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    元スレ久「演劇をすることになりました」 咲「え?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    251 = 1 :

    演部長「な、なんだぁ。こんなの台本にないぞ」

    優希「あ、船首に人が見えるじぇ」


    文堂「せ、世界に宝ある限り大空と言う名の大海原を行く!」

    深堀「その速度は風をも越える!」

    吉留「そう、我らは!…」

    一同「女海賊団”風越”!!」

    池田「そして率いるは!…」

    一同「キャプテン・福路!!」

    福路「」デデーン


    部員B「え、えええええー!?」

    部員A「眼帯に海賊服…分かってる…あの人分かってますよ!!」

    演部長「何がだ」

    252 = 156 :

    キャプテン…

    253 = 47 :

    キャップ……普通に捕まってしまいますぜ……

    254 = 1 :


    福路「勇者・咲、これがなにか分かるかな」

    「むぐー」

    「久姫!」

    福路「絶世の美女と謳われた…」

    まこ(そんな設定じゃったかの?)

    福路「清澄国の宝、久姫」

    福路「このキャプテン・福路が頂いたー!」

    福路「おめぇら!引き上げだ!」

    風越一同「はい!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    「ま、まて!」

    ビュウウゥゥゥゥゥゥ

    「い、いきなり風が…」

    池田「巨大ファン攻撃にゃ」

    255 = 200 :

    キャプテン絶好調だな

    256 = 47 :

    (この流れ……悪ノリした愛宕姉妹がくる!?)

    257 = 1 :

    部員C「ってこの後どうするんですか!?」

    部員B「もう時間も」

    演部長「ええと…」

    京太郎「なななななんんと!?」

    優希(京太郎!?)

    京太郎「清澄国の久姫があの悪名高き女海賊団風越にさらわれてしまったー!」

    京太郎「この危機を乗り越えることは出来るのか!?」

    京太郎「どうなる清澄国!どうする勇者・咲!」

    京太郎「第2幕に続く!」





    演部長「………………え?」

    258 = 1 :

    優希「ナ、ナイスかどうかは微妙だけど良いアドリブだじぇ」

    京太郎「」カクカク

    優希「ん?ジェスチャー?」

    京太郎(優希ー!幕下ろせ幕!)

    優希「お、おうだじぇ」

    スッー


    「くっ…久姫…久姫ー!」

    「咲ー!」

    福路「アディオス」

    パタン

    260 = 47 :

    京太郎のアドリブが素晴らしすぎてやばいな
    さすが雑用を全てこなしてタコスすら作れるようになった男
    ハギヨシはいずれ京太郎を龍門渕の執事にしたいと考えているに違いない

    261 :

    おいついた!おもろい

    262 = 1 :

    「ええと…」

    「これはどういうことかしら」

    福路「ごめんなさい。上埜さんが姫と聞いてさらいたい欲に勝てず…」

    「いやそのりくつはおかしい」

    部員B「勇者と魔王和解ENDで着地したのにどうしてこうなった」

    部員A「何言ってるんですか!」

    部員A「眼帯に海賊服は王道…ごふ」

    演部長「お前は黙ってろ」

    部員C「で、どうしますか?」

    演部長「どうするったって…」

    「とりあえずカーテンコールでしょうか」

    ワーワーワーワー

    まこ「こりゃあ、応えんといかんの」

    優希「幕上げるじょ」

    264 = 151 :

    さすが俺たちのキャプテンだー!
    そこに痺れるゥ!憧れるゥ!

    265 = 1 :

    スッー

    京太郎「今日の劇を務めました。演劇部と麻雀部の面々です」

    ワー
    パチパチパチパチパチパチパチパチ

    「いいぞー」
    「面白かったー」
    「第2幕楽しみに待ってるぞー」

    「一応、受けたみたいね」

    まこ「本当に結果オーライじゃのう」


    京太郎「そして今回のサプライズ?ゲスト」

    京太郎「風越女子高校の方々です」

    「きゃー福路センパーイ」
    「海賊服似合ってるぞー」
    「男演技良かったぞー」

    福路「ははは…」

    部員B「部長…」

    演部長「第2幕…考えてみるか」

    266 = 153 :

    完全にキャプが盛るぜぇ~で再生された

    267 = 1 :

    ワイワイガヤガヤ

    「終わりましたね」

    「ああ、終わったな」

    尭深「帰りはぎゅう詰めラッシュ…」

    誠子「し、死ねる…」

    「…泊まりに行ってもいいんだぞ」

    「明日は大事な練習試合だ。これ以上伸ばすことは出来ない」

    「朝に帰ってくればいいじゃないか」

    「…」

    「どうした?照?」

    「いえ、何も」

    「そうか」

    268 = 1 :

    (くそ!)

    (アレがありなら菫を大魔王に仕立て上げ)

    (咲のピンチに駆けつける勇者・照を演じておけばー!)

