元スレ真美 「兄ちゃんが『好きだ』って誤爆メール送ってきた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
351 = 1 :
真美視点
真美(真美が一番したいこと……)
真美(兄ちゃんと一緒に………)
真美(でも兄ちゃんは……)
真美「……ヒック……グス……」
この一週間、真美は音無小鳥の部屋にこもり切りになり、泣いては起きて泣いては起きての生活を送っていた。
ピリリリリリリっ、ピリリリリリ
真美「――っ!!」
最近は、携帯電話がなる音を怖く感じ始めていた。
Pや亜美からかかってくる電話の内容がどんなものか、それを考えて怖くなった。
しかし、携帯電話の液晶を見て、真美は少し安心する。
それは社長からの電話だった。
352 = 10 :
電話の音が怖いのに律儀に充電してる真美かわゆす
353 = 331 :
仕事行くまでに完結してくれ、と思ったが無理だったか
携帯でチェックするから最後まで書いてくれよ
354 = 1 :
社長『ちょっと事務所に顔を出してみないかね?』
真美『……………』
社長『実はな真美君……こんな時に申し訳ないが、実は君に仕事の依頼が来ているんだよ』
真美『お仕事……?』
社長『そうだ。実は、765プロにとっても非常にゆかりの深い所からの依頼でね……すまない、断れなんだ』
真美『……でも、真美はもうお仕事なんてできないよ……』
社長『そこをなんとか……私の顔を立てると思って!! とりあえず顔合わせにだけでも出てくれれば、後は代役を立てたりというのもできる』
真美『…………分かっ、た………』
社長『おおお!! 引き受けてくれるかぁ!! ありがとう真美君!!』
社長『とりあえず、明日午前11時が顔合わせになっている。そしてその翌日が本撮りだ……仕事の内容は……また、追って説明しよう。それじゃあまた明日宜しく頼むよ、では』ガチャ
355 = 10 :
社長GJ
356 = 274 :
>>355
さすがに書き込みすぎだろ
357 = 10 :
>>356
俺もそう思う
359 = 10 :
やだ、恥ずかしい///
しかし>>10から15時間も張り付いてたらこうなるぜ…
ROMに回るけれど、このスレ完結するまで落とさせちゃイヤよ!!
360 :
追い付いた支援
361 :
寝て起きたらまだこのスレ残ってた
362 = 162 :
保身
まとめ宣言
学生アピール
コピペにマジレス
数え役満
363 = 246 :
さすがIDがLOなだけあるな・・・
365 = 1 :
765プロには散々迷惑をかけた。
だからこそ、これくらいは。と思って真美は事務所に顔を出したのだった。
事務所に到着するまでずっと、亜美にあった時の事や、「兄ちゃん」にあった時のことを考えていた。
謝ろうか。それとももうとっくにプロデューサーには見限られているだろうか。
366 = 1 :
事務所のさびた扉を開けると、見慣れた懐かしい光景が目に入ってきた。
春香「おはよう真美!!」
美希「おはようなのー」zz
ソファで雑誌を読んでいる春香と、だらんとソファに横になっている美希が声をかけてくる。
律子「おはよう真美」
千早「おはよう」
律子が書類を脇に抱えてデスクへ向かう途中声をかけていく。千早は楽譜を探していたのか、本棚の方からこちらを向いて笑顔を向けてくる。
やよい「あ、おはようございます~」
雪歩「おはようございます~」
給湯室からお茶を載せた盆を持ってやよいと雪歩。
367 = 1 :
貴音「おはよう、真美」
あずさ「あら~、おはよう真美ちゃん」
二人で拾い読みでもしていたのか、台本から顔を上げてあずさと貴音が挨拶してくる。
真「あ、おはよ真美!!」
伊織「おはよー」
ダンスのことで何かを教わっていたのか、真と伊織が会話の途中でこちらの方へ声をかけてきた。
響「待てハム蔵~っ!! っと、おお、真美久しぶり~!!」
響が満面の笑みを投げていく。
368 = 1 :
社長「おはよう、真美君!!」
社長「よく来てくれたね!!」
社長「さあ、こっちへ来てくれ!! 早速仕事の話をしよう!!」
これも見慣れた社長室へと真美は入っていく。
社長は革張りの椅子にドッカと座った。
社長「さて真美君、今回の仕事が何なのかについてだがね……」
真美「はい……」
369 = 1 :
社長「実は君に、ある青年とデートをしてもらうという企画なんだよ」
真美「……え?」
社長「とりあえず、相手方を紹介しよう」
社長「それじゃ、入ってきたまえ」
ガチャ、とドアを開ける音がした。
振り向くとそこに、
真美「兄ちゃん……」
P 「真美……ひさしぶり」
370 = 10 :
371 = 1 :
社長「実はだね、このP君たっての希望でね、我が765プロが押しに押している双海真実と一日だけでもデートをしてみたい、とのことでね」
社長「勿論、時給は出るぞ!! 一日こんな好青年とデートしてお金ももらえる!! んん? なんだか変な響きがあるように聞こえるが、まあいいだろう。楽しい事が大好きな真美君にはぴったりの仕事だと思うんだが……どうだろう??」
真美「え…!? え、ええ!?」
社長「そおおおか、是非やりたいということか!! いやはやありがとう真美君、助かるよ!!」
真美「え!!? いや、真美そんなこと――」
社長「さて、まぁ業務内容の説明はこれだけだ」
社長「後は二人で積もる話もあるだろし、まぁゆっくりと打ち合わせしてくれ」
社長「そうだな、この事務所は沢山の若い婦女子でいっぱいだからな。少々打ち合わせをするにはかしましいかもしれない。どうだろう、お二人さん、屋上で打ち合わせをするというのは」
P 「分かりました。それでは屋上で打ち合わせをしてきます」
社長「おっと、打ち合わせが終わった後、真美君、少し私のところによってくれなかな。二、三やらないといけないことがある」
372 :
おいついた
違わないことはない?
