元スレ梓「唯先輩の夢を見たせいでよく眠れなかったんです」唯「またー?」

みんなの評価 : ☆
1 :
梓「ひ、秘密ですけどね!///」
唯「そっかー」
2 :
もはや懐かしいを覚えるレベル
3 :
うんたん!
4 :
原作終わったし三期は絶望
5 = 2 :
>>4
マジで終わったのか
6 :
梓「でもおかしな夢だったんです」
唯「どういうことー?」
梓「唯先輩が……あっ、でも、やっぱり言うのやめときます」
唯「ええ、気になるじゃん。教えてよっ」
梓「いや、その……あんまり、人に言うべきじゃないと思って」
唯「だいじょうぶ、だいじょうぶ。まだ部室には私とあずにゃんだけだし」
梓「でも……」
唯「言ってよあずにゃーん」
梓「わ、分かりましたから、抱きつくのはやめてくださいっ」
唯「それでそれで?どんな夢だったの?」
梓「……唯先輩が、」
梓「トラックに轢かれる夢です」
7 :
えっ
8 :
またトラックかよ
使い古されたネタばっかだな
9 = 6 :
唯「…………え?」
梓「だ、だからあんまり言うべき話じゃないなーって」
唯「やめてよあずにゃん。私ただでさえ、前あずにゃんが見た夢の被害者なんだから」
梓「言えと促したのは誰ですか。前っていうと……確か、犬に追いかけられる夢でしたよね」
唯「うんうん。それを聞いた放課後、しっぽを踏んじゃった犬に本当に追いかけられたんだからぁー」
梓「あ、謝ったほうがいいんでしょうか……」
唯「あはは。まあ偶然だろうけどっ」
梓「ですよねぇ。唯先輩がトラックに轢かれたら困ります」
唯「あっ、心配してくれてるの?ありがとあずにゃーん!」
梓「だ、だから抱きつかないでくださいっ!」
10 :
それは心配で眠れなくなる
11 = 1 :
よしよし良い感じ
支援
12 :
立てたのクソコテかよ……
けいおんSSも何番煎じネタに甘えすぎ
13 = 6 :
次の日
梓「あっ、澪先輩、おはようございます」
澪「…………」
梓「澪先輩?」
澪「……あ、梓か」
梓「どうしたんですか?随分顔色悪いですけど」
澪「聞いてないのか!?」
梓「わっ!なんですかいきなり大声だしてっ」
澪「唯が昨日、交通事故にあったんだよ!」
梓「え?」
澪「なんで唯のやつ、梓に連絡していないんだ!?私はてっきり」
梓「交通事故……?」
14 :
なんだこれ
15 = 6 :
梓「それって一体、どういうことですか?」
澪「どうもこうも……」
律「澪!梓!」
梓「あ、律先輩……」
澪「律……目が腫れてるぞ」
律「仕方ないだろ?昨日唯の件で驚いたんだから……おかげで朝も寝坊だよ」
梓「あの!」
律「うん?」
梓「私、唯先輩に何があったか聞いてないんですけど!一体どういうことですか!?」
16 = 10 :
死んでないよな・・・?
