私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ桜木「マオーは俺が倒す!」流川「どあほう」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
『魔界一の剣士、暗黒騎士!』
ワアァァァァァッ!
暗黒騎士「ふん……」
魔王(コイツに一対一で勝てる剣士はまずおるまい)
『鉄壁の守備、巨大亀!』
ワアァァァァァッ!
巨大亀「やるかぁ~!」
魔王(巨大亀の守備力は、魔王軍一を誇る!)
『軟体生物、スライム!』
ワアァァァァァッ!
スライム「ボクも頑張るぞっ!」
魔王(見せてやれ、キサマの努力の成果を!)
ワアァァァァァッ!
暗黒騎士「ふん……」
魔王(コイツに一対一で勝てる剣士はまずおるまい)
『鉄壁の守備、巨大亀!』
ワアァァァァァッ!
巨大亀「やるかぁ~!」
魔王(巨大亀の守備力は、魔王軍一を誇る!)
『軟体生物、スライム!』
ワアァァァァァッ!
スライム「ボクも頑張るぞっ!」
魔王(見せてやれ、キサマの努力の成果を!)
『ただいまより、勇者パーティと魔王軍の対決を行います!』
ワアァァァァァッ!
赤木「三井……」
三井「なんだ?」
赤木「魔法で俺の筋力を上げてくれ。
おそらくこのままでは、ドラゴンのパワーに対抗できん」
三井「オイオイ、いきなりかよ。アレはおまえにかかる負担もでかいぜ」
赤木「いいからドーピングだ!」
三井「……分かったよ。じゃあ──」
三井「ぬっ!」
巨大亀「魔法は使わせないよぉ~!」ザッ
三井「なにぃ!?」
「三井を巨大亀がマーク!?」 「あれじゃ魔法は撃てない!」 「どうする!?」
ワアァァァァァッ!
赤木「三井……」
三井「なんだ?」
赤木「魔法で俺の筋力を上げてくれ。
おそらくこのままでは、ドラゴンのパワーに対抗できん」
三井「オイオイ、いきなりかよ。アレはおまえにかかる負担もでかいぜ」
赤木「いいからドーピングだ!」
三井「……分かったよ。じゃあ──」
三井「ぬっ!」
巨大亀「魔法は使わせないよぉ~!」ザッ
三井「なにぃ!?」
「三井を巨大亀がマーク!?」 「あれじゃ魔法は撃てない!」 「どうする!?」
三井(くそっ、亀のくせになんて素早いんだ、コイツ……!
今までの戦いでは、素早さを隠してやがったのか!?
ちくしょう、振り切れねぇ……!)キュッキュッ
巨大亀「ふっふっふぅ~」キュッキュッ
魔王(出おったか、巨大亀必殺の“スッポンディフェンス”!)
魔王(あれだけ密着されれば、もはやあの魔法使いはなにもできん!
さて次は──)
赤木(くそっ、いきなり三井を封じ込めに来るとは! フォローせねば!)ダッ
ドラゴン「させるかよっ!」
バチィッ!
ドラゴンの尻尾が、赤木を大きく吹っ飛ばした。
赤木「ぐわぁっ!」ドサッ
桜木「ゴリ!」
「マジかよ!」 「あのゴリラが吹っ飛ばされた!」 「すげぇパワーだ!」
木暮(あの赤木をあんなに吹っ飛ばすなんて……なんてパワーだ!
まずいぞ、俺たちと魔王軍は思った以上に差があるんじゃ……)
今までの戦いでは、素早さを隠してやがったのか!?
ちくしょう、振り切れねぇ……!)キュッキュッ
巨大亀「ふっふっふぅ~」キュッキュッ
魔王(出おったか、巨大亀必殺の“スッポンディフェンス”!)
魔王(あれだけ密着されれば、もはやあの魔法使いはなにもできん!
さて次は──)
赤木(くそっ、いきなり三井を封じ込めに来るとは! フォローせねば!)ダッ
ドラゴン「させるかよっ!」
バチィッ!
