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    元スレ櫻子「階段から落ちて人格が入れ替わりました!私は誰でしょー!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ゆるゆり + - 入れ替わり + - 綾乃「二人で紡ぐ物語」 + - + - 鬱ゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    どゆこと?

    152 :

    これは…

    153 :

    >>151
    見直して来い

    154 :

    え、終わり?

    155 = 92 :

    まだ終わってないから

    156 = 87 :

    櫻子「近くで釣りしてるお姉さん居たから、釣竿借りてきたよ~」トテトテ

    向日葵「……」

    櫻子「これにガムをつけて……ひょいっと」

    櫻子「取れたよ!」


    「ありがと!おねえちゃん!」トテテ


    櫻子「さて、あとは釣竿返してくるね?」

    向日葵「……歳納先輩?」

    櫻子「ん?」

    157 = 87 :

    向日葵「……歳納先輩、ですの?」

    櫻子「……向日葵、何言ってるの?」ニコ

    向日葵「……さっき、返事しましたわよね」

    櫻子「あれはびっくりして返事しちゃっただけだって」

    向日葵「……この木は、昔から櫻子が良く登ってた木ですの」

    櫻子「……」

    向日葵「どうして、登れないなんて、言いだしたのです?」

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    158 = 87 :

    『古谷向日葵さん』


    向日葵「は、はい?」


    『問題です』

    『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』

    『さて、私は誰でしょー!』


    向日葵「……それは」

    向日葵「それは……」

    160 :

    どうしてこうなった…どうして…

    161 :

    おい・・・

    おい

    162 = 87 :

    ~事故直前~


    京子「櫻子ちゃん!」

    櫻子「と、歳納先輩?」

    京子「よ、良かった、間に合った……」

    櫻子「え、わ、わたし、トラックにはねられ……ました?」

    京子「いや、まだ撥ねられてないよ、ギリギリ指が届いた」

    京子「ほら、元の身体に移れば、助かるから!早くこっちに来て!」

    櫻子「え、け、けど、それじゃあ……歳納先輩は、どうなるんです?」

    京子「わ、私はいいから!」

    櫻子「い、いいわけないですよ、どうなるんです!?」

    163 = 87 :

    京子「あ、あはは、櫻子ちゃん、心配し過ぎ、私はほら、こう見えて運動神経いいから」

    京子「元の身体に戻っても、トラックなんて、直前でヒラッと、ね?」

    櫻子「……嘘です」

    京子「う、嘘じゃないって!だから早く!」

    櫻子「歳納先輩の運動神経の無さは、身に染みてわかってます……」

    京子「櫻子ちゃん!」

    櫻子「そ、それに……歳納先輩が、死んじゃったら、悲しむじゃないですか」

    京子「え、な、なに言って……」

    櫻子「船見先輩が、悲しむじゃないですか……」

    京子「……!」

    165 = 87 :

    櫻子「黙ってましたけど、わたし、船見先輩のこと……好きなんです」

    櫻子「ラプレターとかも、ちょっと書いてたんですけど、完成しなくて……えへへ」

    京子「櫻子、ちゃん……」

    櫻子「だから、やっぱりここはドジ踏んだ私がここにとどまるべきなんです……」

    京子「だ、駄目だよ、櫻子ちゃん、そこにいたら、そこにいたらトラックに撥ねられて死んじゃうじゃん……」

    櫻子「えへへ」

    京子「笑ってる場合じゃないよ!ひまっちゃんや、花子ちゃんや、撫子さんはどうするの!?」

    櫻子「家族の事は、多分、大丈夫です、わたし、嫌われてますし」

    京子「そんな事ない!櫻子ちゃん、そんな事ない!」

    166 = 87 :

    櫻子「ただ、向日葵のことだけは心配だなあ……あいつ、ほら、脆いし」

    櫻子「だから、向日葵のことだけは……」

    京子「櫻子ちゃん!手を……!」

    櫻子「お願い……」

    京子「櫻子、ちゃんっ!」

    櫻子「しま……」

    櫻子「す……」

    167 = 87 :

    京子「い、いたた……」

    向日葵「え、う、うそ……」

    京子「あ、あれ、私……」

    向日葵「う、うそよ、うそ、こんな……」

    京子「頭が、ふらふらして……」

    向日葵「と、歳納先輩、ど、どうしましょう……さ、櫻子が、櫻子がっ……」ガクガク

    京子(あ……わたし、わたし、間に合わなかったんだ……)


    『ただ、向日葵のことだけは心配だなあ……あいつ、ほら、脆いし』

    168 = 87 :

    京子(……うん、櫻子ちゃん)

    京子(判った……)

    京子(ひまっちゃんが……)


    『船見先輩が、悲しむじゃないですか……』


    京子(いや、それだけじゃない、結衣も)


    『お願い……』

    『しま……』

    『す……』


    京子(みんな悲しまないよう……頑張ってみる)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    170 = 160 :

    こういう欝ゆり久々に見たなぁ

    171 :

