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元スレ伊織「やよいをブチギレさせてやろうじゃないの!」
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>>151
テーレッテー
テーレッテー
律子「はい、今日はこのメンバーでお送りしていきましょう」
真「なぁ律子……これって、本当に役にたつの?」
千早「私もそう思うわ……怒らせずにすむ方法を、そのまま学んだ方が効率が良いんじゃない?」
教授「!」
亜美「あれ、教授っち先生、怖い顔になってるよぉー……」
真(……怒らせちゃったかなぁ……)
千早(怒らせる権威の方が怒るなんて……本当に凄い人なのかしら……)
律子「まぁまぁ二人ともそう言わずに」
律子「……人によって効果は様々だけど、春香・響・伊織には良い効果があったわ」
真「ふーん……」
教授「……」ニコニコ
亜美「今度は笑ってるけど……やっぱり何か怖いよぉ」
千早(……不愉快な笑顔ね)
律子「とりあえず、まずは講習を受けてみましょう。……教授、お願いします」
教授「はいぃ~、ではまずは基礎の怒らせ方から……」
真「なぁ律子……これって、本当に役にたつの?」
千早「私もそう思うわ……怒らせずにすむ方法を、そのまま学んだ方が効率が良いんじゃない?」
教授「!」
亜美「あれ、教授っち先生、怖い顔になってるよぉー……」
真(……怒らせちゃったかなぁ……)
千早(怒らせる権威の方が怒るなんて……本当に凄い人なのかしら……)
律子「まぁまぁ二人ともそう言わずに」
律子「……人によって効果は様々だけど、春香・響・伊織には良い効果があったわ」
真「ふーん……」
教授「……」ニコニコ
亜美「今度は笑ってるけど……やっぱり何か怖いよぉ」
千早(……不愉快な笑顔ね)
律子「とりあえず、まずは講習を受けてみましょう。……教授、お願いします」
教授「はいぃ~、ではまずは基礎の怒らせ方から……」
>>150
72がペタンコ壁つに今胸のことは関係無いだろ!
72がペタンコ壁つに今胸のことは関係無いだろ!
…………
律子「とまあ、これで大体のテクニックは覚えたわね」
亜美「……面白い……面白すぎるよぉ教授っち先生!」
亜美「亜美、こんなに怒らせ方があるなんて知らなかったよー!」
教授「はっはっは。いやぁ、亜美さんには楽しんでいただけたようで、何よりですよ」ニッコリ
真「なんかまぁ……試してみたくは、ありますね」
千早(まったく……あんな講習で本当に効果があるんだか…………)
律子「……よし、では……早速実践に移りましょう」
律子「まずは真からよ」
真「!ぼ、ボクからか……よーっし、誰なんですか?」
教授「えー、真さんに怒らせていただくのは……」
教授「ご友人の『萩原雪歩』さんですね」
千早「…………まぁ、予想通りかしらね」
亜美「ゆきぴょんが、まこちんに……怒るかなぁー」
真「雪歩……を、怒らせなきゃいけない……のかぁ……」
律子「とまあ、これで大体のテクニックは覚えたわね」
亜美「……面白い……面白すぎるよぉ教授っち先生!」
亜美「亜美、こんなに怒らせ方があるなんて知らなかったよー!」
教授「はっはっは。いやぁ、亜美さんには楽しんでいただけたようで、何よりですよ」ニッコリ
真「なんかまぁ……試してみたくは、ありますね」
千早(まったく……あんな講習で本当に効果があるんだか…………)
律子「……よし、では……早速実践に移りましょう」
律子「まずは真からよ」
真「!ぼ、ボクからか……よーっし、誰なんですか?」
教授「えー、真さんに怒らせていただくのは……」
教授「ご友人の『萩原雪歩』さんですね」
千早「…………まぁ、予想通りかしらね」
亜美「ゆきぴょんが、まこちんに……怒るかなぁー」
真「雪歩……を、怒らせなきゃいけない……のかぁ……」
律子「先週、伊織がやよいを怒らせたんだけど……それと同じ注意点があるわね」
真「……やよいと同じ?」
律子「雪歩も人のことを悪く言えない人間だから……『怒る』より先に『泣く』可能性があるわ」
真「……!」
律子「もちろん激怒しながら、感情が昂ぶって泣くことはあるでしょうけど……」
律子「なるべくなら、『泣かせずに怒らせる』のを意識してね」
