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    元スレ勇者「はい、もしもし?」

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    タグ : - 傭兵 + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 2 :

    「あの、もしもし、あれ?これ勇者さまのケータイではないのですか?」

    僧侶「はい、合ってます。あの、私は今回勇者さまと一緒に旅をすることになった僧侶といいます」

    「あ、なるほど、そうでしたか。よろしくお願いします」

    僧侶「よろしくお願いします、姫さま」

    格闘家「姫さま!?」

    僧侶「はい、画面を見たら、受信者が姫さまになっていましたので…」

    ピピピピピピピピピピッ

    『慌てたせいで気づかなかった』

    「あの、今勇者さまは」

    僧侶「あ、はい、今勇者さまは風呂に入られていて…」

    「なるほど、では僧侶さんが勇者さまにお伝えくださいませんか?魔王さまが電話を待っているって」

    僧侶「え?あ、は、はい…」

    「では…」

    104 = 23 :

    パクリだろうがオマージュであろうが面白ければもーまんたい。
    がんば

    105 = 2 :

    僧侶「ちょ、ちょっと待ってください

    「はい?」

    僧侶「あの、魔王って、あの魔王ですよね?」

    「はい、あの魔王さまです」

    僧侶「ああと今姫さまって、魔王城に捕まってるんですよね」

    「捕まってる…そうですね。そういうことになりますね」

    僧侶「あの、どうして勇者さまが魔王さまと電話しているのですか?」

    「………」

    「………」

    「……そういえば些かおかしいですね」

    僧侶「おかしいってレベルではありませんよ!」

    格闘家「いきなり怒鳴ってどうしたんだ、僧侶」

    106 = 2 :

    「お言葉ですが、何もこの二人、前より知り合いだったらしいです」

    僧侶「どういうことですか?」

    「何も今の勇者さまの父親が勇者であった時に知り合ったらしく、魔王が当時の勇者との戦いで封印される前にケータイ番号を渡したとか」

    僧侶「」

    「私も詳しい話は知りませんが、勇者さまは今僧侶さんが思っているような邪険な方ということはないと思います」

    「単に魔王と知り合い、というだけです」

    僧侶「……そうですか」

    「私にできる説明がはこれぐらいしかありませんね」

    「では失礼します」

    僧侶「あ、はい、ありがとうございました」

    「いいえ、では後ほどまた…」

    ブツッ

    107 :

    ふむ

    108 = 2 :

    僧侶説明中

    格闘家「……」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『( ゚д゚)ポカーン』

    僧侶「私も驚きです」

    格闘家「……」

    僧侶「格闘家さんはどうするのですか?」

    格闘家「…どうするって?」

    僧侶「それは…あの、パーティを抜けるとか…」

    格闘家「は?ありえないだろ、そんなの」

    僧侶「え?でも…魔王と話し合う勇者なんて」

    格闘家「そんなの別にいいじゃん。ケータイある時代だからさ」

    格闘家「すごいじゃん?魔王のケータイ電話知ってる勇者って」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『何も問題もない。ただ驚いただけ』

    109 :

    魔法使いはシャイニングフィンガーさんなの?

    110 = 2 :

    格闘家「でも、問題なのは勇者本人だろ」

    僧侶「え?」

    格闘家「電話し合うほど仲良いのに、倒しに行かないと行けないんだぜ」

    僧侶「……あぁ」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『なんというアイロニー』

    僧侶「勇者さまは…本当に大丈夫なのでしょうか」

    がちゃ

    勇者「ねー、ボクの携帯知らない?」

    三人「!?」

    111 = 2 :

    勇者「部屋の机に置いたと思ったのに居なくて…」

    僧侶「は、はい、ここにあります」

    勇者「あ、ありがとう」

    僧侶「姫さまから電話が来てまして…」

    勇者「そっか、お風呂入ってる間に……あれ?魔王ちゃんからも電話来てたね」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    勇者「?」ピッ

    『勇者、大丈夫なの?魔王倒しに行くの』

    勇者「……」

    格闘家「ちょっ、お前直球すぎるだろ」

    112 = 2 :

    勇者「…」

    僧侶「申し訳ありません、勇者さま。私たちは、他意があってみたのではなく…ただ勇者さまのことが知りたくて…」

    勇者「…大丈夫…だよ」

    勇者「心配してくれてありがとう」

    僧侶「勇者さま…」

    勇者「じゃあ、ボクはもう戻って寝るね」

    格闘家「お、おお」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『お休み』

    勇者「うん、お休み」

    113 = 2 :

    魔王「勇者電話来ないなー」

    魔王「いつもなら寝る前に電話するのに」

    魔王「女の仲間たちといちゃいちゃする時間ももったいない…っての?」

    魔王「人間の女より私の方が百倍は可愛いのに。向こうの顔知らないけど」

    魔王「……」がちゃ

    通話記録

    ←LOVELY勇者
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    →LOVELY勇者
      ・
      ・
      ・
    魔王「…はぁ?

