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元スレマミ「暁美さん。私は貴女を幸せにするためにやってきたの」
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マミ「……」トントントン
マミ「……」
マミ「出てらっしゃいQB。いるんでしょ」
QB「きゅっぷい」
QB「今まで僕に出てこないように言ってたのに、突然どうしたのさ」
マミ「明日、私は死ぬかもしれないから。QBには全部話しておこうと思って」
QB「マミが死ぬかもしれない? いったいなんのことだい?」
マミ「何から話しましょうか。そうね……」
マミ「……」
マミ「出てらっしゃいQB。いるんでしょ」
QB「きゅっぷい」
QB「今まで僕に出てこないように言ってたのに、突然どうしたのさ」
マミ「明日、私は死ぬかもしれないから。QBには全部話しておこうと思って」
QB「マミが死ぬかもしれない? いったいなんのことだい?」
マミ「何から話しましょうか。そうね……」
>>104
お前も死ね
お前も死ね
【本幕】
マミ「いよいよね」
ほむら「ええ」
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahaha!!!」
マミ「きたわね」
マミ「遅い!」パン
マミ「使い魔の数が足りてないわ」パンパン
ほむら「巴さんが圧倒してる……いけない。私はこっちに集中しなきゃ」
マミ「いよいよね」
ほむら「ええ」
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahaha!!!」
マミ「きたわね」
マミ「遅い!」パン
マミ「使い魔の数が足りてないわ」パンパン
ほむら「巴さんが圧倒してる……いけない。私はこっちに集中しなきゃ」
ほむら「最終チェック完了」
ほむら「時間停止」
ほむら「……ワルプルギスの夜をセンターに入れて……」
ほむら「発射」ビュン
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuahahahaaaaa…………」
ほむら「やった!?」
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuhuahahahaha」
ほむら「駄目なの?」
ほむら「ダメージは受けてるみたいだけど、これじゃあ……」
マミ「ふぅ……やっぱり駄目だったわね。これで倒せていれば楽だったのだけど…」
ほむら「やっぱりですって?」
ほむら「時間停止」
ほむら「……ワルプルギスの夜をセンターに入れて……」
ほむら「発射」ビュン
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuahahahaaaaa…………」
ほむら「やった!?」
ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahauhuhuhuahahahaha」
ほむら「駄目なの?」
ほむら「ダメージは受けてるみたいだけど、これじゃあ……」
マミ「ふぅ……やっぱり駄目だったわね。これで倒せていれば楽だったのだけど…」
ほむら「やっぱりですって?」
マミ「ええ。今まで見滝原に出てきたワルプルギスの夜ならあれで一撃なんだけどね」
ほむら「どういうこと?」
マミ「っと、攻撃が激しくなってきたから、後の説明はよりしく」ヒュン
QB「やれやれ仕方ないね」
ほむら「インキュベータ?」
QB「後はマミに任せるしかないだろうね。暁美ほむら、君はあまりに無力だ」
ほむら「……」ギリッ
QB「仕方ないさ。あのワルプルギスの夜は、君が戦ったことのあるそれとは比べ物にならないぐらい強いから」
ほむら「どういうことなの?」
QB「これから話すことは全部マミの推測だ」
ほむら「どういうこと?」
マミ「っと、攻撃が激しくなってきたから、後の説明はよりしく」ヒュン
QB「やれやれ仕方ないね」
ほむら「インキュベータ?」
QB「後はマミに任せるしかないだろうね。暁美ほむら、君はあまりに無力だ」
ほむら「……」ギリッ
QB「仕方ないさ。あのワルプルギスの夜は、君が戦ったことのあるそれとは比べ物にならないぐらい強いから」
ほむら「どういうことなの?」
QB「これから話すことは全部マミの推測だ」
