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元スレ櫻子「階段から落ちて人格が入れ替わりました!私は誰でしょー!」
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>>151
見直して来い
見直して来い
櫻子「近くで釣りしてるお姉さん居たから、釣竿借りてきたよ~」トテトテ
向日葵「……」
櫻子「これにガムをつけて……ひょいっと」
櫻子「取れたよ!」
「ありがと!おねえちゃん!」トテテ
櫻子「さて、あとは釣竿返してくるね?」
向日葵「……歳納先輩?」
櫻子「ん?」
向日葵「……」
櫻子「これにガムをつけて……ひょいっと」
櫻子「取れたよ!」
「ありがと!おねえちゃん!」トテテ
櫻子「さて、あとは釣竿返してくるね?」
向日葵「……歳納先輩?」
櫻子「ん?」
向日葵「……歳納先輩、ですの?」
櫻子「……向日葵、何言ってるの?」ニコ
向日葵「……さっき、返事しましたわよね」
櫻子「あれはびっくりして返事しちゃっただけだって」
向日葵「……この木は、昔から櫻子が良く登ってた木ですの」
櫻子「……」
向日葵「どうして、登れないなんて、言いだしたのです?」
櫻子「……」
向日葵「……」
櫻子「……向日葵、何言ってるの?」ニコ
向日葵「……さっき、返事しましたわよね」
櫻子「あれはびっくりして返事しちゃっただけだって」
向日葵「……この木は、昔から櫻子が良く登ってた木ですの」
櫻子「……」
向日葵「どうして、登れないなんて、言いだしたのです?」
櫻子「……」
向日葵「……」
『古谷向日葵さん』
向日葵「は、はい?」
『問題です』
『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』
『さて、私は誰でしょー!』
向日葵「……それは」
向日葵「それは……」
向日葵「は、はい?」
『問題です』
『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』
『さて、私は誰でしょー!』
向日葵「……それは」
向日葵「それは……」
~事故直前~
京子「櫻子ちゃん!」
櫻子「と、歳納先輩?」
京子「よ、良かった、間に合った……」
櫻子「え、わ、わたし、トラックにはねられ……ました?」
京子「いや、まだ撥ねられてないよ、ギリギリ指が届いた」
京子「ほら、元の身体に移れば、助かるから!早くこっちに来て!」
櫻子「え、け、けど、それじゃあ……歳納先輩は、どうなるんです?」
京子「わ、私はいいから!」
櫻子「い、いいわけないですよ、どうなるんです!?」
京子「櫻子ちゃん!」
櫻子「と、歳納先輩?」
京子「よ、良かった、間に合った……」
櫻子「え、わ、わたし、トラックにはねられ……ました?」
京子「いや、まだ撥ねられてないよ、ギリギリ指が届いた」
京子「ほら、元の身体に移れば、助かるから!早くこっちに来て!」
櫻子「え、け、けど、それじゃあ……歳納先輩は、どうなるんです?」
京子「わ、私はいいから!」
櫻子「い、いいわけないですよ、どうなるんです!?」
京子「あ、あはは、櫻子ちゃん、心配し過ぎ、私はほら、こう見えて運動神経いいから」
京子「元の身体に戻っても、トラックなんて、直前でヒラッと、ね?」
櫻子「……嘘です」
京子「う、嘘じゃないって!だから早く!」
櫻子「歳納先輩の運動神経の無さは、身に染みてわかってます……」
京子「櫻子ちゃん!」
櫻子「そ、それに……歳納先輩が、死んじゃったら、悲しむじゃないですか」
京子「え、な、なに言って……」
櫻子「船見先輩が、悲しむじゃないですか……」
京子「……!」
京子「元の身体に戻っても、トラックなんて、直前でヒラッと、ね?」
櫻子「……嘘です」
