私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ杏子「先輩杏子ちゃん」

みんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
杏子「知りたくはなかったよ…人の欲を、金の力をさ」
杏子「だから私は誓ったんだ、金にも他人にも頼らないでモモと2人で強く生きるって」
杏子「私は…あたしは、強くならなきゃいけないんだ!」
杏子「でもやっぱり金は必要だよ…だから今も親戚に取られなかった残りた少ない金で生活してるんだ」
ほむら「……」
杏子「中学を卒業したら働くよ、あたしがモモを守るんだ」
杏子「モモはあたしに残った最後の幸せなんだ」
杏子「だから私は誓ったんだ、金にも他人にも頼らないでモモと2人で強く生きるって」
杏子「私は…あたしは、強くならなきゃいけないんだ!」
杏子「でもやっぱり金は必要だよ…だから今も親戚に取られなかった残りた少ない金で生活してるんだ」
ほむら「……」
杏子「中学を卒業したら働くよ、あたしがモモを守るんだ」
杏子「モモはあたしに残った最後の幸せなんだ」
杏子「あの皿は…お母さんの形見だと思って今まで毎日眺めながら食器を洗ってたんだ」
ほむら「あっ…」
杏子「…結局、あたしはずっとお母さんに依存してたんだと思う」
ほむら「杏子さん…」
杏子「…だからさ、今回割れて良かったよ…母親離れするいいきっかけになった」
杏子「……これでよかったんだよ、これで」
杏子「……」ウルウル
ほむら「杏子さん…そんなの悲しすぎるよ…」
杏子「だって仕方ないだろ?魔法や奇跡があればあたしだって…」
ほむら「あっ…」
杏子「…結局、あたしはずっとお母さんに依存してたんだと思う」
ほむら「杏子さん…」
杏子「…だからさ、今回割れて良かったよ…母親離れするいいきっかけになった」
杏子「……これでよかったんだよ、これで」
杏子「……」ウルウル
ほむら「杏子さん…そんなの悲しすぎるよ…」
杏子「だって仕方ないだろ?魔法や奇跡があればあたしだって…」
杏子「でも無いんだよ…奇跡も魔法も無いんだよ」
ほむら「……」
杏子「…だから、あたしは強くなる、強くならなきゃダメなんだ!」
杏子「強く…」グスッ
杏子「うぅ…うぅぅっ…」
ほむら「杏子…さん…」
杏子「あたし…あたしぃ…」ポロポロ
ほむら「ぁ…」
モモ「お姉ちゃん!」タタッ
杏子「モモ…」
モモ「…お姉ちゃん」
杏子「モモ…ごめん…ごめんね」ギュッ
杏子「私が…私が弱いから…カッコ悪いからモモに辛い思いをさせちゃって…」
ほむら「……」
杏子「…だから、あたしは強くなる、強くならなきゃダメなんだ!」
杏子「強く…」グスッ
杏子「うぅ…うぅぅっ…」
ほむら「杏子…さん…」
杏子「あたし…あたしぃ…」ポロポロ
ほむら「ぁ…」
モモ「お姉ちゃん!」タタッ
杏子「モモ…」
モモ「…お姉ちゃん」
杏子「モモ…ごめん…ごめんね」ギュッ
杏子「私が…私が弱いから…カッコ悪いからモモに辛い思いをさせちゃって…」
モモ「そんなことないよ?」
杏子「モモ…」
モモ「お姉ちゃんは弱くないよ?カッコ悪くなんかないよ」
杏子「……」
モモ「お姉ちゃんは世界一カッコいいお姉ちゃんだよっ!」
杏子「モモ…!」
モモ「お姉ちゃんは、わたしの宝物だよ?」
モモ「だってわたし、お姉ちゃんが大好きだもん!」
杏子「うぅっ…うぅ…うわぁぁぁっ」
モモ「お姉ちゃん…」ギュッ
杏子「モモ…ぐすっ…モモぉ…」
杏子「ごめんね…ごめんねっ…」
モモ「いいんだよ」
杏子「モモ…」
モモ「お姉ちゃんは弱くないよ?カッコ悪くなんかないよ」
杏子「……」
モモ「お姉ちゃんは世界一カッコいいお姉ちゃんだよっ!」
杏子「モモ…!」
モモ「お姉ちゃんは、わたしの宝物だよ?」
モモ「だってわたし、お姉ちゃんが大好きだもん!」
杏子「うぅっ…うぅ…うわぁぁぁっ」
モモ「お姉ちゃん…」ギュッ
杏子「モモ…ぐすっ…モモぉ…」
杏子「ごめんね…ごめんねっ…」
モモ「いいんだよ」
ほむら「杏子さん…モモちゃん…」
マミ「杏子ちゃんのことはモモちゃんに任せましょう?」
ほむら「マミさん…」
