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    元スレQB「ボクと契約して魔法少女になってよ!」上条恭介「えっ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 恭さや ×3+ - TSF ×2+ - 魔法少女まどか☆マギカ + - 上条 + - 上条恭介 + - 佐倉杏子 + - 女体化 + - 暁美ほむら + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :


    ???「恭子とほむらに何してんだこの赤髪女ッ!!!」


    ヒュー  ……バシ!

    杏子「…………。」

    恭子(カバンが顔面に……)

    ほむら(クリーンヒットね……)

    杏子「……。てめぇら、誰だ……!」ワナワナワナ

    恭子「!?さやかに、鹿目さん!」

    さやか「何してんのよこんなとこで!!二人から離れなさいよ!!」

    まどか「ほ、ほむらちゃん……」

    52 = 1 :

    ほむら「まどか!!こっちへ来ちゃダメ!!」

    さやか「大丈夫、恭子!?」

    恭子「あ、僕は平気だけど……あっちの子の方が」

    杏子「…………」鼻血タラリ

    さやか(うわあ)

    まどか(やっちゃったね、さやかちゃん……)

    杏子「あたしは、あたしはなあ……」ブルブル


    杏子「てめーらみてぇな甘ちゃんがいっちばん嫌いなんだよ!!覚えてやがれ!」ヒュン


    ほむら「……行ってしまったわ」

    恭子「ちょっと可哀想だったな」

    さやか「え、あたしのせい!?」

    まどか「あ、あはは……」

    53 = 1 :

    さやか「ところで。……何があったの?」

    恭子「いや……大したことじゃないよ」

    まどか「でも、あの子も魔法少女でしょ?なにか、……ケンカでもしたの?」

    恭子「はは、そんなところかな」

    ほむら「……。」

    恭子(さやかには、黙っててくれないか)

    ほむら(……どうしてかしら?)

    恭子(使い魔を逃がした子がいる、なんて聞いたらきっと、烈火のごとく怒りだす)

    ほむら(よくわかってるのね、あなた)

    恭子(そ、そうでもないけど)ギクリ

    ほむら「はあ……とにかく、大したことじゃなかったのよ。まどかたちは気にしないで」

    まどか「ほむらちゃんがそう言うなら、そうなんだろうけど……」

    さやか「だけど恭子、またあの赤いヤツに意地悪されたらちゃんと言うんだよ!!」

    恭子「あ、あはは……別にいじめられてた訳じゃないんだけどなあ」

    54 = 1 :

    ほむら「とりあえず二人とももう行きなさい。あとは私達の仕事よ」

    まどか「う、うん……無茶しないでね」

    さやか「転んで泣くなよ、恭子!!」

    恭子「あはは……」



    ほむら「……さて。あなたには聞きたいことが山ほどあるわ」

    恭子「そう?僕にはあんまりないけれど」

    ほむら「私にはあるの。あたな、鹿目まどかを知ってるわね」

    恭子「」ビクッ

    56 = 41 :

    あたな

    57 = 1 :

    ほむら「あなた、一体何者?目的は何。グリーフシードが欲しいの?」

    恭子「そんなに一度に聞かれても、答えられないかな」

    ほむら「じゃあ一つずつ答えなさい」

    恭子「……えーっと。ただの新米魔法少女さ」

    ほむら「そんなワケないでしょ!だって今まで一度も……」

    恭子「一度も?」

    ほむら「っ、なんでもないわ……。とにかく。佐倉杏子と敵対してたってことは、あなた、街を守るタイプの魔法少女なの?」

    恭子「タイプって言うか、あの赤い子に会うまでは魔法少女はみんなそうだと思ってたよ」

    ほむら「そう……本当に、無害そうねあなた」ジロジロ

    ほむら(だけど油断はできないわ。こいつはまどかの事を知っていた。美国オリコのようにまどかを排除しようとしているかもしれない……)

    恭子「でも、助かっちゃったな、きっと僕じゃあの子に勝てなかった」ニコ

    ほむら「新米なんてみんな似たようなものよ。……あなた、師匠はいないの?」

    恭子「いや、特には……しいて言えばキュゥべえくらいで」

    ほむら「アレは当てにならないわ。そうね……あなた、私の元で特訓しないかしら」

    恭子「えっ?」

    58 :

