私的良スレ書庫
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元スレお嬢様「誰か無性に踏みたい」
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男「ちっくしょ! 片づけたいのは山々だけどそれどころじゃねえ!」カチャカチャ
男(入れるだけ入れて玄関で待ってもらうしかないか。あーもう、昨日今日と――よし開いた!)ガチャ
男「おい、開けたぞ! 大丈夫……か……?」
お嬢様「……ううん、大変よ男君。今冷静に考えたら、この位置からエレベーターはまったく見えなかったの」
男「………………」パクパク
お嬢様「ふふ、どうだった? 迫真の声だったでしょ。なにを隠そう、前の学校では演劇部にいたのよ」
男「………………」パクパク
お嬢様「それより長時間外にいたせいで寒いわ。至急温かな飲み物なんかを用意してくれると、好感度が急上昇――」
男「――か」
お嬢様「……男君?」
男「……帰りやがれ」ギリギリ
男(入れるだけ入れて玄関で待ってもらうしかないか。あーもう、昨日今日と――よし開いた!)ガチャ
男「おい、開けたぞ! 大丈夫……か……?」
お嬢様「……ううん、大変よ男君。今冷静に考えたら、この位置からエレベーターはまったく見えなかったの」
男「………………」パクパク
お嬢様「ふふ、どうだった? 迫真の声だったでしょ。なにを隠そう、前の学校では演劇部にいたのよ」
男「………………」パクパク
お嬢様「それより長時間外にいたせいで寒いわ。至急温かな飲み物なんかを用意してくれると、好感度が急上昇――」
男「――か」
お嬢様「……男君?」
男「……帰りやがれ」ギリギリ
お嬢様「え、え、どうしたの? ……やだ、ちょっと茶目っ気出しただけじゃない?」
男「……っざけんなてめえ。冗談でもやっていいことと悪いことがあんだろが」
お嬢様「……なによその口の利き方。あなた、自分の立場ってものが」
男「あー、もう、どうでもいい」
お嬢様「なん……ですって?」
男「知らなかった。人間、心底怒ると頭が返ってスッキリすんだな。全部が全部アホらしくなった」
お嬢様「強がっても無駄だってことがわからないの? あなたの写メールが」
男「どうぞご自由に。バラ撒くなりネットに載せるなり勝手にしてくれ」
お嬢様「…………なっ!」ギリ
男「金輪際おまえの顔は見たかねえ。声も聞きたくねえ。欲を言えば、存在すら知りたくなかった」
お嬢様「……無礼者! 私に向かってよくもそんな」
男「……何様だよ、おまえは」バタムッ
男「……っざけんなてめえ。冗談でもやっていいことと悪いことがあんだろが」
お嬢様「……なによその口の利き方。あなた、自分の立場ってものが」
男「あー、もう、どうでもいい」
お嬢様「なん……ですって?」
男「知らなかった。人間、心底怒ると頭が返ってスッキリすんだな。全部が全部アホらしくなった」
お嬢様「強がっても無駄だってことがわからないの? あなたの写メールが」
男「どうぞご自由に。バラ撒くなりネットに載せるなり勝手にしてくれ」
お嬢様「…………なっ!」ギリ
男「金輪際おまえの顔は見たかねえ。声も聞きたくねえ。欲を言えば、存在すら知りたくなかった」
お嬢様「……無礼者! 私に向かってよくもそんな」
男「……何様だよ、おまえは」バタムッ
友達がやってもこじれることがあるのに嫌いな奴ならなおさらだろ。
海外のドッキリでは結構あるけどよくできるなと思うよ。
海外のドッキリでは結構あるけどよくできるなと思うよ。
>>163
お巡りさんこいつです
お巡りさんこいつです
お嬢様「ちょ……本気なの!? あなた、本当に破滅させるわよ!」ドンドン
ドア「――――」シーン
お嬢様「な、なんなのよ、ちょっとからかっただけで、度量が狭すぎるわ」
お嬢様(……って、私なにムキになって。別に構わないじゃない、ただの暇潰しのつもりだったんだから)
お嬢様「そうよ、後悔なさい。私に逆らった人はみんな――ウグッ!?」ガクン
お嬢様(かっ、はっ、い……きがっ! な、なんでまた急に、い、いつもより、きつ……ぅ!)
お嬢様「……ぐ、ごほっ! げほっ! ごほっ!」
お嬢様(け、携帯! ……く、車の中だ。戻る余裕は? 無理、とても、ない)ヒューヒュー
お嬢様「イ、インターフォン……くらいなら……」ググ
お嬢様(って、なんて言って、助けを求めるのよ?)
