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    元スレ杏子「巻きますか、巻きませんか」

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    タグ : - クロスオーバー + - 佐倉杏子 + - 媚薬 + - 巴マミ + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    < キャイキャイ

    金糸雀「真紅……起きてるかしら……」カチャリ

    真紅「少し考え事をしていたのだわ」カチャリ

    金糸雀「マミ達にカナ達がここに来た理由を話さなくても大丈夫かしら?」

    真紅「ええ。急に言われても混乱させるだけでしょうし、他の姉妹との合流が先決だわ」

    金糸雀「そうね……。本当にこの世界は何なのかしら……」

    真紅「本来のマスターとの契約が行き届かず無効になるくらい遠い世界。と言った所ね」

    真紅「何にしても、今のままでは私達は元の世界に帰れないわ」

    金糸雀「…………みっちゃん」グスッ

    真紅「ほら、泣かないの。私だってジュンのことがそれなりに心配なのだから」

    金糸雀「うん……」

    真紅「おやすみ。金糸雀」

    52 = 3 :


    53 = 1 :


    ――外

    ほむら「……どういうこと?」

    ほむら「この時間軸では転校前に巴マミと接触してみようと思って夜分遅くにここまでやってきた……のはいいのだけれど」

    ほむら「佐倉杏子がこんな早くに見滝原に来るなんて…。あ、今、佐倉杏子が巴マミの部屋に入ったわ。鞄が一人でに動いた気がするけど気のせいね」

    ほむら「こんな事は初めてだわ。バタフライエフェクトがごとく、何かが影響したのかしら」

    ほむら「ほむ……。心当たりがないわ。今後の時間軸でもこんな早くに来ることあるかしら……?」

    ほむら「……ああっ!もう!『今後の』だなんて考えてはだめよ。今回で終わらせるつもりで全力でやらなくちゃ」

    ほむら「……しかし、家無き子が大きな荷物を持って来ているということは…以降同居すると考えても早計ではないわ」

    ほむら「佐倉杏子がいれば巴マミもボッチ回避でまどかを魔法少女に誘わない可能性も…」

    54 = 3 :



    55 = 1 :

    ~ほむほむイメージ~
    ほむら「まどか。その白豚を渡しなさい」

    まどか「だめだよほむらちゃん!このボロ雑巾ケガしてるのに!」

    「マドカニゲテーワーナンダココー」

    「うぃーっすwwwwwwww」

    ほむら「えい」ドーン

    「あべしwwwwwwww」

    まどか「ほむらちゃんが助けてくれた!ありがとう!この薄汚いゴミはポイしようね!」

    淫獣「」

    ほむら「実は私、魔法少女なの。とても怖いのよ。だからなっちゃだめよ」

    まどか「はい!誓います!」

    ほむら「もうそこの白カビの言うことを聞いちゃだめよ?」

    まどか「うん!もう二度とそこの便所虫とは目も合わせない!」


    「気配はあったけど佐倉さんの世話でそれどころじゃなかったわ。まあいいや」
    ~~~~~~~~~~

    ほむら「……いける!」

    56 = 1 :


    ほむら「巴マミと佐倉杏子。どちらか片方を味方につければ自然ともう片方も取り入れられる可能性は高いわ」

    ほむら「逆に言えばどちらかに敵意を持たれると両方厳しくなるかも……」

    ほむら「巴マミと接触しようと思ったけど、今日の所はやっぱり帰りましょう」


    「にゃあ」

    ほむら「あ、猫。エイミーと他猫の空似。……かわいい」

    ほむら「チチチ……おいでおいで、にゃあにゃあ」

    「ふにゃー!」

    ほむら「あ」

    58 = 1 :


    翌日

    さやか「おはよう!まどか!」

    まどか「あ、おはよう。さやかちゃん、仁美ちゃん」

    仁美「おはようございます鹿目さん」

    さやか「お、新しいリボンだね」

    まどか「うん。で、でも、ちょっと派手かな?」

    仁美「似合ってましてよ」

    まどか「ウェヒヒ、ありがとう仁美ちゃん!」

    さやか「まどかはあたしの嫁になるのだー!ンッン~名言だなこれは」

    仁美「ところで今日は転校生がくるという風の噂を聞きましたわ」

    さやか「え、マジで!?ヒャッハー!」

    まどか「さやかちゃんって、相変わらず忙しいね……」

    仁美「悩みとかなさそうですわー」

    まどか「ウェヒヒ、言えてる」

    さやか「な、何をぉー!?」

    59 = 3 :


    60 = 1 :


    先生「きのこの畑とたけのこの村、どっちがおいしいか。はい、中沢君」

    中沢「どっちでもいいんじゃないでしょうか」

    先生「廊下に立ってろ」

    先生「というわけで転校生です」

    さやか「ウヒョー」

    ガラッ

    ほむら「暁美ほむらです」

    ほむら「……」ジト…

    まどか(あれあれ?夢の中で、会ったような)

    ほむら「……」ジー…

    まどか(……!?わ、わたしの方を見てる?)

