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    元スレ久「演劇をすることになりました」 咲「え?」

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    みんなの評価 : ★★
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    201 = 1 :

    「お前の妹は凄いな。サマになってるぞ」

    「」パンパンパンパンパンパンパン

    「痛っ痛っ、なんだ?」

    「見た!?今の見た!?」

    「私を見て微笑んだ!私を見て微笑んだ!!!」

    「あ、ああ…」

    「はぁ~、咲かわいいよぉ~」

    「あ、あの~菫さん…」

    「言いたいことは分かる。そして訂正しよう」

    「 こ れ が 照 だ 」

    「わ、分かりました」

    202 = 1 :

    そうして劇は順調に進んでいき…



    部員C「いよいよクライマックスですね」

    部員A「勇者は魔王を見事倒し」

    部員B「勇者は姫と一緒に帰路につく」

    演部長「そして二人は結ばれる」


    「よくぞ参られた勇者」

    まこ「さすがじゃの~」

    「勇者ー」

    「姫!今助けます!」

    「魔王ー、覚悟!」

    「待て、我の要求に答えれば姫を開放してやらんこともないぞ」

    「いや、世界の半分をお主にくれてやらんでもないぞ」

    「………………………え?」

    (ちょ、和?)

    203 = 3 :

    のどっちは竜王だったのか

    204 = 47 :

    これってはいにすると夢オチになって最初からだっけ

    205 = 1 :

    優希「あんな台詞あったかじょ?」

    部員C「ないですね、完璧にアドリブです…」

    演部長「何を考えてるんだ…」



    「ソ、ソンナコトイッテモマドワサレナイゾ」

    (惑わされてる惑わされてる)

    京太郎(台本にないからな。当然と言ったら当然だ…)

    「惑わしなのではない!」

    「う…よ、要求とは何だ」

    「それは…」

    206 = 31 :

    のどっちご乱心

    207 = 1 :

    「我の婿……いや、嫁になれ!」











    「ええ!?」

    (…こりゃまた…)

    京太郎(大胆なことで…)

    「正直に言おう。我は世界に興味など無い」

    「いや、前まではあった…」

    「勇者!そなたに会うまでわな…」

    「今ならはっきりと言える…我はそなたが好きだ!」

    208 = 47 :

    あかん、てるてるが暴走する

    209 = 1 :

    優希「おお、のどちゃんからの告白だじぇ」

    部員B「あれじゃあ、変態魔王じゃねーか…」

    部員C「あれ?でも勇者は女の設定ですから普通ですよね?」

    部員B「お前馬鹿だろ」

    部員A「魔王も女だぞ」

    部員C「あれ?そうでしたっけ?」

    演部長「どこの世界にあんなセクシー衣装着た男魔王がいるんだよ」

    部員C「ああ、そっか……あれ?じゃあなんで言い換えたんだろう?」

    優希「きっと、のどちゃんはそっち志望なんだじぇ!」

    部員C「やーん、見た目に反して引っ張って行きたいタイプぅ?」

    演部長「こらこら、話が脱線してる」

    210 = 1 :

    「さぁ、返答はいかに!」

    「…」

    優希「咲ちゃん、困って………ない?」

    まこ(吹っ切れた顔をしとる)

    (どうやら答えは決まったようね)


    「ひとつ聞かせてくれ魔王」

    「あなたの嫁になったら世界はどうなる」

    「それは我ら二人だけのものに…」

    「なら返答は…ノーだ」

    「!?」

    211 = 162 :

    さすがピンクさん

    212 :

    淫乱ピンク逝った

    213 = 1 :

    「世界は誰のものでもない。みんなのものだからだ」

    「そして私一人の人間を愛せるのなら全人類を愛してほしい」

    「人間と魔物は愛し合えるのか今は分からない…」

    「でも…共に生きていくことならできる」

    「創っていこう…これから」

    「人間と魔物が共存できる世界を…そして、いつかは」

    「愛し合える世界を」

    「勇者…」

    「…だ」

    「え?」

    「咲だ」

    「清澄国の勇者・咲。それが私の名だ」


    優希「自分の名前つけちゃったじょ…」

    部員C「でもロマンチックですね~」

    215 = 159 :

