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元スレ剣崎「魔法少女……?」
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ザァァァァァァァァァ……
「アンデッドはすべて封印した……お前が最後だ……ジョーカー!」
ザアアァァァァァァァァァァ……
「俺とお前は……戦う事でしかわかりあえない!」
ザアアアァァァァァァァァァァァァァァ……
「アンデッドはすべて封印した……お前が最後だ……ジョーカー!」
ザアアァァァァァァァァァァ……
「俺とお前は……戦う事でしかわかりあえない!」
ザアアアァァァァァァァァァァァァァァ……
―――8年後
剣崎「……んあっ、寝てた……のか?」
剣崎「いっけね……早く日本から出ないといけないのに」
剣崎「まったく橘さんはドジだよなぁ、変わってなくてよかったけど」
剣崎「でも実験失敗してアンデッド解放だなんて……」
剣崎「……始……」
剣崎「感傷にひたってちゃダメだな。そろそろ海沿いに……」
剣崎「……どこだここ!?」
剣崎「バス乗り間違えたのか……」
剣崎「はぁ……最初から歩けばよかった……」
剣崎「未練がましいこと考えたりするから……」
剣崎「……んあっ、寝てた……のか?」
剣崎「いっけね……早く日本から出ないといけないのに」
剣崎「まったく橘さんはドジだよなぁ、変わってなくてよかったけど」
剣崎「でも実験失敗してアンデッド解放だなんて……」
剣崎「……始……」
剣崎「感傷にひたってちゃダメだな。そろそろ海沿いに……」
剣崎「……どこだここ!?」
剣崎「バス乗り間違えたのか……」
剣崎「はぁ……最初から歩けばよかった……」
剣崎「未練がましいこと考えたりするから……」
剣崎「海……海……向こうかな?」
剣崎「適当に歩いていけば大丈夫だろ、たぶん! うん!」
剣崎「……はぁ」
剣崎「でも、日本はいいなぁ。みんな平和に暮らしてて……」
剣崎「……おっといけない」
剣崎「さっさと海外へいくことにしよう」
剣崎「ちょっと日本に未練が無いわけじゃないけど……」
剣崎「このとおり、奇抜な色合いにおおわれた変な道が」
剣崎「……ウェッ?」
剣崎「あ、あれ!? 道に迷ったのか?」
剣崎「適当に歩いていけば大丈夫だろ、たぶん! うん!」
剣崎「……はぁ」
剣崎「でも、日本はいいなぁ。みんな平和に暮らしてて……」
剣崎「……おっといけない」
剣崎「さっさと海外へいくことにしよう」
剣崎「ちょっと日本に未練が無いわけじゃないけど……」
剣崎「このとおり、奇抜な色合いにおおわれた変な道が」
剣崎「……ウェッ?」
剣崎「あ、あれ!? 道に迷ったのか?」
剣崎「おっかしいな、今まで普通の道だったはずなんだけど……」
剣崎「……まぁいいや、さっさと抜けて元の場所に……っ!?」
使い魔「ギュルルルルッ ギュルルッ」
剣崎「な、なんだコイツら……アンデッド、いやトライアル……?」
使い魔「ギュルルルルルルルッ!」バッ
剣崎「うわっ!」
使い魔「ギュルルルッ ギュルルルルルルルッ」
剣崎「あ、危なかった……くそっ、変身……」ゴソゴソ
剣崎「……って、ベルトは返してきたんだったよな」
剣崎「まったく、8年ぶりに変身なんかするからこんなこと思ったりするんだ」
剣崎「……今の俺は……」グッ…
剣崎「……まぁいいや、さっさと抜けて元の場所に……っ!?」
使い魔「ギュルルルルッ ギュルルッ」
剣崎「な、なんだコイツら……アンデッド、いやトライアル……?」
使い魔「ギュルルルルルルルッ!」バッ
剣崎「うわっ!」
使い魔「ギュルルルッ ギュルルルルルルルッ」
剣崎「あ、危なかった……くそっ、変身……」ゴソゴソ
剣崎「……って、ベルトは返してきたんだったよな」
剣崎「まったく、8年ぶりに変身なんかするからこんなこと思ったりするんだ」
剣崎「……今の俺は……」グッ…
使い魔「ギュルルルルルァッ ギュルッ!?」
パァンパァン!
剣崎「な、なんだ!?」
マミ「大丈夫ですか? 危ないところでしたね」
剣崎「お、女の子? 君こそこんなところにいちゃ危ない! 逃げないと」
マミ「私のことなら心配いりません。下がっていてください……私は専門家ですから」
剣崎「専門家……って、まさか君も仮面ライダーなのか?」
マミ「かめん……? よくわかないですけど、逃げてください!」
剣崎「いや、君みたいな女の子一人じゃ危ない! 君こそ逃げろ!」
マミ「私は大丈夫ですってば、もうっ……えい!」シュルルルルッ
剣崎「うわっ、なんだこれ!? し、しばられ……」
真美「このまま結界をはります。しばらく動かないで待っていてください!」
パァンパァン!
剣崎「な、なんだ!?」
マミ「大丈夫ですか? 危ないところでしたね」
剣崎「お、女の子? 君こそこんなところにいちゃ危ない! 逃げないと」
マミ「私のことなら心配いりません。下がっていてください……私は専門家ですから」
剣崎「専門家……って、まさか君も仮面ライダーなのか?」
マミ「かめん……? よくわかないですけど、逃げてください!」
剣崎「いや、君みたいな女の子一人じゃ危ない! 君こそ逃げろ!」
マミ「私は大丈夫ですってば、もうっ……えい!」シュルルルルッ
剣崎「うわっ、なんだこれ!? し、しばられ……」
真美「このまま結界をはります。しばらく動かないで待っていてください!」
剣崎「結界ってなんだ? アイツらは? どうして君みたいな女の子が!」
マミ「話はあとです。はぁっ!」バババッ
剣崎「じゅ、銃? どこから……」
マミ「やぁっ!」バンバンバンッ
使い魔「ギュルルルルルッ……」
マミ「たあぁぁっ!」ピョンッ
剣崎「と、跳んだ!?」
マミ「一気に……片付けるわよ!」ブワッ
使い魔「ギュルルルルルル!」
マミ「無限の魔弾!」ドドドドドッ!
剣崎「す、すごい……なんなんだ、あれ……」
マミ「トドメよ! ティロ・フィナーレッ!」 ギュオッ…
ドォン!
剣崎「仮面ライダーじゃないのに、あんな……」
マミ「話はあとです。はぁっ!」バババッ
剣崎「じゅ、銃? どこから……」
マミ「やぁっ!」バンバンバンッ
使い魔「ギュルルルルルッ……」
マミ「たあぁぁっ!」ピョンッ
剣崎「と、跳んだ!?」
マミ「一気に……片付けるわよ!」ブワッ
使い魔「ギュルルルルルル!」
マミ「無限の魔弾!」ドドドドドッ!
剣崎「す、すごい……なんなんだ、あれ……」
マミ「トドメよ! ティロ・フィナーレッ!」 ギュオッ…
ドォン!