マミ「杏子ちゃんのことは、いっつも一緒にいたモモちゃんが一番よくわかっているわ」
マミ「自称親友の私なんかより…ずっとね」
ほむら「……」
マミ「せっかくだし、今からお話ししましょうか」
マミ「もう暁美さんも他人じゃないからね」
マミ「だって暁美さんは…」
ほむら「…はい」
ほむら(そうだよ…わたしのせいでこんなことになっちゃったんだもん…)
マミ「杏子ちゃんのことはモモちゃんに任せましょう?」
ほむら「マミさん…」
マミ「杏子ちゃんのことは、いっつも一緒にいたモモちゃんが一番よくわかっているわ」
マミ「自称親友の私なんかより…ずっとね」
ほむら「……」
マミ「せっかくだし、今からお話ししましょうか」
マミ「もう暁美さんも他人じゃないからね」
マミ「だって暁美さんは…」
ほむら「…はい」
ほむら(そうだよ…わたしのせいでこんなことになっちゃったんだもん…)
マミ「暁美さんはもう、私達を3人のお友だちなんだからね」ニコッ
ほむら「えっ…?」
マミ「だから包み隠さず、私のこともちゃんとお話しするわ」
ほむら「は、はい…!」
マミ「ふふ、ありがとう。暁美さん…私もね?杏子ちゃんとおなじなの」
ほむら「同じ…?」
マミ「私も…もう両親はいないの」
ほむら「え…?」
マミ「これを話して、慰めてや同情してとは言わないわ」
マミ「ただ、知ってほしいの。私の…そして、杏子ちゃんのことをね」
ほむら「……」
ほむら「えっ…?」
マミ「だから包み隠さず、私のこともちゃんとお話しするわ」
ほむら「は、はい…!」
マミ「ふふ、ありがとう。暁美さん…私もね?杏子ちゃんとおなじなの」
ほむら「同じ…?」
マミ「私も…もう両親はいないの」
ほむら「え…?」
マミ「これを話して、慰めてや同情してとは言わないわ」
マミ「ただ、知ってほしいの。私の…そして、杏子ちゃんのことをね」
ほむら「……」
マミ「私はね?家族3人交通事故に巻き込まれて…」
マミ「私だけ助かったの…奇跡だとよく言われるわ」
ほむら「マミさん…」
マミ「でも私は奇跡だとは思ってないわ、お父さんとお母さんが私を守ってくれたって」
マミ「私はそう信じてるの」
ほむら「…」
マミ「私には…身寄りがなかったから施設に行きなさいと言われたわ」
マミ「でも、私は家に残ることを選んだの」
ほむら「…?」
マミ「どうしてかって?それはね?あの2人がいてくれたからよ」
ほむら「あっ…」
マミ「そう、杏子ちゃんとモモちゃんがね」
マミ「私だけ助かったの…奇跡だとよく言われるわ」
ほむら「マミさん…」
マミ「でも私は奇跡だとは思ってないわ、お父さんとお母さんが私を守ってくれたって」
マミ「私はそう信じてるの」
ほむら「…」
マミ「私には…身寄りがなかったから施設に行きなさいと言われたわ」
マミ「でも、私は家に残ることを選んだの」
ほむら「…?」
マミ「どうしてかって?それはね?あの2人がいてくれたからよ」
ほむら「あっ…」
マミ「そう、杏子ちゃんとモモちゃんがね」
マミ「私と杏子ちゃんは同じクラスだったの、でも最初は特別仲好しじゃなかったわ」
マミ「仲良くなったのは…私の両親のことをクラスのみんなが知ったときよ」
マミ「クラスのみんなはみんな、私のことを可哀想って言ってたわ」
マミ「慰めてくれた…それは嬉しかったけど…少し寂しかったの」
マミ「誰にも私の気持ちはわからないんだ…ってね」
ほむら「マミさん…」
マミ「そんな中、一人だけ泣いていた…泣いてくれた女の子がいたの」
ほむら「それって…」
マミ「うん、杏子ちゃんよ」
マミ「仲良くなったのは…私の両親のことをクラスのみんなが知ったときよ」
マミ「クラスのみんなはみんな、私のことを可哀想って言ってたわ」
マミ「慰めてくれた…それは嬉しかったけど…少し寂しかったの」
マミ「誰にも私の気持ちはわからないんだ…ってね」
ほむら「マミさん…」
マミ「そんな中、一人だけ泣いていた…泣いてくれた女の子がいたの」
ほむら「それって…」
マミ「うん、杏子ちゃんよ」
マミ「杏子ちゃんは私の気持ちになって考えてくれて、泣いてくれたの」
マミ「それまではあまり話したことはなかったのによ?」
ほむら「杏子さん…」
