私的良スレ書庫
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元スレ恒一「有田さんの有田さんしか有田さんれなくなる有田さん?」
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杉浦「ごめんなさい。有田さん、通訳をお願いしてもいい?」
有田「う、うん……私の名前しか話せなくなる現象? だって」
杉浦「……そう、としか言えないわ。転入してそうそうだけれど、貴方は今年いっぱい、そのままだと思って頂戴」
恒一「有田さん……(そんな……)」
杉浦「そして、性格には有田さんの名前だけじゃないわ。クラスメイトの……」
有田「ま、待って! その、それ以上は……」
杉浦「……そうね。榊原君、とりあえず、貴方に関しては、有田さん以外の人には、貴方の言っている事のほとんどが「有田さん」に変わる。そういう認識をしておいて」
恒一「有田さんが有田さんだよ(わけがわからないよ)」
有田「う、うん……私の名前しか話せなくなる現象? だって」
杉浦「……そう、としか言えないわ。転入してそうそうだけれど、貴方は今年いっぱい、そのままだと思って頂戴」
恒一「有田さん……(そんな……)」
杉浦「そして、性格には有田さんの名前だけじゃないわ。クラスメイトの……」
有田「ま、待って! その、それ以上は……」
杉浦「……そうね。榊原君、とりあえず、貴方に関しては、有田さん以外の人には、貴方の言っている事のほとんどが「有田さん」に変わる。そういう認識をしておいて」
恒一「有田さんが有田さんだよ(わけがわからないよ)」
杉浦「本当は、私が話すべきじゃないんだけれど……対策係のあの子が……」チラッ
赤沢「中尾……(ちくしょう……)」
杉浦「本当は、転入してくる前に伝えておきたかったのだけれど……こっちも混乱してるの」
杉浦「幸い、三神先生の家ということだし、あまり家に迷惑がかからなくてよかったわ」
杉浦「これで、対策係代行としての説明は……あぁ、授業中は先生達が「いないもの」として扱ってくれるから、安心して頂戴」
杉浦「質問はある?」
恒一「有田さんだよ(ありまくりだよ)」
赤沢「中尾……(ちくしょう……)」
杉浦「本当は、転入してくる前に伝えておきたかったのだけれど……こっちも混乱してるの」
杉浦「幸い、三神先生の家ということだし、あまり家に迷惑がかからなくてよかったわ」
杉浦「これで、対策係代行としての説明は……あぁ、授業中は先生達が「いないもの」として扱ってくれるから、安心して頂戴」
杉浦「質問はある?」
恒一「有田さんだよ(ありまくりだよ)」
杉浦「無さそうね。一年間、頑張って頂戴」スタスタ
恒一「有田さん……(そんなぁ……)」
有田「え、えっと、その、ごめんね? 榊原君」
恒一「有田さんだよ。有田さんが有田さんろうと有田さんた有田さんじゃ有田さん?(いいんだよ。有田さんがやろうとしたわけじゃ無いんでしょ?)」
有田「…………う、うん。ごめんね、私としか会話出来ないなんて、その、昨日転入したばっかりなのに」
恒一「有田さん……(そんなぁ……)」
有田「え、えっと、その、ごめんね? 榊原君」
恒一「有田さんだよ。有田さんが有田さんろうと有田さんた有田さんじゃ有田さん?(いいんだよ。有田さんがやろうとしたわけじゃ無いんでしょ?)」
有田「…………う、うん。ごめんね、私としか会話出来ないなんて、その、昨日転入したばっかりなのに」
恒一「略(でも、有田さんだけでも会話が出来るだけ、僕は嬉しいかな)」
有田「榊原君……」
恒一「略(それより、この現象について、詳しく聞きたいんだけど……良いかな?)」
