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    元スレ小鷹「安価で友達作る」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 :
    タグ : - 僕は友達が少ない + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 27 :

    152 = 80 :

    SS潰す云々はどうしたの?

    153 = 1 :

    理科「……んー、やはり面白い人っていうのは友達が多いですよね」

    小鷹「確かにな……けど、俺はもう恐怖の大王かなんかみてえな扱いになってるんだけど」

    今までの度重なるやらかしのせいで、もともと低い俺のイメージは地の底まで落ちていた。

    理科「だからこそ、これから面白いことをやって挽回するんじゃないですか! 例えば全裸で校舎を走り回るとか!!」


    小鷹「な る ほ ど !!!!!」


    理科「……え?」

    小鷹「その発想はなかった……やっぱお前天才だな!!」

    理科「あ、いえ、ほんの冗談のつもりで……」

    小鷹「確かにそれなら面白いやつだと思われてもおかしくない! 何で気付かなかったんだ俺は!」クッ

    理科「聞いてないし……」

    小鷹「あ、理科はやるわけにはいかねえよな。女の子だし」

    理科「そこはマズイっていうのは分かってるんだ!?」

    小鷹「よし、じゃあ行ってくるぜ!! これで俺もリア充だああああああああ!!!」


    そう言って、俺はテンションマックスで理科室を飛び出した。服を脱ぎ捨てながら。

    154 = 1 :


    次の日、クラスに「羽瀬川小鷹がクスリでトリップして全裸で学校中を走り回った」というウワサが広がっていた。



    【放課後・理科室】


    理科「……大丈夫ですか、色々と」

    小鷹「…………」

    何であんな馬鹿なことをあったのだろう。
    それは今日一日中考えても良く分からなかった。

    理科「ま、まぁ気を取り直して今日も考えましょうよ、友達の作り方!」


    友達の作り方は? >>156

    155 :

    どんどん展開がおかしくなるなwwwww

    156 = 88 :

    部活を作ろう

    158 = 1 :

    小鷹「……やっぱり部活がいいんじゃねえかな」

    理科「じゃあ理科部を!!」

    小鷹「い、いや、別に俺らで作る必要もねえだろ。何とかどっかに入れてもらえれば……」

    理科「先輩、この時期に『友達が作りたいから』なんていう理由で入ってくる人を歓迎する部活がどこにあるんですか」

    小鷹「……だよなぁ」

    理科「ほらほら、理科部を作るしかないじゃないですかぁ……」ニヤニヤ

    俺もそれしかないように思えてきたが、このニヤケ顔を見ているとどうも躊躇してしまう。

    小鷹「でもさ、確か顧問を付けなきゃいけないんだろ? 誰かあてがあるのか?」

    理科「それは……」


    どうする? >>160

    159 = 27 :

    校長を脅迫して無理やり設立

    160 :

    学校買収

    161 = 60 :

    カカシ先生

    162 :

    なんで続けてるの?
    意地?

    163 = 1 :

    理科「学校を買収します」

    小鷹「何言ってんのお前!?」

    理科「ふふ、冗談ですよ。厳密には少し違います」

    小鷹「へ……?」

    理科「まぁ見ていてください☆」

    理科はウインクすると、軽い足取りで部屋から出ていった。
    嫌な予感しかしない。


    数分後。


    理科「部活設立の申請通してきました!! 小鷹先輩もちゃんと部員として書いときましたよ!!」

    小鷹「はやっ!? え、どうやったんだよ!?」

    俺は目を見開いて驚く。
    まさか本当に買収したんじゃないだろうな。
    一応発明家なだけに金は持っていそうなので、マジでありえそうだから困る。

    理科「部活を認めてくれなければこの学校を出ていくと言いました」

    小鷹「それで通るの!?」

    理科「はい、理科は学校側から頼まれて在籍しているので」

    164 = 1 :

    小鷹「ま、マジかよ……」

    理科「はい。これでも理科、企業とかに技術提供とかしているんですよ?
       つまり、学校にとって価値のあるこの身を使って買収したというわけです。やらしい意味ではなく」

    小鷹「…………」

    俺は理科を敵に回すことの危険性を理解した。

    理科「というわけで、さっそく部員募集のポスターを貼りに行きましょう!」

    小鷹「ぶ、部員募集!?」

    理科「はい、そりゃ二人っていうのもちょっと寂しいですし」

    小鷹「そ、そりゃそうだけど……俺がいるのに入ってくれんのかな」

    理科「ふふふ、そこは隠蔽してしまえば問題ねえですぜダンナ……」

    小鷹「くくく、お主も悪よのう…………じゃねえ!!! それ詐欺じゃねえの!?」

    理科「本当のことをいくつか言わないだけですし、嘘ついてるわけじゃないので詐欺じゃありません」

    小鷹「ごめん、そのセリフが既にすっごく詐欺師っぽい…………」

    理科「もう、細かいこと気にしすぎですよ! とにかく、ポスターの文面考えますよ!!」


    何て書く? >>167

    165 = 88 :

    166 = 45 :


      も
        だ
          ち
             募
                集

    167 = 88 :

    おんなの人募集!
    まー気楽にいこうや
    えらそうな事は抜きで
    らっぱでも吹こうぜ
    こま遊びもいいね
    いらっしゃい!