マミ「私はそれが嬉しかった…それは今も同じ」
マミ「それから、私と杏子ちゃんは仲良くなったわ」
マミ「そしてモモちゃんもね」
マミ「学校はいつも3人で通って3人で帰った」
マミ「何時もはひとりぼっちの私の家も2人が来てくれるから寂しくなかったわ」
マミ「2人は本当に私の親友なの」
マミ「それまではあまり話したことはなかったのによ?」
ほむら「杏子さん…」
マミ「私はそれが嬉しかった…それは今も同じ」
マミ「それから、私と杏子ちゃんは仲良くなったわ」
マミ「そしてモモちゃんもね」
マミ「学校はいつも3人で通って3人で帰った」
マミ「何時もはひとりぼっちの私の家も2人が来てくれるから寂しくなかったわ」
マミ「2人は本当に私の親友なの」
マミ「私はひとりぼっちに見えたかもしれない…でも本当はひとりぼっちじゃなかったわ」
マミ「私は幸せだった、2人が大好きだったのよ」
マミ「…でも、お別れの時がやってきたの」
ほむら「えっ?お別れ…?」
マミ「ええ…2人のご両親が…そして、2人は転校していったの」
ほむら「……」
マミ「だけど、2人はまた私のもとへ帰ってきたの」
マミ「2人っきりでね」
ほむら「そっか…だから…」
マミ「ええ、杏子ちゃんは自分の力で生きるって覚悟をしたのよ」
マミ「……本当は泣き虫で優しい杏子ちゃんがね」
マミ「私は幸せだった、2人が大好きだったのよ」
マミ「…でも、お別れの時がやってきたの」
ほむら「えっ?お別れ…?」
マミ「ええ…2人のご両親が…そして、2人は転校していったの」
ほむら「……」
マミ「だけど、2人はまた私のもとへ帰ってきたの」
マミ「2人っきりでね」
ほむら「そっか…だから…」
マミ「ええ、杏子ちゃんは自分の力で生きるって覚悟をしたのよ」
マミ「……本当は泣き虫で優しい杏子ちゃんがね」
両親いなくなってからならわかるけど
それ以前で杏子がマミさんの気持ちわかるってのもなんか変じゃね
それ以前で杏子がマミさんの気持ちわかるってのもなんか変じゃね
マミ「杏子ちゃんは口調も性格も無理して変えていたわ」
マミ「そして誰の助けも受け取ろうとはしなかった」
マミ「私がそれまでのお礼をしようとして、慰めようとしても…断られて」
ほむら「マミさん…」
マミ「…私は悔しかったの、私は杏子ちゃんに助けられたのに」
マミ「私は…杏子ちゃんを助けられないのかなって…」
ほむら「……」
マミ「…私にできることは1つしかなかったわ」
マミ「杏子ちゃんの親友として、杏子ちゃんを支えること」
マミ「例え杏子ちゃんが拒んでも…諦めるわけにはいかなかったの」
マミ「そして誰の助けも受け取ろうとはしなかった」
マミ「私がそれまでのお礼をしようとして、慰めようとしても…断られて」
ほむら「マミさん…」
マミ「…私は悔しかったの、私は杏子ちゃんに助けられたのに」
マミ「私は…杏子ちゃんを助けられないのかなって…」
ほむら「……」
マミ「…私にできることは1つしかなかったわ」
マミ「杏子ちゃんの親友として、杏子ちゃんを支えること」
マミ「例え杏子ちゃんが拒んでも…諦めるわけにはいかなかったの」
マミ「私も杏子ちゃんのように人の気持ちになって考えて、泣けるような人になりたかったわ」
マミ「でも、それは難しかった…」
マミ「同じ両親をなくした私でも…杏子ちゃんの気持ち全てを知られなかったの」
マミ「杏子ちゃんは両親をなくしてない時に私の気持ちになってくれたのにね」
ほむら「……」
マミ「不思議よね?なんで杏子ちゃんにはわかったんだろうってね」
マミ「でも、私にはわかるわ…それは杏子ちゃんが優しすぎるからよ」
マミ「杏子ちゃんがよく言っていたわ、お父さんはすごく優しい人だって」
マミ「人のために涙を流せる人だってね」
マミ「でも、それは難しかった…」
マミ「同じ両親をなくした私でも…杏子ちゃんの気持ち全てを知られなかったの」
マミ「杏子ちゃんは両親をなくしてない時に私の気持ちになってくれたのにね」
ほむら「……」
マミ「不思議よね?なんで杏子ちゃんにはわかったんだろうってね」
マミ「でも、私にはわかるわ…それは杏子ちゃんが優しすぎるからよ」
