元スレあずさ「プロデューサーさんを落としてみせます!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
302 = 234 :
区切りのいいところまで書いたので、今から十分ほど休憩します
303 = 294 :
え
あしたのくじまでのこってる?
304 :
力作だな
305 = 240 :
日にちが変わるのに合わせるのは凄いなと思いました(小並感)
306 = 234 :
>>303
残りの投下数を考えると、後一時間強くらいで終わります
だから九時までは残ってないかも…
307 :
まだ寝るな俺・・・
309 = 234 :
……プロデューサーさん。
どうしたんですか?
あの……、私のこと、どう思っていましたか?
どうって……、また言わせるんですか? さっきも言ったように、俺は……、
あ、いえ、そうじゃなくて……、三浦あずさという“アイドル”についてです。
プロデューサーさんの、プロデューサーとしての目で見た、私のこと……。
……それは、
310 = 237 :
はぁん
311 = 234 :
あなたは、とても可愛らしいアイドルだと、そう思っていました。
……可愛らしい?
ええ。事務所の中ではみんなあんな感じですから、お姉さんというポジションになりがちですが……、
でも、ふとした瞬間に見える子どもっぽい表情が、何より魅力的だって思っていました。ギャップといいますか……。
俺があずささんをプロデュースするなら、きっとそういう方向で売り出しますね。
……また、さん付け、ですね? ふふっ。
あ、すみません……。それになんだか、偉そうだったかな。
いえ、いいんですよ~。プロデューサーさんがさっき言ってくれたように、
私が誰よりも子どもなのは、間違いないんですから。
そう、きっと私は……。
313 = 234 :
私は、皆さんが言ってくださるような、大人の女性なんかじゃないんです。
それは私の大きな目標でもあるけれど、まだまだ私は未熟者で、若輩者で……、
あなたに恋をして、あなたとの日々を夢に描いて、
ときには、胸の奥に複雑な気持ちが生まれるときもあるけれど……。
私はきっと、まさに今、大人になる道の途中を歩いているんです。
数え切れない、あふれるくらいの初体験が、毎日を飾っているから……、私は笑顔でいられるんです。
あなたと見上げる雨上がりの夏の夜空は、とても綺麗に澄み渡っていました。
だからたとえ、お月様が顔を隠してしまっている真っ暗な空の下でも、私の心は晴れ色でした。
私はきっと、この空を忘れません。
この空が、いつも私のこと見守ってくれています。
もっともっと強く、励ましてくれています。
だから怖くありません。
こうしてあなたと手を繋いでいられるなら、どこでも行きたいところにいける。
きっとそこは、輝いた未来……、いつもの私みたいに、道に迷わずに、そう……、
まっすぐに。
314 :
まっすぐさん出番です
315 = 234 :
― それから…編 ―
数ヶ月前……。
お酒の勢いであったとはいえ、私は大切な友人たちに、この気持ちを打ち明けました。
それから私は……、その人たちの力を、いっぱいいっぱい借りながらも……、
私なりに、彼に対してたくさんのアプローチをしてきました。
会話、メール、電話……、ボディタッチ、はとりあえず置いておいて。
今まで何気なく行っていたそれらは、そこに恋心というエッセンスが加わると、
とても難しくなり、そしてとても大切なものになると、私はこの年齢になって初めて知ることができました。
そして、ついにそれは実ったのです。
私とプロデューサーさんの小指には、とうとう赤い糸が結ばれました~!
あずさ「プロデューサーさん♪」ギュー
P「ぐえっ! あ、あずささん……、事務所で、そういうのはナシだと……、ギブギブ」
316 = 234 :
今からもう数週間前になりますが……、あのデートの翌日、
私は真っ先に、律子さんと音無さんにお付き合いの報告をしました。
でも、私たちがふたりで一緒に事務所に出勤してき時点で、もうなんとなく察していたみたいですね。
小鳥「おめでとうございます、あずささん! ……まぁ、こうなるのはわかっていましたけどね!」ニヤニヤ
律子「……そうですね。実は私たち、さりげなくプロデューサーに探りを入れていましたから」
ちなみに、どうしてふたり一緒に出勤したのかというと……、
あのあと電車がなくなってしまったので、私は彼の家に泊まったのです。……それで……、ふふ♪
……そ、それはそうと! わかっていたなら、どうして先に教えてくれなかったんでしょうか?
