元スレハルヒ「それ、誰?」キョン「こいつは俺の……」佐々木「>>5」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
851 = 646 :
なるほ
852 = 116 :
ブウウウウウウン
キョン「はああ……今日も疲れたなあ……」
佐々木「おいおい……気を引き締めてくれよ?こんなところで事故を起こしてもらっては洒落にならないからな」
キョン「へいへい……お前、飯は?」
佐々木「まだだが?」
キョン「じゃあどっか食いに行こうぜ?」
佐々木「そうしよう……だが、場所は限られてくるな……あまり人目に付くところは……」
キョン「なら、いいとこ知ってるよ。佐々木の家からも近いしちょうどいいだろ」
佐々木「ほう……それは楽しみだ。大いに期待させてもらおう」クックッ
キョン「やべ、ハードル上げちまったなあ……」
ブゥゥゥゥゥウウウウウン
853 = 634 :
クリスマスあたりと予想していいのか?
854 = 646 :
どういう方向に持っていくんだろ
856 = 116 :
町はずれのレストラン
キョン「ここだ」
佐々木「ほう、こんなところがあるとは……」
キョン「俺もお前も大概出不精だからなあ……仕事も忙しいし、ここら辺の地理に明るくなくても仕方がないさ」
佐々木「ずっと住んでる町だと言うのにね……でも、よくこんな場所を知っていたね?」
キョン「は、伊達に高校3年間振り回されてねーってことさ」
佐々木「……女性の前でほかの女性の話をするとは……君は本当に変わらないな」
キョン「はいはい……んじゃ入るぞ」カランカラン
ウェイター「いらっしゃいませ……ご予約されていた○○(キョンの本名)様でよろしいでしょうか?」
キョン「ああ」
佐々木「おや、予約してたのかい?僕が誘いを断っていたらどうするつもりだった?」
キョン「ん?そーいや考えてなかったな……」
佐々木「おいおい、大企業の副社長がそんな事では示しがつかないぞ?」
キョン「考えなくてもいいことは考えないようにしているんでね」
佐々木「……ほう?」
857 = 124 :
やっぱりキョンは佐々木と幸せになるべきだよな
860 = 116 :
食事後
キョン「ふう……」
佐々木「フルコースねぇ……今日は何か特別な日だったのかな?」
キョン「それは俺とお前次第だな……」
佐々木「……」
キョン「よし、それじゃあそろそろ移動するか」
佐々木「もう帰るのかい?」
キョン「いんや……ここの屋上にテラスがあるんだ。もちろん貸切だ」
佐々木「珍しいな……倹約癖のある君がお金に糸目をつけないとは」
キョン「一日くらい思いっきり使ったところで罰は当たらんよ」
佐々木「そういう今日だけ、今日だけと言うのが破滅への第一歩なんだけどね」
キョン「……行くのか?行かないのか?」
佐々木「行くに決まっているだろう?キミの誘いを今まで断ったことなどあったかい?」
861 = 634 :
>>859
まぁちょっと早い気もするが
大学行かずに社会人やってたし経済的にも余裕がある
立場だから結婚とかは不思議じゃないか。。。
862 = 634 :
>>860
マジでこれは何だ?
クリスマスでも無さそうだが。。。
864 = 646 :
ほんまや!
865 = 599 :
いくら貰ってるんだろ
866 = 634 :
>>865
世界でもトップクラスの企業の副社長なんだろ?
日本企業なら副社長で数億円だろうが
外資なら給料は数十億+ストック・オプションとかでヘタしたら
百億とかの大台だな
867 = 116 :
レストラン屋上のテラス
佐々木「これは……」
キョン「いい場所だろう?ここからなら俺達の住んでる町が一望できる……それに」
佐々木「ああ、周りに邪魔なものがないから星も綺麗に見える……くっくっ……君にしてはらしくないな。こんなロマンチックな場所に連れてくるなんて……」
キョン「……」
佐々木「だが、満点はあげられないな。冷えやすい女性をこんな冬の夜空の下に招待するとは」
キョン「そう思ってな?」パチン
ウェイター「……」ガラガラガラ
キョン「この店で一番のワインだよ」
佐々木「キミ……今日は車だろう?」
キョン「代行を頼んである」
佐々木「……準備がいいね」
キョン「御褒めに預かり、光栄だ」
868 :
やだ、濡れる
869 = 646 :
イケメンキョンさん
870 = 116 :
ウェイター「……」トクトクトク
キョン「ありがとう」
ウェイター「……」トクトクトク
佐々木「ありがとうございます」
ウェイター「では、ごゆっくり……」
キョン「じゃあ、乾杯」チン
佐々木「乾杯……くっくっ……何に乾杯するか分からないけどね」チン
キョン「……」
佐々木「なんだい?その目は?僕の顔に何かついているかい?」
キョン「お前、本当に分からないのか?」クイ
佐々木「……」クイ
キョン「察しのいいお前なら、大体予想がついていると思ったんだがな」トクトク
佐々木「……だから誘いを断らなかったと?」
キョン「ああ」
871 :
まだこのスレおちてなかったのか
873 = 599 :
佐々木に酒を呑ませた・・・・・・?