真「うわーっ、何か一気に難しくなった気がするよぉ……」
真「でも……怒った姿を見ずに真の友情なんて語れない……ですよね、教授?」
教授「ええ、その通りです」ニッコリ
真「……わかりました。……全力で怒らせてきます!」
―――
モニタールーム
P「よろしくお願いします」
律子「……というわけで、ここからはすっかりこの番組のファンとなった……」
律子「わが社のプロデューサー殿も一緒に参加します」
真「……やよいと同じ?」
律子「雪歩も人のことを悪く言えない人間だから……『怒る』より先に『泣く』可能性があるわ」
真「……!」
律子「もちろん激怒しながら、感情が昂ぶって泣くことはあるでしょうけど……」
律子「なるべくなら、『泣かせずに怒らせる』のを意識してね」
真「うわーっ、何か一気に難しくなった気がするよぉ……」
真「でも……怒った姿を見ずに真の友情なんて語れない……ですよね、教授?」
教授「ええ、その通りです」ニッコリ
真「……わかりました。……全力で怒らせてきます!」
―――
モニタールーム
P「よろしくお願いします」
律子「……というわけで、ここからはすっかりこの番組のファンとなった……」
律子「わが社のプロデューサー殿も一緒に参加します」
P「律子、雪歩がまだ来てないようだけど」
律子「えー、今回はですね……真が雪歩を事務所に呼ぶ、ということになっているようです」
教授「待ち合わせの時間ですので……そろそろ来ることでしょう」
―――
ガチャ
雪歩「あ……真ちゃんおはよう」
真「おはよう雪歩。……ゴメンね、わざわざ事務所まで呼び出したりして」ペラリ
雪歩「ううん大丈夫だよぉ……それで、どうしたの?」
真「あぁそれがさぁ……」ペラリ
雪歩「……何読んでるの?」
真「?コレ?……雪歩の詩集だよ」ペラリ
雪歩「…………」
雪歩「………………え?」サァーッ
真「けっこー面白いね」ペラリ
律子「えー、今回はですね……真が雪歩を事務所に呼ぶ、ということになっているようです」
教授「待ち合わせの時間ですので……そろそろ来ることでしょう」
―――
ガチャ
雪歩「あ……真ちゃんおはよう」
真「おはよう雪歩。……ゴメンね、わざわざ事務所まで呼び出したりして」ペラリ
雪歩「ううん大丈夫だよぉ……それで、どうしたの?」
真「あぁそれがさぁ……」ペラリ
雪歩「……何読んでるの?」
真「?コレ?……雪歩の詩集だよ」ペラリ
雪歩「…………」
雪歩「………………え?」サァーッ
真「けっこー面白いね」ペラリ
雪歩「な!え、ちょ……ちょっと!」
バッ
真「あれ」
雪歩「ひぃぃいん!よ、よま、よま読まないでよぉ!」カアァ
真「あれー……」
雪歩「な、なん……え?ど、どこから?どこから持ってきたの……?」
真「ああそれ?雪歩のロッカーに入ってたのを持ってきたんだよ」
雪歩「ひぃい……な、なんでロッカー開けちゃうのぉ!?」
真「あれ?ダメだった?」
雪歩「だ、ダメに決まってるよぉ!……いくら真ちゃんでも、ダメなものはダメ!」
真「あー、そっかー……」
・怒らせるテクニック
28:無神経
他人の日記や手帳、携帯を無神経に覗き見する。
父親から娘に対してやるのが、一番効果的。
バッ
真「あれ」
雪歩「ひぃぃいん!よ、よま、よま読まないでよぉ!」カアァ
真「あれー……」
雪歩「な、なん……え?ど、どこから?どこから持ってきたの……?」
真「ああそれ?雪歩のロッカーに入ってたのを持ってきたんだよ」
雪歩「ひぃい……な、なんでロッカー開けちゃうのぉ!?」
真「あれ?ダメだった?」
雪歩「だ、ダメに決まってるよぉ!……いくら真ちゃんでも、ダメなものはダメ!」
真「あー、そっかー……」
・怒らせるテクニック
28:無神経
他人の日記や手帳、携帯を無神経に覗き見する。
父親から娘に対してやるのが、一番効果的。
―――
教授「入りとしては素晴らしいですねぇ」
律子「もう『怒ってる』ようには見えますからね」
千早「……萩原さん、本当に怒ってしまうのかしら……」
―――
雪歩「真ちゃん……次からは本当に止めてね……?」グスッ
真「あ、あぁうん……ゴメン雪歩……」
真(ダメだ。泣かせちゃダメなんだ……)
真(……でも、ボクの使うテクニックを考えれば……こうせざるを得なかった)
真(そうだ!恥は捨てろ……恥は捨てるんだボク……!)