17 = 6 :
律「昨日、部活終わって放課後。帰り道に事故ったらしいんだよ、唯」
梓「事故って……」
律「ああでも安心しろ。私も最初心臓が止まるかと思ったけど、大した怪我じゃないんだってさ」
澪「それでも交通事故だぞ!あと一歩間違えてたら……」
律「唯のやつ、体だけは頑丈に出来ているよなあー。何せ、」
律「トラックに撥ねられて、軽症で済んだんだから」
梓「え……?」
澪「それにしても、何で唯は梓にだけ言わなかったんだろう」
律「そういや気が動転してたから深く考えなかったけど、病院にも梓来てなかったしな」
梓「…………」
18 = 6 :
梓「ゆ、唯先輩は、今どこに……?」
律「病院だよ。撥ねられたとき意識失ったらしくて、まあ2、3日は入院だそうだ」
梓「わ、わたし!」
澪「梓。気持ちは分かるが駄目だぞ。行くなら放課後、ムギも入れた4人で行こう」
梓「でも先輩は私のせいで!」
律「うん?梓、何かしたのか?」
梓「えっ……あ、いや、何もしてないですけど……」
澪「なら放課後にしよう。今行ったら唯にも迷惑がかかる」
梓「はい……」
19 = 10 :
ホラーだな
20 = 6 :
放課後
梓「唯先輩!」
唯「あ、あずにゃんー。お見舞いに来てくれたのー?あれ、みんなは?」
梓「私だけ先に来ちゃいました!それよりどうして昨日教えてくれなかったんですか!」
唯「あはは、やっぱ伝わっちゃったかぁ」
梓「当たり前です!言ってくれたら私も行ったのに!」
唯「だってあずにゃん、変に意識しそうだったから」
梓「意識って…………夢、のことですよね」
唯「うん。偶然なんだから、深く捉えちゃだめだよ?」
21 = 6 :
律「おい、梓ぁ。一人だけ先に行くなんてずるいぞ」
澪「おかげで私たちまでレースをするはめに……」
紬「唯ちゃんが元気そうで安心したわあ」
唯「あっ、みんな!わざわざありがとう」
梓「…………」
唯「いい、あずにゃん。ほんと、ただの偶然なんだから。みんなにも言っちゃだめだよ?」
梓「偶然……」
梓「そ、そうですよね……私の夢にそんな力あるわけないですもんね……」
律「ん?何の話?」
唯「ううん、なんでもないっ!それより今日あったこと聞かせてよー!」
22 = 6 :
夜
紬「どうしたの梓ちゃん?元気ないけど」
梓「あ、いえ……」
律「なんだよなんだよ。朝からおかしいやつだなぁ」
澪「唯のことが心配なんだろ。茶化すなよ」
梓「あ、あの、私」
律「なんだ?」
梓「もう一回唯先輩に会いに行こうかな……なんて」
澪「面会時間は過ぎているんだから、それは無理だと思うぞ?」
梓「あ、あはは。ですよね……」
梓(どうしよう……。昨日も私、夢見ちゃった……)
23 = 1 :
面白い
24 :
確かにあずにゃんは変に責任感じそう
25 = 8 :
これ入れとくか
26 = 6 :
梓「病院は、安全ですよね」
律「何言ってんだよ。そんなに唯が心配か?」
紬「大丈夫よ梓ちゃん。あそこには人がたくさんいるんだから」
澪「そうそう。少なくとも交通事故に遭う心配はないさ」
梓「ですよね。交通事故なんて……ありえないですよね」
律「変なやつー」
梓「ありえない、ありえない……」
梓(唯先輩が今日もトラックで轢かれちゃうなんてこと、ありえないんだ……)
澪「それじゃあこの辺で解散だな。みんな、また明日」
27 = 6 :
夜中
梓「……あはは。何だろ、怖くて寝れないや」
梓「唯先輩起きてるかな。メール、してみようかな」
梓「でも寝てたらまずいよね。それで起こしちゃったりしたら……」
梓「あれっ。電話だ。澪先輩?」
梓「こんな夜中に何の用だろう……まさかね」
梓「もしもし、中野ですけど」
澪『梓……落ち着いて聞いてくれ』
梓「え……?」
澪『唯がさっき、交通事故に遭って亡くなった』
28 :
まじでこわい
29 = 2 :
ヒエッ
30 :
>>25
なんだこいつ
31 = 6 :
梓「は?」
澪『ごめん、私も詳しい話は聞いてなくて……う、憂ちゃんが』
梓「みお、せんぱい?」
