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元スレやよい「今度の収録はお泊まりって言って来ました」
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やよい「プロデューサー、それでお仕事はどこに行くんですか?」
P「あぁ…ちょっと遠出になりそうだよ」
やよい「そうなんですか?お泊りの服、これだけで足りますか?」
P「着替えることも、できないよ…」
やよい「??」
そのままプロデューサーは、山のほうまで車を走らせました
P「ついたよ、やよい」
やよい「ここは何処ですか、プロデューサー」
P「富士の樹海って知ってるか?」
やよい「あ、聞いたことあります!先生が怖いところだよって言ってました」
P「怖い、のかな…俺はもう平気だけどな」
やよい「今日のお仕事はここでするんですか?」
P「あぁ、俺にとっても最後のお仕事になりそうだよ」
やよい「え?プロデューサー、お仕事やめちゃうんですか!?」
P「辞めるっていえば、辞めることになるな」
やよい「そ、そんなの嫌ですっ!」
P「じゃあ、やよいも一緒に来てくれないか?今日はその為に二人で来たんだ」
―そのころ765プロ
春香「たたた、大変だよー!」
小鳥「あら、どうしたの春香ちゃん」
伊織「まったくうるさいわねぇ、一々騒がないでよ」
春香「騒がずにはいられないよっ!これ、これ!」ペラッ
千早「手紙?誰の手紙なの?」
亜美「はるるん、ラブレターもらったの?」
真美「今日はお赤飯ですな→?」
春香「違うよっ!よく見て!」
みんなへ
プロデューサーとしてこの仕事を長く務めてきましたが、
俺はどうやら限界のようです…
一人で幾人ものアイドルを掛け持ち、仕事先には頭を下げて
仕事を取りに行って、断られ、頭を下げ、また仕事を取りに行って…
唯一の救いは、みんながステージで輝いてくれることでした
しかし、分からなくなってしまったんです…俺の存在意義が
正直な話、俺で無くても売れているアイドルをプロデュースすることは簡単だし、
社長が新しいプロデューサーを募集すると聞いたとき、俺は色々なことを悟ってしまいました
もう、疲れました 何もかも
最後に、やよいとドライブを、楽しんできます…不甲斐無い俺をお許しください
プロデューサー
できればほのぼのなほうでやり直してほしいが無理強いはしない
お前がこう解釈したならこれでも全然おk
お前がこう解釈したならこれでも全然おk
響「ねぇ、これってどういうこと?」
美希「ハニー、仕事やめちゃうの?」
あずさ「それだけで、済むのかしら…」
貴音「なにやら、とても思いつめている様子が伺えます」
千早「これは…高槻さんと心中、ということかしら?」
伊織「ちょっと!縁起でもないこと言わないでよっ!」
美希「そうだよ!ハニーは、そんなことしないよ!」
小鳥「でも…わざわざ紙に書いたということは…」
「・・・」
―樹海
やよい「プロデューサー、辞めたら、めっ!です!」
P「俺、辞めるなんて選択肢が無かったんだ」
やよい「じゃ、じゃあまだ一緒にいられるんですか?」
P「一緒にいるよ…やよい、ずっと一緒だから」
やよい「ホントですかっ!?うっうー!」
P「………ずっと」
やよい「プロデューサー、早く車から降りて、お仕事に行きましょー!」
P「いや、今日は車の中で仕事をするんだよ」
やよい「車の中?…どうやってお仕事するんですか?」
P「待っててくれ…準備するから」
プルルルル プルルルル プルルルル
春香「だめだ、プロデューサーさん電源切ってるよ」
美希「きっと春香の電話は着信拒否なの!ミキがするのっ」ピッ
春香「ぷ、プロデューサーさんはそんなことしないよっ!」
伊織「やよいのほうも駄目ね…」
