」

    弓兵「グオオオオッ!」シュウウウウウ……

    キリト(速い!一瞬で弓兵たちをなぎ倒した!だが!)

    青目騎士「オオオオオオッ!」

    アスナ「あ……」

    キリト「全力疾走と攻撃でスタミナがもう残っていない!まずい!」ダッ!

    青目騎士「アアアアアッ!」

    キリト「させるかぁ!」パリィィィィン

    キリト「『致命の一撃』だ!」ズトオオオッ!

    シュウウウウウウ……

    キリト「立てるか?」

    アスナ「あ……ありがと……」

    キリト「スタミナ管理には気を使わないと。今みたいにスタミナが切れたところを襲われたら何もできないぞ」

    アスナ「う、うん…………」

    35 = 32 :

    >>33
    自分のACに好きなヒーローの名前を付けたダン・モロさんの悪口はやめろ

    36 :

    城2のボスって何だっけ
    巨人?

    37 :

    久しぶりにデモンズ起動するか・・・

    38 = 28 :

    >>36
    塔の騎士 ( ^ω^)おっおおおっおっ

    39 = 1 :

    キリト「それに一人で突っ込むのも……聞いてるのか?」

    アスナ「えっ?ああ、うん!ご、ごめんなさい……」

    クライン「おーい!大丈夫かぁ!」

    キバオウ「あんたら二人無茶するなぁ!」

    キリト「みんな!」

    ディアベル「二人が敵を始末してくれたおかげで、ここまで楽にこれたよ、さて……」

    クライン「いよいよ……か」

    キリト「城2のボス部屋だ」

    キリト(……βテストでクリアできたのはここまでだった……攻略法は分かってる)

    キリト「負ける要素がない。大丈夫だ」

    40 = 1 :

    【デーモン 塔の騎士】
    全身を覆い隠すほどの盾と長大な槍を持った巨大な騎士。

    塔の騎士「…………」

    キバオウ「これは……」

    クライン「でか過ぎる……」

    ディアベル「キリト!クライン!アスナ!ディアベル!上に行って弓兵を始末してきてくれ!残り全員でこいつを倒す!」

    クライン「あいよぉ!」

    アスナ「……分かった!」

    キバオウ「すぐ戻るで!」

    キリト(ディアベルは……こいつの弱点がかかとだと知っているんだろうか……教えたら俺がβテスターとバレるかも……でも、ええい!)

    キリト「ディアベル!こいつの弱点は足だ!足を狙って倒すんだ!」

    ディアベル「! 分かってる!任せろ!」

    キリト(分かってる?)

    ディアベル「……」グッ

    キリト(ディアベルもβテスターか!)

    41 = 1 :

    アスナ「やあっ!」

    弓兵「グアアアアッ」シュウウウウ……

    クライン「これで全員!」

    キバオウ「すぐ下の奴らを手伝いに行かんと!」

    キリト(大丈夫……行けるはずだ……βテストのときと同じだ……何も変わらない……弱点も分かってる……)

    キリト「何も心配することなんか……」

    塔の騎士「…………」グウウウウウッ

    ディアベル「塔の騎士が盾を持ち上げたぞ!急いで逃げろ!!」

    キルドーザー「分かった!!すぐに離れ……!」

    ノーカウント「ま、待ってくれスタミナが!」

    グシャアアアアッ

    キリト「あ…………」

    42 = 1 :

    シュウウウウウウ……

    アスナ「そんな……」

    クライン「今の盾の一撃で……3人……いや4人……」

    キバオウ「嘘やろ!そんなんありかっ!」

    キリト「そうだ……違うんだ……βテストとは……ここで死んだら……本当に死ぬんだ……」

    キルドーザー「だ、だれか……!助けて……!」

    クライン「一人助かった奴がいるぞ!」

    キリト「!」バッ!

    ディアベル「今行くぞ!」

    塔の騎士「…………」スゥゥゥゥゥ……

    キリト「ディアベル!槍だ!間に合わない!」

    ディアベル「いやっ!行ける!」

    43 :

    ノーカウント!ノーカウントだ!

    44 = 1 :

    キルドーザー「たすげっ!!」

    ズトオオオオオ!

    ディアベル「グアアアッ!」

    キリト「!!うああああっ!」

    ディアベル「うぅぅ……」シュウウウウ……

    キリト「大丈夫か!?今回復アイテムを……!」

    ディアベル「いや……いい……私はもう助からない……」

    キリト「なんでこんな無茶を……!」

    ディアベル「君もβテスターなら分かるだろ……?」

    キリト「!」

    ディアベル「誰だって死ぬような戦いに行きたくない……初心者ならなおさらだ……」

    ディアベル「だから……私たちが行かなくちゃ……私たちが道を示さなければ……みんな……死んでしまう……」

    ディアベル「だから……君が倒せ……!あの塔の騎士を……!君しかできない……!」シュウウウウ……

    キリト「ディアベル……」

    クライン「キリト!後ろだ!」

    45 = 36 :

    ディアベルはんただのいい人になっとる

    46 :

    ちょくちょくACキャラがでてるな

    47 = 1 :

    塔の騎士「……」スウウウウ…

    キリト「俺がやらなければ……みんな死ぬ……」

    アスナ「キリトォッ!」

    ドゴオオオオッ

    バッ

    クライン「かわした!?」

    キリト「お前の動きは知っている……何回も何回も……やりこんだからな!」

    塔の騎士「……」スゥッ

    ドゴオオオッ

    キリト「お前の長い槍は足元まで届かない!」ズザザザッ!

    塔の騎士「……」バッ

    ズバアアアアンッ!

    キリト「盾の衝撃波は塔の騎士自身の後方に回り込めば回避できる!」

    キリト「そしてっ!お前の弱点!踵に一定ダメージを与えると!」ズバズバズバッ

    48 = 1 :

    塔の騎士「!!」ガクン

    アスナ「塔の騎士が倒れた!」

    クライン「行け!キリトォ!」

    キバオウ「なんなんやあの動き……まるで最初から動きがわかっとるような……まさか……」

    キリト「仇をとらせてもらう」【松脂を使い剣に炎を纏わせた】キュイイイイイイン

    キリト「おおおおおっ!」ズバッズバッズバッ!

    クライン「すげぇ!塔の騎士のHPがモリモリ減っていくぞ!」

    キリト「これで、終わりだ!」ズシャアアアッ

    塔の騎士「オオオオオオッ!」

    【THE DEAMON WAS DESTROYED!】

    クライン「やったあああああ!」

    アスナ「キリト……」ホッ…

    「すげええ!」「あの小僧が塔の騎士を倒したぞ!」「いったい何者なんだ?」

    49 = 1 :

    キリト「ふぅ……」

    クライン「やったじゃねえかキリト!」

    アスナ「キリト!大丈夫?怪我はない?」

    キリト「あ、ああ。大丈夫だ……」

    アスナ「な、何よ……」

    キリト「いや……普段はフードに隠れててよくわからなかったけど……結構可愛い顔してるんだな……と……」

    アスナ「ふぇっ!?」

    クライン「キリト……お前……」

    キリト「え?俺なんか変なこと言った?」

    クライン「しかも天然か……」

    キバオウ「おいあんた!」

    キリト「?」

    50 :

    原作saoもこんな感じなのか?


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