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元スレ伊織「アンタたちは夢と魔法の国をナメすぎよ!」
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14:50、トリトンズ・キングダム
伊織「次なんだけど……アラビアンコーストでいいかしら?」
響「お、いいぞいいぞー!」
貴音「しんどばっど殿にはもう会いましたから……次は何をするのですか?」
伊織「アラビアンコーストの目玉は『マジック・ランプ・シアター』だけど……」
伊織「……ちょっと待ちなさいよね」
スッ
真「スマホか……いいなぁ」
響「何調べてるんだ?」
伊織「……ふっふっふ。ディズニーのHPで、待ち時間が調べられるのよ」
真「あ、そうなんだ!?」
伊織「ええ。しかも今から取った場合のファストパスの指定時間もわかるわ」
貴音「まこと、便利な代物なのですね」
伊織「……60分待ちで、ファストパスは18:20……」
伊織「……まだ無理に並ぶ必要ないわね。ファストパスも余裕ありそうだわ」
伊織「次なんだけど……アラビアンコーストでいいかしら?」
響「お、いいぞいいぞー!」
貴音「しんどばっど殿にはもう会いましたから……次は何をするのですか?」
伊織「アラビアンコーストの目玉は『マジック・ランプ・シアター』だけど……」
伊織「……ちょっと待ちなさいよね」
スッ
真「スマホか……いいなぁ」
響「何調べてるんだ?」
伊織「……ふっふっふ。ディズニーのHPで、待ち時間が調べられるのよ」
真「あ、そうなんだ!?」
伊織「ええ。しかも今から取った場合のファストパスの指定時間もわかるわ」
貴音「まこと、便利な代物なのですね」
伊織「……60分待ちで、ファストパスは18:20……」
伊織「……まだ無理に並ぶ必要ないわね。ファストパスも余裕ありそうだわ」
真「どうするんだい?」
伊織「『フライングカーペット』でも乗りましょうか」
響「フライング……空飛ぶじゅうたん、ってことか?」
伊織「行ってみればわかるわ。こっちよ」
―――
『ジャスミンのフライングカーペット』
ディズニー映画『アラジン』に登場するジャスミンの庭園の上空を、
空飛ぶ絨毯に乗って旋回するライドタイプのアトラクションです。
空飛ぶ絨毯を自分で上下に動かしたり、傾きを変えたりと、
まるで自由に空を飛んでいるかのような気分を味わうことができます。
響「あ、これかぁ。通るときに見たな」
真「4人乗りみたいだね。ちょうどいいや」
伊織「これ、前後の席にそれぞれレバーがあるわ」
伊織「前のレバーはカーペットの上下、後ろは傾きを変えられるわよ」
貴音「お互いのレバーを動かしあうことで、奇妙な動きをする……ということですか」
伊織「『フライングカーペット』でも乗りましょうか」
響「フライング……空飛ぶじゅうたん、ってことか?」
伊織「行ってみればわかるわ。こっちよ」
―――
『ジャスミンのフライングカーペット』
ディズニー映画『アラジン』に登場するジャスミンの庭園の上空を、
空飛ぶ絨毯に乗って旋回するライドタイプのアトラクションです。
空飛ぶ絨毯を自分で上下に動かしたり、傾きを変えたりと、
まるで自由に空を飛んでいるかのような気分を味わうことができます。
響「あ、これかぁ。通るときに見たな」
真「4人乗りみたいだね。ちょうどいいや」
伊織「これ、前後の席にそれぞれレバーがあるわ」
伊織「前のレバーはカーペットの上下、後ろは傾きを変えられるわよ」
貴音「お互いのレバーを動かしあうことで、奇妙な動きをする……ということですか」
―――
響「じゃ、後ろはよろしくなー?」
真「ああ、任せてくれよ!」
『それでは、楽しい空の旅をお楽しみください』
グイーン
響「お……おぉー!ホントだ!ホントに上下に動くぞ!」
貴音「響……あまりやりすぎぬようにしてくださいね……」
真「結構傾くもんなんだね、面白いや」
伊織「……調子乗りすぎないでよね、危ないから」
響「たっかいなぁー!ジェリーフィッシュよりはやーい」
貴音「……この開放感は、えもいわれぬ感覚ですね」
真「あっはっはっはっは」グイングイン
伊織「調子乗るなっつーのに!」
響「じゃ、後ろはよろしくなー?」
真「ああ、任せてくれよ!」
『それでは、楽しい空の旅をお楽しみください』
グイーン
響「お……おぉー!ホントだ!ホントに上下に動くぞ!」
貴音「響……あまりやりすぎぬようにしてくださいね……」
