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    元スレ王様「勇者、お前は地下行き決定じゃ」勇者「え!?」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 1050年地下行き + - 次スレ→1336932474 + - カイジ + - ニンゲンノ屑 + - 人間の屑 + - 勇者 + - 未完 + - 荒らし + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    王様「また死んでしまったのか、勇者。情けない」

    勇者「すんません……」

    王様「お前を蘇生させるのもただじゃないのだぞ。分かっておるのか」

    勇者「いやぁ、ははは……」

    王様「高僧クラスの神官に、貴重な触媒。どれだけ高いか分かっておるのか」

    勇者「いや、でもそれも魔王を倒すためで……」

    王様「倒せておらんではないか」

    勇者「次!次は倒しますんで、いや、ほんと」

    王様「このままではお前、借金で首が回らなくなるぞ」

    勇者「借……金?」

    2 = 1 :


    王様「勇者、お前今まで何回死んだ?」

    勇者「えっと何回だっけ?」

    王様「大臣」

    大臣「50回でございます」

    王様「蘇生は1回20万G。お前の借金は今1000万Gといったところじゃ」

    勇者「ちょっ!聞いてませんよ、そんなこと!蘇生はただって言ってたじゃないですか」

    王様「はじめの5回はの。契約書をよく読め。それ以降は有料とかいておる」

    勇者「ちょっ、おまっ……で、でもそれなら45回分でいいんじゃ……」

    大臣「もう引いてあります。実際は55回死んでます」

    勇者「でもそんなお金ないし……」

    王様「そうじゃな……まぁ今なら魔王を倒せばチャラにしてやらんこともない」

    勇者「マジっすか!」

    王様「お前には期待しておるのだ。これ以上落胆させるなよ。借金が増えるだけだぞ」

    王様「では行ってまいれ!勇者よ!」

    勇者「くっ……」スゴスゴ

    3 :

    王様「うおおおお!!勇者の困る顔かわいいよおおおお」シコシコ

    大臣「王よ、落ち着いてください」

    王様「落ち着いていられるかぁぁぁぁ!!儂はプラベートな空間に行くぞ!!」

    4 :

    とりあえず続けて

    5 = 1 :

    ―――魔王城

    魔王「勇者よ!また来たのか、懲りないやつめ!相手をしやる、かかってくるがいい!」

    勇者「あ、あのー魔王」

    魔王「どうした、早くかかってこい!ふはははは」

    勇者「いや、ちょっとお願いがあるんだけど……」

    魔王「お願い?」

    勇者「ああ、うん、物は相談なんだけど……ちょっと殺されると困るんで殺すのなしにしてくんないかな?」

    魔王「は?」

    勇者「いやぁ……ちょっと金銭的にアレなんで……」

    魔王「……」ブルブル

    勇者「なっ、負けたら歩いて帰るからさ、どうかな?」

    魔王「見損なったぞ!貴様!」カッ

    勇者「え!?」

    魔王「何度やられても向かってくる根性のある漢と思っておったのに!堕ちたな!勇者!命乞いか!」

    6 :

    いいね

    7 = 1 :

    勇者「ちょっ、ちょっと待って!殺されると20万……」

    魔王「はあああああ!」ゴゴゴゴゴゴ

    勇者「ちょっ、それ前食らったことあるけど、すっごい痛いやつじゃね!?」

    魔王「おおおおおおお!」ゴゴゴゴゴ

    勇者「確か、体の内部から破壊する……」

    魔王「消えうせろ!下種がああああああああああ!」

    勇者「げぶぅ!」ドゴォ

    勇者「……」ピクッピクッ

    勇者「」

    魔王「ふんっ、気分が悪い。側近、アレを捨てておけ」

    側近「はっ!」

    ポーイ

    9 = 8 :

    10 :

    勇者単身でかよ

    11 = 1 :