    114 = 2 :

    >>113 なんか 『」』が 『?』に なってる。変だなー

    115 = 2 :

    ♪~

    魔王「来た」ピッ

    魔王「もしもし?勇者?」

    勇者「……魔王ちゃん、待ってた?」

    魔王「ううん、別に待ってないよ」

    勇者「……そっか」

    魔王「…あれ?勇者、どうしたの?」

    勇者「別に何も」

    魔王「何もないのにそんな元気のない声出るわけないじゃない」

    魔王「私にも言えないことなの?」

    116 = 2 :

    勇者「…さ」

    魔王「うん」

    勇者「ボク、お父さん死ぬ時、魔王ちゃんとケータイ番号交換したでしょ」

    魔王「うん」

    勇者「その後、魔王ちゃんも居なくなって、ボクが一人で家に帰った後、お母さん、お父さんが死んだのが悲しくて直ぐまた死んじゃった」

    魔王「…うん」

    勇者「それから、ボクなんとか周りの人たちに助けられて生きてきたけど、それでもいつも独りって気分だった」

    魔王「……うん」

    117 = 2 :

    勇者「それでね、魔王ちゃん復活した時、正直ちょっと嬉しかった」

    勇者「あれからずっとケータイに魔王ちゃんの番号しかなかったから」

    勇者「なのに国から使者が来て、ボクが勇者の息子だからって、魔王を倒しに行けって言うでしょ?」

    魔王「…そうね」

    勇者「酷いと思わない?」

    勇者「お父さん死んだ時、国でボクとお母さんに何もしなかったんだよ」

    勇者「ご愁傷さまという使者すらなかった」

    勇者「なのに今更ボクにボク唯一の友達を殺しに行けって言うじゃん」

    118 = 2 :

    魔王「…辛かったわね、あなたも」

    勇者「……」

    勇者「今までは知らなかったのに、なんか仲間の人たちの話聞いたら、そんな気がしてきた」

    勇者「…あぁ、仲間集めるんじゃなかった」

    勇者「ボク魔王ちゃんの所行くのやめようかな」

    魔王「……」

    魔王「馬鹿言わないでよ」

    119 :

    支援してやる

    120 = 2 :

    勇者「魔王ちゃん?」

    魔王「それぐらいで落ち込まないでくれる?」

    魔王「私はね、魔王なのよ」

    魔王「あなたが倒しに来ないとそのうち人間全部殺っちゃうわよ?」

    勇者「……」

    魔王「あなたと戦いたくないのは私だって同じよ」

    魔王「でも、私が人間滅亡させると言ったら、あなた反対するでしょ?」

    勇者「……うん」

    魔王「じゃあ来てよ」

    魔王「私を倒しに」

    勇者「……」

    魔王「……後」

    121 = 2 :




    魔王「あなたが来ないと十年前撮った写メの更新ができないじゃない!!」

    勇者「そっちなの!?」


    122 = 2 :

    魔王「だって勇者のケータイすごい古くて写真撮れないもん!」

    勇者「なんでボクの写メを撮る必要があるの?というか十年前写メ撮ってたの?!」

    魔王「イエス!今ケータイのメイン画面に貼ってある」

    勇者「やめてよ!なんで勝手に人の子供の頃の写真貼ってるの?犯罪だよ」

    魔王「いいでしょ、別に。可愛いから」

    勇者「そういう問題じゃないいい!」ダンダンダン!!

    124 = 94 :

    そぉい

    125 :

    幸せになってほしいなこの二人

    126 = 2 :

    勇者「消して、今直ぐ消して!ボクの子供の頃の写真」

    魔王「勇者が新しい写真送ってくれたら消す」

    勇者「ボクの写真撮れないよ」

    魔王「じゃあ、他の娘ので撮って送ればいいでしょ」

    勇者「なんで恥ずかしくそこまでしなきゃいけないの?」

    魔王「…勇者が写メを送ってくれないと…」

    魔王「今この勇者の子供の頃の写真を姫さまのケータイが登録した僧侶のケータイに送信するから」

    勇者「悪魔!!」

    魔王「魔王です!」キリッ

    127 = 2 :

    僧侶「姫さまと番号を交換しました」

    格闘家「いいのかな。姫様捕まってんのに電話とかして」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    格闘家「……」ブーブー

    魔法使い「……メールみろ」

    格闘家「お前喋れるじゃん」

    魔法使い「……」フルフル

    格闘家「……」

    がちゃ

    勇者「僧侶ちゃん、ケータイ貸して!」

    僧侶「え!?」

    128 :

    ロミオとジュリエットだな

    129 = 2 :

    格闘家「どうしたんだ、勇者」

    勇者「魔王ちゃんが…魔王ちゃんが写メとって送らないと……人質を…解放するって……」

    僧侶「…それって良いことなのでは?」

    勇者「良くないのー!」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『汚い、さすが魔王汚い』

    格闘家「なんか知らんけど…勇者の写メ撮って魔王に送ったらいいの?」

    勇者「…うん」

    僧侶「じゃ、じゃあ、私が……あの、写メってどうやるのでしょうか」

    格闘家「あぁ、もう貸せ」

    130 = 2 :

