のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,592,876人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

元スレ梓「唯先輩の夢を見たせいでよく眠れなかったんです」唯「またー?」

SS覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - けいおん! + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
1 2 3 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

1 :

「ひ、秘密ですけどね!///」

「そっかー」

2 :

もはや懐かしいを覚えるレベル

3 :

うんたん!

4 :

原作終わったし三期は絶望

5 = 2 :

>>4
マジで終わったのか

6 :

「でもおかしな夢だったんです」

「どういうことー?」

「唯先輩が……あっ、でも、やっぱり言うのやめときます」

「ええ、気になるじゃん。教えてよっ」

「いや、その……あんまり、人に言うべきじゃないと思って」

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。まだ部室には私とあずにゃんだけだし」

「でも……」

「言ってよあずにゃーん」

「わ、分かりましたから、抱きつくのはやめてくださいっ」

「それでそれで?どんな夢だったの?」

「……唯先輩が、」

「トラックに轢かれる夢です」

7 :

えっ

8 :

またトラックかよ
使い古されたネタばっかだな

9 = 6 :

「…………え?」

「だ、だからあんまり言うべき話じゃないなーって」

「やめてよあずにゃん。私ただでさえ、前あずにゃんが見た夢の被害者なんだから」

「言えと促したのは誰ですか。前っていうと……確か、犬に追いかけられる夢でしたよね」

「うんうん。それを聞いた放課後、しっぽを踏んじゃった犬に本当に追いかけられたんだからぁー」

「あ、謝ったほうがいいんでしょうか……」

「あはは。まあ偶然だろうけどっ」

「ですよねぇ。唯先輩がトラックに轢かれたら困ります」

「あっ、心配してくれてるの?ありがとあずにゃーん!」

「だ、だから抱きつかないでくださいっ!」

10 :

それは心配で眠れなくなる

11 = 1 :

よしよし良い感じ
支援

12 :

立てたのクソコテかよ……
けいおんSSも何番煎じネタに甘えすぎ

13 = 6 :

次の日

「あっ、澪先輩、おはようございます」

「…………」

「澪先輩?」

「……あ、梓か」

「どうしたんですか?随分顔色悪いですけど」

「聞いてないのか!?」

「わっ!なんですかいきなり大声だしてっ」

「唯が昨日、交通事故にあったんだよ!」

「え?」

「なんで唯のやつ、梓に連絡していないんだ!?私はてっきり」

「交通事故……?」

14 :

なんだこれ

15 = 6 :

「それって一体、どういうことですか?」

「どうもこうも……」

「澪!梓!」

「あ、律先輩……」

「律……目が腫れてるぞ」

「仕方ないだろ?昨日唯の件で驚いたんだから……おかげで朝も寝坊だよ」

「あの!」

「うん?」

「私、唯先輩に何があったか聞いてないんですけど!一体どういうことですか!?」

16 = 10 :

死んでないよな・・・?

17 = 6 :

「昨日、部活終わって放課後。帰り道に事故ったらしいんだよ、唯」

「事故って……」

「ああでも安心しろ。私も最初心臓が止まるかと思ったけど、大した怪我じゃないんだってさ」

「それでも交通事故だぞ!あと一歩間違えてたら……」

「唯のやつ、体だけは頑丈に出来ているよなあー。何せ、」

「トラックに撥ねられて、軽症で済んだんだから」

「え……?」

「それにしても、何で唯は梓にだけ言わなかったんだろう」

「そういや気が動転してたから深く考えなかったけど、病院にも梓来てなかったしな」

「…………」

18 = 6 :

「ゆ、唯先輩は、今どこに……?」

「病院だよ。撥ねられたとき意識失ったらしくて、まあ2、3日は入院だそうだ」

「わ、わたし!」

「梓。気持ちは分かるが駄目だぞ。行くなら放課後、ムギも入れた4人で行こう」

「でも先輩は私のせいで!」

「うん?梓、何かしたのか?」

「えっ……あ、いや、何もしてないですけど……」

「なら放課後にしよう。今行ったら唯にも迷惑がかかる」

「はい……」

19 = 10 :

ホラーだな

20 = 6 :

放課後

「唯先輩!」

「あ、あずにゃんー。お見舞いに来てくれたのー?あれ、みんなは?」

「私だけ先に来ちゃいました!それよりどうして昨日教えてくれなかったんですか!」

「あはは、やっぱ伝わっちゃったかぁ」

「当たり前です!言ってくれたら私も行ったのに!」

「だってあずにゃん、変に意識しそうだったから」

「意識って…………夢、のことですよね」

「うん。偶然なんだから、深く捉えちゃだめだよ?」

21 = 6 :

「おい、梓ぁ。一人だけ先に行くなんてずるいぞ」

「おかげで私たちまでレースをするはめに……」

「唯ちゃんが元気そうで安心したわあ」

「あっ、みんな!わざわざありがとう」

「…………」

「いい、あずにゃん。ほんと、ただの偶然なんだから。みんなにも言っちゃだめだよ?」

「偶然……」

「そ、そうですよね……私の夢にそんな力あるわけないですもんね……」

「ん?何の話?」

「ううん、なんでもないっ!それより今日あったこと聞かせてよー!」

22 = 6 :



「どうしたの梓ちゃん?元気ないけど」

「あ、いえ……」

「なんだよなんだよ。朝からおかしいやつだなぁ」

「唯のことが心配なんだろ。茶化すなよ」

「あ、あの、私」

「なんだ?」

「もう一回唯先輩に会いに行こうかな……なんて」

「面会時間は過ぎているんだから、それは無理だと思うぞ?」

「あ、あはは。ですよね……」

(どうしよう……。昨日も私、夢見ちゃった……)