    168 = 60 :

    理科たんペロペロ

    169 = 27 :

    170 = 1 :

    数分後。


    理科「よし、完成です!」

    小鷹「待て待て待て待て!!」

    理科「どうしたんですか?」キョトン

    小鷹「いや、もう突っ込みどころが多すぎて分かんねえよ!!」

    理科「私は何かの化物ですか。私に突っ込みどころなんて基本的に二つしかないでしょう。
       小鷹先輩がマニアックな人なら他にもあるかもしれませんけど」

    小鷹「まず、一行目! 何で女の子限定?」

    理科「し、下ネタをスルーされるのは結構キツイんでやめてもらえませんか?
       えーと、一行目ですね。小鷹先輩がハーレムを形成する助けになるかと思って」

    小鷹「俺が作りたいのはハーレムじゃなくて“友達”だ!!!」

    理科「な、なんだってー!!」

    小鷹(コイツ、殴りてえ……)

    小鷹「あと、コマとかラッパとか何するのか全く分かんねえ!!」

    理科「ふふふ、小鷹先輩、これは縦読みなんですよ」

    小鷹「なん……だと……?」

    171 = 1 :

    おまえらこい

    小鷹「こんなんで来るかああああああああ!!!」

    理科「大丈夫ですよ、この文面の隣に小鷹先輩の顔写真つけますから」

    小鷹「脅迫じゃねえか!!」

    理科「それは冗談ですって。まぁ、とにかくこれで大丈夫です! 理科を信じてください!!」

    小鷹「あ、おい!!」

    理科はポスターを持って部屋から出ていった。


    【数時間後・理科室】


    理科「ぐぬぬ、おかしい。何で誰も来ないんですか……!!」

    小鷹「アレで来ると思っていた方に驚きだよ」

    案の定ポスターを貼ってからこの部屋を訪ねるものはいない。
    まぁそもそも貼った時間も遅かったので、そこも問題があるのだろうが。

    小鷹「まっ、今日は諦めようぜ。もう遅い時間だしさ」

    理科「理科は誰かが来るまでここに居ます!!」

    小鷹「……それはたぶん警備員さんだろうな」

    172 = 78 :

    「すいませーん、ポスター見てきたんですけどー」

    173 = 1 :


    俺がそんな事を言って部屋を出ようとした時。


    コンコン


    ノックが聞こえた。


    理科「き、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

    小鷹「え……う、嘘だろ?」

    理科「ほらほら先輩! ドアの近くに居るんですから出てくださいよ!」

    小鷹「そ、それはまずくねえか!? だって、ほら、いきなりこんな顔が出てきたら……」

    自分で言ってて虚しくなってくる。

    理科「そこは営業スマイルで乗り切るんですよ! ほらほら!」

    小鷹「わ、分かったよ!!」

    俺は一度深呼吸する。
    そして。

    174 = 1 :



    ガラガラ!!


    小鷹「はぁーい、入部希望者ですかぁ?」ニタァ


    誰が来た? >>176

    176 :

    よぞら

    177 = 27 :

    小鳩

    178 = 63 :

    こばと

    179 = 147 :

    >>175

    180 = 63 :

    何だよ夜空かよ

    181 = 16 :

    夜空ktkr

    182 = 78 :

    残念だがまぁいいチャンスはいくらでもあるはずだ

    183 = 1 :


    夜空「……何だその珍妙な顔は」

    小鷹「ち……ッ!? た、ただ笑ってるだけじゃねえか!!」

    夜空「お前はそう思っているのかもしれないが、世間一般的に言えばそれはただの“恐ろしい顔”だ」

    小鷹「…………」ズーン

    こうやってハッキリと目を見て言われると凹む。

    小鷹(……ん、目を見て?)