874 = 646 :
875 = 116 :
キョン「そう思ったんだが、お前はいつまでも知らないの一点張りだし、今日は様子もおかしいから……本当に分かってないんだと思えてきてな」
佐々木「……」クイ
キョン「お前、普通あんな相手を挑発するようなおどけ方はしないだろう?……なにか嫌なことでもあったのかよ……」
佐々木「……はぁ、やっぱり君の根っこの部分は全く変化していないようだね……」トクトク
キョン「?」
佐々木「……君の推理は途中まで正しいよ。……そろそろだなって程度の予測はついていたんだ。まあ正確な日時は今日誘われるまで分からなかったが」
キョン「……なら、なんで……あんな風な態度を?」
佐々木「……柄にもなく、緊張してるんだよ……女性にこんなことを言わせるんじゃない……」
キョン「……なんか、すまん」
佐々木「……ん」
876 = 136 :
ハルヒはうざいから佐々木でいい
878 = 597 :
>>877
東京っけ
879 = 646 :
ちげぇ
880 = 116 :
キョン「……じゃあ……コホン」
佐々木「…………」
キョン「お前とは、中学3年からの仲だったな」
佐々木「……ああ」
キョン「話をするようになって、バイトをしたいと相談してきたのが出会って4か月目くらいだったな」
佐々木「お小遣いの額に不満があったからね。今のような仕事に携わるようなことになるとは思わなかったよ」
キョン「合縁奇縁……ってやつか?」
佐々木「まったくもってその通りだな。世界中どこを探してもこんな縁はないだろう」クックッ
キョン「それからいろいろあって……てんやわんやして……今に至るんだよな」
佐々木「ああ……すべてを思い返すのが手間なくらい、本当にいろいろあった」クイ
882 = 444 :
これ変態安価SSだったよな?
884 :
おいついた
885 = 599 :
今更だけど初対面でそれとか悪い意味でハルヒらしいな
886 = 235 :
>>828 レスした俺のおかげ
888 = 116 :
キョン「……俺さ、小っちゃいころ……小学生くらいで開発が辛かったころ、親にそれを愚痴ったらな、説教されちまったんだ」
佐々木「説教?」
キョン「ああ……『人間、生まれ持った才能には必ず何かしらの意味があって、きっとどこかで誰かの役に立つもんだだからどんな才能でも、惜しみなく発揮しろ』」
キョン「『自分がこれまでしてきた行いも、何かしらの意味があったからこそやっているんだ』」
キョン「『今はまだ(なんで昔はあんなことしたんだろう……)と思っていても、いつかはそれが分かるようになる』」
キョン「『だから、若い今のうちは、行動することを恐れず、自由気ままに生きてみろ』ってな」
佐々木「……」
キョン「そん時はホントにガキだったから、その言葉の意味が全く理解できなかった……だけど」
キョン「今ならその意味が……分かったような気がするんだ」
佐々木「……」
キョン「お前にあの仕事を紹介してからと言うものの、俺は自分で悩んでいたんだ……なんでこんな仕事を紹介したんだ、もっと他にいい仕事があるのにって」
キョン「でも、もう。分かった。答えが出た」
佐々木「……」
キョン「気付くきっかけが古泉に唆されたことってのが癪だが……このことに気付かせてくれたことには、感謝したい……佐々木」
佐々木「……はい」
889 = 116 :
キョン「俺は、お前が」
佐々木「ちょっと待った」
890 :
生殺しってレベルじゃねーぞ
895 = 406 :
そんなに保守しなくてもいいよ
スレが埋まる
896 = 116 :
キョン「??」
佐々木「……訳が知りたい」
キョン「訳?」
佐々木「そうだ……確かに、今は世間ではクリスマスシーズンと呼ばれている時期だ」
佐々木「……君も分かっていた通り、僕は24,25はどちらも出張で君と会うことが出来ない。だから、君からそう言う言葉を聞くならそろそろだと思っていた」
佐々木「……だが、なんで今日なんだ?……その理由を知りたい」
キョン「……俺が学生の頃、長門が世界改変を起こしたのは知ってるな?」
佐々木「ああ」
キョン「改変は12月18日に行われ、帰ってきたのはその3日後……つまり」
佐々木「……12月21日……今日、か」
キョン「そう。あの日俺は自分に誓いを建ててな……これからは積極的にこの世界を守っていくって」
キョン「その日から6年後に当たる今日……そんな日だから俺はもう一度誓いを建てようと思った」
キョン「これからは、前とは違う関係で……お前の世界を守っていきたいって」
キョン「……これが、今日にした理由だ。……佐々木」
キョン「俺はお前が好きだ。愛している」
898 = 881 :
濡れた
899 = 149 :
a
900 = 884 :
今更だけど
こんなカオス設定で納得できる内容書ける>>1って何者
みんなの評価 : ★★★
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