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元スレ恭介「来るな化物!お前なんかさやかじゃない!」さやか「……」
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恭介「さやかの居場所を、教えてくれ」
杏子「教えるわけねーだろ。殺される前にとっとと失せな」
恭介「いやだ、教えてくれるまで君から離れない」
杏子「……ハッタリだとでも思ったか?なんなら左手だけスッパリ切り落としてもいいんだぜ」
杏子「さやかから聞いたぜ、命より大事な左手なんだろ?」
恭介「左手を差し出せば……さやかの居場所を教えてくれるのかい?」
杏子「………てめぇ」
恭介「確かにこの手が動かなくなった時、僕の人生は終わったと思った。この左手は、僕の未来そのものだった」
恭介「けど、やっとわかったんだ。本当に大切なものが、絶対に失いたくないものが」
恭介「さやかのいない未来なんていらない。だからさやかに会えるならこの左手だって喜んで差し出すよ」
恭介「まぁ、僕の演奏をさやかに聞かせられなくなるのは、ちょっぴり惜しいけどね」
杏子「…………」
杏子「教えるわけねーだろ。殺される前にとっとと失せな」
恭介「いやだ、教えてくれるまで君から離れない」
杏子「……ハッタリだとでも思ったか?なんなら左手だけスッパリ切り落としてもいいんだぜ」
杏子「さやかから聞いたぜ、命より大事な左手なんだろ?」
恭介「左手を差し出せば……さやかの居場所を教えてくれるのかい?」
杏子「………てめぇ」
恭介「確かにこの手が動かなくなった時、僕の人生は終わったと思った。この左手は、僕の未来そのものだった」
恭介「けど、やっとわかったんだ。本当に大切なものが、絶対に失いたくないものが」
恭介「さやかのいない未来なんていらない。だからさやかに会えるならこの左手だって喜んで差し出すよ」
恭介「まぁ、僕の演奏をさやかに聞かせられなくなるのは、ちょっぴり惜しいけどね」
杏子「…………」
もうちんちん露出していないのが残念だ
緑が何も言わなかったら……
緑が何も言わなかったら……
>>155
さすがに気付くでしょw
さすがに気付くでしょw
杏子「……はいはい、わかったよ。全く、言い出したら聞かねとこがそっくりだよ、お前ら」
恭介「……ありがとう」
杏子「さやかは……あっちだ。だいたいの方向と距離しかわかんねーが、まぁ“あそこ”しかねーだろ」
恭介「………そうだね」
杏子「絶対にあいつを救ってくれ…あいつをこれ以上泣かせたら、あたしがあんたをぶっ殺す」
恭介「うん、わかった。行って来るよ……えっと、杏子…さん」
杏子「……………杏子でいいよ」
杏子「頼んだぜ………あいつは、あたしの希望でもあるんだ」
そこは思い出の場所だった
一番つらい思い出と、一番大事な思い出の場所
その時のあたしはまだ、契約なんてしなくても
恭介の力になれると思っていた
あたしが恭介の励まして、支えてあげれば
いつかきっと乗り越えてくれると信じてた
……だけどその日、恭介はここから飛び降りようとした
あたしは恭介の苦しみなんて何もわかってなかった、何の支えにもなれてなかった
ただ一緒に泣くことしかできない自分が……どうしようもなく情けなかった
あたしは飛び降りようとする恭介を必死に止めて
その日のうちに、キュゥべえと契約した
一番つらい思い出と、一番大事な思い出の場所
その時のあたしはまだ、契約なんてしなくても
恭介の力になれると思っていた
あたしが恭介の励まして、支えてあげれば
いつかきっと乗り越えてくれると信じてた
……だけどその日、恭介はここから飛び降りようとした
あたしは恭介の苦しみなんて何もわかってなかった、何の支えにもなれてなかった
ただ一緒に泣くことしかできない自分が……どうしようもなく情けなかった
あたしは飛び降りようとする恭介を必死に止めて
その日のうちに、キュゥべえと契約した
そして恭介の腕が治ってすぐ恭介のお父さんの提案で
この場所で演奏会を開いてもらった
もう聞くことができなかったはずの恭介の演奏を聴くことができる
あたしの夢は、そこでもう……叶っていた
それ以上の願いなんて、あるわけないって
後悔なんてないって、思えた
それは今でも変わらない。後悔なんて、あるわけない
してしまったら、今度こそ本当にあたしはあたしでなくなってしまうから
だったら、あたしは―――
あたしは――
この場所で演奏会を開いてもらった
もう聞くことができなかったはずの恭介の演奏を聴くことができる
あたしの夢は、そこでもう……叶っていた
それ以上の願いなんて、あるわけないって
後悔なんてないって、思えた
それは今でも変わらない。後悔なんて、あるわけない
してしまったら、今度こそ本当にあたしはあたしでなくなってしまうから
だったら、あたしは―――
あたしは――
僕は屋上に止まったエレベータを待ちきれず、階段を駆け上がる
大人しくエレベーターを待つのとどっちが速いかなんて考える余裕はなかった
さやかはきっとあの場所にいる
僕がさやかに救われたあの場所に、僕が最後にさやかを笑顔にできた場所に
どうすれば伝わるかなんてわからないけど、信じてなんかもらえないかもしれないけど
それでも
伝えるんだ、僕の正直な気持ちを―――
大人しくエレベーターを待つのとどっちが速いかなんて考える余裕はなかった
さやかはきっとあの場所にいる
僕がさやかに救われたあの場所に、僕が最後にさやかを笑顔にできた場所に
どうすれば伝わるかなんてわからないけど、信じてなんかもらえないかもしれないけど
それでも
伝えるんだ、僕の正直な気持ちを―――
屋上につくと、フェンスの向こう側にさやかが立っていた
こちらに気づいたさやかが、ゆっくりと振り向く
さやか「………なに、恭介?」
僕はゆっくりと息を吸い込み大きな声で叫んだ
恭介「>>190」
1.さやか。僕はずっと、君のことが好きだった
2.ごめんね、さやか。僕が悪かった
3.生殺しなんて酷いよ!やるなら最後までしてよさやか!
こちらに気づいたさやかが、ゆっくりと振り向く
さやか「………なに、恭介?」
僕はゆっくりと息を吸い込み大きな声で叫んだ
恭介「>>190」
1.さやか。僕はずっと、君のことが好きだった
2.ごめんね、さやか。僕が悪かった
3.生殺しなんて酷いよ!やるなら最後までしてよさやか!
恭介「生殺しなんて酷いよ!やるなら最後までしてよさやか!」
さやか「………よっと」ヒョイ
さやか「……」スタスタスタ
恭介「さ、さやか……?」
さやか「恭介の………バカァーーーーーーー!!!!」
――ドゴメキグシャァッ!
恭介「ぐはっ……」
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