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元スレ真美 「兄ちゃんが『好きだ』って誤爆メール送ってきた」
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真美視点
真美(真美が一番したいこと……)
真美(兄ちゃんと一緒に………)
真美(でも兄ちゃんは……)
真美「……ヒック……グス……」
この一週間、真美は音無小鳥の部屋にこもり切りになり、泣いては起きて泣いては起きての生活を送っていた。
ピリリリリリリっ、ピリリリリリ
真美「――っ!!」
最近は、携帯電話がなる音を怖く感じ始めていた。
Pや亜美からかかってくる電話の内容がどんなものか、それを考えて怖くなった。
しかし、携帯電話の液晶を見て、真美は少し安心する。
それは社長からの電話だった。
真美(真美が一番したいこと……)
真美(兄ちゃんと一緒に………)
真美(でも兄ちゃんは……)
真美「……ヒック……グス……」
この一週間、真美は音無小鳥の部屋にこもり切りになり、泣いては起きて泣いては起きての生活を送っていた。
ピリリリリリリっ、ピリリリリリ
真美「――っ!!」
最近は、携帯電話がなる音を怖く感じ始めていた。
Pや亜美からかかってくる電話の内容がどんなものか、それを考えて怖くなった。
しかし、携帯電話の液晶を見て、真美は少し安心する。
それは社長からの電話だった。
仕事行くまでに完結してくれ、と思ったが無理だったか
携帯でチェックするから最後まで書いてくれよ
携帯でチェックするから最後まで書いてくれよ
社長『ちょっと事務所に顔を出してみないかね?』
真美『……………』
社長『実はな真美君……こんな時に申し訳ないが、実は君に仕事の依頼が来ているんだよ』
真美『お仕事……?』
社長『そうだ。実は、765プロにとっても非常にゆかりの深い所からの依頼でね……すまない、断れなんだ』
真美『……でも、真美はもうお仕事なんてできないよ……』
社長『そこをなんとか……私の顔を立てると思って!! とりあえず顔合わせにだけでも出てくれれば、後は代役を立てたりというのもできる』
真美『…………分かっ、た………』
社長『おおお!! 引き受けてくれるかぁ!! ありがとう真美君!!』
社長『とりあえず、明日午前11時が顔合わせになっている。そしてその翌日が本撮りだ……仕事の内容は……また、追って説明しよう。それじゃあまた明日宜しく頼むよ、では』ガチャ
真美『……………』
社長『実はな真美君……こんな時に申し訳ないが、実は君に仕事の依頼が来ているんだよ』
真美『お仕事……?』
社長『そうだ。実は、765プロにとっても非常にゆかりの深い所からの依頼でね……すまない、断れなんだ』
真美『……でも、真美はもうお仕事なんてできないよ……』
社長『そこをなんとか……私の顔を立てると思って!! とりあえず顔合わせにだけでも出てくれれば、後は代役を立てたりというのもできる』
真美『…………分かっ、た………』
社長『おおお!! 引き受けてくれるかぁ!! ありがとう真美君!!』
社長『とりあえず、明日午前11時が顔合わせになっている。そしてその翌日が本撮りだ……仕事の内容は……また、追って説明しよう。それじゃあまた明日宜しく頼むよ、では』ガチャ
>>356
俺もそう思う
俺もそう思う
765プロには散々迷惑をかけた。
だからこそ、これくらいは。と思って真美は事務所に顔を出したのだった。
事務所に到着するまでずっと、亜美にあった時の事や、「兄ちゃん」にあった時のことを考えていた。
謝ろうか。それとももうとっくにプロデューサーには見限られているだろうか。
事務所のさびた扉を開けると、見慣れた懐かしい光景が目に入ってきた。
春香「おはよう真美!!」
美希「おはようなのー」zz
ソファで雑誌を読んでいる春香と、だらんとソファに横になっている美希が声をかけてくる。
律子「おはよう真美」
千早「おはよう」
律子が書類を脇に抱えてデスクへ向かう途中声をかけていく。千早は楽譜を探していたのか、本棚の方からこちらを向いて笑顔を向けてくる。
やよい「あ、おはようございます~」
雪歩「おはようございます~」
給湯室からお茶を載せた盆を持ってやよいと雪歩。
貴音「おはよう、真美」
あずさ「あら~、おはよう真美ちゃん」