小鳥「プロデューサーさんが、行きそうな場所…なんて分からないわよね」
響「自分、プロデューサーの家に行ってくるぞ!」
美希「あ、響!抜け駆けは駄目なの」
伊織「そうだ、やよいの家にっ!」
真「ボクもいくよ」
小鳥「あたしは、各仕事先に連絡してみるわ」
千早「私も手伝います」
あずさ「私もお手伝いします」
亜美「こうなったら、名探偵亜美真美が」
真美「兄ちゃん達を絶対に見つけて見せるよ!」
亜美「まず兄ちゃんの手紙…これには情報はなさそうだね」
真美「これじゃ、最悪ただの遺書だよね」
亜美「兄ちゃんの荷物、ほかに何かある?」
真美「仕事の書類と着替えのスーツ…他にめぼしいものはないね」ガサガサ
真美「ややっ!?」
亜美「どーしたんだね真美君っ!」
真美「兄ちゃんのスーツからレシートが出てきたよ!」
亜美「よし、何を買ったのかしらべてみよ→」
真美「ドラッグストアのレシート…お薬買ったみたいだね」
亜美「りっちゃん、この薬って何かわからない?」
律子「ちょっと待ってなさい…」
真美「この間に二つ目…ホームセンターかな」
亜美「なになに…ほにゃららずみ?」
真美「むー、この漢字、なんて読むんだっけ?」
春香「これって…練炭?」
亜美「それそれ!れんたん!」
真美「でも、れんたんって何に使うの?」
春香「え、練炭ってもしかして?」
律子「この薬は、睡眠薬のようね…そして練炭でしょ?決まりじゃない」
全く関係無いけど震災直後のガソリン待ちの列で
寒さを凌ぐ為に車の中で練炭炊いて死んだ爺さんがいたな
寒さを凌ぐ為に車の中で練炭炊いて死んだ爺さんがいたな
亜美「つまり、どういうことなの律っちゃん?」
律子「プロデューサーは、練炭自殺をしようとしているのよ」
真美「練炭自殺?」
春香「密室で、練炭を炊いて一酸化炭素中毒でしたっけ?」
律子「そ、中毒になって最終的に死ぬわね」
亜美・真美「な、なんだってー!」
律子「でも、死ぬための手段なんて今はどうでも良いじゃない」
律子「分かることといったら、死ぬ場所が車の中とかそういう密室の空間ってことでしょ」
亜美「でも車の中なんていったら…」
真美「何処にでもいけちゃうっしょ!」
律子「そうよね…不味いわね」
―やよい家
長介「お兄ちゃんとお姉ちゃん?帰ってきてないよ?」
伊織「そ、そんな…」
真「どこに行くかって、言ってなかった!?」
長介「分かんない…でもお泊りの着替えを持っていってたよ?」
伊織「着替え…でもそんなんじゃ…!」
真「プロデューサーの家にいることを信じよう、伊織」
伊織「やよい…プロデューサー…」
―プロデューサー宅
響「鍵がかかってるぞ」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
美希「押しても出てこないの…」
ドンドンドン
響「おーい!プロデューサー、やよいー!」
美希「ハニー!ハニー!」
ドンドンドン
響「頼むから出てきてくれー!」
美希「ハニー!ミキだよー!開けて欲しいのー!」
プルルルル プルルルル プルルルル
雪歩「真ちゃんからだ!」ピッ
雪歩「もしもし、真ちゃん?」
真「雪歩、やよいの家にはいなかったよ…プロデューサーの家は?」
雪歩「まだ二人から連絡は来てないよ?」
春香「私、電話してみるね」ピッ
真「そうか…」
雪歩「分かったことは何かない?」
真「んー、やよいが外泊のために着替えを持っていったらしいんだけど…」
雪歩「着替え?」
真「でも、それだけじゃあ検討付かないよね…」
律子「そうね…残念だけど、それで特定は無理ね」
真「そうか…」
ピッ
春香「プロデューサーさんの家にもいないって…」
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