剣崎「仮面ライダーじゃないのに、あんな……」
マミ「ふぅ……危ないところでしたね。今回のことは……」
剣崎「待ってくれ! 君はやっぱり仮面ライダーじゃないんだよな?」
マミ「かめんらいだぁ……さっきも聞きましたけれど、まったくわかりません。今回の記憶を」
剣崎「そしてあいつらはなんなんだ!? アンデッドじゃない! そして君も普通の人間じゃないみたいに」
マミ「だ、だから……」
剣崎「だいたいなんなんだ、さっきの格好は? 一瞬で変わったけどそれは」
マミ「も、もうっ! 忘れて!」キィィィン!
剣崎「うっ……!?」
マミ「……ふぅ。大丈夫ですか? あなたはさっきここで倒れてたので……」
剣崎「……っく、ごまかさないでくれ! なんだったんだ、さっきの君は。そしてあいつらはなんだ!」
マミ「えっ……!? き、記憶が消えない?」
剣崎「ウェッ?」
剣崎「待ってくれ! 君はやっぱり仮面ライダーじゃないんだよな?」
マミ「かめんらいだぁ……さっきも聞きましたけれど、まったくわかりません。今回の記憶を」
剣崎「そしてあいつらはなんなんだ!? アンデッドじゃない! そして君も普通の人間じゃないみたいに」
マミ「だ、だから……」
剣崎「だいたいなんなんだ、さっきの格好は? 一瞬で変わったけどそれは」
マミ「も、もうっ! 忘れて!」キィィィン!
剣崎「うっ……!?」
マミ「……ふぅ。大丈夫ですか? あなたはさっきここで倒れてたので……」
剣崎「……っく、ごまかさないでくれ! なんだったんだ、さっきの君は。そしてあいつらはなんだ!」
マミ「えっ……!? き、記憶が消えない?」
剣崎「ウェッ?」
剣崎「……魔法少女?」
マミ「えぇ、そうです。私たちは願いを叶えてもらった代わりに戦い続けないといけないんです」
剣崎「なんで、そんなことに?」
マミ「……私は……そ、それより剣崎さん?」
剣崎「ん、どうした?」
マミ「仮面ライダーって……本当ですか?」
剣崎「……元、だけどね。アンデッドと戦ってたんだ」
マミ「へぇ……仲間とか、いたんですか?」
剣崎「あぁ、いたよ! 不安定だけどがんばりやの後輩、睦月。科学者としても一流の頼れる先輩、橘さん」
剣崎「それと……俺の、最高の友達……始」スッ
マミ(……なんだか、せつなそうな目……どうしてかしら……?)
マミ「えぇ、そうです。私たちは願いを叶えてもらった代わりに戦い続けないといけないんです」
剣崎「なんで、そんなことに?」
マミ「……私は……そ、それより剣崎さん?」
剣崎「ん、どうした?」
マミ「仮面ライダーって……本当ですか?」
剣崎「……元、だけどね。アンデッドと戦ってたんだ」
マミ「へぇ……仲間とか、いたんですか?」
剣崎「あぁ、いたよ! 不安定だけどがんばりやの後輩、睦月。科学者としても一流の頼れる先輩、橘さん」
剣崎「それと……俺の、最高の友達……始」スッ
マミ(……なんだか、せつなそうな目……どうしてかしら……?)
マミ「……その人たちとは、今どうしてるんですか?」
剣崎「え? あぁ……俺、旅しててさ。ずっとあってない……かな」
マミ「そう、ですか……さびしくないんですか?」
剣崎「さびしくなんてない! ……っていうと嘘になるかな」
マミ「じゃあ、なんで会いにいかないんですか?」
剣崎「……それは」
マミ「……? キュゥべぇ? どうしたの? キュゥべぇ!?」
剣崎「ど、どうしたんだ!?」
マミ「す、すいません剣崎さん! その、私の友達が、助けを……」
剣崎「わかった、俺もついていく!」
マミ「え、えぇっ!?」
剣崎「大丈夫、こう見えても結構丈夫なんだ。危なくなったらちゃんと逃げるから」
マミ「そ、それなら……」
剣崎「え? あぁ……俺、旅しててさ。ずっとあってない……かな」
マミ「そう、ですか……さびしくないんですか?」
剣崎「さびしくなんてない! ……っていうと嘘になるかな」
マミ「じゃあ、なんで会いにいかないんですか?」
剣崎「……それは」
マミ「……? キュゥべぇ? どうしたの? キュゥべぇ!?」
剣崎「ど、どうしたんだ!?」
マミ「す、すいません剣崎さん! その、私の友達が、助けを……」
剣崎「わかった、俺もついていく!」
マミ「え、えぇっ!?」
剣崎「大丈夫、こう見えても結構丈夫なんだ。危なくなったらちゃんと逃げるから」
マミ「そ、それなら……」
タッタッタッタッタ……
マミ「ここです」
剣崎「そうか……ここに魔女の結界っていうのがあるんだな? パっと見は普通だけど……」
マミ「大丈夫ですか、剣崎さん? 私から離れないでくださいね!」パァッ
剣崎「わかってる! いくぞ!」
マミ「えぇ!」ダダッ
スゥッ
使い魔「ゲゲッゲッゲッゲッゲ」ワラワラ
マミ「……どうやら、私と同じ学校の女の子も閉じ込められてるみたいですね、急がないといけないのに数が……」
剣崎「じゃあ、俺はその子達の保護にいくよ。どっちだ?」
マミ「一人でですか!? 危ないですよ!」
マミ「ここです」
剣崎「そうか……ここに魔女の結界っていうのがあるんだな? パっと見は普通だけど……」
マミ「大丈夫ですか、剣崎さん? 私から離れないでくださいね!」パァッ
剣崎「わかってる! いくぞ!」
マミ「えぇ!」ダダッ
スゥッ
使い魔「ゲゲッゲッゲッゲッゲ」ワラワラ
マミ「……どうやら、私と同じ学校の女の子も閉じ込められてるみたいですね、急がないといけないのに数が……」
剣崎「じゃあ、俺はその子達の保護にいくよ。どっちだ?」
マミ「一人でですか!? 危ないですよ!」
剣崎「大丈夫大丈夫、頑丈だっていっただろ? その子たちは?」
マミ「……あっちに。でも……」
剣崎「わかった、大丈夫だから……まかせといてって」ポンポン
マミ「あぅ……わ、わかりました。せめてこれを」スッ
剣崎「銃?」
マミ「ごめんなさい、1発しか撃てないんですけれど……でもこれぐらいの使い魔なら叩くだけでも倒せるので」
剣崎「優しいんだな、マミちゃんは」ナデナデ
マミ「あ、そんな……ことは……お、お守りぐらいにしかなりませんけれど」
剣崎「いいや、心強いよ! その女の子達を助けないと」
マミ「えぇ……本当に、気をつけてくださいね?」
剣崎「あぁ、まかせろ! マミちゃんこそ気をつけろよ!」
マミ「だ、大丈夫です!」
剣崎「じゃあ、あとで。がんばれ!」
マミ「は、はい!」
マミ「……あっちに。でも……」
剣崎「わかった、大丈夫だから……まかせといてって」ポンポン
マミ「あぅ……わ、わかりました。せめてこれを」スッ
剣崎「銃?」
マミ「ごめんなさい、1発しか撃てないんですけれど……でもこれぐらいの使い魔なら叩くだけでも倒せるので」
剣崎「優しいんだな、マミちゃんは」ナデナデ
マミ「あ、そんな……ことは……お、お守りぐらいにしかなりませんけれど」
剣崎「いいや、心強いよ! その女の子達を助けないと」
マミ「えぇ……本当に、気をつけてくださいね?」
剣崎「あぁ、まかせろ! マミちゃんこそ気をつけろよ!」
マミ「だ、大丈夫です!」
剣崎「じゃあ、あとで。がんばれ!」
マミ「は、はい!」
剣崎「ウェイッ!」ガンッ
使い魔「ギュェッ!」
剣崎「ウェイッ! ウェイ! ウェェェイ!」バキッ ドカッ ガンッ!
