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    元スレ幼女「釣りか」

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    51 = 1 :

    ──────────────

    幼女「さっきおばさんの言ってたゆーちゃんって誰のことだし」

    「ゆうちゃんってのは昨日部屋に襲撃してきた女のことだよ」
    「俺よりも先にアパートに入ってきてたってのと昔のいざこざが相まって、俺があまり強く言えないせいか連日あんな調子」

    幼女「嫌いなの?」

    「嫌いというか苦手というか。接し方が分からな……お前には関係ないことだ」

    幼女「把握したし」

    「なあ、近いって言ってたがあとどれくらいなんだ?」

    幼女「そこの角を右に曲がった先のマンション」

    「なんだ、思った程遠くないんだな」

    幼女「コンビニのために電車使うとかありえないし」

    52 = 1 :

    >>50
    1分半を目安にしてるんだが早いか?
    読むのが追いつかないなら2分半とかにしてもいいが


    「それくらい知ってら。お前みたいな子供が遠くまで行けるわっきゃねぇだろ」

    幼女「失礼だし。新幹線乗れるし」

    「はいはい。偉い子偉い子」

    幼女「…………」

    「何怖い顔してんだよ。からかっただけだろ」

    幼女「……1人暮らしって寂しくない?」

    「いきなり何言ってんだ?」

    幼女「おばさんやお姉さんがいるから1人じゃない? 同じ部屋に誰もいなくても怖くない?」

    「考えたこともないわ。少なくとも今は1人で寂しいと感じたことはないな」

    53 :

    このままで十分だろ

    54 = 50 :

    別にはやくてもいいがさるさんくらうぞ

    55 = 1 :

    さるさん調べてた
    規制喰らうよりかは少しペース落とした方が賢いなうん


    幼女「そうなんだ」

    「俺がお前くらいの時はあの場所がすごく嫌な場所だったぜ」
    「阿呆な姉貴に叩かれて大家さんは知らんぷり……ではないけど、俺を慰めるだけで姉貴の暴力を咎めることもなかったし」

    幼女「大変だったんだね」

    「何が姉貴を変えたなんか知る由もないけどな」
    「昔のことなんかとうに忘れてんのか今じゃ懐いた猫みたいにじゃれてきやがるわ」
    「虐げられてきたやつの気持ちなんか興味ないってか。とんだ気分屋だ」

    幼女「ふーん」

    「なんだよ。聞いてきたくせに興味無さげだな」

    幼女「だってそこまで聞いてないし」

    56 = 1 :

    「そうかいよ。んで、チビっ子の家は何階だ?」

    幼女「4階の403号室。私のおうち」

    「ちゃんと場所を覚えてるなら、アパートの前で見送れるな」

    幼女「やだし」

    「は? まだ帰りたくないとか言い出すつもりかお前」

    幼女「部屋の前まで付いてきてくれたっていいと思うし」

    「下手したら親に見つかって捕まるって言ってんだろ。俺の立場も考えて言え」

    幼女「やだし」

    「あのなぁ」

    幼女「いやっ! ……なんだし」

    「…………そうかい。部屋の前までだぞさびしんぼが」

    57 = 50 :

    うわ新参かよしね

    58 :


    さるって普通あんま気にしないだろ

    59 = 1 :

    >>57
    半年以上ROMったけどさるなんて言葉出てこなかったし
    条件調べたからペース落として書きます


    幼女「ありがとう」

    「ずっとそのしおらしさを貫けば可愛げもあるってのにな」

    幼女「可愛かったらずっと一緒?」

    「それはない。何があってもない」

    幼女「…………」

    「怖い顔すんな」

    幼女「ここ」

    「ほう。ここか……木造じゃないんだな」

    幼女「貧乏人」

    60 = 1 :

    「張っ倒すぞ。あそこでも十分暮らせっから問題ねーよ」

    幼女「見栄っ張り」

    「付いていくのやめっぞ?」

    幼女「やだ。絶対一緒だから」

    「分かったから服引っ張るな。伸びるだろ」

    幼女「絶対だよ?」

    「約束すかっから離せ」

    幼女「うん」

    「階段はどこだ?」

    61 = 1 :

    幼女「左突き当り。でも、エレベーターの方が楽。こっち」

    「はいよ。エレベーターとは生意気だな」

    幼女「木造2階建てより大きいから必要だし」

    「あのアパートはお前よりも長生きしてんだから馬鹿にすんな。割と風通しいい」

    幼女「隙間風かわいそう」ウエムキサンカクポチッ

    「うっせ」

    チーン グワワー

    「ほら、4階押してみろチビッ子」

    幼女「お、押せるし」

    62 = 40 :

    63 = 1 :

    「ジャンプしてだろ?」

    幼女「ぐぬぬ。押せればいいんだし」

    「ほら無様に跳ねろよ」

    幼女「えいっ!」

    「……」

    幼女「よっ!!」

    「…………」

    幼女「そおい!!!」

    「………………悪かった。俺が悪かった」

    64 = 1 :

