私的良スレ書庫
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元スレ猫「今日もまた雨か……」
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――ポツポツ ポツポツ
猫(……雨か)
猫(今日もまた長く降りそうだ気配だな)
猫(餌探しはヤメて宿探しに変更しよう)
猫(……雨か)
猫(今日もまた長く降りそうだ気配だな)
猫(餌探しはヤメて宿探しに変更しよう)
▼公園・公衆トイレ前
――ザァァ。
猫(そういや、あの時もこんな雨だったか)
猫(濡れたダンボール箱、少量の餌)
猫(あの人何か言いながら俺の首輪を外してた)
猫(いくら鳴き続けてもあの人は戻って来なくて)
猫(そうして三日経ってようやく)
猫(捨てられたんだって気づいたんだっけな……)
――ザァァ。
猫(そういや、あの時もこんな雨だったか)
猫(濡れたダンボール箱、少量の餌)
猫(あの人何か言いながら俺の首輪を外してた)
猫(いくら鳴き続けてもあの人は戻って来なくて)
猫(そうして三日経ってようやく)
猫(捨てられたんだって気づいたんだっけな……)
猫(もうやめよう。考えるだけ不毛だ)
猫(あの頃と俺は違う)
猫(寝床も餌も自分で探せる)
猫(俺はもう一人で生きていける)
猫(一人で、生きていけるんだ……)
猫(あの頃と俺は違う)
猫(寝床も餌も自分で探せる)
猫(俺はもう一人で生きていける)
猫(一人で、生きていけるんだ……)
猫(ん? 誰かやって来る)
タッタッタ
女「…………ふぅ」
猫(なんだ? コイツも雨宿りか?)
猫(まぁ俺には関係無いけどな)
女「……キミも雨宿りかい?」
猫「……」
女「耳、破れてる。痛そうだね……」
猫「……」
女「雨、早く止むといいね。キミも早く家に帰りたいだろう?」
猫「……」
女「え~っと。私の声、聞こえてるかな?」
猫「……」
女「……無視されちゃったか。ごめんね」
猫「……」
女「耳、破れてる。痛そうだね……」
猫「……」
女「雨、早く止むといいね。キミも早く家に帰りたいだろう?」
猫「……」
女「え~っと。私の声、聞こえてるかな?」
猫「……」
女「……無視されちゃったか。ごめんね」
猫(何か言われた気がするが……)
猫(気にしたって何も聞こえないし、どうでもいいか)
猫(しかし音の無い世界ってのはずいぶんと不便で退屈だ)
猫(雨音すらも全然聞こえねぇ。どんな音だったっけな)
猫(まったく退屈だ。こう体が濡れてちゃ毛づくろいもする気も起きねぇ……)
猫(気にしたって何も聞こえないし、どうでもいいか)
猫(しかし音の無い世界ってのはずいぶんと不便で退屈だ)
猫(雨音すらも全然聞こえねぇ。どんな音だったっけな)
猫(まったく退屈だ。こう体が濡れてちゃ毛づくろいもする気も起きねぇ……)
女「……ねえ?」
猫「……」
女「もしかして、本当に聞こえてないの?」
猫「……」
女「……」スタスタスタ
猫「……」
猫「……」
女「もしかして、本当に聞こえてないの?」
猫「……」
女「……」スタスタスタ
猫「……」
猫(雨なんて結局、避ければ濡れずに済むんだ)
猫(つまり当たらなければどうということはない)
猫(俺の運動神経なら軽く避けられんじゃないか?)
猫(右左右右左右左右左左左右)
猫(うん。やっぱり俺ならいける。いつか試して――)
女「ねえ?猫君?」
猫「!?」ビクッ
猫(つまり当たらなければどうということはない)
猫(俺の運動神経なら軽く避けられんじゃないか?)
猫(右左右右左右左右左左左右)
猫(うん。やっぱり俺ならいける。いつか試して――)
女「ねえ?猫君?」
猫「!?」ビクッ
猫(何だコイツ!いつの間にこっちに来たんだ!?)
女「やっと気づいてくれた。やっぱり耳が聞こえないんだね」
猫(ハァ?何喋ってんだ?こっちは聞こえねんだよ)
女「驚いても逃げないなんて、キミはきっと強い猫なんだね」
女「あっ、そうだ!」ゴソゴソ
猫(なんだよ。何しようってんだよ)
女「ほら。お昼ごはんの残りだけどあげるよ」
女「やっと気づいてくれた。やっぱり耳が聞こえないんだね」
猫(ハァ?何喋ってんだ?こっちは聞こえねんだよ)
女「驚いても逃げないなんて、キミはきっと強い猫なんだね」
女「あっ、そうだ!」ゴソゴソ
猫(なんだよ。何しようってんだよ)
女「ほら。お昼ごはんの残りだけどあげるよ」
女「こんなのしか持ってないけど、食べる?」
猫(なんだアレ……)
猫(真っ白くてツヤのある謎の物体だ)
猫(どことなく魚の良い匂いはするが……)
女「かまぼこだよ。ほら、食べれるよ」パクッ
猫(うわ、口に含んだ……。食えるのか、それ)
猫(なんだアレ……)
猫(真っ白くてツヤのある謎の物体だ)
猫(どことなく魚の良い匂いはするが……)
女「かまぼこだよ。ほら、食べれるよ」パクッ
猫(うわ、口に含んだ……。食えるのか、それ)
女「ほら。食べなよ」ポイッ
猫(こっちに投げた)
猫(……くれるってことか?)