使い魔「ギュェェッ……」シュウゥゥ
剣崎「……ふぅ、どうにか突破できてるけど……あ、ひょっとしてあれって!」
使い魔「ギュ、ギュギュギュッ!」
まどか「きゃ、きゃぁぁぁっ!」
剣崎「ウェーイ!」ドォン!
使い魔「ギュルルルルッ……!」
まどか「……? あ、あれ?」
剣崎「間に合ったみたいだな、大丈夫?」
さやか「だ、大丈夫です……あなたは?」
剣崎「俺は……いや、話はあとだ。こっちへ!」
まどか「わ、わかりました!」
使い魔「ギュェッ!」
剣崎「ウェイッ! ウェイ! ウェェェイ!」バキッ ドカッ ガンッ!
使い魔「ギュェェッ……」シュウゥゥ
剣崎「……ふぅ、どうにか突破できてるけど……あ、ひょっとしてあれって!」
使い魔「ギュ、ギュギュギュッ!」
まどか「きゃ、きゃぁぁぁっ!」
剣崎「ウェーイ!」ドォン!
使い魔「ギュルルルルッ……!」
まどか「……? あ、あれ?」
剣崎「間に合ったみたいだな、大丈夫?」
さやか「だ、大丈夫です……あなたは?」
剣崎「俺は……いや、話はあとだ。こっちへ!」
まどか「わ、わかりました!」
剣崎「……ウェェェィイッ! っく、さすがに数が多すぎる……!」
まどか「さ、さやかちゃん……」
さやか「まどか、あきらめちゃダメだよ!」
まどか「で、でもこの子も、もう!」
剣崎「……この子? 君たち2人以外にも誰かいたのか!?」
まどか「え?」
さやか「……この、白い猫みたいなの……見えてないんですか?」
剣崎「いや、まったく……っく、ウェイッ! どういうことなんだ……?」
まどか「あ、あぶないっ!」
使い魔「ギュルルルルッ!」
剣崎「え? あっ……」
ドンッ
まどか「さ、さやかちゃん……」
さやか「まどか、あきらめちゃダメだよ!」
まどか「で、でもこの子も、もう!」
剣崎「……この子? 君たち2人以外にも誰かいたのか!?」
まどか「え?」
さやか「……この、白い猫みたいなの……見えてないんですか?」
剣崎「いや、まったく……っく、ウェイッ! どういうことなんだ……?」
まどか「あ、あぶないっ!」
使い魔「ギュルルルルッ!」
剣崎「え? あっ……」
ドンッ
マミ「……どうやら、ギリギリセーフってところかしら」
剣崎「マミちゃん!」
さやか「なにあれ……コスプレ……?」
マミ「話はあと、一気に片づけちゃいましょう!」ババババッ
剣崎「わかった、俺も!」
マミ「間違えて撃ってしまうとまずいので下がってください!」
剣崎「……わかった……」
剣崎「マミちゃん!」
さやか「なにあれ……コスプレ……?」
マミ「話はあと、一気に片づけちゃいましょう!」ババババッ
剣崎「わかった、俺も!」
マミ「間違えて撃ってしまうとまずいので下がってください!」
剣崎「……わかった……」
マミ「改めて自己紹介させてもらうわ。 私の名前は巴マミ。魔法少女よ」
まどか「魔法……少女……?」
マミ「うん、そして今あなたが抱いているのが私の友達のキュゥべぇ」
さやか「こいつ、そんな名前なんですか?」
剣崎「……?」
マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」
剣崎「やっぱり……そこに、いるんだよな?」
さやか「え、おじさんこの子見えてないの!?」
剣崎「お、おじさん!? ……あ、でももうそんな年なのか……?」
まどか「魔法……少女……?」
マミ「うん、そして今あなたが抱いているのが私の友達のキュゥべぇ」
さやか「こいつ、そんな名前なんですか?」
剣崎「……?」
マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」
剣崎「やっぱり……そこに、いるんだよな?」
さやか「え、おじさんこの子見えてないの!?」
剣崎「お、おじさん!? ……あ、でももうそんな年なのか……?」
マミ「……キュゥべぇ、大丈夫?」
QB「……うん、どうにか落ち着いてきたよ」
さやか「しゃべったぁ!?」
剣崎「ウェ? しゃべるのか!?」
QB「改めてお礼を言わせてもらうよ。 僕の名前はキュゥべぇ!」
剣崎「……」
QB「キミたち、僕の姿が見えるっていうことは魔法少女になる素質があるんだよ!」
まどか「そ、素質……?」
QB「うん、だから……」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
QB「……うん、どうにか落ち着いてきたよ」
さやか「しゃべったぁ!?」
剣崎「ウェ? しゃべるのか!?」
QB「改めてお礼を言わせてもらうよ。 僕の名前はキュゥべぇ!」
剣崎「……」
QB「キミたち、僕の姿が見えるっていうことは魔法少女になる素質があるんだよ!」
まどか「そ、素質……?」
QB「うん、だから……」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
剣崎「その……マミちゃん?」
マミ「なんですか?」
剣崎「えーっと……その、キュゥべぇっていう子は俺には見えないみたいなんだ」
マミ「あぁ、キュゥべぇは魔法少女の素質のある子にしか見えないんです」
剣崎「なるほど、どうりで……っ!」
さやか「どうしたの、おじさん?」
剣崎「誰だッ!」ギロッ
スゥッ……
ほむら「……あなたこそ、なにものなのかしら?」
まどか「ほむらちゃん……!?」
さやか「転校生……! アンタ、よく顔見せれたね!」
マミ「……あなたも、魔法少女みたいね。話を詳しく聞かせてもらえるかしら?」
ほむら「……」
マミ「なんですか?」
剣崎「えーっと……その、キュゥべぇっていう子は俺には見えないみたいなんだ」
マミ「あぁ、キュゥべぇは魔法少女の素質のある子にしか見えないんです」
剣崎「なるほど、どうりで……っ!」
さやか「どうしたの、おじさん?」
剣崎「誰だッ!」ギロッ
スゥッ……
ほむら「……あなたこそ、なにものなのかしら?」
まどか「ほむらちゃん……!?」
さやか「転校生……! アンタ、よく顔見せれたね!」
マミ「……あなたも、魔法少女みたいね。話を詳しく聞かせてもらえるかしら?」
ほむら「……」
ほむら「……あなたと話す気はないわ」
マミ「そう。 それなら……」スチャッ
剣崎「ま、待て! なにしようとしてるんだ!」ガシッ
マミ「へひゃっ!? け、剣崎さんこそどこ触ってるんですか!」
剣崎「あっ、いやっ、違う! 違うんだ! 今のは事故で!」
さやか「ほほぅ、マミさんとその男の人はそういう」
剣崎「ご、誤解だ! 違う! 本当に!」
マミ「あわっ、あわわわっ……わた、わたしは……」
ほむら「……くだらない。 鹿目まどか」
まどか「えっ、私……?」
ほむら「……そいつの話に耳を傾けないことね。きっと後悔するわ」カチッ
