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P「このアトラクションは資産家の大豪邸のエレベーターが舞台なんだよな」
P「だから垂直落下に耐えられるかどうか。俺が前に乗った時は結構内蔵にキちゃったからな」
やよい「怖いです……怖いですけど」
やよい(プロデューサーに手を握ってもらうと、安心する……どうしてだろ)
エレベーターガール「シートベルトを、お締めください」
ガチャ……
P「さ、そろそろ動き出すぞ……」
やよい「はいっプロデューサー!」
P「だから垂直落下に耐えられるかどうか。俺が前に乗った時は結構内蔵にキちゃったからな」
やよい「怖いです……怖いですけど」
やよい(プロデューサーに手を握ってもらうと、安心する……どうしてだろ)
エレベーターガール「シートベルトを、お締めください」
ガチャ……
P「さ、そろそろ動き出すぞ……」
やよい「はいっプロデューサー!」
伊織「わたしこれ苦手なのよ……」
真「へえ。意外だなあ。絶叫系はめっぽう強いのかなあと思ってた」
雪歩「真ちゃーん。暗くて怖いよお」><ブルブル
真「あはは。雪歩はこわがりだなあ」
伊織「それより、やよいとプロデューサーはどう?」
真「やよい達は最前列に座ってるから……ここからじゃ良く見えないなあ」
伊織「まあ、い、いいわ。耐えましょ」
『のワのウトゥンドゥの呪い』
P「うわーーーーーーー!!!」
やよい「ζ*'ヮ')ζきゃあー!」
伊織「イヤアアアアアアア!!!」
真「マッコマッコリーーーーン!!」
雪歩「ミスドリラアアアアア!!!」
ゆとり「ナノーーーーーーーーーーー!!」
のワの「…………」
真「へえ。意外だなあ。絶叫系はめっぽう強いのかなあと思ってた」
雪歩「真ちゃーん。暗くて怖いよお」><ブルブル
真「あはは。雪歩はこわがりだなあ」
伊織「それより、やよいとプロデューサーはどう?」
真「やよい達は最前列に座ってるから……ここからじゃ良く見えないなあ」
伊織「まあ、い、いいわ。耐えましょ」
『のワのウトゥンドゥの呪い』
P「うわーーーーーーー!!!」
やよい「ζ*'ヮ')ζきゃあー!」
伊織「イヤアアアアアアア!!!」
真「マッコマッコリーーーーン!!」
雪歩「ミスドリラアアアアア!!!」
ゆとり「ナノーーーーーーーーーーー!!」
のワの「…………」
15:20/とあるベンチ
P「はあ~~。やっぱりアレはこたえるなあ」
やよい「わ、わたしも足に力がはいりません~」
P「ちょっとそこのベンチで休憩しようか。お! ソフトクリーム売ってるな。ちょっと買ってくるよ」
やよい「あっ……行っちゃった」
やよい「…………」
やよい(結局プロデューサーに甘えっぱなしだなあ。オトナっぽいところ、出せてるのかな?)
やよい「…………」
やよい(何か、ドキドキしてる。どうしちゃったんだろ……)
やよい「…………」
やよい(何からなにまで……、プロデューサーさんに迷惑かけちゃってるよね)
やよい「…………」
P「はあ~~。やっぱりアレはこたえるなあ」
やよい「わ、わたしも足に力がはいりません~」
P「ちょっとそこのベンチで休憩しようか。お! ソフトクリーム売ってるな。ちょっと買ってくるよ」
やよい「あっ……行っちゃった」
やよい「…………」
やよい(結局プロデューサーに甘えっぱなしだなあ。オトナっぽいところ、出せてるのかな?)
