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    元スレ岡部「ロボティクス・ノーツ」

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    152 = 83 :

    ――2019年6月16日(日)

    岡部「ふわぁああ……よく寝た」

    ふとポケコンに目をやると、メールが着ている。
    一体誰からだろう……と差出人を見て目を疑った。このアドレスは、ジョン・タイターのものではないか!
    どういうことだ、なぜシュタインズ・ゲートにジョン・タイター……というか鈴羽がいるのだ!?
    メールを開いてみると、ラジ館屋上で待つと書かれていた。

    岡部「事情は分からんが、行くしかないな……」

    153 = 83 :

    ――ラジ館屋上

    鈴羽「うっわぁー! オカリンおじさん若いねぇ!」

    岡部「鈴羽、なのか……?」

    鈴羽「そうだよ、橋田至の娘でーす。本当ならまだ一歳なんだよねぇ」

    岡部「一体なぜお前が? 未来で何かあったのか!?」

    鈴羽「その通り。6月30日に起こる悲劇を回避するために、私は来たの」

    鈴羽「あ、悲劇と言っても……ディストピアとか世界大戦じゃあないよ?」

    岡部「では一体、何が起こるというのだ?」

    鈴羽「そうだなぁ、かいつまんで話をすると……」

    154 = 83 :

    岡部「そんなことが……」

    鈴羽「うん。だから、オカリンおじさんはROBO-ONEで優勝しちゃダメ」

    鈴羽「正確に言うと決勝で負けて欲しい」

    岡部「なぜ決勝?」

    鈴羽「あの子たちが、ミスタープレアデスに勝てるか分からないからね」

    岡部「なるほど……だがどうやって決勝で負けるかが問題だな」

    鈴羽「フェイリスさんなら分かってくれるんじゃないかな。相手の考えてることが分かるんだよね?」

    岡部「そうだな。フェイリスに打ち明けてみるよ」

    155 = 97 :

    オカリン気にしすぎだろwwww

    156 :

    タイムマシン作るほどの部活だというのか

    157 :

    >>156
    タイムマシンを作ったのは部活じゃなくて研究所な
    とりあえずID腹筋いってこいよ

    158 = 83 :

    岡部「俺はメイクイーンに行ってくるが、鈴羽はどうするんだ?」

    鈴羽「私がウロウロして何らかの影響を与えたらまずいからね……タイムマシンの中でおとなしくしてるよ」

    鈴羽「何かあったらいつでも呼んでね」

    岡部「分かった……頼りにしてるぞ」

    鈴羽「任せといてよー」

    159 = 101 :

    >>157
    タイムマシンを作って守るほどの価値がある部活動なのかってことだろ

    160 = 94 :

    タイムマシン使うほどのことかwwww

    161 = 83 :

    ――メイクイーン

    フェイリス「キョーマ、フェイリスに何か用かニャ?」

    岡部「あぁ、ROBO-ONEについて相談したいことがあってな。今日時間は取れるか?」

    フェイリス「もう少ししたら休憩入るから、その時でいいかニャ?」

    岡部「OKだ。それまでは店内でのんびりさせてもらうよ」

    162 = 83 :

    二十分後――

    フェイリスが俺にアイコンタクトを送ってきた。休憩に入るのだな。
    俺は勘定を済ませ、店の裏手に回る。

    フェイリス「キョーマ!」

    岡部「すまないな、貴重な時間をとらせて」

    フェイリス「全然問題ニャいよ? それで、相談って?」

    岡部「あぁ、落ち着いて聞いて欲しいんだがな……」

    163 = 101 :

    見ているぞ

    164 = 83 :

    フェイリス「ニャ、ニャんですとー!? フェイリスたちが優勝したら、男の子と女の子が……?」

    岡部「そうだ。だから、俺達は優勝するわけにはいかない」

    フェイリス「でもそれじゃあラボやブラウン管工房は……」

    岡部「残念ながら、諦めるしかないな……人の未来には変えられん」

    フェイリス「……キョーマがそれでいいなら、フェイリスはそれに従うニャ」

    165 = 97 :

    わざと負けてお金貰えば円満に解決するよね

    166 = 83 :

    ――2019年6月30日(日)

    大会は予定通り、準優勝に終わった。
    ちなみに準優勝の賞金は百万円だ。大金に変わりはないが、ビルの修理には足りない。

    岡部「ミスターブラウンに合わせる顔がないな……」

    紅莉栖「仕方ないわ、私達はやれるだけのことはやったと思う」

    ダル「うんうん。フェイリスたんはものすごく頑張ったと思われ」

    フェイリス「ダルニャン……」

    落ち込む俺達の視界に、ロボ部の連中が入った。

    167 :

    これがシリアスな笑いというやつか

    168 = 83 :

    岡部「優勝おめでとう、中央種子島高校の諸君」

    あき穂「あなた達は……決勝の!」

    岡部「廃部は避けられたようだな、おめでとう。これからもロボット開発に勤しんでくれ」

    あき穂「はいっ、ありがとうございます!」

    海翔「ん……? なんで、廃部のことを?」

    おっと、余計なことを口走ってしまったな。

    岡部「何、風の噂と言うやつさ」

    海翔「風の噂、ねぇ……」

    岡部「ま、それはともかく……未来のことは任せたぞ」

    海翔「はい?」

    岡部「次に世界を救うのは、君達だからな。いずれまた会う時が来るだろう。さらばだ……」

    169 :

    このオカリン悟りすぎタイムリープしてるだろ

    170 = 83 :

    海翔「行っちゃった……結局何が言いたかったんだろうね」

    あき穂「か、かっこいい! 世界を救う、だってさ!」

    海翔「なーにその気になってんのさ、アキちゃん。変な壺とか買っちゃ駄目だよ?」

    あき穂「壺?」

    海翔「あー、分からないならいいや」

    何であの人達は廃部のことを知っていたんだろう? 何かが引っかかる……。
    それにしても、世界を救う……ねぇ。
    何をトンチンカンなことを言ってるんだか。俺はそんなものとは無縁な人間だよ。

    だって俺は――
    英雄でもなく。
    軍人でもなく。
    ロボットアニメの主人公でもなく。
    ただの格闘ゲーマーなんだから。


                                      おわり

    171 = 83 :

    ロボ部が居ない未来がトンデモないことになってて、
    彼らが居ないと世界がヤバい!という事を未来の岡部は知る
    だから過去を改変しよう……的なことを書きたかったんだが、さすがに情報不足だった。反省している

    172 = 97 :

    だよね、お疲れ

    173 = 101 :

    ロボティクス・ノーツって世界救っちゃう系の話だったのか

    174 = 167 :



    綯さんロボノにはどんくらい出てくるかねえ

    175 = 126 :

    >>173
    CMかなんかのキャッチコピーで「世界を救うのはヒーローではない。オタクだ。」
    ってあった


    面白かったよ

    176 :

    思った


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