    61 = 1 :



    ほむら(今度こそ……あなたを救うわ!まどか!今回は佐倉杏子の件もあるから色々戸惑うこともあるかもしれないけれど、絶対に……!救ってみせる!)

    ほむら(……しかし、佐倉杏子と巴マミの対処はどうしたものか。悩み所ね……ほむぅ)

    ほむら(そういえば佐倉杏子がもう見滝原に来ているということは、佐倉杏子がまどか達と出会うのも時間の問題、下手したら今朝あたり既に会っているかもしれないってことになるわね)

    ほむら(そうなると美樹さやかはどういう立ち位置になるだろうか……。佐倉杏子は巴マミに懐柔されているとして、佐倉杏子は手出ししにくいかもしれない……?)

    ほむら(今のところ言えるのは美樹さやかも魔法少女にならないに越したことはない、ってとこかしら)

    まどか(な、なんかわかんないけどそんなに目を合わされると照れるよ///)ソワソワ

    まどか(うーん……いつの夢だったかな……。確か暁美さん似の女の子と、小さいお人形さんが……)

    62 = 1 :


    さやか「――転校生、まどかのこと睨んでたね。あたしの嫁にガン飛ばすたぁ~いい度胸だわ」

    まどか「に、睨むだなんて、そんなことないんじゃないかな!」

    仁美「あの眼差しからは殺意や悪意というより慈愛に近いものを感じ取りましたわ」

    さやか「えっそうなんだすごい」

    ほむら「鹿目さん。私を保健室に連れてって」スッ

    まどか「は、はいぃ」

    さやか「転校生ーまどかを見てたように見えたけどあれはどういう……」

    まどか「あ、待ってぇ」トテテ

    仁美「いってらっしゃいませ」

    さやか「スルーかちくしょ」

    63 = 3 :

    64 = 1 :

    まどか「あの……えっと……」

    ほむら「家族があーだこーだ」

    ほむら「――自分を大事に。いい?」

    まどか「えーっと……うん」

    まどか「ところで……あの、暁美さん……」

    ほむら「ほむらでいいわ」

    まどか「じゃあ、その……ほむらちゃん……。その手の包帯、どうしたの?」

    ほむら「う……」

    65 = 1 :

    ほむら「……ね、猫に、引っ掻かれて」

    まどか「ちょっと見せて」スッ

    ほむら「あ……」

    まどか「保健室行くついでに、包帯新しいのに変える?」

    ほむら「……ありがとう。でも、その必要はないわ」

    まどか「猫の爪って鋭いよね。爪をとぐポーズはかわいいんだけど」

    ほむら「そ、そうね……ところで私の話は聞いてたかしら?」

    まどか「え?……あ、そ、そうだよね。引っ掻かれた手前で爪とぎかわいいって言うのは無神経だったね……」シュン

    ほむら「え、いや、あ、あの、そういう意味じゃ……!」アタフタ

    まどか「ウェヒ、なんちゃって。焦っちゃった?」

    ほむら「……もう」

    ほむら(ほむむ……包帯一つでこうもかっこつかなくなるなんて……。ノンスタイリッシュほむほむなう。全く、昨夜はあんなことになるとは……)

    まどか(やっと違う表情見れた……。ほむらちゃんの手をさりげなく触ったり割と打ち解けられた気がして、それはとっても嬉しいなって思ったのでした)

    66 = 32 :

    さるがこわい
    そしてアレか

    67 = 1 :

    まどか「……ほむらちゃんのケガ、大丈夫かな……」

    さやか「んー?そんなに気になるの?一目惚れかー?」

    まどか「ふぇっ!?い、いや、そ、その……もしかしたら化膿とかしてるのかもって……」

    さやか「まどかの口から化膿という言葉が出るとは思わなかったよ」

    さやか「それにしても猫に引っ掻かれるだなんて、クールキャラが台無しだね。あたしの中では鉄仮面を被った冷酷マシーンなイメージだったんだけど」

    まどか「ギャップ萌えってやつかな?ウェヒッ」

    さやか「やはり転校生の傷は化膿したんかのう?」

    まどか「……………………」

    まどか「あ、あれ?何か声が聞こえるよ……タスケテマドカーって……」

    さやか「このCD、買いだね」グスン

    さやか「まどかぁ……少し一人にして欲しいから先行っててよぉ……」

    まどか「え?あ、うん……。うん?じゃあ、また……?」

    (チョ、ワリトマジデタスケテー…ギャース)