真「結構傾くもんなんだね、面白いや」
伊織「……調子乗りすぎないでよね、危ないから」
響「たっかいなぁー!ジェリーフィッシュよりはやーい」
貴音「……この開放感は、えもいわれぬ感覚ですね」
真「あっはっはっはっは」グイングイン
伊織「調子乗るなっつーのに!」
―――
響「気持ちよかったなぁ!」
真「ああ本当だよ!」
貴音「……ふふ、いい『りふれっしゅ』になりましたね」
伊織「……ハァ、喜んでもらえたなら何よりよ」
15:05、フライングカーペット前
真「まだ一時間以上あるなぁ」
伊織「…………」
スッ
伊織「…………」
伊織「そうね……ここらでアレに行きましょう」
響「アレ?」
伊織「ミッキーよ」
貴音「!?み、みっきー殿に会うのですか?」
響「気持ちよかったなぁ!」
真「ああ本当だよ!」
貴音「……ふふ、いい『りふれっしゅ』になりましたね」
伊織「……ハァ、喜んでもらえたなら何よりよ」
15:05、フライングカーペット前
真「まだ一時間以上あるなぁ」
伊織「…………」
スッ
伊織「…………」
伊織「そうね……ここらでアレに行きましょう」
響「アレ?」
伊織「ミッキーよ」
貴音「!?み、みっきー殿に会うのですか?」
真「会うって……さっきのダッフィーのところに行くのかい?」
伊織「違うわよ。ミッキーとミニー、あとグーフィー……」
伊織「それぞれ個別で写真撮影ができる場所があるの」
響「じゃあ、そこに行くんだな!?」
伊織「ええ、今から行けば……30分待ちくらいだわ」
伊織「ミッキーの『グリーティング』にしては待たない方だし、時間も消化できていいわ」
真「グリーティングって?」
伊織「……簡単に言えば……キャラクターと触れ合うこと、かしら」
伊織「専用のグリーティングスペースがあるのは、あとダッフィーとかドナルド、アリエルとかね」
伊織「各エリアをうろついてる、『フリーグリーティング』ってキャラクターたちもいるわよ」
貴音「で、では……みっきー殿に会いに、行ってみようではありませんか……!」
伊織「違うわよ。ミッキーとミニー、あとグーフィー……」
伊織「それぞれ個別で写真撮影ができる場所があるの」
響「じゃあ、そこに行くんだな!?」
伊織「ええ、今から行けば……30分待ちくらいだわ」
伊織「ミッキーの『グリーティング』にしては待たない方だし、時間も消化できていいわ」
真「グリーティングって?」
伊織「……簡単に言えば……キャラクターと触れ合うこと、かしら」
伊織「専用のグリーティングスペースがあるのは、あとダッフィーとかドナルド、アリエルとかね」
伊織「各エリアをうろついてる、『フリーグリーティング』ってキャラクターたちもいるわよ」
貴音「で、では……みっきー殿に会いに、行ってみようではありませんか……!」
ミッキーはよくゲストとハグしてるよな?つまりアイドル達と合法的にハグしたければミッキーのなk
15:15、ロストリバーデルタ…西端
『ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル』
ロストリバーデルタのジャングルに囲まれた場所で、古代文明の遺跡や、
植物や昆虫などの調査・研究をしているディズニーの仲間たちと記念撮影をしたり、
触れ合ったりして楽しもう!
道の途中にもいろんなしかけが施されていて、探険家気分で楽しめます。
真「ミッキーとミニーが30分待ちで、グーフィーが20分待ち……」
響「…………」
響「……な、なぁ、自分……グーフィーの方に行ってあげてもいいかなぁ……?」
伊織「……別に止めないけど……グーフィーはいつも大体こんなものよ」
貴音「アイドルと同じですね……人気があるものとないもの、明暗がはっきりわかれてしまうという……」
響「う、うぅ~ん……ミッキー見たいけど……グーフィーが……」
伊織「……ハァ」
伊織「……ここのグリーティングで、『ミッキーよりは』人気ないだけで、グーフィーも人気キャラクターよ?」
伊織「むしろ……響のほうがグーフィーから心配される立場なんじゃないかしらぁ?」
響「う、うがー!そんなことないってばぁ!」
『ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル』
ロストリバーデルタのジャングルに囲まれた場所で、古代文明の遺跡や、
植物や昆虫などの調査・研究をしているディズニーの仲間たちと記念撮影をしたり、
触れ合ったりして楽しもう!
