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    元スレ男「女の子に触れると電撃が走る体質なんだ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - + - 死と生の境界線 + - + - 男...頑張れよ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ビリビリ

    2 :

    「だからさ…こうやって男子校を選んだはずなんだ」
    「はぁ……それは凄い学校の志望動機だな」

    「そうだ。男子校を選べば、女性との関わりがとにかく減る!」
    「男との関わりが増えて、変なもんに目覚めるなよ?」

    「大丈夫だ…多分成人になれば治るだろ」
    「その自身はどこから出てきてるんだ」

    3 = 2 :

    「おう。小さい子供にはビリビリ程度だが、中学生辺りから凄い。60ぐらいのババァは全然ノーダメだが」
    「触れると痛いのか?」

    「触れるのも触れられるのも両方だ。つまり、接触自体がダメみたいだ」
    「よくそんなんで女嫌いになってないな」

    「高嶺の花って感じかな?」

    4 = 2 :

    「高嶺の花って感じかな?」
    「なるほどね。そんな特異体質で健全な心持ちを持ててよかったじゃないか」

    「あぁ!」

    ~~翌日~~

    「おい! 鈴木! 合併ってなんだよ!?」
    「あぁ、うちの高校…女子高と合併みたいだな」

    5 = 2 :


    「ぬああああああ! いみわかんねぇよ! 俺に死ねというのか!?」
    「落ち着けって」

    「と…とりあえず反対デモに参加してくる」
    「残念だが、反対しても上位勢力に消されるだけだぞ?」

    「なんでだよ!?」
    「そりゃ、考えてみろ…」

    6 = 2 :

    「え?」
    「男子校で女っ気の無い校舎に……お嬢様達と共に勉強出来る日が来るんだぜ?」

    「貴様ぁぁぁぁ!! 不純だぁぁ!!」
    「普通だ! つまり反対デモ等した瞬間てめぇとは敵同士になる」

    「どうすりゃいいんだ…学校やめなきゃいけないのか…もう新学期はもうすぐだぞ?」
    「まぁ、最後の男子高生活を楽しめばいいんじゃないか?」

    7 :

    巧妙な男の娘スレ

    9 = 2 :

    「……と、とりあえず…女の子との接触を回避する方法を考えればいいんだな」
    「そうだな。俺もできるだけ協力してやるよ」

    「ありがとう! 我が友よ!」


    ~そしてやってきた新学期~

    10 :

    友に触ったら電撃が走ってこいつ女だったのか、って展開じゃないのかよ

    11 = 2 :


    「……さて……女ばっかじゃねぇか!!」
    「おぉ…いい眺めじゃねぇか。さてクラス分けだな。あの掲示板に貼り出されているらしい」

    「ああああ…鈴木…見てきてくれ」
    「なんで鈴木なんだよ。俺鈴木じゃねぇし…まぁ女の群れも多いし…ちょっくら見てきてやるよ」

    ……そして

    12 = 2 :

    「スズキぃ!! 同じクラスだなぁ!! やったなぁ!」
    「そんなに喜ぶな…おい…勘違いされる」

    「休憩時間は一緒に連れションな!!」
    「待て、やめろ大声やめろ! 向こうの女子に勘違いされる…」

    ……教室

    13 :

    ほう

    14 = 2 :

    「…みんなよそよそしいな」

    「。まぁな。男子は男子でグループが出来上がっていた。そこに突然女の群れだ」

    「……でもこれは安心だな」
    「というと?」

    「男と女が打ち解けていないからイコール接触が減るということだ」
    「まぁそういうことだね。てか開始早々打ち解ける訳ないしな」

    15 = 2 :

    「さて……俺の席は」


    「女子に…囲まれてる…オワタ」


    ……

    16 = 2 :

    ……

    先生「さて、委員会を決めようと思う。立候補式を採用すればいいんだろ?」

    「…(これが四面楚歌ってやつか…逃げ場があらへん)」

    関西「…なぁなぁ」チョンチョン

    「!!!!!!!!?????????」ガタン

    バッタン

    「……」ビクビクビク

    17 = 2 :

    西「!!? 大丈夫?? 怪我あらへん!?」

    「…!! び…びっくりしただろ!! …いきなり」

    先生「もちつけ」

    「…ハァハァ。突然呼ぶのは…やめてほしいぜ」

    関西「えーっと…普通に呼んだきがするんやけどね…」

    18 :

