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元スレ恒一「勅使河原×赤沢はありだと思う」
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赤沢「たしか……構えはこんな感じね」
ビュッ ブルン
ビュッ ブルン
ビュッ ブルン
赤沢「当たらない……」
勅使河原「もっと力を抜いて、バットを短く持つんだ」
赤沢「こうかしら」
ビュッ コキン
赤沢「あ…当たった」
>>102言ってやんなよアカザーさんに胸があrうわなにするやめ・・・
勅使河原「いいぞ、そんな感じだもうちょい脇を閉めて」
赤沢「こうかしら?」
ビュッ コチン
赤沢「うまくいかないわね……」
ビュッ カン
勅使河原「結構いいあたりじゃないか」
赤沢「そうね」
ビュッ スカッ
勅使河原「落ち着いて、もっと下半身をうまく使うんだ」
赤沢「こう………かしら」
ビュッ スカッ
勅使河原「スイングはだいぶ良くなってるよ」
赤沢「本当に?」
ビュッ スルッ
赤沢「当たんないと意味ないじゃない!」
ビュッ カン
勅使河原「よーし、ナイスバッティング」
赤沢「今のは良かったわね」
赤沢「ふう、疲れた」
勅使河原「ほい、スポーツドリンク」
赤沢「ありがとう、しかし三球に一球ぐらいしか当たらなかったわね、ノーセンスだわ」
勅使河原「そんなことねえって、後半は結構芯にあたってたしさあ」
赤沢「でも彩があんな打ってるのを見るとねえ」
勅使河原「あれは例外だな、赤沢は初めてにしては上出来だよ」
赤沢「そんなものなの?」
勅使河原「赤沢は運動神経いいしさ、それに最初はボールが来た時点で逃げちゃうもんだよ」
「赤沢は初球からフルスイングだし、やっぱりたくましいっていうか強いよ」
進展すると到底思えない 赤沢さんがテッシ―とか中尾にトキメク姿が想像できない
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二ニニ==- ヽ
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赤沢「それってどういう意味?」
勅使河原「いや単純に赤沢は強くてすごいなーってだけ」
赤沢「よく言われるわ、それ、でもホントはさ……そんなこと無いのにね」
勅使河原「? よく分かんねえよ」
赤沢「…………ま、いっか 疲れたし向こうで休みましょう」
勅使河原「こっちにもなんかあるぞ」
赤沢「ストラックアウトでパーフェクトなら賞品……?」
勅使河原「あれ簡単そうで無茶苦茶難しいからな、商品もだいぶ残ってる」
赤沢(バッティンググローブにボール、グラブにバットもあるわね、それとプロ野球のマスコットのぬいぐるみかしら
あ、あのタツノオトシゴみたいな奴可愛いわね)
勅使河原「ん?もしかしてあのぬいぐるみ欲しいのか?あのチームのファンなのか?」
赤沢「別にファンじゃないけど……あのマスコットは好き」
勅使河原「そうか、じゃあおれがとってきてやるよ」
綾野「おー、てっしーストラックアウトに挑戦か」
勅使河原「俺のコントロールを見せてやる」
勅使河原「十二球で的は九枚……外せるのは三回までか……厳しいな」
「えい」ポイッ ガアン
風見「いきなり外しか……」
綾野「まだまだ大丈夫、てっしーがんば」
・・・・・・
勅使河原「よしあと一枚か……だが残された球もあと一球」
「仕留める!」ビュッ
ガァン
綾野「あちゃー、惜しかったね」
勅使河原「ちくしょう……」
店員「惜しかったね、ビンゴ四つだから賞品はぬいぐるみだよ」
勅使河原「え……ほんと?」
店員「ほら、好きな球団のを持って行きな」
勅使河原「まじか!ありがとうばあちゃん!」
勅使河原「ほら、とってきたぞ」
赤沢「あら、ありがとう」
勅使河原「もっとこうさ……感激みたいなのはないのかよ、俺結構頑張ったんだぞ」
赤沢「感謝はしてるわよ?」
勅使河原「なんか感謝が薄すぎねえ?」
赤沢「そこはほら……私そういうキャラじゃないし」
勅使河原「やっぱり分かんねえな……」
・・・・・・
夜見山駅
赤沢「まあ今日は楽しかったわ、じゃあね」
勅使河原「結構遅くなっちまったな、家まで送っていこうか?」
赤沢「彩といっしょに帰るから、いらないわ。」
勅使河原「そうか……、気をつけて帰れよ。」
綾野「ばいばーいお二人さーん」
綾野(さて、と)
(ここからが私の仕事ね)
綾野「泉美っち、今日は楽しかったね」
赤沢(泉美っち……?)「まあ、そうね、妙なメンバーだったけどね」