ドラゴンの尻尾が、赤木を大きく吹っ飛ばした。
赤木「ぐわぁっ!」ドサッ
桜木「ゴリ!」
「マジかよ!」 「あのゴリラが吹っ飛ばされた!」 「すげぇパワーだ!」
木暮(あの赤木をあんなに吹っ飛ばすなんて……なんてパワーだ!
まずいぞ、俺たちと魔王軍は思った以上に差があるんじゃ……)
コートでキュッキュッ言わせながらなにやってんだこいつらはwwww
しかし──
桜木「庶民スラッシュ!」
ズバァッ!
桜木の剣で、ドラゴンが吹っ飛ばされる。
ドラゴン「ぐおおぉっ……!」ドサッ
「おおっ!」 「あの赤毛勇者もすげぇ!」 「やってくれるぜ!」
桜木「ふははははっ、さすが天才!」
ドラゴン「や、やりやがったな……!(こんなチビ助に……!)」
側近「ちっ……ならば私の魔法で──!」
宮城「させっかよ!」
ガゴンッ!
宮城の飛び蹴りで、側近がダウンする。
側近「ぐぅっ……コイツいつの間に!」
宮城「スピードなら、誰にも負けないぜ」
桜木「庶民スラッシュ!」
ズバァッ!
桜木の剣で、ドラゴンが吹っ飛ばされる。
ドラゴン「ぐおおぉっ……!」ドサッ
「おおっ!」 「あの赤毛勇者もすげぇ!」 「やってくれるぜ!」
桜木「ふははははっ、さすが天才!」
ドラゴン「や、やりやがったな……!(こんなチビ助に……!)」
側近「ちっ……ならば私の魔法で──!」
宮城「させっかよ!」
ガゴンッ!
宮城の飛び蹴りで、側近がダウンする。
側近「ぐぅっ……コイツいつの間に!」
宮城「スピードなら、誰にも負けないぜ」
コート内が大混戦になる中、冷静に睨み合う二人がいた。
暗黒騎士「……どうした、来ないのか? 俺が怖いか?」
流川「にゃろう」
ガキィン!
流川と暗黒騎士、エース同士の一騎打ちが始まった。
キィンッ! ガキィン! ギャリン!
「なんだありゃあ!」 「すげぇ戦いだ!」 「どっちも譲らない!」
ワアァァァァァッ!
ギィンッ! キィンッ! カキィン!
魔王(暗黒騎士とまともにやり合える人間がいたとは……計算外だ!)
暗黒騎士「……どうした、来ないのか? 俺が怖いか?」
流川「にゃろう」
ガキィン!
流川と暗黒騎士、エース同士の一騎打ちが始まった。
キィンッ! ガキィン! ギャリン!
「なんだありゃあ!」 「すげぇ戦いだ!」 「どっちも譲らない!」
ワアァァァァァッ!
ギィンッ! キィンッ! カキィン!
魔王(暗黒騎士とまともにやり合える人間がいたとは……計算外だ!)
桜木(おのれルカワ~! またしても目立つような真似を……!)ギリッ
桜木(まぁいい、この天才も大活躍をして目立てばいい!)チラッ
ドラゴン「オラァッ!」ドゴッ
赤木「ぐあぁ……っ!」
桜木(ゴリめ、またあの大トカゲにいいようにやられてやがる)
桜木(よぉ~し、すぐ天才らしい助太刀に──)ダッ
スライム「えぇ~い」プニョッ
桜木「ぐわっ、なんだコイツは!? 庶民スラッシュ!」ブンッ
スライム「おっと」ヒョイッ
桜木「ぐぬぬ、すばしっこい!」
木暮「すまん桜木、逃がしてしまった!」ハァハァ
桜木(まぁいい、この天才も大活躍をして目立てばいい!)チラッ
ドラゴン「オラァッ!」ドゴッ
赤木「ぐあぁ……っ!」
桜木(ゴリめ、またあの大トカゲにいいようにやられてやがる)
桜木(よぉ~し、すぐ天才らしい助太刀に──)ダッ
スライム「えぇ~い」プニョッ
桜木「ぐわっ、なんだコイツは!? 庶民スラッシュ!」ブンッ
スライム「おっと」ヒョイッ
桜木「ぐぬぬ、すばしっこい!」
木暮「すまん桜木、逃がしてしまった!」ハァハァ
魔法主体の側近を、蹴りとダガーで追い詰める宮城。
側近(くっ……くそっ、なんてスピードだ! 接近戦じゃ勝ち目はない!)
