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元スレ魔王「夢と現実、お前の選択はどっちだ」
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勇者「散歩に行くつもりが、昼まで寝過ごしたな」
魔王「…ごめ」
勇者「…」ジー
魔王「……気持よかったから」
勇者「まぁ、俺も一緒にねたから別に良いんだけどね…(トン)うん、なに?頭寄せてきてまだ眠い?」
魔王「ううん」
魔王「ただ貴方様にもっと寄っていたいだけ」
勇者「……そうか」
魔王「うん…嫌?」
勇者「なわけあるか」だきっ
魔王「!!」
勇者「夢じゃこういうのは出来なかったからな」膝の上に座らせる
魔王「は、恥ずかしいよ…」
勇者「いいじゃん、別に見られてるわけじゃないんだから」
魔王「……」/////
魔王「…ごめ」
勇者「…」ジー
魔王「……気持よかったから」
勇者「まぁ、俺も一緒にねたから別に良いんだけどね…(トン)うん、なに?頭寄せてきてまだ眠い?」
魔王「ううん」
魔王「ただ貴方様にもっと寄っていたいだけ」
勇者「……そうか」
魔王「うん…嫌?」
勇者「なわけあるか」だきっ
魔王「!!」
勇者「夢じゃこういうのは出来なかったからな」膝の上に座らせる
魔王「は、恥ずかしいよ…」
勇者「いいじゃん、別に見られてるわけじゃないんだから」
魔王「……」/////
魔王「ちゅ、昼食の準備しないと」
勇者「と、それもそうだな」
魔王「あ」
勇者「何」
魔王「……パンしかない」
勇者「そっか……」
勇者「じゃあ、パンだけで適当に食べて、後は夕食の材料買いに出かけるか」
魔王「…うん」
勇者「と、それもそうだな」
魔王「あ」
勇者「何」
魔王「……パンしかない」
勇者「そっか……」
勇者「じゃあ、パンだけで適当に食べて、後は夕食の材料買いに出かけるか」
魔王「…うん」
雑貨屋
勇者「おっさん、なんか食材いいの入ってる?」
雑貨屋「おお、勇者さまとお嫁さんじゃねーか。朝見かけなくて心配したよ」
勇者「まぁ、ちょっとね」
魔王「……」///////
雑貨屋「ははっ、いやー、朝から盛んでますな」
勇者「そういうんじゃないから」
勇者「おっさん、なんか食材いいの入ってる?」
雑貨屋「おお、勇者さまとお嫁さんじゃねーか。朝見かけなくて心配したよ」
勇者「まぁ、ちょっとね」
魔王「……」///////
雑貨屋「ははっ、いやー、朝から盛んでますな」
勇者「そういうんじゃないから」
雑貨屋「それはそうと、そうだな。今日は色々入ってきてるからな。見てみなよ」
魔王「……このキャベツは?」
雑貨屋「おお、それか。やっぱ花嫁さんは目が良いな」
雑貨屋「そりゃ今度魔族の地から入ってきたキャベツだよ」
勇者「え、あっちって今開墾やってんの?」
雑貨屋「らしいな。こんな上品の野菜も入ってくるしな」
雑貨屋「しっかし、まさか魔族が滅ぶとは思わんかったな」
雑貨屋「ウチら人間にとっては良い話だけど…」
雑貨屋「なんかさ、未来俺たちもそうなるかもって思って来てな」
魔王「………」
魔王「……このキャベツは?」
雑貨屋「おお、それか。やっぱ花嫁さんは目が良いな」
雑貨屋「そりゃ今度魔族の地から入ってきたキャベツだよ」
勇者「え、あっちって今開墾やってんの?」