    まどか「ただならぬ……」

    68 = 3 :

    69 = 3 :


    70 = 1 :

    ほむら(くっ……結局まどかとの接触を許してしまったわ)

    QB「助けてまどか……!」

    まどか「うわ、酷い怪我……!」

    ほむら「まどか、そいつから離れなさい」

    まどか「ほ、ほむらちゃん!?え!?な、なにその格好!?かっこいい!!」

    ほむら「か、かっこッ…?」

    ブシャアアアアアア

    ほむら「くっ……?!」

    さやか「まどか!消化器の消化剤に紛れて逃げて!こいつヤバイよ!」

    まどか「え!?あ、うん!ほむらちゃん!またね!」

    さやか「なに挨拶しとんねん!」

    71 = 1 :

    ほむら「……チッ」



    QB「」

    さやか「っていうか何これ……。猫?兎?ぬいぐるみ?」

    まどか「わからない……でも結構生々しいよね」

    さやか「生々しい言うな」

    72 = 3 :


    73 = 1 :

    ほむら「またしくじってしまったわ……!全く、余計なことを……!」

    グニャァ…

    さやか「わーわー」

    まどか「わーわー……って逃げたと思ったら何か変な空間に迷い込んじゃったよ!」

    使い魔「シラナイハナガナントカカントカ」

    まどか「きゃー!異形の物体が襲いかかるぅぅぅ!」

    さやか「美少女のさやかちゃんが死んだら世界の損失だよー!怖いよー!」

     バ キューン!

    使い魔「ギャース」グシャァ

    マミ「大丈夫かしら?」スタッ

    さやか「た、助かった……?」

    マミ「キュゥべえを助けてくれたのね。ありがとう」

    まどか「あ、あなたは……!?」

    さやか「やったー!かっこいい!」

    74 = 1 :

    ほむら「…………」スッ

    マミ「――成る程ね。あの子がキュゥべぇを襲ったのね……」

    マミ「魔女は逃げたわよ。ちなみに追っても無駄だから」

    マミ「お互い余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

    ほむら「魔女を追って去ってしまう。というのが私としては最もうれしいのだけれど」

    マミ「その必要はないわ。魔女は絶対に逃がさない」

    ほむら「それは魔女を仲間に処理させておいて一般人に使い魔相手にドヤ顔な人間が言う台詞かしら」ファサ

    マミ「……言ってくれるわね。ところで包帯巻いてるけど、まさかそれくらいの傷も何とかできない初心者だったりするのかしら?」

    ほむら「あなたは人にヒトデ扱いされたいの?」

    マミ(何でこんなに冷たいのかしら……悲しくなってくるわ。昨日の今日だから温かくなった心に冷たく刺さるわ)

    金糸雀「マミかっこいいのかしら!話で聞くよりもずっとかっこいいのかしらー!」ピョンコピョンコ

    75 = 3 :


    76 = 1 :


    マミ「え、あっうん……ありがとう。金糸雀ちゃん」

    まどか「……え!?何!?この子!?」

    さやか「に、人形……!?……すごい高そう!」

    金糸雀「ふっふっふ……カナはローゼ

    ほむら「そこの人形は、あなたの魔法?ボッチで寂しいものだから適当な人形を自立させたの?」

    マミ「ち……違うわよ!初対面でずいぶん毒を吐くのね……」

    マミ「この子は私の友達よ。魔法少女見学ツアーということで連れてきちゃった」

    QB「……一体何者なんだいマミ」ピョン

    さやか「あ、生きてた」

    77 = 1 :

    金糸雀「よくぞ聞いてくれたのかしら!カナはローゼ

    さやか「あの、あ、あなたは一体……?」

    マミ「私は、巴マミ。あなた達の一つ上の学年ね。そして、私……いえ、私達は魔法少女なの」

    さやか「魔法……」

    まどか「少女……」

    まどか「えと……『達』と言うと……マミさん……と、ほむらちゃん……?」

    金糸雀「そしてカナはローゼ

    ほむら「そう。確かに私も魔法少女、よ。……でも、巴マミが言ってるのは私でない。……佐倉杏子でしょう?」

    マミ「あら?……知っているの?話が早くて助かるわ」

    78 = 3 :


    79 = 1 :

    マミ「……それで、何故キュゥべえを襲ったの?」キッ

    マミ「答えによっては、四対一よ」チャキ

    まどか「あわわわわわ……」

    ほむら(……四人?巴マミと佐倉杏子とそこの黄色い人形と……?)

