元スレ桜木「マオーは俺が倒す!」流川「どあほう」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 16 :
なんだよこの展開ww
102 = 1 :
魔王(おのれ……赤木がドラゴンに一矢報いてから、流れが変わった!)
魔王(こうなれば……ワシが出るしかなかろう!)
ザッ!
「魔王が!?」 「ついに魔王が動いた!」 「ここからが本番だ!」
安西(そう、ここからが本番ですよ……)
側近「申し訳ありません、魔王様! 我らが不甲斐ないばかりに──」
魔王「シケたツラするでないわ! 観客が見ておるぞ!」
側近「はっ!」
魔王「さて、さっそく暴れさせてもらおうか!」
103 = 46 :
ホケツくんかよ
104 :
これは楽しい
105 = 1 :
魔王「“隕石呪文(アイチノホシ)”」
ヒュルルルル……
諸星「はっきりいって、自信なし」
ドガァッ!
上空から降ってきた諸星が、桜木を蹴り飛ばした。
桜木「ぐわぁっ!」
三井(あれほどの高等呪文をあっさり使うとは……!
魔王の名はダテじゃねーってことか!)
ドラゴン「グハハハハッ! さすが魔王様だぜぇっ!」
赤木「おのれぇっ!」
暗黒騎士「これはもう、キサマ程度に手こずってはおれんな」
流川「にゃろう……!」
側近「さて、私たちも魔王様に負けていられませんね」
スライム「はいっ!」
魔王の加入で、崩れかけていた魔王軍が瞬く間に立ち直った。
安西(ふむ、魔王が加わったことで、魔王軍にもさらなる力が宿りましたね……。
ここで流れを持っていかれては、勝ち目はなくなりますよ……)
107 = 1 :
宮城「しっかりしろォ! 流れは自分たちで持ってくるもんだろがよ!」
魔王(む、あの盗賊は精神的にタフだな。先に叩いておくか)
魔王「なるほど、キサマが我が軍の軍備を次々に奪ってくれたという盗賊か……。
こんなチビだったとはな」
宮城「んだとぉ……!」イラッ
宮城が飛びかかるが、逆に足を掴まれてしまう。
魔王「キサマのすばやさは厄介だからな、先に始末しておこう」
ブオンッ!
魔王は壁めがけて、宮城を投げつけた。
宮城(やべぇっ!)
木暮「まずいっ!」
桜木「リョーちん!」ダッ
108 = 1 :
バシッ!
壁に激突する寸前、桜木が宮城をキャッチした。
桜木「リバウンド王、桜木!」
魔王「なんだとっ!?」
宮城「すまねぇ、花道!」
桜木「ふははははっ、任せたまえ!」
魔王(アレが勇者、桜木花道か……。
勇者というわりに、赤木や流川には劣るという認識だったが──
あの瞬発力は、あなどれんな……!)
109 = 1 :
赤木(こういうピンチの時こそ、俺がみんなを支えなければ!)
赤木「あーっ!!!」
ビリビリビリビリ……
「赤木が吼えたぞ!」 「すげぇ気迫だ!」 「あれで本当に人間なのかよ!」
ドラゴン「吼えたって何もやらせ──」
赤木「ウホッ!」
ドゴォン!
赤木は近くに落ちていた石を、ドラゴンの頭に叩きつけた。
ドラゴン「ぐおお……っ!」ガクッ
「出たぁっ!」 「ゴリラダンクだ!」 「効いてるぞ!」
赤木(これでしばらくドラゴンは動けん! みんなをフォローせねば!)
110 = 1 :
まず赤木はハエタタキで、側近とスライムをぶっ飛ばす。
バチィンッ!
側近「ぐえぇっ!」
スライム「うぎゃっ!」
桜木「さすがゴリ!」
赤木「いや、さっきのおまえのリバウンドも見事だった」
赤木「俺も少しはいいところを見せんとな!」
さらに、三井にへばりついている巨大亀を持ち上げ──
巨大亀「なんだぁ~?」
魔王「まさか──!」
赤木「ウホッ!」
ズガァンッ!