    ぼくのムスコも漏電しそうです><

    19 = 2 :

    「あ…で、何?」
    関西「いや…委員会なにするんかなと思って」

    「どうして俺に…聞く(ようやく動機が治まってきた)」
    関西「んなん誰でもええやんか、位置的に話しかけやすかったし」

    「そうか……そうだな」
    関西「で、何にするん?」

    20 :

    ほう

    21 = 2 :

    「そんなの……図書委員に決まってる」
    関西「なんでなん?」

    「楽そうだから(男女の肉体的接触がすくなそうだからな)」
    関西「ええ考えやな。うちもそうしようかな」

    「ダメだ!」
    関西「つれへんなぁ~」

    「おすすめはあれだ、クラス委員長」

    22 = 2 :

    関西「そんなんウチ向いてへんわ! やっぱ図書委員やな」

    「がんばれいいアイデアだ! 保健委員ながら応援するぞ」

    関西「保健委員言ってへんかったやん!」

    23 :

    嫌いじゃない

    24 = 2 :

    「あとさ、後ろから呼ぶとき」
    関西「なんや?」

    「ボールペンノックでお願いします」

    関西「…なんで?」

    「お願いします」

    関西「…わ、わかったわ」

    25 = 1 :

    …そして


    先生「じゃあ図書委員は、関西女と男で決まり、で…次は体育委員…」


    「……(どうして後ろの女と同じ委員なんだよぉぉ)」

    「…(どう考えても接点をもっちゃいけないだろうJK)」

    「……(しょうがない。出来るだけ存在力を消して…関わられないキャラになる
    か)」

    26 = 1 :

    「図書委員か、無難だな。俺は生活委員を選んだよ」
    「よかったな。俺は今を生きるのがたいへんだ」

    「そうなのか? でも随分と楽しそうに後ろの女子としゃべっていたな」
    「うるせぇ…喋りたくなかった…でも…なぜか…会話が続いた」

    「いや、お前からも会話のボール投げてただろ」
    「え?」

    27 = 1 :

    「…いや、いいんだ。とにかく…接触を減らせばいいだけだろ?」
    「そうだ。会話ではビリビリしないからな」

    「だったら、出来るだけ不自然に女子から離れるな」
    「それをしたらビリビリなっちゃうじゃん」

    「違う。完全にコミュニケーションを取るなということじゃない」
    「…疎遠以上友達以下…ってことか?」

    28 = 1 :

    「そうだ! それがお前にとって一番大事なキーワードだ」
    「ほう」

    「まぁ簡単に説明したら、グループとか組む時とか普通に女子とも会話できる
    が、休日一緒に集まったり、放課後一緒に帰らないレベル」
    「なるほど、そいつはいい考えだ。それを守るよ」

    29 :

    自分に電撃が走るのかよ……俺の期待を返せ

    30 = 1 :

    ……そして


    「さーってと……帰ろ」ドンッ
    先輩「きゃっ…」

    「ふぬうああああああ」ビリビリ
    先輩「…あいたた…大丈夫かな…?君…ん?」

    「…」チーン

    先輩「頭うったの…ねぇ? 大丈夫」ゆさゆさ
    「」ビリビリ

    31 = 1 :

    保健室

    「はっ!」
    先輩「大丈夫…かしら?」

    「ひっ…その、あれ…ここは?」
    先輩「保健室…ごめんなさい…ぶつかって…どこか頭うったのかしら?気を失ってて」

    「だ…大丈夫・・・(ぐっ。まだ胸が痛い)」
    先輩「大丈夫…熱は…」ピトッ

    32 = 1 :

    「っだだだだだだdあ…だいじょおおおおおぶぅぅぅぅ」
    先輩「大丈夫じゃなさそうなんだけど!!」

    「…ははっ。すみませんね。あの…その、笑わないで聞いてくださいね」
    先輩「はい」

    「女の人に触れられると凄い電流が走るんです」
    先輩「へぇ…ってええっ!!?」

    33 = 1 :

    「申し訳ないです。嘘じゃないんですよ。なので…触れられると…ダメージが」
    先輩「ご…ごめんなさい…わからなくて…」

    「いえ、大丈夫です。なので…触れてくれなければそれで…」
    先輩「はい…でも何をお詫びすれば」

    「大丈夫ですよ…このこと秘密にしていただければ…それで」
    先輩「ふふっ…男の人と初めて秘密って持った気がする…」

    34 = 1 :