マミ「杏子ちゃんがよく言っていたわ、お父さんはすごく優しい人だって」
マミ「人のために涙を流せる人だってね」
ほむら「…!」
マミ「それはきっと、杏子ちゃんも同じなんだと思うわ」
マミ「杏子ちゃんは優しい女の子よ、本当に…ね」
ほむら「そう…ですね」
マミ「…でも杏子ちゃんは一人で背負いすぎなのよ」
マミ「満足なお金も持ってないのに、モモちゃんとたった2人で生きるだなんて…」
ほむら「それは…」
マミ「私は…1人よ、でも私には2人がいてくれたから」
マミ「それに…私はお金にも困らなかった…」
マミ「でも…2人は……」
マミ「それはきっと、杏子ちゃんも同じなんだと思うわ」
マミ「杏子ちゃんは優しい女の子よ、本当に…ね」
ほむら「そう…ですね」
マミ「…でも杏子ちゃんは一人で背負いすぎなのよ」
マミ「満足なお金も持ってないのに、モモちゃんとたった2人で生きるだなんて…」
ほむら「それは…」
マミ「私は…1人よ、でも私には2人がいてくれたから」
マミ「それに…私はお金にも困らなかった…」
マミ「でも…2人は……」
マミ「2人はね?本当にギリギリの生活をしているの」
マミ「食事はスーパーの安いお弁当を2人でわけで食べているわ」
ほむら「あ…だから…あの時…」
マミ「自炊はできないみたいなの…だから、私は手伝うと言ったわ」
マミ「それに手料理だって持っていったわ…でも、受け取ってくれなかったの」
マミ「自力でなんとかするって…だからさっきのケーキのように食べてくれることは滅多になかったわ」
マミ「…杏子ちゃんが私の手料理を食べる時は…本当に思い詰めてる時だけなの」
マミ「だから今日も…そしてやっぱり泣いてしまったわ」
マミ「食事はスーパーの安いお弁当を2人でわけで食べているわ」
ほむら「あ…だから…あの時…」
マミ「自炊はできないみたいなの…だから、私は手伝うと言ったわ」
マミ「それに手料理だって持っていったわ…でも、受け取ってくれなかったの」
マミ「自力でなんとかするって…だからさっきのケーキのように食べてくれることは滅多になかったわ」
マミ「…杏子ちゃんが私の手料理を食べる時は…本当に思い詰めてる時だけなの」
マミ「だから今日も…そしてやっぱり泣いてしまったわ」
マミ「杏子ちゃんは責任をすごく感じてるのよ…そして全てを一人で背負っているの」
マミ「私とは似てるようで、全く似てない状況よ…」
ほむら「マミさん…」
マミ「暁美さん…あなた、杏子ちゃんに憧れたって言ってたわよね?それは何故?」
ほむら「そ、それは…杏子さんがカッコよかったからです…」
マミ「…カッコいい?」
ほむら「は、はい…わたしなんかと違ってカッコいい性格だなって…」
マミ「……」
ほむら「わたし…自分の性格が…名前負けしてるのがすごく嫌で…」
マミ「私とは似てるようで、全く似てない状況よ…」
ほむら「マミさん…」
マミ「暁美さん…あなた、杏子ちゃんに憧れたって言ってたわよね?それは何故?」
ほむら「そ、それは…杏子さんがカッコよかったからです…」
マミ「…カッコいい?」
ほむら「は、はい…わたしなんかと違ってカッコいい性格だなって…」
マミ「……」
ほむら「わたし…自分の性格が…名前負けしてるのがすごく嫌で…」
ほむら「それに言われたんです、お友だちに…鹿目さんに」
ほむら「そして杏子さんに、カッコよくなればいいって…」
マミ「…そう、だからカッコよく見えた杏子ちゃんに憧れたのね?」
ほむら「はい…」
マミ「でも、その杏子ちゃんは無理して作った性格の杏子ちゃんよ」
マミ「それは本当の杏子ちゃんではないわ」
マミ「本当の杏子ちゃんは…優しすぎる女の子よ」
マミ「のら猫を見かけては、数少ない自分の食べ物を与えて…」
マミ「お腹を鳴らせながら笑って猫を見てる、優しい女の子なの」
ほむら「そして杏子さんに、カッコよくなればいいって…」
マミ「…そう、だからカッコよく見えた杏子ちゃんに憧れたのね?」
ほむら「はい…」
マミ「でも、その杏子ちゃんは無理して作った性格の杏子ちゃんよ」
マミ「それは本当の杏子ちゃんではないわ」
マミ「本当の杏子ちゃんは…優しすぎる女の子よ」
マミ「のら猫を見かけては、数少ない自分の食べ物を与えて…」