道の途中にもいろんなしかけが施されていて、探険家気分で楽しめます。
真「ミッキーとミニーが30分待ちで、グーフィーが20分待ち……」
響「…………」
響「……な、なぁ、自分……グーフィーの方に行ってあげてもいいかなぁ……?」
伊織「……別に止めないけど……グーフィーはいつも大体こんなものよ」
貴音「アイドルと同じですね……人気があるものとないもの、明暗がはっきりわかれてしまうという……」
響「う、うぅ~ん……ミッキー見たいけど……グーフィーが……」
伊織「……ハァ」
伊織「……ここのグリーティングで、『ミッキーよりは』人気ないだけで、グーフィーも人気キャラクターよ?」
伊織「むしろ……響のほうがグーフィーから心配される立場なんじゃないかしらぁ?」
響「う、うがー!そんなことないってばぁ!」
真「で、どうするんだい?グーフィーに会いに行くかい?」
響「……いや!伊織の言うとおりだ!」
響「自分なんかが心配することがもう失礼だったんだ!」
響「ミッキーには勝てなくたって……グーフィーは立派にやってるはずさぁ!」
貴音「ふふ、そうですね。わたくしと響、それぞれ持つものが違うように……」
貴音「みっきー殿とぐーふぃー殿にも、それぞれの良さがある。……そういうものでしょう」
伊織「……余計な心配されて、グーフィーも気の毒よ」
―――
真「あはは、これ可愛い!」
響「ふぇ~、さっきまで何だったかわからなかったのに……」
貴音「真正面から見ることで、みっきー殿のように見える石群。……面白いですね」
伊織「ここのグリーティングは待ち時間用の通路も面白いもの。退屈はしないはずだわ」
真「いや、ホントだよ伊織!そこかしこにミッキーがいるんだもの!」
響「……いや!伊織の言うとおりだ!」
響「自分なんかが心配することがもう失礼だったんだ!」
響「ミッキーには勝てなくたって……グーフィーは立派にやってるはずさぁ!」
貴音「ふふ、そうですね。わたくしと響、それぞれ持つものが違うように……」
貴音「みっきー殿とぐーふぃー殿にも、それぞれの良さがある。……そういうものでしょう」
伊織「……余計な心配されて、グーフィーも気の毒よ」
―――
真「あはは、これ可愛い!」
響「ふぇ~、さっきまで何だったかわからなかったのに……」
貴音「真正面から見ることで、みっきー殿のように見える石群。……面白いですね」
伊織「ここのグリーティングは待ち時間用の通路も面白いもの。退屈はしないはずだわ」
真「いや、ホントだよ伊織!そこかしこにミッキーがいるんだもの!」
伊織「そこかしこに、ねぇ……」
伊織「……『隠れミッキー』って知ってるかしら?」
真「隠れミッキー?なにそれ」
貴音「みっきー殿が、どこかに隠れているのでしょうか」
伊織「そういうものじゃないわよ。……ミッキーのシルエット、ていうか輪郭、はわかるわよね」
響「ああ、そりゃあなあ」
真「●が3つ」
伊織「ええ。……実は、シーの至る所に……そのミッキーのマークが隠れてるのよ」
響「ど、どういうことだ?」
伊織「例えば、最初に行ったセンター・オブ・ジ・アース」
伊織「あそこの通路の外壁……ただのゴツゴツした岩肌だと思ってたでしょう?」
真「え、だってそうだったじゃないか」
伊織「あそこの外壁の一部が……ミッキーマークの模様の形になってるのよ」
真「そうだったの!?」
響「し、知らなかったぁ~……」
伊織「……『隠れミッキー』って知ってるかしら?」
真「隠れミッキー?なにそれ」
貴音「みっきー殿が、どこかに隠れているのでしょうか」
伊織「そういうものじゃないわよ。……ミッキーのシルエット、ていうか輪郭、はわかるわよね」
響「ああ、そりゃあなあ」
真「●が3つ」
伊織「ええ。……実は、シーの至る所に……そのミッキーのマークが隠れてるのよ」
響「ど、どういうことだ?」
伊織「例えば、最初に行ったセンター・オブ・ジ・アース」
伊織「あそこの通路の外壁……ただのゴツゴツした岩肌だと思ってたでしょう?」
真「え、だってそうだったじゃないか」
伊織「あそこの外壁の一部が……ミッキーマークの模様の形になってるのよ」
真「そうだったの!?」
響「し、知らなかったぁ~……」
貴音「……成程、一目見ればすぐにみっきー殿とわかる形をしていながら、簡単には見つけられない……」
貴音「それが、隠れみっきー殿というわけですね」
伊織「にひひっご名答!」
真「……じゃ、じゃあ最初に教えてくれればよかったのに!」
伊織「言われて探したんじゃ面白くないわよ。……自力で見つけるのが楽しいんだから」
響「う、うわぁ~……なんかそう言われたら、あれもこれもミッキーの形に見えてきちゃうぞ」
真「くっそー、悔しいなぁ……絶対に自力で見つけてやる」
伊織「頑張りなさいよね~♪」
※今調べなおしたら、センター・オブ・ジ・アースにはナイっぽかったです
でもミステリアスアイランド地帯にもいくつか隠れミッキーはあります
貴音「それが、隠れみっきー殿というわけですね」
伊織「にひひっご名答!」
真「……じゃ、じゃあ最初に教えてくれればよかったのに!」
伊織「言われて探したんじゃ面白くないわよ。……自力で見つけるのが楽しいんだから」
響「う、うわぁ~……なんかそう言われたら、あれもこれもミッキーの形に見えてきちゃうぞ」
真「くっそー、悔しいなぁ……絶対に自力で見つけてやる」
伊織「頑張りなさいよね~♪」
※今調べなおしたら、センター・オブ・ジ・アースにはナイっぽかったです
でもミステリアスアイランド地帯にもいくつか隠れミッキーはあります
この>>1は親切だな
まわし者か?
まわし者か?
