元スレ男「女の子に触れると電撃が走る体質なんだ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
ビリビリ
2 :
男「だからさ…こうやって男子校を選んだはずなんだ」
友「はぁ……それは凄い学校の志望動機だな」
男「そうだ。男子校を選べば、女性との関わりがとにかく減る!」
友「男との関わりが増えて、変なもんに目覚めるなよ?」
男「大丈夫だ…多分成人になれば治るだろ」
友「その自身はどこから出てきてるんだ」
3 = 2 :
男「おう。小さい子供にはビリビリ程度だが、中学生辺りから凄い。60ぐらいのババァは全然ノーダメだが」
友「触れると痛いのか?」
男「触れるのも触れられるのも両方だ。つまり、接触自体がダメみたいだ」
友「よくそんなんで女嫌いになってないな」
男「高嶺の花って感じかな?」
4 = 2 :
男「高嶺の花って感じかな?」
友「なるほどね。そんな特異体質で健全な心持ちを持ててよかったじゃないか」
男「あぁ!」
~~翌日~~
男「おい! 鈴木! 合併ってなんだよ!?」
友「あぁ、うちの高校…女子高と合併みたいだな」
5 = 2 :
男「ぬああああああ! いみわかんねぇよ! 俺に死ねというのか!?」
友「落ち着けって」
男「と…とりあえず反対デモに参加してくる」
友「残念だが、反対しても上位勢力に消されるだけだぞ?」
男「なんでだよ!?」
友「そりゃ、考えてみろ…」
6 = 2 :
男「え?」
友「男子校で女っ気の無い校舎に……お嬢様達と共に勉強出来る日が来るんだぜ?」
男「貴様ぁぁぁぁ!! 不純だぁぁ!!」
友「普通だ! つまり反対デモ等した瞬間てめぇとは敵同士になる」
男「どうすりゃいいんだ…学校やめなきゃいけないのか…もう新学期はもうすぐだぞ?」
友「まぁ、最後の男子高生活を楽しめばいいんじゃないか?」
7 :
巧妙な男の娘スレ
9 = 2 :
男「……と、とりあえず…女の子との接触を回避する方法を考えればいいんだな」
友「そうだな。俺もできるだけ協力してやるよ」
男「ありがとう! 我が友よ!」
~そしてやってきた新学期~
10 :
友に触ったら電撃が走ってこいつ女だったのか、って展開じゃないのかよ
11 = 2 :
男「……さて……女ばっかじゃねぇか!!」
友「おぉ…いい眺めじゃねぇか。さてクラス分けだな。あの掲示板に貼り出されているらしい」
男「ああああ…鈴木…見てきてくれ」
友「なんで鈴木なんだよ。俺鈴木じゃねぇし…まぁ女の群れも多いし…ちょっくら見てきてやるよ」
……そして
12 = 2 :
男「スズキぃ!! 同じクラスだなぁ!! やったなぁ!」
友「そんなに喜ぶな…おい…勘違いされる」
男「休憩時間は一緒に連れションな!!」
友「待て、やめろ大声やめろ! 向こうの女子に勘違いされる…」
……教室
13 :
ほう
14 = 2 :
男「…みんなよそよそしいな」
友「。まぁな。男子は男子でグループが出来上がっていた。そこに突然女の群れだ」
男「……でもこれは安心だな」
友「というと?」
男「男と女が打ち解けていないからイコール接触が減るということだ」
友「まぁそういうことだね。てか開始早々打ち解ける訳ないしな」
15 = 2 :
男「さて……俺の席は」
男「女子に…囲まれてる…オワタ」
……
16 = 2 :
……
先生「さて、委員会を決めようと思う。立候補式を採用すればいいんだろ?」
男「…(これが四面楚歌ってやつか…逃げ場があらへん)」
関西女「…なぁなぁ」チョンチョン
男「!!!!!!!!?????????」ガタン
バッタン
男「……」ビクビクビク
17 = 2 :
西女「!!? 大丈夫?? 怪我あらへん!?」
男「…!! び…びっくりしただろ!! …いきなり」
先生「もちつけ」
男「…ハァハァ。突然呼ぶのは…やめてほしいぜ」
関西女「えーっと…普通に呼んだきがするんやけどね…」
18 :