    ―――王城

    王様「勇者、わしは言ったよな?これ以上死んで来るなと」

    勇者「すんません」

    王様「地下……行くか?」

    勇者「すんません、マジ勘弁してください」

    勇者「次!次は勝ちますんで」

    王様「本当に次は勝ってくるのじゃな?」

    勇者「勝てなくても死なないようにしてみますんで!」

    王様「いいじゃろ……忘れるなよ、勇者。次負けたら……」

    勇者「い、行ってきます!」ピューッ

    王様「大臣」

    大臣「はっ」

    王様「勇者が逃げないよう見張りをつけておけ」

    大臣「御意」

    12 = 8 :

    王様悪者

    13 = 1 :

    ―――魔王城

    勇者「魔王!勝負だ!」ジャキン

    魔王「ん?正々堂々勝負する気になったか?」

    勇者「ああ!これを見ろ!」サッ

    魔王「なんだそれは?」

    勇者「ここに5000Gある!これでなんとか……」

    魔王「貴様……」ゴゴゴゴゴ

    勇者「前は悪かった!ただでなんて虫が良すぎたよな?」

    勇者「な、なんとかこれで勘弁してくれないか?殺すのだけは……」

    カッ

    14 :

    レベル上げしろよwww

    15 = 8 :

    スレ落ちちゃう

    16 = 1 :

    ―――王城

    勇者「あ、あれ?ここは……」

    大臣「お目覚めですか?」

    勇者「ああ、今回も駄目だったよ」

    大臣「そうですか。今回は特に酷い有様でした。あれほど惨たらしく殺せるとはやはり魔王は恐ろしいですね」

    勇者「そんなに酷かったんだ」

    大臣「今回の蘇生は特別料金になってしまいました」

    17 = 1 :

    勇者「うわぁ……」

    大臣「これであなたは……」

    勇者「次!次は勝つから!絶対!」

    大臣「残念です」

    勇者「……」

    勇者「あー、そうかよ!だったら知るか!こんなところ抜け出して……」

    黒服「動かないように」ガシッガシッ

    勇者「大勢いるからって俺に勝てるとでも……」グッグッ

    勇者「あれ?くそっ……力が出ない」ジタバタ

    18 :

    借金があるからって勇者をどうこう出来るんならそいつらに魔王倒させりゃいいじゃん

    20 = 1 :

    王様「おー、やっとるやっとる」スタスタ

    勇者「王様!俺、まだやれますから!」

    王様「勇者、お前は地下行き決定じゃ」

    勇者「え!?」

    王様「魔王を倒すことが出来ればお前に投資した金は十分元がとれるはずじゃったんじゃがなぁ」

    勇者「な、何言ってんだ?」

    王様「勇者、お前には失望したぞ」

    勇者「なんだとこのぉ」グッ

    21 = 1 :

    黒服「動くな」ガシッ

    勇者「なんで力がでねぇんだよ」

    王様「ふぉっふぉ。お前のその首輪の力でな」

    勇者「なんだ?この首輪か?こんなもんっ」ガシッ

    ジュー

    勇者「あっちいいいいいいいいいいい!」ジュージュー

    勇者「手が焼ける……」

    王様「魔石というものじゃ。闇の力で出来ておる。お前のような光の力を持つものがそれをしていては力がでまい」

    勇者「な、なんでこんなことを」

    王様「お前に暴れられては困るからのぅ。それに、借金は借金。返さねばな?」

    勇者「でもそんな金……」

    王様「地下でたっぷり稼いでくれよ、勇者。はっはっは」スタスタッ

    勇者「ちょ、待て……チクショウ!」

    22 :

    チンチロで班長と勝負か

    23 = 1 :

    ―――地下

    勇者「なんだここは……暗いな……」

    ザワザワ

    勇者「それにこの声……人のざわめき?多いな……」

    勇者「くっそ!こんなところに閉じ込めやがってどうする気だ」

    勇者「稼ぐってなんだよ。働かせるのか?」

    勇者「それにこの首輪……触ることもできねぇ」

    勇者「武器も持ったままでいいってのもおかしい」

    勇者「どういうことだ?」

    ♪チャーチャチャチャチャチャラチャチャチャチャチャーチャチャチャチャーン

    勇者「ファンファーレ!?」

    司会「レーディースエンドジェントルメーン」

    勇者「!?」

    24 = 1 :