やよい「…………」
やよい(何か、ドキドキしてる。どうしちゃったんだろ……)
やよい「…………」
やよい(何からなにまで……、プロデューサーさんに迷惑かけちゃってるよね)
やよい「…………」
P「お待たせ。やよい。ほら」スッ
やよい「あっ……。あの、そふとくりーむ、プロデューサーが食べてください」
P「え? いや、俺はお腹いっぱいだし。やよいのために買ってきたんだしさ……」
やよい「わたしは、オトナ……ですから……」
P「や、やよい?」
やよい「ご、ごめんなさい。何でもないんです」
P「そっか」ハムッ
P「おー。これ美味しいなあ。これ、バニラと……アンズが混ざってるのかな? すげーウマイ」
やよい「…………」
やよい「あっ……。あの、そふとくりーむ、プロデューサーが食べてください」
P「え? いや、俺はお腹いっぱいだし。やよいのために買ってきたんだしさ……」
やよい「わたしは、オトナ……ですから……」
P「や、やよい?」
やよい「ご、ごめんなさい。何でもないんです」
P「そっか」ハムッ
P「おー。これ美味しいなあ。これ、バニラと……アンズが混ざってるのかな? すげーウマイ」
やよい「…………」
P「是非食べて欲しいなー。やよい、食べたくないか?」
やよい「ず、ずるいですプロデューサー」
P「あはは。ごめん。でもさ、俺はやよいに食べて欲しいんだよ」スッ
やよい「は、恥ずかしいので……その、あまり見ないでください」///
P「はいはい。んじゃ、落とすなよ?」
やよい「……ペロ」
やよい「あまいです……。とっても、美味しいです」
P「だろ? 食べてよかっただろ? それよりもさ、夜になったら、中心の海でショーがあるんだ。よかったら観ないか?」
やよい「はいっ! すっごく楽しみです!」
やよい「ず、ずるいですプロデューサー」
P「あはは。ごめん。でもさ、俺はやよいに食べて欲しいんだよ」スッ
やよい「は、恥ずかしいので……その、あまり見ないでください」///
P「はいはい。んじゃ、落とすなよ?」
やよい「……ペロ」
やよい「あまいです……。とっても、美味しいです」
P「だろ? 食べてよかっただろ? それよりもさ、夜になったら、中心の海でショーがあるんだ。よかったら観ないか?」
やよい「はいっ! すっごく楽しみです!」
真「ついに間接ちゅーしちゃったよ……」
伊織「あくまでも自然なカンジね」
雪歩「き、昨日の晩わたし真ちゃんと……」///
伊織「雪歩は相変わらずなのね……」
真「そ、それよりもさ。水上ショーだって! ボクたちも観ようよ! きっとキレイだと思う」
雪歩「幻想的で素敵だと思いますう」
伊織「ま、やよい達も観るでしょうし、変わらず近くで張ってればいいでしょう」
伊織「あくまでも自然なカンジね」
雪歩「き、昨日の晩わたし真ちゃんと……」///
伊織「雪歩は相変わらずなのね……」
真「そ、それよりもさ。水上ショーだって! ボクたちも観ようよ! きっとキレイだと思う」
雪歩「幻想的で素敵だと思いますう」
伊織「ま、やよい達も観るでしょうし、変わらず近くで張ってればいいでしょう」
真「でも、この調子だと一線を超えちゃうんじゃないかな?」
伊織「い、一線って? まさか」
雪歩「き、キスですかあ?」
真「幻想的風景に魅せられて、二人はアイドルとプロデューサーという立場を顧みずに、禁断の領域へと足を踏み入れ……」
伊織「なんて事になったら流石にマズイわね。それは阻止しないと」
雪歩「じゃあ、万が一が起きてしまったら、穴掘ってでも止めてみせますう」グッ
真&伊織「「相変わらず(だ)ね、雪歩は……」」
伊織「い、一線って? まさか」
雪歩「き、キスですかあ?」
