のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,099,596人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ菫「今週の宮永照お世話係は淡だから」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    101 :

    宮永母「あンた…背中が煤けてるよ」

    102 = 1 :

    「あ?」

    「いや……その、あれだ、照と一緒に風呂入ったり、
      寝たりするだろう」

    「はあ」

    「それで、その、万が一間違いが起こってたりすると……アレだしな」

    「なんですか、アレって……」

    「具体的に言うと、処女膜の喪失とか、えらいことだしな」

    「バカじゃないですか」

    「いや、お前を疑ってるわけじゃないぞ? 一応確認の意味で聞いてるだけだからな?
      本当に昨夜、照とは何でもなかったんだな?」

    「何もしてませんよ、ていうかそんな趣味ありませんから!」

    「お前にもしその気がなくとも、万が一ということもあるしな……
      ほらアイツ、可愛いからさ」

    「はい?」

    「だから、その……女にそういう興味がなくても、
      照と一晩過ごす内にだな、その、そんな気分になってくることもあるだろ」

    「ねえよ」

    103 = 55 :

    これはだめなすみすみだ!

    104 = 1 :

    「ほんとか? ほんとだな?
      もう一度確認するけど、ほんとに照のこと好きになったりしてないな?」

    「してませんよ!
      なんなんですか、さっきから……やっぱり弘世先輩って」

    「な、なんだよ、やっぱりって」

    「……よろしければ、当番変わってあげましょうか?」

    「なっ……ば、バカなこと言うな!
      これはちゃんと決められたローテーションで回ってるんだ、
      お前のわがままで誰かと交代したりしていいもんじゃないんだぞっ」

    「別に私のわがままじゃないですよ。
      利害は一致してると思うんですけどね~」

    「くっ……卑劣な……」

    「てゆーか、そんなに不安なら他の部員にやらせないで
      ずっと弘世先輩がつきっきりで面倒見てあげてればいいじゃないですか」

    「わ、私も出来ればそうしたかったんだが……」

    「なんでそうしなかったんですが」

    「いや、最初はずっと私が照の面倒を見てたんだけどな。
      でも照がある日こう言ったんだ。
      私は他人とのコミュニケーションがヘタだから他の部員といまいち打ち解けられない……とね」

    105 :

    菫とかいうババア可愛い

    106 = 17 :

    アニメでは菫さんと風越女子のドムは声優がふたりとも斎賀みつきさんという・・・

    107 = 68 :

    ドム「キャストオフ」

    108 = 1 :

    「はあ」

    「んで、他の部員と仲良くなる機会を作るために
      今みたいな持ち回り制にしたんだよ」

    「……弘世先輩としては、大いに残念だったんじゃないですか」

    「いや、別にそんなことはないぞ……これが照のためだしな、うん」

    「そうですか」ニヤニヤ

    「なんだよニヤニヤして……」

    「いやあ、別に……
      そうだ、今度宮永先輩に例のウサギパジャマ着せて写真撮ってきてあげますよ」

    「ほ、ほんとか、マジで言ってるのか!? いくらで売ってくれる!?」

    「いや、別に金はいりませんけど……」

    「優秀な後輩を持って嬉しい。ぜひ成功を納めてくれ」

    「変態な先輩を持って大変ですよ」

    ガチャ
    「やあ」

    「おお、照に尭深、遅かったな」

    尭深「こんにちは……ちょっと大変なことになりましたよ」

    109 = 1 :

    「なんですか、大変なことって」

    尭深「これ見てください」スッ

    「明日発売の某週刊誌じゃないか」

    尭深「同じクラスの人が一日早く入手してたんです」

    「これがどうかしたのか?」

    尭深「ここ、見て下さい」

    「えー、なになに……
      『日本最強・白糸台高校はチャンプ宮永照のレズハーレムだった』……なんだこれ」

    尭深「どうやら、宮永先輩のお世話係を誤解されて
       こんなスキャンダルになっちゃったみたいですね」

    「ええっ、こんな嘘八百書いていいんですか?」

    「こういう雑誌は真偽なんて気にしないだろ。誌面が盛り上がればそれでいいんだ」

    「そんな……」

    「Twitterのリプ欄もさっきから炎上寺怜だ」

    「気に入ってるんですかそのネタ」

    「2ちゃんねるにもいっぱいスレ立ってるな」カチカチ

    110 = 17 :

    これは咲さんも黙ってない・・・

    111 = 12 :

    私はレズではありません
    それだけは伝えたかった

    112 = 68 :

    あーあ出版社ゴッ倒される

    113 = 46 :

    ???「がっかりしました、咲さんのお嫁さんになります」

    114 :

    うわあ…これはMYNGですね。
    これ(後輩)はOBSで、ああ、こっちはSBYですね。間違いない。なんだこれは…たまげたなあ

    115 :

    116 :

    レズでむしろいいじゃん

    117 = 1 :

    「えーと、記事の本文は……」ペラペラ

    『高校生麻雀最強校、白糸台高校の名を知らない人はよもやおるまい。
     その白糸台高校について、当誌の記者がとんでもないスクープを手にした。
     なんとチャンピオン宮永照が毎日のように自宅に部員を連れ込んでいるのだ。