二人で拾い読みでもしていたのか、台本から顔を上げてあずさと貴音が挨拶してくる。
真「あ、おはよ真美!!」
伊織「おはよー」
ダンスのことで何かを教わっていたのか、真と伊織が会話の途中でこちらの方へ声をかけてきた。
響「待てハム蔵~っ!! っと、おお、真美久しぶり~!!」
響が満面の笑みを投げていく。
あずさ「あら~、おはよう真美ちゃん」
二人で拾い読みでもしていたのか、台本から顔を上げてあずさと貴音が挨拶してくる。
真「あ、おはよ真美!!」
伊織「おはよー」
ダンスのことで何かを教わっていたのか、真と伊織が会話の途中でこちらの方へ声をかけてきた。
響「待てハム蔵~っ!! っと、おお、真美久しぶり~!!」
響が満面の笑みを投げていく。
社長「おはよう、真美君!!」
社長「よく来てくれたね!!」
社長「さあ、こっちへ来てくれ!! 早速仕事の話をしよう!!」
これも見慣れた社長室へと真美は入っていく。
社長は革張りの椅子にドッカと座った。
社長「さて真美君、今回の仕事が何なのかについてだがね……」
真美「はい……」
社長「実は君に、ある青年とデートをしてもらうという企画なんだよ」
真美「……え?」
社長「とりあえず、相手方を紹介しよう」
社長「それじゃ、入ってきたまえ」
ガチャ、とドアを開ける音がした。
振り向くとそこに、
真美「兄ちゃん……」
P 「真美……ひさしぶり」
社長「実はだね、このP君たっての希望でね、我が765プロが押しに押している双海真実と一日だけでもデートをしてみたい、とのことでね」
社長「勿論、時給は出るぞ!! 一日こんな好青年とデートしてお金ももらえる!! んん? なんだか変な響きがあるように聞こえるが、まあいいだろう。楽しい事が大好きな真美君にはぴったりの仕事だと思うんだが……どうだろう??」
真美「え…!? え、ええ!?」
社長「そおおおか、是非やりたいということか!! いやはやありがとう真美君、助かるよ!!」
真美「え!!? いや、真美そんなこと――」
社長「さて、まぁ業務内容の説明はこれだけだ」
社長「後は二人で積もる話もあるだろし、まぁゆっくりと打ち合わせしてくれ」
社長「そうだな、この事務所は沢山の若い婦女子でいっぱいだからな。少々打ち合わせをするにはかしましいかもしれない。どうだろう、お二人さん、屋上で打ち合わせをするというのは」
P 「分かりました。それでは屋上で打ち合わせをしてきます」
社長「おっと、打ち合わせが終わった後、真美君、少し私のところによってくれなかな。二、三やらないといけないことがある」
社長「勿論、時給は出るぞ!! 一日こんな好青年とデートしてお金ももらえる!! んん? なんだか変な響きがあるように聞こえるが、まあいいだろう。楽しい事が大好きな真美君にはぴったりの仕事だと思うんだが……どうだろう??」
真美「え…!? え、ええ!?」
社長「そおおおか、是非やりたいということか!! いやはやありがとう真美君、助かるよ!!」
真美「え!!? いや、真美そんなこと――」
社長「さて、まぁ業務内容の説明はこれだけだ」
社長「後は二人で積もる話もあるだろし、まぁゆっくりと打ち合わせしてくれ」
社長「そうだな、この事務所は沢山の若い婦女子でいっぱいだからな。少々打ち合わせをするにはかしましいかもしれない。どうだろう、お二人さん、屋上で打ち合わせをするというのは」
P 「分かりました。それでは屋上で打ち合わせをしてきます」
社長「おっと、打ち合わせが終わった後、真美君、少し私のところによってくれなかな。二、三やらないといけないことがある」
P 「じゃあ……行こうか真美」
真美「……??」
P 「なに、これもまた社長の悪ふざけだ。真美、乗ってやってくれ」
階段を上り、屋上へと向かう。
ルーフに出る扉を開いたとき、強い風が体をなでていった。
亜美「真美……おかえり」
そこで亜美が真美のことを待っていた。
真美「亜美……」
そこで、この事務所に戻ってきてから初めて、真美の顔に驚きや困惑以外の表情が見えた。
P 「真美……お前に大切な話があるんだ……」
真美「……??」
P 「なに、これもまた社長の悪ふざけだ。真美、乗ってやってくれ」
階段を上り、屋上へと向かう。
ルーフに出る扉を開いたとき、強い風が体をなでていった。
亜美「真美……おかえり」
そこで亜美が真美のことを待っていた。
真美「亜美……」