雑貨屋「らしいな。こんな上品の野菜も入ってくるしな」
雑貨屋「しっかし、まさか魔族が滅ぶとは思わんかったな」
雑貨屋「ウチら人間にとっては良い話だけど…」
雑貨屋「なんかさ、未来俺たちもそうなるかもって思って来てな」
魔王「………」
勇者「んなことにはさせないさ」
勇者「せっかくの平和なんだ」
勇者「人間同士の戦いなんて馬鹿馬鹿しいもので壊されてたまるかってんだ」
勇者「俺の目が黒いうちにはそんなことさせないよ」
雑貨屋「はははっ、流石だな」
雑貨屋「そういう健気な勇者夫婦にはキャベツを半額にしてやる!」
勇者「えー、そこはタダって言えよ」
雑貨屋「や勘弁してって」
魔王「……へへ」
勇者「せっかくの平和なんだ」
勇者「人間同士の戦いなんて馬鹿馬鹿しいもので壊されてたまるかってんだ」
勇者「俺の目が黒いうちにはそんなことさせないよ」
雑貨屋「はははっ、流石だな」
雑貨屋「そういう健気な勇者夫婦にはキャベツを半額にしてやる!」
勇者「えー、そこはタダって言えよ」
雑貨屋「や勘弁してって」
魔王「……へへ」
勇者「んじゃあ、買い物はこんぐらいで良いか」
魔王「……うん」
街の子A「あ、勇者のおじさんだ」
子B「ほんとだ、お嫁さんと一緒だ」
勇者「誰がおじさんだこらー!」
子C「ねえ、お姉ちゃん遊んで」
魔王「え?あ、あの……」
子D「パンツ何色?」バッ
魔王「きゃ、きゃーっ!隠す
子D「お、黒だ。大人だ」
魔王「い、言わないで」
魔王「……うん」
街の子A「あ、勇者のおじさんだ」
子B「ほんとだ、お嫁さんと一緒だ」
勇者「誰がおじさんだこらー!」
子C「ねえ、お姉ちゃん遊んで」
魔王「え?あ、あの……」
子D「パンツ何色?」バッ
魔王「きゃ、きゃーっ!隠す
子D「お、黒だ。大人だ」
魔王「い、言わないで」
勇者「てめぇら、こっちこーい!!」
子A「わー、おじさん怒った、逃げろーー!」
子D「にげろーー」
勇者「むぁあてええええ」
魔王「あ、貴方様、待って!」
スベッ
魔王「あ」
魔王「きゃうっ!」
勇者「!大丈夫か!」
魔王「うぅ…」
魔王「あ、買った食材が…」
勇者「大丈夫か。怪我は」
魔王「……」
魔王「…うぅ…」ジワッ
魔王「ふええ……ごめんなさい」
勇者「ど、どうしたんだ、痛いのか?」
子A「えー、おじさんがお嫁さん泣かした」
子B「泣かしたー」
勇者「ちょっと見せてみろ」
魔王「ふぅぅ……うぅぅぅ…」
魔王「あ、買った食材が…」
勇者「大丈夫か。怪我は」
魔王「……」
魔王「…うぅ…」ジワッ
魔王「ふええ……ごめんなさい」
勇者「ど、どうしたんだ、痛いのか?」
子A「えー、おじさんがお嫁さん泣かした」
子B「泣かしたー」
勇者「ちょっと見せてみろ」
魔王「ふぅぅ……うぅぅぅ…」
勇者「血は出ない。掠っただけだ」
勇者「まだ痛いか」
魔王「…痛くはない」
魔王「でも……」
勇者「…」
魔王「私…やっぱり貴方様に迷惑ばかりで…」
勇者「……」
勇者「…ほら」
魔王「…え?」
勇者「おんぶしてやるから、ほら」
魔王「え、なんで…」
勇者「いいからさっさと来い」
魔王「あ、うん……」
勇者「まだ痛いか」
魔王「…痛くはない」
魔王「でも……」
勇者「…」
魔王「私…やっぱり貴方様に迷惑ばかりで…」
勇者「……」
勇者「…ほら」
魔王「…え?」
勇者「おんぶしてやるから、ほら」
魔王「え、なんで…」
勇者「いいからさっさと来い」