    ピロリン

    僧侶「これで魔王のケータイに勇者さまの写真が送られました」

    勇者「…汚された」

    格闘家「つかなんでそんなことしなきゃならなかったんだ?」

    勇者「知らなくて良い……あと僧侶ちゃん、その写真消しといて」

    僧侶「はい(永久保存します)」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    僧侶「?」ピッ

    『こっちにも送って』

    僧侶「…」ピピピッ

    『はい』

    131 :

    面白い。
    続けろください。

    132 = 2 :

    勇者「あぁ…もう疲れた」

    格闘家「もうこんな時間だな。寝るか」

    僧侶「そうですね」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    三人「」ピッ

    『お休み』

    三人「……お休み」

    133 = 2 :

    勇者「はぁ、疲れたな。寝よう」

    勇者「……あれ?そういえばボク魔王ちゃんと凄く真剣な話してた気がするんだけど」

    勇者「…まぁいいや」

    勇者「おやすみ……」


    第二部終わり

    135 = 2 :

    おまけ

    ブーブー

    僧侶「…あら?メールが……」

    From.姫さま
    To .そうりょ

    魔王さまがあなたに送って欲しいそうです。
    勇者さまには絶対見つからないようにって言ってました。

    添付写真

    僧侶「……?」ピッ

    僧侶「こ、これは…!」


    オマケ終わり

    136 = 2 :

    途中で見る人居ないしサルっちゃうしもう終わらせようと思った。

    137 :

    「需要無いよね(チラッ)」
    これのウザさ

    138 :

    今追いついた 支援

    139 :

    一応読んでるぞ?

    140 :

    スレ汚しになりたくないからROMってた 面白いよ

    141 :

    ―SSスレにありがちなこと―
    ・書き手の体調が悪くなる、急に用事ができてSSが中断される
    ・SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
    「誰も見てないのかな(ならやめようかな)」→「見てるよ」→「じゃあ書きます」とかいうショートコント
    ・なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
    ・エロを入れたがる奴がいる
    ・聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
    ・ちょっとでも批判されるとすぐ「嫌なら見るな」と即レス脊髄反射
    「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳
    「これは稀に見る良SS」
    「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
    ・途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
    ・書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める。しかもつまらない

    142 :

    「誰も見てないのかな」とか言いたくなる気持ちはわかる
    書く方の立場からするとさるさんが一番怖いんだよな
    支援はもちろん嬉しいし、「つまらん」とかのレスでもありがたい時があったり

    143 = 2 :

    >>141 自分のほぼ当てはまってすみません。
    >>142 その優しさで泣けます。

    あの、もうちょっと続こうと思います。
    でもやっぱスレに自分のIDしか見えないと寂しいので(後サルっちゃうので)
    見てくださってる方が居たらサルよけコメでもくださいお願いします

    144 :

    >>143
    >>143
    >>143

    145 = 137 :

    手間のかかる>>1

    146 = 2 :

    僧侶「この携帯なのですが、確か映像通話というのができるのでしたね。どうすれば使えるのですか?」

    格闘家「ああ、ありゃ向こうの人もその機能付いてないとできないよな」

    僧侶「え、そうなのですか?」

    勇者「最新機種だし、高いからボクたちは誰も持っていないけどね」

    魔法使い「」ピピピピピピピピピピッ

    『ブルジョアの奢侈品』

    僧侶「…あ、あの、私このケータイを持ってるのがどんどん嫌になって来るのですけど」

    147 = 70 :

    >>143
    二度とそんな乞食レスすんなよ
    ただ黙って書け

    148 = 2 :

    魔王城

    >>宅配でーす。

    側近「なんだ、これは……人間界から来たものではないか」

    「あ、それならきっと私のだと思います」

    側近「おっと、そうですか。失礼しました」

    「いいえ、代わりに受けてくださってありがとうございます」

    側近「いえ、いえ……」

    「……どうしたのですか?」

    側近「なんといいますが、姫さまも魔王さまに劣らず相当強いですね」

    「…意味は良くわかりませんが、私は戦うことはできません」

    側近「……」

    149 = 2 :

    魔王「うん?姫さまどうしたの?また側近がセクハラするの?」

    側近「そんなことした覚えはありません!」

    「宅配をもらってくださっただけです」

    魔王「何か注文したの?」

    「はい、最近新しく出たケータイ電話を…」

    魔王「へー」

    魔王「まぁ、私は電話にメールだけできればいいのだけどね」

    側近「所で、開通はどうするのですか」

    「…あ、そういえばそうでしたね」

    魔王「別に魔界の店で開通したら良いよ?」

    側近「姫を外に出させるのですか?」

    魔王「今更問題でもある?」

    側近「……ありませんね」

    150 = 17 :

    >>11,51
    ぼくのスレが立ってた件
    あ?ニートなめんなコラ
    パンはパンでもぼくみたいなパンはな


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