真「……ゴメンよ雪歩。……お詫びにと言っちゃアレだけど……アイス食べない?」
雪歩「アイス?」
真「うん。一緒に食べようと思って、買ってきたんだ。……雪歩のは抹茶味だよ」
雪歩「あ、うん……。……わかった……一緒に食べよ?」ニコッ
真「よっし!今持ってくるよ」
教授「入りとしては素晴らしいですねぇ」
律子「もう『怒ってる』ようには見えますからね」
千早「……萩原さん、本当に怒ってしまうのかしら……」
―――
雪歩「真ちゃん……次からは本当に止めてね……?」グスッ
真「あ、あぁうん……ゴメン雪歩……」
真(ダメだ。泣かせちゃダメなんだ……)
真(……でも、ボクの使うテクニックを考えれば……こうせざるを得なかった)
真(そうだ!恥は捨てろ……恥は捨てるんだボク……!)
真「……ゴメンよ雪歩。……お詫びにと言っちゃアレだけど……アイス食べない?」
雪歩「アイス?」
真「うん。一緒に食べようと思って、買ってきたんだ。……雪歩のは抹茶味だよ」
雪歩「あ、うん……。……わかった……一緒に食べよ?」ニコッ
真「よっし!今持ってくるよ」
真「はい、お待たせ」
雪歩「ありがとう真ちゃん。……いただきまーす」
真「いただきまーす」
カパッ
真「あちゃー、フタにアイスついちゃってるよぉ」
雪歩「ふふ……そういうことってあるよね」
真「……しょうがないなぁ」
ベロン
雪歩「……!?」
真「……!うん、美味しい美味しい!」ベロンベロン
―――
律子「真……よりにもよって『ソレ』をやるなんて……」
教授「これは『信用クラッシュ』と呼ばれるテクニックですね。長期戦、短期戦どちらにも有効ですが……どちらなのでしょう」
亜美「うわーまこちん…………うわー…………」
雪歩「ありがとう真ちゃん。……いただきまーす」
真「いただきまーす」
カパッ
真「あちゃー、フタにアイスついちゃってるよぉ」
雪歩「ふふ……そういうことってあるよね」
真「……しょうがないなぁ」
ベロン
雪歩「……!?」
真「……!うん、美味しい美味しい!」ベロンベロン
―――
律子「真……よりにもよって『ソレ』をやるなんて……」
教授「これは『信用クラッシュ』と呼ばれるテクニックですね。長期戦、短期戦どちらにも有効ですが……どちらなのでしょう」
亜美「うわーまこちん…………うわー…………」
>>167
ないわ
ないわ
・怒らせるテクニック
29:信用クラッシュ
その人の信用を無くすような、常識知らずな行動をとる。
やる人、受ける人によっては、与えるダメージも甚大である。
―――
雪歩「ま、真ちゃん……!」
真「どうしたのー、雪歩?」ベロンベロン
雪歩「……あ、あの……」
雪歩「や、止めてよぉ!……真ちゃん、はしたないよ!」
真「……そう?」
雪歩「そうだよ!」
真「……そっか。わかった、やめるよ」
雪歩「……フゥー……」ホッ
真(……)
真(今のは……『強く注意した』だけだ……怒ってはいない)
真(雪歩……ゴメン……。でも……ボクも雪歩の本気で怒った顔を見ないと、止められないんだ!)