    ―――魔王城

    魔王「つまらん……」

    側近「はい?」

    魔王「あれからまったく勇者が来ない」

    側近「怒ってバラバラにしちゃったじゃないですか」

    魔王「あいつはそんなことで諦めるような男じゃない」

    側近「何か仲良しみたいですね」

    魔王「な、仲良しじゃないわ!」

    魔王「このままでは私の腕が鈍ってしまうと思ったまでだ」

    側近「そうですか、素直じゃないですねー」

    魔王「何か言ったか?」

    側近「いえ、別に」

    側近「ああ、そういえば勇者のことで変な噂を聞きましたよ?」

    25 :

    魔王は女の子かい?

    26 = 1 :

    魔王「勇者の噂?」

    側近「気になります?」

    魔王「べ、別に」

    側近「いえね、人間達の地下闘技場に勇者がでるとかなんとか」

    魔王「地下闘技場?」

    側近「よく知りませんけど、見世物として人を戦わせるところじゃないですか?」

    魔王「なぜそんなところに勇者が……」

    側近「行ってみます?」

    魔王「な、なんで私が」

    側近「ほんと素直じゃないですねー」

    魔王「行かないぞ」

    側近「はいはい」

    魔王「……」

    28 = 19 :

    書きためしてないのか

    29 = 1 :

    ―――地下闘技場入り口

    魔王「ここか……」

    魔王「真剣勝負を見せものにするなど下等な人間の考えそうなことだな」

    「お姉ちゃん、入るのかい?紹介状はもってるかい?」

    魔王「なんだ、お前は」

    「は?だから紹介状がないと入れ……」

    魔王「失せろ!ゴミが。誰も私の前に立つことは許さん」グシャア

    「ひっ、人殺し……」

    魔王「はぁぁ……精神魔法!」パァァ

    「イラッシャイマセ。オナマエハ」

    魔王「魔お……オーマだ」

    「オーマ様ドウゾコチラノカードヲ」

    魔王「ふんっ」スタスタッ

    30 = 25 :

    女の子…だと…


    パンツ脱いだ

    31 :

    ネーミングセンスは無いようだ

    32 = 1 :

    「いけー!殺せー」

    「見た見た、今の血しぶき。キャハハハハ」

    魔王「なんだここのやつらは……みな腐った魚のような目をしおって……」

    魔王「真ん中が闘技場か」

    の子A「ねぇーん、王様、今日すごい試合があるんですって」

    王様「ああ、ふふふっ、わしもたのしみじゃ」

    の子B「だれだれ?誰がでるのー?」

    王様「それは見てのお楽しみじゃ。はっはっは」

    の子B「えー、いじわるー」クリクリッ

    王様「くははははは、もう始まるぞ」

    33 = 1 :

    司会「レーディースエンドジェントルメーン」

    司会「本日の最終試合、まずは赤コーナから紹介」

    司会「今まで20戦無敗の男が今日も登場だ」

    司会「かつて勇者とともに旅をしたこともあるというこの男」

    司会「戦士の登場だー!」

    ワーワー

    34 = 1 :

    司会「そして青コーナ。こちらはルーキー、しかし誰もが知っている」

    司会「かつての仲間に刃を向けることが出来るのか」

    司会「多彩な術、技をご期待ください」

    司会「ご紹介しよう!青コーナー!勇者!」

    の子A「勇者ってあの勇者?」

    王様「ああ、そうじゃ。楽しみじゃろう」

    の子A「でもすっごいすっごい強いんでしょー。暴れたりしたらこわいー」

    王様「大丈夫じゃよ。あやつには……」

    ザワザワ

    魔王「こんなところで何をしている……勇者」

    35 = 1 :