京子「う、嘘じゃないって!だから早く!」
櫻子「歳納先輩の運動神経の無さは、身に染みてわかってます……」
京子「櫻子ちゃん!」
櫻子「そ、それに……歳納先輩が、死んじゃったら、悲しむじゃないですか」
京子「え、な、なに言って……」
櫻子「船見先輩が、悲しむじゃないですか……」
京子「……!」
櫻子「黙ってましたけど、わたし、船見先輩のこと……好きなんです」
櫻子「ラプレターとかも、ちょっと書いてたんですけど、完成しなくて……えへへ」
京子「櫻子、ちゃん……」
櫻子「だから、やっぱりここはドジ踏んだ私がここにとどまるべきなんです……」
京子「だ、駄目だよ、櫻子ちゃん、そこにいたら、そこにいたらトラックに撥ねられて死んじゃうじゃん……」
櫻子「えへへ」
京子「笑ってる場合じゃないよ!ひまっちゃんや、花子ちゃんや、撫子さんはどうするの!?」
櫻子「家族の事は、多分、大丈夫です、わたし、嫌われてますし」
京子「そんな事ない!櫻子ちゃん、そんな事ない!」
櫻子「ラプレターとかも、ちょっと書いてたんですけど、完成しなくて……えへへ」
京子「櫻子、ちゃん……」
櫻子「だから、やっぱりここはドジ踏んだ私がここにとどまるべきなんです……」
京子「だ、駄目だよ、櫻子ちゃん、そこにいたら、そこにいたらトラックに撥ねられて死んじゃうじゃん……」
櫻子「えへへ」
京子「笑ってる場合じゃないよ!ひまっちゃんや、花子ちゃんや、撫子さんはどうするの!?」
櫻子「家族の事は、多分、大丈夫です、わたし、嫌われてますし」
京子「そんな事ない!櫻子ちゃん、そんな事ない!」
櫻子「ただ、向日葵のことだけは心配だなあ……あいつ、ほら、脆いし」
櫻子「だから、向日葵のことだけは……」
京子「櫻子ちゃん!手を……!」
櫻子「お願い……」
京子「櫻子、ちゃんっ!」
櫻子「しま……」
櫻子「す……」
櫻子「だから、向日葵のことだけは……」
京子「櫻子ちゃん!手を……!」
櫻子「お願い……」
京子「櫻子、ちゃんっ!」
櫻子「しま……」
櫻子「す……」
京子「い、いたた……」
向日葵「え、う、うそ……」
京子「あ、あれ、私……」
向日葵「う、うそよ、うそ、こんな……」
京子「頭が、ふらふらして……」
向日葵「と、歳納先輩、ど、どうしましょう……さ、櫻子が、櫻子がっ……」ガクガク
京子(あ……わたし、わたし、間に合わなかったんだ……)
『ただ、向日葵のことだけは心配だなあ……あいつ、ほら、脆いし』
向日葵「え、う、うそ……」
京子「あ、あれ、私……」
向日葵「う、うそよ、うそ、こんな……」
京子「頭が、ふらふらして……」
向日葵「と、歳納先輩、ど、どうしましょう……さ、櫻子が、櫻子がっ……」ガクガク
京子(あ……わたし、わたし、間に合わなかったんだ……)
『ただ、向日葵のことだけは心配だなあ……あいつ、ほら、脆いし』
京子(……うん、櫻子ちゃん)
京子(判った……)
京子(ひまっちゃんが……)
『船見先輩が、悲しむじゃないですか……』
京子(いや、それだけじゃない、結衣も)
『お願い……』
『しま……』
『す……』
京子(みんな悲しまないよう……頑張ってみる)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京子(判った……)
京子(ひまっちゃんが……)
『船見先輩が、悲しむじゃないですか……』
京子(いや、それだけじゃない、結衣も)
『お願い……』
『しま……』
『す……』
京子(みんな悲しまないよう……頑張ってみる)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~お葬式の後~
~生徒会室~
結衣「大室さん、冗談で言ってるなら、本気でぶつよ?」
櫻子「ぶってもいいけど、これは本当」
櫻子「私は、歳納京子だよ」