    夜空「今度はなんだ」ムスッ

    小鷹「あ、いや……悪い何でもない」

    何かに違和感を覚えた気がするが、とりあえず気のせいということにしておく。

    小鷹「それでお前……三日月夜空、だよな? 同じクラスの」

    夜空「あぁ、その通りだ。で、君は誰だったかな」

    覚えてねえのかよ。

    小鷹「羽瀬川小鷹……です」

    夜空「ふむ、それでは小鷹。友達の居ないお前がこんな時間にこんな所で何をしている? レイプか?」

    小鷹「ちっげえよ!! 俺は理科部の部員だ!!!」

    184 = 60 :

    本当はドキドキしてるくせに知らないフリしてる夜空かわいい

    185 = 1 :


    夜空「部員……お前が、理科部の?」

    小鷹「あぁそうだよ」

    夜空「……そうか、クスリはそうやってここで作っていたのか」

    小鷹「んなモン作ってねえ!!!」


    理科「もう、何をそんなに怒鳴ってんですか先輩」ヒョコ


    いつまでもそうやっている俺に痺れを切らしたのか、理科もドアの前までやって来た。
    その瞬間、なぜか元々不機嫌そうな夜空の顔がさらに不機嫌になる。

    夜空「……む」

    理科「あっ、入部希望者の方ですよね!? 歓迎しますよ、私は――」


    夜空「お前は小鷹のなんだ」


    理科「――え?」

    186 :

    夜空とか死ぬべきだろ・・・

    187 = 78 :

    友達だろう?

    188 = 1 :

    小鷹「あぁ、コイツは……」

    夜空「私は小鷹じゃなくコイツに聞いているんだ」

    そんな夜空の言葉に、理科もムッとする。

    理科「……私は理科部の部長です。つまり、小鷹先輩とは部員と部長の関係ですね。
       そういうあなたこそ、何なんですか? 小鷹先輩の事、名前で呼んでいるみたいですけど」

    夜空「わ、私は――――ッ!!」

    何かを叫ぼうとした様子の夜空。
    だが、なぜか俺の方を見ると気まずそうに視線を落とす。

    夜空「私は、小鷹のクラスメイトだ」

    理科「へぇ、クラスメイト。でもただそれだけで名前呼びなんてするものですかねぇ?
       それに小鷹先輩は友達居ないですし、そういうわけでもないのでしょう?」

    俺に友達が居ないのは事実だが、こうハッキリ言われるとそれなりにキツイ。

    夜空「そ、それは……“はせがわ”より“こだか”の方が文字数が少ないからだ!」

    理科「ふぅん、本当にそれだけですか?」

    夜空「な、何が言いたい……!」ギリッ

    理科>>190

    189 = 29 :

    あなたは先輩を奴隷(労働)にしたいんでしょ

    190 = 89 :

    小鷹先輩のことすきなんじゃないですか?

    191 = 5 :

    夜空先輩が好きです

    192 = 16 :

    恋愛感情……いえ、小鷹先輩に発情していらっしゃるのでは?

    193 = 78 :

    夜空は帰って、どうぞ

    194 :

    幸村は俺が貰っていくから安心して続けろ

    195 :

    肉は俺がもらう

    196 = 1 :


    理科「小鷹先輩の事、好きなんじゃないですか?」


    夜空「なっ……ぁ…………!!///」カァァァ

    一気に真っ赤になる夜空。

    小鷹「お、おい、理科……」

    理科「だってそうでしょう? まだ大して仲良くもなっていない人を名前呼びなんて。
       要するにあなたは小鷹先輩に一目惚れでもしたのでしょう?」

    夜空「ち、ちが……ッ!!///」

    理科「で、その反応、と。もうこれは――」

    小鷹「理科、その辺で止めとけ」

    俺は手を出して理科を制止する。
    理科は少し驚いた顔でこちらを見てきた。

    理科「……そうですか、小鷹先輩もこの人とはまんざらでもないんですね。
       そうですよね、普通に美人さんですし」

    小鷹「あのな、この部の本当の目的はなんだよ?」

    理科「……それは」

    小鷹「お前も分かってるだろ? なら、ここでこんなに突っ掛かる理由なんてないじゃねえか」

    197 = 1 :

    理科「……理由はあるって言ったらどうしますか?」

    小鷹「え……?」

    理科「……いえ、何でもないですよーだ! 分かりました、小鷹先輩がそう言うならもう何も言いません」

    理科はどこか拗ねたようにそんな事を言った。

    小鷹「えっと、じゃあ三日月……さんは入部希望者って事でいいんだな?」

    夜空「“夜空”」

    小鷹「へ?」

    夜空「私のことは夜空と呼べ」

    小鷹「え、あー、女の子を呼び捨てにするのはなんか気まずいっていうか……」

    理科「先輩、私の心は酷く傷つきました」

    小鷹「ん? まぁ、理科は理科だしな」

    理科「何ですかその投げやりな評価は!!」

    夜空「と、とにかく、私は名前で呼べ! いいな!」

    勝手に盛り上がっている俺と理科に割り込むように、三日月夜空がそんな事を言ってきた。
    なぜか少し赤くなっている彼女に、俺は……。

    小鷹「……分かったよ、“夜空部員”」

    198 = 1 :

    飯食ってシャワー浴びてくるわ

    199 = 27 :

    飯代行と風呂代行はよ

    200 = 194 :

    俺ちょうと飯食ってるから
    >>1の分も食ってからシャワー浴びるわ


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