元スレ美希「イッツ・マイ・ライフ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
「あ、あの!」
ミキが中学3年生になって最初の日曜日
渋谷をブラブラしてたら、後ろから声をかけられたの
またナンパかな?
って思いながら振り向いたら、見るからに着慣れてないスーツを着た男の人が立ってた
「俺、765プロって芸能事務所でアイドルのプロデューサーをやってるんだけど…」
なんだか怪しかったから立ち去ろうとしたんだけど、その人の頼りない顔を見てたら、ミキ、お話聞いてあげなきゃ悪いかなって思ったの
いまになって思い返せば、あのときから始まったんだね
ミキの、ドキドキワクワクな人生が
3 :
どこかで見たことあるようなスレタイだな
5 :
貴音のデカパイ揉みたい
6 :
よかろう
7 :
素晴らしい
8 :
9 = 1 :
案内されたのはボロボロのビル
正直に言うと、帰ろっかなって思ったの
だって、見るからに"売れない事務所"って感じだったんだもん
だけどその人が必死でお願いするもんだから、ミキ、お話だけは聞こうかなって
「戻りましたー」
「お帰りなさいプロデューサーさん。あら、その子は?」
「さっきスカウトした子で、星井美希さんです。話を聞いてくれるって」
「わぁ、すごくキレイな子ですね!はじめまして美希ちゃん。私は事務員の音無小鳥といいます」
12 = 1 :
「談話室使いますね」
「はい。美希ちゃんは何か飲みますか?」
「ミキ、イチゴババロアがいい」
「ご、ごめんなさい。ババロアは置いてないの」
ミキ、すっごく生意気だよね
いま思い返すと、ちょっと恥ずかしいの…
「ココアでも良いかしら?」
「うん。お願いしますなの」
え?小鳥の第一印象?
事務員なのにスカート短いなぁ、って
13 :
言ってたやつか
14 :
まーた携帯小説紛いのSS書いてちやほやされに来たのか
16 = 1 :
「えっと…星井さんは、いままでスカウトされたことは?」
「たくさんあるの」
「全部断ったの?」
「うん。だってスカウトの人たち、みんなイヤな感じなんだもん」
あのときの小鳥が淹れてくれたココア、美味しかったな
ミキ、いまでも覚えてるの
「俺はイヤな感じじゃなかった?」
「頼りない感じなの。だから、お話聞かなきゃ可哀想かなって」
本当のことだから仕方ないよね?
17 = 8 :
>>4
ゆとり怖すぎ
なぜオレが責められなきゃならんのだ?
VIPから二度と出て行け
>>10
上から目線がウゼェ
なんかお前のことリアルに知ってるかもしれん
18 :
期待してる
19 = 1 :
「ミキね、けっこう何でも出来ちゃうの。あんまり努力とかしなくても」
だからなのかなぁ?
何となく始めて、何となく上達して、何となく飽きちゃう
それの繰り返しだったの
「何かに対して本気になったことが無いってこと?」
「うん。だって、ぜんぜんドキドキできないんだもん」
パパやママは
「美希の好きなことをやりなさい」
って言ってくれるけど、"好きな"こと自体見つからなかったの
21 = 1 :
「ねぇ?アイドルになればミキ、ドキドキできるかな?」
「それは…星井さん次第かな」
「あなたは何もしてくれないの?」
「もちろん全力でサポートする。だけど最後は、星井さんが決めることだよ。どこまで行きたいかをね」
「どこまで?」
「トップアイドルを目指すかどうか、ってこと」
22 :
これは俺が頼んでたやつで間違いないですね?
23 = 1 :
「トップって、一番ってこと?」
「そういうことかな?」
「トップアイドルになれば、ドキドキできる?ワクワクできる?」
「えっと…きっと出来るよ」
ああいうときはもっと断言するべきだと思うな、ミキ
だって、すっごく自信なさげに言うんだもん
ミキじゃなかったら帰ってるの、たぶん
24 :
紫煙
25 = 1 :
「ミキ、あなたのこと信じちゃうよ?」
「お、おう!信じてくれ!」
あの時信じることができなかったら…
ミキの人生はどうなってたのかな?
それまでみたいに、何となく過ぎていったのかな?