澪『なっ、泣きながら連絡っ、してくれて。わ、わたぢ、』
梓「落ち着いてください。えっと、すみません。私も一応、憂に連絡取っていいですか?」
澪『ああ……でも、憂ちゃん。話せるような状態じゃ』
梓「失礼します」
梓「…………」
梓「嘘でしょ……?」
32 :
34 = 1 :
おい……やめてよ……
35 = 6 :
梓「あ、ありえないって。何かの冗談だ」
梓「きっとあれだよ。私の調子おかしかったから、みんなでドッキリを仕掛けているんだ」
梓「だってそんな、病院にいたんだよ?唯先輩」
梓「なんで交通事故なんか、遭うわけないじゃん!」
梓「とにかく、そうだ。憂に電話してみよう」
梓「……もしもし、憂?」
憂『…………』
梓「聞いてよ。澪先輩がさ、おかしな冗談で騙そうとしてるんだ」
梓「唯先輩がし、死んじゃったなんて、そんなのありえるわけないのに」
梓「そうでしょ?憂」
憂『……』
梓「憂!何か言ってよ!!」
憂『……ほんとうだよ、梓ちゃん』
憂『お姉ちゃんは、しんじゃったんだあ』
36 = 32 :
ちょっと唯追いかけてくる
37 = 10 :
え・・・
38 :
豚が消えたか
40 = 6 :
梓「……うそ。うそうそうそ」
梓「ありえないって。唯先輩、病院にいたんだよ?」
憂『…………』
梓「ありえるわけないじゃん!なに?唯先輩は魔法でも使えたわけ!?」
梓「大体なんで病院の人は外出るの止めなかったの!?ふざけんな、みんなグルで」
憂『梓ちゃん』
梓「な、なに?あ、やっぱり嘘だった?なんだ、私まんまと騙されちゃッ」
憂『うるさいよ、梓ちゃん』
梓「え?」
憂『私、病院だから。病院では、うるさくしちゃいけないんだよ』
憂『一昨日お姉ちゃんをお見舞いしたときも、私それでお姉ちゃんに怒られ……おこ、』
憂『おこらっ……う、ううう。お姉ちゃん、おねえちゃん……なんで、なんでよぉ……』
41 = 10 :
どうなるんだよこれ・・・
42 :
憂病んだか
43 :
むっちゃこわい
44 = 6 :
憂『私がずっと、ずっとお姉ちゃんの傍にいれば、お姉ちゃんは!』
憂『なんで、なんで死んじゃったのお姉ちゃん!!う、あああ!』
梓「憂……あ、はは」
憂『なんで梓ちゃん笑ってるの?ねえどうして?梓ちゃんが犯人なの?』
憂『梓ちゃんがお姉ちゃんを!』
梓「違うよ、憂」
憂『……ごめん、そうだね。梓ちゃんがお姉ちゃんに何かするはずないよね……』
梓「違うけど……ごめんね、憂」
憂『え?』
梓「私が必ず、犯人を捕まえるから」
45 :
お願いだからハッピーエンドにしてくれ
46 :
次の日
梓「…………朝だ」
梓「みんな、病院に行ったのかな」
梓「あはは。メールも着信もいっぱいだ。律先輩なんか、すっごい怒ってる」
梓「そりゃそうだよね。普通向かうのに私は、のんびり部屋で寝てたんだもん」
梓「あーあ。昨日のは夢じゃなかったのか……いや、夢なら見たんだ」
梓「そのために、私は行かなかったんだよ」
梓「私の夢の、犯人を捕まえるんだ」
47 = 46 :
放課後
梓「ムギ先輩。今日、ムギ先輩の家に泊まっていいですか?」
紬「え?」
律「梓!てめえ昨日も顔見せないで何言ってるんだよ!!」
梓「……」
澪「落ち着け、律。梓だって何か訳があるんだろ。そうだよな?」
梓「……ムギ先輩、駄目ですか?」
律「梓!澪を無視してんじゃねえよ!」
紬「りっちゃん、落ち着いて……。私は大丈夫よ、梓ちゃん。心細いのよね?」
梓「……はあ、そうですね」
澪「梓……」
48 = 46 :
夜
紬「……それじゃあ、そろそろ寝ましょうか」
梓「私、ムギ先輩と同じ部屋で寝てもいいですか?」
紬「一応、梓ちゃん専用の部屋はあるけど……梓ちゃんがそうしたいなら、私は全然いいよ」
梓「ありがとうございます」
紬「それじゃあ、こっち」
梓「はい……」
梓(私が、絶対に見つけるんだ……)
50 :
ドキドキ
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