魔王「あ、うん……」
勇者「……」
魔王「…あの、重くない?」
勇者「重くない。ってかお前もっと体重つけろ。軽すぎ」
魔王「……」
勇者「誰が見ると俺が嫁に飯もちゃんと食わせないで苦労ばかりしてるみたいじゃないか」
魔王「…が、頑張って食べろ」
勇者「うん、良し。今日魔王のご飯は大盛りだな」
魔王「え!?む、無理だよぉ」
魔王「…あの、重くない?」
勇者「重くない。ってかお前もっと体重つけろ。軽すぎ」
魔王「……」
勇者「誰が見ると俺が嫁に飯もちゃんと食わせないで苦労ばかりしてるみたいじゃないか」
魔王「…が、頑張って食べろ」
勇者「うん、良し。今日魔王のご飯は大盛りだな」
魔王「え!?む、無理だよぉ」
勇者「よし、じゃあ、俺は買ってきたの片付けるから、お前はまず洗ってきな」
魔王「うん…」
勇者「……うん?なんだこの瓶」
『この前入ってきたドラゴンのアレで作った媚薬だ。俺より勇者さんちで使い所ありそうだから入れとくわ』
勇者「あのエロオヤジ……」
勇者「こんなん使うかっての…」
魔王「何か使えないの?」
勇者「え?ああ、なんでもない、なんでもない」
魔王「…?貴方様、なんか隠してる?」
勇者「隠す?ないよ。全然そんなのないよ。それよりほら、早く夕飯の準備しないと」
魔王「……うん」
魔王「うん…」
勇者「……うん?なんだこの瓶」
『この前入ってきたドラゴンのアレで作った媚薬だ。俺より勇者さんちで使い所ありそうだから入れとくわ』
勇者「あのエロオヤジ……」
勇者「こんなん使うかっての…」
魔王「何か使えないの?」
勇者「え?ああ、なんでもない、なんでもない」
魔王「…?貴方様、なんか隠してる?」
勇者「隠す?ないよ。全然そんなのないよ。それよりほら、早く夕飯の準備しないと」
魔王「……うん」
勇者「はい、いただきます」
魔王「……いただきます」
勇者「?どうしたの?」
魔王「……貴方様って、料理うまくなったなぁって」
勇者「」ギクッ
魔王「私は、最初の時から全然変わらないのに…」
勇者「まぁ……アレだ」
勇者「その…お前は、俺よりジャガイモとか綺麗に剥けるから」
魔王「…半分しか残らないのに」
勇者「それが良いんだよ!」
勇者「俺が向いたら所々皮が残っちゃって食べる時に苦味するんだよ」
勇者「それに、ジャガイモは芯の方がもっと美味しいんだから」
魔王「…ジャガイモに芯とかあるの?」
勇者「あ、あるさ!」
魔王「……いただきます」
勇者「?どうしたの?」
魔王「……貴方様って、料理うまくなったなぁって」
勇者「」ギクッ
魔王「私は、最初の時から全然変わらないのに…」
勇者「まぁ……アレだ」
勇者「その…お前は、俺よりジャガイモとか綺麗に剥けるから」
魔王「…半分しか残らないのに」
勇者「それが良いんだよ!」
勇者「俺が向いたら所々皮が残っちゃって食べる時に苦味するんだよ」
勇者「それに、ジャガイモは芯の方がもっと美味しいんだから」
魔王「…ジャガイモに芯とかあるの?」
勇者「あ、あるさ!」
勇者「ご馳走様でした!」
魔王「…ご馳走様」
勇者「さて…」
魔王「ま、待って」
勇者「?」
魔王「あ、あの…今回は私一人でやってみる」
勇者「……」
魔王「だ、大丈夫だから。貴方様は部屋で休んでて」
勇者「…そうだな」
勇者「じゃあ、そうしてもらおうか」
魔王「…うん、私、今日は三枚までに抑えてみる」