    やばい照さん乱入するぞ

    216 :

    咲さんかっこええ

    217 = 153 :

    ノリノリだな

    218 = 187 :

    これ照爆発するだろwwwww

    219 = 1 :

    「なら我も」

    「我が名は和。魔王・和だ」

    「和か…良い名だ」

    「一件落着かしらね」

    「久姫…よくぞご無事で」

    (久姫!?…まぁいいか)

    「そなたには苦労をかけたな」

    「いいわよ。それに…」

    「共存の話面白いじゃない」

    まこ「これから忙しくなりますな」

    「しかし出来るのだろうか…我は数多の人間を…」

    「それなら私も数多の魔物を蹴散らしてきた。同罪だ…」

    「同じ罪…共に背負っていこう」

    「咲…」

    220 = 47 :

    ところでまこの活躍がなかったように見えたんだが
    もしかして今の俺はエイスリンちゃんとおんなじことを知らない間にされた?

    221 = 1 :

    「咲、和。清澄国の王女・久姫が命じます」

    咲、「!?」

    「人間と魔物が共存できる世界の創造に尽力しなさい」

    咲、「はっ!」

    「和…」

    「咲…」

    ギュッ

    咲、「共に生きていこう…このセカイで…」

    オオー
    パチパチパチパチパチパチパチパチ


    演部長「な、なんとか着地…した…か?」

    部員B「なんだかんだでアドリブのオンパレードでしたね…」

    222 = 3 :

    お怒りのようです

    223 = 47 :

    囚われていた一番力が弱いはずの王女がさらっと一番の実権を手に入れおったでwwwww

    224 = 151 :

    これでキャプテンもキレなくて済むな

    225 = 1 :

    「うむ、なかなか良かったな」

    透華「最後ぎこちなかったような気がいたしますが…」

    「」ガタッ

    誠子「ど、どうしたんですか急に立ち上がって」

    「」ガシッ

    尭深「パイプ椅子掴んで…」

    「」グワッ

    「持ち上げて…………ってうわわわわわわわ」

    226 = 153 :

    アカン...!アカンでぇ...!
    ギプスが回転しとるで...!!!

    227 :

    魔王なのに勇者とはこれいかに

    228 = 1 :

    「あの女ァァァァァ!私の咲にィィィィィィ!!」

    透華「じゅ、純!」

    「ああ!」ガタッ

    「弘世先輩!」

    「分かってる!」ガタッ

    蒲原「いっけぇー!ユミちん!」

    加治木「よっしゃぁ!!」ガタッ

    加治木「って私はそんなキャラじゃない」

    桃子「先輩の中が見えた気がするっす…」

    229 = 1 :

    ガシッ

    「これは劇、劇ですよ。宮永さん」

    「そうだ。本当に告白したわけじゃない」

    「いいや、あれはアドリブだ!」

    「何を根拠に…」

    「匂いでわかる!」

    「匂いかよ!?」

    京太郎(間違ってないから怖ぇ~)

    「と、とにかく落ち着きましょう」

    「そ、そうだ。こんな大衆の前で恥をかく気か」

    「ガルルルルルルルルルルル」

    (いかん、猛獣と化している)

    230 = 114 :

    かじゅ…

    231 :

    >桃子「先輩の中が見えた気がするっす…」

    エロいな

    232 = 1 :

    「お前らも手伝え!」

    「い、いや僕は…」

    智紀「」カタカタ

    「おい智紀。のんきにネトゲしてるなら…」

    智紀「大丈夫、今終わった」

    「え?」

    智紀「」テクテク

    「あ、おい」

    智紀「宮永照」

    「がうっ!」

    智紀「宮永咲のアイコラ写真」スッ

    「きゃうん!?」

    234 = 1 :