有田「うん、私でよければ……じゃあ、放課後に残って貰っても良い?」
恒一「略(良いよ。よろしくお願いするね)」
有田「榊原君……」
恒一「略(それより、この現象について、詳しく聞きたいんだけど……良いかな?)」
有田「うん、私でよければ……じゃあ、放課後に残って貰っても良い?」
恒一「略(良いよ。よろしくお願いするね)」
放課後
恒一(本当に先生達は僕を無視するんだな……怜子さんですら、学校では僕の事を無視だし……)
勅使河原「サカキ……いきなりだけど、頑張れよ?」
恒一「有田さん、有田さん有田さんるよ!(ありがとう、僕頑張るよ!)」
勅使河原「すまねえ、有田さんにしか聞こえねえ。じゃあな、サカキ」タタタタ
恒一「有田さん……(勅使河原君……)」
恒一(本当に先生達は僕を無視するんだな……怜子さんですら、学校では僕の事を無視だし……)
勅使河原「サカキ……いきなりだけど、頑張れよ?」
恒一「有田さん、有田さん有田さんるよ!(ありがとう、僕頑張るよ!)」
勅使河原「すまねえ、有田さんにしか聞こえねえ。じゃあな、サカキ」タタタタ
恒一「有田さん……(勅使河原君……)」
有田「えっと、じゃあ来てくれる?」
恒一「略(どこに?)」
有田「第二図書室、この現象を長年研究してる人がいるんだよ」
恒一「略(そんな人がいるんだね)」
有田「うん……ちょっと怖いけど、千曳先生と仲の良い子達が言うには、良い人なんだって」
恒一「略(有田さんは面識無いの?)」
有田「残念ながら、初対面なの……」
恒一「略(どこに?)」
有田「第二図書室、この現象を長年研究してる人がいるんだよ」
恒一「略(そんな人がいるんだね)」
有田「うん……ちょっと怖いけど、千曳先生と仲の良い子達が言うには、良い人なんだって」
恒一「略(有田さんは面識無いの?)」
有田「残念ながら、初対面なの……」
鳴ちゃん赤沢さん小椋ちゃん多々良さん(俺モテモテすぎワロタwwwwwww)
第二図書室
恒一「有田さーん(失礼しまーす)」
赤沢「中尾っ!?(えっ!?)」
恒一「有田さんの有田、さん? (さっきの赤沢、さん?)」
赤沢「……中尾中尾な中尾に! (何でこんな時に!)」
恒一「有田さん、有田さん有田さんるか有田さん(ごめん、何言ってるかわからない)」
赤沢「……中尾。中尾中尾れない中尾(……まあいいわ。どうせ伝わらないでしょう)」
千曳「……尋常じゃないね」
恒一「有田さーん(失礼しまーす)」
赤沢「中尾っ!?(えっ!?)」
恒一「有田さんの有田、さん? (さっきの赤沢、さん?)」
赤沢「……中尾中尾な中尾に! (何でこんな時に!)」
恒一「有田さん、有田さん有田さんるか有田さん(ごめん、何言ってるかわからない)」
赤沢「……中尾。中尾中尾れない中尾(……まあいいわ。どうせ伝わらないでしょう)」
千曳「……尋常じゃないね」
高林「フェ、フェアフェアフェアフェラ…!…フェエ…/////」
赤沢「中尾、中尾中尾。中尾は中尾中尾ります(先生、ありがとうございました。今日は一旦帰ります)」
千曳「あぁ、帰るのか……気をつけて帰るんだぞ。今の君は、まともに悲鳴もあげられないんだから」
赤沢「中尾(さようなら)」タタタタ
恒一「有田さんも、有田さん有田さんだ(あの子も、大変そうだ)」
有田「それでも、中尾君と一緒にいるのは嫌がるんだよね……」
千曳「あぁ、帰るのか……気をつけて帰るんだぞ。今の君は、まともに悲鳴もあげられないんだから」
赤沢「中尾(さようなら)」タタタタ
恒一「有田さんも、有田さん有田さんだ(あの子も、大変そうだ)」
有田「それでも、中尾君と一緒にいるのは嫌がるんだよね……」
千曳「それで、君が今月のいないもので、もう一人の君が、その相手か」