宮城(いける! コイツを倒せば、一気に俺たちが有利になる!)ダッ
しかし──
スライム「よっこらしょ」プニィッ
宮城「うわぁっ!?」
側近「ナイスです、スライム!」
側近「“針呪文(センドウ)”!」
ズドドドドッ!
無数の小さな針が、宮城に突き刺さった。
宮城「ぐわぁぁぁっ!(ノータイムで撃ってきやがった!)」
桜木「リョーちん!」
桜木「おのれこの天才率いるパーティが、あんなザコにコケにされるとは……!」
木暮(あのスライム……戦闘能力は低いが、一番やっかいかもしれない!
巧みに動き回って、俺たちのチームプレイをことごとく潰している……!)
側近(くっ……くそっ、なんてスピードだ! 接近戦じゃ勝ち目はない!)
宮城(いける! コイツを倒せば、一気に俺たちが有利になる!)ダッ
しかし──
スライム「よっこらしょ」プニィッ
宮城「うわぁっ!?」
側近「ナイスです、スライム!」
側近「“針呪文(センドウ)”!」
ズドドドドッ!
無数の小さな針が、宮城に突き刺さった。
宮城「ぐわぁぁぁっ!(ノータイムで撃ってきやがった!)」
桜木「リョーちん!」
桜木「おのれこの天才率いるパーティが、あんなザコにコケにされるとは……!」
木暮(あのスライム……戦闘能力は低いが、一番やっかいかもしれない!
巧みに動き回って、俺たちのチームプレイをことごとく潰している……!)
試合開始5分──
まだ魔王が戦闘に参加していないにもかかわらず、
状況は勇者側にとって思わしくなかった。
流川は暗黒騎士との戦いで手一杯。
大黒柱である赤木はドラゴンに抑え込まれ──
魔法使い三井は巨大亀にへばりつかれ、まだ魔法を一発も撃てていない。
残る桜木、宮城、木暮の三人はスライムの動きに翻弄され、
側近の魔法によって苦しめられていた。
魔王(どうやらワシの出番はなさそうだな。
今、魔王軍を動かしているのは側近でもドラゴンでもなく──)
魔王(スライムだ!)
まだ魔王が戦闘に参加していないにもかかわらず、
状況は勇者側にとって思わしくなかった。
流川は暗黒騎士との戦いで手一杯。
大黒柱である赤木はドラゴンに抑え込まれ──
魔法使い三井は巨大亀にへばりつかれ、まだ魔法を一発も撃てていない。
残る桜木、宮城、木暮の三人はスライムの動きに翻弄され、
側近の魔法によって苦しめられていた。
魔王(どうやらワシの出番はなさそうだな。
今、魔王軍を動かしているのは側近でもドラゴンでもなく──)
魔王(スライムだ!)
~ 50年前 ~
スライム「どうかボクを、魔王軍に入れて下さい!」
魔王「キサマが……?」
体力があるわけでも、魔法が使えるわけでもなく、技は体当たりだけ……。
魔王軍は到底ムリだとワシはいった。
モンスターにはショックな言葉だ。
スライム「とにかくボクなりに頑張りますので!」
魔王(悔しくはないのか?)
そうではなかった。
スライムは戦闘において、徹底的に敵と味方の動きを観察していた。
さらに1日500回の体当たりの練習を欠かさなかった。
スライムは唯一できる体当たりで、味方をサポートする道を選んだのだ。
スライムの働きは大いに魔王軍を助け──
魔王「スライムを魔王軍幹部に任命する」
スライム「はいっ!」
──異例の大出世に、異論は出なかった。
スライム「どうかボクを、魔王軍に入れて下さい!」
魔王「キサマが……?」
体力があるわけでも、魔法が使えるわけでもなく、技は体当たりだけ……。
魔王軍は到底ムリだとワシはいった。
モンスターにはショックな言葉だ。
スライム「とにかくボクなりに頑張りますので!」
魔王(悔しくはないのか?)