    幼女「助走あれば押せてたし……ぐすっ」

    「今後に期待すっから強く生きろよ。そら」

    幼女「?! な、なにを!」

    「抱きかかえてやれば届くだろ? ほら押せよ」

    幼女「く、屈辱……っ!!」ヨンカイポチーン

    「よくできました。よいしょ」

    幼女「ぜ、絶対許さないし」

    「悔しかったら大きく育て」

    幼女「ぐぬぬ。いつか必ずやり返すし」

    66 = 1 :

    「俺のこと抱っこしてくれるのか? ……えろいな」

    幼女「なにがだし?」

    「なんでもない」

    チーン グワワー

    「ほら出るぞ。案内しろ」

    幼女「一本道だから案内いらないし。迷ってみろし」

    「うっせ。さっさと案内しろ」

    幼女「403……403…………ここ」

    68 = 1 :

    「ここか」

    幼女「開けるから待ってて」

    「おう」

    ガチガチガチャッ

    幼女「はい」

    「はい」

    幼女「……」

    「……」

    幼女「開いたし」

    70 = 1 :

    「開いたな。ほら入れ。そしたら逃げ帰る。一秒でも早く帰る」

    幼女「うん」

    「もう夜中出歩くんじゃねぇぞ。俺が増えるからな」

    幼女「何それ怖いし」

    「そのままの意味じゃねぇよ。被害者が増えるって言ってんだよ。……じゃあな、それなりに楽しかったぞ」

    幼女「……ばいばい」

    …………がちゃん

    幼女『ただいまー!!』

    71 = 40 :

    つりか

    72 = 1 :

    一応これで前半終了
    まだまだ練習しないと酷くて見れたもんじゃないって場合は幼女が家に帰れてキリがよくなったまま終われるけど
    需要ある?

    73 = 40 :

    明日も残ってるなら需要はある

    74 = 58 :


    そーゆーのはじぶんでかんがえましょーね

    75 = 24 :

    ―SSスレにありがちなこと―
    ・書き手の体調が悪くなる、急に用事ができてSSが中断される
    ・SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
    「誰も見てないのかな(ならやめようかな)」→「見てるよ」→「じゃあ書きます」とかいうショートコント
    ・なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
    ・エロを入れたがる奴がいる
    ・聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
    ・ちょっとでも批判されるとすぐ「嫌なら見るな」と即レス脊髄反射
    「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳
    「これは稀に見る良SS」
    「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
    ・途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
    ・書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める。しかもつまらない

    76 :

    基本的にみんなツンデレ

    77 :

    みんなの意見なんて関係ないだろ
    好きにしろよ

    78 :

    書かなければ不貞寝する、脅しではない。

    79 :

    黙って続けたまえ

    80 = 67 :

    続けなさい、話はそれからだ

    81 = 1 :

    目を離してたらありがたいお言葉が書かれてたので
    書き上げたのにぶつ切りで終わっても不完全燃焼だしな


    ──────────────

    「ふぁ~あ……もうこんな時間か。大家さんに言い訳してたら日が暮れるなんてもんじゃないな」
    「思い出話や雑談に長々付き合わされて疲れたしもう寝るか」

    『カタカタカタガッ!』

    「ところがどっこいかーきゅんた―――つぅっ……」ガチャンッ!

    「ぶつけたところが痛いなら無理すんな。自分の部屋で手当して大人しくしてろ」

    「ようやくお仕事終わったの! だから寝る前に一緒にお風呂入ろうね!」

    「鍵かかってないからって勝手に乗り込んでくんじゃねえぞ」

    「どーしたのかーきゅん? いつもみたいに冷たいけど何かあったの?」

    「いつも通りならおかしくないだろ。俺だけの時間を邪魔される前にお前を追い出したいだけだ」

    82 :

    あ、続けちゃうんだ?

    83 :

    >>82
    消えろ

    84 :

    >>82
    ごめん続けちゃう


    「まったくかーきゅんはつれないなぁ。連れないし釣れないし……あ、今の上手いかも」

    「うっせ帰れ」

    「そうそうかーきゅん。今日ね、また夜中のコ」

    「あのさ、姉貴」

    「ンビニに・・・・・・何?」

    「そろそろ俺の部屋に来るのやめてくれないか」

    「急にどうしたのかーきゅん? 何かかーきゅんの癪に触ることしちゃった?」

    「あのな。会話するようになって仲良くなったって思ってるんなら勘違いだからな」
    「俺は姉貴の事を許したつもりはないし、これからもそのつもりだ」

    85 = 1 :

    「…………」

    「分かったら出てってくれ。ここは俺の部――」

    「うん、それくらい知ってる知ってる。それでそれで今日ね」

    「おい、俺の話を」

    「あのねかーきゅん」

    「なんだよ」

    「かーきゅんは嫌々でもちゃんとお姉ちゃんと会話してくれるでしょ?」
    「お姉ちゃんのことがどんなに嫌いでもかーきゅんはお姉ちゃんに優しくしてくれるから大丈夫」

    「いや、大丈夫じゃなくて」

    86 :