    しえん

    59 = 1 :

    ほむら(これならこいつを監視できるし、味方に引き込んだ時の戦力増強にもなるわ)

    ほむら「……どう?私の腕はさっき見たでしょう。悪い条件じゃないと思うわ」

    恭子「うーん、そうだね……一人で無理して死んじゃったら元も子もないし……君がいいんなら、お願いしてみようかな」

    ほむら「わかったわ。じゃあ……」

    恭子「あ、でも条件があるんだ」

    ほむら「え?」

    恭子「特訓場所には必ず、僕より後に来てほしい」

    ほむら「……何の意味があるの、それ」

    恭子「そうだなあ、……自主練してるかもしれないじゃないか」

    ほむら「私は冗談が好きじゃないの。単刀直入に言ってくれる?」

    恭子「それが言えたら苦労はしないさ。とにかく、その条件を飲んでくれるなら、僕は喜んで君に師事するよ」

    60 = 1 :

    ほむら(何をたくらんでるの、コイツ……?)

    恭子「どうかな?」ニコニコ

    ほむら(……ダメだわ、ものすごく無害そうな顔を見てると疑うのがバカらしくなってくる)

    ほむら「ふう。わかったわよ、それでいいわ。場所は駅前の高架下。時間は……あなたが適当に決めてくれたらいいわ」

    恭子「そうか。じゃあ君に連絡する必要があるね。ええっと……携帯とか持ってる?」

    ほむら「ええ、あるわ。番号を交換しましょう」

    恭子「はい」ピピッ

    ほむら「……登録できたわ。あなたの準備が出来た頃に呼んでちょうだい」

    恭子「あ、あともう一つお願いがあるんだけど」

    ほむら「まだあるの?」

    恭子「今の番号、一切、絶対、誰にも秘密にしておいて」

    ほむら「……わかったわ」

    61 :

    他のアニメにも銀髪の魔法少女(♂)がいたな・・・

    62 = 1 :

    ほむら「そうだ、あなたの名前をまだ聞いてないわ」

    恭子「そうだったっけ?」

    ほむら「そうよ。ホラ」

    恭子「……登録名『糸女』って……。僕は恭子だよ。苗字はない」

    ほむら「ない……?まあいいわ、私は暁美ほむら」

    恭子「うん。じゃあこれからよろしく、ほむら先生」

    ほむら「せ、先生はいいわ!」

    恭子「そう?じゃあ、ほむらで」

    ほむら「……それでお願いするわ」

    63 = 1 :

    恭子「さてと。もう無駄だとは思うけど、僕はこれからさっきの使い魔を追ってみるよ」

    ほむら「そう。ついて行かなくて平気?」

    恭子「使い魔程度なら大丈夫さ。それじゃあ、また会おう、ほむら」

    ほむら「さよなら、恭子」




    ほむら(……それにしても、まぎらわしいわねこの名前……)

    65 = 64 :

    恭ほむ恭ほむ!

    66 = 26 :

    仁美さんも魔法少女になるべき

    67 = 1 :

    恭子「はっ、はっ、……はあっ、」

    恭子「キュゥべえ!いるんだろ、出てこいよ!!」

    QB「やあ恭子。お呼びかい?」

    恭子「どうして何も言わなかった?」

    QB「何の事かな」

    恭子「さっきの赤い子の事だよ。あんな好戦的な子が来てるなんて知らなかった」

    QB「伝え忘れたのさ、悪かったね」キュップイ

    恭子「……伝え忘れで殺されかけちゃたまらないよ」

    68 :

    …そうきたか…支援。

    69 = 1 :