真「幻想的風景に魅せられて、二人はアイドルとプロデューサーという立場を顧みずに、禁断の領域へと足を踏み入れ……」
伊織「なんて事になったら流石にマズイわね。それは阻止しないと」
雪歩「じゃあ、万が一が起きてしまったら、穴掘ってでも止めてみせますう」グッ
真&伊織「「相変わらず(だ)ね、雪歩は……」」
美希「ミキもう疲れちゃったの……」
春香「わたしも呪い過ぎて体力が……」
美希「ハニー、ミキの元に帰ってきて~」
春香「諦めちゃだめよ美希。それより、今日の夜の水上ショーが山場ね。ロマンチックな雰囲気に当てられて、もしかしたらチューとかしちゃうかも……」
美希「そ、それはダメなの! ハニーのファーストキスはミキの……」
春香「いや……、プロデューサーさんも学生時代に一回ぐらいは……」
美希「……」
春香「……」
美希&春香「「あるのかなあ?」」
春香「わたしも呪い過ぎて体力が……」
美希「ハニー、ミキの元に帰ってきて~」
春香「諦めちゃだめよ美希。それより、今日の夜の水上ショーが山場ね。ロマンチックな雰囲気に当てられて、もしかしたらチューとかしちゃうかも……」
美希「そ、それはダメなの! ハニーのファーストキスはミキの……」
春香「いや……、プロデューサーさんも学生時代に一回ぐらいは……」
美希「……」
春香「……」
美希&春香「「あるのかなあ?」」
20:00/秘密の場所
やよい「プロデューサー? そろそろショー始まっちゃいますよ?」
P「わかってる。実はさ、あのショー観るための穴場があるんだ」
やよい「穴場、ですか?」キョトン
P「そう。すごくキレイに見えるんだ」
やよい「それは、楽しみですねっ」
やよい「プロデューサー? そろそろショー始まっちゃいますよ?」
P「わかってる。実はさ、あのショー観るための穴場があるんだ」
やよい「穴場、ですか?」キョトン
P「そう。すごくキレイに見えるんだ」
やよい「それは、楽しみですねっ」
真「ちょっと。プロデューサー達、ショー見ないのかなあ?」
伊織「いえ、違うわ。多分、二人きりになれる場所を探しているのよ!」
雪歩「ふ、二人きりですか~」アセアセ
真「そ、そうなのかな……。ボクたちもショーみたいけど、とにかく追いかけるしかないよね!」
伊織「雪歩! 置いていくわよっ!」
雪歩「ま、待ってください~」><
伊織「いえ、違うわ。多分、二人きりになれる場所を探しているのよ!」
雪歩「ふ、二人きりですか~」アセアセ
真「そ、そうなのかな……。ボクたちもショーみたいけど、とにかく追いかけるしかないよね!」
伊織「雪歩! 置いていくわよっ!」
雪歩「ま、待ってください~」><
春香「美希……。プロデューサーさんとやよい、人気のないところに……」
美希「ま、マズイの……。どうしよ~春香あ」
春香「ぐぬぬ……。とりあえず追いかけるしかないわね。もしイイムードになった時は、身体を張ってでも阻止するしか……」
美希「ハニー……美希のこと忘れてないよね?」
春香&美希「ゼッタイ、ユルサナイ!」ゴゴゴゴゴゴ
美希「ま、マズイの……。どうしよ~春香あ」
春香「ぐぬぬ……。とりあえず追いかけるしかないわね。もしイイムードになった時は、身体を張ってでも阻止するしか……」
美希「ハニー……美希のこと忘れてないよね?」
春香&美希「ゼッタイ、ユルサナイ!」ゴゴゴゴゴゴ
P「どうだ? やよい」
やよい「とってもよく、見えますね」
中央に広がる、暗い海に、ショーの始まりを告げる陽気な声が響く。楽しげに、水上で踊る〇ッキーさんに、わたしは釘づけになってしまった。
「ようこそ! この素晴らしい、魔法の世界へ!」
P「このショーはな、やよい。相容れない存在である、“水の精”と“火の精”が出会い、恋に落ちるストーリーなんだ」