―――
真「いよいよみたいだね」
貴音「……」ゴクリ
真「あ、写真だ……」
真「……!わ、わ、面白いよ響、貴音!」
響「なん、なんだなんだぁ?」
貴音「どれでしょうか?」
真「ほら、このミニーの写真に写ってる蝶々なんだけど……」
響「……!は、羽がミッキーの顔になってる!」
貴音「す……素晴らしい蝶々ですね。……こちらはみにー嬢のりぼんの柄の羽です」
真「なんだよこれ……こんなとこにも仕込んであるのかぁ」
伊織「……言ったでしょ?退屈はしないはずだって」
貴音「はい……つくづく、その言葉の意味を噛み締めております」
響「すっごいなぁ……」
真「いよいよみたいだね」
貴音「……」ゴクリ
真「あ、写真だ……」
真「……!わ、わ、面白いよ響、貴音!」
響「なん、なんだなんだぁ?」
貴音「どれでしょうか?」
真「ほら、このミニーの写真に写ってる蝶々なんだけど……」
響「……!は、羽がミッキーの顔になってる!」
貴音「す……素晴らしい蝶々ですね。……こちらはみにー嬢のりぼんの柄の羽です」
真「なんだよこれ……こんなとこにも仕込んであるのかぁ」
伊織「……言ったでしょ?退屈はしないはずだって」
貴音「はい……つくづく、その言葉の意味を噛み締めております」
響「すっごいなぁ……」
―――
伊織「やっぱりミッキーはジェントルマンよねぇ~。どんな時でも優しいし、立ち振る舞いもオーラがあるわ」
貴音「みっきー殿……わたくしは、非常に貴重な体験ができました」
真「かっわいかったなぁ~……それにカッコよかったよ……」
響「ほんとだよなぁ……ハム蔵とも違う可愛さだなぁ……」
伊織「……ミッキーに夢中になる人の気持ちも、少しはわかったかしら?」
貴音「ええ、わたくし……感動で胸がいっぱいです」
真「ギューッてさ、ギューッてしてくれるんだよね」
響「そうそうそう!しかもちょっとお茶目なんだよなー!」
真「あれがたまんないよねー」
…………
15:50、グリーティングトレイル前
真「そういえばさ、伊織」
伊織「なぁに?」
真「あそこ走ってるような……船には乗らないのかい?」
伊織「やっぱりミッキーはジェントルマンよねぇ~。どんな時でも優しいし、立ち振る舞いもオーラがあるわ」
貴音「みっきー殿……わたくしは、非常に貴重な体験ができました」
真「かっわいかったなぁ~……それにカッコよかったよ……」
響「ほんとだよなぁ……ハム蔵とも違う可愛さだなぁ……」
伊織「……ミッキーに夢中になる人の気持ちも、少しはわかったかしら?」
貴音「ええ、わたくし……感動で胸がいっぱいです」
真「ギューッてさ、ギューッてしてくれるんだよね」
響「そうそうそう!しかもちょっとお茶目なんだよなー!」
真「あれがたまんないよねー」
…………
15:50、グリーティングトレイル前
真「そういえばさ、伊織」
伊織「なぁに?」
真「あそこ走ってるような……船には乗らないのかい?」
伊織「ああ、『トランジットスチーマーライン』のことね」
伊織「そうねぇ……ここから出る船は、パークの反対側の『メディテレーニアンハーバー』行きのものよ」
伊織「アトラクションじゃなくて、移動手段としても使えるわ……後で乗ってみるのもいいんじゃないかしら」
響「へぇ~、楽しみだなぁ」
貴音「……あと30分程度、時間がありますね」
響「!?」ハッ
真「響?」
響「……」チラッ
響「……うん……よし……」
伊織「…………」
貴音「響、どうしたのですか?」
響「あ、……あはは……えっと、なぁ」
伊織「……いいわよ」
響「え?」
伊織「グーフィーと写真撮りたいんでしょう?……いいわよ。私もついていってあげるわ」
伊織「そうねぇ……ここから出る船は、パークの反対側の『メディテレーニアンハーバー』行きのものよ」
伊織「アトラクションじゃなくて、移動手段としても使えるわ……後で乗ってみるのもいいんじゃないかしら」
響「へぇ~、楽しみだなぁ」
貴音「……あと30分程度、時間がありますね」
響「!?」ハッ
真「響?」
響「……」チラッ
響「……うん……よし……」
伊織「…………」
貴音「響、どうしたのですか?」
響「あ、……あはは……えっと、なぁ」
伊織「……いいわよ」
響「え?」
伊織「グーフィーと写真撮りたいんでしょう?……いいわよ。私もついていってあげるわ」
真「響……本当に?」
貴音「……確かに、ぐーふぃー殿の待ち時間は25分程度。指定時刻には間に合いますね」
響「あ、あぅ、う……」