ぼくのムスコも漏電しそうです><
19 = 2 :
男「あ…で、何?」
関西女「いや…委員会なにするんかなと思って」
男「どうして俺に…聞く(ようやく動機が治まってきた)」
関西女「んなん誰でもええやんか、位置的に話しかけやすかったし」
男「そうか……そうだな」
関西女「で、何にするん?」
20 :
ほう
21 = 2 :
男「そんなの……図書委員に決まってる」
関西女「なんでなん?」
男「楽そうだから(男女の肉体的接触がすくなそうだからな)」
関西女「ええ考えやな。うちもそうしようかな」
男「ダメだ!」
関西女「つれへんなぁ~」
男「おすすめはあれだ、クラス委員長」
22 = 2 :
関西女「そんなんウチ向いてへんわ! やっぱ図書委員やな」
男「がんばれいいアイデアだ! 保健委員ながら応援するぞ」
関西女「保健委員言ってへんかったやん!」
23 :
嫌いじゃない
24 = 2 :
男「あとさ、後ろから呼ぶとき」
関西女「なんや?」
男「ボールペンノックでお願いします」
関西女「…なんで?」
男「お願いします」
関西女「…わ、わかったわ」
25 = 1 :
…そして
先生「じゃあ図書委員は、関西女と男で決まり、で…次は体育委員…」
男「……(どうして後ろの女と同じ委員なんだよぉぉ)」
男「…(どう考えても接点をもっちゃいけないだろうJK)」
男「……(しょうがない。出来るだけ存在力を消して…関わられないキャラになる
か)」
26 = 1 :
友「図書委員か、無難だな。俺は生活委員を選んだよ」
男「よかったな。俺は今を生きるのがたいへんだ」
友「そうなのか? でも随分と楽しそうに後ろの女子としゃべっていたな」
男「うるせぇ…喋りたくなかった…でも…なぜか…会話が続いた」
友「いや、お前からも会話のボール投げてただろ」
男「え?」
27 = 1 :
友「…いや、いいんだ。とにかく…接触を減らせばいいだけだろ?」
男「そうだ。会話ではビリビリしないからな」
友「だったら、出来るだけ不自然に女子から離れるな」
男「それをしたらビリビリなっちゃうじゃん」
友「違う。完全にコミュニケーションを取るなということじゃない」
男「…疎遠以上友達以下…ってことか?」
28 = 1 :
友「そうだ! それがお前にとって一番大事なキーワードだ」
男「ほう」
友「まぁ簡単に説明したら、グループとか組む時とか普通に女子とも会話できる
が、休日一緒に集まったり、放課後一緒に帰らないレベル」
男「なるほど、そいつはいい考えだ。それを守るよ」
29 :
自分に電撃が走るのかよ……俺の期待を返せ
30 = 1 :
……そして
男「さーってと……帰ろ」ドンッ
先輩「きゃっ…」
男「ふぬうああああああ」ビリビリ
先輩「…あいたた…大丈夫かな…?君…ん?」
男「…」チーン
先輩「頭うったの…ねぇ? 大丈夫」ゆさゆさ
男「」ビリビリ
31 = 1 :
保健室
男「はっ!」
先輩「大丈夫…かしら?」
男「ひっ…その、あれ…ここは?」
先輩「保健室…ごめんなさい…ぶつかって…どこか頭うったのかしら?気を失ってて」
男「だ…大丈夫・・・(ぐっ。まだ胸が痛い)」
先輩「大丈夫…熱は…」ピトッ
32 = 1 :
男「っだだだだだだdあ…だいじょおおおおおぶぅぅぅぅ」
先輩「大丈夫じゃなさそうなんだけど!!」
男「…ははっ。すみませんね。あの…その、笑わないで聞いてくださいね」
先輩「はい」
男「女の人に触れられると凄い電流が走るんです」
先輩「へぇ…ってええっ!!?」
33 = 1 :
男「申し訳ないです。嘘じゃないんですよ。なので…触れられると…ダメージが」
先輩「ご…ごめんなさい…わからなくて…」
男「いえ、大丈夫です。なので…触れてくれなければそれで…」
先輩「はい…でも何をお詫びすれば」
男「大丈夫ですよ…このこと秘密にしていただければ…それで」
先輩「ふふっ…男の人と初めて秘密って持った気がする…」