    智紀「…」

    「へっへっへっへっへっへ」

    智紀「お手」

    「あんっ」

    智紀「おかわり」

    「あんっ」

    智紀「おすわり」

    「あんっ」

    智紀「いいこいいこ」ナデナデ

    「きゃう~ん」

    (猛獣が犬になった…)

    淡、尭深、誠子(すげ~)

    235 = 31 :

    欲しい

    236 = 127 :

    まじかよ…欲しい

    237 = 1 :

    智紀「ハギヨシさん」

    ハギヨシ「はっ」

    淡、尭深、誠子「うわっ!」

    智紀「この中にあるデータ全てプリントアウトお願いします…」

    ハギヨシ「かしこまりました」


    ハギヨシ「こちらに」

    智紀「ありがとう」

    淡、尭深、誠子(早っ!?)

    智紀「はい、ご褒美」

    「あんっ!」パシッ

    「あぁ~、咲~咲~」スリスリ

    238 = 153 :

    ※舞台前です

    240 :

    「」

    241 = 1 :

    智紀「弘世菫」

    菫 ビクッ「な、なんだ?」

    智紀「これを…」

    「これは…」

    智紀「残りの写真。また暴走した時に使って…」

    「君は……」

    ギュッ

    智紀「!?」

    242 = 16 :

    予想の斜め上から来たな...いいぞもっとやれ

    243 = 198 :

    白糸台の面々苦労してたんだな・・・

    244 = 1 :

    「ありがとう!!ほんっっっっっっっっっっとうにありがとう!!!」

    智紀「そこまで感謝されることはしていない…」

    「いいや、した!誇ってもいいぐらいだ!」

    「君…あなたは偉大な功績者!…いや女神だ!」

    智紀「はぁ…」

    尭深(弘世先輩が感激してる…)

    誠子(ってか人がここまで人に感謝するところ初めて見た)

    (菫さん、よっぽど苦労してたんだな…)

    245 = 158 :

    打ち上げで暴走する和と照はよ

    246 = 1 :

    (これさえあれば…ふふふ…これさえあれば…)

    「ふはははははははははははははは」

    智紀「えと…」

    「ああ、ごめんなさい。うちの先輩馬鹿なんです」

    誠子(良識人なんだけど宮永先輩が絡むと本当にズレるなこの人は)

    (とりあえず前言撤回しておこう)

    247 = 1 :

    智紀「ふぅ…」

    「お疲れなのだ智紀」

    「しかしおめーよく写真なんて持ってたな」

    智紀「私のじゃない」

    「え?」

    智紀「ネット友達の」

    ―――

    船Q「ックシュン」

    セーラ「うわっ」

    「なんや、風邪ですか?」

    竜華「大丈夫?」

    船Q「いえ、誰かが噂しとんのでしょう」ズズッ

    「zzz…」

    248 = 1 :

    京太郎(なんとか暴動?は収まったかな…)

    京太郎「え~、かくして清澄国は…」

    フッ

    加治木「な、なんだ?」

    桃子「急に暗くなったっす」


    「良い和解だったぜぇ、お二人さん」


    「今の声って」

    「男口調で声も若干変えてたが」

    透華「風越の福路美穂子?」


    「今にゃ!」

    「ふんにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ」

    249 :

    モンプチ陣営は完璧だな

    250 = 1 :

    「な、何かが迫ってくる!?」

    「咲、こっち」

    「う、うん」


    ゴオオオオオォォォォォ

    ドゴォォォォォン


    「何々!?今のSE!?」

    「何かが衝突したような感じだが」

    パッ

    透華「んっ…明かりがつきまし…って船ー!?」

    「おお、かっこいいのだ」

    「髑髏の旗が見える…」

    「って海賊船じゃねーか!?」

    蒲原「ワハハ、これはまたゴーカイにきたな~」


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