    「準備はいいか?」

    勇者「いいかって言われても何も聞かされてないんだけど」

    「あれ?言っとけっていったのになぁ」

    勇者「どういうことだ?」

    「とにかくお前はこれから地下で働いてもらう、っつーか戦ってもらう」

    勇者「戦う?」

    「ショーだよ。でも真剣勝負だから気をつけな」

    勇者「真剣?」

    「ルールは死ぬか動けなくなったら負け」

    「勝てば賞金が出る、負ければ借金はそのまま。簡単だろ?」

    勇者「死ぬか……って殺しとかいいのかよ!」

    「ここには限られたVIPしか観戦できない裏の闘技場だからな、なんでもありさ」

    「ほらっ、もう始まるぞ」スタスタ

    勇者「ちょっ、ちょっと」

    36 :

    俺は限られたVIPなのか

    37 :

    そりゃVIPPERだからな

    38 = 1 :

    戦士「よお、勇者。ひさしぶりだな」

    勇者「戦士……旅の途中でいなくなって以来だが……お前も借金か?」

    戦士「なんだ、勇者も借金かよ」

    勇者「ああ。蘇生の金でな……お前もなんだろ?」

    戦士「蘇生?なんのことだ?」

    勇者「違うのか?」

    39 :

    限られた屑VIPPER

    40 = 8 :

    遅いな

    41 = 1 :

    戦士「いや、俺は途中のカジノで借金して遊んでて気づいたらここに……」

    勇者「……」

    戦士「あ、もしかして探した?いなくなって。わりぃわりぃ」

    戦士「もしかしたら俺と二人ならお前も死んだりしなかったかもな。がはははは」

    勇者「ふんぬぅ!」ズバッ

    戦士「」

    コロコロコロッ

    「キャー!首が」

    「すっごーい!きゃははははー」

    「血よ!血、きれー」

    ワーワー

    42 :

    なんだ強いんじゃないか

    43 = 1 :

    ―――宿舎

    戦士「んっ……俺は……死んだのか……」

    勇者「かっこつけてんじゃねー」パコッ

    戦士「いてぇ」

    戦士「あれ?死んでない?」

    勇者「幻術だ。殺したりするわけねーだろ」

    戦士「ん?いててっ首が結構切れてるんだが……」

    勇者「幻術だけじゃ限界があるからな」

    44 = 1 :

    戦士「んーっ、まぁ礼を言っておくぜ。負けちまったけどな。がはははは」

    戦士「ところで勇者。賞金は入ったのか?」

    勇者「ああ、だけど俺がここから出るには今まで死んだ数と同じくらい勝たないと出られそうにないな……長くなりそうだ」

    戦士「まぁ、気長に行こうぜ。兄弟」ガシッ

    勇者「とりあえず賞金は全部返済に回すよ」

    戦士「おい、まて」

    勇者「なんだ?」

    戦士「お前わかってねーなー。そんなことしたらここで生活していけねーぞ」

    勇者「は?」

    戦士「ちょっとこっち来い」

    45 :

    教会って良心的なのね

    46 = 39 :

    やはりチンチロか…

    47 :

    早くして

    風邪ひいちゃう

    48 :

    なんかカイジっぽくなってきたww

    49 = 1 :

    ―――食堂

    勇者「飯でも食うのか?」

    戦士「ほれっ、値段見てみろ」

    勇者「んっ?えっ?一、十、百、千、万……1万G?1食1万Gだと!?」

    戦士「ここで生きてくには結構金がいるんだよ。全額返済なんてしたら生活できねーぞ?」

    勇者「そ、そうか。じゃあ金がなくなったらどうするんだ?」

    戦士「借金だよ。増えていくわけだ。死ぬか、全額返すか……ここじゃその二つだぜ」

    50 = 1 :

    勇者「なるほど……しかし1万Gは高いな」

    戦士「がはは、そう思うだろ?まぁ、ちょっとこっちこい」

    勇者「え?」

    戦士「おーい」

    ガシャ

    料理長「なんだ、戦士か。何のようだ?」

    戦士「また俺の顔でちょっと頼みたくてよ」

    料理長「またか、仕方ねえな」ニヤリッ

    戦士「おい、勇者、ちょっと金出せ」

    勇者「お金を?なんで?」


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