373 :
いい展開じゃないか
374 = 1 :
P 「じゃあ……行こうか真美」
真美「……??」
P 「なに、これもまた社長の悪ふざけだ。真美、乗ってやってくれ」
階段を上り、屋上へと向かう。
ルーフに出る扉を開いたとき、強い風が体をなでていった。
亜美「真美……おかえり」
そこで亜美が真美のことを待っていた。
真美「亜美……」
そこで、この事務所に戻ってきてから初めて、真美の顔に驚きや困惑以外の表情が見えた。
P 「真美……お前に大切な話があるんだ……」
375 = 10 :
376 = 16 :
うんこ
377 = 10 :
378 = 16 :
おい
379 = 1 :
真美「…………」
P 「その、なんというか……とにかく…………真美っ!! 本当に済まなかった!!」
真美「……………」
真美「…………兄ちゃんが謝るところじゃないよ」
真美「悪いのは真美だから……お仕事だってちゃんとできなかったし……何日も休んで、皆に迷惑かけちゃったし……」
真美「ごめんね兄ちゃん……沢山迷惑かけちゃったね……」
P 「違うんだ真美……俺は……真美に謝ってほしいじゃない。ここまで来てもらったのは、真美にちゃんと説明をして、それで……」
P 「真美にこれまで通りの元気な真美として生きてほしいんだ」
真美「………………」
P 「真美、俺な……確かに亜美のこと、好きだよ」
真美「…………っ!!」
じんわりと真美の目の回りに涙が溜まり出す。
P 「亜美のいつも元気で前向きなところや、いたずら好きなところだって大好きだ」
380 = 1 :
真美「…………」
P 「でもな、真美、俺は今な、この765プロのアイドル全員が同じように大好きなんだ」
P 「春香にしろ美希にしろ、あるいはあずささんや千早、ゆきほに貴音、響、真、やよい、伊織。みんな同じように大好きなんだ。勿論、みんなアイドルとしての魅力だけじゃなく、亜美と同じように一人の女の子としての魅力にあふれているから、皆大好きだ」
381 = 1 :
P「真美………勿論、俺は真美のことも大好きだよ」
真美「…………」
P「真美、俺は一人の女の子としての真美が大好きだよ」
真美「…………(ポツポツと真美の目から涙)」
382 = 10 :
えんだあああああああああああああああああああああ
383 = 1 :
P 「でもな、俺にとって亜美や真美も含む765プロのアイドルはみんな娘みたいな存在なんだ。異性としての好きではない……これは真美、理解してくれるな」
真美「………(頷き」
P 「ただ……その、亜美やあるいは美希…………そして、真美が俺に向けてくれていた感情が、その異性としての好き、であることは俺も理解してる」
384 :
>>382
ROMにまわるんじゃなかったのか
ちょっとキモいぞお前
387 = 10 :
そうやって自動保守してくれるなら俺もROMってるわ
388 :
>>387
お前無理だわ
389 = 1 :
P 「好意を向けてくれるのは本当に嬉しいんだ」
P 「でもそういうのはもっともっと先の話」
P 「例えば、10年後の真美がまだ俺のこと好きだったとしたら、好きなだけアタックすればいいし、他に好きな人ができたならその人に全力投球すればいいって話だ」
P 「この事は、美希にも亜美にも話してある……」
P 「理解してくれるな……?」
真美「うん………分かった……」
真美「なんだよ……真美……すっごく格好わるいじゃん……」
真美「結局、勘違いでこんなに悩んでたなんて……」
亜美「真美……ごめん。なんか真美の目を盗むみたいに兄ちゃんに好きっていったりして」
亜美「でもね、これからは正々堂々とお兄ちゃんを巡って勝負だよ」
真美「……亜美……」
亜美「そういえば真美……」
亜美「忘れかけてるとおもうけど、明日、真美は兄ちゃんとデートする予定になってるから……そのうちに今日まで甘えれなかった分、思いっきり甘えちゃいなよ」
真美「うん……」
391 = 1 :
あとは真美とのデートでおしまい。
392 = 10 :
>>391
乙、完結まで頑張れ
393 = 241 :
周りは気にするな
頑張れ
394 = 10 :
ほす
395 :
周りがどうとか、どうでもいいわ
荒らしかでないなら
396 = 10 :
ほ
400 = 10 :
ほ
みんなの評価 : ★★★
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