やよい「あい、いれない存在?」
P「要は、決して一つになることの無い二人が、結ばれる話ってとこかな?」
やよい「ロマンチックです」
幻想的なオーケストラと共に、何本もの水の線が弧を描いて、水の精の登場を演出する。
こうしてプロデューサーと並んで、ショーを見ていると、今、こうして二人きりで居るコトが、すごく特別な気がして、少し気恥ずかしかった。
やよい「とってもよく、見えますね」
中央に広がる、暗い海に、ショーの始まりを告げる陽気な声が響く。楽しげに、水上で踊る〇ッキーさんに、わたしは釘づけになってしまった。
「ようこそ! この素晴らしい、魔法の世界へ!」
P「このショーはな、やよい。相容れない存在である、“水の精”と“火の精”が出会い、恋に落ちるストーリーなんだ」
やよい「あい、いれない存在?」
P「要は、決して一つになることの無い二人が、結ばれる話ってとこかな?」
やよい「ロマンチックです」
幻想的なオーケストラと共に、何本もの水の線が弧を描いて、水の精の登場を演出する。
こうしてプロデューサーと並んで、ショーを見ていると、今、こうして二人きりで居るコトが、すごく特別な気がして、少し気恥ずかしかった。
P「…………」
やよい「…………」
P「なあ? やよい」
やよい「はい。なんですか? プロデューサー」
名前を呼ばれて、プロデューサーの顔を見あげてみる。淡いブルーのライトに照らされた、穏やかな顔。
やよい「…………」
P「なあ? やよい」
やよい「はい。なんですか? プロデューサー」
名前を呼ばれて、プロデューサーの顔を見あげてみる。淡いブルーのライトに照らされた、穏やかな顔。
P「今日のやよいさ。やっぱりどこか変じゃなかったか?」
やよい「えっ!? そ、そんなこと……ないですよぅ」
P「俺の目はごまかせないぞ。やよい。なんたって、プロデューサーなんだからな」
やよい「……っ」
いつも、プロデューサーはわたしや他のみんなを、ちゃんと見てくれる。きっと、たぶん、ずっと気づいてたんだろうな。
やよい「えっ!? そ、そんなこと……ないですよぅ」
P「俺の目はごまかせないぞ。やよい。なんたって、プロデューサーなんだからな」
やよい「……っ」
いつも、プロデューサーはわたしや他のみんなを、ちゃんと見てくれる。きっと、たぶん、ずっと気づいてたんだろうな。
P「いつもは子供っぽくて、元気なやよいが、今日はやけに大人びててさ。そりゃその……、可愛いとは思うんだが。何か無理しているように見えちゃってな」
やよい「……いつごろから、バレてたんですかあ?」
P「まあ、最初から少し変だな、とは思ったけど。さっきソフト買ってきた時にさ」
やよい「ご、ごめんなさいプロデューサー」
結局、わたしは空回りしてばかりで、プロデューサーに迷惑ばかりかけちゃったと思う。
でも、プロデューサーは優しいから、ちょっと変なわたしでも、自然に受け入れてくれたんだ。
P「何か、思うところがあったのか? よかったら、話してほしい」
暖かさをたたえた目をして、わたしの頭をプロデューサーが撫でた。
くすぐったいような、それでも気持ちよくて、胸がどきどきと高鳴る。
やよい「実は……伊織ちゃんが……」
やよい「……いつごろから、バレてたんですかあ?」
P「まあ、最初から少し変だな、とは思ったけど。さっきソフト買ってきた時にさ」
やよい「ご、ごめんなさいプロデューサー」
結局、わたしは空回りしてばかりで、プロデューサーに迷惑ばかりかけちゃったと思う。
でも、プロデューサーは優しいから、ちょっと変なわたしでも、自然に受け入れてくれたんだ。
P「何か、思うところがあったのか? よかったら、話してほしい」
暖かさをたたえた目をして、わたしの頭をプロデューサーが撫でた。