女「……」モグモグ
猫(そういや、この雨で餌探し出来なかったもんな……)
女「……」モグモグ
猫(こっちに投げた)
猫(……くれるってことか?)
女「……」モグモグ
猫(そういや、この雨で餌探し出来なかったもんな……)
女「……」モグモグ
猫『……すまない。恩に着る』
「ニャー」
女「おっ。ようやく喋ってくれたね」
猫「……」パクッ
女「意外とカワイイ声だね。目つき悪いのに。ふふっ」
猫「……」モグモグ
女「キミを見てると、昔飼ってた猫を思い出すよ」
猫「……」モグモグ
「ニャー」
女「おっ。ようやく喋ってくれたね」
猫「……」パクッ
女「意外とカワイイ声だね。目つき悪いのに。ふふっ」
猫「……」モグモグ
女「キミを見てると、昔飼ってた猫を思い出すよ」
猫「……」モグモグ
女「ねぇ。少し聞いてもらえるかな?」
女「……って言ってもキミには聞こえないんだろうけど。あはは」
猫「……」モグモグ
女「……って言ってもキミには聞こえないんだろうけど。あはは」
猫「……」モグモグ
女「私ね、子供の頃にキミみたいな猫を飼ってたんだ」
女「ムックって名前の猫」
女「真っ白なのに、お母さんがムックって付けちゃったんだ」
女「おかしいよね。でもね、なんか妙に合ってて」
女「気が付いたらみんなそう呼んでたんだ」
女「ムックって名前の猫」
女「真っ白なのに、お母さんがムックって付けちゃったんだ」
女「おかしいよね。でもね、なんか妙に合ってて」
女「気が付いたらみんなそう呼んでたんだ」
女「ご飯を食べる時も寝る時もずっと一緒でね」
女「私、ムックと一番の仲良しだったんだよ」
女「私あまり友達がいなかったから」
女「学校から家に帰るのが毎日楽しみでしかたなかった」
女「ムックと一緒にいる時間が大好きだったんだ」
女「私、ムックと一番の仲良しだったんだよ」
女「私あまり友達がいなかったから」
女「学校から家に帰るのが毎日楽しみでしかたなかった」
女「ムックと一緒にいる時間が大好きだったんだ」
女「けれどその時間も3年しか、たったの3年しか続かなかった」
女「ムックはね、病気で死んじゃったんだ」
女「あの時は散々泣いたなァ」
女「何ヶ月も本当に何もする気力が無かった……」
女「思い出すと今でも胸が苦しくなるよ……」
女「ムックはね、病気で死んじゃったんだ」
女「あの時は散々泣いたなァ」
女「何ヶ月も本当に何もする気力が無かった……」
女「思い出すと今でも胸が苦しくなるよ……」
女「でもね、悲しかったことより今は楽しかったことを思い出すように――」
猫「……」チョコン
女「あれ、もう食べ終わってた?」
猫「……」
女「ごめんね。話が長かったね」
女「聞いてくれてありがとう」
猫「……」
猫(何かまた色々喋ってたようだけど)
猫(俺、アンタが何言ってるのかわからんのよ)
猫(ただ、飯はうまかった)
猫『ごちそうさま』
「ニャアー」
女「“ごちそうさま”って言ってるのかな?」クスッ
猫(俺、アンタが何言ってるのかわからんのよ)
猫(ただ、飯はうまかった)
猫『ごちそうさま』
「ニャアー」
女「“ごちそうさま”って言ってるのかな?」クスッ
猫(実はかなり腹ペコだったんだ。助かったよ)
猫『ありがとさん』
「ニャーオ」
女「今度は“ありがとう”かな?」クスッ
女「どういたしまして」
猫『ありがとさん』
「ニャーオ」
女「今度は“ありがとう”かな?」クスッ
女「どういたしまして」
猫(アンタは良い奴なんだな)
猫(この一飯のお礼、俺は忘れないぜ)
女「あの……かまぼこあげた代わりにさ」ウズウズ
女「ちょっと撫でてもいいかな?」ソ~ッ
猫(おっと。だからって気易く触らせはしないぜ)ヒョイ
女「あっ。避けられた……」
猫(この一飯のお礼、俺は忘れないぜ)
女「あの……かまぼこあげた代わりにさ」ウズウズ
女「ちょっと撫でてもいいかな?」ソ~ッ
猫(おっと。だからって気易く触らせはしないぜ)ヒョイ
女「あっ。避けられた……」
――ポツリ、ポツリ。
女「ようやく雨が止みそうだね」
猫(雨そろそろ止むか)
猫(しかし、腹が膨れて今は動きたくねぇ)
女「……あのさ」
女「またキミに会いに来ても……いいかな?」
猫「……」
女「ようやく雨が止みそうだね」
猫(雨そろそろ止むか)
猫(しかし、腹が膨れて今は動きたくねぇ)
女「……あのさ」
女「またキミに会いに来ても……いいかな?」
猫「……」
女「またご飯持って来るから」
女「触れなくてもいいから」
女「また来てもいいかな?」
猫「……」
女「……なんて。キミからすれば、私なんて興味無いよね」
女「それじゃ、バイバイ」スタスタ
女「触れなくてもいいから」
女「また来てもいいかな?」
猫「……」
女「……なんて。キミからすれば、私なんて興味無いよね」
女「それじゃ、バイバイ」スタスタ
猫(ん? アンタ帰るのか?)