    ほむら「……喋る呪い人形を連れた怪しい魔法少女に、答える必要はないわ」ファサ

    金糸雀「の、のろっ……カ、カナは、ローゼ

    グニャァ…

    まどか「あっ、景色が元に戻った……」

    80 = 1 :

     ――その頃

    真紅「ローズテイル!」

    バシッ

    「ヒャクマンーノバラノベッドニー」フラフラ

    杏子「逃がさねえよ……っと」ザシュ

    「ウモレタイ」ブシャー

    杏子「よっしゃー魔女を狩ったぜー。あたしから逃げようだなんて一昨日来やがれ」

    真紅「貴女達の言う魔女というものは、私の想像する魔女と別のベクトルで気色悪いわね」

    杏子「まあね。しかしあの魔女。やけに薔薇推しだったけど薔薇乙女的にアレと通ずるものはあった?」

    真紅「心外だわ」

    グニャァ…

    真紅「……あら、気味の悪い風景が元に戻ったわ」

    杏子「魔女の結界な。魔女を倒したからだよ」

    真紅「魔女の結界というものはnのフィールドに近い物を感じるわね」

    81 = 3 :


    82 = 1 :

    杏子「……nのフィールドって何だ?」

    真紅「少し誤解を招きそうな言い方だけど、異空間みたいなものよ」

    杏子「ふーん?……しかし真紅が人の力を使うってのは本当なんだな。指が熱くなってそれっぽいよ」

    真紅「これからしばらくは貴女一人の体ではないということよ。体力はなるべく温存なさい」

    杏子「何か釈然としねぇな……それにしても、真紅がまさか魔女狩りで役に立つとは思わなかったよ」

    杏子「薔薇の花びら的なもんで魔女にダメージを与えられるとは思わなんだ。いい迎撃だった」

    真紅「媒介がいるからこその威力よ。それにまだ、まだ本気を出していなくてよ」

    杏子(……魔女狩りの捗りっぷりを考えたら、悪くない契約だったのかもわからんな)

    真紅「貴女って人間の割に強いのね。予想外なのだわ。下僕兼用心棒しては上出来よ」

    杏子「誰が下僕か。まあいいや。グリーフシードはどこに落ちたかな?」

    真紅「グリーフシードというと魔法少女のMP的な概念を回復するアレね」

    杏子「うん。……にしても、どこだぁ?」



    「ふふ……」

    83 :

    寝たいのに面白いスレ見つけちゃった

    84 = 1 :

    杏子「!?何だ、変な声がするぞ!」

    真紅「こ……この声……!」

    黒い翼の生えた人形「貰っちゃった貰っちゃったぁ……」

    杏子「何だこいつは!新手の使い魔か!?」

    真紅「水銀燈……!?」

    杏子「知っているのか真紅!」

    真紅「私達、ローゼンメイデンの長女よ……」

    杏子「な……こ、こいつが……!」

    85 :

    しうぇえ

    86 = 3 :



    87 = 3 :



    88 = 32 :

    サクサク読めてすっげぇ嬉しいがさるがこわすぎる

    89 = 30 :

    投下ペ○ス早いな

    90 :

    ああ

    91 = 1 :

    水銀燈「なんだか綺麗な物、拾っちゃったぁ」チラッ

    杏子「……あっ?!それはグリーフシード!てめぇ!それはあたしんだ!返せ!」

    水銀燈「やぁよ……これは私のよ……だって綺麗なんだもの」

    真紅「カラスは光る物が好きとはよく言ったものね」

    水銀燈「真紅ぅ……いたのぉ?」

    真紅「いるわよ。真っ先に目が合ったのに白々しい」

    水銀燈「……相変わらず怒った顔もブサイクね」クスクス

    真紅「……目障りかつ耳障りだわ」ギロッ

    92 :

    マミさんのデカパイ揉みたい

    93 = 1 :

