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    元スレ恒一「お邪魔します」勅使河原「おう」

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    205 = 191 :

    207 :

    妹我侭過ぎワロエない…
    再開します

    208 = 207 :

    望月「もう日も落ちて来てるねー。帰る?」

    勅使河原「その前に銭湯いかねー? 汗かいちまって気持ち悪いし」

    風見「家で入ればいいだろ」

    勅使河原「姉ちゃん達風呂長いんだよ。女ってのはどうしてあぁ…」

    恒一「怜子さんは早いけどなぁ。あ、でも見崎は――」

    望月「黙ってろ」

    恒一「」

    209 = 189 :

    「ローソンのプリン買ってこいや」

    210 :

    妹うp

    211 = 207 :

    勅使河原「タオルとかは借りりゃあいいし。な? たまには裸の付き合いといこーぜ」

    望月「僕はいいよ」

    風見「…まぁいいか」

    恒一「僕も行こうかな。み――」

    望月「見崎さんの話しないなら来ていいよ」ニコッ

    恒一「りょ、了解…」

    213 = 210 :

    もっちーww

    214 = 207 :

    銭湯

    勅使河原「久々に来たなー」ジャバジャバ

    恒一「騒ぐなよ。他のお客も居るんだから」

    勅使河原「おっ。向こうカラじゃん。いこうぜー」

    望月「聞いてないね…」

    風見「め、眼鏡が曇って…」

    215 = 207 :

    勅使河原「…」ジー

    望月「な、何?」

    勅使河原「…いやー、何かエロいなお前」

    望月「へ? な、何言ってるの!」

    恒一「ごめん僕も少し思った」

    望月「もう…止めてよぉ」

    風見「おっぱいが足りない」

    217 = 207 :

    風見「…」フー

    勅使河原「…」コソコソ

    風見「ん?」

    勅使河原「とりゃー」バッ

    風見「うわっ!? た、タオル返せ!」

    勅使河原「へへー。湯船の中はタオル禁止だぜ」

    218 = 207 :

    恒一「何やってんだよ…」

    勅使河原「いや、幼馴染みの成長具合でも拝んどくかなーと」

    風見「馬鹿か君は!? 馬鹿だったな!」

    勅使河原「…うん。流石に今じゃ戦力差は対して無いな。三年前は毛も――」

    風見「死ね!」

    望月「あの…目立ってるから」

    219 = 207 :

    勅使河原「次は望月だ」ワキワキ

    望月「えぇ!? ぼ、僕はいいよ。榊原君にしたら?」

    恒一「て言うか勅使河原隠せよ! 目の前で変なものブラつかせるな!」

    勅使河原「ここは風呂だぜ? いいからお前らも見せろよ」

    恒一「うわっ!? こ、こっち来るな!」ジャバジャバ

    望月「ま、待って!」バシャバシャ

    勅使河原「うははは」ザブザブ

    風見「タオル返せって!」

    220 :

    どうせ恒一はズル剥け巨根なんだろ

    221 = 207 :

    サウナ

    勅使河原「最初に出た奴がジュース奢りな!」

    恒一「もういいでしょそういうの…」

    風見「馬鹿に何言っても無駄だよ」プンスカ

    勅使河原「そんな怒んなよー」

    望月(あちゅいよぉ・…)クター

    222 = 207 :

    10分後

    勅使河原「…」

    望月「はぁ、はぁ…」

    恒一「…」

    望月「んっ、ふ、ぁ…」

    風見(ゆかりゆかりゆかり…)

    望月「ね、ねぇ…もう出ようよぉ…///」

    223 = 185 :

    サウナで無理は良くない

    224 = 207 :

    勅使河原「そ、そうすっか? サカキ先出ろよ」

    恒一「え? て、勅使河原が先にいいよ。辛いんだろ?」

    勅使河原「はぁ!? まだ楽勝だってこんなん!」

    恒一「…じゃあ僕もまだ出ない」

    望月「そ、そんなぁ…。僕、もう我慢出来ないよぉ///」ハァハァ

    勅使河原・恒一(望月は男望月は男望月は男望月は男望月は男)モンモン

    風見(ゆかりゆかりサウナに入ったゆかりかわいいよおおおお)

    225 = 207 :

    更衣室

    勅使河原「…あっちー」グデー

    恒一「勅使河原が無駄に意地張るから…」グデー

    勅使河原「サカキもだろ…。風見ぃ…ジュース買って来てくれぇ…」

    風見「自分で行け」

    恒一「何で風見は平気な顔してるの…」

    望月(コーヒー牛乳おいしい)クピクピ

    226 = 207 :

    勅使河原「もうすっかり日も落ちちまったなー」テクテク

    恒一「だね。この前まではまだ明るかったのに」

    風見「もう夏も終わりか」

    望月「…なんか寂しいね」

    シーン

    勅使河原「…なぁ」

    恒一「…ねぇ」

    風見「…あのさ」

    望月「…あのね」

    228 = 207 :

    勅使河原「な、何だよ全員で」

    恒一「皆思うとこがあったんじゃない?」

    風見「奇妙な一致だね」

    望月「はは、まぁいいじゃない」

    勅使河原「…あのよー、花火、やらね?」

    風見「風呂に入ったばかりだぞ」

    恒一「風見も同じ事言おうとしてたんじゃない?」

    風見「…この馬鹿と同じ考えだなんて、我ながら絶望する」

    望月「最後の思い出にってね」

    229 = 207 :

    勅使河原「よし! んじゃ花火買ってウチ行くぞお前ら!」ダダダッ

    恒一「あんまりはしゃぐと怪我するぞー」

    勅使河原「うっせー! お前は冷め過ぎなんだよ鳴ちゃん以外!」

    恒一「み、見崎は関係ないだろ!」

    風見「否定はできないよね」

    望月「君もね」

    230 = 207 :

    勅使河原「ロケット行くぞー!」

    恒一「こ、こっち向けるな!」

    望月「そんな一片に付けると…」

    バン!