──巨大亀で魔王の頭にダンクを決めた。
ワアァァァァァッ!
桜木「すげぇぞ、ゴリッ!」
木暮「赤木……!」
魔王(くぅぅ……っ! なんという屈辱だ!)
111 :
ゴリがつよすぎてヤバイ
112 = 1 :
赤木「今だ三井!」
三井「おうよ!」
ここぞとばかりに、魔法を唱えまくる三井。
三井「“攻撃力増強呪文(ホワチャア)”!」
パーティ全員の攻撃力が上がった。
三井「“防御力増強呪文(イケガミ)”!」
パーティ全員の守備力が上がった。
三井「“日焼け呪文(マキ)”!」
パーティ全員の肌が少しだけ黒くなった。
「出やがった!」 「三井の三連続魔法だ!」 「3ポイントだァーっ!」
巨大亀「すいません、魔王様ぁ~!」
魔王「忘れろ! すぐに三井につくんだ、これ以上好き勝手やらせるな!」
三井の呪文でパワーアップしたパーティは、一気に戦況を盛り返す。
これで形勢は分からなくなった。
114 :
日焼けの呪文は必要なんだろうかw
115 = 1 :
試合開始30分後──
勇者パーティと魔王軍の戦いは全くの互角であった。
赤木は力勝負に固執しないことで、ドラゴン相手に善戦。
流川は暗黒騎士と一進一退の攻防を続け、
桜木、宮城、木暮も、魔王、側近、スライム相手にどうにかふんばっていた。
だが──
三井「ぜぇ……ぜぇ……」フラッ
桜木「ミッチー、大丈夫か!?」
三井「バカヤロウ、俺を誰だと思っていやがる……!」
三井の体力と魔力が、限界に近づきつつあった。
116 :
面白い
117 :
牧クソワロタwwwwwww
118 :
ランスアタック→がははの流れじゃねーかwww
119 = 41 :
まだだ…!
120 :
堂本監督はまだか
121 :
三井(チクショウ……! このカメのしつこいマークと魔法の連発で、
ずいぶんスタミナをロスしちまった……!)
巨大亀(くっくっくぅ~、そろそろかなぁ~!)
巨大亀「甲羅アタック!」シュルシュル
三井「!?」
ズガァッ!
巨大亀が高速回転しながら、三井にタックルをかました。
三井「が、は……っ!」
ドザァッ!
十数メートル吹き飛んだ三井に、もはや立ち上がる力は残っていなかった。
桜木「ミッチー!」
赤木「三井!」
木暮「三井!」
宮城「三井サン!」
流川「先輩……!」
巨大亀「やったぞぉ~!」
魔王「フハハハハッ、よくやったっ!」
122 :
そろそろ北野さんの出番
123 :
炎の男ミッチーなら…!
124 :
なんだこれ
おもしろい
125 :
こういう時こそメガネ君
126 :
菅平と小菅だせ
127 = 121 :
これで人数が五対六になり、勇者パーティは一気に不利になった。
木暮「みんな、なんとか頑張るんだ!」
魔王「フハハハハッ! この差は頑張りでどうなるものではないわぁっ!
一気に決めてしまえっ!」
スライム「えーいっ!」プルン
ドガァッ!
木暮「うわぁっ!」
側近「これで大がかりな魔法を唱える隙もできますね」
側近「我らに仇なす者たちの“平常心”と“判断力”を奪い取り……
“自信”と“攻撃意欲”を消失させたまえ……」
側近「“能力減退呪文(ゾーンプレス)”!」
ズオオオオ……
勇者パーティ全員の能力が下げられた。
スライム(出た、側近様の最強補助魔法! これで決まりだ!)
128 :
一人欠けた、ということは
出番だぜ、カク
129 = 122 :
>>128
カクには悪いがスピードもパワーも感じねえ!
130 = 120 :
>>128
カクには悪いがスピードもパワーも感じねえ!