    だいぶ前に見たスレだけど、当時は完結してなかったのか

    173 = 87 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~お葬式の後~

    ~生徒会室~

    結衣「大室さん、冗談で言ってるなら、本気でぶつよ?」

    櫻子「ぶってもいいけど、これは本当」

    櫻子「私は、歳納京子だよ」

    綾乃「そ、それじゃあ、事故で亡くなったのは……」

    櫻子「……うん、本物の、櫻子ちゃん」

    結衣「……」

    櫻子「結衣?信じてくれる?」

    結衣「……幾つか、質問させて」

    綾乃「わ、私も……それに応えて貰わないと、ちょっと信じられないわ……」

    櫻子「ん、判った、何でも聞いてくれていいよ」

    結衣「……私達が小学4年生の頃の担任の先生は?」

    174 = 87 :

    ~数分後~


    結衣「じゃ、じゃあ、ほんとに?ほんとに京子なの?」

    櫻子「だからそう言ってるって……」

    結衣「……ど、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!」

    結衣「わ、私が、私が京子のお葬式で、どれだけ泣いたと……!」

    綾乃「そ、そうよ、もっと早く言ってくれたら、私たちこんな悲しい思いしなくて……!」

    綾乃「そんなの納得できないわ!」

    櫻子「……ごめん」

    櫻子「けど、私……私、ひまっちゃんや、櫻子ちゃんの家族を悲しませたくないんだ」

    結衣「……なに、言ってるの、京子」

    櫻子「だからね、私は、これから大室櫻子として生きるつもり」

    綾乃「と、歳納京子?」

    櫻子「ただ、2人の前でだけは、元に戻るから……お願い、悲しまないで?」

    結衣「な、納得いかないよ!そんなの!」

    175 = 87 :

    結衣「どうして、どうしてそんな事の為に、京子が!」

    綾乃「ふ、船見さん、落ち着いて!」

    結衣「綾乃だって、こんなの納得できないって言ってただろ!」

    綾乃「そ、そうだけど……」


    ガラッ


    綾乃「あ……古谷さん……」

    向日葵「や、やめてください……」

    綾乃「古谷さん、違うの……」

    向日葵「や、やめてください!さ、櫻子を攻めたって、歳納先輩は、歳納先輩はっ……」

    結衣「……」ギリッ

    櫻子「ひ、向日葵、違うの、これは……」

    結衣「……」タッ

    綾乃「あ、ふ、船見さんっ!」タッ


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    176 = 87 :

    『問題です』

    『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』

    『さて、私は誰でしょー!』


    この質問は、きっと取り返しがつかない質問

    私が「貴女は歳納先輩です」と応えれば、彼女は「歳納先輩」に戻るだろう

    私が「貴女は櫻子です」と応えれば、彼女はこの後の人生を「櫻子」として過ごすだろう

    きっと

    私の為に

    櫻子の為に


    向日葵「それは……」

    177 = 87 :

    どちらを選ぶのが正しいんだろう


    ずっと一緒に居た幼馴染か

    憧れていた先輩か


    正解がどちらかは判らないけど

    私は今すぐ選ばせなくてはならない

    なら

    なら

    178 :

    鬱だ…

    181 :

    こんな時間になんてものを…

    182 = 87 :

    フリーズして書き貯めたやつ全部飛んだ

    183 = 152 :

    おい

    184 = 160 :

    大丈夫だお前ならやれる

    185 = 92 :

    無理しなくていい
    またスレを立てて「階段から落ちて人格がいれかわりました!私は誰でしょー!」(完結編)
    こんな感じでお願い

    186 = 92 :

    楽しみに待ってる
    前回からも待てたから
    おやすみ

    187 = 87 :




    向日葵「さくらこ、です、わよね……」



    188 = 87 :



    その瞬間

    歳納京子は死んだ

    二度目の死を迎えた


    189 = 87 :

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    櫻子「そうだよ、向日葵、判ってんじゃん」ニコ

    向日葵「はい……」

    櫻子「歳納先輩の死が応えたのは判るけどさ、そろそろ乗り越えないと……」

    向日葵「……はい」

    櫻子「私も支えるから、さ」

    向日葵「……」

    櫻子「ね?」

    向日葵「はい」

    190 = 87 :



    それ以来、歳納先輩は、誰の前にも姿を現さなくなった

    船見先輩達の前にも


    191 = 152 :

    うわああああああ

    192 :

    京子ちゃん...

    193 = 87 :

    櫻子「いたた……」

    向日葵「櫻子、また船見先輩にぶたれたんですの?」

    櫻子「うん、歳納先輩を出せって……さ」

    櫻子「そんな事言われても、私は櫻子だしさ」

    向日葵「……ええ、そうですわね」

    向日葵「あなたは……櫻子ですわ」

    櫻子「うん」

    194 = 87 :

    向日葵「……さあ、帰りましょう、傷の手当てをしないと」

    櫻子「花子達には黙っててね?苛められてるとか思われると格好悪いしさ」

    向日葵「ええ……」



    「大丈夫ですわ、櫻子」


    「貴女は私が守りますから」


    「今度こそ、絶対に」



    196 = 87 :

    時系列的には関連してないけど影響は与えてるSS

    綾乃「二人で紡ぐ物語」


    はい!

    197 = 111 :

    http://www.youtube.com/watch?v=jsta3tEY43s

    198 :

    乙……
    っていうか櫻子が結衣を好きな設定いらなかったんじゃね

    199 = 92 :

    ぎりぎり起きてて良かった

    200 :

    >>196
    京子死ぬ奴だっけか?


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