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    元スレ不良「俺たちが」秀才「事件を」オタク「解決しよう!」

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    102 = 1 :

    秀才「もし君たち不良が、だれかにボコボコにやられたとして、
       それを警察や教師にいうかい?」

    不良「アホな質問するなよ、いうワケねーだろ。んな情けないこと……。
       俺のダチも転んだ、とかバレバレの嘘ついたみたいだし」

    秀才「うん、つまりこの地図には重要な情報が欠けている。
       君たちのような不良がやられた時の情報が……」

    秀才「この地図は、あくまでぼくが先生から得た情報を書き込んだだけだから、
       ボコボコにされたことを恥じるような人たちの被害情報は欠けているハズだ」

    不良「あ、そうか!」

    不良「ようし、この辺の不良の連絡先はだいたい知ってるからな。
       すぐに聞いてやるよ」

    103 :

    >>1しか読んで無いけど小学校のお友達にでも見せて来いよ

    104 :

    俺は支援するけどな

    105 = 1 :

    不良は携帯電話で、不良仲間たちから情報を仕入れた。

    不良「完璧じゃねーけど、不良どもの被害状況が分かったぜ」

    秀才「……ありがとう。じゃあ、それを書き込んでみよう」

    秀才は地図の中に、不良が得た情報を書き加えていく。

    すると──

    不良「あ……!」

    オタク「おおお~っ! これはスゴイねぇ。
        三日おきに、この町をグルグル回るように犯行場所を変えているよ!」

    秀才「やはり法則性を持たせていたね。
       おそらく犯人は、情報が欠けてしまうことも計算に入れてたんだろう。
       恐ろしいヤツだよ、まったく」

    106 = 61 :

    幼稚な妨害には負けんなよ、書ききれ

    107 = 15 :

    応援してんぞ

    108 :

    不良は黒髪ツンツン
    秀才は眼鏡
    オタクはそばかすピザ野郎で再生してるけど平気?

    109 = 1 :

    不良「つまりこの法則に乗っ取るとするなら──えぇと、次はいつだ?」

    秀才「次に事件を起こすのは、明日の夜だ。場所はこの辺りだ。
       近くに大きい雑木林があるから、ここに連れ込む可能性が高い」

    オタク「で、どうするんだい?」

    不良「決まってんだろ。こんなクソヤロウは俺がこの手でブチのめす!
       警察なんかに任せてられっかよ!」

    秀才「あまり気は進まないけど、ぼくも手伝うよ。
       君の強さを疑うワケじゃないけど、フォロー役がいた方がいいだろ?」

    不良「なにぃ?」

    オタク「ボクもやるよぉ~。なんだかワクワクしてきた」グフフッ

    不良「……ちっ、お前ら足手まといになるなよな」

    110 = 1 :

    次の日の夜、三人は校門に集まった。

    不良「わりぃ、遅れた」タタタッ

    秀才「やれやれ、遅刻だ」

    オタク「遅刻だよぉ~」コフゥ

    不良「まぁ、多目に見てくれよ。で、オタク、お前なに持ってきてんだ」

    オタク「エアガンと、犯人を捕まえるためのロープだよぉ~。
        あと張り込み中は暇だろうから、漫画も数冊持ってきてあるよ」

    不良「──ったく、しょうもないモン持ってきやがって……。
       ま、俺だけでカタはつくと思うけどな」

    111 :

    なかなか面白いじゃん

    112 = 1 :

    三人は、秀才が予測した地点に到着した。

    秀才「この辺りだね……」ビクビク

    オタク「どっからでも来い!」オドオド

    不良「お前ら不自然すぎだぜ、犯人に警戒されたらオトリ捜査にならねーぞ」

    すると──

    青年「あの~君たち、向こうに可愛い女の子がいるんだけど、興味ない?」

    あからさまに怪しい青年が現れた。

    不良「うわ、怪しい……コイツが犯人か?」ボソッ

    秀才「仲間かもしれないね。とにかく従ってみよう」ボソッ

    オタク「ボクは二次元にしか興味ないなぁ~」

    青年「へ?」

    不良「なんでもない、なんでもない! スッゲー興味あるから、連れてってくれ!」

    114 :

