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    元スレ桜木「マオーは俺が倒す!」流川「どあほう」

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    201 = 121 :

    魔王「し、信じられん……!」

    魔王「この、ワシがやら、れるとは……」

    魔王「だが……これで終わりではない、ぞ……」

    魔王「いつか必ず……はいあがってみ、せる……」

    魔王「負けた、ことがある……と、いうのが……いつか……必ず……」

    魔王「おおき、な、財産に……な……る……」

    魔王「ふは、はははは、ははっ! ……は、は……!」

    ブワァァァ……!

    不気味な笑い声を響かせ、魔王は消滅した。

    202 = 123 :

    こんな前向きな魔王いたら世界がいくつあっても足らんわ

    203 = 121 :

    疲労困憊ながらも歩く桜木、重傷を負いながらも歩く流川。

    歩み寄る二人。

    桜木「…………」

    流川「…………」

    そして──



    この日初めて、水と油の関係だった二人がハイタッチを交わした──



    桜木「…………」プイッ

    流川「…………」プイッ

    204 = 121 :

    三井「あの二人が、やりやがった……」

    宮城「花道……流川……!」

    木暮「やった……! やったぞ……っ!」

    桜木「メガネ君、これで人類の寿命が延びたな」
    木暮「泣かすなよ……勇者のくせに」

    赤木「…………!」グスッ

    桜木「さぁ、整列だ」
    赤木「おう……分かっとるわ!」

    流川「ま、名前だけとはいえ勇者なんだから、あのくらいは……やんないと」

    桜木「ンだと!?」

    206 = 122 :

    207 = 121 :

    魔王を除いた11名が、コートの中央に整列する。

    『ただいまの対決、勇者パーティの勝ちです!』

    「あ(りがとうございま)したっ!」





    勇者パーティの奮闘によって勇気づけられた人間たちの軍は──

    その後の魔王軍残党との戦いでウソのようにボロ勝ちした。

    209 = 121 :

    こうして魔王軍は魔界へと追いやられ、世界に平和が戻った。
    勇者パーティの面々もそれぞれの道を歩み始めた。

    宮城は盗賊から足を洗い、三井とともに気ままな旅に出た。

    宮城「なんでついてくるんすか、三井サン」

    三井「なんだよ、なんか文句あるか」

    宮城「いや、別に……」

    三井「俺は赤木や木暮みたいに、マジメにってのはどーも性に合わん」

    宮城「じゃあ、二人で財宝探しでもしますか!」

    三井「おもしれぇ!」

    210 = 121 :

    赤木と木暮は湘北国にて、各々の技能を生かし働いている。

    木暮「よう」

    赤木「おう」

    木暮「赤木、道場の方はどうだ?」

    赤木「どいつもこいつも根性が足らん! 一年後には、何人残っているか分からんな」

    木暮「ハハハ、少しは手加減してやれよ」

    赤木「おまえも教会で授業をやってるんだろ? 頑張れよ」

    211 :

    一瞬ボロ負けに見えてワロタ

    212 :

    この時間なのが悔やまれるほど面白い

    213 = 178 :

    むしろこの時間だから変なの湧かなくていいだろ

    214 = 121 :

    勇者桜木はというと、魔王戦でのムリがたたり、リハビリ生活を送っていた。

    桜木(うぬぬ、おのれルカワめ……!
       どっかの戦士団にスカウトされたらしいが、この勇者の補欠に決まってる!)

    安西「ほっほ、元気があり余っているようですね。
       それでは、今日のリハビリはキツめにいきますか?」

    桜木「おうよ!」

    安西「それでは、久々に“アレ”になるとしましょうか……」ゴゴゴ…

    桜木「アレ?」

    安西「桜木、ダッシュ200本いってこい」ゴゴゴ…

    桜木「えっ」

    安西「分かったのか? 分からんのか?」ゴゴゴ…

    桜木「わ、分かった!」

    白髪鬼安西の地獄のリハビリによって、桜木もまもなく復帰することができた。

    215 :

    いいスレにリアルタイム遭遇できた喜びよ

    217 :

    完結か?

    218 = 121 :

    やがて──

    桜木「ルカワ、てめえ! この勇者を差し置いてまた出しゃばりやがって!
       悪党どもをほとんど一人で倒しやがって、個人プレイヤロウめ!」

    流川「だれかがモタモタしてたからだろーが、どあほう」

    桜木「なんだと!?」

    流川「敗北者め」

    ドガッ! バキッ! ドゴッ! ベキッ! バキッ!

    「またやってるよあの二人」 「だれか止めろよ」 「だれが止められるんだよ……」

    桜木と流川は湘北の戦士団に所属し、末永く国の平和と安全を守り続けたということだ。




                                       ~おわり~

    219 = 121 :

    スラダン熱が再燃してしまい、書いてしまいました!
    ありがとうございました!

    220 = 185 :

    おつ、すげー面白かった

    221 = 164 :

    面白かった
    おつ

    222 = 122 :

    超乙!
    スラダンは好きですか?
    大好きです。今度は嘘じゃないっす

    227 :

    スラダン読んだのだいぶ前なはずだけど再現律がやばかった

    228 :

    最高でした!スラムダンクもっかい読みたくなった

    229 = 146 :

    終わったか

    230 :

    面白かったわ

    231 = 128 :

    おつかれー

    233 = 228 :

    今二回目読み終わった!こんなおもしろいスレが落ちるのはもったいねーな。

    234 :

    寝る前に俺はなんてスレを開いてしまったんだ

    235 :

    くそssかよと思って読んでたら面白かったでござる


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