恒一「有田さん(はい)」
千曳「有田さんか、現象の成り立ちを聞きに来たといった所だね。時間はあるのかい?」
有田「私は、あります。榊原君は?」
恒一「有田さんも有田さん(僕も大丈夫)」
有田「大丈夫だそうです」
恒一「有田さん(はい)」
千曳「有田さんか、現象の成り立ちを聞きに来たといった所だね。時間はあるのかい?」
有田「私は、あります。榊原君は?」
恒一「有田さんも有田さん(僕も大丈夫)」
有田「大丈夫だそうです」
千曳「そうか、なら、少し待っていてくれ。本しか無いところだが、コーヒーくらいは出そう」
恒一「略(たしかに、初対面だと怖いけど、良い人みたいだね)」
有田「うん、私もちょっとだけ緊張しちゃったよ」
恒一「略(そういえば……)」
有田「どうしたの?」
恒一「略(僕のお母さん、ここの卒業生なんだ。だから、卒業アルバムがあるかなって」
有田「そうなんだ。じゃあ一緒に探す?)」
恒一「略(じゃあ、お願いするよ)」
恒一「略(たしかに、初対面だと怖いけど、良い人みたいだね)」
有田「うん、私もちょっとだけ緊張しちゃったよ」
恒一「略(そういえば……)」
有田「どうしたの?」
恒一「略(僕のお母さん、ここの卒業生なんだ。だから、卒業アルバムがあるかなって」
有田「そうなんだ。じゃあ一緒に探す?)」
恒一「略(じゃあ、お願いするよ)」
千曳「おや、先に持ってきてくれたのか……話が速くて助かる」
恒一「略(どういう事です?)」
千曳「ちょうどその年、この現象が生まれる原因が出来たんだよ」
千曳「この年に、夜見山岬という少年がいた。あまり目立つ子じゃなくてね。その本心を、親も、担任……私も、クラスメイトも、推し量る事が出来ない子だった」
千曳「ただ一つわかっていた事は、彼は、恋をしていた。ということだけだ」
千曳「相手の子は、なんというか、クラスの花形といえばわかるかな」
千曳「あまり生徒にこういう例えを使うのは良くないが、月とスッポンと言われるくらい、釣り合っていなかった」
恒一「略(どういう事です?)」
千曳「ちょうどその年、この現象が生まれる原因が出来たんだよ」
千曳「この年に、夜見山岬という少年がいた。あまり目立つ子じゃなくてね。その本心を、親も、担任……私も、クラスメイトも、推し量る事が出来ない子だった」
千曳「ただ一つわかっていた事は、彼は、恋をしていた。ということだけだ」
千曳「相手の子は、なんというか、クラスの花形といえばわかるかな」
千曳「あまり生徒にこういう例えを使うのは良くないが、月とスッポンと言われるくらい、釣り合っていなかった」
千曳「そんな中、彼は何を思ったか、授業中にいきなり立ち上がり、告白をしたんだ」
千曳「しんと静まった教室でね、血走った目で彼は彼女を見つめていたよ」
千曳「だが、大方予想通りな事に、彼女は彼をふったんだ。あんな状況でも、真面目に、誠実に、笑いを交える事無く、自分の言葉で彼女は彼をふった」
千曳「その途端、彼は走り出し、教室から逃げ出した。先生の制止もまったく聞かず、全力でね」
千曳「以降、誰一人として、彼の事を見た者はいない」
恒一「有田さんが有田さん有田さんる有田さん? (それがどう関わるんですか?)」
千曳「大体言いたいことはわかるよ。安心してくれ、この話はここで終わりじゃない」
千曳「しんと静まった教室でね、血走った目で彼は彼女を見つめていたよ」
千曳「だが、大方予想通りな事に、彼女は彼をふったんだ。あんな状況でも、真面目に、誠実に、笑いを交える事無く、自分の言葉で彼女は彼をふった」
千曳「その途端、彼は走り出し、教室から逃げ出した。先生の制止もまったく聞かず、全力でね」