くすぐったいような、それでも気持ちよくて、胸がどきどきと高鳴る。
やよい「実は……伊織ちゃんが……」
雪歩「ま、真ちゃん! 火の精が出てきましたよ~! ん~、とってもキレイですねぇ」ポワーン
真「す、すごいや……。み、見て! 少しづつ花火が上がってくよ」
雪歩「真ちゃんとこんなショーが見られて、わたし、幸せです~」ピトッ
真「ちょ、ちょっと雪歩……。あまり近づかないでよ。は、恥ずかしいよ」デレデレ
伊織「ほんと幻想的よね~……ってちがーう! あんたたち、自分たちの本分を忘れたわけ!? やよいとプロデューサーの……」
真「って伊織っ! ちょ、やよいとプロデューサーが……」
伊織「へっ? ま、まさか……」チラリ
真「…………」
伊織「…………」
真&伊織「まずい、かも?」
雪歩「真ちゃ~ん」スリスリ
真「す、すごいや……。み、見て! 少しづつ花火が上がってくよ」
雪歩「真ちゃんとこんなショーが見られて、わたし、幸せです~」ピトッ
真「ちょ、ちょっと雪歩……。あまり近づかないでよ。は、恥ずかしいよ」デレデレ
伊織「ほんと幻想的よね~……ってちがーう! あんたたち、自分たちの本分を忘れたわけ!? やよいとプロデューサーの……」
真「って伊織っ! ちょ、やよいとプロデューサーが……」
伊織「へっ? ま、まさか……」チラリ
真「…………」
伊織「…………」
真&伊織「まずい、かも?」
雪歩「真ちゃ~ん」スリスリ
春香「うっわーー!! 素敵だねぇ美希!」パアア
美希「すっごいの! 美希、こんなにキレイなの見たことないの!」キュン
春香「火って……、すごく美しいものなんだね……」トローン
美希「水と火の、ちょーわなの……。美希、心が震えてる……」
春香「…………」
美希「…………」
春香(はっ! ショーに見とれてる場合じゃなかった! プロデューサー達は……)チラリ
美希(……。ハニーの、隣で見たかったなあ……)チラリ
のワの「!?!?!?」
みき「!?!?!?!?」
美希「すっごいの! 美希、こんなにキレイなの見たことないの!」キュン
春香「火って……、すごく美しいものなんだね……」トローン
美希「水と火の、ちょーわなの……。美希、心が震えてる……」
春香「…………」
美希「…………」
春香(はっ! ショーに見とれてる場合じゃなかった! プロデューサー達は……)チラリ
美希(……。ハニーの、隣で見たかったなあ……)チラリ
のワの「!?!?!?」
みき「!?!?!?!?」
プロデューサーにわたしの変化の理由を話している間にも、ショーはどんどんクライマックスに近づいていた。
不思議な火の灯りと、海と風だけが知っている水の力が、混ざり合って、まるで魔法の世界に誘われているようだった。
P「なるほどな。伊織の入れ知恵だったわけか……まったくあいつは……」
やよい「でもでも! 伊織ちゃんはわたしのことを思って……。わたし、子供っぽいし……。元気だけが取りえだから、新しい自分を見つけるために……」
P「そういう事か。今日は服装もそうだし、髪も下ろしてるもんな。それに……、いろいろ、あったし」
やよい「あ、あれはそのっ! オトナの魅力って……わたし、どんなのかわからなくって……プロデューサーに迷惑をかけちゃって……」
P「いや、別に責めてるわけじゃないさ。それにやよい。俺も嬉しかったよ。普段と違う、新しいやよいの一面が見れてさ」
やよい「ほ、ほんとですかあ? それは……わたしも嬉しいです」
不思議な火の灯りと、海と風だけが知っている水の力が、混ざり合って、まるで魔法の世界に誘われているようだった。
P「なるほどな。伊織の入れ知恵だったわけか……まったくあいつは……」