     しかもその女子部員とは毎日お泊り。夕方に二人で家に帰り
     翌朝二人で仲良く登校する様子も当誌記者がバッチリ抑えている。
     さらにチャンピオンは部員を1週間単位でとっかえひっかえしており
     一人の女の子に飽きたらすぐに他の女の子に乗り換えるという無法ぶり。
     適当に遊ばれて用がすんだら捨てられるとわかっていても
     宮永照に抱かれたい女子部員は掃いて捨てるほどいるだろう。
     憧れのチャンピオン、尊敬できる先輩という立場を利用して
     手近な女の子を食いまくる……まさにチーム「虎姫」の名にふさわしい暴食っぷり。

     家に連れ込むと家族の目があるのでは? と思われる読者もおられようが
     彼女の母親は夜の仕事をしており、また母子家庭のため日没後は家に宮永照一人だけ。
     親が親なら子も子、母親がどこかの男に身を委ねて日銭を稼いでいる間
     娘は女の子を家に連れ込みやりたい放題。宮永家はまさにラブホ照である。
     我々は高校生麻雀クイーンの隠された一面を垣間見てしまった』

    「うわ、ひどい……よくもまあこんな憶測だけで記事を書けるもんですね」

    「顧問にも一応報告しておくか……ウチの名誉にも関わるしなあ」

    「それに宮永先輩のお母さんがそういう仕事してることまで書くなんて……ひどすぎますよ」

    「ん? うちの母親はただの介護職だけど」

    「え、そうなんですか?」

    118 = 1 :

    「保守しとけ」

    119 :

    ラブホ照www

    120 :

    ラブホ照ワロタ

    121 = 12 :

    122 = 15 :

    ラブホ照が言いたいがためにこの記事書きやがったな

    123 = 74 :

    ラブホ照ワロタwwwwww

    124 = 17 :

    記者のドヤ顔が目に浮かぶw

    125 :

    父親と別居してるだけなのにこの記事だと父親不詳のようにみえるな

    126 = 15 :

    128 :

    ホ照

    131 :

    135 = 131 :

    136 = 20 :

    ラブホ照のウリには是非とも旋回するベッドに回転木馬を

    137 = 8 :

    139 = 1 :

    「じゃあなんでお母さんの仕事のこと聞いた時
      ちゃんと答えてくれなかったんですか?」

    「いやあ、『親は介護する側なのに娘は介護される側ですね』
      とか言われるのが嫌で……」

    「んなアホみたいなこと誰も言いませんよ!」

    「でも尭深に言われたし」

    尭深「てへぺろ」

    「言ったのかよ」

    誠子「そんなアホなこと言い合ってる場合じゃないですよ。
       どうするんです、こんなこと書かれちゃって」

    「おお、いたのか誠子」

    「今、顧問と職員室に報告してきた。
      記事は完全な事実無根のものとして、出版社に撤回と謝罪を求めるそうだ。
      名誉毀損で訴えることも考えてるらしい」

    「おお、それならもう安心……」

    尭深「いや、安心するのは安易すぎる……こんな記事が出まわってしまった以上、
       世間の人が宮永先輩を見る目はそういうバイアスが掛かってしまう」

    「そうだな……それに照だけじゃなく、うちの部員や照のお母さんも……」

    141 = 8 :

    まず訴えるべきだな

    142 = 128 :

    亦野「粛清しなくていいんですか?」

    143 :

    >>117
    昭和20年代のカストリ紙みたいw

    144 = 74 :

    145 = 1 :

    誠子「ネットにも色々あることないこと書かれまくってますしね」

    「Twitterを見るのが怖い」

    「ほとぼりが覚めるまでは、耐えるしかないか」

    尭深「残念ですがそれしかないでしょう。
       出版社とのことも学校側に任せるしかないですし」

    「すまないな、みんな……私のせいでこんなことになってしまって」

    「なんでお前が謝るんだ」

    「そうですよ、悪いのは全部このクソみたいな雑誌じゃないですか」

    「しかし、突き詰めていけばすべてのきっかけは私にある。
      本当に申し訳ない、みんなに迷惑かけて……」バッ

    「か、顔を上げて下さい、先輩」

    尭深「そうです。頭を下げるなんて宮永先輩らしくない」

    「今日はもう家に帰りましょう、ねっ。
      美味しいカレー作ってあげますから、今度は甘口で」

    「いや……それももうやめにしよう」

    「えっ、やめにするって……」

    「私のお世話係……これのせいであらぬ誤解を招いたんだ」

    146 = 68 :

    亦野「ちょっと行ってきます」

    147 = 8 :

    なんてことだ

    148 = 1 :

    「えっ、でも……大丈夫なんですか、一人で」

    尭深「そうですよ。台所洗剤で顔を洗っちゃうような宮永先輩が
       一人で生活できるとはとても思えませんが」

    「心配するな、大丈夫だ。
      実はこっそり料理とか練習しててな、結構上手くなってきたんだ」

    「そ、そうなんですか?」

    「ああ、ぶっちゃけもう一人で何でも出来るようになってたけど、
      みんなと泊まるのが楽しかったから、
      それを隠してお世話係を続けてもらってたんだ」

    「…………」

    「だからもうお世話係はやらなくていい。
      家で一人で過ごすのは寂しいが、まあすぐに慣れるだろう」

    「はあ……」

    「じゃあ、今日はもう帰る」

    「一人で帰って大丈夫か?
      家の前にマスコミとか変な人が集まってたら……」

    「大丈夫、タクシー拾って家まで送ってもらうから。それじゃ」
    ガチャバタン

    「照……」

    150 = 128 :

    家の周りには亦野さんの私兵100人が張り込んでるし
    家の中には菫さんが監視カメラつけてたし
    淡ちゃんが常に尾行してるし
    渋谷さんはお茶のんでるし
    大丈夫だよ


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について