小鳥「だって、そっちの方が楽しそうじゃないですか~♪ 妄想のネタにも……あ、いえ」
律子「……そのとおり。最初から答えがわかってたら、面白くないから。それだけですよ!」
あずさ「……律子さん……」
317 :
まだ21だもんいちゃいちゃしたいよね
いつの間にかあずささんより年上になってしまった(血涙)
318 = 234 :
律子「改めて……、おめでとうございます、あずささん。今のあなたは、最高に綺麗ですよ!」ギュッ
あずさ「ふふっ、ありがとう、律子さん……」ウルウル
律子「ああもう、また……、せっかく実ったんだから、いつも以上にニコニコしといてくれなきゃ」
あずさ「……は~い!」
律子「た・だ・し~……、アイドルとしてのあずささんに、支障が出るようだったら……」ニヤ
あずさ「……?」
律子「奪っちゃいますからね?」ボソ
あずさ「!! だ、だめ~!!」
319 = 248 :
俺も何時の間にかりっちゃんとタメだった事に気が付いた時はすげー悲しかった記憶がある
320 = 262 :
りっちゃんとタメじゃん…
やだ…俺何もしてない…
321 = 234 :
小鳥「なんだか途中から……、あたしのこと置いてけぼりで、いろいろ話が進んでいた気がするわ~」
あずさ「そ、そんなことないですよ~?」
小鳥「いーんです、どおうせあたしなんて……、人の恋愛を応援するばっかりの人生なんだから……」メソメソ
あずさ「音無さんったら……」
小鳥「めそめそ……」チラ
あずさ「……ふふ。音無さんがいなかったら……、きっと、こうなっていませんでした」ギュ
小鳥「……両思いだったのに、ですか~?」
あずさ「それでも、です。きっかけは、音無さんの言葉……。あなたのアドバイスと励ましで、私は頑張れたんです」
あずさ「だから、私……、音無さんには、とっても感謝してるんですよー……」ギュー
小鳥「……」
小鳥「じゃあ感謝の気持ちとして、プロデューサーさんを一回貸してくだs
あずさ「それとこれとは、話が別でーす♪」パッ
322 = 240 :
俺ももう貴音とタメか…年は取りたくないものだ…
323 = 234 :
またあるとき……。
夢子ちゃんにお付き合いの報告をしたときには……、涙を流して、
まるで自分のことのように喜んでくれました。
夢子「おめでとうございます、お姉様……、う、うぅ……」グスグス
あずさ「あぁ、泣かないで~……。よしよし……」
ふだんは、簡単に泣いたりしない子なんですけど……、
本当に、人の気持ちを思いやれる優しい子に成長してくれました。
涼ちゃんのおかげですね……。
夢子「ぐすっ。……ところでお姉様。まさか、アイドルやめたりなんて……、しないですよね?」
あずさ「……どうして~?」
夢子「だって、お姉様がアイドルになったのは、“運命の人に見つけてほしかったから”、って言ってたから……」
あずさ「……ふふ、そうね。でも、もちろんやめないわよ? だって、プロデューサーさんが……」
324 = 234 :
『初めて会ったとき、約束したでしょう。俺の手で、みんなまとめてトップアイドルにしてやります、って』
『その中にはもちろん、あずささんのことも含まれてるんですよ。それに……、律子も』
『あずささん! それが叶ったら、そのときは……、本当の意味で、運命の人同士になりましょう!』
あずさ「って、言ってくれたから……きゃー! そのときはどうなってしまうのかしら~!」テレテレ
夢子「……」
夢子(プロデューサーさんの言ってる意味は、よくわからないけど……、たぶん、お姉様にしか翻訳できないんだろうけど)
夢子(お姉様が幸せなら、まあいっか)
あずさ「夢子ちゃんも……、おめでとう。新しい夢も、頑張ってね? 幸せのお裾分け、してあげるわ~」ギュッ
夢子「……は、はい! えへへ……」ギュー
325 :
貴音かわいいよ貴音
326 = 234 :
―――
――
―
そんなこんながありまして、時間は今に戻ります。
私たちがいま、どうしているのかと言うと……。
P「あずささん、そろそろ離してくれないと、仕事になりませんって……」
あずさ「もう~、あずさ、って呼んでくれないと……い・や」ボソ
なーんて! なーんて~!