剣崎「消えた!?」
マミ「そう。 それなら……」スチャッ
剣崎「ま、待て! なにしようとしてるんだ!」ガシッ
マミ「へひゃっ!? け、剣崎さんこそどこ触ってるんですか!」
剣崎「あっ、いやっ、違う! 違うんだ! 今のは事故で!」
さやか「ほほぅ、マミさんとその男の人はそういう」
剣崎「ご、誤解だ! 違う! 本当に!」
マミ「あわっ、あわわわっ……わた、わたしは……」
ほむら「……くだらない。 鹿目まどか」
まどか「えっ、私……?」
ほむら「……そいつの話に耳を傾けないことね。きっと後悔するわ」カチッ
剣崎「消えた!?」
さやか「くっそー、なんだよアイツ!」
マミ「……転校生っていったわよね、あの子」
さやか「えぇ、今日転校してきたやつなんです! 怪しいとは思ってたけどまさかあんな……」
剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 本当にあの子は悪い子なのか?」
さやか「おじさんは黙っててよ! この子……見えてないんだっけ? ひどいケガしてる。いじめたのもアイツなんだよ!?」
剣崎「うっ……そう、なのか?」
まどか「えっ、あっ……はい。この子が、助けてって……」
剣崎「……そう、か……君も?」
さやか「えっ? 私は聞こえなかったんだけどまどかが急に走り出したから」
QB「どうやら鹿目まどか、キミの素質は素晴らしいものみたいだね。魔法少女でもないのに僕のテレパシーを受け取るだなんて」
マミ「剣崎さん、どうやら鹿目さんの素質がすごいから受信してしまったようですよ?」
剣崎「そう。……そうか……」
マミ「……転校生っていったわよね、あの子」
さやか「えぇ、今日転校してきたやつなんです! 怪しいとは思ってたけどまさかあんな……」
剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 本当にあの子は悪い子なのか?」
さやか「おじさんは黙っててよ! この子……見えてないんだっけ? ひどいケガしてる。いじめたのもアイツなんだよ!?」
剣崎「うっ……そう、なのか?」
まどか「えっ、あっ……はい。この子が、助けてって……」
剣崎「……そう、か……君も?」
さやか「えっ? 私は聞こえなかったんだけどまどかが急に走り出したから」
QB「どうやら鹿目まどか、キミの素質は素晴らしいものみたいだね。魔法少女でもないのに僕のテレパシーを受け取るだなんて」
マミ「剣崎さん、どうやら鹿目さんの素質がすごいから受信してしまったようですよ?」
剣崎「そう。……そうか……」
まどか「そんな、私なんて……」
QB「誇ってもいいよ、キミの素質は本当に素晴らしいものだ。どんな願いだって叶えられる!」
さやか「願いを叶える?」
マミ「まぁまぁ、今日はもう遅いし……詳しい話はまた明日にしましょう?」
さやか「あ、はい……わかりました」
マミ「うんうん、素直でよろしい! 剣崎さん……あとでお話したいのですけれど」
剣崎「わかった……俺も、少し聞きたいことがあるんだ」
マミ「それじゃあ、明日……またね。鹿目さん、美樹さん」
まどか「……はい。それじゃあ……」
さやか「マミさん、また明日詳しく聞かせてくださいね!」
マミ「えぇ、約束よ」
QB「誇ってもいいよ、キミの素質は本当に素晴らしいものだ。どんな願いだって叶えられる!」
さやか「願いを叶える?」
マミ「まぁまぁ、今日はもう遅いし……詳しい話はまた明日にしましょう?」
さやか「あ、はい……わかりました」
マミ「うんうん、素直でよろしい! 剣崎さん……あとでお話したいのですけれど」
剣崎「わかった……俺も、少し聞きたいことがあるんだ」
マミ「それじゃあ、明日……またね。鹿目さん、美樹さん」
まどか「……はい。それじゃあ……」
さやか「マミさん、また明日詳しく聞かせてくださいね!」
マミ「えぇ、約束よ」
剣崎「……それで、マミちゃん。話って?」
マミ「人に聞かれるとまずい内容なので……その……」
剣崎「うん?」
マミ「わ、私の家に……来てもらえますか?」
剣崎「ウェェッ!?」
マミ「あ、そ、そういう意味ではなくて! その!」
剣崎「わ、わかってる!でも、知らない男を家にあげるなんて、親御さんが!」
マミ「お、親は……いませんから……」
剣崎「留守ならなおさら、戸締りに気をつけないといけないんじゃないのか?」
マミ「違います、そうじゃなくて……」
剣崎「……?」
マミ「私の両親は……死んでるんです……」
剣崎「……マミ、ちゃん……」
マミ「人に聞かれるとまずい内容なので……その……」
剣崎「うん?」
マミ「わ、私の家に……来てもらえますか?」
剣崎「ウェェッ!?」
マミ「あ、そ、そういう意味ではなくて! その!」
剣崎「わ、わかってる!でも、知らない男を家にあげるなんて、親御さんが!」
マミ「お、親は……いませんから……」
剣崎「留守ならなおさら、戸締りに気をつけないといけないんじゃないのか?」
マミ「違います、そうじゃなくて……」
剣崎「……?」
マミ「私の両親は……死んでるんです……」
剣崎「……マミ、ちゃん……」
マミ「……私は……」
剣崎「ごめん……」
マミ「いえ、大丈夫ですから……歩きながら、話してもいいですか?」
剣崎「……あぁ、大丈夫」
スタスタスタスタスタスタ……
マミ「……魔法少女については話をしましたよね」
剣崎「うん、願いを叶えてもらう代わりに戦うって……」
マミ「どんな願いだって叶うんです、なんでも……どんな、ことでも」
剣崎「……」
マミ「……私の、願いは」
剣崎「ごめん……」
マミ「いえ、大丈夫ですから……歩きながら、話してもいいですか?」
剣崎「……あぁ、大丈夫」
スタスタスタスタスタスタ……
マミ「……魔法少女については話をしましたよね」
剣崎「うん、願いを叶えてもらう代わりに戦うって……」
マミ「どんな願いだって叶うんです、なんでも……どんな、ことでも」
剣崎「……」
マミ「……私の、願いは」
マミ「……」
剣崎「……マミちゃん?」
マミ「私の願いは……助けて、って」
剣崎「助けて……?」
マミ「みんなをって、いわなかったんです。パパも、ママも!」
剣崎「……」
マミ「私が、私だけが助かっちゃんたんです! 事故にあって、パパとママも一緒で!」
マミ「ぐちゃぐちゃで、死んじゃいそうで、苦しくって!」
マミ「そこにキュゥべぇがきて、それで願い事を聞かれて、そしたら! 私が!」
剣崎「マミちゃん……」
マミ「私が助けなかったんです! 助けられなかったんです!」
剣崎「マミちゃん」ギュッ
マミ「あっ……け、剣崎……さん……!?」
剣崎「大丈夫、大丈夫だよ」