マミ「お腹を鳴らせながら笑って猫を見てる、優しい女の子なの」
マミ「でも、そんな杏子ちゃんが一番カッコいいと思うわ」
マミ「そうよね?暁美さん」
ほむら「はい…!」
マミ「ふふっ、ありがとう。私もそう言ってくれると嬉しいわ」
ほむら「マミさん…」
マミ「…でも、その杏子ちゃんはもう限界だと思うの」
ほむら「……」
マミ「いつも隠れて泣いているのは知っていたわ…でもね?」
マミ「今日のように私たちの前で泣いたのは初めてなの…」
ほむら「そうなんですか…?」
マミ「…ええ、杏子ちゃんは無理をしすぎたわ」
マミ「だからね?暁美さん…あなたにお願いがあるの?」
ほむら「えっ?わたしに…ですか?」
マミ「ええ――」
マミ「そうよね?暁美さん」
ほむら「はい…!」
マミ「ふふっ、ありがとう。私もそう言ってくれると嬉しいわ」
ほむら「マミさん…」
マミ「…でも、その杏子ちゃんはもう限界だと思うの」
ほむら「……」
マミ「いつも隠れて泣いているのは知っていたわ…でもね?」
マミ「今日のように私たちの前で泣いたのは初めてなの…」
ほむら「そうなんですか…?」
マミ「…ええ、杏子ちゃんは無理をしすぎたわ」
マミ「だからね?暁美さん…あなたにお願いがあるの?」
ほむら「えっ?わたしに…ですか?」
マミ「ええ――」
杏子「すぅ…すぅ…」
モモ「お姉ちゃん…」
マミ「モモちゃん、杏子ちゃんは…あっ」
モモ「あの後、部屋に戻ってお話しようとしたら…眠っちゃって…」
マミ「そう…」
マミ(あのお皿…お母さんの形見が割れて心の支えがなくなってしまったなのかしら)
マミ(…杏子ちゃん)
杏子「お母さん…」
ほむら「杏子さん…」
モモ「……」
マミ「モモちゃんも休んだら?疲れたでしょ?」
モモ「ううん…わたしは大丈夫だよ、わたしにはお姉ちゃんがいるもん」
モモ「だけど、お姉ちゃんは…」
マミ「モモちゃん…」
モモ「お姉ちゃん…」
マミ「モモちゃん、杏子ちゃんは…あっ」
モモ「あの後、部屋に戻ってお話しようとしたら…眠っちゃって…」
マミ「そう…」
マミ(あのお皿…お母さんの形見が割れて心の支えがなくなってしまったなのかしら)
マミ(…杏子ちゃん)
杏子「お母さん…」
ほむら「杏子さん…」
モモ「……」
マミ「モモちゃんも休んだら?疲れたでしょ?」
モモ「ううん…わたしは大丈夫だよ、わたしにはお姉ちゃんがいるもん」
モモ「だけど、お姉ちゃんは…」
マミ「モモちゃん…」
マミ「今は…もう夜ね、モモちゃんも無理しちゃダメよ?」
モモ「うん、わたしがお姉ちゃんを助けるだもん」
モモ「無理してお姉ちゃんに迷惑かけちゃダメなんだよね?」
マミ「うん、そうよ。ありがとう、モモちゃん」
モモ「ううん、マミちゃんもありがとう」
マミ「ふふっ」
ほむら「あの…わたしは…」
マミ「暁美さんも帰って休んだ方がいいわ」
マミ「ただでさえ、転校してきたばっかりなのに…疲れたでしょ?」
ほむら「でも…」
マミ「それに、早く帰らないとお母さんに叱られちゃうぞ?」
ほむら「あっ…」
モモ「うん、わたしがお姉ちゃんを助けるだもん」
モモ「無理してお姉ちゃんに迷惑かけちゃダメなんだよね?」
マミ「うん、そうよ。ありがとう、モモちゃん」
モモ「ううん、マミちゃんもありがとう」
マミ「ふふっ」
ほむら「あの…わたしは…」
マミ「暁美さんも帰って休んだ方がいいわ」
マミ「ただでさえ、転校してきたばっかりなのに…疲れたでしょ?」
ほむら「でも…」
マミ「それに、早く帰らないとお母さんに叱られちゃうぞ?」
ほむら「あっ…」
マミ「ふふ、その様子だと連絡はまだみたいね」
ほむら「う…は、はい」
マミ「思いっきり叱られてきなさい!」
ほむら「……」
マミ「ふふ、今のは冗談よ。でも今日は帰りなさい」
マミ「あなたにはあなたの役目があるの、忘れてないわよね?」
ほむら「…はい!」
マミ「ふふっ、よろしい!」
ほむら「マミさん…」
マミ「明日からもよろしくね、暁美さん」
ほむら「は、はい…よろしくお願いします!」
マミ「…ありがとう。ふふ、また明日ね、ばいばい!」
ほむら「さ、さようなら…!」
モモ「ばいばい、ほむらちゃん」
ほむら「う…は、はい」