猫『気を付けて帰れよ』
「ニャー」
女「!?」
猫『図々しくて悪いが、次もまた何かくれると助かる』
「ニャー、ニャー」
女「……うん。ありがとう、また来るよ」
女「またね。“ムック”」バイバイ
猫『気を付けて帰れよ』
「ニャー」
女「!?」
猫『図々しくて悪いが、次もまた何かくれると助かる』
「ニャー、ニャー」
女「……うん。ありがとう、また来るよ」
女「またね。“ムック”」バイバイ
猫(……そしてまた一人か)
猫(人との交流は久しぶりだな)
猫(むしろ飼い主以来か?)
猫(そういえば、俺の飼い主はどんな人だったけか)
猫(……全然思い出せん)
猫(そりゃそうだ。俺もまだ子猫だったしな)
猫(唯一覚えているのは、最後の雨の日だけか……)
猫(人との交流は久しぶりだな)
猫(むしろ飼い主以来か?)
猫(そういえば、俺の飼い主はどんな人だったけか)
猫(……全然思い出せん)
猫(そりゃそうだ。俺もまだ子猫だったしな)
猫(唯一覚えているのは、最後の雨の日だけか……)
▼後日……
女「ムック」
猫『おぉ。アンタか』
「ニャー」
女「ようやく覚えてくれたみたいだね」
猫『アンタの顔覚えたぜ。相変わらず何言ってるかはわからないがな』
「ニャァー。ニャー」
女「そろそろ触らせてくれるかな……」ソ~ッ
猫(だが、まだ触れさす程俺は甘くない)ヒョイ
女「うぅ~。イジワルだね、キミは……」
女「ムック」
猫『おぉ。アンタか』
「ニャー」
女「ようやく覚えてくれたみたいだね」
猫『アンタの顔覚えたぜ。相変わらず何言ってるかはわからないがな』
「ニャァー。ニャー」
女「そろそろ触らせてくれるかな……」ソ~ッ
猫(だが、まだ触れさす程俺は甘くない)ヒョイ
女「うぅ~。イジワルだね、キミは……」
猫「……」パクッ モグモグ
女「ホント、ムックは小柄なのに良く食べるよね」
女「野良なのに毛並みも悪くないし」
女「元々どこかの飼い猫だったのかな」
女「……それでも、こうして生きているキミはたくましいね」
猫「……」モグモグ
女「ホント、ムックは小柄なのに良く食べるよね」
女「野良なのに毛並みも悪くないし」
女「元々どこかの飼い猫だったのかな」
女「……それでも、こうして生きているキミはたくましいね」
猫「……」モグモグ
猫『ごちそうさま』
「ニャー」
女「ムックは食べ終わると必ず鳴くんだね。お礼なの?」
猫『今日の飯は美味であった』
「ニャー」
女「ふふっ。どういたしまして」クスッ
女「それじゃ、また来るね。ムック」
猫『気をつけて帰れよ』
「ンニャー」
女「またね」バイバイ
「ニャー」
女「ムックは食べ終わると必ず鳴くんだね。お礼なの?」
猫『今日の飯は美味であった』
「ニャー」
女「ふふっ。どういたしまして」クスッ
女「それじゃ、また来るね。ムック」
猫『気をつけて帰れよ』
「ンニャー」
女「またね」バイバイ
猫(まさか、あの日から毎日来るとはな)
猫(ずいぶん酔狂な人間もいたもんだ)
猫(いや、大変ありがたい。大いに助かる)
猫(しかし、狩りの仕方を忘れてしまいそうだ)
猫(たまには自分で餌を取りに行かねばな)
猫(ずいぶん酔狂な人間もいたもんだ)
猫(いや、大変ありがたい。大いに助かる)
猫(しかし、狩りの仕方を忘れてしまいそうだ)
猫(たまには自分で餌を取りに行かねばな)
猫(人間と触れ合うのがこうも幸せなことだとは)
猫(全く思いもよらなかった)
猫(こんな感じ初めてだ……)
猫(全く思いもよらなかった)
猫(こんな感じ初めてだ……)
猫(おそらく俺はアイツに名前を付けられている)
猫(よくわからないが“ 、 、 ”と呼ばれているのはわかる)