剣崎「……マミちゃん?」
マミ「私の願いは……助けて、って」
剣崎「助けて……?」
マミ「みんなをって、いわなかったんです。パパも、ママも!」
剣崎「……」
マミ「私が、私だけが助かっちゃんたんです! 事故にあって、パパとママも一緒で!」
マミ「ぐちゃぐちゃで、死んじゃいそうで、苦しくって!」
マミ「そこにキュゥべぇがきて、それで願い事を聞かれて、そしたら! 私が!」
剣崎「マミちゃん……」
マミ「私が助けなかったんです! 助けられなかったんです!」
剣崎「マミちゃん」ギュッ
マミ「あっ……け、剣崎……さん……!?」
剣崎「大丈夫、大丈夫だよ」
剣崎「俺も……ちっちゃいころに両親が死んでるんだ」
マミ「えっ?」
剣崎「それから、みんなを……助けたいって思ってた」
マミ「で、でも私は……」
剣崎「だけど、でも……辛いこととかうまくいかないことも多くて……」
マミ「……」
剣崎「俺には、先輩や仲間がいたから……がんばれたけどさ」
マミ「っ……」
剣崎「マミちゃんは一人でがんばってたんだろ? 不安にもなるだろうけど……でもさ……その」
剣崎「……ああもう! 思ったようにいいこと言えないけど!」
剣崎「マミちゃんは、悪くない!」
マミ「で、でも……わたし……が……っ」ポロポロ
マミ「えっ?」
剣崎「それから、みんなを……助けたいって思ってた」
マミ「で、でも私は……」
剣崎「だけど、でも……辛いこととかうまくいかないことも多くて……」
マミ「……」
剣崎「俺には、先輩や仲間がいたから……がんばれたけどさ」
マミ「っ……」
剣崎「マミちゃんは一人でがんばってたんだろ? 不安にもなるだろうけど……でもさ……その」
剣崎「……ああもう! 思ったようにいいこと言えないけど!」
剣崎「マミちゃんは、悪くない!」
マミ「で、でも……わたし……が……っ」ポロポロ
剣崎「大丈夫だよ、認めてくれてる人はいる……いないのなら俺が、がんばったっていってあげる」
剣崎「だから、泣かないでいいんだ。生き残ったからって自分をせめちゃだめだ」
剣崎「だって、マミちゃんは……魔法少女として、みんなを守ってるんだろ?」
マミ「私……私は……」
剣崎「ほら、泣いてちゃかわいい顔が台無しだぞ?」
マミ「……ふふっ、剣崎さんのセンスって……ふるいんですね」
剣崎「うぇっ!? お、俺なりに頑張って励ましたつもりなんだけどなぁ……」
マミ「……そう、ですよね。パパや、ママのぶんまで、がんばらないと」
剣崎「だからって、抱え込みすぎてもダメだからな? 友達にも相談しないと」
マミ「……友達……」
剣崎「うぇっ……あれ? まさか」
マミ「……その……魔法少女が、いそがしくて……」
剣崎「だから、泣かないでいいんだ。生き残ったからって自分をせめちゃだめだ」
剣崎「だって、マミちゃんは……魔法少女として、みんなを守ってるんだろ?」
マミ「私……私は……」
剣崎「ほら、泣いてちゃかわいい顔が台無しだぞ?」
マミ「……ふふっ、剣崎さんのセンスって……ふるいんですね」
剣崎「うぇっ!? お、俺なりに頑張って励ましたつもりなんだけどなぁ……」
マミ「……そう、ですよね。パパや、ママのぶんまで、がんばらないと」
剣崎「だからって、抱え込みすぎてもダメだからな? 友達にも相談しないと」
マミ「……友達……」
剣崎「うぇっ……あれ? まさか」
マミ「……その……魔法少女が、いそがしくて……」
マミ「クラスのみんなとも距離をおかないといけなくて……その……」
剣崎「まいったなぁ、友達の作り方かぁ……」
マミ「……剣崎さんみたいな人なら、いっぱい友達もいたんでしょうね」
剣崎「いや、ぜんぜん!」
マミ「えっ?」
剣崎「俺、初めて友達できたの22歳だぞ?」
マミ「えぇぇっ!?」
剣崎「だから友達の作り方はわかんないんだよなー……あっ」
マミ「ど、どうしたんですか?」
剣崎「そうだ、俺達友達になろう!」
マミ「えええええぇぇぇぇっ!?」
剣崎「まいったなぁ、友達の作り方かぁ……」
マミ「……剣崎さんみたいな人なら、いっぱい友達もいたんでしょうね」
剣崎「いや、ぜんぜん!」
マミ「えっ?」
剣崎「俺、初めて友達できたの22歳だぞ?」
マミ「えぇぇっ!?」
剣崎「だから友達の作り方はわかんないんだよなー……あっ」
マミ「ど、どうしたんですか?」
剣崎「そうだ、俺達友達になろう!」
マミ「えええええぇぇぇぇっ!?」
マミ「と、友達ってそんな」
剣崎「俺のこと、本気で思ってくれる大切な友達! できたときすっごい嬉しくて!」
マミ「え、えぇ」
剣崎「だからさ、俺でよかったらマミちゃんのこと心配させてよ!」
マミ「……本当に?」
剣崎「あぁ、手伝えることなら手伝うしさ」
マミ「わ、私と……一緒に……?」
剣崎「身体だって頑丈だからさ、盾にしてくれたっていいんだぜ!」
マミ「もう、そんなことしませんよ……本当に」ギュッ
剣崎「……マミちゃん」ナデナデ
マミ「ありがとう、ございます……」
剣崎「俺のこと、本気で思ってくれる大切な友達! できたときすっごい嬉しくて!」
マミ「え、えぇ」
剣崎「だからさ、俺でよかったらマミちゃんのこと心配させてよ!」
マミ「……本当に?」
剣崎「あぁ、手伝えることなら手伝うしさ」
マミ「わ、私と……一緒に……?」
剣崎「身体だって頑丈だからさ、盾にしてくれたっていいんだぜ!」
マミ「もう、そんなことしませんよ……本当に」ギュッ
剣崎「……マミちゃん」ナデナデ
マミ「ありがとう、ございます……」
剣崎「……あっ」
マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」
剣崎「あの、さ……マミちゃん。ちょっと離れてもらってもいい?」
マミ「な、なんでですか!? 私、なにか……だって、一緒にって!」ギュッ
剣崎「いや、その……周りの、視線が……」
ヒソヒソ オイアレ ヤダー フケツ… ヒソヒソ
マミ「あ……あぁっ!?」
剣崎「そういえば道端だったよなぁ、って……マミちゃん?」
マミ「うわああああぁぁん!」ダダダダダッ
剣崎「ちょ、ちょっと待って! 速い……!」
マミ「どうしたんですか、剣崎さん?」
剣崎「あの、さ……マミちゃん。ちょっと離れてもらってもいい?」
マミ「な、なんでですか!? 私、なにか……だって、一緒にって!」ギュッ
剣崎「いや、その……周りの、視線が……」
ヒソヒソ オイアレ ヤダー フケツ… ヒソヒソ
マミ「あ……あぁっ!?」
剣崎「そういえば道端だったよなぁ、って……マミちゃん?」
マミ「うわああああぁぁん!」ダダダダダッ
剣崎「ちょ、ちょっと待って! 速い……!」
剣崎「はぁっはぁっ……追いついた。マミ、ちゃん?」