伊織「どうしたのよ。別にそこらへんのレストランで、おやつ食べながら時間つぶしたっていいわよ?」
響「……」
響「い、いいかなぁ……みんな。グーフィーと、写真撮りたいんだ……」
貴音「ふふ……では、参りましょう?」
真「ああ、ボクもグーフィーに会ってみたいからね」
伊織「まったくもう……はっきりしなさいよね?……別に迷惑だなんて、思ってないんだから」
響「そ、そう……かぁ……みんな、ありがとうなぁ!」
―――
16:30、グリーティングトレイル
響「はぁう……グーフィーが可愛かったよぉ~」
貴音「やはりみっきー殿には無い、別の魅力がありましたね」
貴音「……確かに、ぐーふぃー殿の待ち時間は25分程度。指定時刻には間に合いますね」
響「あ、あぅ、う……」
伊織「どうしたのよ。別にそこらへんのレストランで、おやつ食べながら時間つぶしたっていいわよ?」
響「……」
響「い、いいかなぁ……みんな。グーフィーと、写真撮りたいんだ……」
貴音「ふふ……では、参りましょう?」
真「ああ、ボクもグーフィーに会ってみたいからね」
伊織「まったくもう……はっきりしなさいよね?……別に迷惑だなんて、思ってないんだから」
響「そ、そう……かぁ……みんな、ありがとうなぁ!」
―――
16:30、グリーティングトレイル
響「はぁう……グーフィーが可愛かったよぉ~」
貴音「やはりみっきー殿には無い、別の魅力がありましたね」
伊織「にひひっ、ちょうどいい時間じゃないの!」
真「そうだね。レイジングスピリッツに行こうか」
伊織「……待って!」
響「……どうしたんだ伊織?」
伊織「真……ファストパスとポップコーン、お願いできるかしら」
真「……ここに来てそれかぁ」ハァ
伊織「ちゃあんと、後でご褒美くらいあげるわよ」
真「はは……期待しないで待っておくよ」
真「で、どのアトラクションのファストパスだい?」
伊織「マジック・ランプ・シアターのパスをお願い。それと、近くに『カリー』味のポップコーンがあるわ」
真「マジック・ランプ・シアターと、カリー味……よし!」
ダッ!タッタッタッタ……
貴音「……流石に、真にあれこれと頼みすぎなのでは?」
伊織「まぁ、悪いとは思ってるわよ。……後で、しっかりしたご褒美あげなきゃね」
真「そうだね。レイジングスピリッツに行こうか」
伊織「……待って!」
響「……どうしたんだ伊織?」
伊織「真……ファストパスとポップコーン、お願いできるかしら」
真「……ここに来てそれかぁ」ハァ
伊織「ちゃあんと、後でご褒美くらいあげるわよ」
真「はは……期待しないで待っておくよ」
真「で、どのアトラクションのファストパスだい?」
伊織「マジック・ランプ・シアターのパスをお願い。それと、近くに『カリー』味のポップコーンがあるわ」
真「マジック・ランプ・シアターと、カリー味……よし!」
ダッ!タッタッタッタ……
貴音「……流石に、真にあれこれと頼みすぎなのでは?」
伊織「まぁ、悪いとは思ってるわよ。……後で、しっかりしたご褒美あげなきゃね」
16:40、レイジングスピリッツ前
真「ポップコーン、ちょっと混んでたよ。お待たせ」
伊織「ありがとう、真」
貴音「指定時刻が……19:40とは……」
響「だいぶ後になっちゃったなぁ」
伊織「いや……ちょうどいいわね。最後にここに行くようにすればいいだけよ」
真「マジック・ランプ・シアターを見て、帰るってことか」
伊織「そういうこと。……で、レイジングスピリッツね」
『レイジングスピリッツ』
燃え上がる炎、立ち込める蒸気…。
古代神をまつった遺跡の発掘現場で、数々の異常な現象が!
復活した神々の怒りによって、中断を余儀なくされた調査隊。
ところが、あなたに見学のチャンスがやってきました。
さあ、自らの体でこの超常現象を確かめにいきましょう
伊織「ここのコースターは1回転するのが特徴ね」
伊織「ま、ある意味だと他の遊園地でも似たようなのは乗れるかしら」
真「ポップコーン、ちょっと混んでたよ。お待たせ」
伊織「ありがとう、真」
貴音「指定時刻が……19:40とは……」
響「だいぶ後になっちゃったなぁ」
伊織「いや……ちょうどいいわね。最後にここに行くようにすればいいだけよ」
真「マジック・ランプ・シアターを見て、帰るってことか」
伊織「そういうこと。……で、レイジングスピリッツね」
『レイジングスピリッツ』
燃え上がる炎、立ち込める蒸気…。
古代神をまつった遺跡の発掘現場で、数々の異常な現象が!
