元スレ恒一「好きな人はいるかって?」 小椋「うん。気になる」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 1 :
恒一の手が金木の頭に伸びる。
「あっ……」
思わず声が出たことに自分でも驚く金木。
いつも亜紀を可愛がってばかりだったから、
他人に撫でられることはなかった。
照れくさくて懐かしいような不思議な感覚。
金木は何も話さずしばらくそのままでいた。
恒一「好きだよ? 金木さん」
金木「う……うん。ありがと。でも私には亜紀が……ん……」
文句を言う口は、キスによって塞がれてしまった。
さっきよりも情熱的に、唾液を交換し合いながらの
大人の口づけ。金木の身体がぐんぐん熱くなっていった。
152 :
キャラアンチの人じゃん
153 = 1 :
世の中の男なんて愚図ばっかりだと思っていた
そんな彼女の世界が変わろうとしていた。
閉じられた扉が開く瞬間、その先で待っていたのは
榊原恒一という名の少年だった。
席が隣なだけで、ほとんど話したことのない転校生。
でも今は、こんなにも近くにいる。
こんなに近くで自分のことを好きと言ってくれてる。
すごく……うれしかった。
金木「あのさ……今度は私からキスしてもいいかな?」
恒一「いいよ。金木さんの好きにして」
すでに風見は逃亡した。金木は両手を彼の背中に回し、
抱きついた。胸の鼓動の高まり。
密着するとより意識してしまう。
154 = 1 :
二人はまた舌を絡ませ、キスに没頭した。
ここは教室なので全員から注目を浴びてるのに
おかまいなしだ。愛ゆえに狂ってしまったのだ。
恒一は全裸で金木だけ服を着てるという
アンバランスな組み合わせだが、細かいことはスルーした。
恒一は金木の上着を脱がし、ブラを見る。
色気を感じさせるブラだった。ホックを外して
中身の大きさを確認。
「うおお……」
思わずうねる。
「好きにしていいのよ?」
その一言で恒一のリミッターは外れる。
豊満な果実を貪るように吸い付いた。
156 = 144 :
うむ素晴らしい
157 = 1 :
恒一は金木に頭を撫でられながら赤ちゃんプレイを続けた。
金木の胸があまりにも気持ちよくていつまでも
そうしていたかった。
怜子「不純異性交遊っと……」メモメモ
鳴「年増の三神先生、何書いてるんですか?」
怜子「あとで校長に報告しようかなって。
とりあえず二人とも退学かな?」
小椋「退学なんてかわいそうですよ!!」
怜子「でも教室であそこまでやるのはアウトでしょ?」
高林「セ、セーフですよ!! 彼らだって事情があるはずです!!」
鳴「でも恒一君って終始全裸だったよね。
しかも金木さんのストーカーみたいだったし」
久保寺「だからってまだ終わっちゃいませんよ!!」
このように、色々と不満は出た。
158 :
追いついた
ぶっ飛んでやがった
159 :
新たな世界だな
160 = 1 :
だが、愛し合う二人にとって雑音に過ぎない。
ラジオのノイズのように聞き流せばいいのだ。
それにしても、一番納得できないのが彼女だった。
松井(あの二人だけ気持ちいことしてずるいよぉ。
榊原君に杏子盗られちゃうなんて思わなかッた……。
もう杏子は私のモノじゃないのね……どうしたらいいのぉ)
大丈夫だよ松井さんと恒一が声をかけた。
恒一「君は金木さんの親友だ。僕は金木さんを愛する以上、
君を一人ぼっちになんかさせない。もう金木さんは
疲れて寝ちゃったよ? 君もパラダイスへおいで?」
松井「私も……いいの? 一緒に居てもいいの?」
恒一「金木さんだってそれを望んでるよ。さあ、手を伸ばして」
161 = 111 :
俺もパラダイスに行ってくる
162 = 1 :
壇上の周りにはスペースがあった。
床に軽く押し倒される松井。
求めるようにお互いの唇が重なり、
ネチョネチョと音を立てる。
松井の口腔はすぐに恒一の唾液でいっぱいになった。
「あっ……そこはだめえっ……んっ……」
キスをしたまま、松井の胸や下腹をまさぐっていく。
手つきがいやらしくて身体をよじらせる。
その姿が扇情的なので恒一を燃え上がらせた。
「そのまま大人しくしててね。すぐ気持ちよくさせてあげるから」
愛撫しながら丁寧に服を脱がしていき、ついに裸にしてしまう。
初めて見る松井の裸は美しかった。少女特有の幼さが残るものの、
部分的に大人になりつつある身体。
恒一は成長途中の胸に手を伸ばし、反応を確かめた。
163 = 146 :
相変わらず官能表現素晴らしい
164 = 144 :
うむさすがとしか言いようがない もっとやれ
165 = 1 :
「んっ……」
目をきゅっと閉じて耐えてる松井。
恒一の指示で足を開かされ、背後から触られる。
片方の手で乳首を、もう片方で秘所をいじる。
「あっ……気持ちぃ……もっと触ってっ……」
女同士でやるのとは根本的に違った。
やはり性行とは男女でやるべきなのだと、
この時改めて実感させられた。
身も心も彼に任せてしまっていいと思えるほどに。
快楽を教えてくれた彼になら。
「んんっ……」
一度だけ軽く達し、その後は本番となった。
クラス中が見守る中の本番は緊張したが、もう止まれない。
166 :
おーっと!ここで起き上がった金木さんが参戦だぁ!