マミ「うぅぅ……もうあのあたりのお店いけない……!」
剣崎「ご、ごめんな?」
マミ「い、いいんです……私が嬉しくてつい抱きついちゃったから……」
剣崎「いや、俺が……」
マミ「いやいや、私が……」
剣崎「……」
マミ「け、剣崎さん?」
剣崎「っく、あはは!」
マミ「な、なんですか?」
剣崎「いや、なんだかさ……今のほうが自然な感じがするよ」
マミ「もうっ、からかわないでくださいよ!」
剣崎「あぁ、ごめんごめん。それで……俺の話なんだけどさ」
マミ「うぅぅ……もうあのあたりのお店いけない……!」
剣崎「ご、ごめんな?」
マミ「い、いいんです……私が嬉しくてつい抱きついちゃったから……」
剣崎「いや、俺が……」
マミ「いやいや、私が……」
剣崎「……」
マミ「け、剣崎さん?」
剣崎「っく、あはは!」
マミ「な、なんですか?」
剣崎「いや、なんだかさ……今のほうが自然な感じがするよ」
マミ「もうっ、からかわないでくださいよ!」
剣崎「あぁ、ごめんごめん。それで……俺の話なんだけどさ」
剣崎「今……キュゥべぇって子はここにいるのか?」
マミ「いえ、さっきの話の時に鹿目さんのことが気になるって……」
剣崎「そうか、それなら……あのさ」
マミ「どうしたんですか?」
剣崎「……その子は、本当にいい子なんだよな?」
マミ「……え?」
剣崎「いや、いきなりこんなこと聞くのもなんなんだけど……」
マミ「キュゥべぇは私の友達です! それを疑うなんて、剣崎さん……」
剣崎「違う、違うんだ……なにかひっかかってて」
マミ「友達になってくれるっていってくれて嬉しかったです。でもキュゥべぇはずっといてくれた、私の大切な友達なんです!」
剣崎「……そう、だよな。 ごめんな。友達を疑われたら怒りたくなるよな」
マミ「……ちゃんとキュゥべぇに謝ってくださいね」
剣崎「俺、見えないんだけど……こっちの声は聞こえてるんだよな?」
マミ「はい。だから今度いる時に教えてあげますから」
剣崎「わかった……」
マミ「いえ、さっきの話の時に鹿目さんのことが気になるって……」
剣崎「そうか、それなら……あのさ」
マミ「どうしたんですか?」
剣崎「……その子は、本当にいい子なんだよな?」
マミ「……え?」
剣崎「いや、いきなりこんなこと聞くのもなんなんだけど……」
マミ「キュゥべぇは私の友達です! それを疑うなんて、剣崎さん……」
剣崎「違う、違うんだ……なにかひっかかってて」
マミ「友達になってくれるっていってくれて嬉しかったです。でもキュゥべぇはずっといてくれた、私の大切な友達なんです!」
剣崎「……そう、だよな。 ごめんな。友達を疑われたら怒りたくなるよな」
マミ「……ちゃんとキュゥべぇに謝ってくださいね」
剣崎「俺、見えないんだけど……こっちの声は聞こえてるんだよな?」
マミ「はい。だから今度いる時に教えてあげますから」
剣崎「わかった……」
剣崎「……それじゃあ、今日はここらへんで」
マミ「あっ……あの、剣崎さん」
剣崎「ん、どうした?」
マミ「私の家……そこのマンションなんです。今度紅茶をごちそうしますから、来てくださいね?」
剣崎「……あぁ! 絶対いくよ。本当にごめんな?」
マミ「ちゃんと謝ればキュゥべぇも許してくれますよ、たぶん……だから、また」
剣崎「うん、わかった。……それじゃな?」ピッ
マミ「はい。絶対ですからね!」フリフリ
マミ「……友達、かぁ……あんな年上で、しかも男の人だなんて……」
QB「マミ?」
マミ「きゃっ、キュゥべぇ!?」
マミ「あっ……あの、剣崎さん」
剣崎「ん、どうした?」
マミ「私の家……そこのマンションなんです。今度紅茶をごちそうしますから、来てくださいね?」
剣崎「……あぁ! 絶対いくよ。本当にごめんな?」
マミ「ちゃんと謝ればキュゥべぇも許してくれますよ、たぶん……だから、また」
剣崎「うん、わかった。……それじゃな?」ピッ
マミ「はい。絶対ですからね!」フリフリ
マミ「……友達、かぁ……あんな年上で、しかも男の人だなんて……」
QB「マミ?」
マミ「きゃっ、キュゥべぇ!?」
QB「どうしたんだい、マミ?」
マミ「な、なんでもないわよ。キュゥべぇこそどうしたの?」
QB「いや、鹿目まどかに接触したかったんだけど……邪魔をされてしまってね」
マミ「邪魔……あの、転校生の子?」
QB「うん、名前は暁美ほむら……どうやら魔法少女が増えるのに反対しているみたいだ」
マミ「そう……それで?」
QB「しかも怪しいね。ボクには彼女と契約した覚えはないんだ」
マミ「……キュゥべぇと契約せずに魔法少女に? そんなことできるの?」
QB「まったくもってありえないことさ。だから怪しいんだ」
マミ「そう……」
QB「ごめんね、マミ。キミと一緒に戦う仲間ができればよかったのだけど」
マミ「あら、気をつかってくれたの? ありがとう」ナデナデ
QB「まぁ、効率的にも複数で当たったほうが負担は減るだろうからね」
マミ「……でも、いいわ」
QB「……?」
マミ「な、なんでもないわよ。キュゥべぇこそどうしたの?」
QB「いや、鹿目まどかに接触したかったんだけど……邪魔をされてしまってね」
マミ「邪魔……あの、転校生の子?」
QB「うん、名前は暁美ほむら……どうやら魔法少女が増えるのに反対しているみたいだ」
マミ「そう……それで?」
QB「しかも怪しいね。ボクには彼女と契約した覚えはないんだ」
マミ「……キュゥべぇと契約せずに魔法少女に? そんなことできるの?」
QB「まったくもってありえないことさ。だから怪しいんだ」
マミ「そう……」
QB「ごめんね、マミ。キミと一緒に戦う仲間ができればよかったのだけど」
マミ「あら、気をつかってくれたの? ありがとう」ナデナデ
QB「まぁ、効率的にも複数で当たったほうが負担は減るだろうからね」
マミ「……でも、いいわ」
QB「……?」
マミ「幸せな子達を、わざわざ戦わせる必要はないもの」
QB「でもマミ、いつも一人で戦っていて辛いんじゃないのかい? 前だって溜息をついていたじゃないか」
マミ「それは……まぁ、そういうこともあったけれど」
QB「なら、仲間はいるに越したことは」
マミ「いいの、いいのよ……ほら。とりあえず紅茶にでもしましょう」
QB「……佐倉杏子のことなら、今回はケースが」
マミ「キュゥべぇ! ……そういう意味じゃないわ。本当にいいのよ。ありがとう」
QB「……わかったよ。そこまでいうのなら積極的には関わらないでおこう」
マミ「ふふっ、ありがとう……やっぱり優しいのね」ギュッ
QB「やれやれ、マミひとりで本当に大丈夫なのかも心配だったからね」
マミ「ちょっとキュゥべぇ、どういう意味?」
QB(……あの男、何者だろう?)