復活した神々の怒りによって、中断を余儀なくされた調査隊。
ところが、あなたに見学のチャンスがやってきました。
さあ、自らの体でこの超常現象を確かめにいきましょう
伊織「ここのコースターは1回転するのが特徴ね」
伊織「ま、ある意味だと他の遊園地でも似たようなのは乗れるかしら」
真「響は、他の遊園地で一回転コースター乗ったことあるのかい?」
響「あ、あははー……恥ずかしながら、まだ無いんだ」
貴音「丁度良い機会ではありませんか」
響「そうだなぁ……ははは……」
伊織「今回は貴音は心配なさそうね。むしろ響かしら」
響「だ、だぁ!大丈夫だぞぉ!?」
真「声、声が上ずってるよ」
―――
伊織「本当は……並んで乗るほうが良い場合もあるのよ」
真「どうして?」
伊織「私たちはファストパスでさっさと乗ることが出来るけど……」
伊織「並んでいると、コースターの様子がまじまじと見えるの」
伊織「それで恐怖心が煽られる人もいるでしょうけど……何度も見せられるから、次第に慣れてくるわ」
響「……自分たちは……こ、心の準備ができないまま乗ることになる、ってことかぁー!?」
伊織「……にひひっ♪」
響「あ、あははー……恥ずかしながら、まだ無いんだ」
貴音「丁度良い機会ではありませんか」
響「そうだなぁ……ははは……」
伊織「今回は貴音は心配なさそうね。むしろ響かしら」
響「だ、だぁ!大丈夫だぞぉ!?」
真「声、声が上ずってるよ」
―――
伊織「本当は……並んで乗るほうが良い場合もあるのよ」
真「どうして?」
伊織「私たちはファストパスでさっさと乗ることが出来るけど……」
伊織「並んでいると、コースターの様子がまじまじと見えるの」
伊織「それで恐怖心が煽られる人もいるでしょうけど……何度も見せられるから、次第に慣れてくるわ」
響「……自分たちは……こ、心の準備ができないまま乗ることになる、ってことかぁー!?」
伊織「……にひひっ♪」
―――
貴音「響……しっかりしてください」
響「……」ポケー
真「係の人にも心配されちゃったじゃないか。大丈夫かい?」
響「ああ……うん……なんくるないさー」
伊織「……真はどうだったかしら?」
真「え、ボクかい?……そうだなぁ。一回転に気を取られて、気がついたら終わってたよ」
貴音「そうですね。思ったよりも短い、というのが正直な感想でした」
響「ああ……うん……短かったなぁ」
伊織「いつまで放心してるのよ」
響「なんかもう……すごかった……グワーンってなってグルーンってなって」
響「気がついたら終わってたさぁ……」
伊織「……ハァ」
伊織「あ、グーフィーだわ」
響「!?ど、どこだどこだ!?」
貴音「響……しっかりしてください」
響「……」ポケー
真「係の人にも心配されちゃったじゃないか。大丈夫かい?」
響「ああ……うん……なんくるないさー」
伊織「……真はどうだったかしら?」
真「え、ボクかい?……そうだなぁ。一回転に気を取られて、気がついたら終わってたよ」
貴音「そうですね。思ったよりも短い、というのが正直な感想でした」
響「ああ……うん……短かったなぁ」
伊織「いつまで放心してるのよ」
響「なんかもう……すごかった……グワーンってなってグルーンってなって」
響「気がついたら終わってたさぁ……」
伊織「……ハァ」
伊織「あ、グーフィーだわ」
響「!?ど、どこだどこだ!?」
響「……あれ?グーフィーは?」
伊織「……ウ・ソ」
響「えぇー!?それはあんまりさぁー伊織ぃー!」
伊織「あはははは、でも元気になったじゃないの!」
響「ムフー!グーフィーがいないんじゃ元気になんてなれないぞぉ!」
貴音「ふ、ふふ……響、落ち着いてください」
真「はははは!もう、二人とも」
…………
『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』
東京ディズニーシーの海をめぐる蒸気船。
ここ、ロストリバーデルタのドックからは、メディテレーニアンハーバー行きの船が出航しています。
見えてくるのはエキゾティックなアラビアの宮殿、
珊瑚でできた美しい城、火山の中に潜む秘密基地…。
風を感じながらの船旅を、ゆったりとお楽しみください。
伊織「じゃ、これに乗って反対側まで行くわよ」
響「走っているのはさっきから何回も見たけど……乗るとどんな感じなんだろうな」
伊織「……ウ・ソ」
響「えぇー!?それはあんまりさぁー伊織ぃー!」
伊織「あはははは、でも元気になったじゃないの!」
響「ムフー!グーフィーがいないんじゃ元気になんてなれないぞぉ!」
貴音「ふ、ふふ……響、落ち着いてください」
真「はははは!もう、二人とも」
…………
『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』
東京ディズニーシーの海をめぐる蒸気船。
ここ、ロストリバーデルタのドックからは、メディテレーニアンハーバー行きの船が出航しています。
見えてくるのはエキゾティックなアラビアの宮殿、
珊瑚でできた美しい城、火山の中に潜む秘密基地…。
風を感じながらの船旅を、ゆったりとお楽しみください。