他のみんなにはナイショの交際なんですけど、ついついはしゃいでしまいます~!
私は竜宮小町だから、普段なかなか会えませんしね。だから……。
あずさ「事務所にいるときくらい、いいでしょう?」ギュー
P「は、はは……、なんだか、まわりの目が怖いな……」
まわりの目ですか? でも、今のはとっても小さな声で言ったから、
誰にも聞こえていないはずじゃ……、あらあら~?
美希「み、ミキ的には……、ふたり、ちょっとくっつきすぎだって思うな! あは☆……」
春香「……プロデューサーさん? ……説明……そう、説明ですよ、説明……」
小鳥「あれれー、あずささん。そのペンダント素敵ですねー、誰から頂いたんですかー?」ニヤニヤ
327 = 240 :
あ~あずささん可愛すぎて悶える
328 = 234 :
美希「そーだよ! セツメーしてハ……、プロ……もうどっちでもいいの! あずさも、そんなにくっついちゃダメー!」
美希(い、いくらひっぱっても動かない……! フシギな力なの……!)グググ…
私の運命の人は、私としてはとても残念なことに……、モテモテでした。
この人は鈍感だから、そのことに気付いていません。
P「い、いや、誤解だって」
あずさ「誤解って……、じゃあ、あの日言ってくれたことは、嘘だったの~?」グググ…
浮気はしないと信じていますけど……、
彼に好意を寄せているのは、みんな魅力的な女の子だから、
ちらちら目が行ってしまうこともあるかもしれません。
でも……、私は誰にも負けません。
P「う、嘘じゃないですよ! でも内緒にしとかないと、って……あ」
春香「何が内緒なんですか? あの日ってなんですかっ! あずささんのペンダントはなんなんですかー!?」
だって……、
329 = 234 :
あずさ「ふふ、冗談で~す♪ ……あの~、プロデューサーさん?」
P「は、はい! なんですか?」
あずさ「私は、プロデューサーさんのこと、なんて呼んだらいいかしら?」
P「そ、それは今しなきゃいけない話題ですかっ!?」
美希「“プロデューサーさん”でいいの! トクベツな呼び方するのはミキだけなのー!」
あずさ「ふふっ。それじゃあ美希ちゃんに負けないように、こう呼ばせてもらいますね~」
だって、あの日……、私は決めたんです。
大切な、大好きな友人たちの前で、誓ったんです。
何があったって、何度だって、私は……、
あずさ「……愛しています、あなた」
プロデューサーさんのことを、落としてみせます!
おわり
330 = 273 :
乙
本気を出したあずささんは無敵だと無印の時から信じてた
331 = 254 :
乙乙
332 :
乙
あずささんへの愛を感じる力作だったわ
333 :
乙乙!面白かった。
他に何かアイマスSS書いてるのかい?
読んでみたい。
334 = 314 :
乙 ハッピーエンドバースデー
335 = 234 :
おわりです。えらく長かったけど、読んでくれた方ありがとうございました
あずささん誕生日おめでとう!あずささんかわいいよあずささん!
336 :
乙
あずささんかわいい
337 :
乙乙
338 :
素晴らしかった、乙
340 = 240 :
乙
あずささんはやっぱりかわいいね
まあみんな可愛いんだけどね
341 = 248 :
みんな可愛いけどやっぱあずささんの爆発力ぱねぇ
342 = 244 :
乙
よかった
343 = 262 :
乙
あずささん大好き
344 = 273 :
>>340
まあみんながまなみさんに見えて一瞬びっくりした
346 :
ふむ
347 :
おつん
348 :
乙!
あずささん最高でした!
349 = 234 :
>>333
アイドル幼稚園とか、やよいがおしっこしたり便秘になったりするの書きました。
350 = 333 :
全部読んでるぞ。次も期待してる。
みんなの評価 : ★
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