綾乃「そ、それじゃあ、事故で亡くなったのは……」
櫻子「……うん、本物の、櫻子ちゃん」
結衣「……」
櫻子「結衣?信じてくれる?」
結衣「……幾つか、質問させて」
綾乃「わ、私も……それに応えて貰わないと、ちょっと信じられないわ……」
櫻子「ん、判った、何でも聞いてくれていいよ」
結衣「……私達が小学4年生の頃の担任の先生は?」
~お葬式の後~
~生徒会室~
結衣「大室さん、冗談で言ってるなら、本気でぶつよ?」
櫻子「ぶってもいいけど、これは本当」
櫻子「私は、歳納京子だよ」
綾乃「そ、それじゃあ、事故で亡くなったのは……」
櫻子「……うん、本物の、櫻子ちゃん」
結衣「……」
櫻子「結衣?信じてくれる?」
結衣「……幾つか、質問させて」
綾乃「わ、私も……それに応えて貰わないと、ちょっと信じられないわ……」
櫻子「ん、判った、何でも聞いてくれていいよ」
結衣「……私達が小学4年生の頃の担任の先生は?」
~数分後~
結衣「じゃ、じゃあ、ほんとに?ほんとに京子なの?」
櫻子「だからそう言ってるって……」
結衣「……ど、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!」
結衣「わ、私が、私が京子のお葬式で、どれだけ泣いたと……!」
綾乃「そ、そうよ、もっと早く言ってくれたら、私たちこんな悲しい思いしなくて……!」
綾乃「そんなの納得できないわ!」
櫻子「……ごめん」
櫻子「けど、私……私、ひまっちゃんや、櫻子ちゃんの家族を悲しませたくないんだ」
結衣「……なに、言ってるの、京子」
櫻子「だからね、私は、これから大室櫻子として生きるつもり」
綾乃「と、歳納京子?」
櫻子「ただ、2人の前でだけは、元に戻るから……お願い、悲しまないで?」
結衣「な、納得いかないよ!そんなの!」
結衣「じゃ、じゃあ、ほんとに?ほんとに京子なの?」
櫻子「だからそう言ってるって……」
結衣「……ど、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!」
結衣「わ、私が、私が京子のお葬式で、どれだけ泣いたと……!」
綾乃「そ、そうよ、もっと早く言ってくれたら、私たちこんな悲しい思いしなくて……!」
綾乃「そんなの納得できないわ!」
櫻子「……ごめん」
櫻子「けど、私……私、ひまっちゃんや、櫻子ちゃんの家族を悲しませたくないんだ」
結衣「……なに、言ってるの、京子」
櫻子「だからね、私は、これから大室櫻子として生きるつもり」
綾乃「と、歳納京子?」
櫻子「ただ、2人の前でだけは、元に戻るから……お願い、悲しまないで?」
結衣「な、納得いかないよ!そんなの!」
結衣「どうして、どうしてそんな事の為に、京子が!」
綾乃「ふ、船見さん、落ち着いて!」
結衣「綾乃だって、こんなの納得できないって言ってただろ!」
綾乃「そ、そうだけど……」
ガラッ
綾乃「あ……古谷さん……」
向日葵「や、やめてください……」
綾乃「古谷さん、違うの……」
向日葵「や、やめてください!さ、櫻子を攻めたって、歳納先輩は、歳納先輩はっ……」
結衣「……」ギリッ
櫻子「ひ、向日葵、違うの、これは……」
結衣「……」タッ
綾乃「あ、ふ、船見さんっ!」タッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
綾乃「ふ、船見さん、落ち着いて!」
結衣「綾乃だって、こんなの納得できないって言ってただろ!」
綾乃「そ、そうだけど……」
ガラッ
綾乃「あ……古谷さん……」
向日葵「や、やめてください……」
綾乃「古谷さん、違うの……」
向日葵「や、やめてください!さ、櫻子を攻めたって、歳納先輩は、歳納先輩はっ……」
結衣「……」ギリッ
櫻子「ひ、向日葵、違うの、これは……」