    (いや、待て。まだ第2幕があるじゃないか!そこで…)

    (勇者・宮永姉妹…いいな)

    (まーた、良からぬことを企んでるな)

    (まぁ、私にはコレがある。そう、この写真が…)

    「ふふふ…」

    「ふふふ…」

    尭深「二人を中心に邪念が渦巻いてる…」

    誠子「…どっちが勝つと思う?」

    「……考えたくないですね」

    270 = 187 :

    稀にみる出来だ、秀をあげよう

    271 = 1 :

    プップー

    「ん?」

    蒲原「ワハハ、駅までなら送ってくぞー」

    「いいのか?」

    加治木「ぎゅう詰めのバスよりかはマシかと思いまして」

    「すまない、助かる」

    桃子「地元民しか知らない抜け道もあるから早く着くかもしれないっすよ」

    誠子「おお、それは助かる」

    桃子「ただ…しっかりつかまっててくださいね…」

    尭深「え?…」

    蒲原「ワハハ、いくぞー」

    ブォォォォォォォォォ

    「うわあああぁぁぁぁ」

    ぁぁぁぁ…………………………

    272 = 1 :

    智紀「その後…彼女達を見た者はいない…」

    「洒落にならんからやめい」

    「でも一度は乗ってみたいぞ。ジェットコースターみたいで楽しそうだ」

    「僕は遠慮しとくよ…」

    透華「さぁ帰ったらミーティングですわよ」

    「ミーティングって…どっかと試合組んでたっけ?」

    透華「何言ってますの、劇のですわ」

    「え?」

    透華「あれほどの劇でしたら龍門渕では造作も無いこと」

    透華「清澄以上に目立って差し上げますわ」

    透華「見てなさい原村和。真のアイドルが誰であるかを教えてあげますわ」

    透華「おーっほっほっほ」

    「あー、国広くん。逃げちゃ駄目か?」

    「たぶん、無理だろうね…」

    274 = 1 :

    「んー、おわっっったー」

    「疲れた…」

    「疲れました…」

    優希「くたくただじぇー…」

    京太郎「喉が…」

    まこ「しかし二人には驚かされたの」

    咲、「え?」

    まこ「まさかの告白」

    優希「お熱いじぇ」

    京太郎「優希には程遠い話だもんな」

    優希「うるさい!」ドゴッ

    京太郎「げふ」

    276 = 1 :

    「しかも呼び捨てによる呼び合い」

    咲、「あ…」

    (そうだった…和ちゃんなのに和って…)

    (そうでした…まだ咲さんでしたのに咲って…)

    (何故か思考の相違を感じる…)


    「で、第2幕どうしましょう」

    「来年ですかね…」

    「でも部長はいないですよ」

    「留年はさすがにまずいでしょうし」

    京太郎「いや意図的しちゃダメでしょ」

    277 :

    しえんだじょ

    278 = 159 :

    キャプが衝撃すぎて告白わすれてたw

    279 = 1 :

    演部長「いや、それがですね…」

    「どうしたの?」

    演部長「話を聞くとあのセット、風越の演劇部からかっぱらってきたみたいなんですよ」

    「」

    優希「さすがキャプテン、凄いじぇ」

    まこ「どうやって持ってきたんじゃ」

    演部長「そこは企業機密だそうで…」

    「企業!?」

    優希「さすがキャプテン、スケールが大きいじぇ」

    280 = 1 :

    演部長「で、そのセットが今度の文化祭で使うみたいでして」

    演部長「第2幕そこでやらないかと…」

    「向こうの人達はなんて?」

    演部長「ノリノリだそうです…」

    「あはは…それで時期は?」

    演部長「1ヶ月後だそうです」

    京太郎「1ヶ月後…」

    「やるしか…ないわね」

    優希「燃えてきたじぇ」

    「麻雀部なのに1ヶ月も牌に触らないなんて…」

    まこ「そこはつっこんだらいけん…」

    281 = 22 :

    投下始めて12時間か支援

    283 = 1 :

    「あ、そうだった。須賀君」

    京太郎「はい?」

    「あなた小道具係よね」

    京太郎「そうですけど」

    「なら後片付けお願いね」

    京太郎「え?劇の片付けならあらかた…」

    ポンッ

    土木作業員「よう兄ちゃん」

    京太郎「へ?」

    285 = 198 :

    京ちゃんはイケメン万能キャラ

    286 :

    ここから京ちゃんタイムか

    287 = 1 :

    作業員「すまないな。モニターの撤去作業手伝わせることになっちまって」

    京太郎「え?え?」

    作業員「急遽呼ばれたからな。人出が足んなくて」

    作業員「大丈夫。兄ちゃんの体ならいけるって」

    京太郎「え?ちょ、ちょっと!?」

    ハギヨシ「大丈夫です須賀様。私も微力ながら手伝いますので」

    京太郎「はっはは…」

    京太郎(俺…明日生きてるかな…)



    「でわ、解散」

    288 = 200 :

    どう考えても大道具の仕事

    289 = 1 :

    優希「咲ちゃん、のどちゃん、またねー」

    「うん、またー」

    「でわ咲さん、行きましょうか」

    「うん」

    「…」テクテク

    「…」テクテク

    「…」テクテク

    「…」テクテク

    「…」テクテク

    「…」テクテク

    290 :

    「」シコシコ

    291 = 1 :

    「………ねぇ、和ちゃん…」

    「はい?」

    「第2幕がどんな話になるかわからないけど」

    「勇者と魔王はあの後どうなったのかな…」

    「わかりません、けど…」

    「けど?」

    「きっと素敵なセカイを創ったと思いますよ」

    「そっか…そうだよね」

    「あの!」

    「はい?」

    「久しぶりに手をつないで帰ろう和」

    「!?」

    「はい、咲」

    ギュッ

    おわり

    293 = 1 :

    ここまでのご愛読ありがとございました
    SS投稿するのもこんなにきついとは思わなかった…

    295 = 151 :

    おつ!
    第二幕待ってるで!

    297 = 97 :

    長丁場乙乙
    面白かった

    298 = 44 :

    すごく良かったよ
    おつおつ

    299 :


    手をつないでるところを照に見られてるわけですね

    300 = 1 :

    >>295
    構想はあるけど書くのはこれからなので
    仕事の忙しさもあっていつになることやら分かりませんが
    忘れた頃に来ると思ってください…


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