やよい「でもでも! 伊織ちゃんはわたしのことを思って……。わたし、子供っぽいし……。元気だけが取りえだから、新しい自分を見つけるために……」
P「そういう事か。今日は服装もそうだし、髪も下ろしてるもんな。それに……、いろいろ、あったし」
やよい「あ、あれはそのっ! オトナの魅力って……わたし、どんなのかわからなくって……プロデューサーに迷惑をかけちゃって……」
P「いや、別に責めてるわけじゃないさ。それにやよい。俺も嬉しかったよ。普段と違う、新しいやよいの一面が見れてさ」
やよい「ほ、ほんとですかあ? それは……わたしも嬉しいです」
クライマックスへ向かう、音楽と魔法の世界。
それと、プロデューサーの言葉に、胸がふるえる。鼓動が速くなって、足に力が入らなくなってしまう。
P「でもな、やよい。無理しなくて、いいんだ」
やよい「わたし、ムリなんて……」
P「確かに、アイドルとしての自分を磨きたいって気持ちはわかるよ。家族のために頑張っているやよいを見てるとさ、ほんとうに尊敬する」
やよい「尊敬されるような、こと……」
P「だけど、やよいの魅力はやっぱり、“人を元気にする力”だと思うんだよ」
それと、プロデューサーの言葉に、胸がふるえる。鼓動が速くなって、足に力が入らなくなってしまう。
P「でもな、やよい。無理しなくて、いいんだ」
やよい「わたし、ムリなんて……」
P「確かに、アイドルとしての自分を磨きたいって気持ちはわかるよ。家族のために頑張っているやよいを見てるとさ、ほんとうに尊敬する」
やよい「尊敬されるような、こと……」
P「だけど、やよいの魅力はやっぱり、“人を元気にする力”だと思うんだよ」
やよい「人を、元気に……?」
P「ああ。事務所に届くファンレター、読んでるだろ? やよいのファンはみんな、たくさんの元気をくれるやよいに感謝してる。もちろん俺だって、やよいと居ると、楽しくなるんだ」
やよい「わたしが、みんなを楽しくさせる?」
P「ゲンキを与えられる人なんだ。もちろん、オトナなやよいも可愛いと思うんだ。でも、やっぱり俺が好きなやよいは……」
言葉を耳にするのと同時に、よろめくようにわたしは、プロデューサーにしがみついた。
大きな身体に、包み込まれて、優しい暖かさを感じる。
P「やよい? 大丈夫か?」
やよい「ご、ごめんなさい……わたし……」
頭では、わかっているのに。離れなくちゃいけない事、わかっているのに。
何かを求めるように、わたしはプロデューサーにすがり付いていた。
P「ああ。事務所に届くファンレター、読んでるだろ? やよいのファンはみんな、たくさんの元気をくれるやよいに感謝してる。もちろん俺だって、やよいと居ると、楽しくなるんだ」
やよい「わたしが、みんなを楽しくさせる?」
P「ゲンキを与えられる人なんだ。もちろん、オトナなやよいも可愛いと思うんだ。でも、やっぱり俺が好きなやよいは……」
言葉を耳にするのと同時に、よろめくようにわたしは、プロデューサーにしがみついた。
大きな身体に、包み込まれて、優しい暖かさを感じる。
P「やよい? 大丈夫か?」
やよい「ご、ごめんなさい……わたし……」
頭では、わかっているのに。離れなくちゃいけない事、わかっているのに。
何かを求めるように、わたしはプロデューサーにすがり付いていた。
1です
連続投稿で規制されてしまいました
もうしばらくお待ちください
連続投稿で規制されてしまいました
もうしばらくお待ちください
プロデューサーが、大きな手で、もう一度わたしの頭を撫でた。
たくさんの光が弾ける海で、水と火の精がゆっくりとその距離を縮めている。
やよい「プロデューサー……その……」
P「やよい?」
やよい「…………///」ググッ
P「なっ……」
ああ。わたしは何をしているんだろう?