ちなみにこいつの今までのSS
まどか「一発芸、ゾンビのモノマネしまーす!」
ゆま「マミおねーちゃん!せっくすってなーに?」 マミ「え」
杏子「裸に十字架つけろって?マニアックだなぁあんた」
まどか「一発芸、ゾンビのモノマネしまーす!」
ゆま「マミおねーちゃん!せっくすってなーに?」 マミ「え」
杏子「裸に十字架つけろって?マニアックだなぁあんた」
QB「暁美ほむら、君はワルプルギスの夜がどのような性質をもった魔女か知っているかい?」
ほむら「あまりに強力なため、結界に身を隠す必要がなく現実世界に対しても影響をおよぼす」
ほむら「そのため歴史上でも天災として記録されることがある」
ほむら「そして……魔法少女が3人ほど集まれば倒せる可能性がある」
QB「流石によく知っているね。じゃあ彼女はなんの魔女と呼ばれている?」
ほむら「舞台装置の魔女」
QB「そのとおり。彼女は世界を戯曲にするために世界を回し続ける魔女だ。そして魔女に選ばれた見滝原の女優は……」
ほむら「……私?」
QB「そう。ワルプルギスの夜は君を主演に選んだ。だから君の力では決してあの魔女を倒せない」
ほむら「あまりに強力なため、結界に身を隠す必要がなく現実世界に対しても影響をおよぼす」
ほむら「そのため歴史上でも天災として記録されることがある」
ほむら「そして……魔法少女が3人ほど集まれば倒せる可能性がある」
QB「流石によく知っているね。じゃあ彼女はなんの魔女と呼ばれている?」
ほむら「舞台装置の魔女」
QB「そのとおり。彼女は世界を戯曲にするために世界を回し続ける魔女だ。そして魔女に選ばれた見滝原の女優は……」
ほむら「……私?」
QB「そう。ワルプルギスの夜は君を主演に選んだ。だから君の力では決してあの魔女を倒せない」
>>118
おう、死んでこい
おう、死んでこい
QB「そう。ワルプルギスの夜は君を主演に選んだ。だから君の力では決してあの魔女を倒せない」
「だから」の因果関係がわからない
「だから」の因果関係がわからない
>>118
もうくんなよ
もうくんなよ
ほむら「でも何度ももう少しで倒せるところまで……」
QB「それは倒せるかもしれない、と君に思い込ませるためさ」
QB「あの魔女はこちらの戦力に比例して強くなる」
QB「あまりにも強かったら、立ち向かう気力さえなくなるだろ?」
QB「場合によって君に打ち倒されることさえある。君が過去に戻る決意をする程度の犠牲を出した上で」
QB「女優を絶望させないように気を遣いながら戯曲を回し続ける。それがあの魔女のやり方さ」
ほむら「そんな……何が目的でそんなこと」
QB「マミは、あれは世界そのものだと言っていたよ」
ほむら「世界?」
QB「一人の魔法少女が世界意思の体現を目指したのがあれの始まり」
QB「舞台を回し続けることで『可能性』が生まれる。その『可能性』が【世界】の目的」
QB「マミの話では鹿目まどかの『概念化』も【世界】の求める『可能性』の一つらしい」
QB「ぼくにはよくわからないけどね」
QB「それは倒せるかもしれない、と君に思い込ませるためさ」
QB「あの魔女はこちらの戦力に比例して強くなる」
QB「あまりにも強かったら、立ち向かう気力さえなくなるだろ?」
QB「場合によって君に打ち倒されることさえある。君が過去に戻る決意をする程度の犠牲を出した上で」
QB「女優を絶望させないように気を遣いながら戯曲を回し続ける。それがあの魔女のやり方さ」
ほむら「そんな……何が目的でそんなこと」
QB「マミは、あれは世界そのものだと言っていたよ」
ほむら「世界?」
QB「一人の魔法少女が世界意思の体現を目指したのがあれの始まり」
QB「舞台を回し続けることで『可能性』が生まれる。その『可能性』が【世界】の目的」
QB「マミの話では鹿目まどかの『概念化』も【世界】の求める『可能性』の一つらしい」
QB「ぼくにはよくわからないけどね」
QB「マミがこの時代に戻ってきたのは、自分が【世界】に選ばれるためなんだ」
ほむら「え?」
QB「暁美ほむら、君はおかしいと思わなかったのかい? 巴マミの強さを」
ほむら「確かに今回の巴さんは異常なまでに強いけど……」
QB「魔女を倒すと魔法少女は強くなる」
ほむら「そんな話聞いたことないわ」
ほむら「現に…私は強くなってない」
ほむら「え?」
QB「暁美ほむら、君はおかしいと思わなかったのかい? 巴マミの強さを」