「わかったの!ミキ、アイドルやってみる!」
ミキがそう言ったときのあの人の顔、いまでもよく覚えてるの
だって、すっごく嬉しそうだったんだもん
「よろしくな、美希!」
いきなり呼び捨てになったのにはちょっとご立腹しちゃったけどね
アハッ
26 :
やっぱりVIPのSSは台本形式がいいな、個人的にだけど
27 :
ミキミキまじミキミキ
28 = 8 :
>>20
そんなにアンカ好きなん?結婚すれば?
は?おまえもか
>>27
は?いきなり何いってんだよ怖いよ
29 :
いいぞいいぞ支援
30 = 1 :
「今日から765プロに加わった星井美希だ。みんなで切磋琢磨しながらトップアイドルを目指してくれ!」
「よろしくお願いしますなの!」
初めてみんなに紹介されたとき、可愛いコたちばっかりで驚いちゃったの
小さくてもさすがは芸能事務所だな、って
「美希って名前なんだね?じゃあ…みきみきはどうかな、亜美?」
「あ!それいいねぇ、真美ぃ!」
まだお話したことも無いのに呼び方が決まっちゃったの
しかもミキの同意無しで
まぁ、亜美真美らしいんだけどね
32 = 18 :
美希!!美希!!うっ!!
34 = 1 :
「三浦あずさと言います。よろしくね、美希ちゃん」
「うわぁ、おっきいの!」
あずさへの第一声がこれって、ミキ、ずいぶん失礼だよね…
「四条貴音と申します。お見知りおきを」
「こ、こっちもおっきいの!」
し、仕方ないの!
ミキも自信あったけど、それよりおっきい人が2人もいたんだもん!
35 = 27 :
スクリプトに怒られた
36 :
前やった春香の別バージョン?
38 = 1 :
「それ?ハムスター?」
「うん、ハム蔵だぞ!自分の大事な家族の一員なんだ!」
「動物好きなんだね」
「大好きさー!あ、自分は我那覇響だぞ!沖縄から上京してきたんだ!」
響の第一印象は、身体が引き締まってるなぁ、って
「如月千早です。よろしくね」
千早さんの場合は…
全体的に引き締まってたの!もちろん良い意味で!
40 = 1 :
最初は千早さんのことも呼び捨てにしてたんだけど、歌に対する姿勢を知ってからは"千早さん"って呼ぶようになったの
だって、すでに上手なのにたくさん練習してるんだもん
ミキには真似できないな、って
「私は秋月律子。プロデューサーをやってるわ」
律子…さんが元アイドルだって知ったのはしばらく経ってから
スタイル良いなぁとは思ってたんだけどね
え?
律子…さんのことは呼び捨てにしないのか?
ミ、ミキにもいろいろあるの!
41 = 7 :
春香さんバージョンどっかないの?
42 :
春香「イン・マイ・ライフ」だったっけ
43 = 1 :
「キミ、男の子?」
「ち、違うよ!ボクはちゃんとした女だよ!」
「でも"ボク"って言ってるの」
「う、それは…」
最初に真クンを見たとき、ちょっとときめいちゃったの
真クンがホントに男の子だったら、本気で好きになってたと思うな、ミキ
「は、萩原雪歩ですぅ…」
雪歩は…
大丈夫なのかな?って思っちゃったの
すっごくおどおどしてたし
実はすっごく強いコなんだって、一緒にレッスンしてる内に気付いたけどね
44 :
美希をビッチみたいに扱うのはやめてあげて
45 :
やはり顔か
46 = 7 :
>>42
引っかかったわ
あんがと
47 = 1 :
「うっうー!はじめまして、高槻やよいです!」
「よろしくね、やよい」
やよいの第一印象は"連れて帰りたいの!"
しばらく経ってからみんなに話したら、口々に
「わかるわかる!」
って言われたの
だけどホント、はミキなんかよりずっとしっかり者なんだけどね
「水瀬伊織よ」
「よろしくね、デコちゃん」
「だ、誰がデコちゃんよ!」
だって、おでこ可愛かったんだもん
可愛いって良いことでしょ?
48 :
デコちゃん
49 = 1 :
そして…
「天海春香です!よろしくね」
なんでそう思ったのか今でも分からないし、ホントに直感だと思うの
だって、ビビビって来ちゃったんだもん
「いつか、このコとケンカしちゃうな」
って
「よし、挨拶は終わったな。では各自、スケジュールに沿って行動してくれ」
こうして、アイドルてしてのミキの生活が始まったの
みんなの評価 : ★★
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