そうではなかった。
スライムは戦闘において、徹底的に敵と味方の動きを観察していた。
さらに1日500回の体当たりの練習を欠かさなかった。
スライムは唯一できる体当たりで、味方をサポートする道を選んだのだ。
スライムの働きは大いに魔王軍を助け──
魔王「スライムを魔王軍幹部に任命する」
スライム「はいっ!」
──異例の大出世に、異論は出なかった。
魔王「魔王軍(ウチ)に天才はいない。だが、魔王軍(ウチ)が最強だ!」
スライムのせいで、思ったような動きができない桜木。
桜木「くっ、たかがスライムなどに……!」
宮城「しょせんスライムだ! 花道、一気に叩きのめせっ!」
桜木「おうよ! リョーちんっ!」ブンッ
スライム「おっと、危ない」ヒョイッ
桜木「なにっ!?」
スライム「うおおおおおっ!」プルン
ドゴッ!
桜木「ぐわぁっ!」
スライムの体当たりで、体重が数倍はあろう桜木の体が吹っ飛んだ。
宮城(マジかよ!?)
ドラゴン「魔王軍幹部の座を取った男だぞ、ナメんなよ」
スライム「ドラゴン……」
桜木「ぐっ……!」
スライムのせいで、思ったような動きができない桜木。
桜木「くっ、たかがスライムなどに……!」
宮城「しょせんスライムだ! 花道、一気に叩きのめせっ!」
桜木「おうよ! リョーちんっ!」ブンッ
スライム「おっと、危ない」ヒョイッ
桜木「なにっ!?」
スライム「うおおおおおっ!」プルン
ドゴッ!
桜木「ぐわぁっ!」
スライムの体当たりで、体重が数倍はあろう桜木の体が吹っ飛んだ。
宮城(マジかよ!?)
ドラゴン「魔王軍幹部の座を取った男だぞ、ナメんなよ」
スライム「ドラゴン……」
桜木「ぐっ……!」
>>71
お前が預言者か
お前が預言者か
>>71
やるじゃん
やるじゃん
「勇者たち、ヤバイんじゃね?」 「いいトコないじゃん」 「もう負けだな……」
早くも人間側のギャラリーに、諦めの色が漂い始めた。
魔王が戦っていない状態でこれでは、無理もないかもしれない。
赤木(いかん、ここはこの俺がなんとかせねば……!)
赤木(この俺が……!)
ドラゴン「グハハハハッ! どうした、もっとぶつかってこい!」
赤木「くうっ!」
ザシュッ!
ドラゴンの爪攻撃が、赤木の頭を切り裂いた。
赤木「ぐおっ……!」
赤木(俺が……俺が、コイツに勝たなければ……!)ハァハァ
三井(あのヤロウ……熱くなりすぎだ!
あんなデカイ相手と、まともにパワー勝負してどうすんだ!)
早くも人間側のギャラリーに、諦めの色が漂い始めた。
魔王が戦っていない状態でこれでは、無理もないかもしれない。
赤木(いかん、ここはこの俺がなんとかせねば……!)
赤木(この俺が……!)
ドラゴン「グハハハハッ! どうした、もっとぶつかってこい!」
赤木「くうっ!」
ザシュッ!
ドラゴンの爪攻撃が、赤木の頭を切り裂いた。
赤木「ぐおっ……!」
赤木(俺が……俺が、コイツに勝たなければ……!)ハァハァ
三井(あのヤロウ……熱くなりすぎだ!
あんなデカイ相手と、まともにパワー勝負してどうすんだ!)
三井は巨大亀のマークを振り切れずにいた。
三井(こういう時は、俺がやらなきゃならねーのに……!
