私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ岡部「ロボティクス・ノーツ」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
――2019年6月16日(日)
岡部「ふわぁああ……よく寝た」
ふとポケコンに目をやると、メールが着ている。
一体誰からだろう……と差出人を見て目を疑った。このアドレスは、ジョン・タイターのものではないか!
どういうことだ、なぜシュタインズ・ゲートにジョン・タイター……というか鈴羽がいるのだ!?
メールを開いてみると、ラジ館屋上で待つと書かれていた。
岡部「事情は分からんが、行くしかないな……」
岡部「ふわぁああ……よく寝た」
ふとポケコンに目をやると、メールが着ている。
一体誰からだろう……と差出人を見て目を疑った。このアドレスは、ジョン・タイターのものではないか!
どういうことだ、なぜシュタインズ・ゲートにジョン・タイター……というか鈴羽がいるのだ!?
メールを開いてみると、ラジ館屋上で待つと書かれていた。
岡部「事情は分からんが、行くしかないな……」
――ラジ館屋上
鈴羽「うっわぁー! オカリンおじさん若いねぇ!」
岡部「鈴羽、なのか……?」
鈴羽「そうだよ、橋田至の娘でーす。本当ならまだ一歳なんだよねぇ」
岡部「一体なぜお前が? 未来で何かあったのか!?」
鈴羽「その通り。6月30日に起こる悲劇を回避するために、私は来たの」
鈴羽「あ、悲劇と言っても……ディストピアとか世界大戦じゃあないよ?」
岡部「では一体、何が起こるというのだ?」
鈴羽「そうだなぁ、かいつまんで話をすると……」
鈴羽「うっわぁー! オカリンおじさん若いねぇ!」
岡部「鈴羽、なのか……?」
鈴羽「そうだよ、橋田至の娘でーす。本当ならまだ一歳なんだよねぇ」
岡部「一体なぜお前が? 未来で何かあったのか!?」
鈴羽「その通り。6月30日に起こる悲劇を回避するために、私は来たの」
鈴羽「あ、悲劇と言っても……ディストピアとか世界大戦じゃあないよ?」
岡部「では一体、何が起こるというのだ?」
鈴羽「そうだなぁ、かいつまんで話をすると……」
岡部「そんなことが……」
鈴羽「うん。だから、オカリンおじさんはROBO-ONEで優勝しちゃダメ」
鈴羽「正確に言うと決勝で負けて欲しい」
岡部「なぜ決勝?」
鈴羽「あの子たちが、ミスタープレアデスに勝てるか分からないからね」
岡部「なるほど……だがどうやって決勝で負けるかが問題だな」
鈴羽「フェイリスさんなら分かってくれるんじゃないかな。相手の考えてることが分かるんだよね?」
岡部「そうだな。フェイリスに打ち明けてみるよ」
鈴羽「うん。だから、オカリンおじさんはROBO-ONEで優勝しちゃダメ」
鈴羽「正確に言うと決勝で負けて欲しい」
岡部「なぜ決勝?」
鈴羽「あの子たちが、ミスタープレアデスに勝てるか分からないからね」
岡部「なるほど……だがどうやって決勝で負けるかが問題だな」
鈴羽「フェイリスさんなら分かってくれるんじゃないかな。相手の考えてることが分かるんだよね?」
岡部「そうだな。フェイリスに打ち明けてみるよ」
岡部「俺はメイクイーンに行ってくるが、鈴羽はどうするんだ?」
鈴羽「私がウロウロして何らかの影響を与えたらまずいからね……タイムマシンの中でおとなしくしてるよ」
鈴羽「何かあったらいつでも呼んでね」
岡部「分かった……頼りにしてるぞ」
鈴羽「任せといてよー」
鈴羽「私がウロウロして何らかの影響を与えたらまずいからね……タイムマシンの中でおとなしくしてるよ」
鈴羽「何かあったらいつでも呼んでね」
岡部「分かった……頼りにしてるぞ」
鈴羽「任せといてよー」
>>157
タイムマシンを作って守るほどの価値がある部活動なのかってことだろ
タイムマシンを作って守るほどの価値がある部活動なのかってことだろ
――メイクイーン
フェイリス「キョーマ、フェイリスに何か用かニャ?」
岡部「あぁ、ROBO-ONEについて相談したいことがあってな。今日時間は取れるか?」
フェイリス「もう少ししたら休憩入るから、その時でいいかニャ?」
岡部「OKだ。それまでは店内でのんびりさせてもらうよ」
フェイリス「キョーマ、フェイリスに何か用かニャ?」
岡部「あぁ、ROBO-ONEについて相談したいことがあってな。今日時間は取れるか?」
フェイリス「もう少ししたら休憩入るから、その時でいいかニャ?」
岡部「OKだ。それまでは店内でのんびりさせてもらうよ」
二十分後――
フェイリスが俺にアイコンタクトを送ってきた。休憩に入るのだな。
俺は勘定を済ませ、店の裏手に回る。
フェイリス「キョーマ!」
岡部「すまないな、貴重な時間をとらせて」
フェイリス「全然問題ニャいよ? それで、相談って?」
岡部「あぁ、落ち着いて聞いて欲しいんだがな……」
フェイリスが俺にアイコンタクトを送ってきた。休憩に入るのだな。
俺は勘定を済ませ、店の裏手に回る。
フェイリス「キョーマ!」
岡部「すまないな、貴重な時間をとらせて」
フェイリス「全然問題ニャいよ? それで、相談って?」
岡部「あぁ、落ち着いて聞いて欲しいんだがな……」
フェイリス「ニャ、ニャんですとー!? フェイリスたちが優勝したら、男の子と女の子が……?」
岡部「そうだ。だから、俺達は優勝するわけにはいかない」
フェイリス「でもそれじゃあラボやブラウン管工房は……」