167 = 1 :
「あああっ……いいよぉ!! さかきばらくぅんっ……!!」
突いて突いて突きまくる。
単純作業の連続だが、意外と骨が折れる。
だが若い情熱は身体をさらに酷使させた。
松井が喘ぎ、名前を呼び、絶頂に達して果てる。
疲れたのためか、金木と同じように
寝てしまった彼女の髪を優しくなでる恒一。
他人だったはずの彼女が自分の妹のように
愛しく思えた。
怜子「もう気はすんだかしら恒一?」
風見「てめえら、観戦してる僕たちの身にもなれ。
思わず全裸になっちまったじゃねえか」
望月「男子の大半はトイレに駆け込んじゃったよ」
168 = 1 :
あー 風呂ターイム
169 :
トイレじゃ濃厚なホモ祭りか
170 = 92 :
ほ
172 = 63 :
さ
174 :
175 = 144 :
ほ
176 = 92 :
ほ
177 :
最近めっきり少なくなったanotherスレ
178 = 92 :
ほ
180 = 77 :
ぉ
181 = 40 :
、
182 = 1 :
この騒動が終わり、三組の人間関係に変化が生まれた。
恒一は金木や松井と親しくなり、昼食など一緒に食べるようになった。
前回のセックスについては久保寺先生の許可を得て不問になった。
怜子は不満そうだったが、甥のパンツでオナニーするような
変態だったので文句は言えなかった。
さて、恒一が金木松井と仲良くしてるとイライラする人が何人か。
鳴や小椋由美、多々良恵や桜木ゆかりを代表に他多数である。
鳴は屋上の隅で恒一たちを見守ってる。
鳴「あのポジは私の者だったはず。
どうして仲睦まじそうに三人で食べてるの」ジー
恒一「松井さんって料理上手だっただねー。
僕が食べてもおいしいよ」
松井「あ、ありがと/// 料理得意な榊原君に褒めてもらえるとうれしいな」
金木「亜紀ばっかり褒められてずるーい。
私も料理覚えよっかな。帰宅部だから家帰っても暇だし」
183 = 1 :
恒一「料理なんてすぐ覚えられるよ。
あっ、よかったら僕が教えてあげようか?」
金木「いいねそれ。今日榊原の家行ってもいい?」
恒一「もちろんさ!! よかったら松井さんも来るかい?」
松井「いいの? じゃあ私もぜひ///」
鳴「ぐぬぬ……なんという展開……私も一緒に行きたいよぉ!!」ジー
見守ってるのは一人ではなかった。
小椋「ふぇぇ。あたしだって恒一君と遊びたいわ。
スレタイに入ってんだから少しは優遇されたいわ」コソコソ
鳴「小椋さんじゃない。あなた、会話数なら女子でトップだから
十分でしょ? じゃあ早く帰ってね」
小椋「冷たいこと言わないでよ。あたしたちは負け犬コンビじゃない。
仲良くいきましょ? 一人で活動するより二人のが確実だわ」
鳴「活動って何やるの?」
185 = 40 :
おかえり
186 = 1 :
小椋「主にストーキング活動ね。
恒一君に悪い虫がつかないように観察するの」
鳴「すでに虫がついてますが」
小椋「なら、そいつらから奪い返せば良いのよ!!」
鳴「やる気満々だね。なんか私も勇気が出てきた」
小椋「でしょ? じゃあ今日からさっそくストーキング開始よ」
鳴「レッツ・ストーキング!!」
有田「あのぉ。それって犯罪じゃないですか?」
同じように影で見守っていた有田が突っ込んだが、
答えてくれる人は誰もいなかった。
夕方。
恒一「HRも終わったし、さあ行こうか」
金木・松井「うん!!」
三人組は三神家(※怜子の家)へ向けて出発。
鳴、小椋も尾行開始である。
187 = 1 :
三神家。
金木「へえ。ここが榊原君の部屋なんだ」
恒一「適当なとこガサ入れしていいよ。電動バイブとか
オナホとか自筆の同人誌とか出てくるから」
松井「なによそれ。本当に変態なんだから。あはは」
恒一「あと僕のことは恒一って呼んでね」
金木・松井「私たちのことも下の名前で呼んでいいからね」
恒一「おk。それじゃ調理場に行こうか?」
ガガタタタタ
一同「……?」
恒一(なんだ今の音? 泥棒でもいるのか?
