元スレまどか「中二だけど魔法少女になります」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 1 :
まどか「どう、かなぁ……わたし大人っぽい色って似合わないから、つけたことないんだ」
ほむら「そんなことない、似合ってる、かわいい」
まどか「へへっ、お世辞うまいんだから
ほむらちゃんはやりにくそうだから、わたしがやってあげるね」
ほむら「え、あ、あの」
まどか「動かないでー
長くて細くて、綺麗な髪……羨ましいなぁ」
ほむら「わ、ぁ……///」ジタジタ
まどか「もー暴れちゃだめー、へへへ」
ほむら「ん……」
まどか「わぁ、ほむらちゃん格好良いからなんでも似合うなー」
ほむら「そんなこと……まどかは可愛いじゃない」
さやか「むむっ、何やら良い雰囲気ですなぁ~?」
まどか「ぅわっ、さやかちゃんっ!?」
さやか「いやぁ、あたしの知らない間にまどかと転校生がこ~んな関係になっちゃうとはねぇぇ」
103 = 1 :
-魔女空間-
ほむら「……まどかのリボン、大量のグリーフシード
どれも用意出来たわね」
杏子「おおっと、そんなに戦利品を持ってどこへ行こうと言うんだい?」
ほむら「ああ、槍投げ女」
杏子「人を妖怪みたいな呼び方すんじゃねえよ! つーかよくあたしの武器がわかるね
なるほどなるほど? 敵視察は完璧ってアピールかい?」
ほむら「悪いけど、あなたと魔法少女ごっこする気はないのよ」
杏子「テメェにはなくてもあたしにはあんのさ
見逃してほしかったら、そのグリーフシードをすべてよこしな」
ほむら「(まずいわね……あまり砂を使いたくないし)」
杏子「沈黙ってことは、潰されてもいいってことだよなァ!!」
ほむら「めんどくさ」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
104 = 67 :
投げやりとはよく言ったもんだ
105 = 1 :
杏子「ちくしょう!!」ササッ
杏子「おいマミてめぇ!!」
マミ「悪いけど、わたしの友達に手を出さないでもらえるかしら
この子はわたしたちの縄張りで魔女を狩っていたのよ?
何も文句はないでしょう?」
杏子「ったく……うるせぇ野郎だ
わーったよ、今日のところは勘弁してやる
次会ったら刈り取るからな」
マミ「危ないところだったわね
私は巴マミ、あなたと同じ魔法少女よ」
ほむら「(また面倒なのに遭遇したわ……うまいこと切り抜けないと)」
ほむら「どうも、暁美ほむらよ」
マミ「あなた新米? この辺は市の境目だから、気をつけないと魔法少女同士のトラブルになるのよ?」
ほむら「ごめんなさい、うっかりしてたわ」
マミ「ふふ、ねえよかったら私が色々教えてあげましょうか?」
ほむら「(ああもうめんどくさい)」
107 = 1 :
ほむら「ごめんなさい、早く帰らないと両親に怪しまれてしまうから」
マミ「あらそう? いつでも相談にのるわよ、気軽に声をかけてね」
ほむら「(友達が欲しかったら、素直に仲良くしてと言えばよいのに……恩着せがましいわね)」
ほむら「そうさせてもらうわ、ありがとう、じゃ」
マミ「ん……行ってしまったわ」
-ほむホム-
QB「呆れるよ、一晩で何体の魔女を倒したんだい?」
ほむら「数えてないわよ
おかげで懐かしい顔にも会ってしまったわ」
QB「……質問してもいいかい?」
ほむら「何かしら」
QB「君は改変者となった鹿目まどかを見捨てて、この改変前の世界でリスタートを切ることもできるんだ
それもこの世界には既に君がいるのだから、もしかしたらワルプルギスの夜だって倒せてしまうかも知れない」
QB「どうして元の世界に執着するんだい?」
108 :
ほむ
109 = 79 :
ほむホム
110 = 1 :
ほむら「……罪滅ぼし、かしら」
ほむら「私は今まで幾度となく世界を犠牲にしてきたわ
中には魔女となったまどかによって滅ぼされる運命の世界もあった
そんなことはどうでもいいと思っていたけれど……」
QB「君の中の罪悪感が、その救いを求めているというわけかい?」
ほむら「そんなところよ……言ったでしょう? 私利私欲だと」
QB「ああ、とても人間らしいよ」
QB「そんな君に、感情を持たない僕から送りたい言葉がある」
ほむら「……何よ」
QB「人間とは、エゴでしか人を愛せないのさ
だが人はそれを愛と思い込んでいる
君の動機のすべてが私利私欲だとは、僕は思わない」
ほむら「……そう」
QB「君はもう少し自分を出すべきさ……人間と付き合いたいならね」
ほむら「考えておくわ」
111 :
ほむぅ
112 :
そういや元ほむってどこいったの?