勇者「う、うん、その意気だな」
魔王「…ご馳走様」
勇者「さて…」
魔王「ま、待って」
勇者「?」
魔王「あ、あの…今回は私一人でやってみる」
勇者「……」
魔王「だ、大丈夫だから。貴方様は部屋で休んでて」
勇者「…そうだな」
勇者「じゃあ、そうしてもらおうか」
魔王「…うん、私、今日は三枚までに抑えてみる」
勇者「う、うん、その意気だな」
勇者「はぁ……」
勇者「……」スッ
勇者「ったく」
勇者「こんなん使えるか」
勇者「つか、まだ一度もやってないっての」
勇者「まだ体も弱いのに、無理にやらせて何が起こるか知ったこっちゃないし」
勇者「……はぁ…」
ガシャーン
勇者「まず一個目…」
勇者「……」スッ
勇者「ったく」
勇者「こんなん使えるか」
勇者「つか、まだ一度もやってないっての」
勇者「まだ体も弱いのに、無理にやらせて何が起こるか知ったこっちゃないし」
勇者「……はぁ…」
ガシャーン
勇者「まず一個目…」
勇者「はぁ……取り敢えず、どっかにしまっとこうか」
魔王「…貴方様」
勇者「!!」
勇者「ど、どうしたの?」
魔王「…お湯、沸かしといた。先に入って」
勇者「そ、そうか。じゃあ、先に入らせてもらおうかな」
魔王「……」
魔王「…貴方様、今ここになんか隠したね」
魔王「……これ…って…」
魔王「…貴方様」
勇者「!!」
勇者「ど、どうしたの?」
魔王「…お湯、沸かしといた。先に入って」
勇者「そ、そうか。じゃあ、先に入らせてもらおうかな」
魔王「……」
魔王「…貴方様、今ここになんか隠したね」
魔王「……これ…って…」
勇者「ふぅ……魔王、お風呂空いたぞ」
魔王「!…うん…背中流そうと思ったのに」
勇者「良いよ。また今度で」
魔王「…うん、じゃあ私も入ってくる」
勇者「ああ」
魔王「……」
勇者「さて、寝る準備するか」
魔王「!…うん…背中流そうと思ったのに」
勇者「良いよ。また今度で」
魔王「…うん、じゃあ私も入ってくる」
勇者「ああ」
魔王「……」
勇者「さて、寝る準備するか」
魔王「……ふぅ。温かい」
勇者「風呂終わったか」
魔王「うん…あ、あのコレ…飲んで」
勇者「うん?なんだコレ」
魔王「ハーブティー…村長さんの奥さんに寝る前に飲むと良いってもらってた」
勇者「お、いつそんなものを…ありがとう」
勇者「……ん?」
魔王「!…ど、どうしたの?」
勇者「いや、ちょっとな…変な味だなぁって」
魔王「ちょ、ちょっと、入れすぎたかも知れない…ごめんなさい」
勇者「あやまんなくても良いって」ガブッ
魔王「……」
勇者「風呂終わったか」
魔王「うん…あ、あのコレ…飲んで」
勇者「うん?なんだコレ」
魔王「ハーブティー…村長さんの奥さんに寝る前に飲むと良いってもらってた」
勇者「お、いつそんなものを…ありがとう」
勇者「……ん?」
魔王「!…ど、どうしたの?」
勇者「いや、ちょっとな…変な味だなぁって」
魔王「ちょ、ちょっと、入れすぎたかも知れない…ごめんなさい」
勇者「あやまんなくても良いって」ガブッ
魔王「……」
勇者「じゃあ、お休み」
魔王「…お休みなさい」
勇者(…アレ?)
勇者(眠れない)
勇者(というか、昼時よりなんか……え?)
ハァ……ハァ……
勇者「……魔王」
魔王「……はぁ……はぁ…」
魔王「…お休みなさい」
勇者(…アレ?)
勇者(眠れない)
勇者(というか、昼時よりなんか……え?)