このカメがしつこすぎる!)ハァハァ
巨大亀(くっくっくぅ~、息が乱れてきたなぁ~?
やはり側近様のデータ通り、コイツにはスタミナがないぃ~!)キュッキュッ
三井(ちくしょう、振り切れねぇっ!
だが、コイツを振り切らねぇと、魔法が撃てねぇっ!)ハァハァ
巨大亀(絶対に振り切らせないよぉ~!)キュッキュッ
三井(くそっ、俺はなんであんな無駄な時間を──!)ハァハァ
三井(こういう時は、俺がやらなきゃならねーのに……!
このカメがしつこすぎる!)ハァハァ
巨大亀(くっくっくぅ~、息が乱れてきたなぁ~?
やはり側近様のデータ通り、コイツにはスタミナがないぃ~!)キュッキュッ
三井(ちくしょう、振り切れねぇっ!
だが、コイツを振り切らねぇと、魔法が撃てねぇっ!)ハァハァ
巨大亀(絶対に振り切らせないよぉ~!)キュッキュッ
三井(くそっ、俺はなんであんな無駄な時間を──!)ハァハァ
三井は安西によって勇者パーティに選ばれた後、
怪我が原因ですさんでしまった時期があった。
三井「勇者パーティなんか、ぶっ潰してやる……!」
しかし、仲間の説得と──
木暮「なにが魔王討伐だ……夢見させるようなこというな!」
宮城「一番過去にこだわってるのは、アンタだろ」
安西によって──
三井「安西国王……魔王討伐がしたいです……!」
──パーティに復帰したのだった。
しかし、二年のブランクはやはり大きく、技術はともかくスタミナに不安があった。
怪我が原因ですさんでしまった時期があった。
三井「勇者パーティなんか、ぶっ潰してやる……!」
しかし、仲間の説得と──
木暮「なにが魔王討伐だ……夢見させるようなこというな!」
宮城「一番過去にこだわってるのは、アンタだろ」
安西によって──
三井「安西国王……魔王討伐がしたいです……!」
──パーティに復帰したのだった。
しかし、二年のブランクはやはり大きく、技術はともかくスタミナに不安があった。
三井(くそっ、ここで働けなけりゃ……俺は本当の大バカヤロウだ!)ハァハァ
三井「うおおおおっ!」ダッ
巨大亀「なにぃ~!?」
「ここにきてすげぇダッシュ!」 「あのカメを振り切ったぞ!」 「マジかよ!?」
三井(あのドラゴンに生半可な呪文は通じねぇ……ならば!)
三井(ここで俺がすべきことは、赤木を立ち直らせることだ!)
三井「“召喚呪文(チャージドタイムアウト)”!」
召喚呪文を使うと、ランダムで何者かを召喚することができる。
三井は賭けに出た。
三井(頼むっ! すごいヤツが来てくれ!)
ズゴゴゴゴ……
三井「うおおおおっ!」ダッ
巨大亀「なにぃ~!?」
「ここにきてすげぇダッシュ!」 「あのカメを振り切ったぞ!」 「マジかよ!?」
三井(あのドラゴンに生半可な呪文は通じねぇ……ならば!)
三井(ここで俺がすべきことは、赤木を立ち直らせることだ!)
三井「“召喚呪文(チャージドタイムアウト)”!」
召喚呪文を使うと、ランダムで何者かを召喚することができる。
三井は賭けに出た。
三井(頼むっ! すごいヤツが来てくれ!)