お嬢様「男く……ん、本気で……怒ってたっぽい……しな」ゼーゼー
お嬢様(これは、本当、ダメ、かも。……意識が、遠く)ドサッ
お嬢様「……こ、こんな終わり……方も、私、みたいなのに……はっ……お似あ……――――」ガクッ
ドア「――――」シーン
お嬢様「な、なんなのよ、ちょっとからかっただけで、度量が狭すぎるわ」
お嬢様(……って、私なにムキになって。別に構わないじゃない、ただの暇潰しのつもりだったんだから)
お嬢様「そうよ、後悔なさい。私に逆らった人はみんな――ウグッ!?」ガクン
お嬢様(かっ、はっ、い……きがっ! な、なんでまた急に、い、いつもより、きつ……ぅ!)
お嬢様「……ぐ、ごほっ! げほっ! ごほっ!」
お嬢様(け、携帯! ……く、車の中だ。戻る余裕は? 無理、とても、ない)ヒューヒュー
お嬢様「イ、インターフォン……くらいなら……」ググ
お嬢様(って、なんて言って、助けを求めるのよ?)
お嬢様「男く……ん、本気で……怒ってたっぽい……しな」ゼーゼー
お嬢様(これは、本当、ダメ、かも。……意識が、遠く)ドサッ
お嬢様「……こ、こんな終わり……方も、私、みたいなのに……はっ……お似あ……――――」ガクッ
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
(;; (´・:;⌒)/
(;. (´⌒` ,;) ) ’
( ´・ω((´:,(’ ,; ;'),`
( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
\/___/
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
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お嬢様「……う……ん」モゾ
お嬢様(……暗、い?)
???「おや、気づかれましたかな?」
お嬢様「セバ……ス。……そこに、いるの?」
お嬢様(……もう、苦しくない)
セバス「はい、左様でございます。抱えられているお嬢様を見た時は、正直肝を冷やしました」
お嬢様「……そう、ありがとう。命拾いしたわ――ってここは、どこなの?」
セバス「それはその、男殿のご自宅でございますな」
お嬢様「……え?」
お嬢様(そういえばセバス、今抱えられてって……)
セバス「あの少年がぐったりしたお嬢様を抱き抱えて外に飛び出してきたのですよ。おかげで処置が間に合いました」
お嬢様「処置……それはつまり……」
セバス「……はい。……踏まれて、いただきました」
お嬢様(……暗、い?)
???「おや、気づかれましたかな?」
お嬢様「セバ……ス。……そこに、いるの?」
お嬢様(……もう、苦しくない)
セバス「はい、左様でございます。抱えられているお嬢様を見た時は、正直肝を冷やしました」
お嬢様「……そう、ありがとう。命拾いしたわ――ってここは、どこなの?」
セバス「それはその、男殿のご自宅でございますな」
お嬢様「……え?」
お嬢様(そういえばセバス、今抱えられてって……)
セバス「あの少年がぐったりしたお嬢様を抱き抱えて外に飛び出してきたのですよ。おかげで処置が間に合いました」
お嬢様「処置……それはつまり……」
セバス「……はい。……踏まれて、いただきました」
間違えたwww
カサカサカサじゃなくて、wwwだったwwwwwつい癖で。
カサカサカサじゃなくて、wwwだったwwwwwつい癖で。
>>182
こんなところにゴキブリがいる!!!!!
こんなところにゴキブリがいる!!!!!