    QB「しかしさっきのはまずかったね」

    恭子「何が?」

    QB「暁美ほむらだよ。彼女に師事するだなんて、何を考えてるんだい?」

    恭子「別に、悪い子そうに見えなかったからさ。僕だって強くならないと、また腕をケガしちゃたまらないし」

    QB「そうかな。信用してるところ悪いけど、実はボクは彼女と契約した覚えがないんだ」

    恭子「えっ……?でも、あの子は魔法少女だろ?」

    QB「だから得体が知れないのさ。とんだ先生を持ったものだね、キミも」

    恭子「戦闘中にさっさと逃げ出す君よりましさ」

    QB「やれやれ」

    恭子「……今日はもう無理そうだな。バイオリンの練習もしたいし……返ろう」ヘンシンカイジョ



    恭介「はあ……明日から特訓か、ハードになりそうだなあ」

    70 = 1 :

    ~~~~~~~~~~
    次の日

    恭介「おはよう」

    クラスメイト「おっすおはよー」

    恭介(あれっ?……あれは、あの時の……)

    恭介「……暁美さん」

    ほむら「なにかしら」

    恭介「君、このクラスだったっけ?」

    ほむら「ああ、昨日から来てたあなたは知らないのね。私は転校してきたのよ」

    恭介「そうなんだ……」

    ほむら「でも、私の苗字は知ってるのね」

    恭介「え、ああ、その……小耳に挟んでね」

    ほむら「そう」プイ

    恭介(クールなところは魔法少女の時と変わらず、か……性別まで変わっちゃう僕とはえらい違いだ)

    71 = 26 :

    さるよね

    72 :

    みてるぞ

    73 = 1 :

    さやか「恭介おっはよー!」

    まどか「あ、上条君おはよう!」

    恭介「おはよ、さやか、鹿目さん。二人とも元気だね」

    恭介(あの後、無事に帰れたみたいだな……よかった)

    恭介(昼休みには音楽室を借りる予約をしたし、バイオリンを練習しよう)

    恭介(これからはもっと練習できる時間が少なくなるんだから……)

    74 = 64 :

    普通にイケメンすぎる……

    75 = 1 :

    ~~~~~~~~~~

    昼休み

    ♪~~♪♪~♪~~♪♪~

    恭介(…………、)

    ♪~~♪♪~

    恭介「……ダメだ」

    恭介(指が思うように動かない……あんなに長い間休んだのは初めてだったから……)

    恭介「くそっ……!」

    恭介(バイオリンが弾けない僕なんか、なんの価値もない……もっと、もっと頑張らないと)

    ♪~~♪♪~♪♪~


    さやか「…………。」

    さやか(無理しないでよね、恭介……)

    76 = 26 :

    【恭介のソウルジェムが濁った】

    77 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~
    夕方・高架下

    恭子「こんにちは、ほむら」

    ほむら「自主練の方はどうかしら、恭子」

    恭子「それがあんまり芳しくなくてね」

    ほむら「あらそう。じゃあ私が叩き直してあげるわ」


    ~~~~~~~~~~~


    恭子「っは、はっ、は……っ!」

    ほむら「驚いたわね……思った以上の持久力だわ」

    恭子(そりゃ、もともと男だからね……)

    ほむら「けどあなたの武器は糸……というより弦だから、一気にからめとって一撃必殺で仕留めないことには分が悪いわ」

    恭子「ちまちま腕や脚をふっとばしてたらダメかな」

    ほむら「悪くはないけど……決め手に欠けるわ。あと小物を狙いづらいのも欠点ね。今後の課題は精密さよ」

    恭子「なるほどな」

    78 = 1 :

    ほむら「という訳で、この空き缶たちを一つずつ、ここから狙って切ってみせて」カコンカコン

    恭子「え!?こんなに離れてるよ!?しかも一個ずつ!?」

    ほむら「そうよ。二個同時に切ったらペナルティ」

    恭子「ペナルティって……」

    ほむら「そうね。次の特訓に使う分の缶ジュースを三キロさきのコンビニまで20本買ってきてもらうわ」

    恭子「……!!!」ガクブル

    81 = 1 :