    >>108
    オタクは童顔ショタだろ

    115 :

    >>114
    ないわ

    116 = 1 :

    予想通り、青年は三人を連れて雑木林の中に入っていった。

    不良「おいおい、こんなところに女の子がいるのかよ?」

    青年「変わり者の女の子でね。こういう中で楽しみたいんだってさ」

    不良「ふぅ~ん」

    オタク「野外プレイかぁ、マニアックだね!」グフフッ

    しばらく歩くと、覆面をつけた男が立っていた。

    青年「獲物を連れてきました!」

    覆面「おう、ご苦労」

    青年「こ、これで俺は見逃してもらえ──」

    バキィッ!

    117 = 41 :

    ガリメガネヲタこそ正義

    118 = 60 :

    いい展開だ

    120 = 1 :

    青年「げぶぅ……」ドサッ

    覆面のハイキックで、青年は倒された。

    オタク「うわぁっ!?」
    秀才「なっ……!」

    不良(なんて蹴りだ……! コイツ……とてつもなく強いぞ!)

    覆面「さぁ~て、テメェら三人ともボコらせてもらうぜ。
       なんも恨みはねぇが、俺っていわゆる暴力中毒者なもんだからさ」

    覆面「人をボコるのが三度の飯より好きなんだよなァ、俺って」

    秀才「なるほど……君が犯人か」

    秀才「無関係な人を脅して誘い役にして、
       人目につかないところに獲物をおびき寄せてから暴行を楽しむってワケか」

    秀才「どんどん犯行が巧妙化しているようだね」

    覆面「!?」

    覆面「もしかしてお前ら、ここに来たのは偶然じゃないな?
       犯行の法則性に気づいたってのか!?」

    オタク「そうさ! ボクらが成敗してあげるから、覚悟するんだねぇ!
        この悪党め!」キリッ

    121 = 1 :

    不良「さぁ、観念しな。その薄汚い覆面を取れよ!」

    覆面「クックック、いいだろう」バッ

    覆面の下には、ピアスまみれの凶悪な人相が潜んでいた。

    DQN「ジャ~ン、イケメンだろ?」

    秀才(なんて顔だ……いかにもワルって感じだ!)
    オタク(ひぃぃぃぃっ!)

    不良の世界に免疫のない二人が怯えるのも無理はなかった。
    しかし、DQNに対してもっとも恐れを抱いていたのは不良だった。

    不良(コイツ……もしかしてDQNじゃねえのか!?
       やべぇ、コイツの噂は色々聞いてるが、俺なんかじゃとても敵わねぇ!)

    不良(だが……喧嘩で勝てなくても逃げることはできるはず!)

    不良「オイ、お前ら二人とも逃げ──」

    DQN「お~い、一人で三人相手すんのはメンドイから、頼むわ」

    不良「なっ!?」

    122 = 15 :

    124 = 1 :

    エリート「やれやれ、仕方ないなぁ」ガサッ

    キモオタ「ぐしゅしゅしゅ……こりゃあ面白そうな獲物でござるなぁ」ガサッ

    不良(仲間がいたのか!? 俺たちと同じ三人組か……!)

    秀才(彼は……エリート!?
       勉強しなくとも一流大学に余裕で受かるといわれる彼が、なぜこんなことを!?)

    オタク(おおっ、あれはキモオタ君だねぇ。
        全国のオタクのカリスマ的存在にこんなところで会えるとはぁ~)グフフッ

    DQN「コイツらけっこう頭がキレるぜ。
        エリート、お前の作った法則性に警察より先に気づきやがった」

    エリート「ふうん、凡人にしてはけっこうやるみたいだね。
         ま、気づいたところで、この場をどうにかできなきゃ無意味だけどさ」

    秀才「なるほど、君が裏で手を引いてたってワケかい。
       どうりで、なかなか警察に尻尾をつかまれないワケだよ」

    秀才「でも、顔を晒したのは失敗だったね。
       ぼくらに警察に駆け込まれる前に、自首することを勧めるよ」

    127 = 1 :