132 = 126 :
133 = 117 :
>>129-130
134 = 122 :
何で被るんだよww
135 :
カク愛されてるな
136 = 121 :
ただでさえ人数で不利な上に、能力を下げられた勇者パーティ。
魔王軍がここぞばかりに猛攻をしかける。
暗黒騎士「側近様のゾーンプレスが、だいぶ効いているようだな……。
一気に動きにキレがなくなったぞ……?」
ザシュッ!
流川「ちいっ……!」
ガギィンッ! キィンッ!
エース対決は、ここで暗黒騎士が一歩リードした。
ドラゴン「これで終わりだっ!」
ゴォアアアッ!
ドラゴンが吐いた炎を、動きが鈍った赤木がまともに喰らってしまう。
赤木「ぐああああっ!」
魔法使いが倒れ、エースと大黒柱が抑えられては、もはや手のうちようがない。
木暮(ここまでか……!)
宮城(ちくしょう……!)
しかし、一人だけ諦めていない男がいた。
137 = 120 :
>>134
俺じゃないよなこれ?
138 = 122 :
>>137
俺とお前でレス内容がそっくりそのまま被っただけ
139 = 120 :
一字一句同じレスを同じタイミングで打ったってすごいな
140 = 121 :
桜木「ふん、だらしねぇぞオメーら……。
やはりこの勇者がやらなきゃならねーようだな!」
桜木は大きく深呼吸をすると、大声で叫ぶ。
桜木「マオーは俺が倒す!」
流川「どあほう」
ザワザワ…… ドヨドヨ……
「なに考えてんだアイツ」 「まだ諦めてねぇのかよ」 「すげぇ……!」
観客がどよめく。
桜木「どうだオメーら、これでもう勝つしかなくなったぜ」
魔王(コイツ、これだけの差を見せつけてもまだ気力があるというのか……。
ふははははっ! 面白いッ!)
グオッ!
魔王が桜木にトドメをくわえんと、一気に迫る。
141 :
>>137
>>138
お前ら同時にハイポストに上がんなよどっちにパスすりゃいいんだか
142 = 117 :
>>141
ゴール下にスペース空くだろ
143 = 121 :
桜木「庶民スラッシュ!」
ザシュッ!
桜木「ゴール下スラッシュ!」
ズバッ!
桜木「アーンド頭突き!」
ゴツンッ!
魔王「が……っ!」ドサッ
桜木の三連撃を受けた魔王が、初めてダウンした。
ワアァァァァァッ!
観客が沸き上がった。
144 = 126 :
おい…見てるか矢沢…
お前を超える逸材がここにいるのだ…
それも…2人も同時にだ…
145 :
今北産業
とりあえず湘北メンバーのjobが違和感ないところまでは見た
146 :
ゴール下スラッシュが想像できん
147 = 121 :
側近「おのれぇっ! よくも魔王様を──!」
すると桜木はスライムを片手で掴むと、そのまま思いきり側近の頭にぶつけた。
ブチャッ!
スライム「うぎゃあっ……!」
側近「あぐぅ……!」
「スライムダンクだっ!」 「スライムダンクが決まったっ!」 「すげぇっ!」
ワアァァァァァッ!
ギャラリーの盛り上がりが最高潮に達する。
桜木「どうだキツネ! テメーなんぞ、この俺の足元にも及ばねーんだ!
オメーは一生そのヨロイ男とたわむれてろ! がーっはっはっは!」
流川「…………」ピクッ
暗黒騎士(ん、コイツの剣に力がこもった……!)
148 = 120 :
おい
合宿スラッシュがないぞ
149 :
スライムダンクは名作だなぁ
150 = 121 :
桜木の奮闘に影響されてか、流川の動きが一気によくなる。
ガキィン! キィンッ! ガィンッ!
暗黒騎士(なにぃ!? ゾーンプレスで、能力が下がったハズなのに……!)
流川「俺は世界一の戦士になる、おまえを倒してな」
キィンッ! ギャィィンッ! ゴキィンッ!
暗黒騎士「人間如きが……!」
安西「…………!」ブルッ
安西(見てるか谷沢……おまえを超える逸材がここにいるのだ……。
それも二人同時にだ……)
みんなの評価 : ☆
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