34 = 1 :
男「んなっ」
先輩「…でも、本当にごめんなさい。私でよければ何でも協力するからねっ」
男「協力って…」
先輩「うーんボディーガードとかかな?」
男「触れちゃダメなのに?」
先輩「あはは…そうだね」
35 = 1 :
……そして数日後
男「図書委員」
関西女「あぁ~そうやったな」
男「はい、図書室で会議みたいです」
関西女「せやな~ウチ漫画ばっかり読むから実は本ってよ~わからへんねん」
男「本は読めたほうがもてるぞ」
関西女「そうなん? 男もそうなん?」
男「いや、俺はそうでもない」
関西女「だったらそのままでええわ」
36 = 1 :
男「いや、読め。嫌われろ」
関西女「漫画ばっか読みまくって、魅力的な女になったる」
男「そんなことはいいから、さっさと図書室に行くぞ」
関西女「ふぁ~しゃあないなぁ」
37 = 1 :
…
関西女「あんさ、」
男「なんでしょう?」
関西女「なんでそんな距離置くん?」
38 = 1 :
男「えっ? こんなもんだろ?」
関西女「いや、えっ、そういうもんなん?」
男「そうだよ」
関西女「えぇ…」
39 = 1 :
会議中
委員長「さて、これを順番にまわしてください」
男(…やべぇ、前方が女だ。上手く触れないようにプリントを受け取らないと」
モブ女「はい、」
男「あぁ、どうも」
モブ女「あ…あの、なんでそんなに距離を…?」
男「? あぁ、ははっ、遠近法だよw」
40 = 1 :
モブ女「??(変な人だ…絡まないほうがいいかも)」
男「…ふぅ…」
関西女「……(なんでうちにも距離置くんやろう)」
41 = 23 :
いいテンポだ支援
42 = 1 :
……そして
男「さて…帰ろ…」
関西女「かーえろっ!」ポンポン
男「づぅぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁ!!」ビリビリ
関西女「えっ、逃げられた…」
関西女「うち…嫌われてる? なんか…したんかな…」
……
43 = 1 :
……
男「ぐぉ…死ぬかと思った…背後から奇襲すんなと…あれほど…」
先輩「どうしたんですか? 男クン」
男「…いえ、そのぶつかったみたいで…凄く…心臓に痛みが」
先輩「あらら……痛い痛い飛んでいけする?」
44 :
男の娘がヒロインのお話かと思ったのに
45 = 1 :
男「お断りします!」
先輩「冗談よ。どう、危なそうだったら一緒に帰る?」
男「いえ、今日はちょっと寄るところあるんで、すみません…」
先輩「そうね。でも、危なかったらお姉さんにいいなさいよ?」
男「ははっ、それじゃあ帰ります」
先輩「じゃあね」
46 = 1 :
………
関西女「はぁ……なんか気分悪いわ…」
DQN「おっ、きみかわうぃーねーwwww」
関西女「な…なんや突然:
DQN「関西弁やで、こいつww」
DQN2「なんでやねんやってーなwwww」
関西女「……すみません、他をあたって」
47 = 1 :
DQN「wwww すげぇwwww標準語にしたでwwww」
関西女(酒くさっ…昼間から酒とかええ身分やな)
DQN「なぁなぁ今から一緒に飲みに行こうよwww」
関西女「うち未成年。すみません」
DQN「じゃあいきなりゴールまでいっちゃう?」
関西女「ふざけんといて! 警察呼ぶで!?」
48 = 1 :
DQN「うるせぇぞ」バンッ
関西女「…なにするんよ…」
DQN「wwww 泣いとるでww」
男「……あれは?」
……
49 :
シエスタ
50 = 1 :
DQN「なぁええやろw おごるからw 高校生は金が無いんやから若さで金作らん
とw」
関西女「ふざけんといて…もう警察呼ぶ」ピッピッ
DQN「あほぬかせっ」
男「オイ……」
DQN「なんやてめぇ? ああw あれかヒーロー気取りのあれやww」
みんなの評価 : ★★
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