    エリート「失敗? なんで?」

    秀才「!?」

    秀才「だ、だって、ぼくらは君らの顔を覚えたぞ!?」

    エリート「おお、さすが凡人だ。なんて当たり前でつまらない答えなのだろうか。
         ──だったらさ、殺しちゃえばいいよね」

    秀才「バカか!? 暴行するだけならともかく、殺したりしたら──」

    エリート「うん、たしかにいくらぼくでも殺人の隠ぺいをするのは面倒だ。
         でもさ、行方不明にするのは簡単なんだよ。 
         今、この一瞬でぼくは君らを行方不明にする方法を72通り思いついた」

    エリート「一方の君たちは、特に策を持ち合わせているワケでもなさそうだ」

    エリート「君の中途半端な知能指数と正義感が、死を招く結果になったワケだ。
         悲しいねぇ……」

    秀才「うぅっ……」ゾクッ

    128 :

    新都社で漫画化はよ

    129 :

    スレタイでズッコケ3人組思い出した

    130 = 1 :

    キモオタ「小生の相手は君でござるか?」

    キモオタ「ぐしゅしゅっ、君のせこいエアガンで、小生の相手がどこまで務まるか、
         楽しみでござるなぁ~」

    キモオタ「ボクはアニメやゲームだけでなく、武器マニアでもあるのでござる」

    キモオタ「小生の改造エアガンはアルミ缶くらいなら軽く貫通するでござるよぉ~。
         ぐしゅしゅしゅ……」

    オタク「いやぁ~こんな強敵と戦えるなんて光栄だよぉ!」

    オタク「まるでアニメの主人公になったみたいだ!」グフフッ

    オタク「──ねぇ、二人とも!」

    132 = 1 :

    不良&秀才「…………」

    オタク「ん、どうしたんだい? 二人とも」

    不良「ダメだ……勝てねぇ……」
    秀才「うん……これはもう、どうしようもない……」

    オタク「どうしてだい?」

    不良「あのDQNってヤツは、とんでもないワルなんだ……。
       プロボクサーに勝ったとか、族をたった一人で潰したとか、
       それこそアニメみてーな武勇伝をいくつも持ってやがる……」

    不良「俺ら不良の世界にも、手を出しちゃいけないヤツってのがいる。
       アイツはまさにそれだ。俺たちなんかが敵う相手じゃねえんだよ」

    秀才「あっちのエリートもそうだ。
       いつだったかぼくがいった“ぼくなんかじゃ及びもつかない人”ってのが
       彼なんだよ……」

    秀才「ぼくのせいだ……! まさか彼が犯人だったなんて予測もしなかった……」

    DQN「ほぉ~分かってんじゃんか、ザコども。
        なんなら生かしておいてやって、舎弟にしてやってもいいぜ?」

    エリート「それが凡人にできる、一番賢い選択だね」
        (いざという時、証拠をでっちあげて身代わりにもできるしね)

    133 = 114 :

    無改造エアガンでもアルミ缶くらいなら貫通するだろ

    135 = 1 :

    バチンッ! ベチンッ!

    オタクが不良と秀才を叩いた。

    秀才「うぐっ……!?」
    不良「なにしやがんだ、テメェッ!」

    オタク「戦いもせず、諦めるのかい?」

    不良「あぁ!?」

    オタク「自分たちより格上と戦うチャンス、しかも悪党から、逃げるのかい!?」

    不良「……ざけんな! 現実はアニメみたいにいかねぇんだよ!
       現実とアニメの区別もつかねえテメェにゃあ、分からねぇかもしれねえけどよ!」

    136 = 1 :

    オタク「逆だよぉ~」

    不良「あぁ?」

    オタク「アニメはあくまでアニメだよ。
        アニメキャラがボクらより優れてるハズないだろう?」

    オタク「だったら──」

    オタク「ボクらにアニメキャラのようなことができないハズがないっ!」

    不良&秀才「…………」

    137 = 1 :

    不良(オタク、ありがとよ……)
      「ケッ、まさかお前に目を覚ましてもらえるとはな!」

    不良「やってやるぜ、クソども! ダチのカタキ討ちだ!」ザッ

    DQN「死ぬルートを選択したワケね。あっそ」ザッ

    不良「おりゃあっ!」

    バキッ!