岡部「残念ながら、諦めるしかないな……人の未来には変えられん」
フェイリス「……キョーマがそれでいいなら、フェイリスはそれに従うニャ」
岡部「そうだ。だから、俺達は優勝するわけにはいかない」
フェイリス「でもそれじゃあラボやブラウン管工房は……」
岡部「残念ながら、諦めるしかないな……人の未来には変えられん」
フェイリス「……キョーマがそれでいいなら、フェイリスはそれに従うニャ」
――2019年6月30日(日)
大会は予定通り、準優勝に終わった。
ちなみに準優勝の賞金は百万円だ。大金に変わりはないが、ビルの修理には足りない。
岡部「ミスターブラウンに合わせる顔がないな……」
紅莉栖「仕方ないわ、私達はやれるだけのことはやったと思う」
ダル「うんうん。フェイリスたんはものすごく頑張ったと思われ」
フェイリス「ダルニャン……」
落ち込む俺達の視界に、ロボ部の連中が入った。
大会は予定通り、準優勝に終わった。
ちなみに準優勝の賞金は百万円だ。大金に変わりはないが、ビルの修理には足りない。
岡部「ミスターブラウンに合わせる顔がないな……」
紅莉栖「仕方ないわ、私達はやれるだけのことはやったと思う」
ダル「うんうん。フェイリスたんはものすごく頑張ったと思われ」
フェイリス「ダルニャン……」
落ち込む俺達の視界に、ロボ部の連中が入った。
岡部「優勝おめでとう、中央種子島高校の諸君」
あき穂「あなた達は……決勝の!」
岡部「廃部は避けられたようだな、おめでとう。これからもロボット開発に勤しんでくれ」
あき穂「はいっ、ありがとうございます!」
海翔「ん……? なんで、廃部のことを?」
おっと、余計なことを口走ってしまったな。
岡部「何、風の噂と言うやつさ」
海翔「風の噂、ねぇ……」
岡部「ま、それはともかく……未来のことは任せたぞ」
海翔「はい?」
岡部「次に世界を救うのは、君達だからな。いずれまた会う時が来るだろう。さらばだ……」
あき穂「あなた達は……決勝の!」
岡部「廃部は避けられたようだな、おめでとう。これからもロボット開発に勤しんでくれ」
あき穂「はいっ、ありがとうございます!」
海翔「ん……? なんで、廃部のことを?」
おっと、余計なことを口走ってしまったな。
岡部「何、風の噂と言うやつさ」
海翔「風の噂、ねぇ……」
岡部「ま、それはともかく……未来のことは任せたぞ」
海翔「はい?」
岡部「次に世界を救うのは、君達だからな。いずれまた会う時が来るだろう。さらばだ……」
海翔「行っちゃった……結局何が言いたかったんだろうね」
あき穂「か、かっこいい! 世界を救う、だってさ!」
海翔「なーにその気になってんのさ、アキちゃん。変な壺とか買っちゃ駄目だよ?」
あき穂「壺?」
海翔「あー、分からないならいいや」
何であの人達は廃部のことを知っていたんだろう? 何かが引っかかる……。
それにしても、世界を救う……ねぇ。
何をトンチンカンなことを言ってるんだか。俺はそんなものとは無縁な人間だよ。
だって俺は――
英雄でもなく。
軍人でもなく。
ロボットアニメの主人公でもなく。
ただの格闘ゲーマーなんだから。
おわり
あき穂「か、かっこいい! 世界を救う、だってさ!」
海翔「なーにその気になってんのさ、アキちゃん。変な壺とか買っちゃ駄目だよ?」
あき穂「壺?」
海翔「あー、分からないならいいや」
何であの人達は廃部のことを知っていたんだろう? 何かが引っかかる……。
それにしても、世界を救う……ねぇ。
何をトンチンカンなことを言ってるんだか。俺はそんなものとは無縁な人間だよ。
だって俺は――
英雄でもなく。
軍人でもなく。
ロボットアニメの主人公でもなく。
ただの格闘ゲーマーなんだから。
おわり
ロボ部が居ない未来がトンデモないことになってて、
彼らが居ないと世界がヤバい!という事を未来の岡部は知る
だから過去を改変しよう……的なことを書きたかったんだが、さすがに情報不足だった。反省している
彼らが居ないと世界がヤバい!という事を未来の岡部は知る
だから過去を改変しよう……的なことを書きたかったんだが、さすがに情報不足だった。反省している
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 岡部「ストライクウィッチーズ?」 (1001) - [68%] - 2012/2/17 9:30 ★★★
- 咲「トリックオアトリート!」 (115) - [63%] - 2013/10/31 15:00 ○
- 刹那「コズミックイラ・・・」 (636) - [61%] - 2010/12/22 3:45 ★★★×4
- 岡部「リーディングシュタイナー?」 (319) - [59%] - 2011/9/29 7:15 ★★
- 京太郎「ビューティフル・ライフ」 (246) - [57%] - 2013/7/3 18:00 ★
- 岡部「ギガロマニアックス?」 (525) - [57%] - 2012/11/4 19:45 ★★★
- 刹那「テレフォンショッキング」 (143) - [56%] - 2011/12/11 8:30 ★
- 上条「バレンタインデーか」 (210) - [55%] - 2012/2/14 16:45 ★★
- 岡部「ダルよ」ダル「なに?」 (1001) - [54%] - 2012/2/15 5:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について