ほむら「確かに今回の巴さんは異常なまでに強いけど……」
QB「魔女を倒すと魔法少女は強くなる」
ほむら「そんな話聞いたことないわ」
ほむら「現に…私は強くなってない」
QB「10や20ぐらいじゃ全然変わらないさ。でも、マミのように1万、2万と倒せば話は別さ。かなりの因果が集まることになる」
ほむら「1万? 巴さんは一体どれだけ戦ってきたというの?」
QB「さぁ? それは知らないけどマミは確かに強くなった」
QB「【世界】は強力な存在を主演として選ぶらしい。そっちのほうが『可能性』が生まれやすいからね」
QB「まぁ全部マミの仮説だけど」
ほむら「じゃあ巴さんは私のためにループを繰り返してきたというの?」
QB「それは違う」
ほむら「1万? 巴さんは一体どれだけ戦ってきたというの?」
QB「さぁ? それは知らないけどマミは確かに強くなった」
QB「【世界】は強力な存在を主演として選ぶらしい。そっちのほうが『可能性』が生まれやすいからね」
QB「まぁ全部マミの仮説だけど」
ほむら「じゃあ巴さんは私のためにループを繰り返してきたというの?」
QB「それは違う」
ほむら「え?」
QB「僕のためだって」
ほむら「は?」
QB「自分がループし続けることで、宇宙を延命させる術を見つけてみせるとマミは約束した」
QB「だから僕も鹿目まどかに契約を迫るのをやめることにする」
ほむら「巴さんはなんでそんなことを?」
QB「マミは言ってたよ。僕を愛しているからだって」
ほむら「何を考えてるの……こいつには感情もなにもないのに」
QB「僕もそう言ったよ。そしたら彼女はこう言った」
QB「『あなたに感情がないからと言ってあなたを愛さない理由にはならない』って」
ほむら「……」
QB「わけがわからないね」
QB「僕のためだって」
ほむら「は?」
QB「自分がループし続けることで、宇宙を延命させる術を見つけてみせるとマミは約束した」
QB「だから僕も鹿目まどかに契約を迫るのをやめることにする」
ほむら「巴さんはなんでそんなことを?」
QB「マミは言ってたよ。僕を愛しているからだって」
ほむら「何を考えてるの……こいつには感情もなにもないのに」
QB「僕もそう言ったよ。そしたら彼女はこう言った」
QB「『あなたに感情がないからと言ってあなたを愛さない理由にはならない』って」
ほむら「……」
QB「わけがわからないね」
マミ「こっちよ、ワルプルギスの夜」パンパン
ワルプルギスの夜「AhahahahahahauhuhuAhahahaha」
マミ「私を愛してちょうだい、骨の髄まで愛しなさい」パン
ワルプルギスの夜「AhaAhahahahaahahaha」
マミ「あんなか弱い女の子より強い私を選びなさい」パン
ワルプルギスの夜「AhaaAhahahahahauhuhuhuahahah」
マミ「私を女優にしてちょうだい。あんな貧相な胸の娘より、ずっと上手に踊って見せるから」パン
ワルプルギスの夜「AhahahahaAhaAhaAhahaha」
マミ「ええ、そうよ。私ならあなたの見たかった可能性を見せられる。だから」パンパン
ワルプルギスの夜「AhahaahhahahahahaUhuhuUhuAha」
マミ「キャッ!」
ほむら「危ない」
ワルプルギスの夜「AhahahahahahauhuhuAhahahaha」
マミ「私を愛してちょうだい、骨の髄まで愛しなさい」パン
ワルプルギスの夜「AhaAhahahahaahahaha」
マミ「あんなか弱い女の子より強い私を選びなさい」パン
ワルプルギスの夜「AhaaAhahahahahauhuhuhuahahah」
マミ「私を女優にしてちょうだい。あんな貧相な胸の娘より、ずっと上手に踊って見せるから」パン
ワルプルギスの夜「AhahahahaAhaAhaAhahaha」
マミ「ええ、そうよ。私ならあなたの見たかった可能性を見せられる。だから」パンパン
ワルプルギスの夜「AhahaahhahahahahaUhuhuUhuAha」
マミ「キャッ!」
ほむら「危ない」
マミ「暁美さん?」
ほむら「大丈夫? 時間停止してなかったら危なかったわ」
マミ「ごめんなさい。ふがいないところを見せたわね。でも、もう大丈夫」
ワルプルギスの夜「AhahahahahahahahahaUhu」
マミ「そう。わかってくれたのね」
マミ「じゃあ、これでお終い」
マミ「ティロッッ!!!!!フィナーレッッッ!!!!!」ドン!