    不良は腕力があり、喧嘩のセンスもある。
    彼の拳をまともに喰らって、立っていられた者はいなかった。

    ──ただし今日までの話であるが。

    不良「!?」

    DQN「いいパンチだ。……でもまぁ、二流ってとこだな」

    ガキィッ!

    DQNのヒジ打ちが、不良の頭にヒットした。

    不良「ぐぁっ……!」

    138 :

    オタクイケメンすぎw

    139 = 1 :

    秀才(こうなったら、やるしかない!
       ぼくだって不良君から、喧嘩のやり方を習ったんだ! やれるハズだ!)

    エリート「なんだ結局そうくるの? 凡人未満だねぇ、君たちは」

    秀才「うるさいっ!」

    ブオンッ!

    不良から習ったパンチで、エリートの顔面を狙う。
    が、あっさりかわされる。

    エリート「君もそこそこ頭はキレるようだけど、ま、そこそこだね。
         そこいくとぼくなんかホラ、なにやっても一流だからさ」

    バキィッ!

    エリートの右拳が、秀才の頬をえぐる。

    エリート「DQN君ほどじゃないけど、ぼくもけっこう強いんだよ。
         いやぁ、才能ってのは恐ろしいねえ」

    秀才(くっ、くそぉ……!)

    140 :

    >>108
    普通不良つったらリーゼントかパンチパーマだろ
    最近になってどんだけ不良のイメージが変化してんだよ

    141 :

    >>140
    今時リーゼントとかパンチパーマって何処の田舎だよwwwwwww

    142 :

    いいね

    143 :

    構わん、続けろ

    144 :

    オタク(マズイ……二人ともやられてる……!)

    キモオタ「ぐしゅっ、しゅしゅしゅっ……!」

    キモオタ「じゃあ小生たちも始めようか?」

    ズパンッ!

    キモオタの改造エアガンから飛び出したBB弾が、オタクの耳をかすめた。
    まともに当たれば耳たぶをふっ飛ばしかねない迫力であった。

    キモオタ「うひょぉ~! さすが小生、目に当たれば失明確定でござるな!」

    オタク「うおあああっ!」ダッ

    エアガンで応戦するかと思いきや、オタクはキモオタめがけて突っ込んだ。

    キモオタ「おおっ、まさかの肉弾戦でござるか!?」

    オタク(コイツはエアガンなしじゃ、大したことないはずだ。
        早くコイツをやっつけて、二人に加勢しないとぉ~!)

    145 :

    そんな装備で大丈夫か?

    146 = 144 :

    オタクの猛攻に、手こずるキモオタ。

    キモオタ「うっとうしい……仕方ないでござるな」

    ドスッ!

    キモオタは隠し持っていたナイフを、オタクの腹に突き刺した。

    オタク「うっ……!」

    キモオタ「小生、ガンマンでありながらナイフ使いでもあるのでござる。
         ぐしゅしゅしゅ……」

    キモオタ「今時、肉弾戦なんて流行らないでござるよ。
         やっぱり今の時代は、チート武器でズドン! でござる」

    オタク「あぐぅぅぅ……!」ドサッ

    148 :

    >>141
    今時のリーゼント()が観たかったら明日の朝8時にテレビつけな

    149 = 144 :

    不良「オッ……」

    不良「オタクゥゥゥッ!」

    DQN「さすがキモオタ!」

    DQN「将来は、海外に行って死の商人をやりたいとかいってるだけあるわ!
        ちゅうちょなく刺しやがった、ギャハハハハッ!」

    不良「ざっけんじゃねえ、ブッ殺す!」

    バキッ! ドカッ! ドゴッ!

    怒りに燃える不良が、DQN相手に盛り返す──が。

    ドゴォッ!

    DQNのボディブローが、不良の腹にめり込む。やはり地力の差は大きい。

    不良「ぐお……っ!」

    DQN「ザコが、調子に乗りやがって……。
        安心しろよ、すぐにテメェも送ってやるからよ」

    150 = 145 :

    キモオタが一番危険だな


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