29:信用クラッシュ
その人の信用を無くすような、常識知らずな行動をとる。
やる人、受ける人によっては、与えるダメージも甚大である。
―――
雪歩「ま、真ちゃん……!」
真「どうしたのー、雪歩?」ベロンベロン
雪歩「……あ、あの……」
雪歩「や、止めてよぉ!……真ちゃん、はしたないよ!」
真「……そう?」
雪歩「そうだよ!」
真「……そっか。わかった、やめるよ」
雪歩「……フゥー……」ホッ
真(……)
真(今のは……『強く注意した』だけだ……怒ってはいない)
真(雪歩……ゴメン……。でも……ボクも雪歩の本気で怒った顔を見ないと、止められないんだ!)
……
真「ふぅ~、ごちそうさま」
雪歩「ごちそうさま。美味しかったよ、真ちゃん」
真「へへっ、そう?」
雪歩「それで……話って何?」
真「ああ、雪歩この前さぁ、スタッフの人たちと上手くコミュニケーション出来ないって言ってたよね?」
雪歩「え?……う、うん……」
雪歩「この前は四条さんが一緒に居たからよかったけど……」
雪歩「普段は、男のスタッフさんたちと全然しゃべれないし……」
雪歩「それに……そのことで、『挨拶もできない』って陰口言われたり……」
真「あぁ、それは良くないなぁ。……殴っちゃおうよ」
雪歩「え……えぇ!?だ、ダメダメダメ!そんなの出来ない……っていうか絶対ダメだよぉ!」
真「……でもさぁ、上手くしゃべれないし、そのことで悪口言われるんでしょ?」
雪歩「そ、それはそうだけどぉ……」
真「殴っちゃおうよ。……今から殴りに行く?」
真「ふぅ~、ごちそうさま」
雪歩「ごちそうさま。美味しかったよ、真ちゃん」
真「へへっ、そう?」
雪歩「それで……話って何?」
真「ああ、雪歩この前さぁ、スタッフの人たちと上手くコミュニケーション出来ないって言ってたよね?」
雪歩「え?……う、うん……」
雪歩「この前は四条さんが一緒に居たからよかったけど……」
雪歩「普段は、男のスタッフさんたちと全然しゃべれないし……」
雪歩「それに……そのことで、『挨拶もできない』って陰口言われたり……」
真「あぁ、それは良くないなぁ。……殴っちゃおうよ」
雪歩「え……えぇ!?だ、ダメダメダメ!そんなの出来ない……っていうか絶対ダメだよぉ!」
真「……でもさぁ、上手くしゃべれないし、そのことで悪口言われるんでしょ?」
雪歩「そ、それはそうだけどぉ……」
真「殴っちゃおうよ。……今から殴りに行く?」
真が自虐すれば雪歩は「私の好きな人を悪く言わないで!」って怒ると思うんだ
雪歩「ダメだってば真ちゃん!」
雪歩「な……殴る、なんて無暗に言っちゃダメ!」
真「いやでもさぁ、殴るしかなくない?」
雪歩「それは……わ、私が……もっと積極的になればいいだけだから……」
雪歩「だから殴っちゃダメ!」
真「そう?……殴った方がいいと思うんだけどなぁ……」
雪歩「…………」
雪歩「真ちゃんって……そんな人じゃないよね……?」
真「何が?」
雪歩「…………」
雪歩「………………何でもない」
・怒らせるテクニック
30:チンピラ思考
人への不満があると、「殴る」という結論にすぐ結びつける。
どんなに小さい不満でも、それが人物に関係する場合、すべてに結びつけるのが一般的
雪歩「な……殴る、なんて無暗に言っちゃダメ!」
真「いやでもさぁ、殴るしかなくない?」
雪歩「それは……わ、私が……もっと積極的になればいいだけだから……」
雪歩「だから殴っちゃダメ!」
真「そう?……殴った方がいいと思うんだけどなぁ……」
雪歩「…………」
雪歩「真ちゃんって……そんな人じゃないよね……?」
真「何が?」
雪歩「…………」
雪歩「………………何でもない」
・怒らせるテクニック
30:チンピラ思考
人への不満があると、「殴る」という結論にすぐ結びつける。