ハァ……ハァ……
勇者「……魔王」
魔王「……はぁ……はぁ…」
勇者「お、おい、魔王、まさか…」
魔王「…あなた、様……」ヌギッ
勇者「ちょ、ちょっと待て、魔王」
魔王「……どうして?」
魔王「…私じゃやっぱり駄目?」
魔王「こんな貧相な体なんて、抱きたくない?」
勇者「そんなんじゃ…ないっ」
勇者「お前、もしかしたあの媚薬をお茶に…」
魔王「……うん」
勇者(マジかよ)
魔王「…あなた、様……」ヌギッ
勇者「ちょ、ちょっと待て、魔王」
魔王「……どうして?」
魔王「…私じゃやっぱり駄目?」
魔王「こんな貧相な体なんて、抱きたくない?」
勇者「そんなんじゃ…ないっ」
勇者「お前、もしかしたあの媚薬をお茶に…」
魔王「……うん」
勇者(マジかよ)
魔王「ね……貴方様」
勇者「ま、待て、魔王」
魔王「……駄目」
魔王「もう待てない」
魔王「私だって、夢の時みたいに、貴方様の赤ちゃん、欲しい」
勇者「魔王……」
魔王「だから……お願い、抱いて」
勇者「ま、待て、魔王」
魔王「……駄目」
魔王「もう待てない」
魔王「私だって、夢の時みたいに、貴方様の赤ちゃん、欲しい」
勇者「魔王……」
魔王「だから……お願い、抱いて」
魔王「貴方様には会った時から迷惑ばかりかけた」
魔王「私の勝手な思いで幻覚見させて」
魔王「夢の中で私に永遠に付き合わせようとして」
魔王「なのにそんな私を許してくれたばかりか」
魔王「こうして現実の私を娶ってくれた」
魔王「貴方様が素敵な人で、私、こんなに沢山幸せになれた」
魔王「だから、貴方様にも私から何かしてあげたい」
魔王「だから、お願い…貴方様の子…身篭らせて」
魔王「私の勝手な思いで幻覚見させて」
魔王「夢の中で私に永遠に付き合わせようとして」
魔王「なのにそんな私を許してくれたばかりか」
魔王「こうして現実の私を娶ってくれた」
魔王「貴方様が素敵な人で、私、こんなに沢山幸せになれた」
魔王「だから、貴方様にも私から何かしてあげたい」
魔王「だから、お願い…貴方様の子…身篭らせて」
勇者「…俺だって、お前が嫌いで抱かなかったわけじゃない」
勇者「むしろ出来るものなら今まで何度もお前のことを愛したかった」
勇者「でも、今のお前の体じゃ、子供を産むなんて到底ムリだ」
勇者「産む途中で死ぬかもしれないんだぞ」
魔王「………」
魔王「私…頑張るから」
勇者「……」
魔王「もう嫌なの」
魔王「弱くて、何も出来なくて、大切な人に何の力にもなれないなんてもう嫌なの」
勇者「…あ」
勇者「むしろ出来るものなら今まで何度もお前のことを愛したかった」
勇者「でも、今のお前の体じゃ、子供を産むなんて到底ムリだ」
勇者「産む途中で死ぬかもしれないんだぞ」
魔王「………」
魔王「私…頑張るから」
勇者「……」
魔王「もう嫌なの」
魔王「弱くて、何も出来なくて、大切な人に何の力にもなれないなんてもう嫌なの」
勇者「…あ」
勇者「…そうか」
勇者「お前だって、できるものなら守りたかったんだよな」
勇者「家族のように親しかった魔族たちを……あんな風に失いたくなかっただろうな」
魔王「……」
魔王「……貴方様…お願い」
魔王「一度だけ、今回だけで良いから」
魔王「私の我侭……聞いて」
勇者「お前だって、できるものなら守りたかったんだよな」
勇者「家族のように親しかった魔族たちを……あんな風に失いたくなかっただろうな」
魔王「……」
魔王「……貴方様…お願い」
魔王「一度だけ、今回だけで良いから」
魔王「私の我侭……聞いて」
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