QB(マミと一緒に来たのは、何故だ? 通りすがり? 違う)
QB(なんで行動を共にしていたんだ? ……もし、変身しているところを見ても記憶は消すはずだ)
QB(それに、このマミの安定した状態……怪しいね。なにかある気がする……調べてみないと)
QB「でもマミ、いつも一人で戦っていて辛いんじゃないのかい? 前だって溜息をついていたじゃないか」
マミ「それは……まぁ、そういうこともあったけれど」
QB「なら、仲間はいるに越したことは」
マミ「いいの、いいのよ……ほら。とりあえず紅茶にでもしましょう」
QB「……佐倉杏子のことなら、今回はケースが」
マミ「キュゥべぇ! ……そういう意味じゃないわ。本当にいいのよ。ありがとう」
QB「……わかったよ。そこまでいうのなら積極的には関わらないでおこう」
マミ「ふふっ、ありがとう……やっぱり優しいのね」ギュッ
QB「やれやれ、マミひとりで本当に大丈夫なのかも心配だったからね」
マミ「ちょっとキュゥべぇ、どういう意味?」
QB(……あの男、何者だろう?)
QB(マミと一緒に来たのは、何故だ? 通りすがり? 違う)
QB(なんで行動を共にしていたんだ? ……もし、変身しているところを見ても記憶は消すはずだ)
QB(それに、このマミの安定した状態……怪しいね。なにかある気がする……調べてみないと)
剣崎「……マミちゃん、かぁ」
剣崎「あんなに、まだ子供なのに……皆のために戦うだなんて……すごいな」
剣崎「ところで……」
クルッ
剣崎「ほむらちゃん……だったっけ? でてきなよ」
ほむら「……気付いていたのね」
剣崎「まぁ一応俺も……元仮面ライダーだから」
ほむら「……仮面ライダー?」
剣崎「あぁ、だからさ」
ほむら「驚いたわね……あんな都市伝説、本気にしてるの?」
剣崎「ウェッ?」
剣崎「あんなに、まだ子供なのに……皆のために戦うだなんて……すごいな」
剣崎「ところで……」
クルッ
剣崎「ほむらちゃん……だったっけ? でてきなよ」
ほむら「……気付いていたのね」
剣崎「まぁ一応俺も……元仮面ライダーだから」
ほむら「……仮面ライダー?」
剣崎「あぁ、だからさ」
ほむら「驚いたわね……あんな都市伝説、本気にしてるの?」
剣崎「ウェッ?」
ほむら「あら? あなた……この本のファンなんでしょう?」スルッ
剣崎「これって……虎太郎の本? 出版したのか!」
ほむら「……まぁなんでもいいわ。いい歳してこんな本を本気にして自己投影するような人なんてね」
剣崎「いやぁ、懐かしいな……そうか、もうそんなに前の話なんだな……」
ほむら「話を聞きなさい。……あなたにも警告しにきたの」
剣崎「ん、わかった……どうしたんだ?」
ほむら「……巴マミを、鹿目まどかには近寄らせないで」
剣崎「……どうしてだ?」
ほむら「どうしても、よ。巴マミに依存されると面倒なことになるの」
剣崎「依存って……マミちゃんは別にそんなつもりじゃなくて」
ほむら「巴マミのことなんてどうでもいいの。 私の目的は鹿目まどかを契約させないこと……わかったわね?」
剣崎「これって……虎太郎の本? 出版したのか!」
ほむら「……まぁなんでもいいわ。いい歳してこんな本を本気にして自己投影するような人なんてね」
剣崎「いやぁ、懐かしいな……そうか、もうそんなに前の話なんだな……」
ほむら「話を聞きなさい。……あなたにも警告しにきたの」
剣崎「ん、わかった……どうしたんだ?」
ほむら「……巴マミを、鹿目まどかには近寄らせないで」
剣崎「……どうしてだ?」
ほむら「どうしても、よ。巴マミに依存されると面倒なことになるの」
剣崎「依存って……マミちゃんは別にそんなつもりじゃなくて」
ほむら「巴マミのことなんてどうでもいいの。 私の目的は鹿目まどかを契約させないこと……わかったわね?」
剣崎「……どうしてだ?」
ほむら「別に、理由なんてどうでもいいでしょう? 鹿目まどかに契約されたくない。それだけよ」
剣崎「その理由が知りたいんだ」
ほむら「あなたに話す必要はないわ」
剣崎「それでも俺は知りたいんだよ」
ほむら「……そう。知らないわね」
剣崎「どうしてもって言ったら?」
ほむら「別に、私には問題は起きないわ。鹿目まどかの契約阻止のために巴マミを排除する可能性もあるけれど」
剣崎「……本気か?」
ほむら「えぇ、本気よ。私は目的のためなら犠牲を厭う気はないわ」
剣崎「……なら、なんで」
ほむら「なに? ……理由なら答えないといったはずだけど」
剣崎「そんなに、悲しそうなんだよ」
ほむら「っ……!」
ほむら「別に、理由なんてどうでもいいでしょう? 鹿目まどかに契約されたくない。それだけよ」
剣崎「その理由が知りたいんだ」
ほむら「あなたに話す必要はないわ」
剣崎「それでも俺は知りたいんだよ」
ほむら「……そう。知らないわね」
剣崎「どうしてもって言ったら?」
ほむら「別に、私には問題は起きないわ。鹿目まどかの契約阻止のために巴マミを排除する可能性もあるけれど」
剣崎「……本気か?」
ほむら「えぇ、本気よ。私は目的のためなら犠牲を厭う気はないわ」
剣崎「……なら、なんで」
ほむら「なに? ……理由なら答えないといったはずだけど」
剣崎「そんなに、悲しそうなんだよ」
ほむら「っ……!」
剣崎「なぁ、なにかあるんだろ? 理由が」
ほむら「ないといっているでしょう。 あったとしてもあなたには関係ないわ」
剣崎「いや、あるさ……俺はマミちゃんの友達だからな」
ほむら「友達? ふざけないで。冗談で首を突っ込んでいい世界じゃないの」
剣崎「ふざけてなんかない。 本気で心配して、本気で一緒にいられる。そんな友達だ」
ほむら「中学生相手に、いい大人が? ジョークにしたって笑えないわ」
剣崎「いてもいいだろ? そんなバカな大人がさ」
ほむら「……本気なの?」
剣崎「あぁ、本気だよ」
ほむら「……ばかばかしい。話しただけ無駄だったようね」カチッ
剣崎「あっ、待て! ……くそっ、また消えた……」
ほむら「ないといっているでしょう。 あったとしてもあなたには関係ないわ」
剣崎「いや、あるさ……俺はマミちゃんの友達だからな」
ほむら「友達? ふざけないで。冗談で首を突っ込んでいい世界じゃないの」
剣崎「ふざけてなんかない。 本気で心配して、本気で一緒にいられる。そんな友達だ」
ほむら「中学生相手に、いい大人が? ジョークにしたって笑えないわ」
剣崎「いてもいいだろ? そんなバカな大人がさ」
ほむら「……本気なの?」
剣崎「あぁ、本気だよ」
ほむら「……ばかばかしい。話しただけ無駄だったようね」カチッ
剣崎「あっ、待て! ……くそっ、また消えた……」
剣崎「……いったい、なんだ? この違和感」
剣崎「ほむらちゃんが、悪い人間で……取り分が減るとか、マミちゃんを孤立させたいとか」
剣崎「それなら単純な話なんだけど……うぅん……」