どんなに小さい不満でも、それが人物に関係する場合、すべてに結びつけるのが一般的
>>175
弱さんが思い浮かんだ
弱さんが思い浮かんだ
>>178
それ作り話な
それ作り話な
―――
P「真はアレですね。徹底的に自分を落としていくタイプですね」
教授「そうですねぇ。……おそらく、この後は『アレ』につなげるのでしょうか」
律子「真ってば、結構怒らせるプロセスの組み立てが上手いじゃないの」
―――
真「あ、そうそう……それで、この前は貴音に助けてもらったんだ?」
雪歩「!そ、そうだよ」
真「何があったの?」
雪歩「え、とね……私が上手くしゃべれなくて、小さな声で愚痴を言われてたんだけど……」
雪歩「それをたまたま見てた四条さんが、」
『不満があるのならば本人に直接言えば良いのではないですか!?』
雪歩「って、私の代わりに怒ってくれたんだよ」
雪歩「あの時の四条さん……すごく凛々しくてかっこよかったんだ」キラキラ
真「へぇ~……ていうかそれってボクでしょ?」
雪歩「…………え?」
P「真はアレですね。徹底的に自分を落としていくタイプですね」
教授「そうですねぇ。……おそらく、この後は『アレ』につなげるのでしょうか」
律子「真ってば、結構怒らせるプロセスの組み立てが上手いじゃないの」
―――
真「あ、そうそう……それで、この前は貴音に助けてもらったんだ?」
雪歩「!そ、そうだよ」
真「何があったの?」
雪歩「え、とね……私が上手くしゃべれなくて、小さな声で愚痴を言われてたんだけど……」
雪歩「それをたまたま見てた四条さんが、」
『不満があるのならば本人に直接言えば良いのではないですか!?』
雪歩「って、私の代わりに怒ってくれたんだよ」
雪歩「あの時の四条さん……すごく凛々しくてかっこよかったんだ」キラキラ
真「へぇ~……ていうかそれってボクでしょ?」
雪歩「…………え?」
真「いやだって……『凛々しくてカッコいい』なんて……それボクでしょ?」
雪歩「え?……いや、あの……」
雪歩「ま、真ちゃんも四条さんもカッコいいけど……それぞれの良さがあるから……」
真「……貴音のカッコいい所って、例えば?」
雪歩「……し、四条さんは……」
雪歩「その……い、いつも流されないで、しっかりしている所とか」
真「いや、それボクでしょ?」
雪歩「え……あの、違うわけじゃないけど……ま、真ちゃんともちょっと……」
真「いやいやいや……ボクでしょ?」
真「ていうか他には?」
雪歩「えぇ!?……え、と……ちょっとミステリアスで……優雅な所とか……」
真「いやいやいやいやいやいや……」
真「それ、ボクでしょ?」
雪歩「真ちゃんは……ち、違うよ……」
雪歩「え?……いや、あの……」
雪歩「ま、真ちゃんも四条さんもカッコいいけど……それぞれの良さがあるから……」
真「……貴音のカッコいい所って、例えば?」
雪歩「……し、四条さんは……」
雪歩「その……い、いつも流されないで、しっかりしている所とか」
真「いや、それボクでしょ?」
雪歩「え……あの、違うわけじゃないけど……ま、真ちゃんともちょっと……」
真「いやいやいや……ボクでしょ?」
真「ていうか他には?」
雪歩「えぇ!?……え、と……ちょっとミステリアスで……優雅な所とか……」
真「いやいやいやいやいやいや……」
真「それ、ボクでしょ?」
雪歩「真ちゃんは……ち、違うよ……」
真「いやぁー、違くないよー…………ボクでしょ?」
雪歩「ち、違うよぉ……」
・怒らせるテクニック
31:俺ダウト
誰かが他人を褒めている場合、その褒めた全てを自分にも当てはめようとする。
「それ俺も一緒だって」と言った際にドヤ顔を決めれば完璧。
雪歩「ま、真ちゃんには……!」
雪歩「真ちゃんには、真ちゃんのカッコいいところ、たくさんあるよ!」
雪歩「私と違って積極的だし、運動神経もいいし、どんな時も私を守ってくれるし」