ズゴゴゴゴ……
>>82
しかし魚住ポジはドラゴンが…
しかし魚住ポジはドラゴンが…
ボワァァァン……
赤木の目の前に、包丁を持った板前が現れた。
赤木「なんだ!?」ビクッ
三井「なんかとんでもないもん呼び出しちまった!」
桜木「ゴリよりでけぇ! ボ、ボス猿!?」
板前は大根を剥きながら、赤木に告げる。
魚住「華麗な技を持つドラゴンは鯛……」
ドラゴン(俺は竜なんだけど……)
魚住「おまえに華麗なんて言葉が似合うと思うか。赤木、おまえは鰈だ。
──泥にまみれろよ」
赤木「!」
シュウウウウ……
魚住は帰っていった。
安西(三井君……ファインプレーですよ)
赤木の目の前に、包丁を持った板前が現れた。
赤木「なんだ!?」ビクッ
三井「なんかとんでもないもん呼び出しちまった!」
桜木「ゴリよりでけぇ! ボ、ボス猿!?」
板前は大根を剥きながら、赤木に告げる。
魚住「華麗な技を持つドラゴンは鯛……」
ドラゴン(俺は竜なんだけど……)
魚住「おまえに華麗なんて言葉が似合うと思うか。赤木、おまえは鰈だ。
──泥にまみれろよ」
赤木「!」
シュウウウウ……
魚住は帰っていった。
安西(三井君……ファインプレーですよ)
>>18
今読んでたんだがレベルEネタワロタ
今読んでたんだがレベルEネタワロタ
赤木(そうか……)
赤木(俺が勝てなければ、このパーティは勝てないと思っていた)
赤木(だが、そうじゃない!)
赤木(俺にできることは、この体で他のヤツを活かすことだ!)
赤木(現時点で俺はドラゴンに負ける……。でも、勇者パーティは負けんぞ!)
ドラゴン(このゴリラ……目つきが変わりやがった!)
赤木「ぬおおおっ!」バッ
「飛び上がったぁっ!」 「なにする気だ!?」 「ま、まさか──!」
ドラゴン「俺より高く──!?」
赤木「フンガァ!」
バチィンッ!
ドラゴン「ぐごぁっ!?」
振り下ろすような凄まじい平手打ちが、ドラゴンにクリーンヒット。
宮城「よっしゃあ、ダンナ!」
桜木「ゴリ必殺のハエタタキだっ!」
三井「赤木のヤロウ、完全復活だな」ニヤッ
赤木(俺が勝てなければ、このパーティは勝てないと思っていた)
赤木(だが、そうじゃない!)
赤木(俺にできることは、この体で他のヤツを活かすことだ!)
赤木(現時点で俺はドラゴンに負ける……。でも、勇者パーティは負けんぞ!)
ドラゴン(このゴリラ……目つきが変わりやがった!)
赤木「ぬおおおっ!」バッ
「飛び上がったぁっ!」 「なにする気だ!?」 「ま、まさか──!」
ドラゴン「俺より高く──!?」
赤木「フンガァ!」
バチィンッ!
ドラゴン「ぐごぁっ!?」
振り下ろすような凄まじい平手打ちが、ドラゴンにクリーンヒット。
宮城「よっしゃあ、ダンナ!」
桜木「ゴリ必殺のハエタタキだっ!」
三井「赤木のヤロウ、完全復活だな」ニヤッ
赤木がドラゴンにキツイ一撃を与えたことで、他のメンバーにも力が宿る。
桜木「行くぞ、リョーちん!」
桜木「フンフンフンフンフンフンフンフンフン!」ブンブンブンブン
スライム「うわっ、なんだこれ!」
側近「なんというムチャクチャな剣だ!」
桜木が“フンフンオフェンス”で、敵の混乱を誘ったところに──
宮城「おりゃあっ!」
バキィッ! ドゴォッ!
スライム「うわぁっ!?」
側近「ぬぐぉっ!」
──強烈な飛び蹴りを浴びせる。
木暮(いいぞ……! 赤木のプレーでみんなに力が戻った!)
桜木「行くぞ、リョーちん!」
桜木「フンフンフンフンフンフンフンフンフン!」ブンブンブンブン
スライム「うわっ、なんだこれ!」
側近「なんというムチャクチャな剣だ!」
桜木が“フンフンオフェンス”で、敵の混乱を誘ったところに──
宮城「おりゃあっ!」
バキィッ! ドゴォッ!
スライム「うわぁっ!?」
側近「ぬぐぉっ!」
──強烈な飛び蹴りを浴びせる。
木暮(いいぞ……! 赤木のプレーでみんなに力が戻った!)