113 :
べぇさんがテライケメンに見える
114 = 62 :
>>112
リボン交換したときは保健室だろう。
放課後はショッピングセンターでまどかと遭遇してんじゃないか?
115 = 1 :
QB「さあ、それらを揃えてきたということは、覚悟があるということだ
今から世界の因果律を修復する方法を教えようじゃないか」
ほむら「……」
QB「まず、君は僕の力で君がいた世界線の過去へ飛ぶ
そこで狂った鹿目まどかの契約を阻止するんだ」
ほむら「そこにはその世界の私がいるのかしら」
QB「世界を飛ぶのだから、いるだろうね」
ほむら「あまり出会わない方がよさそうね」
QB「それがいい、同一人物が存在すると知られると、因果律がややこしくなるからね」
QB「契約を阻止したら、君はすぐに未来へ飛ぶんだ」
ほむら「……私の力は過去に戻るだけよ」
QB「心配には及ばない、その為に鹿目まどかの思念が宿ったものが必要なのさ
僕の力で特異点となった鹿目まどかの元へ導く、あとは……」
ほむら「魔法少女、鹿目まどかを倒せばいいのね
このグリーフシードの山で」
QB「残念ながらそれは違う」
116 = 79 :
うぇひ
117 = 1 :
QB「君は魔力だけで勝てると思っていたのかい?
君の話し通りなら、その魔法少女は周囲の世界を歪めるほどの魔力を持っている
残念ながら時を止めるだけの君じゃ勝ち目がない」
ほむら「……そうね」
QB「そのグリーフシードはソウルジェムの穢れを貯めこむものだと思ってくれて構わないが、本来の使い道はそうじゃない」
ほむら「端的に言ってほしいわ」
QB「そのグリーフシードを使って、君はワルプルギスの夜を呼び覚ますんだ」
ほむら「なっ……!!」
QB「はじめのワルプルギスの夜は誰が作り出したと思っているんだい?」
QB「僕達さ」
QB「別の世界から集めた憎悪を使って、地球に根付かせたのさ」
ほむら「……そう」
QB「……こんな話をするなんて、僕も人間臭くなったものだ」
ほむら「その皮肉な発言もよっぽど人間臭いわよ」
118 :
そんなことより
タイトル:姉「妹ちゃんに拷問されたい」
本文:姉「妹ちゃんに爪を剥がされそれを鼻から食べさせられたい。
妹ちゃんにペンチで全ての歯を麻酔無しでへし折られたい。
親知らずに差し掛かって「あれっ?抜けないなーww」バキバキって言われたい。
折った歯をご飯と一緒に炊きこまれたい。
ヤスリで全身の新皮質剥き出しにされてくすぐられたい。
腕を反対方向にへし折られてそのままセルフセックスさせられたい。」
妹「」
でスレ立ててください><
120 = 1 :
ほむら「けど、ワルプルギスの夜は出る出る詐欺にされてしまっているのよ、あの世界で呼び出せるの……?」
ほむら「いえ……例え呼び覚ませたとして、その後はどうなるの」
QB「最初に質問だけど、まどかはワルプルギスの夜が自然孵化する概念をギャグ化したのだろう?
