元スレやよい「でーと、してくれますか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
ベッキーだよー
52 = 34 :
ベッキーか
54 = 34 :
夢の国すなぁ
55 = 1 :
9:20/ディ〇ニーシー
伊織「さてと、ようやく到着ね」
真「なんか朝から疲れちゃったよ……」
雪歩「ね、眠いですう~」
伊織「あんたたちシャキッとしなさいよね?
尾行するのよ? び・こ・う!」
真「わっ! あんまり大きい声で言わないでよ伊織。
注目浴びちゃったらどうするのさ」
伊織「ちゃんと変装してるんだし。大丈夫でしょ?
それより雪歩。あんた何よそのサングラスは」
雪歩「こ、これは響ちゃんが貸してくれて……」
56 :
はいさーい
57 :
??「やよいっちは貧乏だからデートしたことないっしょ」
58 = 28 :
??「高槻さんとデート……はあはあ」
59 = 1 :
伊織「もうちょっと可愛く変装しなさいよ……
まあいいわ。それじゃあ行きましょうっ!」
真「ちょっと待ってよ。もうプロデューサーたち見えないけど、どこに行くのさ?」
伊織「伊織ちゃんに任せといてって言ったでしょ?」
携帯「brrr」
伊織「来たわ。ターゲットは“火山”の方へ移動中……。
なるほど、初っぱなからアレに乗るつもりね」
雪歩「アレって、何ですかあ?」
真「ていうか、いったい誰からのメールなのさ……」
伊織「“火山”と言えばひとつしかないでしょ!」
伊織「地球の、中心よ!」
60 = 1 :
10:00/火山待機列
P「しっかし、人気アトラクションだけあって、密度がすごいな」
やよい「そーですねえ。でもでも、こういう時間も楽しいですよねっ! えへへ」
P「“恐怖の塔”のファストパスはとったし、ひとまずゆっくり並ぼうか」
やよい「そうですねっ!」
やよい(こういう時、デートなら何の話をするんだろう……?)
やよい(そ、そうだ……。他のひとを見て考えよう……)
カップル男「あんまりくっつくなよ~。歩きにくいだろ~?」
カップル女「え~? だってぇ、出来るだけ触れてたいんだも~ん」
カップル男「仕方ねーなあ。ったくう可愛いやつめ」
やよい「……///」プシュー
61 = 1 :
P「やよい? 顔赤いけど大丈夫か?」
やよい「ふぇっ!? だ、だいじょうぶですっ! はいっ」
やよい(どーしよう、あんなに近づけない……けど)
伊織『これはあんたに課せられた試練なの。
アイドルとして、今の自分に無い、新しい魅力を引きだすためのね』
やよい(もっと、頑張らなくっちゃ……。恥ずかしいけど……でも)
やよい「ぷ、プロデューサー?」
P「んー?」
やよい「そのう……腕を組んでも……いても、イイ、ですか?」
62 = 49 :
やよいは可愛いなあ!
64 = 53 :
ライブのチケット……… 間に会うかな………
65 = 28 :
シーと言えば餃子ドッグだな
外で食う補正もあるがあれはなかなかうまい
66 = 34 :
ぼったくりカレー
67 :
>>65
だがあれには醤油をつけたくなるという罠
出来ればカラシも
68 :
確かにカラシほしいな・・・
69 = 1 :
P「なっ!? ど、どうしたんだ? 藪から棒に……」
やよい「 えと……、人も多いし、わたしドジだから転んじゃうかもだし……」
P「ま、まあ、やよいがそうしたいなら……」
やよい「…………」コクッ
ギュッ……
やよい「歩きにくく、ないですか?」
P「だ、大丈夫だ。やよいこそ、平気か?」
やよい「わ、わたしも。あ、列進みますね」
やよい(男の人の腕って、おおきいなあ。プロデューサー、迷惑じゃ、ないかなあ?)