まあ怜子さんが帰れば退治してくれるだろ)
190 = 1 :
キッチン。
恒一「初めてだからカレーでも作るか!!」
金木「いいわねカレー」
松井「まずは野菜切るとこからねー。
最初にお水で洗いましょー」ジャー
金木「ほー。さすが亜紀は手際良いわね」
恒一「慣れだよ慣れ。かね……杏子さんもいつか
こんな感じになれるよ。材料となる野菜を
切ってから鍋で炒めるんだ」
金木「むむ、切るのって結構コツがいるわね」
恒一「慣れないうちはゆっくりでいいからね」
金木「ああっ。足を切ってしまったわ!!」
恒一「金木さん、そこ足じゃなくて手の指だよ!!」
金木「はぁはぁ……出血多量で死にそう……。
お願いだから指チュパして?」
192 = 1 :
恒一「望むとこだ!!」
金木「ああっ……いやらしい目つきの恒一君に指を舐められてるわ!!」
松井「ちょっとぉ。二人とも真面目にやりなさいよね」
恒一「でも止められない止まらない」
金木「んっ……んはぁっ……やだ……もうだめ……」
松井「杏子ったらしょうがないわねぇ。
痛いならばんそうこう張った方がいいよ?」
恒一「よし!! 取ってくる!!」
松井「あっ。待ってさかき……恒一君!!」
恒一「ん? なんだい?」
松井「裸でエプロンしてるのはどうかと思うから
服は着たほうがいいと思うよ?」
恒一「良く考えるとそうだね。
じゃあ、ついでにズボンとか履いて来るよ!!」
193 = 25 :
油断したらすぐ狂いだすな
194 :
相変わらずペース早いな
195 = 1 :
自室へ戻る。
恒一「ふぅ。服を着ると新鮮な気分だな。ゴムの締め付けとか
ウザったく感じるよね。僕だけかな?
さて、ばんそうこうも取ったし戻るか……」
少し沈黙。
恒一「僕の布団の中に鳴と由美さんがいるのは気のせいってことに
しておくよ。うん。そうした方がいい。じゃあね二人とも」ガラッ
鳴「ほっ。行ったみたいね」
由美「変なとこに隠れたからばれちゃったじゃない」
鳴「まさか部屋に戻ってくるとは考えられなかったのよ」
由美「これからどうするのよ?」
鳴「リモコンバイブを見つける。恒一君の性癖を知りたいから」
由美「ふぅん。あんたも私も暇人よね」
196 :
逢ちゃんに媚薬を使うと可愛い
198 = 1 :
キッチンに戻り、金木の指を治療。
松井「炒め物はこうやってするのよ?
火の強さはこれくらいでささっとやるの」
金木「おーさすが亜紀。勉強になるわ。私にもやらせて」
松井「火傷しないようにね?」
金木「うん」
恒一(金木さんもやる気になってくれてよかった。
僕としても料理好きが増えてくれるのはうれしいよ。
最初は女っぽい趣味かなって思ったけど今では
よかったと思ってる。それより由美さん達どうしよう)
慣れないながらも松井や恒一の助言を受け、
なんとかカレーを完成させる金木。
まだ完璧とは言えない出来だけど、
彼女なりに頑張って作った。一緒に食べた恒一も松井も
おいしいと言ってくれた。金木は何よりそれがうれしかった。
199 = 1 :
三人で談笑しながらの食事は終わった。
時刻はちょうど六時前。
少し早い夕食となってしまった。
恒一「ねえ二人とも。実はどうしても話さないと
いけないことがあるんだ」
松井「改まってどうしたの?」
恒一「実は……僕の部屋にくせ者がいる」
金木「な、なんですってー!?」ドンガラガッシャーン!!
松井「杏子驚きすぎ。くせ者って泥棒ってこと?」
恒一「それに近いかな? 困ったことに僕のよく知ってる人なんだ。
……小椋さんと見崎さん」
金木「ちょ……あの二人は呼んでないんでしょ?
完全に不法侵入じゃない。怜子さんに言いつけちゃえば?」
200 = 1 :
恒一「いや、それはまずい」
松井「どして?」
恒一「実はね、怜子さんはかなり切れる人なんだ。
僕への執着がすごいから他所の女を排除したがる」
金木「うわぁ。恒一君も苦労してるのね」
松井「もてる男は辛いねぇ」
恒一「うん。それでもうすぐ帰ってくる時間なんだ。
僕の部屋を開けられたら一巻の終わり。
二人はたぶん、生きて帰れない」
金木「そんなに大げさなことなの!?」
松井「あの二人やばいじゃーん!!」
怜子「ただいまー。恒一君」ガラガラ
恒一(もう帰ってきたか。早く鳴たちを逃がさないと!!)ダダダダダッ
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