剣崎「それだけじゃない気がするんだよなぁ……いったい……」
剣崎「あぁぁっ! こういう時橘さんだったらあっという間に答えがわかるんだろうけどなぁ!」ガシガシ
剣崎「……日本を離れるタイミング、逃したかな……大丈夫、始にさえあわなければ、たぶん……」
ほむら「……初めてのパターンね……」
ほむら「いったい何者なのかしら? 巴マミをナンパでもした?」
ほむら「それにしては妙な……そう、妙な雰囲気を……」
ほむら「……やめましょう。こんなことに体力をまわすぐらいなら阻止手段を考えていたほうがよっぽど有意義だわ」
ほむら「巴マミの依存体質は、まどかを魔法少女に執拗に勧誘することに現れる……」
ほむら「あの男が、巴マミの依存相手になってくれれば楽なのだけれど」
剣崎「ほむらちゃんが、悪い人間で……取り分が減るとか、マミちゃんを孤立させたいとか」
剣崎「それなら単純な話なんだけど……うぅん……」
剣崎「それだけじゃない気がするんだよなぁ……いったい……」
剣崎「あぁぁっ! こういう時橘さんだったらあっという間に答えがわかるんだろうけどなぁ!」ガシガシ
剣崎「……日本を離れるタイミング、逃したかな……大丈夫、始にさえあわなければ、たぶん……」
ほむら「……初めてのパターンね……」
ほむら「いったい何者なのかしら? 巴マミをナンパでもした?」
ほむら「それにしては妙な……そう、妙な雰囲気を……」
ほむら「……やめましょう。こんなことに体力をまわすぐらいなら阻止手段を考えていたほうがよっぽど有意義だわ」
ほむら「巴マミの依存体質は、まどかを魔法少女に執拗に勧誘することに現れる……」
ほむら「あの男が、巴マミの依存相手になってくれれば楽なのだけれど」
ほむら「……やめましょう。魔法少女ですらない相手に依存したところで失う絶望が大きくなるだけ」
ほむら「いっそ巴マミが静かに一人魔女にでもなってくれれば楽なのだけれど……」
ほむら「その場合は戦力が足りなくなる可能性もあるわね。装備は充実させておかなくちゃ」
マミ「……剣崎さん、かぁ……うふふ……」
QB「ずいぶん幸せそうだね、マミ?」
マミ「あら、そう見えた?」
QB「うん、ずいぶんだらしなく見えたよ……あの男のことかい?」
マミ「あらやだ……そうかしら? あの男って、剣崎さんのこと?」
QB「あぁ、魔法少女ですらない相手に依存していいのかな?」
マミ「依存だなんて……ただ、私は」
QB「ていのいい遊び相手程度にしか思われてないかもしれないよ?」
マミ「……っ! そんな、剣崎さんはそんな人じゃないわ!」
QB「さて、どうだろうね? 男というのは女性に対してよく思われたいためになんでもするというし」
マミ「あ、あの人は違うの! 私の友達になってくれるっていったのよ!?」
QB「やれやれ、わけがわからないよ」
ほむら「いっそ巴マミが静かに一人魔女にでもなってくれれば楽なのだけれど……」
ほむら「その場合は戦力が足りなくなる可能性もあるわね。装備は充実させておかなくちゃ」
マミ「……剣崎さん、かぁ……うふふ……」
QB「ずいぶん幸せそうだね、マミ?」
マミ「あら、そう見えた?」
QB「うん、ずいぶんだらしなく見えたよ……あの男のことかい?」
マミ「あらやだ……そうかしら? あの男って、剣崎さんのこと?」
QB「あぁ、魔法少女ですらない相手に依存していいのかな?」
マミ「依存だなんて……ただ、私は」
QB「ていのいい遊び相手程度にしか思われてないかもしれないよ?」
マミ「……っ! そんな、剣崎さんはそんな人じゃないわ!」
QB「さて、どうだろうね? 男というのは女性に対してよく思われたいためになんでもするというし」
マミ「あ、あの人は違うの! 私の友達になってくれるっていったのよ!?」
QB「やれやれ、わけがわからないよ」
マミ「今日のキュゥべぇは変よ、いったいなんなの?」
QB「それをいうならマミのほうが変さ。それに……あの男が本気でマミのことを思ってくれてたとしてもだ」
マミ「な、なに?」
QB「……魔女と戦う時にまでついてきてもらう気なのかい?」
マミ「そ、それは……」
QB「魔法少女ですら危うい場合も多いのに、魔法少女になることすらできない相手を?」
マミ「だって……」
QB「自分のことを思ってくれている人間を危険にさらすっていうのは、僕の知っている定義では友達とはいわないね」
QB「『囮』さ」
マミ「キュゥべぇ!」
QB「……やれやれ、ヒステリーはみっともないよ?」
マミ「っく……!」
QB「まぁ、考えてみたほうがいいんじゃないかな? 自分を思ってくれている相手に対するふるまいってやつをさ」
QB「それをいうならマミのほうが変さ。それに……あの男が本気でマミのことを思ってくれてたとしてもだ」
マミ「な、なに?」
QB「……魔女と戦う時にまでついてきてもらう気なのかい?」
マミ「そ、それは……」
QB「魔法少女ですら危うい場合も多いのに、魔法少女になることすらできない相手を?」
マミ「だって……」
QB「自分のことを思ってくれている人間を危険にさらすっていうのは、僕の知っている定義では友達とはいわないね」
QB「『囮』さ」
マミ「キュゥべぇ!」
QB「……やれやれ、ヒステリーはみっともないよ?」
マミ「っく……!」
QB「まぁ、考えてみたほうがいいんじゃないかな? 自分を思ってくれている相手に対するふるまいってやつをさ」
☆ 翌日 中学校前
剣崎「昨日、また明日っていったもんな……授業が終わるまでここで待ってるとするか」
チョンチョン
剣崎「ん、なんですか?」
警官「いやぁ、中学校前を不審な男がうろついているという通報がありましてね」
剣崎「うぇっ……」
警官「ちょーっと、お話聞かせてもらってもよろしいですか?」
剣崎「うぇぇぇっ!?」
警官「まぁまぁ、大丈夫ですよ。なにもしてないんですよね?」
剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は友達が」
警官「あーはいはい、詳しくは署でね」
剣崎「ウゾダドンドコドーン!」
剣崎「昨日、また明日っていったもんな……授業が終わるまでここで待ってるとするか」
チョンチョン
剣崎「ん、なんですか?」
警官「いやぁ、中学校前を不審な男がうろついているという通報がありましてね」
剣崎「うぇっ……」
警官「ちょーっと、お話聞かせてもらってもよろしいですか?」
剣崎「うぇぇぇっ!?」
警官「まぁまぁ、大丈夫ですよ。なにもしてないんですよね?」
剣崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は友達が」
警官「あーはいはい、詳しくは署でね」
剣崎「ウゾダドンドコドーン!」
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