千曳「以降、誰一人として、彼の事を見た者はいない」
恒一「有田さんが有田さん有田さんる有田さん? (それがどう関わるんですか?)」
千曳「大体言いたいことはわかるよ。安心してくれ、この話はここで終わりじゃない」
千曳「彼が消えた、次の年だ」
千曳「四月の中頃に、三年三組で異変が起きた」
千曳「突然、生徒の一人が、恋人の名前しか言えなくなった」
千曳「最初は、ひどいイタズラだと思った。だが、どんなに怒ろうと、家でもどこでも、寝言さえその名前だった」
千曳「そして、その恋人は言うんだ。俺には、こいつが何を言っているのかわかる。とね」
千曳「だが、次の月、その恋人も、同じ状態になった。二人の間では、会話が成立していたらしいが、周りにはさっぱりだった」
千曳「四月の中頃に、三年三組で異変が起きた」
千曳「突然、生徒の一人が、恋人の名前しか言えなくなった」
千曳「最初は、ひどいイタズラだと思った。だが、どんなに怒ろうと、家でもどこでも、寝言さえその名前だった」
千曳「そして、その恋人は言うんだ。俺には、こいつが何を言っているのかわかる。とね」
千曳「だが、次の月、その恋人も、同じ状態になった。二人の間では、会話が成立していたらしいが、周りにはさっぱりだった」
>>33
有田さんは有田さんの有田さん(多々良さんは俺の嫁)
有田さんは有田さんの有田さん(多々良さんは俺の嫁)
千曳「その年は、幸いその二人だけだった」
千曳「だが、次の年には合計して十二人がそうなった」
千曳「月に最高で一人ずつ、呪われるんだよ。効果は、君も知っての通りだ」
千曳「そして、それがどうして起きるかと言うと……」
有田「ま、待ってください! お願いします、その先は……まだ……」
千曳「……そうか、伝えていないんだね。だが、いずれどこからか伝わる事ではないかい?」
有田「……わかってます。でも、まだ私には……」
千曳「そうか……君にも深く関わる事だ。私からはこれ以上は言わないよ。だが、自分で伝えたいのなら、早い方が良い」
有田「はい……」
千曳「だが、次の年には合計して十二人がそうなった」
千曳「月に最高で一人ずつ、呪われるんだよ。効果は、君も知っての通りだ」
千曳「そして、それがどうして起きるかと言うと……」
有田「ま、待ってください! お願いします、その先は……まだ……」
千曳「……そうか、伝えていないんだね。だが、いずれどこからか伝わる事ではないかい?」
有田「……わかってます。でも、まだ私には……」
千曳「そうか……君にも深く関わる事だ。私からはこれ以上は言わないよ。だが、自分で伝えたいのなら、早い方が良い」
有田「はい……」
恒一「有田さん? (どういう事?)」
有田「ごめんね、もう少しだけ待って。そしたら、私も覚悟出来るから」
恒一「有田さん……(う、うん……)」
千曳「さて、さっき君達が持ってきた卒業アルバムだが……」
千曳「本来なら、彼の写真はここに載せるべきでは無かったのだがね、その、彼をふった彼女が強く希望してね。親御さんや同学年の生徒にも賛同してもらったため、載せてもらったんだ」
恒一「有田さん、有田さん(うわぁ、普通だね)」
有田「本当に、普通」
恒一「有田さん、有田さん有田さん有田さんた有田さんて……有田さん? (すみません、もしかして振った生徒って……この人ですか?)」
千曳「うん? 理津子君か、彼女が彼をふったのだが、よくわかったね」
有田「榊原君、もしかしてこの人……」
恒一「有田さんの、有田さんです(僕の、お母さんです)」
有田「ごめんね、もう少しだけ待って。そしたら、私も覚悟出来るから」
恒一「有田さん……(う、うん……)」
千曳「さて、さっき君達が持ってきた卒業アルバムだが……」