雪歩「だ、だから……四条さんと比べたりしないで!」
真「……」
雪歩「……ハッ!?ご、ゴメン!……いきなり怒鳴ったりして……」
真「いや、いいよ……」
雪歩「そう……?」
真(……まだだ…………。今のは怒鳴ってはいたけど……キレてはいない……)
雪歩「ち、違うよぉ……」
・怒らせるテクニック
31:俺ダウト
誰かが他人を褒めている場合、その褒めた全てを自分にも当てはめようとする。
「それ俺も一緒だって」と言った際にドヤ顔を決めれば完璧。
雪歩「ま、真ちゃんには……!」
雪歩「真ちゃんには、真ちゃんのカッコいいところ、たくさんあるよ!」
雪歩「私と違って積極的だし、運動神経もいいし、どんな時も私を守ってくれるし」
雪歩「だ、だから……四条さんと比べたりしないで!」
真「……」
雪歩「……ハッ!?ご、ゴメン!……いきなり怒鳴ったりして……」
真「いや、いいよ……」
雪歩「そう……?」
真(……まだだ…………。今のは怒鳴ってはいたけど……キレてはいない……)
真(……)
真(覚悟を決めろ、ボク……!)
真「あぁ、それで話なんだけど……」
真「雪歩、ボクのお父さんと会ってみない?」
雪歩「!?ま、真ちゃんのお父さん……!」
真「そう。お父さんがさぁ、『友達の一人でも連れてこい』って言うから、今度雪歩を招待しようと思って」
雪歩「ままま、真ちゃんの家に……!?」
真「そうなんだよ。……それに、雪歩が男性とのコミュニケーションまだうまく取れないって聞いてさ」
真「ボクのお父さん相手に、ちょっと練習してみないかなって」
雪歩「ま、真ちゃんの家で……真ちゃんのお父さんと会って……」
真「あはは、大丈夫だよ。お父さんも雪歩みたいな娘には優しいからさ」
雪歩「…………」ドキドキ
真(…………)
真「……どう?雪歩」
雪歩「う、うん、行く!お邪魔させてもらうよ!」
真(覚悟を決めろ、ボク……!)
真「あぁ、それで話なんだけど……」
真「雪歩、ボクのお父さんと会ってみない?」
雪歩「!?ま、真ちゃんのお父さん……!」
真「そう。お父さんがさぁ、『友達の一人でも連れてこい』って言うから、今度雪歩を招待しようと思って」
雪歩「ままま、真ちゃんの家に……!?」
真「そうなんだよ。……それに、雪歩が男性とのコミュニケーションまだうまく取れないって聞いてさ」
真「ボクのお父さん相手に、ちょっと練習してみないかなって」
雪歩「ま、真ちゃんの家で……真ちゃんのお父さんと会って……」
真「あはは、大丈夫だよ。お父さんも雪歩みたいな娘には優しいからさ」
雪歩「…………」ドキドキ
真(…………)
真「……どう?雪歩」
雪歩「う、うん、行く!お邪魔させてもらうよ!」
真「そう?いやぁ良かったよぉ」
雪歩「た、楽しみだね……」
真「そうだねぇ……それに、雪歩も良かったよね」
雪歩「そ、そうだよね」
真「うんうん、ボクみたいな友達思いの最高の親友が持ててさ……雪歩も幸せだよ」
雪歩「…………」
雪歩「ま、ことちゃん……?……い、いま……何て……?」
真「え?……だからぁ、ちゃんと雪歩のこと考えて家に招待してあげたんだよ?」
真「雪歩みたいな、暗くてジメジメした子と、こんなに仲良くしてくれる人いないよ?」
雪歩「……う、うそ……うそだよね……?」
雪歩「真ちゃん……うそ、なんだよね……?」
真「……嘘って何がだい?」
真「雪歩のことを考えて招待してあげたんだよー?へへっ嘘つくわけないよ」
雪歩「た、楽しみだね……」
真「そうだねぇ……それに、雪歩も良かったよね」
雪歩「そ、そうだよね」
真「うんうん、ボクみたいな友達思いの最高の親友が持ててさ……雪歩も幸せだよ」
雪歩「…………」
雪歩「ま、ことちゃん……?……い、いま……何て……?」