ショーは最後の盛り上がりを迎えて、高揚感あふれる音楽と、いくつもの花火が舞い上がる。
真っ暗だった空は途端に彩られて、淡く、あわく、光を受け入れる。
やよい「ぷ、ろ、でゅーさー……す……」
言ってはならない言葉が、わたしの口から漏れるのと同時に、祝福するように、火山の噴火のように、花火が上がる音が聞こえた。
目を閉じていても、何色もの光の線が空へとのびてゆくのが見えるようだった。
ショーが……終わる。
たくさんの光が弾ける海で、水と火の精がゆっくりとその距離を縮めている。
やよい「プロデューサー……その……」
P「やよい?」
やよい「…………///」ググッ
P「なっ……」
ああ。わたしは何をしているんだろう?
ショーは最後の盛り上がりを迎えて、高揚感あふれる音楽と、いくつもの花火が舞い上がる。
真っ暗だった空は途端に彩られて、淡く、あわく、光を受け入れる。
やよい「ぷ、ろ、でゅーさー……す……」
言ってはならない言葉が、わたしの口から漏れるのと同時に、祝福するように、火山の噴火のように、花火が上がる音が聞こえた。
目を閉じていても、何色もの光の線が空へとのびてゆくのが見えるようだった。
ショーが……終わる。
その時、聞きなれた声がした。
伊織「そ、それはダメーーー!!!」バタバタ
美希「ハニーは、ミキの、なのーーーー!!!」ダダダ
伊織「きゃうっ!?」ゴッツン
美希「やんっ!」ガッチン
春香「み、美希~。だ、大丈夫!? って……あれ?」
真「い、伊織~! すごい音したよ? あの……大丈夫ですか? って……」
雪歩「ま、真ちゃん。伊織ちゃん。待ってよ~」><
伊織「そ、それはダメーーー!!!」バタバタ
美希「ハニーは、ミキの、なのーーーー!!!」ダダダ
伊織「きゃうっ!?」ゴッツン
美希「やんっ!」ガッチン
春香「み、美希~。だ、大丈夫!? って……あれ?」
真「い、伊織~! すごい音したよ? あの……大丈夫ですか? って……」
雪歩「ま、真ちゃん。伊織ちゃん。待ってよ~」><
伊織「…………」ジーッ
美希「……なの?」ジーッ
のワの「……」
真「……」
雪歩「あれ? 春香ちゃんに美希ちゃん。奇遇だね~」
伊織「な、なんであんたが居るのよ美希!」
美希「あ~! でこちゃんっ! もう、痛いよお~」サスリ
真「これはいったい……?」
のワの「ど、どういうことなの……?」
P「お、おまえら……何、してるんだ……?」
…………
……
美希「……なの?」ジーッ
のワの「……」
真「……」
雪歩「あれ? 春香ちゃんに美希ちゃん。奇遇だね~」
伊織「な、なんであんたが居るのよ美希!」
美希「あ~! でこちゃんっ! もう、痛いよお~」サスリ
真「これはいったい……?」
のワの「ど、どういうことなの……?」
P「お、おまえら……何、してるんだ……?」
…………
……
21:30/P車内
P「荷物、忘れ物ないかー?」
春香「はいっ! ばっちりおっけーです。プロデューサーさん!」
真「すみません……、僕たちまで乗せてもらっちゃって」
雪歩「でも、ちょっと狭いかもです……」
伊織「まったくよ……、どうしてこのスーパーアイドル伊織ちゃんが、こんな車ですし詰めにされなきゃいけないのよ」
美希「でこちゃんうるさいの。美希もう眠たいから寝るね~」スピー
伊織「あ、ちょっと! 寄りかかって来ないでよ暑苦しいじゃない……もうっ!」
P「荷物、忘れ物ないかー?」
春香「はいっ! ばっちりおっけーです。プロデューサーさん!」
真「すみません……、僕たちまで乗せてもらっちゃって」
雪歩「でも、ちょっと狭いかもです……」
伊織「まったくよ……、どうしてこのスーパーアイドル伊織ちゃんが、こんな車ですし詰めにされなきゃいけないのよ」
美希「でこちゃんうるさいの。美希もう眠たいから寝るね~」スピー