だったら君の意思によって生まれるワルプルギスの夜は、まだ可能性がある」
QB「そして次の質問だけど、僕達の意図によって呼び出された魔女達は、魔女であって魔女ではない
つまり君たちの言う兵器みたいなものさ、役目がなくなれば自然に消滅する」
ほむら「……信用していいのかしら」
QB「はぁ、信用してと言っても君は信用しないだろうから
その世界とは関わりのない僕がここで君を騙すメリットの有無を論点にしたいね」
ほむら「…………信じるわ
ただ、ワルプルギスの夜でさえ、あの鹿目まどかは倒せないと思うのだけど」
QB「少しは僕を信用したらどうだい?」
QB「鹿目まどかの思念、異なる世界の特異点となった彼女の因果を、そのワルプルギスの夜に埋め込むのさ」
ほむら「……まどかは、まどかによって倒すしかない、と」
QB「ただし、それでも可能性の問題でしかない
成功すると断言はできないね」
121 = 91 :
うぇ、うぇひ…
122 = 1 :
ほむら「それ以外に、方法はないのね?」
QB「いや、実はもうひとつあるよ
それは君がこの世界に住むことさ」
ほむら「元の世界を諦めろと言いたいのね」
QB「そう、ここで世界を観測する一人として、僕と暮らすんだ
この世界には既に君がいるから、世界の住人としては参加出来ないからね」
ほむら「…………」
QB「どうするんだい」
ほむら「魅力的なお誘いだけど、断るわ
私は……まどかを、そして世界を救いに行く」
QB「……実は僕も期待しているのさ
人間の感情が、どんな奇跡を生むのか」
QB「僕はこの世界には行けないけど、君がどんな結末を導くのか楽しみにしているよ」
ほむら「……善処するわ」
QB「さあ、準備に取り掛かろう」
123 = 79 :
ギャグなのにシリアス
ふしぎ!
124 = 1 :
-タワー頂点-
ほむら「…………」
QB「……暁美ほむら、覚悟はいいね」
ほむら「ええ」
QB「……ここは、この世界のワルプルギスが出現する魔力の源の場所だ
ここなら世界線を飛ぶほどの力も引き出せる」
QB「さあ暁美ほむら、僕の合図で砂時計を反転させるんだ!」
ほむら「……ッ!」スッ
QB「因果律が揺らいだ! 飛ぶんだ!暁美ほむら!!」
ほむら「まどか……っ!」
カチッ
《逃がさないよ……ッ!》
-ほむホム-
ほむら「はっ……!! どうやら、無事飛べたようね……」
125 = 1 :
ガチャッ
元ほむら「……この世界はいつもと違う気がするわ」
ほむら「(また私がいるのね……これから苦労するとも知らずに)」
-路地裏-
ほむら「やはり、ここが拠点のようね」
QB「いやだなぁ、ここは誰にも教えていなかったのに」
ほむら「教えてもらったのよ、別の世界にインキュベーターに」
QB「……ふうん、それでまた僕を蜂の巣にするのかい?
僕としては個体を無駄に減らすのは好きじゃないんだけどなぁ」
ほむら「用があって来たのよ
私の記憶なら……今日、あなたはとても疲れている」
QB「……よくわかるね」
ほむら「それも簡単な契約かと思ったら、とんでもないクレームをつけられて困り果てている」
QB「まるで見てきたかのようだね……」
ほむら「実際に見たのよ」
126 :
ほむ
127 = 79 :
うぇひ
128 = 1 :
ほむら「インキュベーター、あの鹿目まどかをよく調べて、鹿目まどか本人ではないはずよ」
QB「やれやれ、何を言いに来たのかと思えば、ついに気が触れたのかい?」
ほむら「私は真剣よ、全知全能を夢見る鹿目まどかは、鹿目まどかではない
これは未来のあなたが言っていたのよ」
QB「……確かに普通の人間とはずいぶん異なった思想をもっているけど
僕には鹿目まどか以外には見えないね」
ほむら「とにかく、あの鹿目まどかの願いを叶えてはいけない」
QB「……僕の邪魔をしているのかい?」
ほむら「違うわ、世界を守るためよ
そのうち、鹿目まどかは、この世界の私を部屋につれてくる
そしてあなたに言うわ、自分の周囲をギャグにしろと」
QB「…………そんな願い、なんでもない戯言じゃないか」
ほむら「その願いのせいで、未来の因果が改変されて、果てには魔法がない世界になってしまうのよ」
QB「考えられないね」
ほむら「絶対にあいつの途方も無い願いを叶えてはダメ
インキュベーターの概念すら消されるわよ」
QB「…………確かに、叶える願いは慎重にしないといけないね
あの鹿目まどか、そしてあの魔力、何が起こるかは僕にも想像がつかないのだから
ただし……契約はさせる、これは譲れないよ」