真「え?……だからぁ、ちゃんと雪歩のこと考えて家に招待してあげたんだよ?」
真「雪歩みたいな、暗くてジメジメした子と、こんなに仲良くしてくれる人いないよ?」
雪歩「……う、うそ……うそだよね……?」
雪歩「真ちゃん……うそ、なんだよね……?」
真「……嘘って何がだい?」
真「雪歩のことを考えて招待してあげたんだよー?へへっ嘘つくわけないよ」
雪歩「や、やめて……」
真「友達のできない雪歩のために、ここまでしてあげる……ボクってば友達思いだろ?」
真「雪歩もさ、もっと僕に感謝してくれても
雪歩「もうやめて!」
真「…………」
真「……どうしたの雪歩」
雪歩「……真ちゃんおかしいよ!」
雪歩「普段の真ちゃんは、絶対そんなこと言わない!」
雪歩「確かに私のために何かしてくれるけど……」
雪歩「そんな……わざわざ私のために、なんて言ったりしないもん」
雪歩「それに私の悪口だって言ったりしない……四条さんと自分を比べたりもしない……」
真「…………」
雪歩「真ちゃんおかしいよ!どうしちゃったの!?」
真「友達のできない雪歩のために、ここまでしてあげる……ボクってば友達思いだろ?」
真「雪歩もさ、もっと僕に感謝してくれても
雪歩「もうやめて!」
真「…………」
真「……どうしたの雪歩」
雪歩「……真ちゃんおかしいよ!」
雪歩「普段の真ちゃんは、絶対そんなこと言わない!」
雪歩「確かに私のために何かしてくれるけど……」
雪歩「そんな……わざわざ私のために、なんて言ったりしないもん」
雪歩「それに私の悪口だって言ったりしない……四条さんと自分を比べたりもしない……」
真「…………」
雪歩「真ちゃんおかしいよ!どうしちゃったの!?」
>>193
恋
恋
真「どうもしてないよ……ボクはボクだよ」
真「…………」
真「雪歩の方が……ボクに勝手な期待をしてただけなんじゃないの?」
雪歩「……!そ、んな……」
真「……まったく……感謝こそされるはずなのに……なんでボクが怒られなきゃいけないのさ」
雪歩「……」ギリッ
雪歩「……真ちゃん……それ……本気で言ってるの……?」
真「ん?そりゃそうだよ」
真「むしろ怒られる理由が知りたいくらいだね」
雪歩「…………」
雪歩「……最低だよ…………真ちゃん……」
真「…………」
雪歩「そんな人だなんて、思わなかった。……最低だよ…………」
真「…………」
真「雪歩の方が……ボクに勝手な期待をしてただけなんじゃないの?」
雪歩「……!そ、んな……」
真「……まったく……感謝こそされるはずなのに……なんでボクが怒られなきゃいけないのさ」
雪歩「……」ギリッ
雪歩「……真ちゃん……それ……本気で言ってるの……?」
真「ん?そりゃそうだよ」
真「むしろ怒られる理由が知りたいくらいだね」
雪歩「…………」
雪歩「……最低だよ…………真ちゃん……」
真「…………」
雪歩「そんな人だなんて、思わなかった。……最低だよ…………」
真「あ、そう……」
真「…………」
真「ボクのこと……嫌いにでもなったかい?」
雪歩「…………」
真「…………」
雪歩「……嫌いだよ」
真「…………」
真「……そう、か」
雪歩「…………」
雪歩「……真ちゃんが、こんなに酷い人だってわかったはずなのに……」
雪歩「それでも…………嫌いになれない……」
雪歩「そんな自分が……大っ嫌いだよ……」
真「…………」
真「ボクのこと……嫌いにでもなったかい?」
雪歩「…………」
真「…………」
雪歩「……嫌いだよ」
真「…………」
真「……そう、か」
雪歩「…………」
雪歩「……真ちゃんが、こんなに酷い人だってわかったはずなのに……」
雪歩「それでも…………嫌いになれない……」
雪歩「そんな自分が……大っ嫌いだよ……」
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