伊織「じゃ、これに乗って反対側まで行くわよ」
響「走っているのはさっきから何回も見たけど……乗るとどんな感じなんだろうな」
>>1のスペックが謎すぎる
真「はふぅ~……ボクは走りっぱなしで疲れたよ」
貴音「色々な施設を巡りながらの船旅とは、風情があっていいものですね」
―――
響「お、アラビアンコーストだ。カーペットも飛んでるな!」
真「……あ!ジャファーがいる!」
伊織「あら、本当?ジャファーはアラビアンにしか出ないフリーグリーティングね」
響「見つけた、ホントにジャファーだ!」
貴音「……じゃふぁーとは……あの、何やら気難しい顔をしている男性の方でしょうか」
伊織「そうよ。『アラジン』に出てくる悪役キャラクターね」
貴音「成程……確かに、不穏なことを考えていそうな顔をされていますね」
真「へぇ~、やっぱりフリーグリーティングっているんだぁ」
伊織「アラビアンコーストなら、ジーニーにも会えるわね」
響「そっかぁ。……色んなキャラクターに会ってみたいなぁ……」
貴音「色々な施設を巡りながらの船旅とは、風情があっていいものですね」
―――
響「お、アラビアンコーストだ。カーペットも飛んでるな!」
真「……あ!ジャファーがいる!」
伊織「あら、本当?ジャファーはアラビアンにしか出ないフリーグリーティングね」
響「見つけた、ホントにジャファーだ!」
貴音「……じゃふぁーとは……あの、何やら気難しい顔をしている男性の方でしょうか」
伊織「そうよ。『アラジン』に出てくる悪役キャラクターね」
貴音「成程……確かに、不穏なことを考えていそうな顔をされていますね」
真「へぇ~、やっぱりフリーグリーティングっているんだぁ」
伊織「アラビアンコーストなら、ジーニーにも会えるわね」
響「そっかぁ。……色んなキャラクターに会ってみたいなぁ……」
―――
真「こっちは……マーメイドラグーンか」
響「そういえば、外のアトラクションには乗らなかったな」
伊織「そうねぇ、どっちも子供向けのアトラクションだったもの」
貴音「伊織、ここでも登場人物に会えるのですか?」
伊織「会えるわよ。アリエルは専用のグリーティングスペースがあって……」
伊織「あとはフリーならリトル・マーメイドのエリック王子とかかしら」
伊織「ドナルド、グーフィーもたまに来るわね」
響「え、グーフィーがあそこにいるのかぁ!?」
伊織「今は多分いないわよ!」
―――
貴音「みすてりあす・あいらんど……でしたね」
伊織「センター・オブ・ジ・アースのところね」
真「……そういえば、海底2万マイルには乗らないのかい?」
真「こっちは……マーメイドラグーンか」
響「そういえば、外のアトラクションには乗らなかったな」
伊織「そうねぇ、どっちも子供向けのアトラクションだったもの」
貴音「伊織、ここでも登場人物に会えるのですか?」
伊織「会えるわよ。アリエルは専用のグリーティングスペースがあって……」
伊織「あとはフリーならリトル・マーメイドのエリック王子とかかしら」
伊織「ドナルド、グーフィーもたまに来るわね」
響「え、グーフィーがあそこにいるのかぁ!?」
伊織「今は多分いないわよ!」
―――
貴音「みすてりあす・あいらんど……でしたね」
伊織「センター・オブ・ジ・アースのところね」
真「……そういえば、海底2万マイルには乗らないのかい?」
伊織「乗りたいの?」
真「いや……他のファストパスが必要な施設は全部回ったのに、ここだけ何も言ってなかったからさぁ」
響「ん……あ、そうだな。ここだけ何もやってないな」
伊織「ああー……2万マイルはねぇ……そこまでして乗るほどのアトラクションでもないわよ」
真「そ……そうなの?」
響「どうしてだ?」
伊織「他のファストパスが必要なアトラクションに比べると、地味だし動きも少ないのよ」
伊織「それに、19時を過ぎたら5分で乗れるようになったりもザラよ」
貴音「後になるほど、待ち時間が少なくなる……ということですか」
伊織「そうよー。タワー・オブ・テラーはその時間でも30分待ちが当たり前だわ」
伊織「それを考えたら……わざわざ並ぶ必要も、ファストパスを取る必要もないわね」
伊織「夜になって空いてたら乗る、くらいの気持ちで構わないんじゃないかしら」
真「……ひどい言われようだ。2万マイル」
響「逆に興味が出てきたぞ……」
真「いや……他のファストパスが必要な施設は全部回ったのに、ここだけ何も言ってなかったからさぁ」
響「ん……あ、そうだな。ここだけ何もやってないな」
伊織「ああー……2万マイルはねぇ……そこまでして乗るほどのアトラクションでもないわよ」
真「そ……そうなの?」
響「どうしてだ?」
伊織「他のファストパスが必要なアトラクションに比べると、地味だし動きも少ないのよ」
伊織「それに、19時を過ぎたら5分で乗れるようになったりもザラよ」
貴音「後になるほど、待ち時間が少なくなる……ということですか」
伊織「そうよー。タワー・オブ・テラーはその時間でも30分待ちが当たり前だわ」
伊織「それを考えたら……わざわざ並ぶ必要も、ファストパスを取る必要もないわね」
