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    元スレ恒一「有田さんの有田さんしか有田さんれなくなる有田さん?」

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    201 = 185 :

    ありりん

    202 = 138 :

    有田さん

    203 = 185 :

    有田さん…

    204 = 110 :

    これは逃げたんじゃないか?と私はキメ顔で再び言ってみる

    205 :

    >>204
    お前は半年ROMってろカス

    206 = 1 :

    有田「ち、遅刻しちゃうよっ! 急いでっ!」

    恒一『うんっ!』

    教室

    恒一『な、なんとか間に合ったね』

    有田「校門って、あの時間に閉まるんだね、初めて知ったよ」

    恒一『あはは、僕もだよ』

    208 = 1 :

    昼休み

    勅使河原「あれ? サカキ、その弁当……」

    恒一『あ……これ有田さん用の方だ』

    有田「さ、榊原君っ! これ、逆だったね……はい」

    恒一『慌てて、逆に持ってきてたみたいだね。一緒に食べようか』

    有田「うんっ!」

    勅使河原「弁当交換する仲かよ……」

    209 = 1 :

    体育

    恒一『有田さんこっちに来ちゃっても良いの?』

    有田「休憩の時くらいはいいんだよ。そこは気にしちゃダメじゃないかなぁ」

    恒一『あ、綾野さんが走り幅跳びで、砂に突っ込んだ』

    有田「あはは……大丈夫かなぁ。怪我してないといいけど」

    恒一『起き上がって笑ってるね』

    有田「危なっかしいなぁ……」

    210 = 1 :

    放課後

    有田「今日も、なんだかんだで1日が終わったね」

    恒一『慣れてみると、この生活もそんなに大変じゃないのかもね』

    有田「私以外と話せないの、つらくない?」

    恒一『大丈夫だよ。それに、僕は有田さんが相手で良かったって思ってるんだ』

    有田「あはは……ねえ、榊原君」

    恒一『なに?』

    有田「私、まだ呪いの原因を教えてなかったよね」

    211 = 1 :

    恒一『……屋上、行く?』

    有田「うん、やっぱり人がいない方が嬉しいから」

    屋上

    有田「あのね、榊原君。呪われる条件ってのは……その……」

    有田「呼ばれる人が、呼ぶ人の事が好き、って事なの」

    有田「つまり、私は、榊原君の事が、好きって事」

    213 = 149 :

    やっときましたか 

    214 = 1 :

    有田「変だよね。榊原君からしたら、転入二日目でそうなっちゃったわけで……」

    有田「でも、その、私は……転入してきた榊原君を見て、一目惚れしちゃったみたいなの」

    有田「次の日、自分の気持ちすら半信半疑で学校に行ったら、榊原君が呪われてた」

    有田「驚いちゃった。私が、一目惚れなんかしたせいで、榊原君が転入早々いないものにされたんだもん」

    215 = 1 :

    有田「それでね、私は考えたんだよ。一目惚れなら、ちゃんと近くで一緒にいれば、好きじゃなくなれるかもしれない。好きじゃなくなれば、呪いも解けるかもしれない」

    有田「ごめんね、榊原君。私、最初は貴方の事を嫌いになるために、貴方に近づいたんだ」

    恒一『……その結果は、どうだったの?』

    有田「……好きじゃなくなるなんて、出来る訳がないよっ! 榊原君は、かっこよくて、料理が出来て、優しくて……夢に見たような、王子様みたいで……」

    恒一『それは、褒めすぎだよ。でもね、有田さん』

    有田「……なに?」

    恒一『僕は、呪いが解けて欲しくないかな』

    216 = 1 :

    恒一『……有田さんが僕の事を好きだって言ってくれるなら、僕は嬉しいよ』

    恒一『転入してすぐに呪われて、これから学校をどうしようか、そう悩んでたのは、最初だけだった』

    恒一『有田さんが、いっつも僕のそばにいてくれたから、そんな悩み、どうでもよくなっちゃったんだ』

    恒一『半ば強引に押しつけられても、快く僕を家に置いてくれて、一緒に夕飯を作って、将来こうして一緒にいる人が有田さんだったらな。なんて本気で思ってたんだ』

    恒一『だから、もし有田さんが僕の事を好きじゃなくなって、呪いが解けたら……僕は寂しいよ』

    恒一『有田さん、だから、好きじゃなくなろうなんて、しないで』

    有田「榊原君……」

    217 = 205 :

    赤沢「中尾!中尾!中尾ォ…」

    218 = 135 :

    基本SSの恒一っちゃんは早いモノ勝ちだよな、恋敵が居てもだし

    219 = 1 :

    有田「ねぇ、今からでも、聞いてくれる? 現象なんて関係無しにして、私が気持ちを伝えようとしたら、聞いてくれる?」

    恒一『もちろんだよ。有田さん』

    有田「……ありがとう。私は、榊原恒一君の事が好きです。初めて見た時から好きでした。現象なんて関係無しで、お願いです。私と付き合ってくださいっ!」

    恒一『うん、僕も好きだよ。有田さん!』

    220 = 149 :

    えんだぁ…

    221 = 60 :

    いやぁ…

    222 = 1 :

    6月1日、教室

    恒一「松子、松子(おはよう、勅使河原君)」

    有田「恒一君! 恒一君(おはようっ! 勅使河原君)」

    勅使河原「……マジかよ」

    恒一「松子、松子? 松子でも松子? (どうしたの、勅使河原君? 熱でもあるの?)」

    有田「恒一君は恒一君だね。恒一君恒一君く?(それは大変だね。保健室行く?)」

    勅使河原「お前ら二人とも爆発しろ」

    Aritar
    おわり

    223 :

    そして報われない赤沢

    224 = 59 :

    有田さん!(おつ)

    225 = 149 :

    やっぱ見崎は出ない方がいいな

    226 = 141 :

    良かったおつ

    227 = 60 :

    おつっちゃん

    228 = 1 :

    ほぼ一発ネタだったから、最初はすんなり終わらせるつもりだったけど、有田さんが可愛いせいで長くなっちゃった
    保守してくれた方、ありがとうございました、何度も離れてすみませんでした

    普通有田さん可愛いよペロペロ

    229 = 140 :

    乙でした

    230 = 185 :


    楽しめたわ

    231 = 84 :

    名前がAritarだから、いつもの人か
    どんだけ好きなんだよww乙

    232 = 108 :

    やっぱり最後はそうなるか。乙


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