129 = 126 :
ほ
130 :
ふむ
131 = 1 :
-まど部屋-
元ほむら「……ん、ここは……」ホムリ
まどか「あ、起きた」
元ほむら「まどか……」
まどか「えへへ、返り血浴びて失神しちゃうなんて、ほむらちゃんかわいいね」
QB「あ、あの……願いは……?」
まどか「うーん……やっぱりねぇ、どーしよーもない願いしかないなら、魔法少女になるのめんどいかなーって」
QB「あ、はい……もう、それでいいです」
ほむら「良かった……なんとか、まずい契約は阻止出来たようね」
鹿目「あーあ……何かおかしいと思ったら、やっぱりほむらちゃんなんだ」
ほむら「ッ!!?」サッ
132 = 79 :
うぇひひ
133 = 1 :
ほむら「(ぅぐっ……直視するだけで、ソウルジェムが真っ黒になりそうな威圧……本当にまどかなの?)」
鹿目「わたしはほむらちゃんのために魔法を使ったのになぁ
ほむらちゃんがわたしのために何度も何度も繰り返してるっていうから
そのためにこの狂った世界を変えようとしたのに
まさか、ほむらちゃんに邪魔されるなんて……ショックだなぁ」
ほむら「くっ……どうして、ここにいるの」
鹿目「ほむらちゃんって、ギャグアニメよくわからないでしょ」
ほむら「生憎、休日は小説くらいしか読まないのよ」
鹿目「ギャグっていうのはね、どんな不条理も成立できる魔法なんだよ
人が死んだって次の回にはなかったことになってるし
そもそも一コマ前と話が繋がってる保証もないんだもの」
ほむら「……デタラメね」
鹿目「だからいいんだよお!?
わたしの魔法ならなんでもできる
どんな途方もない願いだって叶えられる……」
カンシャク
ほむら「私には……癇癪を起こして八つ当たりしてる子供にしか見えないわね!」
鹿目「あはははははは!!!
そうだよ……? わたしの言うこと聞かないから、聞くようにしたの
どこもおかしくないよね」
ほむら「(どうしたら……ここでグリーフシードを解放するわけにもいかないし……)」
134 = 111 :
うぇひぃ
135 = 79 :
ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィィィィィィィィィ
136 :
ティヒヒ
137 = 1 :
QB《暁美ほむら! 僕だ!》
ほむら《インキュベーター……どうして?》
QB《不穏な気配を感じて、まさかと思って別の個体と同期してみたんだ
君の魔力の残り香を辿ったら、別の僕とコンタクトがとれた》
ほむら《まったく……どこぞの宇宙人みたいな離れ業をやってのけるのね》
QB《いいかい、そこにいる鹿目まどかは……もう魔女なんだ!》
ほむら「ッ!!」
鹿目「くすくすくすくす……どうしたのほむらちゃん
そのリボン、わたしのと似てるねえ……ふふ」
QB《鹿目まどかの願いは……周囲をギャグにすることじゃない
はじめから魔女になることだったんだ!!》
ほむら《うそよ……だって、あなた本人から聞いたのよ?》
QB《魔女になった彼女は他人の記憶すら改変できる》
ほむら「ッ……!」
鹿目「やだなあ……怖い顔ぉ
もしかしてわたしと戦うの?くすくすくすくすッ!!!」
138 = 111 :
うぇひうぇひうぇひひひひひ
139 = 93 :
ほむほむ
140 = 79 :
ウェヒヒヒヒヒヒヒウェ
141 = 1 :
QB《駄目だ! そこにいる鹿目まどかは、もういくつもの世界を破壊してきた、いわば魔女として熟した個体だ!
そいつと戦っても勝ち目はない!》
鹿目「ねえほむらちゃん? さっきから誰とテレパシーしてるの?
封鎖してるから聞こえないんだぁ、寂しいなぁ、寂しいねぇ……」
QB《いいかい、君が持っているリボンが鍵だ
それで未来へ飛ぶんだ》
ほむら《未来に飛んで、どうなるっていうのよ!!》
QB《鹿目まどかは初めから魔女だったわけじゃない、君が過去に飛んだ後に魔女として覚醒したんだ
覚醒したばかりの魔女なら、魔法少女の時より少しは隙がある……そこを狙うんだ!!》
鹿目「ねーええぇぇ!!!!!」ギュゥゥゥゥゥン
ほむら「ひッ……!!」サッ
鹿目「つかまえたぁ……」抱き抱き
鹿目「ほむらちゃんの心……見たいなぁ、見せて……?」カッ
ほむら「い、いや……何を……」
QB《まずい! 改変されてしまう!!》
杏子「どおおりゃあああああああああッッ!!!!!!」
142 = 126 :
ウェヒィィィ良いい
143 = 1 :
鹿目「げはッ……」
杏子「悪いけど話は聞かせてもらったよ!
