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    元スレ菫「今週の宮永照お世話係は淡だから」

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    52 = 1 :

    「ん、ああ……気持ちいいぞ」

    「お痒いところはございませんか」シャカシャカ

    「足の裏かな」

    「当店ではそういうサービスはやってないんで」シャカシャカ

    「あ、そう……」

    「先輩の髪、思ったよりさらさらですね」シャカシャカ

    「そうだろ、どうだ見直したか」

    「ま……髪が女性的魅力だってことに関しては」

    「ふふん、淡も私のような女性的魅力を身につけないといけないぞ。
      ただでさえ体が残念なんだからな」

    「失礼な……私だって内に秘めた魅力がありますから」

    「ほう、なんだそれは」

    「えー………1人じゃ何にもできない先輩をつきっきりで面倒見るくらい
      世話好きで甲斐甲斐しくて優しさに満ち満ちてるところですかね」

    「なるほど、それはモテそうだな」

    「でしょ」

    53 :

    生意気な言葉遣いでも隠し切れない優しさ

    54 :

    これが泡姫か

    55 :

    あわわ……あわわ……あわわ……

    56 = 1 :

    居間

    「あー、いいお湯でした」

    「冷凍庫にアイスあるから食べていいよ」

    「あ、じゃあいただきます」

    「私の分も取ってきて」

    「はいはい……なんか山ほどありますけど」

    「ああ、尭深が買い込んできたんだ」

    「はあ、そうですか……で、どれにします?」

    「ん? 全部抹茶味だろ?」

    「え、嘘でしょ……うわ、ほんとに全部抹茶味だ……」

    「どれでもいいから適当に持ってきてくれ」

    「はいはい……じゃあこれ、どうぞ」

    「ああ、ありがとう。やっぱ風呂あがりはアイスだな」ムシャムシャ

    「そっすね」ペチャペチャ

    57 :

    さらさらなのに宮永ホーンは構築できる不思議

    58 :

    形状記憶合金みたいなものなんだろうと妄想

    61 = 1 :

    「…………」ムシャムシャ

    「…………」ペチャペチャ

    「…………」ムシャムシャ

    「…………」ペチャペチャ

    「…………」ムシャムシャ

    (暇になっちゃったな……)

    「もう1本食べようかな」

    「お腹壊しますよ……あ、先輩もゲームとかやるんですね」

    「ん?」

    「ほら、ゲーム機いっぱいあるじゃないですか」

    「ああ、尭深が色々持ち込んできてな」

    「また渋谷先輩の仕業ですか」

    「それにゲーム機って言っても、古いのばっかりじゃないか。よく知らないけど」

    「えーと、スーファミ、ネオジオ、3DO、PCエンジン、セガサターン……
      なんでこんな古いのばっかり?」

    「さあ、好きなんだろ」

    62 :

    PS系を持ち込まない渋谷先輩に親近感

    64 = 1 :

    「まあいいや、何かやりませんか」

    「うん、じゃあマリオカートやるか」

    「おっ、いいですね……
      私小学校の頃、麻雀の次に得意だったのがマリオカートなんですよ」

    「ほう、それは期待できそうだな」

    「本気で行きますからね、先輩も本気でやってくださいよ」

    「ああ」


    「……………………」

    「……………………」

    「……………………」

    「………………あ、負けた」

    「先輩、3週遅れじゃないですか……」

    「いや、ここはステージが悪い。おばけぬまは駄目だ、落ちるから」

    「それ以前の問題だった気もするんですが……
      じゃあチョコレー島にしますか」

    「うん、そこならまあ」

    65 = 1 :

    「よし、リベンジマッチだ」

    「……先輩ってマリオカートやったことあるんですか?」

    「尭深が一人で延々とタイムアタックしてるのを横で見てたくらいだ」

    「人の家に来て一人でタイムアタックって……」

    「えーと、チョコレー島、チョコレー島……よし、はじめるぞ」

    「はいはい」

    「………………」ガチャガチャ

    「………………」カチャカチャカチャカチャ

    「お……おおおおお」ガチャガチャ

    「………………」カチャカチャカチャカチャ

    「……おおお……おおおお」ガチャガチャ

    「ちょっと、先輩!
      カートが曲がるのに合わせて体動いちゃってますよ」

    「え? 普通こうなるだろ」

    「ならねえよ!」

    「……あ、また負けた」

    66 :

    むしろチョコレー島が一番難しいと思うんだ

    67 = 20 :

    体の一部が回転するてるてるからしたら日常茶飯事だわな

    68 :

    えっ動かないの?