    勅使河原「あっちぃぃぃぃ!」バタバタ

    恒一「馬鹿め」

    風見「馬鹿め」

    望月「馬鹿め」

    231 = 185 :

    この風見と桜木はどうなってる?

    233 = 207 :

    恒一「…」ボー

    望月「榊原君、火ちょうだい」

    恒一「あ、うん。はい」

    望月「…どうかした?」

    恒一「…別に、何でもないよ」

    勅使河原「ったく。なーにぼさっとしてんだよサーカキ」ガシッ

    恒一「勅使河原…」

    風見「言いたい事があるならいいなよ。溜め込むと、良くない」

    恒一「…うん」

    234 = 186 :

    そういうことじゃないだろ

    236 = 188 :

    まさかさるったの?

    238 = 210 :

    さるって寝落ちと見た

    239 = 185 :

    ほふ

    240 = 207 :

    勅使河原「だったら何だよ。サカキが気にする事なんてそれこそ鳴ちゃんの事ぐらいのもんじゃねーか」

    恒一「僕は一応、皆の事も気にしてるつもりだよ。勅使河原は高校行けるのか、とか」

    風見「確かにそれは心配だ」

    勅使河原「うっせーよ」

    望月「それで?」

    恒一「――なんだかなぁ…。こう言うと恥ずかしいんだけどね」

    恒一「来年になったら、皆離れ離れなんだよなー…って」

    241 = 220 :

    ぞな支援

    242 = 207 :

    勅使河原「…そりゃー、お前」

    風見「仕方ないさ。別れはいつか来る」クイッ

    望月「…僕もね、こうやって皆と居るのは楽しいから…。そういう事考えて、寂しくなる事もあるよ」

    風見「…僕だって」

    恒一「な、なんかゴメン。夏も終わりだーとか考えてたらさ」アハハ

    望月「…」

    風見「…」

    恒一「あはは…」

    243 = 207 :

    勅使河原「――あーもう! お前ら暗いんだよ! もっと簡単に考えりゃいーじゃねーか!」

    風見「勅使河原?」

    勅使河原「いつかゴールが来るなら、それまでは楽しめよ! 明後日から二学期で、秋には体育祭だぞ! 冬にはスキーだってやる! もう現象もねぇ! 俺は赤沢と付き合って、全部おもしろおかしく過ごす気だぞ! お前らはそうじゃねーんかよ!」

    望月「…僕も、三神先生のブルマが見たい」

    勅使河原「風見は!?」

    風見「…走って揺れてるゆかりのおっぱいを精一杯この目に焼付けたい」

    勅使河原「サカキ!」

    恒一「――僕も、見崎にスキーを教えて良い雰囲気のまま山小屋で二人っきりですごしたい!」

    244 :

    みんな欲に忠実だな

    245 = 207 :

    勅使河原「だろ!? じゃあ今は楽しくやろうぜ! ほら笑え!」

    風見「ぷっ…は、はは。たまには良いこと言うじゃないか」

    勅使河原「な、何だよ。俺はいつも良いこと言ってるだろうが!」

    望月「ふふ。そうだね」

    恒一「あはは…ははは…!」

    勅使河原「サカキが壊れた!?」

    風見「お前のせいだろ」

    勅使河原「俺かよぉ!?」

    望月「ふふ」クスクス

    風見「ははは」

    勅使河原「んだよぉ…」

    246 = 220 :

    青春って素晴らしいな

    247 = 207 :

    恒一(そっか。うん、そうだ。僕らは繋がってる。見崎と同じ様に)

    恒一「勅使河原、あの大きい奴やろうよ」

    勅使河原「ん? お前何か吹っ切れた顔してるな」

    恒一「君のおかげだよ」

    勅使河原「そうか? だよなー」ニヤニヤ

    恒一(あ、やっぱ馬鹿だコイツ)

    248 = 207 :

    望月「火付けるよー」

    勅使河原「おーう」

    ヒュー…バァン!

    風見「…意外と地味だね」

    望月「そういえば明日、花火大会やるらしいよ」

    勅使河原「お! 皆で行くか!」

    恒一「思い出作り?」

    249 = 207 :

    勅使河原「そうだ! 思い出さえありゃー離れても意外と大丈夫なんだよ! 姉ちゃんが言ってた!」

    風見「…最後の一言さえ無ければ良い台詞なんだけど」

    恒一「勅使河原らしいじゃない」

    望月「赤沢さんと喋る時ぐらいは気を付けようね?」

    勅使河原「おう!」


    勅使河原が笑う。僕らもつられて笑う。
    来年もまたこうして皆で花火をしよう。夏休みにでも帰ってくればいいのだから、そう難しい事でもないだろう。
    まぁ今は楽しもう。
    僕らは笑う。
    来年も、その次の夏も、僕らはこうして集まって笑うのだ。きっと。

    to be continued――


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