千曳「本来なら、彼の写真はここに載せるべきでは無かったのだがね、その、彼をふった彼女が強く希望してね。親御さんや同学年の生徒にも賛同してもらったため、載せてもらったんだ」
恒一「有田さん、有田さん(うわぁ、普通だね)」
有田「本当に、普通」
恒一「有田さん、有田さん有田さん有田さんた有田さんて……有田さん? (すみません、もしかして振った生徒って……この人ですか?)」
千曳「うん? 理津子君か、彼女が彼をふったのだが、よくわかったね」
有田「榊原君、もしかしてこの人……」
恒一「有田さんの、有田さんです(僕の、お母さんです)」
千曳「うん、榊原……あぁ、そうか。君がそうだったのか」
千曳「理津子君は、とても良い生徒だったよ。葬式には、私も行った。あの時の赤ちゃんが、君だったのか」
恒一「略(はい……)」
有田(気まずいよ……)
千曳「理津子君は、とても良い生徒だったよ。葬式には、私も行った。あの時の赤ちゃんが、君だったのか」
恒一「略(はい……)」
有田(気まずいよ……)
帰り道
恒一「略(有田さん、家はこっちなの?)」
有田「ううん、違うよ。でも、その、こうなっちゃったから、家族の方にくちど……挨拶に行こうかなって」
恒一「略(うん? 何て言おうとしたの? それより、挨拶なんて大丈夫だよ。怜子さんもいるし、それにおばあちゃん達に何て言ったら良いか……)」
有田「あぁ、榊原は知らないんだね。多分大丈夫だよ」
恒一「略(えっ?)」
有田「夜見山じゃ、この呪いは有名なの。一時期は学者さんやらが押しかけて大変だったらしいんだけど、結局原因は掴めないし、その、プライバシーの問題とかで騒ぎにもならなかったんだ!」
恒一「略(へぇー)」
恒一「略(有田さん、家はこっちなの?)」
有田「ううん、違うよ。でも、その、こうなっちゃったから、家族の方にくちど……挨拶に行こうかなって」
恒一「略(うん? 何て言おうとしたの? それより、挨拶なんて大丈夫だよ。怜子さんもいるし、それにおばあちゃん達に何て言ったら良いか……)」
有田「あぁ、榊原は知らないんだね。多分大丈夫だよ」
恒一「略(えっ?)」
有田「夜見山じゃ、この呪いは有名なの。一時期は学者さんやらが押しかけて大変だったらしいんだけど、結局原因は掴めないし、その、プライバシーの問題とかで騒ぎにもならなかったんだ!」
恒一「略(へぇー)」
「略(○○)」=『○○』
恒一宅
恒一『本当に来るの?』
有田「うん……榊原君は、その、嫌なの?」
恒一『そんな事は、無いけど……』
恒一(転入二日目で女の子と一緒に帰って来るって……どうなのさ)
怜子「あら? 恒一君?」
恒一宅
恒一『本当に来るの?』
有田「うん……榊原君は、その、嫌なの?」
恒一『そんな事は、無いけど……』
恒一(転入二日目で女の子と一緒に帰って来るって……どうなのさ)
怜子「あら? 恒一君?」
恒一『れ、怜子さん!? えっとその、これは……』
怜子「事象は知ってるわよ。それと、ごめんなさい、何を言ってるかわからないの」
恒一『うぅ……』
怜子「それより、有田さんは上がっていくの? あ、ちょうどケーキが安かったから買っちゃったんだけど、食べる?」
有田「あ、ありがとうございます!」
恒一『うぅ……』
怜子「事象は知ってるわよ。それと、ごめんなさい、何を言ってるかわからないの」
恒一『うぅ……』
怜子「それより、有田さんは上がっていくの? あ、ちょうどケーキが安かったから買っちゃったんだけど、食べる?」
有田「あ、ありがとうございます!」
恒一『うぅ……』
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