23 = 1 :

面白い

24 :

確かにあずにゃんは変に責任感じそう

25 = 8 :

これ入れとくか

26 = 6 :

「病院は、安全ですよね」

「何言ってんだよ。そんなに唯が心配か?」

「大丈夫よ梓ちゃん。あそこには人がたくさんいるんだから」

「そうそう。少なくとも交通事故に遭う心配はないさ」

「ですよね。交通事故なんて……ありえないですよね」

「変なやつー」

「ありえない、ありえない……」

(唯先輩が今日もトラックで轢かれちゃうなんてこと、ありえないんだ……)

「それじゃあこの辺で解散だな。みんな、また明日」

27 = 6 :

夜中

「……あはは。何だろ、怖くて寝れないや」

「唯先輩起きてるかな。メール、してみようかな」

「でも寝てたらまずいよね。それで起こしちゃったりしたら……」

「あれっ。電話だ。澪先輩?」

「こんな夜中に何の用だろう……まさかね」

「もしもし、中野ですけど」

『梓……落ち着いて聞いてくれ』

「え……?」

『唯がさっき、交通事故に遭って亡くなった』

28 :

まじでこわい

29 = 2 :

ヒエッ

30 :

>>25
なんだこいつ

31 = 6 :

「は?」

『ごめん、私も詳しい話は聞いてなくて……う、憂ちゃんが』

「みお、せんぱい?」

『なっ、泣きながら連絡っ、してくれて。わ、わたぢ、』

「落ち着いてください。えっと、すみません。私も一応、憂に連絡取っていいですか?」

『ああ……でも、憂ちゃん。話せるような状態じゃ』

「失礼します」

「…………」

「嘘でしょ……?」

32 :

遺影にはこれを

34 = 1 :

おい……やめてよ……

35 = 6 :

「あ、ありえないって。何かの冗談だ」

「きっとあれだよ。私の調子おかしかったから、みんなでドッキリを仕掛けているんだ」

「だってそんな、病院にいたんだよ?唯先輩」

「なんで交通事故なんか、遭うわけないじゃん!」

「とにかく、そうだ。憂に電話してみよう」

「……もしもし、憂?」

『…………』

「聞いてよ。澪先輩がさ、おかしな冗談で騙そうとしてるんだ」

「唯先輩がし、死んじゃったなんて、そんなのありえるわけないのに」

「そうでしょ?憂」

『……』

「憂!何か言ってよ!!」

『……ほんとうだよ、梓ちゃん』

『お姉ちゃんは、しんじゃったんだあ』

36 = 32 :

ちょっと唯追いかけてくる

37 = 10 :

え・・・

38 :

豚が消えたか

40 = 6 :

「……うそ。うそうそうそ」

「ありえないって。唯先輩、病院にいたんだよ?」

『…………』

「ありえるわけないじゃん!なに?唯先輩は魔法でも使えたわけ!?」

「大体なんで病院の人は外出るの止めなかったの!?ふざけんな、みんなグルで」

『梓ちゃん』

「な、なに?あ、やっぱり嘘だった?なんだ、私まんまと騙されちゃッ」

『うるさいよ、梓ちゃん』

「え?」

『私、病院だから。病院では、うるさくしちゃいけないんだよ』

『一昨日お姉ちゃんをお見舞いしたときも、私それでお姉ちゃんに怒られ……おこ、』

『おこらっ……う、ううう。お姉ちゃん、おねえちゃん……なんで、なんでよぉ……』

41 = 10 :

どうなるんだよこれ・・・

42 :

憂病んだか

43 :

むっちゃこわい

44 = 6 :

『私がずっと、ずっとお姉ちゃんの傍にいれば、お姉ちゃんは!』

『なんで、なんで死んじゃったのお姉ちゃん!!う、あああ!』

「憂……あ、はは」

『なんで梓ちゃん笑ってるの?ねえどうして?梓ちゃんが犯人なの?』

『梓ちゃんがお姉ちゃんを!』

「違うよ、憂」

『……ごめん、そうだね。梓ちゃんがお姉ちゃんに何かするはずないよね……』

「違うけど……ごめんね、憂」

『え?』

「私が必ず、犯人を捕まえるから」

45 :

お願いだからハッピーエンドにしてくれ

46 :

次の日

「…………朝だ」

「みんな、病院に行ったのかな」

「あはは。メールも着信もいっぱいだ。律先輩なんか、すっごい怒ってる」

「そりゃそうだよね。普通向かうのに私は、のんびり部屋で寝てたんだもん」

「あーあ。昨日のは夢じゃなかったのか……いや、夢なら見たんだ」

「そのために、私は行かなかったんだよ」

「私の夢の、犯人を捕まえるんだ」

47 = 46 :

放課後

「ムギ先輩。今日、ムギ先輩の家に泊まっていいですか?」

「え?」

「梓!てめえ昨日も顔見せないで何言ってるんだよ!!」

「……」

「落ち着け、律。梓だって何か訳があるんだろ。そうだよな?」

「……ムギ先輩、駄目ですか?」

「梓!澪を無視してんじゃねえよ!」

「りっちゃん、落ち着いて……。私は大丈夫よ、梓ちゃん。心細いのよね?」

「……はあ、そうですね」

「梓……」

48 = 46 :



「……それじゃあ、そろそろ寝ましょうか」

「私、ムギ先輩と同じ部屋で寝てもいいですか?」

「一応、梓ちゃん専用の部屋はあるけど……梓ちゃんがそうしたいなら、私は全然いいよ」

「ありがとうございます」

「それじゃあ、こっち」

「はい……」

(私が、絶対に見つけるんだ……)

50 :

ドキドキ


1 2 3 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - けいおん! + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について