猫(名前か。俺の元の名前は何だったんだろう)
猫(あの時。首輪を外される時、何か言われてたけど)
猫(アレは名前を呼んでたんじゃない)
猫(アレはおそらく……懺悔だ)
猫(よくわからないが“ 、 、 ”と呼ばれているのはわかる)
猫(名前か。俺の元の名前は何だったんだろう)
猫(あの時。首輪を外される時、何か言われてたけど)
猫(アレは名前を呼んでたんじゃない)
猫(アレはおそらく……懺悔だ)
猫(そして、あの日から俺は一人になった……)
猫(いや、俺はもう一人じゃない)
猫(今はあの、酔狂なアイツがいてくれるんだ)
猫(……)
猫(まぁ。そろそろ触れさせてやってもいいかな)
猫(やれやれ。俺も甘くなったもんだ)
猫(いや、俺はもう一人じゃない)
猫(今はあの、酔狂なアイツがいてくれるんだ)
猫(……)
猫(まぁ。そろそろ触れさせてやってもいいかな)
猫(やれやれ。俺も甘くなったもんだ)
▼翌日
――ザァァァ。
猫(今日は一日中雨か)
猫(どうにも雨は好きになれない)
猫(身体が濡れるのが嫌なのもあるが)
猫(やはりあの日のトラウマが大部分か)
――ザァァァ。
猫(今日は一日中雨か)
猫(どうにも雨は好きになれない)
猫(身体が濡れるのが嫌なのもあるが)
猫(やはりあの日のトラウマが大部分か)
――ザァァァ。
猫(……)
猫(……)
猫(……)
猫(……)
猫(……アイツ、遅いな)
猫「……」
猫(……)
猫(……)
猫(……)
猫(……)
猫(……アイツ、遅いな)
猫「……」
▼翌日
――ザァァァ。
猫(……今日もまた一日中雨か)
猫(結局アイツ来なかったな)
猫(まぁそういう日もあるだろう)
猫(この雨だ。ここへ来るのも一苦労だろうしな)
猫(……決して、寂しいわけではない)
――ザァァァ。
猫(……今日もまた一日中雨か)
猫(結局アイツ来なかったな)
猫(まぁそういう日もあるだろう)
猫(この雨だ。ここへ来るのも一苦労だろうしな)
猫(……決して、寂しいわけではない)
▼翌日
――ポツリ、ポツリ。
猫(……)
猫(三日続けて、今日もまた来る気配は無い)
猫(良い奴だと思ったんだが)
猫(やはり気まぐれだったのか……)
猫(まぁ慣れたもんだろ。捨てられるのは)
猫(擦れられるのは……)
――ポツリ、ポツリ。
猫(……)
猫(三日続けて、今日もまた来る気配は無い)
猫(良い奴だと思ったんだが)
猫(やはり気まぐれだったのか……)
猫(まぁ慣れたもんだろ。捨てられるのは)
猫(擦れられるのは……)
「訂正」
×:猫(擦れられるのは……)
○:猫(捨てられるのは……)
×:猫(擦れられるのは……)
○:猫(捨てられるのは……)
猫(わかってたハズだ)
猫(人間ってのは所詮そんなもんだってこと)
猫(都合が悪くなれば簡単に捨てることも)
猫(……所詮俺は野良猫だ)
猫(元から頼るものは何もない。何も頼らない)
猫(そうだよ。そうなんだよ……)
猫(人間ってのは所詮そんなもんだってこと)
猫(都合が悪くなれば簡単に捨てることも)
猫(……所詮俺は野良猫だ)
猫(元から頼るものは何もない。何も頼らない)
猫(そうだよ。そうなんだよ……)
――ザァァァ。
女「ムックー!」
女「ねぇ!ムックー!」
猫「……」
女「よかった、そこにいたんだ」
猫「……」
女「ゴメンね、何日も来れなくて。今日も御飯持ってきたよ」
女「ムックー!」
女「ねぇ!ムックー!」
猫「……」
女「よかった、そこにいたんだ」
猫「……」
女「ゴメンね、何日も来れなくて。今日も御飯持ってきたよ」
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