    「んなっ」
    先輩「…でも、本当にごめんなさい。私でよければ何でも協力するからねっ」

    「協力って…」
    先輩「うーんボディーガードとかかな?」

    「触れちゃダメなのに?」
    先輩「あはは…そうだね」

    35 = 1 :

    ……そして数日後


    「図書委員」
    関西「あぁ~そうやったな」

    「はい、図書室で会議みたいです」
    関西「せやな~ウチ漫画ばっかり読むから実は本ってよ~わからへんねん」

    「本は読めたほうがもてるぞ」
    関西「そうなん? 男もそうなん?」

    「いや、俺はそうでもない」
    関西「だったらそのままでええわ」

    36 = 1 :

    「いや、読め。嫌われろ」
    関西「漫画ばっか読みまくって、魅力的な女になったる」

    「そんなことはいいから、さっさと図書室に行くぞ」
    関西「ふぁ~しゃあないなぁ」

    37 = 1 :



    関西「あんさ、」




    「なんでしょう?」

    関西「なんでそんな距離置くん?」

    38 = 1 :

    「えっ? こんなもんだろ?」

    関西「いや、えっ、そういうもんなん?」







    「そうだよ」

    関西「えぇ…」

    39 = 1 :

    会議中

    委員長「さて、これを順番にまわしてください」

    (…やべぇ、前方が女だ。上手く触れないようにプリントを受け取らないと」

    モブ「はい、」

    「あぁ、どうも」


    モブ「あ…あの、なんでそんなに距離を…?」

    「? あぁ、ははっ、遠近法だよw」

    40 = 1 :

    モブ「??(変な人だ…絡まないほうがいいかも)」

    「…ふぅ…」

    関西「……(なんでうちにも距離置くんやろう)」

    41 = 23 :

    いいテンポだ支援

    42 = 1 :

    ……そして


    「さて…帰ろ…」
    関西「かーえろっ!」ポンポン

    「づぅぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁ!!」ビリビリ

    関西「えっ、逃げられた…」

    関西「うち…嫌われてる? なんか…したんかな…」


    ……

    43 = 1 :

    ……


    「ぐぉ…死ぬかと思った…背後から奇襲すんなと…あれほど…」

    先輩「どうしたんですか? 男クン」

    「…いえ、そのぶつかったみたいで…凄く…心臓に痛みが」

    先輩「あらら……痛い痛い飛んでいけする?」

    44 :

    男の娘がヒロインのお話かと思ったのに

    45 = 1 :

    「お断りします!」

    先輩「冗談よ。どう、危なそうだったら一緒に帰る?」

    「いえ、今日はちょっと寄るところあるんで、すみません…」

    先輩「そうね。でも、危なかったらお姉さんにいいなさいよ?」

    「ははっ、それじゃあ帰ります」

    先輩「じゃあね」

    46 = 1 :


    ………

    関西「はぁ……なんか気分悪いわ…」

    DQN「おっ、きみかわうぃーねーwwww」

    関西「な…なんや突然:

    DQN「関西弁やで、こいつww」
    DQN2「なんでやねんやってーなwwww」

    関西「……すみません、他をあたって」

    47 = 1 :

    DQN「wwww すげぇwwww標準語にしたでwwww」

    関西(酒くさっ…昼間から酒とかええ身分やな)

    DQN「なぁなぁ今から一緒に飲みに行こうよwww」

    関西「うち未成年。すみません」

    DQN「じゃあいきなりゴールまでいっちゃう?」

    関西「ふざけんといて! 警察呼ぶで!?」

    48 = 1 :

    DQN「うるせぇぞ」バンッ

    関西「…なにするんよ…」

    DQN「wwww 泣いとるでww」


    「……あれは?」


    ……

    49 :

    シエスタ

    50 = 1 :

    DQN「なぁええやろw おごるからw 高校生は金が無いんやから若さで金作らん
    とw」

    関西「ふざけんといて…もう警察呼ぶ」ピッピッ

    DQN「あほぬかせっ」

    「オイ……」

    DQN「なんやてめぇ? ああw あれかヒーロー気取りのあれやww」


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