伊織「夜になって空いてたら乗る、くらいの気持ちで構わないんじゃないかしら」
真「……ひどい言われようだ。2万マイル」
響「逆に興味が出てきたぞ……」
17:00、メディテレーニアンハーバー
響「うわぁ~!凄くおしゃれな建物ばっかりだなぁ」
真「いいなあぁ……こういうところに住んでみたいやぁ……」
貴音「これは……何か基となる建造物があったりするのでしょうか?」
伊織「イタリアのヴェネツィアがモチーフになっているらしいわよ」
響「うわ、うわぁ~……うわぁ~……」キラキラ
真「はぇ~……ひゃ~……」キラキラ
伊織「……目的地、ここじゃないんだけど」
貴音「確か……『たぁとる・とぉく』でしたね」
伊織「そー。ここからアメリカンウォーターフロントまで歩くわよ」
真「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよぉ……もうちょっと見てたいんだ」
響「じ、自分もぉ……」
伊織「あとで連れてきてあげるから!」
響「うわぁ~!凄くおしゃれな建物ばっかりだなぁ」
真「いいなあぁ……こういうところに住んでみたいやぁ……」
貴音「これは……何か基となる建造物があったりするのでしょうか?」
伊織「イタリアのヴェネツィアがモチーフになっているらしいわよ」
響「うわ、うわぁ~……うわぁ~……」キラキラ
真「はぇ~……ひゃ~……」キラキラ
伊織「……目的地、ここじゃないんだけど」
貴音「確か……『たぁとる・とぉく』でしたね」
伊織「そー。ここからアメリカンウォーターフロントまで歩くわよ」
真「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよぉ……もうちょっと見てたいんだ」
響「じ、自分もぉ……」
伊織「あとで連れてきてあげるから!」
―――
伊織「メディテレーニアンハーバーは、ホテルミラコスタも併設されてるわ。ちょうど今見えるアレね」
貴音「……!この中に宿泊施設まで備えてあるのですか!?」
伊織「ええ。私もよく泊まるわよ。ていうか、本気でディズニーに浸かる気ならミラコスタは定石よ」
響「ホテルの中ってどうなってるんだ?」
伊織「メディテレーニアンハーバーに合った、イタリアンなホテルね」
伊織「……シー側の部屋なら、窓からパレードも見放題よ」
真「うわっ、それいいなぁー!」
伊織「あとは、時間指定の無いファストパスがついてくる特典があったりするわね」
響「好きなときに乗れるってことかぁ!」
貴音「……それならば、宿泊施設を利用する人がいるのも必然でしょうね」
伊織「……ま、その分安くはないけどね」
真「い、伊織が泊まる部屋は……いくらくらいするんだい?」
伊織「メディテレーニアンハーバーは、ホテルミラコスタも併設されてるわ。ちょうど今見えるアレね」
貴音「……!この中に宿泊施設まで備えてあるのですか!?」
伊織「ええ。私もよく泊まるわよ。ていうか、本気でディズニーに浸かる気ならミラコスタは定石よ」
響「ホテルの中ってどうなってるんだ?」
伊織「メディテレーニアンハーバーに合った、イタリアンなホテルね」
伊織「……シー側の部屋なら、窓からパレードも見放題よ」
真「うわっ、それいいなぁー!」
伊織「あとは、時間指定の無いファストパスがついてくる特典があったりするわね」
響「好きなときに乗れるってことかぁ!」
貴音「……それならば、宿泊施設を利用する人がいるのも必然でしょうね」
伊織「……ま、その分安くはないけどね」
真「い、伊織が泊まる部屋は……いくらくらいするんだい?」
伊織「……10万以上する、とだけ言っておくわ」
響「じゅ……!」
真「……ふはぁ~…………」
貴音「……しかし、それによって得るもののために、利用する人がいるのでしょう」
伊織「そうねぇ。朝は時間より早く回ることができたりもするし」
伊織「キャラクターたちの練習風景なんかも窓から見えるわよ」
真「はは……一生に一回は泊まってみたいなぁ」
響「夢みたいな話だなぁ……」
―――
17:20、アメリカンウォーターフロント…タートルトーク前
伊織「着いたわね」
響「タートル・トーク……亀とお話できるのか」
真「25分待ち……ちょっと待つくらいだね」
伊織「40分待ちくらいも想定してたけど……上出来よ」
響「じゅ……!」
真「……ふはぁ~…………」
貴音「……しかし、それによって得るもののために、利用する人がいるのでしょう」
伊織「そうねぇ。朝は時間より早く回ることができたりもするし」
伊織「キャラクターたちの練習風景なんかも窓から見えるわよ」
真「はは……一生に一回は泊まってみたいなぁ」
響「夢みたいな話だなぁ……」
―――
17:20、アメリカンウォーターフロント…タートルトーク前
伊織「着いたわね」
響「タートル・トーク……亀とお話できるのか」
真「25分待ち……ちょっと待つくらいだね」
伊織「40分待ちくらいも想定してたけど……上出来よ」
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