魔女狩りなら任せな!」
マミ「キュゥべえに呼ばれて飛んできたわ
まさか、ワルプルギスの他にも最悪の魔女がいるだなんてね」
ほむら「あなたたち……」
鹿目「ひどいよぉ……わたしたち友達なのになあ……
ショックだなぁ……傷ついちゃったなぁ」
マミ「な、なに……この魔力……」
QB《今だ! 早く未来へ!!》
ほむら「……」
杏子「さっさと行けェ!!」
鹿目「逃がさないよ……ッ!!」
杏子「どおりゃァァッ!!」ガシィィ
マミ「早く! 今のうちに!!」
ほむら「……どうか、生き残って……!」
カチッ
144 = 1 :
杏子「生き残ってだってよ」
マミ「ふふ、難しい相談ね……」
鹿目「あーあ……あーあ!!!
あーーーああぁああぁぁぁあぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鹿目「むかつくなあ……イライラしちゃうなぁ
どうして邪魔するの? どうして?
わたしとほむらちゃんは相思相愛なんだよ?」
杏子「フンッ……相手の気持ちも考えられねえ奴が使う言葉じゃないぜ」
マミ「相手に求めるだけじゃ、友情も愛情も得られないのよ」
鹿目「あはは……そっかあ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
マミ「な、なに……」
QB《こんなの……はじめて感じる力だ》
杏子「先手必勝……せりゃアァァッ!!」
ぽんっ
杏子「んなッ……槍がヤリイカにぃぃ!!」
鹿目「と、思うでしょ? 実は槍は槍のまま」
マミ「ま、まさか……」
145 = 49 :
トゥーンだからキキマセーン
147 = 1 :
-タワー-
ほむら「はぁ……はぁ……リボンに任せて飛んできたはいいけれど……」
元まどか「あ、そうだ」
元まどか「めんどいから、ワルプルギスの夜はいなかったってオチにしよう」
QB「ん……?」
元ほむら「まどかだめ! それオチてないわ!」
元まどか「またまたぁ、よくあるでしょ? 最終回なのに結末をやらないギャグとか」
元さやか「ギャグアニメなのにギャグをやらないギャグとか?」
ほむら「あれは……ワルプルギスの夜が消されたときの私達」
QB《無事、この時間軸に来れたようだね
ここからは僕が君を導こう》
ほむら《……どうすればいいの》
QB《まだ魔女にはなっていない》
148 = 1 :
元ほむら「……こんなまどか……無理……」
カチッ
ほむら「記憶どおり、ここで私は過去に飛んだのね」
QB《ここから先は……見ない方がいい》
ほむら《え……?》
まどか「ほむらちゃん……? ねえ! ほむらちゃんがいなくなっちゃったよ!!」
マミ「ど、どういうこと? 魔力でも探知できないわ」
杏子「お、おいおい……実はワルプルギスの夜は消えてなくて……」
まどか「う、うそだよ……この世界なら、ぜんぶの障害を取り除いたこの世界なら
もうほむらちゃんはループしなくていいのに……
ね、ねえ……キュゥべえ……」
QB「……残念だけど、この世界も彼女の望むものではなかったということだね」
まどか「そんな……うそ、だよ……うそ……うぁ……」
杏子「お、おいお前……! ソウルジェムが……!」
149 = 1 :
マミ「いけない! はやくグリーフシードを!」
QB「もう無駄さ」
さやか「はあ!? ねえまどか! まどか!!」
QB「鹿目まどかは……生まれ変わったんだ、魔女として」
鹿目「……んぅ~……ショックだなぁ」
マミ「よ、よかった……まだ意識があるのね、いま浄化してあげるわ」
鹿目「わたしだけ傷ついてて可哀想だよね……みんなにも、肩代わりさせなきゃ」
シャル「もぎゃああ」ハフッハフハフッ
マミ「え……」
さやか「う、うわ! マミさんがマミられた!!」
杏子「な、なんだよこいつ!! アンタらが倒したはずだろ!!?」
QB「……全部、鹿目まどかがねじ曲げてきた因果さ、抑えられなくなった因果が結果だけを求めている……」
150 = 79 :
なんという…
みんなの評価 : ☆
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