    69 :

    てるてる可愛いよてるてる

    70 :

    うちのは曲がるのに合わせてテレビも動くよ

    71 = 1 :

    「相手にならないですね」

    「このコースはダメだな……悪路にタイヤを取られる」

    「てゆーか先輩、それ以前に初心者なら
      クッパじゃなくてノコノコとか使ったほうがいいんじゃないですか」

    「えっ、キャラによって違うの?」

    「そんなことも知らなかったんですか……」

    「仕方ないだろ、まともにやったこともなかったんだから」

    「はいはい……」

    「ゲームはもうこれくらいにしとこう。
      もう寝るぞ」

    「え、もう寝るんですか? まだ10時ですけど……」

    「ああ、いつもこれくらいの時間に寝てるけど。
      なんかおかしいか?」

    「いや……まあ、そうですね……
      今日は私も色々あって疲れたんで、もう寝ますよ」

    「これくらいで疲れてたらあと6日間もたないぞ」

    「先輩のせいで疲れてるんですけどね」

    72 = 32 :

    寝る(意味深)

    73 :

    亦野くんが来たら一週間メシがレーションになりそう

    74 :

    一日目の夜待ってました

    75 :

    誠子ちゃん軍人設定はどこから来たのか

    76 = 46 :

    実は花も恥じらう乙女だったらどう責任を取るのか

    77 = 62 :

    亦野さんはお世話というより護衛だな

    周囲の気配を伺いながら決して座らず壁を背に立っている感じ

    78 = 1 :

    寝室

    「あっ」

    「どうした?」

    「パジャマ持ってくるの忘れちゃいました」

    「なんだ、じゃあ予備のパジャマがあるから貸してやろう」

    「あ、すみません」

    「これなんかどうだ? ウサギさんのパジャマなんだが、
      ほら、フードのところに耳がついてるんだ。可愛いだろう」

    「……先輩、そういう趣味あるんですか?」

    「いや、私が買ったんじゃない。
      菫が持ってきて、置いていった」

    「弘世先輩、こういうの着るんですね……」

    「自分では着なかった。どうやら私に着させるために持ってきたらしい。
      しつこく着てくれとお願いされてな……まあ、断固拒否したけど」

    「やっぱ弘世先輩って宮永先輩のことアレっぽいですね」

    「ほら淡、これを着てウサギさんになれ。多分可愛いぞ」

    「自分がやられて嫌なことを人にしないでくださいよ」

    79 = 68 :

    照がダンボールを無下にしたら
    小一時間ダンボールの素晴らしさを語り始めるのか

    80 = 1 :

    「でも結局着るんじゃないか」

    「これしかないなら仕方ないじゃないですか」

    「…………」

    「どうですか、可愛いですか」

    「うーん……可愛い可愛くないという以前に、なんかアホっぽいな」

    「すっげえ失礼ですね……
      まあ確かに頭ユルそうな女子中学生とかが好きそうなパジャマではありますが」

    「フードもかぶって。完全なウサギさんになってみてくれ」

    「イヤですよ、右手に構えたスマホで写真に収める気でしょ」

    「まあ、めったに見られないからな、淡のこんな格好」

    「誰かに言いふらしたりしたらぶっ飛ばしますよ」

    「そうだな、じゃあ写真撮らせてくれたら秘密にしとこうかな」

    「どっちもイヤですよ! もう電気消しますよ」

    「あっ、真っ暗じゃなくて豆電球にしてね」

    「はいはい……おやすみなさい」

    「おやすみー」

    81 = 17 :

    このテルテルダメな子かわいい

    82 = 1 :

    ―――
    ―――――
    「あっ、おかえりなさいてるてる!」

    「ごめんごめん、遅くなっちゃって」

    「もー、待ちくたびれちゃったよお~」

    「すまないな、ケーキ買ってきたから機嫌直してよ」

    「ケーキ? モンブラン? モンブラン買ってきてくれた?」

    「うん、あわあわの大好きなモンブランだよ」

    「わーい、やった~!」

    「ふふっ、あわあわは本当にモンブランが好きだなあ」

    「うーん、でも……もっと大好きなものは別にあるの」

    「へえ、なんだい?」

    「それは、てるてるだよっ! えへへっ」

    「嬉しいこと言ってくれるじゃないか、あわあわ……」

    「あっ、てるてる……」

    ―――――
    ―――

    83 :

    いい夢だな

    84 :

    まるで悪夢だし……

    85 = 1 :

    「うおああああっ!」ガバッ

    「はあ、はあ、はあ…………夢か」

    「あれ……ここは……」

    「あ、そっか。宮永先輩の家に泊まってたんだっけ」

    「今は……まだ4時か」

    「6時くらいに起きればいいかな……」

    「宮永先輩は……」

    「すう……すう……すう……」

    「よく寝てるな……まるで子供みたい」

    「……それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンだよ、菫ぇ……ムニャムニャ」

    「どんな夢見てんだ」

    「んー…………あれ、淡……?」

    「あっ、すいません。起こしちゃいました?」

    「私のウルトラアイは……?」

    「何寝ぼけてんすか」

    86 = 1 :