結衣「……」タッ
綾乃「あ、ふ、船見さんっ!」タッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『問題です』
『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』
『さて、私は誰でしょー!』
この質問は、きっと取り返しがつかない質問
私が「貴女は歳納先輩です」と応えれば、彼女は「歳納先輩」に戻るだろう
私が「貴女は櫻子です」と応えれば、彼女はこの後の人生を「櫻子」として過ごすだろう
きっと
私の為に
櫻子の為に
向日葵「それは……」
『階段から落ちて人格が入れ替わった後、更に交通事故にあって片方が死んでしまいました!』
『さて、私は誰でしょー!』
この質問は、きっと取り返しがつかない質問
私が「貴女は歳納先輩です」と応えれば、彼女は「歳納先輩」に戻るだろう
私が「貴女は櫻子です」と応えれば、彼女はこの後の人生を「櫻子」として過ごすだろう
きっと
私の為に
櫻子の為に
向日葵「それは……」
どちらを選ぶのが正しいんだろう
ずっと一緒に居た幼馴染か
憧れていた先輩か
正解がどちらかは判らないけど
私は今すぐ選ばせなくてはならない
なら
なら
ずっと一緒に居た幼馴染か
憧れていた先輩か
正解がどちらかは判らないけど
私は今すぐ選ばせなくてはならない
なら
なら
無理しなくていい
またスレを立てて「階段から落ちて人格がいれかわりました!私は誰でしょー!」(完結編)
こんな感じでお願い
またスレを立てて「階段から落ちて人格がいれかわりました!私は誰でしょー!」(完結編)
こんな感じでお願い
櫻子「……」
向日葵「……」
櫻子「そうだよ、向日葵、判ってんじゃん」ニコ
向日葵「はい……」
櫻子「歳納先輩の死が応えたのは判るけどさ、そろそろ乗り越えないと……」
向日葵「……はい」
櫻子「私も支えるから、さ」
向日葵「……」
櫻子「ね?」
向日葵「はい」
向日葵「……」
櫻子「そうだよ、向日葵、判ってんじゃん」ニコ
向日葵「はい……」
櫻子「歳納先輩の死が応えたのは判るけどさ、そろそろ乗り越えないと……」
向日葵「……はい」
櫻子「私も支えるから、さ」
向日葵「……」
櫻子「ね?」
向日葵「はい」
それ以来、歳納先輩は、誰の前にも姿を現さなくなった
船見先輩達の前にも
櫻子「いたた……」
向日葵「櫻子、また船見先輩にぶたれたんですの?」
櫻子「うん、歳納先輩を出せって……さ」
櫻子「そんな事言われても、私は櫻子だしさ」
向日葵「……ええ、そうですわね」
向日葵「あなたは……櫻子ですわ」
櫻子「うん」
向日葵「櫻子、また船見先輩にぶたれたんですの?」
櫻子「うん、歳納先輩を出せって……さ」
櫻子「そんな事言われても、私は櫻子だしさ」
向日葵「……ええ、そうですわね」
向日葵「あなたは……櫻子ですわ」
櫻子「うん」
向日葵「……さあ、帰りましょう、傷の手当てをしないと」
櫻子「花子達には黙っててね?苛められてるとか思われると格好悪いしさ」
向日葵「ええ……」
「大丈夫ですわ、櫻子」
「貴女は私が守りますから」
「今度こそ、絶対に」
完
櫻子「花子達には黙っててね?苛められてるとか思われると格好悪いしさ」
向日葵「ええ……」
「大丈夫ですわ、櫻子」
「貴女は私が守りますから」
「今度こそ、絶対に」
完
>>139
は
は
時系列的には関連してないけど影響は与えてるSS
綾乃「二人で紡ぐ物語」
はい!
綾乃「二人で紡ぐ物語」
はい!
乙……
っていうか櫻子が結衣を好きな設定いらなかったんじゃね
っていうか櫻子が結衣を好きな設定いらなかったんじゃね
みんなの評価 : ★★
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