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元スレ妹「お兄ちゃん、待って……」

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51 :

母もいないし妹もいなくなった俺だが
二次妹にすがりますよ

52 = 45 :

54 :

その点トッポってすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん

55 :

世の中では母親がいるのが普通なのか?(暗黒微笑)

56 :

しえん

57 :

ふぅ…………

59 :

実話

60 = 57 :

寓話

61 = 16 :

62 = 7 :

ハッピーエンドでオナシャス

64 = 16 :

65 :

66 :

ただいま
ほしゅさんくすこ
着替えてから書き始める

67 = 47 :

ぬるほ

68 = 58 :

待ってたぞ

69 :

ハッピーエンド以外はありえん

70 = 66 :

(このままだと妹に精神的負担をかけてしまう……)

(もしかして俺の言動が妹を引き止めている原因になっているのか…?)

(いや、昨日のあの一言からそう感じ取れた気もする)

(そうだとしたら田舎に行くように素直に言った方がいいのか)

(その方が妹への負担も少ないし、何より早く田舎に行かせることができる)

(遠まわしに聞いてみるのが無難か)

71 = 66 :

――パタン

「今朝は何を作ったんだ?」

「…えっ?」

「朝飯だ、何を作ったんだよ」

「た、大したものじゃないけど、昨晩のあまりものとお味噌汁を…」

「そうか……なんだその顔は」

「あ、いや…お兄ちゃんがこんな事聞いてくるの久し振りだなあと思って…」

「同じ家に居れば朝飯くらい聞くこともあるだろう」

「そ、そうだよね!」

(嬉しそうな顔しやがって…)

「ところで、昨日叔母からの誘いを断ってた理由って何かあるのか?」

「ん…、やっぱり気になる?」

72 = 44 :

来てたのか

73 :

すげえまだあったのか

74 = 18 :

おかえり

75 = 66 :

「気になるわけじゃないし、お前の面倒を見るのも楽じゃない、俺としては早く田舎に行って欲しいからだ」

「うん…そうだよね」

「それで、なぜ断った?」

「……」

「なんで黙っているんだ」

「この家にはお兄ちゃんとの思い出が詰まってるから……」

(やはり名残惜しいだけか)

「そういう下らない事なんか忘れてさっさと田舎に行け」

「あとは――………」

「なんだ?よく聞こえなかった」

「ん、ごめんなさい…やっぱりなんでもない」

76 = 65 :

書き溜めならもっとはやく

77 = 37 :

実話のパターンですか

78 :

わくわく

79 = 66 :

「はっきり言え、そういう曖昧な返事をされるとイライラすんだよ」

「ぅ……」

「早くしろよ、俺だって早く部屋に戻りたいんだよ」

「あの……その……」

「あーうぜぇ…早く言えよ!」

「――――――いの」

「あんだよ、きこえねーよ!」

「お兄ちゃんと離れたくないの!」

「……は?」

「お兄ちゃんと一緒がいいの!だからここに居たいの!」

80 = 22 :

おいやめろ

83 = 66 :

「は…あ、え?」

「はーはー…」

「あんなに…俺に嫌がらせされても…、悪口言われてもか?」

「…だって、演技だってわかってたもん」

「――なっ!」

「事ある毎にすごく悲しそうな顔するし…口で何言ってても顔が本気じゃなかったから……」

「……っはぁ」

「他の人にはわからないと思うけど…、悩みがあって仕方なくこういう事をしてたように思えるの」

「こんだけ一緒に居たらわかるもんなんだな…」

「だから…ぐすっ…何かあるなら相談して…ほしかった…のに……」ペタン

「…そうだよ、演技だよお前を田舎に行かせたかったから…辛く当たってた」

「もう少し続いてたら……本当に嫌われちゃったと勘違いしてた…よぅ…」

「……心配かけてごめんな」

84 :

おお・・・

85 :

ひゅー

86 = 66 :

「お前に早く田舎に行って欲しかった、落ち着いた場所でゆっくり治療に専念できるように…」

「…うん」

「俺だってお前の事が心配だ、このまま学校が始まったら家に一人残して俺は外に出ることになる」

「俺にはそれが不安でたまらない、お前にもしものことがあったら……」

「大丈夫…なのに」

「だから、田舎に行ってくれ」

「頼む……」



「―――いや」

「え?」

87 = 16 :

泣いた

88 :

最近こんなのでも泣いてしまう

90 = 66 :

「いやって言ったらどうする……?」

「どうって……困る、なあ」

「ぷ、あはは」

「なんで笑うんだよ!」

「あーおかしい……他に何か答え方なかったの?」

「だって、お前の意見を尊重するって田舎側は言ってるし…、俺もお前を叩き出すことはできないだろ…」

「だからって困るって言うのは…あはははは」

「この馬鹿野郎!こいつめ!」

「やーだぁ!くすぐったいよぅ…あはははは」


お互い本音で語り合う事で、気持ちを察することができたと思う

妹にはよく考えて田舎に行ってもらおうと思う

もちろん無理にでなく、妹なりの考えがまとまった時に……

91 = 7 :

ふむ

92 :

ほっしゆ

93 = 66 :

あれから数日後、妹と普通に会話をするようになっていた

が、妹に前の件でちょっかいを出されることが多く、頭が上がらない事が多かった

「お兄ちゃん見て、夏祭りだってー!」

「お前は留守番な」

「えー!なんでー!」

「ほら、まだ通院中だろ?お前の分まで楽しんできてやるから、な?」

「家に私一人残してもしものことがあったらって不安になっちゃうのに?」

「ぐぬぬ……」

「一人でいくなら一緒に行こうよ、ね?」

「しかたねーなあ…、体調良かったらな?」

「やった!」

94 :

二人ともええ子や

96 :

NTRしね

97 :

98 = 96 :

NTRしね

99 = 97 :

100 = 66 :

夏祭りは数日後、町はその準備で盛り上がってる所だった

俺も友人からの誘いはあったものの、妹と一緒にいなきゃいけないのを理由に断っている

どちらかといえば、妹と一緒に祭りを歩く方が個人的に楽しいからで、シスコンと言われようが楽しいものは仕方ない

それはさておき、家の中でも夏祭りの準備をする為に妹がはしゃいでいた

「お兄ちゃんこの浴衣とこっちの浴衣どっちがいいと思う?」

「どっから引っ張り出してきたんだそれ」

「少し前からあったもーん!」

「片方は中学の時に見たな、サイズ大丈夫なのか?」

「うん、全然平気!」

「成長してないんだな、どこもかしこも」

「失礼なー!少し身長のびましたー!」

成長してないものは仕方ない、特にその控え目な部分とか

なんてことはあえて言わないことにした


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