伊織「あ、ちょっと! 寄りかかって来ないでよ暑苦しいじゃない……もうっ!」
やよい「あはは。でも、ほんとうに驚きましたー。みなさんも来ていたなんて」
春香「そ、そうだよね~。たまたま美希と行こうって約束してて……」
真「ほ、ホントにね~。ボクと雪歩は伊織に誘われただけで……」
伊織「ちょっと! わたしが悪いみたいな言い草じゃないのっ!」
雪歩「でも……とっても満足な一日でした~」ポワン
真「ん? 雪歩も寝るの? じゃあボクも寝かせてもらおうかなあ……」
P「みんな寝て構わないぞ……。プロデューサーとして、責任もって送り届けてやるからな」
春香「さ、さすがにそれは申し訳ないというか……」
P「春香も、気にするなよ。仕事のために、パワー蓄えておいてくれな」
春香「じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて……」クタッ
ブロロロロ…………
春香「そ、そうだよね~。たまたま美希と行こうって約束してて……」
真「ほ、ホントにね~。ボクと雪歩は伊織に誘われただけで……」
伊織「ちょっと! わたしが悪いみたいな言い草じゃないのっ!」
雪歩「でも……とっても満足な一日でした~」ポワン
真「ん? 雪歩も寝るの? じゃあボクも寝かせてもらおうかなあ……」
P「みんな寝て構わないぞ……。プロデューサーとして、責任もって送り届けてやるからな」
春香「さ、さすがにそれは申し訳ないというか……」
P「春香も、気にするなよ。仕事のために、パワー蓄えておいてくれな」
春香「じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて……」クタッ
ブロロロロ…………
美希「……」スヤスヤナノナノ
伊織「……」スウスウ……ニヒヒッ
真「……」マッコマッコ……リーン
雪歩「……」アナ……ウマッテ…スー
春香「……」ヒザマズキ……ナサイ
P「見事に全員寝ちまったな」
やよい「皆さん、お疲れみたいでしたから」
P「やよいも起きてなくていいんだぞ?」
やよい「そ、そんなわけにはいきませんっ!」
P「ははは。やよいは本当に元気だなあ」
伊織「……」スウスウ……ニヒヒッ
真「……」マッコマッコ……リーン
雪歩「……」アナ……ウマッテ…スー
春香「……」ヒザマズキ……ナサイ
P「見事に全員寝ちまったな」
やよい「皆さん、お疲れみたいでしたから」
P「やよいも起きてなくていいんだぞ?」
やよい「そ、そんなわけにはいきませんっ!」
P「ははは。やよいは本当に元気だなあ」
やよい「当然です! うっうー! 明日からまた、頑張りますよ~!」
P「やよい、声のトーン、落としなさい」
やよい「はうっ! す、すみませんプロデューサー」ヒソヒソ
P「そこまで小声じゃなくても大丈夫だよ」
やよい「えへへ。すみません」
P「……」
やよい「プロデューサー?」
P「なんだ? やよい」
『でーと、してくれますか?』
FIN
P「やよい、声のトーン、落としなさい」
やよい「はうっ! す、すみませんプロデューサー」ヒソヒソ
P「そこまで小声じゃなくても大丈夫だよ」
やよい「えへへ。すみません」
P「……」
やよい「プロデューサー?」
P「なんだ? やよい」
『でーと、してくれますか?』
FIN
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- やよい「あ、それ一個ちょうだい」 (460) - [59%] - 2014/7/31 12:45 ○
- ひろし「よーし、そろそろ帰るぞー」 (230) - [58%] - 2013/7/12 19:00 ☆
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