P(ど、どうしたんだ今日のやよいは……。
服装といい、髪型といい、なんだかオトナっぽいぞ……)
やよい(ドキドキするけど……、これが、わたしの為になるんだよね、伊織ちゃん……)
…………
……
70 :
中途半端な改行ですごく読みづらい
71 = 1 :
10:00/尾行中
伊織「やっぱりやよいは可愛いわねぇ」
真「ていうか、すっごく積極的……、少女漫画みたいで羨ましいかも」
雪歩「男の人とあんなにくっつくなんて、私には考えられないですう~」
真「いーなあ。ボクも女の子以外に好かれればなあ」
伊織「なら、今度プロデューサーに頼んでみればいいじゃない」
雪歩「そ、それはダメです! 真ちゃんは、みんなの王子様だからっ」
72 = 1 :
>>70
了解しました。
73 = 70 :
>>72
ありがとうございます
74 = 1 :
真「ははは。気持ちは嬉しいけどさ雪歩……。ボクも本当はフリフリでキャピキャピの衣装を着て……」
伊織「まっこまっこりーん! でしょ? 恥ずかしいからやめなさいよねあれ」
真「なっ! ば、バカにするなよ伊織~!」ガシッ
伊織「ちょっ! 押さないでよ真っ! きゃ、きゃあ~~」
真「う、うわああ~~!」
雪歩「きゃ、真ちゃんと伊織ちゃんが……」
…………
……
75 = 1 :
春香「プロデューサーさん、見つからないねえ」
美希「…………」
春香「っていうか、ほんと人多過ぎるよねえ。ちょっと休憩しようよ美希」
美希「…………」
春香「美希? どおしたの?」
美希「ハニーの匂いがするの」
春香「ハニー? あ、ああハチミツ的な意味で? そういえばお菓子も美味しいんだよね……」
美希「違うの。ハニーの匂いが、あの山の方からするの」
春香「は、はい?」
美希「だから、ハニーがあっちに居るの! 行くよ! 春香」ガシッ
春香「え、え~~? 美希ィ、ちょっと引っ張らないでよ~、あーれー」クルクル
…………
……
76 = 1 :
11:00/地球の中心
P「やっと乗れるなー」
やよい「ちょ、ちょっと怖いかもです……」ガクブル
P「ははは。大丈夫だよやよい。精一杯楽しもうな」
やよい「は、はい! プロデューサー」
船員「それでは、快適な旅を、祈っております」ペコリ
ギィィイイ……
77 = 1 :
P「久しぶりだなー。このコースター結構速いんだよ」
やよい「そ、そうなんですか? あ、安全バーとか壊れてたら……」
P「心配症だなやよいは。それより、ちゃんと両手挙げて「わああああ」ってやらないとダメだぞ?」
やよい「手を放すなんて、できませんよお」
P「やよい。右見てみな」
やよい「へ? 右……。な、なんですかこの大きな恐竜さんっ!? 火を吹いてます~」
P「あははは。やよいは怖がりだなあ」
やよい「ば、バカにしないで下さい~」
78 = 1 :
11:00/コースター
伊織「とりあえず一つ後ろのに乗れたわね」
真「まあ、ここからじゃよく見えないし、素直にアトラクションを楽しもうか。ね? 雪歩?」
雪歩「な、なんかここ無性に掘りたくなりますね……」
真「雪歩……、危ないからちゃんと座ろうよ」
伊織「そろそろ速度も上がってきそうね」
雪歩「ま、真ちゃん。ちょっと私怖いかもしれないです~」ブルブル
真「ぼ、ボクも身震いしてきたよ……。手つなごうか。雪歩」
雪歩「う、うん。離れないように……」ギュッ
真「ほらっ。伊織も」サッ
伊織「ば、バカいってんじゃないわよっ! なんで伊織ちゃんがあんたと……」
真「まあまあ、そう言わずに……」
伊織「ちょ、ちょっとぉ……。ま、まあ? どうしてもって言うなら……。特別よ、トクベツ。ふんっ」
ガタン、ガタン……ゴゴゴゴゴオ
79 = 1 :
P「さあ、そろそろ本格的に加速するぞ。やよい平気か?」
やよい「は、はい……。心の準備はできてます!」グッ
P「一気に加速したら、すぐに落下するからな。タイミング逃すんじゃないぞ」
やよい「コワイけど……、がんばりますう!」
ゴゴゴゴゴ……ゴアアアアア
真「うわああ!! 速いよこれ~~!!」
雪歩「こ、怖すぎますよお真ちゃーーん」><
伊織「ちょ、あんまり手強く握らないでよお! そんなにされたら……」
真「あれ!? なんだか前が煙で見えないよ!?」
雪歩「も、もしかして……」
伊織「落下するわよっ! 真! 雪歩!」
真&雪歩&伊織「イヤアアアアアアア!!!」
P&やよい「ウーーーワッホーーーイ!!!!」
…………
……
80 :
センターオブジアースでどうやって三人手をつなぐんだ…
81 = 70 :
>>80
センターオブジアース?
何の話してるの?
82 = 28 :
一方その頃
俺は響と夢の国デートをしていたのであった
83 = 1 :
11:30/火山出口付近
美希「あっ! 春香。ハニー達出てきたの」
春香「うわあ……ほんとに居たよ」
美希「ちょっと見て春香! あれっ!」
春香「や、やよいとプロデューサーさんが……」
美希&春香「「腕を組んで歩いてる!」
美希「……」
春香「……」
春香「とりあえず、後を追いましょう」
美希「がってんしょうち、なの」
…………
……
84 = 80 :
>>81
おっとこれは失敬
85 :
>>82
俺は土曜に行ってきたんだわ
86 = 1 :
11:40/喫茶「300エーカーの森」
伊織「とりあえず休憩と、早めの昼食ってとこかしら?」
真「そうみたいだね。でもやよい、楽しそう」
雪歩「真ちゃん。この、はちみつシュークリーム美味しそうだよ~」
伊織「私たちも、お昼にしましょう。真、メニューは?」
真「えーと、これだ。うわあ! 可愛いのが多いねここ」
雪歩「あ……これも美味しそうだなあ。うーん、迷っちゃうよお」
伊織「ゆっくり決めなさいよ雪歩。それより、やよいとプロデューサーは何を食べてるのかしら?」
真「んー。ここからじゃあよく見えな……!?」
伊織「……どうしたのよ真。ヘンな顔して……」
真「伊織! みて! あれ見てよっ!」ビシィ
87 :
ちっさ!響ちっさ!