    全力支援

    87 :

    「それでね。またお遣いなのかな? お店来たんだよ」

    「そうかよ。よかったな」

    「ちゃんと聞いてよー。お姉ちゃん悩んでるんだから」

    「知らんわ。1人で悶々としてろ」

    「かーきゅんは小さい女の子が夜中コソコソ出歩いてても何も思わない冷血さんなの?」

    「は? なんだそれ」

    「なんだそれってそのままだよ。小さい女の子が2日も続けて深夜のコンビニに買い物来たの」
    「これって変だと思わない?」

    「……それいつの話だよ?」

    88 = 87 :

    「バイト上がる前だからちょうど1時過ぎくらい。……顔怖いよかーきゅん」

    「どこで見た」

    「普通にお店に来たから。サンドイッチとジュース買ってお釣りと睨めっこしてたよ」

    「ちょっと出てくる。部屋から出るなら戸締りしとけよ」


    「あ~ん! かーきゅんどこ行くの!? かーきゅんのお布団で一晩モフモフムラムラしてやるんだから!!」

    ガチャンバタンッ

    「ねぇ、かーきゅん。もう……お姉ちゃんは許してもらえないの?」

    89 = 83 :

    あっなるほど>>1の女店員って…

    90 = 87 :

    ──────────────

    (どういうことだよ! なんであいつがまた1人で出歩いてんだよ!)
    (しかもサンドイッチとジュースだぁ? 二日も続けて夜中にコンビニ食とかおかしいだろ!
    (幼女の親は何考えてんだよ!)

    「ふざけんなよクソが!」
    「4階403……4階403……403403403……ここだな」

    ピンポンピンポンピポピンポーン……ピポピポピンポンピンポ-ン…………

    「不在かご就寝中か――」ガチャ
    「開いてんのかよ。不用心な」
    「靴がない。下駄箱の中は……空か。幼女ー? お邪魔するぞー」

    シーン

    「お願いだから靴履きながら寝ててくれてろよ」

    91 :

    すげぇおもしろいす

    92 :

    全力支援

    94 = 87 :

    ガサガサグシャ

    「なんだここ……足の踏み場ねーぞ。俺の部屋馬鹿にできないくらい荒れてんじゃん」
    「どっかに電気のスイッチ……これか」

    カチッ

    「うわっ……幼女の家散らかりすぎ……? 立派な1LDKがものの見事な汚部屋じゃねえかよ」
    「ベッドも衣類でこんもり埋まっちまって……」

    ワシャポイボフ

    「おーい幼女? トイレで寝てんのか?」

    ワシャワシャガチャ

    「いるわけねーよな……風呂場は」

    ガチャ……シーン

    「いない? また買い物から帰ってないのか?」
    「俺の部屋に行ってる可能性はないと思うが確認するだけ……ケータイは壊されたんだっけ。電話借りるか」

    95 = 87 :

    ピピピポパ……ツーツー

    「電話線切られたのもすっかり忘れてたわ。部屋のは息してないし姉貴のケータイにかけるしかないな」
    「きっとまだ部屋にいうだろうし」

    ピピポピパ……p

    『もしもし?』

    「うお!? 早いな」

    『あれ? かーきゅん? 見覚えない番号だったけど』

    「いつもそんな反応速度なのか」

    『たまたま手に持ってたから早いだけだよ。かーきゅんどこにいるの?』

    「ちょっと知り合いの電話借りてて……日記?」

    『日記が何? かーきゅん観察日記なんてつけてないよ?』

    96 = 87 :

    「いや、なんでもな……くはない。帰ったら一晩尋問してやる。そんなことより姉貴は今どこにいる?」

    『今ね、かーきゅんの布団でむらむらきゅんきゅんっん、してるよ。えへへぇ。すっごくいい匂いなの。ふあっ』

    「そうか。そこに姉以外誰かいるか? 訪ねてきたとか」

    『誰もいないし来てないよ。来たらんんっ……はぁはぁ、来たら電話すればいい?』

    「それでよろしく。戻ったらマジで説教してやるから」

    『そんなかーきゅんひど、んあっあぁ! もうイ』プツ

    「どんなに泣き付かれようとも出禁にしてやる。それは後でいいとして、とりあえず今はこの日記……」
    「幼女には申し訳ないがちょっと読ませてもらってから探すか」

    98 = 91 :

    さるかな?

    99 = 87 :

    おじさん「ああ、心配いらないさ。ちゃんと怒られないように話をして」

    幼女「じゃあ行かないし。ココアもいらない」

    おじさん「お嬢ちゃん?」

    幼女「私はコンビニのおでんで温まるし。ついでにココアも買って帰るし」

    おじさん「お嬢ちゃん」

    幼女「ばいばいおじさん」
    幼女「私はこっちだからもう会わないようにお願いするって痛いし!! そんな強く掴んだ――ひっ?!」

    おじさん「いいかいお嬢ちゃん。おじさんは聞き分けのない子は嫌いなんだ」

    幼女「は、刃物はずるいし」

    100 = 83 :

    さるかな支援


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