そこで、この事務所に戻ってきてから初めて、真美の顔に驚きや困惑以外の表情が見えた。
P 「真美……お前に大切な話があるんだ……」
真美「…………」
P 「その、なんというか……とにかく…………真美っ!! 本当に済まなかった!!」
真美「……………」
真美「…………兄ちゃんが謝るところじゃないよ」
真美「悪いのは真美だから……お仕事だってちゃんとできなかったし……何日も休んで、皆に迷惑かけちゃったし……」
真美「ごめんね兄ちゃん……沢山迷惑かけちゃったね……」
P 「違うんだ真美……俺は……真美に謝ってほしいじゃない。ここまで来てもらったのは、真美にちゃんと説明をして、それで……」
P 「真美にこれまで通りの元気な真美として生きてほしいんだ」
真美「………………」
P 「真美、俺な……確かに亜美のこと、好きだよ」
真美「…………っ!!」
じんわりと真美の目の回りに涙が溜まり出す。
P 「亜美のいつも元気で前向きなところや、いたずら好きなところだって大好きだ」
真美「…………」
P 「でもな、真美、俺は今な、この765プロのアイドル全員が同じように大好きなんだ」
P 「春香にしろ美希にしろ、あるいはあずささんや千早、ゆきほに貴音、響、真、やよい、伊織。みんな同じように大好きなんだ。勿論、みんなアイドルとしての魅力だけじゃなく、亜美と同じように一人の女の子としての魅力にあふれているから、皆大好きだ」
P「真美………勿論、俺は真美のことも大好きだよ」
真美「…………」
P「真美、俺は一人の女の子としての真美が大好きだよ」
真美「…………(ポツポツと真美の目から涙)」
P 「でもな、俺にとって亜美や真美も含む765プロのアイドルはみんな娘みたいな存在なんだ。異性としての好きではない……これは真美、理解してくれるな」
真美「………(頷き」
P 「ただ……その、亜美やあるいは美希…………そして、真美が俺に向けてくれていた感情が、その異性としての好き、であることは俺も理解してる」
真美「………(頷き」
P 「ただ……その、亜美やあるいは美希…………そして、真美が俺に向けてくれていた感情が、その異性としての好き、であることは俺も理解してる」
>>387
お前無理だわ
お前無理だわ
P 「好意を向けてくれるのは本当に嬉しいんだ」
P 「でもそういうのはもっともっと先の話」
P 「例えば、10年後の真美がまだ俺のこと好きだったとしたら、好きなだけアタックすればいいし、他に好きな人ができたならその人に全力投球すればいいって話だ」
P 「この事は、美希にも亜美にも話してある……」
P 「理解してくれるな……?」
真美「うん………分かった……」
真美「なんだよ……真美……すっごく格好わるいじゃん……」
真美「結局、勘違いでこんなに悩んでたなんて……」
亜美「真美……ごめん。なんか真美の目を盗むみたいに兄ちゃんに好きっていったりして」
亜美「でもね、これからは正々堂々とお兄ちゃんを巡って勝負だよ」
真美「……亜美……」
亜美「そういえば真美……」
亜美「忘れかけてるとおもうけど、明日、真美は兄ちゃんとデートする予定になってるから……そのうちに今日まで甘えれなかった分、思いっきり甘えちゃいなよ」
真美「うん……」
P 「でもそういうのはもっともっと先の話」
P 「例えば、10年後の真美がまだ俺のこと好きだったとしたら、好きなだけアタックすればいいし、他に好きな人ができたならその人に全力投球すればいいって話だ」
P 「この事は、美希にも亜美にも話してある……」
P 「理解してくれるな……?」
真美「うん………分かった……」
真美「なんだよ……真美……すっごく格好わるいじゃん……」
真美「結局、勘違いでこんなに悩んでたなんて……」
亜美「真美……ごめん。なんか真美の目を盗むみたいに兄ちゃんに好きっていったりして」
亜美「でもね、これからは正々堂々とお兄ちゃんを巡って勝負だよ」
真美「……亜美……」
亜美「そういえば真美……」
亜美「忘れかけてるとおもうけど、明日、真美は兄ちゃんとデートする予定になってるから……そのうちに今日まで甘えれなかった分、思いっきり甘えちゃいなよ」
真美「うん……」
>>391
乙、完結まで頑張れ
乙、完結まで頑張れ
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