88 = 34 :
89 = 1 :
P「あー。『森のBLTサンド』は美味いなあ……。やよいのはどうだ?」
やよい「はいっ! とっても美味しいです! もう、こんな贅沢しちゃっていいのかなって……」
やよい「…………」
P「ん? どうしたやよい? 俺の顔に何かついてるか?」
やよい(プロデューサーのほっぺ、マヨネーズがついてる……)
やよい(こういう時、“オトナ”だったらどうするんだろ……?)
やよい「……」
P「や、やよい?」
やよい「ぷ、プロデューサー」
P「な、何だ?」
やよい「じっとしてて……下さい」スッ
P「!?」
やよい「……ペロリ」
92 = 1 :
伊織「ちょっ! ラブラブかっ!」
真「思わずツッコミを入れちゃったんだね……」
雪歩「やよいちゃんって、実は大胆なんですねえ」
真「こっちまでドキドキしちゃうね。あーいうの見せられると」
伊織(やよい……。可愛すぎるわねやっぱり)
真「これが、巷で最近話題の“ギャップ萌え”ってやつなのかな」
雪歩「でも真ちゃんは男の子の格好が素敵だと思うなあ」
真「ボクもふりふりファッションしたいよ~」><
93 :
P「…………」
やよい「……///」
P「やよい。今日、なんかいつもと違うな」
やよい「へっ!? そ、そんなことないですよう」アセアセ
P(思わずときめいてしまった……。いつもの子供っぽさが抜けて……何か、可愛い……)
やよい「ぷ、プロデューサー?」
P「あ、ああ。もう少し休憩したら、出ようか……」
やよい「そ、そうですね……」
…………
……
94 = 93 :
同時刻/300エーカーの森・死角
美希「は、春香ぁ~~。お、落ち着くの」ガシイ
春香「カレのほっぺについたものをぺろり、は私がプロデューサーにやってあげたかったのにぃ……」
美希「み、見つかっちゃうってば。春香あ~」
春香「あ! お店出ていくよ美希。早く追いかけよっ!」
美希「春香が熱くなってきちゃったの……」
…………
……
96 = 93 :
4:20/恐怖の塔
P「次はここな。ファストパスとってあるし、今度は並ばずに済むぞ」
やよい「なんだか特別な気がして、良いですね」
P「そうだな。足元、気をつけて進めよ。アイドルに怪我されちゃ困るしな」
やよい「は、春香さんじゃないんだから、そんなに転びませんよう」
のワの「!?」
やよい「わっ! わわ」ヨロッ
P「おっと」ガシッ
P「ほら言わんこっちゃない。大丈夫か? やよい」
やよい「……///」
97 = 93 :
P「やよい?」
やよい(手、握られちゃった……。恥ずかしいかも……)
やよい「だ、大丈夫です! すみません支えてもらっちゃって」
P「いや、それは構わないんだが……その、手……放さないのか……?」
やよい(オトナだったら……ここは?)
やよい「その……、手つないでもらっても、いいですか?」
P「……///」
やよい(も、もう何がオトナでなにがコドモなのか分かんない)
P(こ、これは……。いったいやよいに何が起きてるんだ…!)
P「と、とにかく、先に進もうか」
やよい「は、はいい!」
ギュッ……
98 = 93 :
真「ありゃ~、繋いでますね。あれは」
雪歩「なんだか、やよいちゃんが乙女です」
伊織「これは予想の範疇を超えてきてるわね」
真「ていうか伊織。ボクたちのファストパスいつ用意したの? 自然にプロデューサーの尾行続けてるけどさ」
伊織「手を回したに決まってるじゃない」
真「水瀬財閥カッケーっすね!」
雪歩「真ちゃーん。私たちも手つなごう?」
真「そうだね。中は暗いし、転んじゃったら大変だからね。ほら、伊織も……」
伊織「ま、またなの!? し、仕方ないわねぇ……」
ギュギュッ……
99 :
ここが桃源郷か…
100 = 93 :
春香「こ、今度は手を繋いでますよ。美希さん……」
美希「これは、帰ったらお仕置き決定なの……」
春香「それにしても、ここの中は暗いねえ……。美希、転ばないようにね?」
美希「春香にそれを言われてちゃ、おしまいなの」
春香「ぐぬぬ。あ、それにしてもファストパス、取っておいて良かったね」
美希「美希はね。ハニーのことならなんでも分かるの~」
春香「あはは。流石に嗅覚で居場所察知はできないと思うけど……てわわっ!?」ステン
美希「あーあ。だから言ったのに……春香ってほんとドジっ娘なの」
春香「いたたた……。災難続きだよう~」><
美希「ほら。つかまって? 手つないで歩こ」
春香「美希……うん。ありがと」
ギュ……
みんなの評価 : ☆
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