マミ「思いっきり叱られてきなさい!」
ほむら「……」
マミ「ふふ、今のは冗談よ。でも今日は帰りなさい」
マミ「あなたにはあなたの役目があるの、忘れてないわよね?」
ほむら「…はい!」
マミ「ふふっ、よろしい!」
ほむら「マミさん…」
マミ「明日からもよろしくね、暁美さん」
ほむら「は、はい…よろしくお願いします!」
マミ「…ありがとう。ふふ、また明日ね、ばいばい!」
ほむら「さ、さようなら…!」
モモ「ばいばい、ほむらちゃん」
翌日
まどか「おはよー」
さやか「おはようっす!」
仁美「おはようございます」
さやか「まどか、今日から例の転校生も一緒に登校するんだよね?」
まどか「うん、そうだよ」
さやか「くぅー!転校初日を風邪なんかで逃すとは…」
さやか「さやかちゃん一生のふかくっ!」
まどか「うぇひひ、おおげさだよぉ」
さやか「むぅー!まどかはもう転校生と仲良くなったんでしょ?」
まどか「えへへ、そうだよ」
さやか「羨ましいなぁ…ねえ、仁美!」
仁美「はい、私も昨日は忙しくてあまりお話できなかったので…」
まどか「おはよー」
さやか「おはようっす!」
仁美「おはようございます」
さやか「まどか、今日から例の転校生も一緒に登校するんだよね?」
まどか「うん、そうだよ」
さやか「くぅー!転校初日を風邪なんかで逃すとは…」
さやか「さやかちゃん一生のふかくっ!」
まどか「うぇひひ、おおげさだよぉ」
さやか「むぅー!まどかはもう転校生と仲良くなったんでしょ?」
まどか「えへへ、そうだよ」
さやか「羨ましいなぁ…ねえ、仁美!」
仁美「はい、私も昨日は忙しくてあまりお話できなかったので…」
さやか「なら今日はあたし達の番だね!」
仁美「ええ、そうですわね!」
まどか「てぃひひ!…あっ」
まどか「ほむらちゃーん!」
ほむら「お、おはようございます…!」
まどか「おはよぉ、ほむらちゃん」
さやか「おっはよー!」
仁美「おはようございます」
ほむら「鹿目さん、志筑さん…それに…」
さやか「あたし?あたしはさやかちゃんだよっ!」
さやか「あたしの名前は美樹さやか!よろしくね?転校生さん!」
ほむら「は、はい!」
さやか「えへへ、まどかから聞いたぞぉ?カッコよくなりたいんだってね」
仁美「ええ、そうですわね!」
まどか「てぃひひ!…あっ」
まどか「ほむらちゃーん!」
ほむら「お、おはようございます…!」
まどか「おはよぉ、ほむらちゃん」
さやか「おっはよー!」
仁美「おはようございます」
ほむら「鹿目さん、志筑さん…それに…」
さやか「あたし?あたしはさやかちゃんだよっ!」
さやか「あたしの名前は美樹さやか!よろしくね?転校生さん!」
ほむら「は、はい!」
さやか「えへへ、まどかから聞いたぞぉ?カッコよくなりたいんだってね」
ほむら「!」
さやか「そーゆーことならこのさやかちゃんに任せなさい!」
さやか「あたしがほむらをカッコよくプロデュースしてあげるね」
ほむら「美樹さん…」
まどか「てぃひひ、さやかちゃんに話したらはしゃいじゃって」
仁美「私も伺いましたわ、私も協力しますね」
まどか「もちろん、わたしもだよ!」
ほむら「…!」
さやか「と言うことで、あたし達に任せてよ」
さやか「何の心配もいらないからね!」
ほむら「…ありがとうございます」
さやか「うんうん!じゃあまずは目標立てよかった」
さやか「そーゆーことならこのさやかちゃんに任せなさい!」
さやか「あたしがほむらをカッコよくプロデュースしてあげるね」
ほむら「美樹さん…」
まどか「てぃひひ、さやかちゃんに話したらはしゃいじゃって」
仁美「私も伺いましたわ、私も協力しますね」
まどか「もちろん、わたしもだよ!」
ほむら「…!」
さやか「と言うことで、あたし達に任せてよ」
さやか「何の心配もいらないからね!」
ほむら「…ありがとうございます」
さやか「うんうん!じゃあまずは目標立てよかった」
まどか「さやかちゃん、噛んでる噛んでる」
さやか「はぅ!…た、立てよっか!立てよっかね!」
仁美「ふふっ。そうですわね、どのようなカッコいいほむらさんがいいのでしょうか?」
さやか「暁美ほむらちゃんはクールカッコいいとか意外といけるんじゃない?」