    何分初めてのSSでしたのでバイバイさるさんのこと存じませんでした。ご迷惑をおかけしました。
    これからはもう少し時間をおきつつ投下致します。



    杏子「グリーフシードを返しやがれ!」ダッ

    真紅「杏子!」

    水銀燈「ふぅん」

    ブアッ

    杏子「うわっ!」

    ガッ

    杏子「……は、羽根が、体を締め……ぐぐっ」ギギギ…

    水銀燈「私は他の姉妹の中で特に力が強いのよ」

    杏子「うぐぐっ……人形のくせになんて力だ……!」ギリギリ…

    水銀燈「やぁねぇ。私はまだ全然力を出してないわよぉ?その気になればもっともっと強くできるけど……それが何を意味するかわかるぅ?」

    真紅「離しなさい水銀燈!今は貴女と争っている暇はないわ!」

    94 = 1 :

    水銀燈「うるさいわねぇ……」ポイッ

    ドサァッ

    杏子「ぐへっ……!……投げ捨てるこたぁないだろぉが……」

    水銀燈「帰らせてもらうわね。怒っちゃやぁよ。乳酸菌摂ってねぇ。またねぇ真紅ぅ」バサバサ

    真紅「ふん……そうね」

    真紅「……行きましょう。杏子。その程度でへこたれちゃだめよ」

    杏子「げ、ゲホッ……。す、すいぎん、とう……か……。ちっきしょう……いてて」

    杏子「その気になれば……か。あいつも契約してんのか?」

    真紅「あの子は契約をせずとも人から力を奪い取れるのよ」

    杏子「まじかよ……」

    真紅「まあ、あんな性悪な子と契約しようなんて普通は思わないわ」ツーン

    杏子(……姉妹仲悪いんだな)

    95 = 1 :


    真紅「マミ。戻ったわよ」

    マミ「お疲れさま。佐倉さん……。ケガ、してるけどそんなに強い魔女だった?……無茶しては駄目よ」

    杏子「いや、ちょっとトラブっちまってな……。それに、あたしはマミと違って魔女を倒すことが第一だから口出しはしねーでくれ」

    杏子「……で、この青とピンクと紫のあんたらは何者だい?紫は魔法少女のようだが」

    さやか「何か赤いのがダブルで来た!」

    杏子「あぁん?」

    真紅「失敬ね。下僕と一緒にしないで頂戴」

    杏子「泣くぞ」

    ほむら「……人形」

    真紅「……えぇ、そうよ」

    ほむら(この赤い人形を含めて四人ということね)

    96 = 32 :

    さるさんは投下が1時間に10回+支援量+VIP全体の速度か何かの基準を超えると発動する
    いちどかかったら0分になるか支援が一定入るまで書き込めない

    あと、かかった状態でしつこく書きこむと忍法帳が消える。続きどころじゃなくなるから気をつけろ

    97 = 1 :

    マミ「佐倉さん、この子知ってる?彼女はあなたを知ってるようだけど」

    杏子「知らないね。……どっかで会ったっけ?名乗りなよ」

    ほむら「……私は暁美ほむら」

    真紅「私はローゼンメイデン第五ドール。真紅」

    さやか「こっちはなんつーか、いかにもな人形だね」

    まどか「ね、ねぇ、その……真紅ちゃん?」ヒソヒソ

    真紅「何かしら」

    まどか「わたしと真紅ちゃんって前にどっかで会ったことあったような……なんて思ったんだけど」

    真紅「……?気のせいね」

    まどか「ご、ごめんね。変なこと聞いて」

    98 = 1 :


    金糸雀「カナはかなr

    QB「やあ、マミと杏子が一緒にいるだなんて驚きだ。何があったんだい?」

    マミ「あら、キュゥべえ。随分余裕そうだけどケガは大丈夫なの?」

    QB「まあね。それと、この人形は何なんだい?」ピョイ

    金糸雀「この人形って……デリカシーがないかしら」

    マミ「あ、金糸雀ちゃん、真紅ちゃん。この子は私の友達のキュゥべえよ。それでキュゥべえ、この子達は……

    真紅「ね、猫!!??」バッ

    一同「!?」

    99 :

    >>28
    マミさんは金糸雀だと信じていた

    100 = 1 :

    真紅「ま、マミィッ!!それをこっちへ近づけないで頂戴!」アタフタ

    さやか「な、何だぁ!?」

    杏子「こいつ猫ダメなんだぜ?キュゥべえは猫じゃないけどさ。ほら、ちょっと猫っぽいだろ?」

    まどか「言われてみれば……」

    真紅「あ、あ、貴女でいいわ!抱っこしなさい!」アタフタ

    ほむら「えぇっ!?わ、私っ?」

    真紅「早く抱いて頂戴!」ピョンコピョンコ

    ほむら「わ、わかったわ……」ヒョイ

    QB「……」

    真紅「ま、まだこっち見てるじゃないの!」


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