綾野「いや、まあさ、私がイズーミンを誘ったのも実はてっしーと泉美の仲がよくないように見えたからさ」
「あたし、クラス全員が仲良く楽しくが理想だから、あくまで理想だけどね」
赤沢「もしかして由美、私が勅使河原のこと嫌いだと思ってるの?」
綾野「だっていつもてっしーに厳しいじゃん」
赤沢「別に、今のクラスの皆は好きだしアイツも例外じゃないわ。あ、恋愛の好きとは違うわよ」
「嫌いだったらいっしょに遊ばないし、無視してやるに決まってるじゃない」
「アイツが悪いやつじゃないのは私も分かってるし、ただうっとおしいからああいう対応になるわけ」
綾野「うっとおしい、か。でも今日のてっしーかっこ良くなかった?」
赤沢「どこがよ?」
綾野「昼食おごってくれたし、ぬいぐるみもとってたじゃん。」
赤沢「まあそうね」
綾野「それに泉美にてっしーがバッティング教えてる時、けっこういい感じに見えたよ」
「恋人同士みたいでさあ」
赤沢「恋人って……」
綾野「まあ、私の主観だけどね」
赤沢「そうね……でもアイツは色々と惜しいのよ、色々とね」
綾野「惜しい……か、」
赤沢「じゃ、また明日」
綾野「ばいばい泉美」
赤沢「ええ、また明日」
綾野(惜しい……か、てっしー……がんば)
翌日、放課後の見崎家
榊原「どうだったの、昨日は」
風見「まあ、駄目ではなかったよ」
綾野「良くもなかったけどね」
見崎「収穫は?」
風見「勅使河原は嫌われてるわけじゃなさそうだったことだね」
望月「他にはないの?」
綾野「残念ながら」
勅使河原「俺なんかミスったかな……」
綾野「とくに大きなポカはなかったよ、ただ一回で大きくことを進展させるのは難しいってだけ、根気よく行かなくちゃ」
風見「僕達はいくらでも協力するよ」
望月「いつか実るはず」
榊原「勅使河原はいいやつだしさ」
見崎(やはり勅使河原を使って榊原くんから引き剥がすのは難しいわね……
そもそものスペックが違いすぎるから)
勅使河原「お前ら……俺、お前らと友達でよかったよ、本当にさあ……」
同時刻、赤沢家
赤沢「勅使河原、ねえ」
(確かに今日アイツを見ていても、いいやつだってのは十分伝わる)
(容姿も悪くないし、性格も悪くない、センスは悪いけどそのへんは後でどうとでもなるし)
(でも……やっぱり惜しい……致命的に何かが足りない)
(昨日、勅使河原が私のことが好きだってことに気づいた)
(勅使河原の目的は彩じゃなくて私で、彩は手助けだったのね)
(それなら、辻褄は合う)
(帰り際に由美が勅使河原の話を振ったのも、頼まれていたから)
(由美が勝手に気をきかせたのかもしれないけどね)
(ふう……勅使河原、そうね……)
>>141
最初の勘違いの段階では安定のアカザーさんとか思ってしまった
最初の勘違いの段階では安定のアカザーさんとか思ってしまった
一ヶ月後
綾野「イズミン、また週末遊びに行かない?一年に一度のプロ野球ナイターがあるしさ、いっしょに行こうよ」
赤沢「いえ……今週末は忙しいのよ……」
綾野「そっかーじゃあしょうがない、また今度ね」
赤沢「ええ、」
綾野「じゃ、ばいばい泉美」
赤沢「行った……わね」
「さて、と」
杉浦「何なの、相談って」
赤沢「勅使河原のこと何だけど……」
杉浦「あいつがなんかしたの?」
赤沢「ひと月前、私と風見と勅使河原それに彩の四人で遊びに行ったのよ」
「そこで、勅使河原が私のことを好きだって気づいたの」
「彩も風見も、望月くんも勅使河原のことフォローして、一生懸命なのよ」
杉浦「ふうん、それで?」
赤沢「しばらく一緒にいると、勅使河原がいいやつだってことに気づいて」
「勅使河原に好意を持たれてるっていうことを嬉しく思ったわ」
杉浦「…………」
赤沢「でも、私は恒一くんのことが好き」
「恒一くんのことが好きなの」
「ぼんやりした感情だったけど、ひと月前からはっきり分かった」
「でも、恒一くんは見崎さんのことが好き、見崎さんも恒一くんのことが好き」
「恒一くんが鈍感だから進展してないけど、どっちかが告白したらすぐに付き合うことになる」
「だから正直、今から見崎さんに勝つのは自分でも厳しいと思う」
「それに、恒一くんも勅使河原のことを応援してる、これは最近知ったことだけどね」
「多佳子……私どうすればいいのかしら」
赤沢さんはいつだって無能だろ?
これは杉浦さんが裏でいろいろt
おっと誰か来たようだ
これは杉浦さんが裏でいろいろt
おっと誰か来たようだ
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