まどか「わたしは…んっとね?炎のように燃え上がれー!みたいな…えへへ」
仁美「どちらも素敵ですわね」
さやか「ねっ、ほむらはどっちがいい?」
ほむら「えへへ、実はもう決まってるんだ」
まどか「えっ?そうなの?」
ほむら「うん、実はね―」
さやか「はぅ!…た、立てよっか!立てよっかね!」
仁美「ふふっ。そうですわね、どのようなカッコいいほむらさんがいいのでしょうか?」
さやか「暁美ほむらちゃんはクールカッコいいとか意外といけるんじゃない?」
まどか「わたしは…んっとね?炎のように燃え上がれー!みたいな…えへへ」
仁美「どちらも素敵ですわね」
さやか「ねっ、ほむらはどっちがいい?」
ほむら「えへへ、実はもう決まってるんだ」
まどか「えっ?そうなの?」
ほむら「うん、実はね―」
放課後
杏子「……」
杏子(もう終わりか…今日は一日中…集中できなかったな)
杏子(昨日のあれのせい…だよね?やっぱダメだよなぁ…)
杏子(飯はマミが用意してくれてたから助かったよ…流石に断れなかったし)
杏子(それに…何か疲れちゃったよ)
杏子(無理…しすぎたかな?はは…情けねぇや)
杏子(人前で泣いちまったしさ…疲れてるんだよ、きっと)
杏子(今日は帰って寝よう…)
マミ「杏子ちゃん!」
杏子「マミ…?あぁ、昨日はありがとね。礼言うの遅れちゃったよ」
マミ「ううん、大丈夫よ?私は何も気にしていないわ」
杏子「……」
杏子(もう終わりか…今日は一日中…集中できなかったな)
杏子(昨日のあれのせい…だよね?やっぱダメだよなぁ…)
杏子(飯はマミが用意してくれてたから助かったよ…流石に断れなかったし)
杏子(それに…何か疲れちゃったよ)
杏子(無理…しすぎたかな?はは…情けねぇや)
杏子(人前で泣いちまったしさ…疲れてるんだよ、きっと)
杏子(今日は帰って寝よう…)
マミ「杏子ちゃん!」
杏子「マミ…?あぁ、昨日はありがとね。礼言うの遅れちゃったよ」
マミ「ううん、大丈夫よ?私は何も気にしていないわ」
マミ「それよりも、今日はあなたに見せたいものがあるの」
杏子「見せたいもの…?」
マミ「うん、だからついてきて?」
杏子「でもさ、あたし…疲れちまって」
マミ「大丈夫、その疲れもきっと治してくれるわ」
杏子「そう…なのか?」
マミ「ええ、だから…ね?」
杏子「……わかったよ、じゃあモモは?」
マミ「モモちゃんは用事があるみたいだから、今日は私と2人よ」
杏子「…そっか」
マミ「ふふっ、行きましょう?」
杏子「はいはい、そう急ぐなって」
杏子「見せたいもの…?」
マミ「うん、だからついてきて?」
杏子「でもさ、あたし…疲れちまって」
マミ「大丈夫、その疲れもきっと治してくれるわ」
杏子「そう…なのか?」
マミ「ええ、だから…ね?」
杏子「……わかったよ、じゃあモモは?」
マミ「モモちゃんは用事があるみたいだから、今日は私と2人よ」
杏子「…そっか」
マミ「ふふっ、行きましょう?」
杏子「はいはい、そう急ぐなって」
杏子「マミー、さっきから歩いてるだけじゃんか」
マミ「まぁまぁ、慌てないで?」
杏子「だってさ…」
マミ「あら?美味しそうなたい焼き屋さん」
杏子「たい焼き…!」
マミ「……杏子ちゃん、たい焼き好きだったわよね?食べていかない?」
杏子「…いや、いいよ。金ないしさ」
マミ「大丈夫、お金は私が出すわ」
杏子「……受け取れないって、いいから次行こうぜ」
マミ「…杏子ちゃん」
杏子「ん?」
マミ「そこで待ってて?」タタッ
杏子「あっ、マミ!」
杏子「……行っちゃった」
マミ「まぁまぁ、慌てないで?」
杏子「だってさ…」
マミ「あら?美味しそうなたい焼き屋さん」
杏子「たい焼き…!」
マミ「……杏子ちゃん、たい焼き好きだったわよね?食べていかない?」
杏子「…いや、いいよ。金ないしさ」
マミ「大丈夫、お金は私が出すわ」
杏子「……受け取れないって、いいから次行こうぜ」
マミ「…杏子ちゃん」
杏子「ん?」
マミ「そこで待ってて?」タタッ
杏子「あっ、マミ!」
杏子「……行っちゃった」
杏子「…たい焼き、か」
杏子「昔はよくモモと半分にして食べたっけ」