流川VS暗黒騎士──
ギィンッ!
暗黒騎士(あの武道家が復調したら、コイツにも力が入り始めた……!)
流川「世界一の戦士ってどんな戦士だと思う……」
暗黒騎士「?」
流川「きっと世界を救う戦士だと思うんだよな。俺はそれになる」
流川「一歩も引く気はねーぜ」
ガギィンッ! ──ザシュッ!
暗黒騎士「ぐぅっ!?」
魔王(暗黒騎士が一太刀浴びるなど、何十年ぶりだ!?
いや一対一では、初めてかもしれん!)
魔王「側近、暗黒騎士をフォローしろ!」
側近「はっ!」
ギィンッ!
暗黒騎士(あの武道家が復調したら、コイツにも力が入り始めた……!)
流川「世界一の戦士ってどんな戦士だと思う……」
暗黒騎士「?」
流川「きっと世界を救う戦士だと思うんだよな。俺はそれになる」
流川「一歩も引く気はねーぜ」
ガギィンッ! ──ザシュッ!
暗黒騎士「ぐぅっ!?」
魔王(暗黒騎士が一太刀浴びるなど、何十年ぶりだ!?
いや一対一では、初めてかもしれん!)
魔王「側近、暗黒騎士をフォローしろ!」
側近「はっ!」
三井「桜木、そいつに魔法を唱えさせるなぁっ!」
桜木(今こそ合宿での二万回の素振りの成果を見せてやる!)
桜木「おうよ、合宿スラッ──」
スライム「とうっ!」プルッ
桜木「おのれ、またジャマを!」
側近「さすがですよ、スライム。“召喚呪文(チャージドタイムアウト)”!」
宮城「くそぉっ、コイツ呪文の詠唱がとんでもなく早い!」
ズゴゴゴゴ……
側近の魔法で呼び出されたのは──
桜木(今こそ合宿での二万回の素振りの成果を見せてやる!)
桜木「おうよ、合宿スラッ──」
スライム「とうっ!」プルッ
桜木「おのれ、またジャマを!」
側近「さすがですよ、スライム。“召喚呪文(チャージドタイムアウト)”!」
宮城「くそぉっ、コイツ呪文の詠唱がとんでもなく早い!」
ズゴゴゴゴ……
側近の魔法で呼び出されたのは──
流川の目の前に、大阪人が現れた。
南「おまえがエースや」
ガッ!
流川「ち……!」
流川の顔面にエルボーが決まり、片目を塞いだ。
南「うち薬局やねん」ヌリ…
流川(なんなんだ、いったい)
──が、すぐ治った。
宮城「よし、ラッキー!」
桜木「どうせなら毒を塗り込め!」
側近(これは……失敗してしまいましたね……!)
一転して、今度は魔王軍のチームワークがチグハグになってきた。
南「おまえがエースや」
ガッ!
流川「ち……!」
流川の顔面にエルボーが決まり、片目を塞いだ。
南「うち薬局やねん」ヌリ…
流川(なんなんだ、いったい)
──が、すぐ治った。
宮城「よし、ラッキー!」
桜木「どうせなら毒を塗り込め!」
側近(これは……失敗してしまいましたね……!)
一転して、今度は魔王軍のチームワークがチグハグになってきた。
類似してるかもしれないスレッド
- サンタ「メリークリスマス!」幼女「おめ誰だよ」 (272) - [46%] - 2011/12/24 2:15 ★
- 淡「キョータロー喉乾いた!」京太郎「はいはい」 (886) - [45%] - 2013/1/16 9:30 ★★★
- 森夏「とーがし君っ♪」勇太「うおっ!?」 (151) - [44%] - 2013/2/2 0:30 ★
- 櫻子「ラーメン二郎!」向日葵「ですの?」 (328) - [44%] - 2011/10/5 2:00 ★
- P「やよいは大人だなぁ」やよい「えへへっ」 (112) - [44%] - 2013/11/6 15:45 ☆
- 咏「バレンタインだぜ?」えり「そうですね」 (216) - [44%] - 2013/2/14 22:45 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について