ワルプルギスの夜「Aha………ha………Uhu…………………」
マミ「いつかまたどこかで会いましょう舞台装置の魔女。だから今はゆっくり休みなさい」
ほむら「ワルプルギスの夜が崩れていく……」
マミ「ええ、これで終わりね」
QB「そのようだね」
ほむら「これでやっと……」
マミ「ええ、あなたの仕事はこれで終わり」
マミ「全部終わったの」
ほむら「大丈夫? 時間停止してなかったら危なかったわ」
マミ「ごめんなさい。ふがいないところを見せたわね。でも、もう大丈夫」
ワルプルギスの夜「AhahahahahahahahahaUhu」
マミ「そう。わかってくれたのね」
マミ「じゃあ、これでお終い」
マミ「ティロッッ!!!!!フィナーレッッッ!!!!!」ドン!
ワルプルギスの夜「Aha………ha………Uhu…………………」
マミ「いつかまたどこかで会いましょう舞台装置の魔女。だから今はゆっくり休みなさい」
ほむら「ワルプルギスの夜が崩れていく……」
マミ「ええ、これで終わりね」
QB「そのようだね」
ほむら「これでやっと……」
マミ「ええ、あなたの仕事はこれで終わり」
マミ「全部終わったの」
―次の日―
ほむら「本当に行ってしまうの?」
マミ「ええ、杏子にはもう話をしておいたから大丈夫」
マミ「……できれば仲良くしてあげて。根はいい子だから」
ほむら「知ってるわ」
ほむら「ねぇ、巴マミ?」
マミ「どうしたの?」
ほむら「……私も連れて行ってくれないかしら」
ほむら「私は何度もまどかを、そして巴さんを、杏子を、美樹さやかを犠牲にしてきた」
ほむら「だから、彼女の傍にいる資格なんてないと思ってる」
ほむら「全部が終わったらまどかの傍を離れるつもりだった」
マミ「……」
ほむら「本当は一人で生きていくつもりだったけど、巴さんの役に立てるなら……」
ほむら「本当に行ってしまうの?」
マミ「ええ、杏子にはもう話をしておいたから大丈夫」
マミ「……できれば仲良くしてあげて。根はいい子だから」
ほむら「知ってるわ」
ほむら「ねぇ、巴マミ?」
マミ「どうしたの?」
ほむら「……私も連れて行ってくれないかしら」
ほむら「私は何度もまどかを、そして巴さんを、杏子を、美樹さやかを犠牲にしてきた」
ほむら「だから、彼女の傍にいる資格なんてないと思ってる」
ほむら「全部が終わったらまどかの傍を離れるつもりだった」
マミ「……」
ほむら「本当は一人で生きていくつもりだったけど、巴さんの役に立てるなら……」
時間停止出来なくなったひんぬーほむほむに一体何ができるというのか
マミ「駄目よ」
ほむら「何故?」
マミ「あなたは鹿目さんの傍で幸せにならなきゃならない」
ほむら「私には幸せになる資格なんて!」
マミ「暁美さん。あなたは私に呪いをかけるつもり?」
ほむら「え?」
マミ「私はこれまでも、そして、これからもループを繰り返す」
マミ「そのために何人も犠牲にしてきたし、これからも犠牲にしていく」
マミ「あなたが幸せになる資格がないとしたら、私は何を目指して生きていけばいいの?」
ほむら「……」
ほむら「何故?」
マミ「あなたは鹿目さんの傍で幸せにならなきゃならない」
ほむら「私には幸せになる資格なんて!」
マミ「暁美さん。あなたは私に呪いをかけるつもり?」
ほむら「え?」
マミ「私はこれまでも、そして、これからもループを繰り返す」
マミ「そのために何人も犠牲にしてきたし、これからも犠牲にしていく」
マミ「あなたが幸せになる資格がないとしたら、私は何を目指して生きていけばいいの?」
ほむら「……」
マミ「あなたは幸せになってちょうだい」
マミ「それが私にとっての救いになるわ」
マミ「いつか幸せになってもいいという、希望の光になるの」
マミ「だから……さようなら」
ほむら「待って!! 待ってちょうだい!!!」
ほむら「…………行ってしまった」
ほむら(この後、私が巴マミと会うことはなかった)
ほむら(ただの一度も)
マミ「それが私にとっての救いになるわ」
マミ「いつか幸せになってもいいという、希望の光になるの」
マミ「だから……さようなら」
ほむら「待って!! 待ってちょうだい!!!」
ほむら「…………行ってしまった」
ほむら(この後、私が巴マミと会うことはなかった)
ほむら(ただの一度も)
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