    「今何時?」

    「4時ですね」

    「そっか、じゃあ二度寝しよう」

    「はい、おやすみなさい」

    「…………」

    「ふぁあ……私も寝よう」

    「あ、淡」

    「なんですか、寝たんじゃないんですか」

    「お風呂場からタオル持ってきて……
      寝汗いっぱいかいちゃって気持ち悪い」

    「はいはい、もう仕方ないですね……」

    「お風呂場の場所わかる?」

    「分かりますよ、そんな迷うほど広い家でもないでしょ」

    「それもそうか……あ、淡、ついでに扇風機つけて」

    「自分でつけてくださいよそれくらい……」パチッ

    「あー、生暖かい風が……」

    87 = 20 :

    ウルトラセブンくそわろたwwwwww
    マリオカートといい>>1の年代がすけてるぜ…

    88 :

    てるてるがダメすぎるwwww

    89 = 1 :

    「えーと……風呂場風呂場……」

    「あら、照? もう起きてきたの?」

    「え? だ、誰ですか!?」

    「え……そちらこそ、どちら様? 照のお友達?」

    「え、あ、もしかして宮永先輩のお母さんですか」

    「ええ、そうですけど」

    「あ、そうだったんですか、すみません……
      私宮永先輩の後背の大星って言います、おじゃましてます」

    「ああ、照のお世話係で来た子ね……
      ごめんね、うちの照が迷惑かけちゃって」

    「いえいえ、迷惑だなんてとんでもないこともないですけど……」

    「ごめんなさいね、あんな子で。
      麻雀はすごい才能を持ってるんだけど、それ以外はてんでダメで」

    「ああ、いえいえ……」

    「私が昼間のお仕事が出来れば、部員の人に頼る必要もないんだけれど」

    「…………」

    90 :

    照どすが復活と聞いて

    91 = 74 :

    「お姉ちゃん...」

    92 = 17 :

    咲はおやじの面倒みてるからな 家事はそれなりにできそう

    93 = 1 :

    (夜の仕事してるって聞いてたからもっと派手な人かと思ったけど
      何の変哲もない普通の人だな……)

    「照はまだ寝てるの?」

    「はい、まあ、二度寝してると思います……
      あの、タオルをお借りしたいんですけど」

    「ああ、お風呂場から持って行って構わないわよ」

    (宮永先輩と違って礼儀正しくて物腰柔らかだし……
      なんとなくもっと厳格な人を想像してたけど)

    「それより、あなた」

    「はい?」

    「可愛いパジャマ着てるわね。あなた、そういうの好きなの?」

    「え、パジャマ……? あっ」

    「あっ、フードに耳ついてるわね。ちょっとフードかぶってみてくれない?」

    「いや、これは違うんです、私の趣味とかじゃ……」

    「あなたの趣味かどうかなんてどうでもいいわ。
      ねえ、写真撮らせてくれないかしら、いいでしょ、ねえ、ほら」

    「うう、血筋だ……」

    94 = 20 :

    イベントの数が一日目とは思えぬ密度だな

    95 = 1 :

    ガチャ
    「先輩、タオル持って来ましたよ」

    「くかー……すぴー……」

    「もう寝入ってるし……」

    「まあいいか、私も寝よう」

    「はあ……」

    「こんな生活があと6日続くのか……」

    「最初に想像してたよりはきつくもないけど……」

    「でも宮永先輩のおうちも色々大変みたいだし」

    「私にできることがあるなら……」

    「…………」

    「うーん、淡~……」

    「はい?」

    「新潟まで餅を食べに行くなんて許さないぞ……ムニャムニャ」

    「なんだ、寝言か……」

    「私も寝よ……」

    96 = 74 :

    98 = 1 :

    翌日

    ガチャ
    「こんちゃーっす」

    「おう、淡」

    「宮永先輩はまだ来てないんですか」

    「アイツは今日便所掃除の当番だ」

    「ああ、そうですか」

    「それより、どうだった? 照のお世話係は」

    「そうですね……まあ大変でしたけど、楽しかったですかね」

    「そっか、楽しかったなら何よりだ」

    「でも今日含めてあと6日もあると思うとちょっと憂鬱なんですけど」

    「まあ頑張ってくれ。照もきっと楽しんでると思うし」

    「ならいいんですけど」

    「ゴホン……それより、淡」

    「なんですか?」

    「まさかとは思うが、照と……変なこととか、してないよな?」

    99 = 20 :

    花の女子高生が肩を並べてスーファミしてるのは確かに変

    100 :

    便所掃除の当番ってちゃんと掃除できるのかよ…


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