杏子「旨かったなぁ…あの時のたい焼き」
杏子「でも…今はたい焼き買う金なんて……」
杏子「っ…」
マミ「おまたせー」
杏子「マミ…」
マミ「はい、あーん」
杏子「へっ?」
マミ「食べないのなら、私が食べさせてあげるわ」
杏子「なっ…」
マミ「杏子ちゃん、あーん」
杏子「ばっ、ばかに―」
マミ「えいっ」
杏子「ぱくっ」
杏子「昔はよくモモと半分にして食べたっけ」
杏子「旨かったなぁ…あの時のたい焼き」
杏子「でも…今はたい焼き買う金なんて……」
杏子「っ…」
マミ「おまたせー」
杏子「マミ…」
マミ「はい、あーん」
杏子「へっ?」
マミ「食べないのなら、私が食べさせてあげるわ」
杏子「なっ…」
マミ「杏子ちゃん、あーん」
杏子「ばっ、ばかに―」
マミ「えいっ」
杏子「ぱくっ」
杏子「あ……」
マミ「ふふっ、どう?おいしい?」
杏子「ま、マミ!くそっ…仕方ないな」
杏子「もぐ…もぐ…」
杏子「もぐもぐ」
マミ「うふふっ」ニコニコ
杏子「……ごちそうさま、旨かったよ」
マミ「あら?全部食べていいのよ?」
杏子「いや、残りはモモの分だよ」
マミ「モモちゃんの分…ねぇ。ふふっ、杏子ちゃんは優しいわね」
杏子「優しいとかそういう問題じゃねーよ、モモだってお腹空かせてるんだ」
杏子「なのに、あたし一人で全部食べられるわけないじゃんかよ」
マミ「そうね…でも、今日くらい全部食べてもいいのよ?」
マミ「ふふっ、どう?おいしい?」
杏子「ま、マミ!くそっ…仕方ないな」
杏子「もぐ…もぐ…」
杏子「もぐもぐ」
マミ「うふふっ」ニコニコ
杏子「……ごちそうさま、旨かったよ」
マミ「あら?全部食べていいのよ?」
杏子「いや、残りはモモの分だよ」
マミ「モモちゃんの分…ねぇ。ふふっ、杏子ちゃんは優しいわね」
杏子「優しいとかそういう問題じゃねーよ、モモだってお腹空かせてるんだ」
杏子「なのに、あたし一人で全部食べられるわけないじゃんかよ」
マミ「そうね…でも、今日くらい全部食べてもいいのよ?」
杏子「ダメだ!できないって」
マミ「私は杏子ちゃんに買ったのよ?」
杏子「なら尚更だよ、これはモモの分だ」
マミ「そう…ふふ、わかったわ。杏子ちゃんの好きにして」
杏子「ああ、そうさせてもらうよ」
マミ「それじゃ、次に行きましょうか」
杏子「ああ」
―――
杏子「マミ!何時まで歩いてんのさ?もう何時間か経ったぞ」
杏子「いい加減にしないと帰るぞ!」
マミ「…もう大丈夫かしら?」
杏子「え?」
マミ「うん、それじゃあ杏子ちゃんの家に帰りましょう」
杏子「……?」
マミ「私は杏子ちゃんに買ったのよ?」
杏子「なら尚更だよ、これはモモの分だ」
マミ「そう…ふふ、わかったわ。杏子ちゃんの好きにして」
杏子「ああ、そうさせてもらうよ」
マミ「それじゃ、次に行きましょうか」
杏子「ああ」
―――
杏子「マミ!何時まで歩いてんのさ?もう何時間か経ったぞ」
杏子「いい加減にしないと帰るぞ!」
マミ「…もう大丈夫かしら?」
杏子「え?」
マミ「うん、それじゃあ杏子ちゃんの家に帰りましょう」
杏子「……?」
別のSSでも杏子が先輩になってるの見たけど
何?杏子って公式で年上設定なの?
何?杏子って公式で年上設定なの?
類似してるかもしれないスレッド
- 杏子「懺悔室あんあん」 (169) - [54%] - 2012/3/31 7:00 ★
- 杏子「金を拾ったぞ」 (332) - [49%] - 2012/2/22 21:15 ☆
- 黒子「上条黒子ですの」 (610) - [48%] - 2011/2/7 10:16 ★★★
- 杏子「バイトを始める」 (508) - [48%] - 2011/12/14 7:30 ★
- 杏子「美樹杏子?ふざけんな!」 (275) - [46%] - 2011/11/8 11:15 ★
- 杏子「・・・ほむら?」 (493) - [45%] - 2011/11/1 5:45 ★★★
- 杏子「安価で拾い食いする」 (337) - [44%] - 2012/1/7 7:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について