    ~~~~~~~~~~

    恭子「……も、もうダメだ、動けない……」

    ほむら「まさか5往復するはめになるとはね……先は厳しそうだわ」

    恭子「ううう……帰ってどうしてもやらなきゃいけないことがあるのに……」

    ほむら「そうなの?」

    恭子「そうなんだ。それは僕の全てで、それがなくなったらきっと僕は僕でなくなってしまう」

    ほむら「……。」

    恭子「なのに動けないなんて体たらく、情けないったらないよ」

    ほむら「恭子」

    恭子「?」

    ほむら「あなたは何があろうと恭子よ。例え何を失っても。それだけは忘れないで」

    恭子「……意味がよくわからないよ」

    ほむら「今はわからなくても、覚えてさえいてくれればいいわ。さあ、今日はこれで引き上げにしましょう」

    83 = 1 :

    ~~~~~~~~~~
    恭介の自宅

    ♪~ ♪♪ ~~♪

    恭介「…………っ」

    恭介(手がぶるぶるする……ろくに力が入らない)

    恭介「はあっ……」

    恭介「今日はもう、休もう……。腱鞘炎にでもなったら元も子もない……」



    恭介(練習……したいな、もっと……)

    84 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~

    数日後・恭介の自宅・夕刻

    恭介(今日もほむらと特訓だ……練習の時間が全然ない)

    恭介(でも、行かないと。守るって決めたんだ、さやかや、皆の住むこの街を)

    恭介「えいっ!」ヘンシン




    恭子「家の人もいないし……さっさと出て行こう」ギイ

    杏子「ふうーん。あんたいいとこのお嬢さんだったんだな」

    恭子「!!な、何しに来た!」

    杏子「たまたま通りかかっただけだよ。そしたらあんたが出てくんだもんな、ビックリだ」

    恭子「……。」

    85 = 1 :

    杏子「あんたさ、こんな豪邸に住んで、何不自由なく暮らして……その癖何を願ったんだい?」

    恭子「お前には関係ないだろ……」

    杏子「関係ないかもね、あたしはあんたみたいに贅沢な恵まれた人種とは全然違うからさ」

    恭子「何も……知らない癖に!」

    杏子「知りたくもないね、甘ったれたお嬢ちゃんのたわごとなんざ!!」

    恭子「お前は町の人を犠牲にしようとした……許さない……!」




    さやか「あれ?恭介の家の前に……恭子とあの赤女!!」

    87 = 64 :

    きょうきょうきょうきょう!

    88 = 1 :

    ~~~~~~~~~~
    歩道橋

    恭子「…………。」

    杏子「はん、顔つきだけは一人前になってきやがったな」

    恭子「黙れ!僕のことなんか何も知らないくせに……」

    杏子「だから知りたくもないって……言ってんだよ!!」


    ガキィン!!


    さやか「はあっ、はあっ、はあっ……!」

    さやか(恭子……!今度はあたしが、恭子を助けなきゃ!!)

    89 = 24 :

    嫌な予感

    90 = 1 :

    さやか「二人とも、止めてよ!!」

    恭子「!?さやか!!」

    杏子「視線がお留守だぜお嬢様よぉ!!」ガッ

    恭子「くっ……!」

    杏子「今度こそ……終わりにしてやるッ!!」

    恭子「させるか……ッ」



    さやか「ダメえええっ!!!」

    91 = 64 :

    いやまさかそんな……

    92 = 26 :

    ソウルジェム投げフラグ

    93 = 1 :


    タタタッ ギュッ

    恭子(さ、さやかが、抱きつい、て……!?)

    ヒュン!

    恭子(あっ、弦が……!)

    杏子「くっ……!!ああっ!」パキン!!

    恭子(赤い宝石が……飛んでいく、)



    杏子「てめぇ邪魔しやがってそこの青い………………、……」バタッ


    恭子&さやか「えっ……?」

    94 = 1 :

    恭子「おい!ど、どうしたんだよ!!」ユサユサ

    さやか「恭子……一体、なにが……」

    恭子「そ、そんな……嘘だろ……なんで、」

    恭子「なんで脈がなんだ……!!」



    ほむら「特訓に遅れてくるなんて、悪い生徒ね」ヒュッ



    杏子「…………ぁ、かはっ……!」

    恭子「!!!」

    95 = 1 :

    なんだってなんだ なんでこのタイミングで誤字るんだ

    ×なんだ
    ○ないんだ

    96 = 26 :

    誤字がなくなることはなんだどんまい

    97 :

    いいからはよ

    99 :


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