――回想
男「……それは、本気で言ってるのか?」
セバス「……左様でございます」キリッ
男「こいつが実は死んだふりをしていて、あまつさえあんたと共謀してからかっているのではなく?」ジト
セバス(むぅ、血相を変えて助けようとしてくれた割には疑い深いですな)
セバス「これは誰にも知らせないでいただきたいのですが、お嬢様は十二歳の時より未知の難病を患っているのです」
男「……難病ってどんな?」
セバス「フィート・デュラビリティ症候群。発作が起きた時に誰かを踏まずにはいられなくなる恐ろしい病です」
男「……実際、あの状態を目にしなければ腹を抱えて笑っているところなんだが」
セバス「お気持ちはお察しします。が、そのまま放置しておくと、過呼吸と横隔膜の痙攣をもたらし、最悪の場合は死に至ります」
男「つまり、現在進行形で俺が尻に敷かれていることにも、ちゃんと意味があるわけだな?」
セバス「もちろんですとも。その証拠に、先ほどより呼吸が随分と落ち着いてきております」
男「……不可抗力的なDVとかタチ悪すぎだ。治す方法ってないのかよ」
男「……それは、本気で言ってるのか?」
セバス「……左様でございます」キリッ
男「こいつが実は死んだふりをしていて、あまつさえあんたと共謀してからかっているのではなく?」ジト
セバス(むぅ、血相を変えて助けようとしてくれた割には疑い深いですな)
セバス「これは誰にも知らせないでいただきたいのですが、お嬢様は十二歳の時より未知の難病を患っているのです」
男「……難病ってどんな?」
セバス「フィート・デュラビリティ症候群。発作が起きた時に誰かを踏まずにはいられなくなる恐ろしい病です」
男「……実際、あの状態を目にしなければ腹を抱えて笑っているところなんだが」
セバス「お気持ちはお察しします。が、そのまま放置しておくと、過呼吸と横隔膜の痙攣をもたらし、最悪の場合は死に至ります」
男「つまり、現在進行形で俺が尻に敷かれていることにも、ちゃんと意味があるわけだな?」
セバス「もちろんですとも。その証拠に、先ほどより呼吸が随分と落ち着いてきております」
男「……不可抗力的なDVとかタチ悪すぎだ。治す方法ってないのかよ」
セバス「過去に治った例が少数あるにはあるのですが」
男「はっきりとしたことは、わからないってわけか」ハァ
セバス「残念ながら」
男「今思ったんだけど、あんたが踏まれればよくね?」
セバス「出来ればそうして差し上げたいのですが、踏まれるためには色々と条件があるようでして」ポリポリ
男「……嫌過ぎる資格だ。発作の周期はどんなもんなんだ?」
セバス「それがその、一週間から二週間くらいだったはずのですが」
男「……あのさ、こんなことを確認するのも苦痛なんだが、俺は昨日ちゃんと踏まれたよな?」
セバス「はい、完膚無きまでに。私があのような目に遭わされたら立ち直れませんな」
男「……てめ、他人事だと思いやがって。……まあいい、でもそれが、なんだってこういう状況に陥るんだ?」
セバス「これは憶測ですが、過度のストレスに晒されたのでは」
男「ストレスだぁ? ちゃんと根拠はあるのか?」
セバス「発病の時に、そうしたことが重なりましたので、あながち無関係でないかと」
男「はっきりとしたことは、わからないってわけか」ハァ
セバス「残念ながら」
男「今思ったんだけど、あんたが踏まれればよくね?」
セバス「出来ればそうして差し上げたいのですが、踏まれるためには色々と条件があるようでして」ポリポリ
男「……嫌過ぎる資格だ。発作の周期はどんなもんなんだ?」
セバス「それがその、一週間から二週間くらいだったはずのですが」
男「……あのさ、こんなことを確認するのも苦痛なんだが、俺は昨日ちゃんと踏まれたよな?」
セバス「はい、完膚無きまでに。私があのような目に遭わされたら立ち直れませんな」
男「……てめ、他人事だと思いやがって。……まあいい、でもそれが、なんだってこういう状況に陥るんだ?」
セバス「これは憶測ですが、過度のストレスに晒されたのでは」
男「ストレスだぁ? ちゃんと根拠はあるのか?」
セバス「発病の時に、そうしたことが重なりましたので、あながち無関係でないかと」
お嬢様「……そ、事情を話したのね」
セバス「おそれながら、あの少年には事情を知る資格があるかと」
お嬢様「うん、それはわかってる。……わかってるけど」
お嬢様(……幻滅されたかな。誰かを踏まずにはいられなくなる。本当に変態よね)
お嬢様「ねえ、セバス。私なんで、こんな病気になってしまったのかしら」
セバス「……お嬢様、それは」
お嬢様「みんなに迷惑かけて、嫌われて、狂った振りまでして、もう、疲れちゃった」グスン
セバス「……そのような弱気なことを仰らずに。信ずれば必ずいつか病が治る日が」
お嬢様「それっていつ?」
セバス「……それは」
男「ったく、らしくなくしおらしいじゃねえか」
セバス「おそれながら、あの少年には事情を知る資格があるかと」
お嬢様「うん、それはわかってる。……わかってるけど」
お嬢様(……幻滅されたかな。誰かを踏まずにはいられなくなる。本当に変態よね)
お嬢様「ねえ、セバス。私なんで、こんな病気になってしまったのかしら」
セバス「……お嬢様、それは」
お嬢様「みんなに迷惑かけて、嫌われて、狂った振りまでして、もう、疲れちゃった」グスン
セバス「……そのような弱気なことを仰らずに。信ずれば必ずいつか病が治る日が」
お嬢様「それっていつ?」
セバス「……それは」
男「ったく、らしくなくしおらしいじゃねえか」
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